JP3618820B2 - 往復動工具のシャフト支持装置 - Google Patents

往復動工具のシャフト支持装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、のこ刃やヤスリ等の研切削具を圧縮空気またはモ−タによって軸方向に案内する往復動工具のシャフト支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、のこ刃やヤスリ等の研切削具を圧縮空気またはモ−タにより往復動させる往復動工具には多種多様のものがあり、特に駆動源からの往復動を研切削具に伝達するシャフトとしては、例えば、特開昭60−106701号がある。即ち、図1に示す如く、図示しないハウジング内に設けたシリンダ(図示せず)内を往復動するピストン(図示せず)の軸方向中心に突出させて取付ける駆動用シャフト1は、後方に該ピストン連結用の小径のねじ部1aを設けてある。前記ハウジングの先端部材3に設けてある貫通部分に、摩擦防止用のスリ−ブベアリング2a、キャップシ−ル2b、オイルシ−ル2cが嵌装され、該シャフト1を支持する先端部材3は、ハウジングの先端に取付ねじ4(図面上、4隅部に取付ける4本の内の1本を示す)により固着されている。
【0003】
先端部材3の前面上方には、水平に形成した延出部3aの下面にはスライド溝6、6を下向きに左右対称に開口させたガイドホルダ5をねじ6aで固着する。このガイドホルダ5には、先端に2分割部7a、7aを有し、六角穴付固定ボルト8により前記シャフト1の先端に設けた小径部1cを嵌合して固着させた筒状チャック部材7の板状ガイド部7bが摺動自在に嵌合されている。このチャック部材の2分割部7a、7aの外周に締付バンド9を装着し、該バンド9の両折曲げ突合せ端どうしを締付ねじ10で締付けると、のこ刃等の研切削具11の後端に設けた後部片12が、前記2分割部7a、7a間に強く挟持され、且つ、該後部片の後端はシャフト1の先端に設けた位置決め穴1bに収納されて正確に位置決めされる。更に、先端部材3の延出部3aには金属線材を二つ折りして先端を下向きの逆L字形に折り曲げ、前記のこ刃等11を左右方向から保護するサポ−タ13の基部が取付けられている。
【0004】
このチャック部材7は加工し易いことが必要なことから熱可塑性樹脂材等で形成してあり、該チャック部材のガイド部7bがガイドホルダのスライド溝6、6内を軸方向に往復動する場合、摩擦抵抗による磨耗が激しいためチャック部材7は一定期間ごとに交換する消耗部品とされている。このガイド部7bが磨耗すると、該ガイド部7bとガイドホルダのスライド溝6、6との間に隙間が生じてチャック部材7が往復動する際に左右に揺動し、該シャフト1に連結してあるのこ刃等の研切削具11が左右に揺れながら軸方向に案内されるため被加工物に正確な切削作業を行なうことが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、消耗部品であるチャック部材7が磨耗して交換する場合、まず、チャック部材7の後部に嵌合して取付けた駆動用シャフト1の先端に、固着してある固定ボルト8を弛めて取外す。ついで、チャック部材の先端に設けた2分割部7a、7a内にのこ刃等の後部片12を挟持し、その外周に装着させた締付バンド9の両折曲げ突合せ端を締付けた締付ねじ10を弛めて研切削具11を取外さなければならなかった。このように、チャック部材7の前部に装着した締付バンド9の着脱や、該チャック部材の後部にシリンダの先端を固着させる固定ボルト8の着脱等に手間がかかった。また、新たなチャック部材を連結するには今迄の手順を逆さに行なわなければならず、連結作業を終了する迄の中断時間が長くなってしまい極めて非能率的であった。その上、消耗部品であるチャック部材7は、先端に2分割部7a、7aを設けると共に上面に板状ガイド部7bを一体に形成してあるため、製造加工が複雑となって必然的に製造コストが高くなるという欠点を有していた。
本発明は、シャフトと該シャフトを軸方向に案内するガイドとを別体に形成し、該ガイドのみの交換を可能にして作業能率を向上させることを目的とする。
0006
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(42)を有するシャフト(41)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けたシャフト(41)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(50)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(43)に着脱自在に設け、前記シャフト(41)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(43)に設けたガイド(50)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(50)の上面中央に凹部(53)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(52)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、前記ガイド(50)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(43)の外径と、前方に位置する該研切削具の取付部(42)外周に挟持するカラ−(57)の外径よりガイド(50)の貫通孔(51)の内径を大きく形成し、前記ガイド(50)と前記取付部近傍(43)には、ガイド(50)とシャフト(41)が互いに回転しないように取付部近傍(43)の下部に設けたボルト孔(44)と、ガイド(50)の下部に設けたボルト孔(54)とを合致させて固定ボルト(56)で固定してあることを特徴とする。
請求項2の発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(62)を有するシャフト(61)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けたシャフト(61)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(70)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に着脱自在に設け、前記シャフト(61)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に設けたガイド(70)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(70)の上面中央に凹部(72)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(71)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、前記ガイド(70)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(63)の外径と、前方に位置する該研切削具の取付部(62)外周に挟持するカラ−(78)の外径よりガイド(70)の貫通孔(87)の内径を大きく形成し、前記ガイド(70)と前記取付部近傍(63)には、ガイド(70)とシャフト(61)が互いに回転しないように取付部近傍(63)の後部に位置する係止鍔部(64)に設けた係合凹部(65)と、ガイド(70)に設けた係合凸部(73)とを嵌合させると共に、ガイド(70)の下方には内部に貫通孔(87)を形成して両側に夫々半円状に設けた締付部片(74、74)の下端を締着固定してあることを特徴とする
請求項3の発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(22)を有するシャフト(21)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けたシャフト(21)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(30)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(22a)に着脱自在に設け、前記シャフト(21)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(22a)に設けたガイド(30)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(30)の上面中央に凹部(33)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(32)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、前記ガイド(30)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(22a)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(22)外周に挟持するカラ−(37)の外径大きく形成し、前記ガイド(30)と前記取付部近傍(22a)には、ガイド(30)とシャフト(21)が互いに回転しないように取付部近傍(22a)の下部に設けたボルト孔(25)と、ガイド(30)の下部に設けたボルト孔(34)とを合致させて固定ボルト(36)で固定してあることを特徴とする。
請求項4の発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(62)を有するシャフト(61)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けたシャフト(61)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(70)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に着脱自在に設け、前記シャフト(61)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に設けたガイド(70)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(70)の上面中央に凹部(72)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(71)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、前記ガイド(70)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(63)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(62)外周に挟持するカラ−(78)の外径大きく形成し、
前記ガイド(70)と前記取付部近傍(63)には、ガイド(70)とシャフト(61)が互いに回転しないように取付部近傍(63)の後部に位置する係止鍔部(64)に設けた係合凹部(65)と、ガイド(70)に設けた係合凸部(73)とを嵌合させると共に、ガイド(70)の下方には内部に貫通孔(87)を形成して両側に夫々半円状に設けた締付部片(74、74)の下端を締着固定してあることを特徴とする
請求項5の発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(82)を有するシャフト(81)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けたシャフト(81)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(90)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(83)に着脱自在に設け、前記シャフト(81)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(83)に設けたガイド(90)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(90)の上面中央に凹部(94)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(93)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、前記ガイド(90)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(83)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(82)外周に挟持するカラ−(96)の外径大きく形成し、
前記ガイド(90)と前記取付部近傍(83)には、ガイド(90)とシャフト(81)が互いに回転しないように取付部近傍(83)に設けた軸線方向の凹溝(85)と、ガイドの貫通孔(91)の下部内側に設けた凸条(92)とを係合させて、前記カラー(96)の後面で前記ガイド(90)を前記取付部近傍(83)の後部に設けた係止鍔部に押付けて固定してあることを特徴とする
請求項6の発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(103)を有するシャフト(101)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けたシャフト(101)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(111)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(103a)に着脱自在に設け、前記シャフト(101)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(103a)に設けたガイド(111)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(111)の上面中央に凹部(114)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(113)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、前記ガイド(111)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(103a)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(103)外周に螺合する締付筒(108)の外径大きく形成し、前記ガイド(111)と前記取付部近傍(103a)には、ガイド(111)とシャフト(101)が互いに回転しないようにシャフト(101)の先端に設けた大径の係止鍔部(102)を介して設けた取付部(103)の先端に十字状の割溝を設けたチャック部(104)を設け、この係止鍔部(102)に設けた係合凹部(106)とガイドに設けた係合凸部(115)とを係合し、前記チャック部の外周に設けたねじ部(105)に、内面にねじ溝(109)を有した締付筒(108)を締め付けて固定してあることを特徴とする
【0007】
【作用】
圧縮空気またはモ−タによりシャフトを往復動させて研切削する往復動工具の該シャフトの先端に設けた取付部に、該取付部と別体に形成して上部にガイド部を具えたガイドを着脱可能に取付けてあるので、ガイドのみの交換が可能となる。前記シャフトが支持されるシリンダヘッドの一端に取付けたガイドホルダによって軸方向に案内されるガイドの上面中央に設けた凹部により該ガイドホルダに2点支持されるため上面部分が多少磨耗しても該ガイドは左右に揺動することなく前後動する。軸方向に最大突出させたシャフトの取付部に装着したガイドは、シリンダヘッドの外周面に装着したカバ−の下端開口内に位置するので、該ガイドのみの脱着が容易となる。ガイドを固定する取付部近傍の外径よりも前方に位置する取付部の外周に取付けたカラ−の外径を大きく形成してあるのでガイドの脱出を該カラーによって防止することができる。さらに、ガイドに設けた貫通孔の内径をカラ−の外径より大きく形成してあれば、カラ−を取外すことなく取付けたままガイドのみを取外して交換することができる。
【0008】
【実施例】
本発明を以下の実施例の図面に基づいてそれぞれ説明する。
図2〜4は第1実施例のシャフト支持装置を示したもので、筒状に形成した長尺のシャフト21の先端にやや大径の取付部22を一体に形成し、該取付部の先端には上下方向にすり割状の切溝部23を設けてある。取付部22の側面には前記切溝部23に達する複数のねじ孔24を設け、また取付部の後部側の取付部近傍22aの下部にボルト孔25を形成してある。この取付部近傍22aに挿通させる第1のガイド30には、取付部22が挿通できる貫通孔31を設けてあり、該ガイド30の上部に平面ガイド部32を形成してある。このガイド部32の上面中央には凹部33を形成して2つのスライド面19、19を設け、各スライド面の内側端に夫々縁部19a、19bを設けて、該ガイド部32が後記するガイドホルダ27に2点支持しながら軸方向に前後動するようにしてある。また、ガイド30の下部には前記貫通孔31に連通させたボルト孔34を設けてある。
【0009】
第1のガイド30は、シャフト21の先端に設けた取付部22に挿通させて取付部近傍22aの下方に設けたボルト孔25と該ガイド30のボルト孔34とを合致させて下方から固定ボルト36を螺合させて固着してある。取付部22の先端に設けた切込溝内に研切削具を取付けると共にその外側に取付ける第1のカラ−37には、取付部22の側面に設けたねじ孔24と合致する位置にねじ孔38を設けてあり、各ねじ孔に止ねじ39を螺合して該カラ−37を取付部22に固着させると共に前記のこ刃等の研切削具を固定してある。ガイド30の後面は、前記シャフト21に設けた取付部近傍22aの基端と同一面に位置させてあり、該ガイド30の前面は、取付部22の外周に固定させるカラ−37の後端を当接させてある。そのため、該ガイド30は前方には移動せず、取付部近傍22aに下方から固定ボルト36で固着して該ガイド30の円周方向への回転を防止している。
【0010】
40は往復動工具の一部を構成すると共に、シャフト21を支承するシリンダヘッドで、該シリンダヘッドの前方上部に設けた延出部40aの下面には、前記ガイド30を案内するため両側を下方に折曲げた側部片27a、27aを有したガイドホルダ27を下方から固定ねじ16で取付けてある。延出部40aの前方に位置して取付ける金属線材からなるサポ−タ26の後端は、延出部40aの上面に設けた掛止溝40bに掛止させて上方から固定片26aをねじ17で固定してある。28は前記サポ−タ26の内側に位置させて前記取付部22の切溝部23に取付けるのこ刃やヤスリ等の研切削具である。29は往復動工具の先端に取付けるカバ−で、ゴムや合成樹脂材等の柔軟材で形成してあるため振動や外的衝撃を吸収できて下方には下部開口29aを形成してあり、先端下部には斜状に切欠いた切欠部29bを設けてある。第1のガイド30は取付部近傍22aに下方から固定ボルト36で固定し、取付部22の外周に挿通して固定するカラ−37の後端は該ガイド30の前面に当接し、取付部の切溝部23内に挿通させた研切削具28の後部を止ねじ39で側面から圧着固定する。止ねじ39はカラ−37のねじ孔に螺着すると、その頭部はねじ孔38内に収容されて該カラ−の外周には突出しないようにしてある。
【0011】
第1のガイド30を取外す場合、シャフト21を往復動工具の軸方向の最先端に位置させると、カラ−37はカバ−29の外側に位置するため、止ねじ39を弛めてから外せば取付部22から取外すことができる。ついで、カバ−29の下部開口29aの下方に位置する固定ボルト36を弛めてから取外せば、該ガイド30は取付部近傍22aから前方に移動させて取外すことができる。この場合、カラ−37の外径よりガイド30の貫通孔31の内径をやや大きく形成してあれば、いちいちカラ−37を取外すことなくガイド30を取外すことができる。取付部近傍22aに取付けるガイド30は、ボルト孔25、34に下方から固定ボルト36を螺合して該ガイド30の前後方向への移動と周方向への回転を防止している。また、該ガイド30の平面ガイド部32の上面中央に凹部33を設けることにより形成したスライド面19、19の内側の縁部19a、19bがガイドホルダ27に2点支持しながら前後動するため、ガイド部32が多少磨耗しても該ガイド30の左右への揺れを防止し、正確に切削作業を行うことができる。2点支持による揺れ止め機能は、第1のガイド30だけでなく、第2、3、4、5のガイドにおいても同様の効果を有している。
さらに本発明は、先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具の取付部を有するシャフトを圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、前記研切削具を取付けた取付部にカラ−を取付けると共に、シャフトが支持されるシリンダヘッドの一端にガイドホルダを設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイドを取付部近傍に取付けて下方から固定ボルトで着脱自在に取付けたものである。
【0012】
図5、6は第2実施例のシャフト支持装置を示すもので、筒状に形成した長尺な第2のシャフト41の先端に形成した取付部42の後部側に、やや大径な取付部近傍43(取付部に取付けるカラ−の外径よりやや大径)を一体に形成してある。該取付部近傍43の下部にはねじ孔44を設け、また、取付部42には上下方向にすり割状の切溝部45を先端から形成し、該取付部の側面には前記切溝部45に達するねじ孔(図示せず)を設けてある。
50は大径な取付部近傍43の外周に取付けた第2のガイドで、該ガイド50には前記取付部近傍43を挿通する貫通孔51を形成し、該貫通孔の上部には平面ガイド部52を一体に設けてある。このガイド部52の上面中央には凹部53を設け、さらに前記貫通孔51の下方には取付部近傍43に設けたボルト孔44と合致するボルト孔54を形成し、両ボルト孔を合致させて固定ボルト56で固着して該ガイド50を固着してある。57はシャフト41の取付部42に取付ける第2のカラ−57で、側面には前記取付部42に設けたねじ穴(図示せず)に合致させるねじ穴58を設けて止ねじ59で固着してある。
【0013】
取付部近傍43に固着させた第2のガイド50を取外すには、シャフト41を往復動工具の軸方向の最先端に移動させてカバ−29の下方に設けた下部開口29a内に位置する固定ボルト56をドライバ−、六角レンチ等を用いて弛めてから取外す。すると、取付部近傍43の外径が取付部42に取付けるカラ−57の外径よりやや大径に形成してあるので、該カラ−57を取外すことなくガイド50を取付部42方向に移動させて取外すことができる。また、他のガイド50を取付けるには、カラ−57を取付部42に取付けたまま該取付部の先端から取付部近傍43に挿通し、ガイドのボルト孔54と取付部近傍に設けたボルト孔44を合致させて固定ボルト56を下方から螺着させることにより、該ガイド50の前後方向への移動および周方向への回転を防止することができる。
【0014】
図7、8は第3実施例のシャフト支持装置を示すもので、筒状に形成した長尺な第3のシャフト61の先端に形成した取付部62の後部側の取付部近傍63を大径(取付部に取付けるカラ−の外径よりやや大径)に形成し、取付部近傍63の後部(シャフト61側)にさらに大径の係止鍔部64を形成してある。この係止鍔部64の前面に係合凹部65を設け、取付部62には先端から上下方向にすり割状の切溝部66を形成し、該取付部の側面には前記切溝部66に達するねじ孔(図示せず)を設けてある。前記取付部近傍63に挿通して取付ける第3のガイド70の上部に形成した平面ガイド部71の上面中央に凹部72を設け、該ガイド部の後面には係止鍔部の前面に設けた前記係合凹部65に嵌合させる係合凸部73を形成してある。このガイド70の下方には両側に夫々半円状に形成した締付部片74、74を設け、その内部に貫通孔87を形成して該締付部片の下端に設けた突合片75、75の中央に穿った穴76にボルト77aを挿通してナット77bで前記締付部片74、74を締付けて固定する。78は前記取付部62に取付ける第3のカラ−で、側面には前記取付部62に設けたねじ孔(図示せず)と合致して設けたねじ孔79に止ねじ80を螺合して取付けてある。
【0015】
第3のガイド70の貫通孔87はシャフト61の取付部62に取付けたカラ−78を挿通して、取付部近傍63の後部に設けた係止鍔部64に係止させて締付部片74、74を締着固定する。該ガイド70を取外すには、取付部近傍63の外径が取付部62に取付けたカラ−78の外径と略同径に形成してあるため、突合片75、75のボルト、ナット77a、77bを弛めて取付部近傍63に締着した締付部片74、74を弛め、該ガイド70を取付部62方向に移動させて取外すことができる。他のガイドを取付けるには、カラ−78を取付けたまま取付部62の先端から取付部近傍63に挿入し、該ガイドの後面に設けた係合凸部73の前面に設けた係止鍔部の係合凹部65に嵌合させて突合片75のボルト、ナット77を締着して取付け、係合凹部65および係合凸部73は互いに嵌合させることによりガイド70の周方向への回転を防止することができる。この場合、カバ−29の先端下部に設けた切欠部29bの外側に、ガイド70の締付部片の突合片75、75に取付けたボルト、ナット77a、77bが露出して位置するため簡単に弛めることができる。
【0016】
図9〜11は第4実施例のシャフト支持装置を示すもので、筒状に形成した長尺な第4のシャフト81の先端に形成した取付部82の後部側に設けた取付部近傍83の外径を大径(取付部に取付けるカラ−の外径よりやや大径)に形成し、該取付部近傍83の後部(シャフト側)にさらに大径の係止鍔部84を形成してある。この取付部近傍83の下部には軸線方向に凹溝85を設け、上下方向のすり割状の切溝部86を先端から形成した取付部82の側面には前記切溝部86に達するねじ孔(図示せず)を設けてある。第4のガイド90の内部には、取付部近傍83を挿通させる貫通孔91を設け、該貫通孔の下部内側には前記凹溝85と係合する凸条92を設けてある。このガイドの上部に設けた平面ガイド部93の上面中央に凹部94を設けてある。96はシャフト81の取付部82に取付ける第4のカラ−で、その後面で該ガイド90を係止鍔部84に押付け、且つ、該カラ−の側面には前記取付部82に設けたねじ孔(図示せず)と合致するねじ孔97を設けて止ねじ98を螺合して固定してある。
【0017】
第4のガイド90を交換するには、シャフト81を軸方向の最先端に位置させてカバ−29の外部に露出させた第4のカラ−96の側面に装着した止ねじ98を弛めて該カラ−を取付部82から引き抜き、ガイド90を取付部近傍83から前方に移動させて取付部82の先端から引き抜く。ついで、他のガイド90を取付部近傍83に挿通して凸条92を取付部近傍の下面に設けた凹溝85に嵌合させ、該ガイド90の後面を取付部近傍の係止鍔部84に掛止し、該ガイド90の前面を取付部に挿通させたカラ−96で挟着して固定する。この場合、カラ−96とガイド90との間に隙間が生じるのを防止するため、図11に示す如く、スプリングワッシャや波ワッシャ等の座金88を介在させてもよい。この座金88はガイド90とカラ−96との間だけでなく、係止鍔部84とガイド90との間に介在させてもよい。このようにガイドの凸条92と取付部近傍の凹溝85を嵌合させることにより該ガイドの周方向への回転を防止し、且つ、係止鍔部84とカラ−96とでガイドの前後方向への移動を防止することができる。
【0018】
図12〜14は第5実施例のシャフト支持装置を示すもので、筒状に形成した長尺な第5のシャフト101の先端に、大径の係止鍔部102を介して取付部103を連続して形成する。取付部の先端には十字状に割溝を設けてチャック部104を形成し、該チャック部の外周にねじ部105を設け、前記係止鍔部102の前側で且つ前記ねじ部105の後部側に取付部近傍103aを形成してあり、前記係止鍔部102の前面に係合凹部106を設け、該チャック部に螺合する筒状の締付筒108の先端を先細に形成して内面にねじ溝109を設けてある。取付部103に挿通する第5のガイド111には、該取付部103を挿通する貫通孔112を設けてあり、該ガイド111の上部には平面ガイド部113を形成し、該ガイド部の上面中央に凹部114を形成して、該ガイドの後面に係合凸部115を設けてある。
【0019】
第5のガイド111は、取付部103の基端に設けた係止鍔部102の係合凹部106と該ガイド111の後面に設けた係合凸部115を係合させ、前記チャック部104に螺合させた締付筒108により該ガイド111を係止鍔部の前面に押圧して取付けるようにしてある。該ガイド111を交換するには、締付筒108をチャック部104から外した後、該ガイドを前方に移動させてチャック部104から外すことができる。次いで、他のガイド111を取付部の先端から挿通して係合凸部115と係合凹部106とを係合し、さらに、締付筒108を取付部103の外周に設けたねじ溝109に螺合して押圧固定する。該ガイド111を締付筒で挟着固定する場合には、ボルト、ナットを用いることなくチャック部に設けたシャフトの取付部に締付筒を螺合させて取付けてあるので、該締付筒を着脱することにより簡単にガイドを取り外すことができる。さらに、締付筒のガタつきを防止するために締付筒108とガイド111との間に座金(図示せず)を介在させてもよいものである。
【0020】
【発明の効果】
請求項1ないし6の発明は、シャフトとガイドを別体に形成したことにより消耗部品であるガイドの形状が簡素化したため安価となり、ガイドのみを取外すことができるためガイド両端とシャフトを着脱する手間を不要にして磨耗したガイドを交換するための作業の中断時間を短くすることができ、作業能率を一段と向上させることができる。また、ガイドをシリンダヘッドの外周に装着したカバーの下端開口内にその固定手段を位置させるので、カバーを装着したままガイドを取外して交換できる。
請求項1および2の発明は、シャフトの先端に設けた取付部に取付けたカラーの外径が、該ガイドの貫通孔より小さく形成してあるので、該カラーを装着したままガイドを取外して交換することができる。
請求項3ないし6の発明は、シャフトの先端に設けた取付部に取付けたカラーまたは締付筒の外径が、該ガイドの貫通孔より大径に形成したので、ガイドの前方からの脱出を防止する作用を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の往復動工具におけるシャフトとガイド等の要部の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のシャフト支持装置を示し、シャフトの先端に位置させた状態の一部破断した要部破断面図である。
【図3】図2B−B線方向断面図である。
【図4】第1実施例の往復動工具の先端部分の要部を分解した斜視図である。
【図5】第2実施例のシャフト支持装置を示した要部断面図である。
【図6】図5C−C線方向断面図である。
【図7】第3実施例のシャフト支持装置を示した要部断面図である。
【図8】図7D−D線方向断面図である。
【図9】第4実施例のシャフト支持装置を示した要部断面図である。
【図10】図9E−E線方向断面図である。
【図11】ガイドとカラ−との間に座金を取付けた状態の一部破断した側面図である。
【図12】第5実施例のシャフト支持装置を示した要部断面図である。
【図13】図12F−F線方向断面図である。
【図14】第5実施例のシャフト支持装置の分解した斜視図で、ガイドは省略してある。
【符号の説明】
21 シャフト
22 取付部
22a 取付部近傍
23 切溝部
25 ボルト孔
27 ガイドホルダ
28 研切削具
30 第1のガイド
31 貫通孔
32 ガイド部
34 ボルト孔
36 ボルト
37 カラ−
39 止ねじ
40 シリンダヘッド
41 シャフト
42 取付部
43 取付部近傍
50 第2のガイド
52 ガイド部
61 シャフト
62 取付部
63 取付部近傍
64 係止鍔部
65 係合凹部
70 第3のガイド
74 締付部片
75 突合片
81 シャフト
82 取付部
83 取付部近傍
84 係止鍔部
85 凹溝
90 第4のガイド
92 凸条
101 シャフト
102 係止鍔部
104 チャック部
108 締付筒
111 第5のガイド

Claims (6)

  1. 先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(42)を有するシャフト(41)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、
    前記研切削具を取付けたシャフト(41)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(50)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(43)に着脱自在に設け、
    前記シャフト(41)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(43)に設けたガイド(50)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、
    前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(50)の上面中央に凹部(53)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(52)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、
    前記ガイド(50)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(43)の外径と、前方に位置する該研切削具の取付部(42)外周に挟持するカラ−(57)の外径よりガイド(50)の貫通孔(51)の内径を大きく形成し、
    前記ガイド(50)と前記取付部近傍(43)には、ガイド(50)とシャフト(41)が互いに回転しないように取付部近傍(43)の下部に設けたボルト孔(44)と、ガイド(50)の下部に設けたボルト孔(54)とを合致させて固定ボルト(56)で固定してあることを特徴とする往復動工具のシャフト支持装置。
  2. 先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(62)を有するシャフト(61)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、
    前記研切削具を取付けたシャフト(61)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(70)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に着脱自在に設け、
    前記シャフト(61)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に設けたガイド(70)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、
    前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(70)の上面中央に凹部(72)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(71)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、
    前記ガイド(70)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(63)の外径と、前方に位置する該研切削具の取付部(62)外周に挟持するカラ−(78)の外径よりガイド(70)の貫通孔(87)の内径を大きく形成し、
    前記ガイド(70)と前記取付部近傍(63)には、ガイド(70)とシャフト(61)が互いに回転しないように取付部近傍(63)の後部に位置する係止鍔部(64)に設けた係合凹部(65)と、ガイド(70)に設けた係合凸部(73)とを嵌合させると共に、ガイド(70)の下方には内部に貫通孔(87)を形成して両側に夫々半円状に設けた締付部片(74、74)の下端を締着固定してあることを特徴とする往復動工具のシャフト支持装置
  3. 先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(22)を有するシャフト(21)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、
    前記研切削具を取付けたシャフト(21)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(30)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(22a)に着脱自在に設け、
    前記シャフト(21)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(22a)に設けたガイド(30)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、
    前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(30)の上面中央に凹部(33)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(32)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、
    前記ガイド(30)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(22a)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(22)外周に挟持するカラ−(37)の外径大きく形成し、
    前記ガイド(30)と前記取付部近傍(22a)には、ガイド(30)とシャフト(21)が互いに回転しないように取付部近傍(22a)の下部に設けたボルト孔(25)と、ガイド(30)の下部に設けたボルト孔(34)とを合致させて固定ボルト(36)で固定してあることを特徴とする往復動工具のシャフト支持装置。
  4. 先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(62)を有するシャフト(61)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、
    前記研切削具を取付けたシャフト(61)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(70)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に着脱自在に設け、
    前記シャフト(61)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(63)に設けたガイド(70)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、
    前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(70)の上面中央に凹部(72)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(71)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、
    前記ガイド(70)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(63)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(62)外周に挟持するカラ−(78)の外径大きく形成し、
    前記ガイド(70)と前記取付部近傍(63)には、ガイド(70)とシャフト(61)が互いに回転しないように取付部近傍(63)の後部に位置する係止鍔部(64)に設けた係合凹部(65)と、ガイド(70)に設けた係合凸部(73)とを嵌合させると共に、ガイド(70)の下方には内部に貫通孔(87)を形成して両側に夫々半円状に設けた締付部片(74、74)の下端を締着固定してあることを特徴とする往復動工具のシャフト支持装置
  5. 先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(82)を有するシャフト(81)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、
    前記研切削具を取付けたシャフト(81)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(90)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(83)に着脱自在に設け、
    前記シャフト(81)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(83)に設けたガイド(90)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、
    前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(90)の上面中央に凹部(94)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(93)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、
    前記ガイド(90)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(83)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(82)外周に挟持するカラ−(96)の外径大きく形成し、
    前記ガイド(90)と前記取付部近傍(83)には、ガイド(90)とシャフト(81)が互いに回転しないように取付部近傍(83)に設けた軸線方向の凹溝(85)と、ガイドの貫通孔(91)の下部内側に設けた凸条(92)とを係合させて、前記カラー(96)の後部に設けた係止鍔部(84)に押付けて固定してあることを特徴とする往復動工具のシャフト支持装置。
  6. 先端にのこ刃、ヤスリ等の研切削具(28)の取付部(103)を有するシャフト(101)を圧縮空気またはモ−タにより往復動させて研切削する往復動工具であって、
    前記研切削具を取付けたシャフト(101)が支持されるシリンダヘッド(40)の一端にガイドホルダ(27)を設け、該ガイドホルダにより軸方向に案内されるガイド(111)を前記シャフトの研切削具の取付部近傍(103a)に着脱自在に設け、
    前記シャフト(101)を軸方向に最大突出させた時に、該シャフトの研切削具の取付部近傍(103a)に設けたガイド(111)が、前記シリンダヘッド(40)の外周面に設けたカバ−(29)の下端開口(29a)に位置し、
    前記ガイドホルダ(27)に接して往復動するガイド(111)の上面中央に凹部(114)を形成して2つのスライド面(19、19)を設け、該2つのスライド面の内側端に縁部(19a、19b)を設けたガイド部(113)が、前記ガイドホルダ(27)に2点支持しながら軸方向に前後動するようにし、
    前記ガイド(111)を固定するシャフトの研切削具の取付部近傍(103a)の外径よりも、前方に位置する該研切削具の取付部(103)外周に螺合する締付筒(108)の外径大きく形成し、
    前記ガイド(111)と前記取付部近傍(103a)には、ガイド(111)とシャフト(101)が互いに回転しないようにシャフト(101)の先端に設けた大径の係止鍔部(102)を介して設けた取付部(103)の先端に十字状の割溝を設けたチャック部(104)を設け、この係止鍔部(102)に設けた係合凹部(106)とガイドに設けた係合凸部(115)とを係合し、前記チャック部の外周に設けたねじ部(105)に、内面にねじ溝(109)を有した締付筒(108)を締め付けて固定してあることを特徴とする往復動工具のシャフト支持装置。
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