JP3613479B2 - 冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔 - Google Patents

冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔に関する。
【0002】
【従来の技術】
広域区域を冷暖房するために近年、全高さが5m以上に達するタワー式の大型冷却塔が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種大型冷却塔においては、その循環冷却水の単位時間当たりの散水量が多く、かつ送風機を低速回転又は停止し、自然通風で冷却する場合には、外気取入口などからの循環冷却水のキャリーオーバーが多量となり、かつ外気取入口などを形成する水滴除脱体が大型化する傾向にある。
この発明は、前記課題を解消し、大型の水滴除脱体を簡易に取付可能とし、かつその交換を容易化し冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔を市場に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で所定枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された断面略C字型形状の溝と、この溝から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする柱体から成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニットとしてある。
としてある。
【0005】
前記課題を解決するため、関連発明は板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で複数のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された柱体と、この柱体から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記柱体が着脱自在に掛け合いする抱持窪みから成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニットとしてある。
【0006】
前記課題を解決するため、関連発明は板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で多数枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された断面ダイヤモンド状の溝と、この溝から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする矢尻状突起体から成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニットとしてある。
としてある。
【0007】
前記課題を解決するため、板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で多数枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
前記V字形断面形の嵌込部は、V字の尖部に形成された断面矢尻状突起柱体と、この断面矢尻状突起柱体から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記断面矢尻状突起柱体が着脱自在に掛け合いするダイヤモンド状の抱持窪みから成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニットとしてある。
【0008】
前記課題を解決するため、前記冷却塔用の水滴除脱体ユニットは、隣接する一方の水滴除脱体ユニットのスペーサと他方の水滴除脱体ユニットのブレードとの掛合により、スペーサの長手方向に連結自在としてあることを特徴とする。
【0009】
前記課題を解決するため、前記冷却塔用の水滴除脱体ユニットが、冷却塔の外気取入口を形成する縦形ルーバー用としてあることを特徴とする場合もある。
【0010】
前記課題を解決するため、前記水滴除脱体ユニットが、充填材間を通り、循環冷却水を冷却して自身昇温した空気流中の水滴を各ブレートの水滴捕捉部で捕捉するエリミネータとしてあることを特徴とすることもある。
【0011】
前記課題を解決するため、関連発明は前記水滴除脱体ユニットで数個連ねることで外気取入口用の縦形ルーバーが形成されていることを特徴とする冷却塔としてある。
【0012】
前記課題を解決するため、関連発明は前記水滴除脱体ユニットを数個連ねることでエリミネータを構成し、このエリミネータが充填材の空気流二次側に配置されていることを特徴とする冷却塔としてある。
【0013】
【作用】
請求項1記載の発明の作用を請求項5、6、記載の発明及び請求項8記載の発明の作用と共に説明する。
大型冷却塔の外気取入口の幅寸法に応じて、前記水滴除部脱体ユニットを複数個塔内に搬入し、ここで隣接する水滴除脱体ユニットの対応するスペーサの位置をこのブレードの長手方向に相互にずらし、一部が重なり合った状態とし、スペーサとブレードを掛合することにより、隣接する水滴除脱体ユニットをスペーサの長手方向に接続すると共に、その高さ方向にH型チャンネル材をフレーム枠として、この水滴除脱体ユニットを上下に積み重ねて、縦形ルーバーを構成する。冬期及び中間期のように冷却塔の送風機を低速又は停止し、自然通風により循環冷却水を冷却する。
この際外気取入口寄りに沿い流下する循環冷却水は、外気取入口から外部へ飛散し易くなり、殊に下部水槽の水面に直接落下衝突した循環冷却水は水滴となり外気取入口を通り外部に飛散する傾向をとる。
このように飛散しようとする循環冷却水の水滴は前記縦形ルーバーの各ブレードの水滴捕捉部により捕捉され、外部に飛散しない。
この捕捉された水滴はこのブレード面に沿い流下し、ブレード下縁のV字状の折曲げ部に収集され、下部水槽へと流入してゆき、外部に飛散しない。
これらブレードの長期間使用により、修理、交換する場合には、交換しようとするブレードの嵌込部におけるグリップ片を把持し、前記溝を拡径して、スペーサにおける掛合部の柱体から除去し取外して交換する。
【0014】
請求項2記載の発明において、請求項1記載の発明の作用に加えて、ブレードを交換する時には、グリップ片を把持し、前記柱体を掛合部の抱持窪みから抜き出し、ブレードを交換する。
【0015】
請求項3記載の発明において、請求項1記載の発明の作用に加えて、ブレードの交換時には、グリップ片を挾持し断面ダイヤモンド状の溝を拡げて、この窪みから矢尻状突起体を外して、ブレードの交換を行う。
【0016】
請求項4記載の発明においては、請求項1記載の発明の作用に加えて、ブレードの交換時には、グリップ片を把持し、断面矢尻状突起柱体をダイヤモンド状の抱持溝から取り外し、ブレードの交換を行う。
【0017】
請求項7記載の発明の作用を請求項9記載の発明の作用と共に説明する。
冬期及び中間期における送風機の低速、停止時における自然通風するのに伴う循環冷却水のキャリーオーバーはこのエリミネータで捕捉される。
なお、ブレードの交換は、請求項1、2、3又は4記載の発明におけるブレードの交換と同様に行う。
【0018】
【実施例】
請求項1、請求項5記載の発明の代表的な実施例を、請求項8の代表的な実施例と合わせて説明する。
図1において、Aは背の高い(通常5m以上)大型の直交流式冷却塔であり、この冷却塔Aの外気取入口Bは、縦形ルーバーCにより形成されている。
前記縦形ルーバーCは、板状のブレード10を少なくとも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部19を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部12に形成するとともに、細幅平板状のスペーサ30に所定ピッチ間隔で掛合部13を列設して形成し、上下一対2組のスペーサ30間に前記嵌込部12と掛合部13との装着により前記掛合部13の間隔で多数枚のブレード10を分離自在に配列し、屈曲した外気通路15を隣接するブレード10間に形成してなる冷却塔用の水滴除脱体ユニット20(図2参照)を外気取入口Bの幅方向及び縦方向に複数個配列して構成されている。
前記水滴除脱体ユニット20を外気取入口Bの幅方向に配列する際には、隣接水滴除脱体ユニット20の対応するスペーサ30の位置をこのブレード10の長手方向にずらして、一部が重なり合った状態とし、これらスペーサ30とブレード10を掛合することで、スペーサ30の長手方向に複数個の水滴除脱体ユニット20が相互連結される(図6参照)。
なお、図2、図6においては、ブレード10の長手方向の一端部に組付けた一組のスペーサ30のみを示し、ブレードの長手方向の他端部に組付けられるスペーサは省略してある。
【0019】
また、この水滴除脱体ユニット20を外気取入口Bの高さ方向に配列する際には、H形鋼を外気取入口Bの高さ方向で間隔をおいて配置し、上下隣接するH形鋼間に前記水滴除脱体ユニット20を嵌め込み、複数個上下にH形鋼45を介して積み重ねる(図1参照)。この際、H形鋼45のフランジ部には、ブレード10の折り曲げ部で捕捉された水を充填材へ戻すための小孔(図示せず)が設けてある。
このようにして冷却塔Aの外気取入口Bは複数個の前記水滴除脱体ユニット20からなる縦ルーバーCにより形成される。
この実施例では、これらブレード10の上下縁の各端部に、前記スペーサ30が上下一対平行に配列してあるが、これに限らず、これらブレード10の奥行寸法に応じてその中間位置に設ける場合もある。
前記V字形断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成された断面略C字型形状の溝16と、この溝16から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片17とからなり、前記掛合部13は前記溝16に着脱自在に掛け合いする柱体18から成る(図2参照)。
前記ブレード10の高さを138mmとし、ピッチ37.5mmで柱体18を形成した際のスペーサ13における扁平な平板の厚さは3mmでその奥行寸法は10mmとしてある。この数値は一例であり、この数値に発明として限定されるものではない。
【0020】
実施例2
この実施例は請求項2記載の発明の代表的な実施例である。
実施例1と異なる構成は次の通りである。
前記V字形断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成された柱体16aと、この柱体16aから鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片17とからなり、前記掛合部13は前記柱体16aが着脱自在に掛け合いする抱持窪み18aから成る(図3参照)。
その他、実施例1と同一の符号は同一の構成を示す。
【0021】
実施例3
この実施例は請求項3記載の発明の代表的な実施例である。
実施例1と異なる構成は次の通りです。
前記V字形断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成されたダイヤモンド状の溝16bと、この溝16bから鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片17とからなり、前記掛合部13は前記溝16bに着脱自在に掛け合いする矢尻状突起体18bから成る(図4参照)。
その他、実施例1の同一の符号は同一の構成を示す。
【0022】
実施例4
この実施例は請求項4記載の発明の代表的な実施例である。
実施例1と異なる構成は次の通りである。
前記V字形断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成された断面矢尻状突起柱体16cと、この断面矢尻状突起柱体16cから鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片17とからなり、前記掛合部13は前記断面矢尻状突起柱体16cが着脱自在に掛け合いするダイヤモンド状の抱持窪み18cから成る(図5参照)。
その他、実施例1と同一の符号は同一の構成を示す。
【0023】
実施例5
この実施例は請求項7の代表的な実施例であり、請求項9の代表的な実施例と併せて説明する。
請求項1、2、3または4に記載された前記水滴除脱体ユニット20が、冷却塔A内の充填材21間を通り、循環冷却水を冷却して自身昇温した空気流中の水滴を各ブレート10の水滴捕捉部19で捕捉するエリミネータ40としてある。このエリミネータ40は、充填材の空気流二次側に配置されている(図1参照)。
この際、枠体を介して積み重ねられた水滴除脱体ユニット20の各ブレード10で捕捉された水滴は、ブレード10下縁のV字状の折り曲げ部に収集された後、この枠体に形成した間隙から冷却塔の充填材側へ流下される。
そのほか、実施例1と同一の符号は同一の構成を示す。
前記各実施例の作用は、対応する請求項に記載の発明の作用と同じである。
【0024】
【発明の効果】
冬期及び中間期のように冷却塔の送風機を低速又は停止し、自然通風により循環冷却水を冷却する際に、外気取入口寄りに沿い流下する循環冷却水は、外気取入口から外部へ飛散し易くなり、殊に下部水槽の水面に直接落下衝突した循環冷却水は水滴となり外気取入口を通り外部に飛散し、冷却塔周囲を水浸しとする傾向をとるが、請求項1、5、6及び8記載の発明においてはこのように飛散しようとする循環冷却水の水滴を前記ブレードの水滴捕捉部により捕捉でき、外部に飛散するのを未然に防止できる。更に、ブレード下縁のV字状の折り曲げ部にこの捕捉された水滴を収集して、下部水槽へ流下することができる。
この水滴除脱体ユニットの組立ては、冷却塔内にこれらユニットを持込み、容易に組立て、分解でき、隣接する水滴除脱体ユニット同士をスペーサを介して簡易に接続できる。
これに加えて、請求項1記載の発明においては、これらブレードの長期間使用により、修理、交換する場合には、交換しようとするブレードの嵌込部におけるグリップ片を把持し、前記溝を拡径して、スペーサにおける掛合部の柱体から取外し簡易に長尺のブレードを交換することができる。
更に前記スペーサは偏平な平板に前記掛合部が形成されているため、スペーサの厚み(高さ)は薄肉であり、実公平6−4889号記載の台形状の肉抜穴を有するスペーサに比べて十分の1程度となり、形状も複雑でなく、容易かつ低コストでスペーサを製造でき、かつ外気取入口の風圧を増大させることもない。
更に、冷却塔内への持込み時には、上下一対のスペーサ間でその掛合部の少なくとも1箇所に所定枚のブレードを寄せ集めておき、冷却塔内において、順次掛合部に一枚ずつブレードをその嵌号部を介して迅速に取付け、水滴除脱ユニットを組み立てることができる。
【0025】
請求項2記載の発明において、請求項1記載の発明の効果に加えて、ブレードを交換する時には、グリップ片を把持し、前記柱体を掛合部の抱持窪みから抜き出し、ブレードを交換することができる。
【0026】
請求項3記載の発明において、請求項1記載の発明の作用に加えて、ブレードの交換時には、グリップ片を挾持しダイヤモンド状の溝を拡げて、この溝から矢尻状突起体を外して、ブレードの交換を行うことができる。
【0027】
請求項4記載の発明においては、請求項1記載の発明の効果に加えて、ブレードの交換時には、グリップ片を把持し、断面矢尻状突起柱体をダイヤモンド状の抱持窪みから取り外し、ブレードの交換を行うことができる。
請求項8記載の発明においては、前記効果に加えて、多数のブレードが水滴除脱体ユニットの上下スペーサを接続する支柱の役目をなし、この水滴除脱体ユニットの剛性を高めることができる。
【0028】
請求項7、請求項9記載の発明においては、冬期及び中間期における送風機の低速、停止時における自然通風に伴う循環冷却水の排気口からのキャリーオーバーをこのエリミネータで捕捉することができる。
なお、ブレードの交換は、請求項1、2、3又は4記載の発明におけるブレードの交換と同様に行うことができる。
各実施例は対応する請求項記載の発明の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の縦型ルーバーを有する直交流式冷却塔における外気取入口部分を示す概略正面図である。
【図2】図1における水滴除脱体ユニットの一部省略斜視図である。
【図3】実施例2の水滴除脱体を示す一部省略側面図である。
【図4】実施例3の水滴除脱体を示す一部省略側面図である。
【図5】実施例4の水滴除脱体を示す一部省略側面図である。
【図6】図2のものを幅方向に連結した状態を示す一部省略斜視図である。
【符号の説明】
10 ブレード
12 嵌込部
13 掛合部
20 水滴除脱体

Claims (9)

  1. 板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で所定枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
    前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された断面略C字型形状の溝と、この溝から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする柱体から成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  2. 板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で複数のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
    前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された柱体と、この柱体から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記柱体が着脱自在に掛け合いする抱持窪みから成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  3. 板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で多数枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
    前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された断面ダイヤモンド状の溝と、この溝から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする矢尻状突起体から成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  4. 板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間隔で多数枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するともに、
    前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された断面矢尻状突起柱体と、この断面矢尻状突起柱体から鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記断面矢尻状突起柱体が着脱自在に掛け合いするダイヤモンド状の抱持窪みから成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  5. 請求項1、2、3または4に記載された前記水滴除脱体ユニットは、隣接する一方の水滴除脱体ユニットのスペーサと他方の水滴除脱体ユニットのブレードとの掛合により、スペーサの長手方向に連結自在としてあることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  6. 請求項1、2、3または4に記載された前記水滴除脱体ユニットが、冷却塔の外気取入口を形成する縦形ルーバー用としてあることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  7. 請求項1、2、3または4に記載された前記水滴除脱体ユニットが、充填材間を通り、循環冷却水を冷却して自身昇温した空気流中の水滴を各ブレートの水滴捕捉部で捕捉するエリミネータとしてあることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。
  8. 請求項1、2、3または4に記載された前記水滴除脱体ユニットを数個連ねることで外気取入口用の縦ルーバーが形成されていることを特徴とする冷却塔。
  9. 請求項1、2、3または4に記載された前記水滴除脱体ユニットを数個連ねることでエリミネータを構成し、このエリミネータが充填材の空気流二次側に配置されていることを特徴とする冷却塔。
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