JP3615690B2

JP3615690B2 - Walkway boundary block

Info

Publication number: JP3615690B2
Application number: JP2000176334A
Authority: JP
Inventors: 博将杉山
Original assignee: 桜コンクリート株式会社
Priority date: 2000-06-13
Filing date: 2000-06-13
Publication date: 2005-02-02
Anticipated expiration: 2020-06-13
Also published as: JP2001355204A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、歩道と、透水層としての舗装部を備えた車道とを境界するように設置される、歩車道境界ブロックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の歩車道境界ブロックとしては、例えば、Ｌ字側溝等の歩車道境界ブロックがあった。これは、上方に向かって延びるように設けられた、歩道と車道とを境界する境界ブロック部と、その歩車道境界ブロック部の下部から側方へと延びるように設けられた、雨水等の水を排水するための排水ブロック部とを備えていた。そして、この歩車道境界ブロックの設置および車道の舗装は、次のように行われていた。すなわち、歩車道境界ブロックを、その排水ブロック部が車道側に配置されるように、前記車道にほぼ沿って設置してから、砕石を車道側の地盤に敷き詰めて、車道の不透水層としての路盤部を形成するとともに、前記排水ブロック部の下部を、前記路盤によって覆うように埋めていた。そして、その路盤部上面の、前記排水ブロック部下部との際にほぼ沿うようにして、排水桝と接続される導水管を置いて、その後、その導水管を埋設するように、前記路盤の上に、多孔質のアスファルト舗装、あるいは、多孔質のコンクリート舗装等を施した、透水層としての舗装部を形成していた。よって、この舗装部を浸透した水は、前記導水管によって集水され、前記排水桝へ排水された。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の歩車道境界ブロックにおいては、前記導水管を、前記路盤部上面の、排水ブロック部下部との際にほぼ沿って置いても、前記導水管を正確に位置決めして配置固定するわけではないため、排水ブロック部、すなわち、歩車道境界ブロックに正確に沿わせて導水管を配置することは困難であり、蛇行等させてしまうという問題があった。また、従来の歩車道境界ブロックにおいては、路盤部を形成する際、排水ブロック部の路盤部に埋まる部分の深さを一定にすることが困難であるため、舗装部の上面と、前記排水ブロック部の端部の頂部とを合わせるように転圧作業すると、舗装部の厚みを、一定の厚みにすることが困難であるという問題があった。
【０００４】
この発明は、上記した従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、導水管を、歩車道境界ブロックに沿うように、確実に配置することができる歩車道境界ブロックを提供することにある。
【０００５】
また、この発明の他の目的は、舗装部の厚みを、ほぼ一定の厚みにすることができる歩車道境界ブロックを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る歩車道境界ブロックは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項１に記載の発明に係る歩車道境界ブロックは、歩道と車道との境界となる境界ブロック部と、その境界ブロック部の下部から一側方に向かって延設された排水ブロック部と、前記排水ブロック部の前記境界ブロック部側とは反対側の端部において、前記一側方に向かって突設された、前記車道に埋設される第一の埋設部とからなる。そして、その第一の埋設部は、前記車道の透水層としての舗装部によって覆われる上面を備え、その上面に、前記排水ブロック部の、前記境界ブロック部側とは反対側の端部に沿って延びるように、第一の溝部が形成されている。そして、その第一の溝部には、排水設備あるいは下水設備に接続されて、前記車道の透水層としての舗装部に浸透した水を、前記排水設備あるいは前記下水設備に排水することができる、導水管が、前記車道の透水層としての舗装部によって覆われるように配置される。
【０００７】
これにより、第一の埋設部に形成された第一の溝部に、導水管を配置すると、その導水管は、車道側において、排水ブロック部の境界ブロック部側とは反対側の端部に沿うように、すなわち、歩車道境界ブロックに沿うように、確実に配置されることになる。また、雨水等の水が、車道の透水層としての舗装部に浸透すると、その浸透した水は、車道の不透水層としての路盤部から、第一の溝部に流れ込むとともに、その第一の溝部に配置された導水管に流入する。
【０００８】
また、請求項２に記載の発明に係る歩車道境界ブロックのように、前記第一の埋設部は、前記車道の不透水層としての路盤部と、前記車道の透水層としての舗装部との境目を示す第一の境目表示部を備えるのが望ましい。これにより、不透水層としての路盤部の上面を、第一の埋設部に設けられた第一の境目表示部の高さ位置と一致させるように形成することにより、排水ブロック部の路盤に埋まる部分の深さは、ほぼ一定になる。そして、第一の埋設部および導水管を埋設するようにして、透水層としての舗装部を形成し、かつ、その舗装部の上面を、例えば、前記排水ブロック部の、前記境界ブロック部とは反対側の端部の頂面と同じ高さ位置になるように形成すると、前記舗装部の厚みは、ほぼ一定の厚みになる。
【０００９】
また、請求項３に記載の発明に係る歩車道境界ブロックのように、前記境界ブロック部を挟んで、前記排水ブロック部側とは反対側に、その境界ブロック部の下部から、前記一側方とは反対方向の他側方に向かって突設されて、前記歩道に埋設される第二の埋設部を備える。そして、その第二の埋設部は、前記歩道の透水層としての舗装部によって覆われる上面を備え、その上面に、前記境界ブロック部の下部に沿って延びるように、第二の溝部が形成され、その第二の溝部には、排水設備あるいは下水設備に接続されて、前記歩道の透水層としての舗装部に浸透した水を、前記排水設備あるいは前記下水設備に排水することができる、導水管が、前記歩道の透水層としての舗装部によって覆われるように配置される。
【００１０】
これにより、第二の埋設部に形成された第二の溝部に、導水管を配置すると、その導水管は、歩道側において、歩車道境界ブロックに沿うように、確実に設置されることになる。そして、第二の埋設部および導水管を埋設するようにして、歩道の透水層としての舗装部を形成すると、雨水等の水は、その舗装部に浸透し、その浸透した水は、例えば、不透水層としての路盤部から、第二の溝部に流れ込むとともに、その第二の溝部に配置された導水管に流入する。
【００１１】
また、請求項４に記載の発明に係る歩車道境界ブロックのように、前記第二の埋設部は、前記歩道の不透水層としての路盤部と、前記歩道の透水層としての舗装部との境目を示す第二の境目表示部を備えるのが望ましい。これにより、不透水層としての路盤部の上面を、第二の埋設部に設けられた第二の境目表示部の高さ位置と一致させるように形成することにより、境界ブロック部の路盤に埋まる部分の深さは、ほぼ一定になる。そして、透水層としての舗装部の上面を、例えば、前記境界ブロック部の頂面と同じ高さ位置になるように形成すると、その舗装部の厚みは、ほぼ一定の厚みになる。
【００１２】
また、請求項５に記載の発明に係る歩車道境界ブロックのように、前記第一の境目表示部は、前記第一の埋設部の、上面と側面とが交わる角部からなるのが望ましい。これにより、歩車道境界ブロックの、前記第一の埋設部の構成が簡素化される。
【００１３】
また、請求項６に記載の発明に係る歩車道境界ブロックのように、前記第一の溝部は、前記第一の境目表示部が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成されているのが望ましい。これにより、車道の不透水層としての路盤部の上面を、前記第一の境目表示部の高さ位置と一致させるように形成すると、車道の透水層としての舗装部に浸透した雨水等の水は、前記第一の溝部へと容易に集水される。
【００１４】
また、請求項７に記載の発明に係る歩車道境界ブロックのように、前記第二の溝部は、前記第二の境目表示部が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成されているのが望ましい。これにより、歩道の不透水層としての路盤部の上面を、前記第二の境目表示部の高さ位置と一致させるように形成すると、歩道の透水層としての舗装部に浸透した雨水等の水は、前記第二の溝部へと容易に集水される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る歩車道境界ブロックの、実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１６】
図１ないし図５は、この発明に係る歩車道境界ブロックの第一の実施の形態を示し、図中符号１は、歩道２と、車道３とを境界するように設置される、例えば、Ｌ字側溝等の歩車道境界ブロックの全体を示す。この歩車道境界ブロック１は、歩道２と車道３との境界となる境界ブロック部４と、この境界ブロック部４の下部４ｃから一側方に向かって延設された、雨水等の水を排水するための排水ブロック部５と、前記車道３に埋設される第一の埋設部６と、前記歩道２に埋設される第二の埋設部７とからなる。
【００１７】
境界ブロック部４は、前記一側方およびこの一側方とは反対方向の他側方の両側面４ａ、４ｂが傾斜した縦断面台形状からなる。排水ブロック部５は、板状からなり、その上部に、前記境界ブロック部４とは反対側の端部５ａから、前記境界ブロック部４に向うほど下方に傾斜する傾斜面５ｂを備えている。この傾斜面５ｂによって、雨水等の水が集水されるようになっている。
【００１８】
第一の埋設部６は、前記排水ブロック部５の、前記境界ブロック部４側とは反対側の端部５ａの下部において、前記一側方に向かって突設された、突段部からなる。そして、この第一の埋設部６は、前記排水ブロック部５の、前記境界ブロック部４側とは反対側の端部５ａにほぼ沿って延びるように形成されるとともに、その水平な上面６ａから下方へと、例えば、縦断面Ｖ字状に凹むように形成された、第一の溝部８を備えている。そして、この第一の溝部８には、外周９ａに、内部に通じる多数の貫通孔９ｂ、９ｂを備えた、例えば、ステンレス製フレキシブル管等の、車道３側の導水管９が、その下方部を第一の溝部８内に入れるようにして配置されている。そして、この車道３側の導水管９は、排水設備としての排水桝１０に接続されて、前記車道３の透水層としての舗装部３ａに浸透した水を、前記排水桝１０に排水することができるようになっている。また、第一の埋設部６は、前記車道３の不透水層としての路盤部３ｂと、前記車道３の透水層としての舗装部３ａとの境目を示す第一の境目表示部１１を備えている。この第一の境目表示部１１は、例えば、前記水平な上面６ａと長手方向に延びる鉛直に近い側面６ｂとが交わる角部からなり、よって、図示実施の形態においては、前記第一の溝部８は、第一の境目表示部１１が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成されている。換言すれば、前記第一の溝部８は、第一の境目表示部１１の高さ位置から下方へと傾斜するように下る、下り面８ａを備えるように凹んでいる。また、第一の埋設部６の側面６ｂには、雌ネジ１２ａ、１２ａ（後述する第二の埋設部側の第一のインサートのみ図示）を備えた第一のインサート１２、１２が、長手方向に向かって所定の間隔をあけて２つ埋設されており、これら第一のインサート１２、１２には、その雌ねじと螺合する雄ネジを備えた、歩車道境界ブロック１を吊り下げ移動するための吊り具（図示なし）がねじ込まれるようになっている。
【００１９】
第二の埋設部７は、前記境界ブロック部４を挟んで、前記排水ブロック部５側とは反対側に、境界ブロック部４の下部４ｃから、前記一側方とは反対方向の他側方に向かって突設された、突段部からなる。そして、この第二の埋設部７は、前記境界ブロック部４の下部４ｃに沿って延びるように形成されるとともに、その水平な上面７ａから下方へと、例えば、縦断面Ｖ字状に凹むように形成された、第二の溝部１３を備えている。そして、この第二の溝部１３には、前記車道３側の導水管９と同じ導水管である、歩道２側の導水管９が、その下方部を第一の溝部８内に入れるようにして配置されている。そして、この歩道２側の導水管９は、下水設備としての下水管１５に接続されて、歩道２の透水層としての舗装部２ａに浸透した水を、前記下水管１５に排水することができるようになっている。また、第二の埋設部７は、歩道２の不透水層としての路盤部２ｂと、前記歩道２の透水層としての舗装部２ａとの境目を示す第二の境目表示部１６を備えている。この第二の境目表示部１６も、第一の境目表示部１１と同様に、前記水平な上面７ａと長手方向に延びる鉛直に近い側面７ｂとが交わる角部からなり、第二の境目表示部１６が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成されている。換言すれば、前記第二の溝部１３は、第二の境目表示部１６の高さ位置から下方へと傾斜するように下る、下り面１３ａを備えるように凹んでいる。また、第一の埋設部６の側面６ｂには、前記境界ブロック部４を挟んで反対側に、第一の埋設部６の側面６ｂに埋設された前記第一のインサート１２、１２と同じ位置で、二つの第一のインサート１２、１２が埋設されている。さらに、第二の埋設部７の側面７ｂの、長手方向の両端部には、その側面７ｂから前記一側方に向かって凹むように形成された、他の歩車道境界ブロックとの連結に用いられる連結部１７、１７が設けられている。この連結部１７、１７には、雌ネジ１８ａ、１８ａを備えた第二のインサート１８、１８が、一個づつ埋設されている。そして、この連結部１７と、他の歩車道境界ブロック（図５において二点鎖線で示す）の連結部とに、板状の連結具１９を掛け渡すようにして嵌め込んだ後、その連結具１９に明けられた貫通孔（図示なし）にボルト１９ａ等を通してから、前記第二のインサート１８の雌ネジ１８ａにねじ込むことによって、歩車道境界ブロック１と他の歩車道境界ブロックとを連結している。
【００２０】
次に、歩車道境界ブロック１の設置方法ついて説明する。始めに、歩車道境界ブロック１を、基礎コンクリートあるいは地盤等の基礎部Ｋに、その排水ブロック部５が車道３側に配置されるようにして、前記車道３に沿って設置する。次に、砕石Ｓを車道３側の地盤Ｇに敷き詰めて、車道３の不透水層としての路盤部３ｂを形成する。この際、路盤部３ｂの上面３ｄを、第一の埋設部６に設けられた第一の境目表示部１１の高さ位置と一致させるように形成する。そして、第一の埋設部６の第一の溝部８に、車道３側の導水管９を配置する。すると、その導水管９は、車道３側において、排水ブロック部５の境界ブロック部４側とは反対側の端部５ａに沿うように、すなわち、歩車道境界ブロック１に沿うように、確実に配置されることになる。そして、第一の埋設部６、および、その第一の溝部８に配置された導水管９を埋設するようにして、多孔質のアスファルト舗装、あるいは、多孔質のコンクリート舗装等を施した、車道３の透水層としての舗装部３ａを形成し、かつ、その上面３ｃを、前記排水ブロック部５の、前記境界ブロック部４とは反対側の端部５ａの頂面と同じ高さ位置になるように形成すると、前記舗装部３ａの厚みは、ほぼ一定の厚みになる。また、舗装された車道３の、透水層としての舗装部３ａに、雨水等の水が浸透すると、その浸透した水は、車道３の路盤部３ｂから、第一の境目表示部１１が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成された第一の溝部８へと流れ込み、その流れ込んだ前記水は、第一の溝部８に配置された車道３側の導水管９の貫通孔９ｂ、９ｂを通って、その導水管９内に流入する。もっとも、図示実施の形態においては、車道３側の導水管９の上方部は、第一の溝部８から出ているので、舗装部に浸透した水は、舗装部３ａから直接、車道３側の導水管９に流入する場合もある。
【００２１】
また、車道３のときと同様に、砕石Ｓを歩道２側の地盤Ｇに敷き詰めて、歩道の不透水層としての路盤部２ｂを形成する。この際、路盤部２ｂの上面２ｄを、第二の埋設部７に設けられた第二の境目表示部１６の高さ位置と一致させるように形成する。これにより、排水ブロック部５の路盤２ｂに埋まる部分の深さのみならず、境界ブロック部４の路盤２ｂに埋まる部分の深さも、ほぼ一定になる。そして、第二の埋設部７の第二の溝部１３に、歩道２側の導水管９を配置すると、その導水管９は、歩道２側において、歩車道境界ブロック１に沿うように、確実に設置される。また、第二の埋設部７、および、その第二の溝部１３に配置された導水管９を埋設するようにして、多孔質のアスファルト舗装、あるいは、多孔質のコンクリート舗装等を施した、歩道２の透水層としての舗装部２ａを形成し、かつ、その上面２ｃを、車道３の舗装部３ａの上面３ｃよりもやや高い位置になるように形成する。なお、歩道２の舗装部２ａの上面２ｃを、例えば、前記境界ブロック部４の頂面４ｄと同じ高さ位置になるように形成すると、その舗装部２ａの厚みは、ほぼ一定の厚みになる。また、舗装された歩道２の、透水層としての舗装部２ａに、雨水等の水が浸透すると、歩道２の路盤部２ｂから、第二の境目表示部１６が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成された第二の溝部１３へと流れ込み、その流れ込んだ前記水は、歩道２側の導水管９内に流入する。また、図示実施の形態においては、歩道２側の導水管９の上方部も、第二の溝部１３から出ているので、舗装部２ａに浸透した水は、その舗装部２ａから直接、歩道２側の導水管９に流入する。
【００２２】
この第一の実施の形態に示す歩車道境界ブロック１によれば、車道３側の導水管９を、車道３側において、歩車道境界ブロック１に沿うように、確実に配置することができ、しかも、歩道２側の導水管９を、歩道２側において、歩車道境界ブロック１に沿うように、確実に配置することができる。また、排水ブロック部５の、車道３の路盤部３ｂに埋まる部分の深さをほぼ一定にすることができるので、車道３の舗装部３ａの厚みを、ほぼ一定の厚みにすることができる。また、第一の埋設部６の第一の境目表示部１１および第二の埋設部７の第二の境目表示部１６は、上面６ａ、７ａと側面６ｂ、７ｂとが交わる角部からなるので、歩車道境界ブロック１の、前記第一の埋設部６および前記第二の埋設部７の構成を簡素化することができる。また、車道３の路盤部３ｂの上面３ｄを、第一の埋設部６に設けられた第一の境目表示部１１の高さ位置と一致させるように形成しているので、車道３の舗装部３ｂに浸透した雨水等の水を、第一の境目表示部１１が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成された第一の溝部８へと、容易に集水することができる。さらに、歩道２の路盤部２ｂの上面２ｄを、第二の埋設部７に設けられた第二の境目表示部１６の高さ位置と一致させるように形成しているので、歩道２の舗装部２ｂに浸透した雨水等の水を、第二の境目表示部１６が形成された高さ位置よりも下方へと凹むように形成された第二の溝部１３へと、容易に集水することができる。
【００２３】
なお、本発明に係る歩車道境界ブロック１は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、第一の埋設部６および第二の埋設部７の上面６ａ、７ａは、水平面からなるが、第一の溝部８または第二の溝部１３に向かって下方に傾斜する傾斜面であってもよい。上面６ａ、７ａがこのように傾斜することによって、車道３の舗装部３ｂおよび歩道２の舗装部２ｂに浸透した雨水等の水の集水性が向上する。
【００２４】
また、第一の埋設部６は、排水ブロック部５の、境界ブロック部４側とは反対側の端部５ａにおいて、車道３の舗装部３ａに埋設できるように、一側方に向かって突設されていれば、例えば、図６に示される第二の実施の形態の歩車道境界ブロック２０の、第一の埋設部２１のような形状であってもよく、あるいは、他の形状であってもよい。すなわち、第二の実施の形態の歩車道境界ブロック２０の第一の埋設部２１は、その上部に、前記一側方の先端部２１ａで縦断面ほぼＶ字状に凹むように形成された、前記導水管９を配置するための第一の溝部２２を備えるとともに、排水ブロック部５の頂部でもある前記排水ブロック部５の前記境界ブロック部４側とは反対側の端部５ａから、前記第一の溝部２２に向かって傾斜するように形成された傾斜面２１ｂとを備えた形状になっている。第一の埋設部２１の上部を、このように形成することによって、車道３の舗装部３ａに浸透した水は、路盤部３ｂの上面３ｄから第一の溝部２２へと容易に流れ込むことができ、しかも、傾斜面２１ｂによって、舗装部３ａから第一の埋設部２１の上部に流れ落ちる、前記舗装部３ａに浸透した水を、第一の溝部２２に流し込むことができるので、集水性に優れる。なお、第一の溝部８、２２および第二の溝部１３の縦断面の形状は、Ｖ字状に限定されず、例えば、円弧状、コ字状、あるいは、逆台形状等のその他の形状に形成されていてもよい。
【００２５】
また、第一の埋設部２１は、前記車道３の不透水層としての路盤部３ｂと、前記車道３の透水層としての舗装部３ａとの境目を示す第一の境目表示部２３を備えており、この第一の境目表示部２３は、前記第一の溝部２２が備える、前記第一の境目表示部２３の高さ位置から下方へと傾斜するように下る、下り面２２ａと、第一の埋設部２１の長手方向に延びる鉛直に近い側面２１ｃとが交わる角部とからなっている。このように、第一の境目表示部２３は、車道３の不透水層としての路盤部３ｂと、前記車道３の透水層としての舗装部３ａとの境目を示すことができるのであれば、どのようなものであってもよく、面と面とが交わる角部以外の境目表示部、例えば、第一の埋設部６、２１の側面６ｂ、２１ｃに形成される溝または凹部、あるいは、第一の埋設部６、２１の側面６ｂ、２１ｃから前記一側方に向かって突出するように形成される凸部であってもよい。なお、第二の実施の形態の第二の境目表示部１６も同様に、歩道２の不透水層としての路盤部２ｂと、歩道２の透水層としての舗装部２ａとの境目を示すものであれば、どのような境目表示部であってもよいことは勿論である。
【００２６】
また、歩道２側および車道３側の導水管９は、ステンレス製フレキシブル管以外の導水管であってもよい。すなわち、湾曲可能で、かつ、外周から内部へと通じる開口を備えるとともに、内部に入った水を延びる方向に送水可能な水路を内側に備えるものであれば、例えば、圧縮コイルバネ等のように、螺旋状に巻いた形状からなる導水管であってもよい。
【００２７】
また、歩車道境界ブロック１、２０は、Ｌ字側溝以外の歩車道境界ブロックであってもよく、例えば、境界ブロック部と排水ブロック部とで分割されているような分割型の歩車道境界ブロック、あるいは、排水ブロック部の上部の、境界ブロック部との際に、排水溝とを備えるような歩車道境界ブロックであってもよく、また、排水ブロック部の内部に水路を備えるような歩車道境界ブロックその他の歩車道境界ブロックであってもよい。また、図示実施の形態においては、歩道歩道２側および車道３側の導水管９は、その下方部のみを第一の溝部８内または第二の溝部１３内に入れるように配置した例を示しているが、導水管９全体を、第一の溝部８内あるいは第二の溝部１３内に完全に入れるようにして配置してもよいなど、第一の溝部８あるいは第二の溝部１３内に、導水管９をどの程度入れ込むかは任意である。
【００２８】
【発明の効果】
請求項１に記載された歩車道境界ブロックによれば、導水管を、車道側において、歩車道境界ブロックに沿うように、確実に配置することができる。
【００２９】
また、請求項２に記載された歩車道境界ブロックによれば、排水ブロック部の、路盤部に埋まる部分の深さをほぼ一定にすることができるので、車道３の舗装部の厚みを、ほぼ一定の厚みにすることができる。
【００３０】
また、請求項３に記載された歩車道境界ブロックによれば、導水管を、歩道側において、歩車道境界ブロックに沿うように、確実に配置することができる。
【００３１】
また、請求項４に記載された歩車道境界ブロックによれば、境界ブロック部の、路盤部に埋まる部分の深さをほぼ一定にすることができるので、歩道の舗装部の厚みを、ほぼ一定の厚みにすることができる。
【００３２】
また、請求項５に記載された歩車道境界ブロックによれば、加えて、歩車道境界ブロックの、前記第一の埋設部の構成を簡素化することができる。
【００３３】
また、請求項６に記載された歩車道境界ブロックによれば、加えて、車道の透水層としての舗装部に浸透した雨水等の水を、第一の溝部へと容易に集水することができる。
【００３４】
また、請求項７に記載された歩車道境界ブロックによれば、加えて、歩道の透水層としての舗装部に浸透した雨水等の水を、第二の溝部へと容易に集水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る第一の実施の形態の歩車道境界ブロックを、道路に設置した状態を示す平面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ線による断面図である。
【図３】図２におけるＢ部拡大図である。
【図４】図２におけるＣ部拡大図である。
【図５】この発明に係る歩車道境界ブロックの側面図である。
【図６】この発明に係る第二の実施の形態の歩車道境界ブロックの、図３相当図である。
【符号の説明】
１、２０歩車道境界ブロック
２歩道
２ａ歩道の舗装部
２ｂ歩道の路盤部
３車道
３ａ車道の舗装部
３ｂ車道の路盤部
４境界ブロック部
４ｃ境界ブロック部の下部
５排水ブロック部
５ａ排水ブロック部の、境界ブロック部側とは反対側の端部
５ｂ傾斜面
６、２１第一の埋設部
６ａ第一の埋設部の上面
６ｂ、２１ｃ第一の埋設部の側面
７第二の埋設部
７ａ第二の埋設部の上面
７ｂ第二の埋設部の側面
８、２２第一の溝部
９導水管
１０排水桝（排水設備）
１１、２３第一の境目表示部
１３第二の溝部
１５下水管（下水設備）
１６第二の境目表示部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a walkway boundary block that is installed so as to delimit a sidewalk and a roadway having a pavement as a water permeable layer.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this kind of pedestrian boundary block, for example, there is a pedestrian boundary block such as an L-shaped side groove. This is a boundary block part that extends upward and borders the sidewalk and the roadway, and water such as rainwater that extends from the lower part of the pedestrian road boundary block part to the side. And a drainage block part for draining. And the installation of the walking road boundary block and the paving of the driving road were performed as follows. That is, the pedestrian road boundary block is installed almost along the roadway so that the drainage block portion is arranged on the roadway side, and then crushed stones are spread on the ground on the roadway side as an impermeable layer of the roadway While forming a roadbed part, the lower part of the drainage block part was buried so as to be covered by the roadbed. Then, place the water conduit connected to the drainage pipe so that it is substantially along the bottom of the drainage block portion on the upper surface of the roadbed portion, and then bury the water conduit in the top of the roadbed. In addition, a pavement portion as a water permeable layer was formed by applying porous asphalt pavement or porous concrete pavement. Therefore, the water that permeated the pavement was collected by the water conduit and drained into the drainage basin.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional pedestrian boundary block, even if the water conduit is placed substantially along the upper surface of the roadbed portion and the lower portion of the drainage block portion, the water conduit is accurately positioned, fixed and arranged. Therefore, it is difficult to dispose the water guide pipe along the drainage block portion, that is, the pedestrian road boundary block, and there is a problem of meandering. Further, in the conventional pedestrian boundary block, when forming the roadbed portion, it is difficult to make the depth of the portion buried in the roadbed portion of the drainage block portion, the upper surface of the pavement portion and the drainage block When the rolling operation is performed so as to match the top of the end of the part, there is a problem that it is difficult to make the thickness of the pavement part constant.
[0004]
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a pedestrian boundary block that can reliably arrange the water conduit along the pedestrian boundary block. It is to provide.
[0005]
Another object of the present invention is to provide a pedestrian boundary block capable of making the pavement thickness substantially constant.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The walkway boundary block according to the present invention has the following configuration in order to achieve the object. That is,
The pedestrian boundary block according to the invention of claim 1 is a boundary block portion that becomes a boundary between the sidewalk and the roadway, a drainage block portion that extends from the lower portion of the boundary block portion toward one side, The drain block portion includes a first burying portion embedded in the roadway and projecting toward the one side at an end opposite to the boundary block portion side. And the first buried part is Provided with an upper surface covered by a pavement as a water permeable layer of the roadway, Extending along the end of the drain block that is opposite the boundary block In addition, First groove Is formed . The first groove portion is connected to a drainage facility or a sewage facility, and water that has permeated into the pavement as a water permeable layer of the roadway can be drained to the drainage facility or the sewage facility. Water pipe , So as to be covered by the pavement as a permeable layer of the roadway Be placed.
[0007]
Thereby, when a water conduit is arranged in the first groove formed in the first buried portion, the water conduit is along the end of the drainage block portion opposite to the boundary block portion side on the roadway side. In other words, it is surely arranged along the pedestrian road boundary block. In addition, when water such as rainwater penetrates into the pavement as a water-permeable layer of the roadway, the permeated water flows into the first groove part from the roadbed part as the water-impermeable layer of the roadway and the first groove part. It flows into the water conduit arranged in the.
[0008]
Moreover, like the pedestrian road boundary block according to the invention described in claim 2, the first embedded portion includes a roadbed portion as a water-impermeable layer of the roadway and a pavement portion as a water-permeable layer of the roadway. It is desirable to provide a first boundary display unit that indicates the boundary. Thereby, the upper surface of the roadbed part as the impermeable layer is formed so as to coincide with the height position of the first boundary display part provided in the first buried part, thereby being buried in the roadbed of the drainage block part. The depth of the part becomes almost constant. And, as the first buried part and the water conduit are buried, a pavement part as a water permeable layer is formed, and the upper surface of the pavement part is, for example, the boundary block part of the drainage block part. If it forms so that it may become the same height position as the top face of the edge part of an other side, the thickness of the said pavement part will become a substantially constant thickness.
[0009]
Moreover, like the walkway boundary block according to the invention described in claim 3, across the boundary block portion, on the side opposite to the drainage block portion side, from the lower portion of the boundary block portion, the one side And a second burying portion that is embedded in the sidewalk. And the second buried part is Provided with an upper surface covered by a pavement as a water-permeable layer of the sidewalk, Extending along the lower part of the boundary block In addition, Second groove Formed The second groove portion is connected to a drainage facility or a sewage facility, and is capable of draining water that has permeated the pavement as a permeable layer of the sidewalk into the drainage facility or the sewage facility. But To be covered by the pavement as a permeable layer of the sidewalk Be placed.
[0010]
Thereby, if a water conduit is arrange | positioned in the 2nd groove part formed in the 2nd embedding part, the water conduit will be reliably installed so that it may follow a walkway boundary block in the sidewalk side. . Then, when the pavement part as the permeable layer of the sidewalk is formed so as to embed the second buried part and the water conduit, water such as rainwater permeates the pavement part, and the permeated water is, for example, While flowing into the second groove part from the roadbed part as the impermeable layer, it flows into the water conduit arranged in the second groove part.
[0011]
Moreover, like the pedestrian road boundary block which concerns on invention of Claim 4, said 2nd embedding part is a roadbed part as a water-impermeable layer of the said sidewalk, and a pavement part as a water-permeable layer of the said sidewalk. It is desirable to provide a second boundary display unit that indicates the boundary. Thereby, the upper surface of the roadbed part as the impermeable layer is formed so as to coincide with the height position of the second boundary display part provided in the second buried part, thereby being buried in the roadbed of the boundary block part. The depth of the part becomes almost constant. And if the upper surface of the pavement part as a water permeable layer is formed, for example so that it may become the same height position as the top face of the said boundary block part, the thickness of the pavement part will become substantially constant thickness.
[0012]
Moreover, like the pedestrian road boundary block according to the invention of claim 5, the first boundary display Part is The first burial Part It is desirable that the upper surface and the side surface are corner portions. As a result, the first burying of the pedestrian road boundary block Part The configuration is simplified.
[0013]
Further, like the pedestrian road boundary block according to the invention described in claim 6, the first groove portion is formed to be recessed downward from a height position where the first boundary display portion is formed. It is desirable. Accordingly, when the upper surface of the roadbed portion as the impermeable layer of the roadway is formed so as to coincide with the height position of the first boundary display portion, the water such as rainwater that has penetrated into the pavement portion as the permeable layer of the roadway Is easily collected into the first groove.
[0014]
Further, as in the pedestrian road boundary block according to the invention described in claim 7, the second groove portion is formed to be recessed downward from a height position where the second boundary display portion is formed. It is desirable. Thus, when the upper surface of the roadbed portion as the impermeable layer of the sidewalk is formed so as to coincide with the height position of the second boundary display portion, water such as rainwater that has penetrated into the pavement portion as the permeable layer of the sidewalk Is easily collected into the second groove.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a pedestrian road boundary block according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0016]
1 to 5 show a first embodiment of a walking road boundary block according to the present invention. Reference numeral 1 in the figure is installed so as to bound the sidewalk 2 and the roadway 3, for example, L The entire walkway boundary block such as the character side groove is shown. This pedestrian road boundary block 1 drains water such as rainwater extending from one side of the boundary block part 4 which becomes the boundary between the sidewalk 2 and the roadway 3 and the lower part 4c of the boundary block part 4 to the side. It comprises a drainage block part 5 for carrying out, a first buried part 6 buried in the roadway 3, and a second buried part 7 buried in the sidewalk 2.
[0017]
The boundary block portion 4 has a vertical trapezoidal shape in which both side surfaces 4a and 4b on the one side and the other side opposite to the one side are inclined. The drainage block portion 5 is formed in a plate shape, and includes an inclined surface 5b that is inclined downward from the end portion 5a opposite to the boundary block portion 4 toward the boundary block portion 4 at an upper portion thereof. Water such as rain water is collected by the inclined surface 5b.
[0018]
The first burying portion 6 includes a protruding step portion that protrudes toward the one side at a lower portion of an end portion 5a of the drainage block portion 5 opposite to the boundary block portion 4 side. . The first buried portion 6 is formed so as to extend substantially along the end portion 5a of the drainage block portion 5 on the side opposite to the boundary block portion 4 side, and from the horizontal upper surface 6a. For example, a first groove portion 8 is provided so as to be recessed downward in a V-shaped longitudinal section. The first groove 8 is provided with a water guide pipe 9 on the roadway 3 side, such as a stainless steel flexible pipe, provided on the outer periphery 9a with a large number of through holes 9b, 9b leading to the inside. Is placed in the first groove 8. The water guide pipe 9 on the side of the roadway 3 is connected to a drainage basin 10 as a drainage facility, and water that has permeated the pavement 3 a as a water permeable layer of the roadway 3 can be drained to the drainage basin 10. It can be done. The first burying section 6 includes a first boundary display section 11 that indicates a boundary between the roadbed section 3 b as the impermeable layer of the roadway 3 and the pavement section 3 a as the permeable layer of the roadway 3. Yes. For example, the first boundary display portion 11 includes a corner portion where the horizontal upper surface 6a and a side surface 6b near the vertical direction extending in the longitudinal direction intersect. Therefore, in the illustrated embodiment, the first groove portion 8 is formed. Is formed so as to be recessed downward from the height position where the first boundary display portion 11 is formed. In other words, the first groove portion 8 is recessed so as to have a descending surface 8 a that descends downward from the height position of the first boundary display portion 11. Further, on the side surface 6b of the first embedded portion 6, the first inserts 12, 12 provided with female screws 12a, 12a (only a first insert on the second embedded portion side described later) are provided in the longitudinal direction. The first inserts 12 and 12 are embedded in the first inserts 12 and 12 with a male screw that engages with the female screw so as to suspend and move the pedestrian boundary block 1. A lifting tool (not shown) is screwed.
[0019]
The second embedded portion 7 is on the opposite side to the drainage block portion 5 side across the boundary block portion 4 and from the lower portion 4c of the boundary block portion 4 to the other side in the direction opposite to the one side. It consists of a stepped portion projecting toward the. The second embedded portion 7 is formed so as to extend along the lower portion 4c of the boundary block portion 4 and is recessed downward from the horizontal upper surface 7a, for example, in a V-shaped cross section. The second groove 13 is formed. And in this 2nd groove part 13, the water conduit 9 by the side of the sidewalk 2 which is the same water conduit as the water conduit 9 by the side of the said roadway 3 puts the lower part in the 1st groove part 8 Is arranged. The water conduit 9 on the side of the sidewalk 2 is connected to a sewage pipe 15 as a sewage facility, and water that has permeated the pavement 2 a as a permeable layer of the sidewalk 2 can be drained to the sewage pipe 15. It is like that. Further, the second burying section 7 includes a second boundary display section 16 that indicates the boundary between the roadbed section 2b as the impermeable layer of the sidewalk 2 and the pavement section 2a as the permeable layer of the sidewalk 2. . Similarly to the first boundary display unit 11, the second boundary display unit 16 also includes a corner portion where the horizontal upper surface 7a intersects with the side surface 7b near the vertical extending in the longitudinal direction. It is formed so as to be recessed downward from the height position where 16 is formed. In other words, the second groove portion 13 is recessed so as to have a descending surface 13 a that descends downward from the height position of the second boundary display portion 16. Further, the side surface 6b of the first embedded portion 6 has the same position as the first inserts 12 and 12 embedded in the side surface 6b of the first embedded portion 6 on the opposite side across the boundary block portion 4. Thus, the two first inserts 12, 12 are embedded. Furthermore, it uses for the connection with the other pedestrian boundary block formed in the both ends of the longitudinal direction of the side surface 7b of the 2nd embedding part 7 so that it may dent toward the said one side from the side surface 7b. Connecting portions 17 and 17 are provided. In the connecting portions 17 and 17, second inserts 18 and 18 having female screws 18a and 18a are embedded one by one. Then, after fitting the connecting part 17 and the connecting part of another pedestrian road boundary block (indicated by a two-dot chain line in FIG. 5) so as to span the plate-like connecting tool 19, the connecting tool is inserted. The pedestrian boundary block 1 is connected to another pedestrian boundary block by passing a bolt 19a or the like through a through hole (not shown) opened at 19 and then screwing it into the female screw 18a of the second insert 18. Yes.
[0020]
Next, a method for installing the walking road boundary block 1 will be described. First, the walkway boundary block 1 is installed along the roadway 3 such that the drainage block part 5 is disposed on the roadway 3 side on the foundation part K such as foundation concrete or the ground. Next, the crushed stone S is spread on the ground G on the side of the roadway 3 to form a roadbed portion 3 b as an impermeable layer of the roadway 3. At this time, the upper surface 3 d of the roadbed part 3 b is formed so as to coincide with the height position of the first boundary display part 11 provided in the first embedded part 6. And the water conduit 9 by the side of the roadway 3 is arrange | positioned in the 1st groove part 8 of the 1st embedding part 6. FIG. Then, the water guide pipe 9 is surely arranged on the roadway 3 side so as to be along the end portion 5a of the drainage block part 5 opposite to the boundary block part 4 side, that is, along the walking road boundary block 1. Will be placed. And the roadway which gave the porous asphalt pavement or the porous concrete pavement so that the 1st burying part 6 and the water conduit 9 arrange | positioned at the 1st groove part 8 were embed | buried 3 is formed as a water-permeable layer, and the upper surface 3c thereof is at the same height as the top surface of the end block 5a opposite to the boundary block section 4 of the drainage block section 5. When formed in this manner, the thickness of the paved portion 3a is substantially constant. Moreover, when water such as rainwater penetrates into the paved portion 3 a as a permeable layer of the paved roadway 3, the penetrated water forms a first boundary display portion 11 from the roadbed portion 3 b of the roadway 3. The water flows into the first groove 8 formed so as to be recessed below the height position, and the water that has flowed in is a through hole of the water guide pipe 9 on the side of the roadway 3 disposed in the first groove 8. It flows into the water conduit 9 through 9b and 9b. However, in the illustrated embodiment, since the upper portion of the water guide pipe 9 on the side of the roadway 3 exits from the first groove 8, the water that has permeated the pavement is directly from the pavement 3 a directly on the side of the roadway 3. In some cases, it may flow into the water conduit 9.
[0021]
Further, similarly to the case of the roadway 3, the crushed stone S is spread on the ground G on the sidewalk 2 side to form a roadbed portion 2b as an impermeable layer of the sidewalk. At this time, the upper surface 2 d of the roadbed portion 2 b is formed so as to coincide with the height position of the second boundary display portion 16 provided in the second embedded portion 7. Thereby, not only the depth of the part buried in the roadbed 2b of the drainage block part 5, but also the depth of the part buried in the roadbed 2b of the boundary block part 4 becomes substantially constant. And when the water guide pipe 9 on the sidewalk 2 side is arranged in the second groove part 13 of the second burying part 7, the water guide pipe 9 is surely arranged along the walking path boundary block 1 on the sidewalk 2 side. Installed. Further, a sidewalk that is provided with porous asphalt pavement or porous concrete pavement so as to embed the second buried portion 7 and the water conduit 9 disposed in the second groove portion 13 thereof. The pavement part 2 a as a water permeable layer 2 is formed, and the upper surface 2 c is formed to be slightly higher than the upper surface 3 c of the pavement part 3 a of the roadway 3. In addition, if the upper surface 2c of the pavement part 2a of the sidewalk 2 is formed to be at the same height as the top surface 4d of the boundary block part 4, for example, the thickness of the pavement part 2a becomes a substantially constant thickness. . In addition, when water such as rainwater penetrates into the paved portion 2a of the paved sidewalk 2 as a permeable layer, the height of the second boundary display portion 16 is formed from the roadbed portion 2b of the sidewalk 2. It flows into the second groove 13 formed so as to be recessed downward, and the water that has flowed into the water guide pipe 9 on the sidewalk 2 side. In the illustrated embodiment, the upper part of the water guide pipe 9 on the side of the sidewalk 2 also comes out of the second groove 13, so that the water that has permeated the pavement 2 a is directly from the pavement 2 a. It flows into the water conduit 9 on the side.
[0022]
According to the walkway boundary block 1 shown in the first embodiment, the water guide pipe 9 on the roadway 3 side can be reliably arranged along the walkway boundary block 1 on the roadway 3 side, Moreover, the water guide pipe 9 on the sidewalk 2 side can be reliably arranged along the pedestrian road boundary block 1 on the sidewalk 2 side. Moreover, since the depth of the part buried in the roadbed part 3b of the roadway 3 of the drainage block part 5 can be made substantially constant, the thickness of the pavement part 3a of the roadway 3 can be made substantially constant. Moreover, since the 1st boundary display part 11 of the 1st embedding part 6 and the 2nd boundary display part 16 of the 2nd embedding part 7 consist of a corner | angular part where upper surface 6a, 7a and side surface 6b, 7b cross. The configuration of the first embedded portion 6 and the second embedded portion 7 of the walking road boundary block 1 can be simplified. Further, since the upper surface 3d of the roadbed part 3b of the roadway 3 is formed so as to coincide with the height position of the first boundary display part 11 provided in the first buried part 6, the pavement part of the roadway 3 It is possible to easily collect water such as rainwater that has penetrated 3b into the first groove portion 8 formed so as to be recessed below the height position where the first boundary display portion 11 is formed. it can. Furthermore, since the upper surface 2d of the roadbed part 2b of the sidewalk 2 is formed so as to coincide with the height position of the second boundary display part 16 provided in the second embedded part 7, the pavement part of the sidewalk 2 It is possible to easily collect water such as rainwater that has permeated into 2b into the second groove 13 formed so as to be recessed downward from the height position where the second boundary indicator 16 is formed. it can.
[0023]
Note that the walking road boundary block 1 according to the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various other modifications are possible. For example, the upper surfaces 6 a and 7 a of the first embedded portion 6 and the second embedded portion 7 are horizontal surfaces, but are inclined surfaces that are inclined downward toward the first groove portion 8 or the second groove portion 13. Also good. By the inclination of the upper surfaces 6a and 7a in this way, the water collection capacity of water such as rainwater that has permeated the pavement 3b of the roadway 3 and the pavement 2b of the sidewalk 2 is improved.
[0024]
Further, the first embedded portion 6 protrudes toward one side so that the drain block portion 5 can be embedded in the paved portion 3a of the roadway 3 at the end portion 5a opposite to the boundary block portion 4 side. If it is provided, for example, the shape of the pedestrian boundary block 20 of the second embodiment shown in FIG. 6 may be the shape of the first burying portion 21 or other shape. May be. That is, the first embedded portion 21 of the pedestrian boundary block 20 of the second embodiment is formed on the top thereof so as to be recessed in a substantially V-shaped longitudinal section at the one end portion 21a. From the end 5a opposite to the boundary block part 4 side of the drainage block part 5 which is provided with the first groove part 22 for arranging the water conduit 9 and is also the top part of the drainage block part 5, the first It has a shape provided with an inclined surface 21b formed so as to incline toward one groove portion 22. By forming the upper portion of the first buried portion 21 in this way, water that has permeated the pavement portion 3a of the roadway 3 can easily flow into the first groove portion 22 from the upper surface 3d of the roadbed portion 3b. In addition, the water that has permeated the pavement part 3a flowing down from the pavement part 3a to the upper part of the first burying part 21 can be poured into the first groove part 22 by the inclined surface 21b. In addition, the shape of the longitudinal cross-section of the 1st groove parts 8 and 22 and the 2nd groove part 13 is not limited to V shape, For example, it is other shapes, such as circular arc shape, U shape, or an inverted trapezoid shape. It may be formed.
[0025]
The first burying portion 21 includes a first boundary display portion 23 that indicates a boundary between the roadbed portion 3 b as the impermeable layer of the roadway 3 and the pavement portion 3 a as the permeable layer of the roadway 3. The first boundary display part 23 includes a down surface 22a, which is provided in the first groove part 22 so as to be inclined downward from a height position of the first boundary display part 23, and a first surface It consists of the corner | angular part which the side 21c near perpendicular | vertical extending in the longitudinal direction of the burying part 21 crosses. As described above, the first boundary display unit 23 can indicate the boundary between the roadbed part 3b as the impermeable layer of the roadway 3 and the pavement part 3a as the permeable layer of the roadway 3. Such as a groove or a recess formed in a boundary display portion other than a corner portion where the surfaces intersect, for example, the side surfaces 6b and 21c of the first embedded portions 6 and 21, or the first The convex part formed so that it may protrude toward the said one side from the side surfaces 6b and 21c of the burying parts 6 and 21 may be sufficient. Similarly, the second boundary display unit 16 of the second embodiment also shows the boundary between the roadbed part 2b as the impermeable layer of the sidewalk 2 and the pavement part 2a as the permeable layer of the sidewalk 2. Of course, any boundary display unit may be used.
[0026]
Further, the water conduit 9 on the sidewalk 2 side and the roadway 3 side may be a water conduit other than a stainless steel flexible tube. That is, as long as it has an opening that can be bent and has an opening that leads from the outer periphery to the inside, and a water passage that can supply water in the direction in which the water that has entered the inside extends, for example, like a compression coil spring, It may be a water conduit having a spirally wound shape.
[0027]
Further, the pedestrian boundary blocks 1 and 20 may be pedestrian boundary blocks other than the L-shaped side grooves. For example, the divided pedestrian boundary blocks are divided into a boundary block portion and a drainage block portion. Alternatively, it may be a pedestrian boundary block provided with a drainage groove at the boundary block part at the upper part of the drainage block part, and a pedestrian road provided with a water channel inside the drainage block part. It may be a boundary block or other pedestrian boundary block. In the illustrated embodiment, the water guide pipes 9 on the sidewalk 2 and the roadway 3 side are arranged so that only the lower part thereof is placed in the first groove 8 or the second groove 13. However, the entire water guide pipe 9 may be disposed in the first groove portion 8 or the second groove portion 13 such as to be completely inserted into the first groove portion 8 or the second groove portion 13. It is arbitrary how much the water guide tube 9 is inserted.
[0028]
【The invention's effect】
According to the pedestrian boundary block described in the first aspect, the water conduit can be reliably arranged along the pedestrian boundary block on the side of the lane.
[0029]
Moreover, according to the pedestrian boundary block described in claim 2, since the depth of the portion of the drainage block portion buried in the roadbed portion can be made substantially constant, the thickness of the pavement portion of the roadway 3 is substantially reduced. It can be a constant thickness.
[0030]
Moreover, according to the pedestrian boundary block described in claim 3, the water guide pipe can be reliably arranged along the pedestrian boundary block on the sidewalk side.
[0031]
According to the pedestrian boundary block described in claim 4, since the depth of the portion of the boundary block portion buried in the roadbed portion can be made substantially constant, the thickness of the pavement portion of the sidewalk is made substantially constant. The thickness can be made as follows.
[0032]
In addition, according to the pedestrian boundary block described in claim 5, in addition, the first embedment of the pedestrian boundary block Part The configuration can be simplified.
[0033]
In addition, according to the pedestrian boundary block described in claim 6, in addition, water such as rainwater that has permeated into the pavement as the permeable layer of the road can be easily collected into the first groove. it can.
[0034]
Moreover, according to the pedestrian road boundary block described in claim 7, in addition, water such as rainwater that has permeated into the pavement as the permeable layer of the sidewalk can be easily collected into the second groove. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a state in which a pedestrian road boundary block according to a first embodiment of the present invention is installed on a road.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a portion B in FIG.
4 is an enlarged view of a portion C in FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is a side view of a pedestrian road boundary block according to the present invention.
FIG. 6 is a view corresponding to FIG. 3, showing a walking road boundary block according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1,20 Walkway boundary block
2 sidewalk
2a Sidewalk pavement
2b Roadbed part of the sidewalk
3 roadway
3a Roadway pavement
3b Roadway section
4 Boundary block
4c Below the boundary block
5 Drain block part
5a End of the drainage block on the side opposite to the boundary block
5b Inclined surface
6, 21 First buried part
6a Top surface of the first buried part
6b, 21c Side surface of the first buried part
7 Second buried part
7a Top surface of second buried part
7b Side surface of second buried part
8, 22 First groove
9 Water conduit
10 Drainage (drainage equipment)
11, 23 First border display section
13 Second groove
15 Sewage pipe (sewage equipment)
16 Second border display area

Claims

A boundary block section that becomes a boundary between the sidewalk and the roadway;
A drainage block extending from the lower part of the boundary block to one side;
At the end of the drain block part opposite to the boundary block part side, the first block part embedded in the roadway is provided so as to project toward the one side.
The first buried portion includes an upper surface covered with a pavement portion as a water permeable layer of the roadway, and extends on the upper surface along an end portion of the drainage block portion opposite to the boundary block portion side. as such, the first groove is formed,
A water conduit that is connected to a drainage facility or a sewage facility in the first groove portion and can drain water permeated into the pavement as a permeable layer of the roadway to the drainage facility or the sewage facility , A pedestrian boundary block, which is disposed so as to be covered with a pavement as a water permeable layer of the road.

2. The first embedding portion includes a first boundary display portion that indicates a boundary between a roadbed portion as an impermeable layer of the roadway and a pavement portion as a waterpermeable layer of the roadway. Pedestrian boundary block as described in.

The boundary block portion is sandwiched between the drain block portion side and the lower side of the boundary block portion so as to project toward the other side in the direction opposite to the one side. A second buried part to be buried;
The second embedded portion includes an upper surface covered with a pavement portion as a water-permeable layer of the sidewalk, and a second groove portion is formed on the upper surface so as to extend along a lower portion of the boundary block portion,
In the second groove portion, there is a water conduit that is connected to a drainage facility or a sewage facility and can drain water that has penetrated into the pavement as a permeable layer of the sidewalk to the drainage facility or the sewage facility The pedestrian boundary block according to claim 1 , wherein the pedestrian boundary block is disposed so as to be covered with a pavement as a water permeable layer of the sidewalk .

The second burying section includes a second boundary display section that indicates a boundary between a roadbed section as an impermeable layer of the sidewalk and a pavement section as a permeable layer of the sidewalk. Pedestrian boundary block as described in.

3. The pedestrian boundary block according to claim 2 , wherein the first boundary display portion includes a corner portion of the first embedded portion where an upper surface and a side surface intersect.

6. The pedestrian road boundary block according to claim 2 , wherein the first groove portion is formed to be recessed downward from a height position where the first boundary display portion is formed. .

5. The pedestrian boundary block according to claim 4 , wherein the second groove is formed to be recessed downward from a height position where the second boundary display portion is formed.