JPH08152294A - 冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔 - Google Patents
冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔Info
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Abstract
し、ブレードにおける断面C字型形状の溝を拡径して、
スペーサにおける掛合部の柱体から取外し簡易に交換す
る。 【構成】 縦形ルーバーCにおける板状のブレード10
の上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込み
の嵌込部12に形成し、細幅平板状のスペーサ30に所
定ピッチ間隔で掛合部13を列設して形成し、上下一対
2組のスペーサ30間に嵌込部12と掛合部13との装
着により掛合部13の間隔で多数枚のブレード10を分
離自在に配列し、屈曲した外気通路15を隣接するブレ
ード10間に形成する。V字形断面形の嵌込部12は、
V字の稜部に形成された断面略C字型形状の溝16と、
この溝16から鋭角を為して連なり折返された弾性を有
するグリップ片17とからなり、掛合部13は溝16に
着脱自在に掛け合いする柱体18から成る。
Description
体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却
塔に関する。
さが5m以上に達するタワー式の大型冷却塔が使用され
ている。
いては、その循環冷却水の単位時間当たりの散水量が多
く、かつ送風機を低速回転又は停止し、自然通風で冷却
する場合には、外気取入口などからの循環冷却水のキャ
リーオーバーが多量となり、かつ外気取入口などを形成
する水滴除脱体が大型化する傾向にある。この発明は、
前記課題を解消し、大型の水滴除脱体を簡易に取付可能
とし、かつその交換を容易化し冷却塔用の水滴除脱体ユ
ニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔を
市場に提供することを目的とする。
め、板状のブレードを少なくも1箇所においてその長手
方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその
上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの
嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間
隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組
のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離
自在に前記掛合部間隔で所定枚のブレードを配列し、屈
曲した外気通路を隣接するブレード間に形成するとも
に、前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成さ
れた断面略C字型形状の溝と、この溝から鋭角を為して
連なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、
前記掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする柱体から
成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニットと
してある。としてある。
のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿
い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領
域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に
形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合
部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペー
サ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前
記掛合部間隔で複数のブレードを配列し、屈曲した外気
通路を隣接するブレード間に形成するともに、前記V字
形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された柱体と、
この柱体から鋭角を為して連なり折返された弾性を有す
るグリップ片とからなり、前記掛合部は前記柱体が着脱
自在に掛け合いする抱持窪みから成ることを特徴とする
冷却塔用の水滴除脱体ユニットとしてある。
のブレードを少なくも1箇所においてその長手方向に沿
い折曲げて水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領
域を折返してV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に
形成し、細幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合
部を列設して形成し、少なくとも上下一対2組のスペー
サ間に前記嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前
記掛合部間隔で多数枚のブレードを配列し、屈曲した外
気通路を隣接するブレード間に形成するともに、前記V
字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された断面ダ
イヤモンド状の溝と、この溝から鋭角を為して連なり折
返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛合
部は前記溝に着脱自在に掛け合いする矢尻状突起体から
成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニットと
してある。としてある。
を少なくも1箇所においてその長手方向に沿い折曲げて
水滴捕捉部を形成するとともにその上下縁領域を折返し
てV字形断面形のスナップ嵌込みの嵌込部に形成し、細
幅平板状のスペーサに所定ピッチ間隔で掛合部を列設し
て形成し、少なくとも上下一対2組のスペーサ間に前記
嵌込部と掛合部との装着により分離自在に前記掛合部間
隔で多数枚のブレードを配列し、屈曲した外気通路を隣
接するブレード間に形成するともに、前記V字形断面形
の嵌込部は、V字の尖部に形成された断面矢尻状突起柱
体と、この断面矢尻状突起柱体から鋭角を為して連なり
折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記掛
合部は前記断面矢尻状突起柱体が着脱自在に掛け合いす
るダイヤモンド状の抱持窪みから成ることを特徴とする
冷却塔用の水滴除脱体ユニットとしてある。
水滴除脱体ユニットは、隣接する一方の水滴除脱体ユニ
ットのスペーサと他方の水滴除脱体ユニットのブレード
との掛合により、スペーサの長手方向に連結自在として
あることを特徴とする。
水滴除脱体ユニットが、冷却塔の外気取入口を形成する
縦形ルーバー用としてあることを特徴とする場合もあ
る。
ユニットが、充填材間を通り、循環冷却水を冷却して自
身昇温した空気流中の水滴を各ブレートの水滴捕捉部で
捕捉するエリミネータとしてあることを特徴とすること
もある。
水滴除脱体ユニットで数個連ねることで外気取入口用の
縦形ルーバーが形成されていることを特徴とする冷却塔
としてある。
水滴除脱体ユニットを数個連ねることでエリミネータを
構成し、このエリミネータが充填材の空気流二次側に配
置されていることを特徴とする冷却塔としてある。
載の発明及び請求項8記載の発明の作用と共に説明す
る。大型冷却塔の外気取入口の幅寸法に応じて、前記水
滴除部脱体ユニットを複数個塔内に搬入し、ここで隣接
する水滴除脱体ユニットの対応するスペーサの位置をこ
のブレードの長手方向に相互にずらし、一部が重なり合
った状態とし、スペーサとブレードを掛合することによ
り、隣接する水滴除脱体ユニットをスペーサの長手方向
に接続すると共に、その高さ方向にH型チャンネル材を
フレーム枠として、この水滴除脱体ユニットを上下に積
み重ねて、縦形ルーバーを構成する。冬期及び中間期の
ように冷却塔の送風機を低速又は停止し、自然通風によ
り循環冷却水を冷却する。この際外気取入口寄りに沿い
流下する循環冷却水は、外気取入口から外部へ飛散し易
くなり、殊に下部水槽の水面に直接落下衝突した循環冷
却水は水滴となり外気取入口を通り外部に飛散する傾向
をとる。このように飛散しようとする循環冷却水の水滴
は前記縦形ルーバーの各ブレードの水滴捕捉部により捕
捉され、外部に飛散しない。この捕捉された水滴はこの
ブレード面に沿い流下し、ブレード下縁のV字状の折曲
げ部に収集され、下部水槽へと流入してゆき、外部に飛
散しない。これらブレードの長期間使用により、修理、
交換する場合には、交換しようとするブレードの嵌込部
におけるグリップ片を把持し、前記溝を拡径して、スペ
ーサにおける掛合部の柱体から除去し取外して交換す
る。
載の発明の作用に加えて、ブレードを交換する時には、
グリップ片を把持し、前記柱体を掛合部の抱持窪みから
抜き出し、ブレードを交換する。
載の発明の作用に加えて、ブレードの交換時には、グリ
ップ片を挾持し断面ダイヤモンド状の溝を拡げて、この
窪みから矢尻状突起体を外して、ブレードの交換を行
う。
記載の発明の作用に加えて、ブレードの交換時には、グ
リップ片を把持し、断面矢尻状突起柱体をダイヤモンド
状の抱持溝から取り外し、ブレードの交換を行う。
の発明の作用と共に説明する。冬期及び中間期における
送風機の低速、停止時における自然通風するのに伴う循
環冷却水のキャリーオーバーはこのエリミネータで捕捉
される。なお、ブレードの交換は、請求項1、2、3又
は4記載の発明におけるブレードの交換と同様に行う。
施例を、請求項8の代表的な実施例と合わせて説明す
る。図1において、Aは背の高い(通常5m以上)大型
の直交流式冷却塔であり、この冷却塔Aの外気取入口B
は、縦形ルーバーCにより形成されている。前記縦形ル
ーバーCは、板状のブレード10を少なくとも1箇所に
おいてその長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部19を形
成するとともにその上下縁領域を折返してV字形断面形
のスナップ嵌込みの嵌込部12に形成するとともに、細
幅平板状のスペーサ30に所定ピッチ間隔で掛合部13
を列設して形成し、上下一対2組のスペーサ30間に前
記嵌込部12と掛合部13との装着により前記掛合部1
3の間隔で多数枚のブレード10を分離自在に配列し、
屈曲した外気通路15を隣接するブレード10間に形成
してなる冷却塔用の水滴除脱体ユニット20(図2参
照)を外気取入口Bの幅方向及び縦方向に複数個配列し
て構成されている。前記水滴除脱体ユニット20を外気
取入口Bの幅方向に配列する際には、隣接水滴除脱体ユ
ニット20の対応するスペーサ30の位置をこのブレー
ド10の長手方向にずらして、一部が重なり合った状態
とし、これらスペーサ30とブレード10を掛合するこ
とで、スペーサ30の長手方向に複数個の水滴除脱体ユ
ニット20が相互連結される(図6参照)。なお、図
2、図6においては、ブレード10の長手方向の一端部
に組付けた一組のスペーサ30のみを示し、ブレードの
長手方向の他端部に組付けられるスペーサは省略してあ
る。
取入口Bの高さ方向に配列する際には、H形鋼を外気取
入口Bの高さ方向で間隔をおいて配置し、上下隣接する
H形鋼間に前記水滴除脱体ユニット20を嵌め込み、複
数個上下にH形鋼45を介して積み重ねる(図1参
照)。この際、H形鋼45のフランジ部には、ブレード
10の折り曲げ部で捕捉された水を充填材へ戻すための
小孔(図示せず)が設けてある。このようにして冷却塔
Aの外気取入口Bは複数個の前記水滴除脱体ユニット2
0からなる縦ルーバーCにより形成される。この実施例
では、これらブレード10の上下縁の各端部に、前記ス
ペーサ30が上下一対平行に配列してあるが、これに限
らず、これらブレード10の奥行寸法に応じてその中間
位置に設ける場合もある。前記V字形断面形の嵌込部1
2は、V字の稜部に形成された断面略C字型形状の溝1
6と、この溝16から鋭角を為して連なり折返された弾
性を有するグリップ片17とからなり、前記掛合部13
は前記溝16に着脱自在に掛け合いする柱体18から成
る(図2参照)。前記ブレード10の高さを138mm
とし、ピッチ37.5mmで柱体18を形成した際のス
ペーサ13における扁平な平板の厚さは3mmでその奥
行寸法は10mmとしてある。この数値は一例であり、
この数値に発明として限定されるものではない。
る。実施例1と異なる構成は次の通りである。前記V字
形断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成された柱体
16aと、この柱体16aから鋭角を為して連なり折返
された弾性を有するグリップ片17とからなり、前記掛
合部13は前記柱体16aが着脱自在に掛け合いする抱
持窪み18aから成る(図3参照)。その他、実施例1
と同一の符号は同一の構成を示す。
る。実施例1と異なる構成は次の通りです。前記V字形
断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成されたダイヤ
モンド状の溝16bと、この溝16bから鋭角を為して
連なり折返された弾性を有するグリップ片17とからな
り、前記掛合部13は前記溝16bに着脱自在に掛け合
いする矢尻状突起体18bから成る(図4参照)。その
他、実施例1の同一の符号は同一の構成を示す。
る。実施例1と異なる構成は次の通りである。前記V字
形断面形の嵌込部12は、V字の稜部に形成された断面
矢尻状突起柱体16cと、この断面矢尻状突起柱体16
cから鋭角を為して連なり折返された弾性を有するグリ
ップ片17とからなり、前記掛合部13は前記断面矢尻
状突起柱体16cが着脱自在に掛け合いするダイヤモン
ド状の抱持窪み18cから成る(図5参照)。その他、
実施例1と同一の符号は同一の構成を示す。
9の代表的な実施例と併せて説明する。請求項1、2、
3または4に記載された前記水滴除脱体ユニット20
が、冷却塔A内の充填材21間を通り、循環冷却水を冷
却して自身昇温した空気流中の水滴を各ブレート10の
水滴捕捉部19で捕捉するエリミネータ40としてあ
る。このエリミネータ40は、充填材の空気流二次側に
配置されている(図1参照)。この際、枠体を介して積
み重ねられた水滴除脱体ユニット20の各ブレード10
で捕捉された水滴は、ブレード10下縁のV字状の折り
曲げ部に収集された後、この枠体に形成した間隙から冷
却塔の充填材側へ流下される。そのほか、実施例1と同
一の符号は同一の構成を示す。前記各実施例の作用は、
対応する請求項に記載の発明の作用と同じである。
を低速又は停止し、自然通風により循環冷却水を冷却す
る際に、外気取入口寄りに沿い流下する循環冷却水は、
外気取入口から外部へ飛散し易くなり、殊に下部水槽の
水面に直接落下衝突した循環冷却水は水滴となり外気取
入口を通り外部に飛散し、冷却塔周囲を水浸しとする傾
向をとるが、請求項1、5、6及び8記載の発明におい
てはこのように飛散しようとする循環冷却水の水滴を前
記ブレードの水滴捕捉部により捕捉でき、外部に飛散す
るのを未然に防止できる。更に、ブレード下縁のV字状
の折り曲げ部にこの捕捉された水滴を収集して、下部水
槽へ流下することができる。この水滴除脱体ユニットの
組立ては、冷却塔内にこれらユニットを持込み、容易に
組立て、分解でき、隣接する水滴除脱体ユニット同士を
スペーサを介して簡易に接続できる。これに加えて、請
求項1記載の発明においては、これらブレードの長期間
使用により、修理、交換する場合には、交換しようとす
るブレードの嵌込部におけるグリップ片を把持し、前記
溝を拡径して、スペーサにおける掛合部の柱体から取外
し簡易に長尺のブレードを交換することができる。更に
前記スペーサは偏平な平板に前記掛合部が形成されてい
るため、スペーサの厚み(高さ)は薄肉であり、実公平
6−4889号記載の台形状の肉抜穴を有するスペーサ
に比べて十分の1程度となり、形状も複雑でなく、容易
かつ低コストでスペーサを製造でき、かつ外気取入口の
風圧を増大させることもない。更に、冷却塔内への持込
み時には、上下一対のスペーサ間でその掛合部の少なく
とも1箇所に所定枚のブレードを寄せ集めておき、冷却
塔内において、順次掛合部に一枚ずつブレードをその嵌
号部を介して迅速に取付け、水滴除脱ユニットを組み立
てることができる。
載の発明の効果に加えて、ブレードを交換する時には、
グリップ片を把持し、前記柱体を掛合部の抱持窪みから
抜き出し、ブレードを交換することができる。
載の発明の作用に加えて、ブレードの交換時には、グリ
ップ片を挾持しダイヤモンド状の溝を拡げて、この溝か
ら矢尻状突起体を外して、ブレードの交換を行うことが
できる。
記載の発明の効果に加えて、ブレードの交換時には、グ
リップ片を把持し、断面矢尻状突起柱体をダイヤモンド
状の抱持窪みから取り外し、ブレードの交換を行うこと
ができる。請求項8記載の発明においては、前記効果に
加えて、多数のブレードが水滴除脱体ユニットの上下ス
ペーサを接続する支柱の役目をなし、この水滴除脱体ユ
ニットの剛性を高めることができる。
は、冬期及び中間期における送風機の低速、停止時にお
ける自然通風に伴う循環冷却水の排気口からのキャリー
オーバーをこのエリミネータで捕捉することができる。
なお、ブレードの交換は、請求項1、2、3又は4記載
の発明におけるブレードの交換と同様に行うことができ
る。各実施例は対応する請求項記載の発明の効果を発揮
する。
塔における外気取入口部分を示す概略正面図である。
視図である。
ある。
ある。
ある。
省略斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】板状のブレードを少なくも1箇所において
その長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとと
もにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ
嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定
ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下
一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着に
より分離自在に前記掛合部間隔で所定枚のブレードを配
列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成す
るともに、 前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された
断面略C字型形状の溝と、この溝から鋭角を為して連な
り折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前記
掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする柱体から成る
ことを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。 - 【請求項2】板状のブレードを少なくも1箇所において
その長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとと
もにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ
嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定
ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下
一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着に
より分離自在に前記掛合部間隔で複数のブレードを配列
し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成する
ともに、 前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された
柱体と、この柱体から鋭角を為して連なり折返された弾
性を有するグリップ片とからなり、前記掛合部は前記柱
体が着脱自在に掛け合いする抱持窪みから成ることを特
徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。 - 【請求項3】板状のブレードを少なくも1箇所において
その長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとと
もにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ
嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定
ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下
一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着に
より分離自在に前記掛合部間隔で多数枚のブレードを配
列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成す
るともに、 前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された
断面ダイヤモンド状の溝と、この溝から鋭角を為して連
なり折返された弾性を有するグリップ片とからなり、前
記掛合部は前記溝に着脱自在に掛け合いする矢尻状突起
体から成ることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニ
ット。 - 【請求項4】板状のブレードを少なくも1箇所において
その長手方向に沿い折曲げて水滴捕捉部を形成するとと
もにその上下縁領域を折返してV字形断面形のスナップ
嵌込みの嵌込部に形成し、細幅平板状のスペーサに所定
ピッチ間隔で掛合部を列設して形成し、少なくとも上下
一対2組のスペーサ間に前記嵌込部と掛合部との装着に
より分離自在に前記掛合部間隔で多数枚のブレードを配
列し、屈曲した外気通路を隣接するブレード間に形成す
るともに、 前記V字形断面形の嵌込部は、V字の稜部に形成された
断面矢尻状突起柱体と、この断面矢尻状突起柱体から鋭
角を為して連なり折返された弾性を有するグリップ片と
からなり、前記掛合部は前記断面矢尻状突起柱体が着脱
自在に掛け合いするダイヤモンド状の抱持窪みから成る
ことを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。 - 【請求項5】請求項1、2、3または4に記載された前
記水滴除脱体ユニットは、隣接する一方の水滴除脱体ユ
ニットのスペーサと他方の水滴除脱体ユニットのブレー
ドとの掛合により、スペーサの長手方向に連結自在とし
てあることを特徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニッ
ト。 - 【請求項6】請求項1、2、3または4に記載された前
記水滴除脱体ユニットが、冷却塔の外気取入口を形成す
る縦形ルーバー用としてあることを特徴とする冷却塔用
の水滴除脱体ユニット。 - 【請求項7】請求項1、2、3または4に記載された前
記水滴除脱体ユニットが、充填材間を通り、循環冷却水
を冷却して自身昇温した空気流中の水滴を各ブレートの
水滴捕捉部で捕捉するエリミネータとしてあることを特
徴とする冷却塔用の水滴除脱体ユニット。 - 【請求項8】請求項1、2、3または4に記載された前
記水滴除脱体ユニットを数個連ねることで外気取入口用
の縦ルーバーが形成されていることを特徴とする冷却
塔。 - 【請求項9】請求項1、2、3または4に記載された前
記水滴除脱体ユニットを数個連ねることでエリミネータ
を構成し、このエリミネータが充填材の空気流二次側に
配置されていることを特徴とする冷却塔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31569294A JP3613479B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31569294A JP3613479B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08152294A true JPH08152294A (ja) | 1996-06-11 |
JP3613479B2 JP3613479B2 (ja) | 2005-01-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31569294A Expired - Lifetime JP3613479B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 冷却塔用の水滴除脱体ユニット及びこの水滴除脱体ユニットを使用した冷却塔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3613479B2 (ja) |
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