JP3613365B2 - HST type mission equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローラ式作業機において、車速を変速する走行用のHST式無段変速機構と、操向を行う為の旋回用のHST式無段変速機構を具備したHST式ミッション装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からクローラ式作業機において、走行駆動をHST式無段変速機構により行う技術は公知とされているのである。
例えば、実開昭60−89454号公報参照の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、走行用のHST式無段変速機構と旋回用のHST式無段変速機構を具備し、2台の油圧ポンプと、2台の油圧モータを配置したHST式ミッション装置において、まず第一に走行変速操作と操向旋回操作を確実にし、第二に中立時の操作範囲を大として操作性を向上し、第三に走行装置の停止中立時、及び旋回操向操作をしない直進時の確実性を向上し、また、第四に作動油通路の短小化による省油量化、及び作動油温度抑止構造による特性の安定化を図り、さらに第五に構成をコンパクトにし、コストを安くしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、副変速機構(32)や差動機構(33)を内装するミッションケース(22)に付設するHST式ミッション装置(H)であって、センタセクション(C)を中心に走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用のHST式無段変速機構(2 8)を付設して構成し、センタセクション(C)の一側に、走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する走行油圧ポンプ(23)を付設し、該走行油圧ポンプ(23)と向かい合う他側には、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧ポンプ(26)を付設し、前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)とは、カップリング(143)を介して連結し、前記センタセクション(C)の同一側に、走行用のHST式無段変速機構(25)の走行油圧モータ(24)と、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧モータ(27)を付設し、該走行油圧モータ(24)の出力軸(31)と、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)とを、センタセクション(C)の他側の同一面に突出したものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載のHST式ミッション装置において、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)のセンタセクション(C)とは逆の側の突出部に、旋回中立時制動装置(135)を付設したものである。
【0006】
請求項3においては、請求項1記載のHST式ミッション装置において、走行油圧モータ(24)の出力軸(31)のセンタセクション(C)とは逆の側の突出部に、走行中立時制動装置(134)を付設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1はクローラ式作業機の中で、コンバインに、本発明のHST式ミッション装置を搭載した状態の全体側面図、
図2は同じく図1のコンバインの平面図、
図3は本コンバインのHST式ミッション装置を一体化したミッションケース(22)のスケルトン図である。
【0008】
図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフイードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダである。
【0009】
(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記穀物タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は丸形操向ハンドル(19)及び運転席(20)などを備える運転キャビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0010】
図3に示す、ミッションケース(22)のスケルトン構造を説明する。
前記走行クローラ(2)を駆動する運転駆動部であるミッションケース(22)は、1対の走行油圧ポンプ(23)及び走行油圧モータ(24)からなる主変速機構である走行用のHST式無段変速機構(25)と、1対の旋回油圧ポンプ(26)及び旋回油圧モータ(27)からなる操向機構である旋回用のHST式無段変速機構(28)とを備えている。
【0011】
前記エンジン(21)の出力軸(21a)に走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)をカウンターケース(K)、伝達ベルト(29)等を介し連動連結させると共に、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)を伝達ベルト(30)を介し、前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)に連動連結させている。
【0012】
そして、前記走行油圧モータ(24)の出力軸(31)に、副変速機構(32)及び差動機構(33)を介し、走行クロ−ラ(2)の駆動輪(34)を連動連結させている。
前記差動機構(33)は左右対称の1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を有し、各遊星ギヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)と、該サンギヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(37)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛合うリングギヤ(38)などで形成している。
【0013】
前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸(39)と同軸線上とのキヤリヤ軸(40)のキヤリヤ(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギヤ(36)(36)を挟んで左右のキヤリヤ(41)を対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯を有してサンギヤ軸(39)とは同一軸芯状に配置させ、キャリヤ軸(40)に回転自在に軸支させている。
【0014】
また、走行用のHST式無段変速機構(25)は走行油圧ポンプ(23)の回転斜板の角度変更調節により走行油圧モータ(24)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、走行油圧モータ(24)の回転出力を出力軸(31)の伝達ギヤ(42)より各ギヤ(43)(44)(45)及び副変速機構(32)を介して、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(46)に伝達してサンギヤ(36)を回転するように構成している。
【0015】
前記副変速機構(32)は、前記ギヤ(45)を有する副変速軸(47)と、前記センタギヤ(46)に噛合うギヤ(48)を有する車速センサ軸(49)とを備え、副変速軸(47)とセンサ軸(49)間に各1対の低速用ギヤ(50)(48)・中速用ギヤ(51)(52)・高速用ギヤ(53)(54)を設けて、中央位置のギヤ(51)のスライド操作によってこれら低速・中速・高速の切換えを可能とさせるように構成している。
【0016】
また、前記センサ軸(49)には車速検出ギヤ(55)を設けると共に、該ギヤ(55)の回転数より、車速を検出する車速センサ(56)を設けている。なお、作業機などに回転力を伝達するPTO軸(57)のPTO入カギヤ(58)に、PTO伝達ギヤ機構(59)を介し前記出力軸(31)を連動連結させている。
【0017】
そして、前記センタギヤ(46)を介しサンギヤ軸(39)に伝達された走行油圧モータ(24)からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)を介しキャリヤ軸(40)に伝達させると共に、該キャリヤ軸(40)に伝達された回転を左右各一対の減速ギヤ(60)(61)を介し左右の駆動輪(34)の左右輪軸(34a)にそれぞれ伝えるように構成している。
【0018】
さらに、旋回用のHST式無段変速機構(28)は、旋回油圧ポンプ(26)の回転斜板の角度変更調節により旋回油圧モータ(27)の正逆回転と回転数の制御を行うもので、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)の出力ギヤからギヤ伝達機構(63)を介し旋回入力軸(64)の入カギヤ(65a)(65b)に回転出力を伝達している。
【0019】
左側のリングギヤ(38)の外歯に対しては直接的に、また右側のリングギヤ(38)の外歯に対しては、逆転軸(66)の逆転ギヤ(67)を介して伝えて、旋回油圧モータ(27)の正転時に左右のリングギヤ(38)を左右同一回転数で左リングギヤ(38)を逆転、右リングギヤ(38)を正転とさせるように構成している。
【0020】
そして、旋回用の旋回油圧ポンプ(26)の駆動を停止させ、左右リングギヤ(38)を静止固定させた状態で、走行用の走行油圧ポンプ(23)の駆動を行うと、走行油圧モータ(24)からの回転出力はセンタギヤ(46)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数で伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギヤ(37)・キャリヤ(41)及び、減速ギヤ(60)(61)を介し、左右の輪軸(34a)に左右同回転方向の同一回転数で伝達されて、機体の前後直進走行が行われる。
【0021】
一方、走行用の走行油圧ポンプ(23)の駆動を停止させ、左右のサンギヤ(36)を静止固定させた状態で、旋回用の旋回油圧ポンプ(26)を正逆回転駆動すると、左側の遊星ギヤ機構(35)か逆或いは正回転、また右側の遊星ギヤ機構(35)が正或いは逆回転して、左右走行クローラ(2)の駆動方向を前後逆方向とさせて機体を左或いは右にその場でスピンターンさせるものである。
また、走行用の走行油圧ポンプ(23)を駆動させながら、旋回用の旋回油圧ポンプ(26)を駆動して、機体を左右に旋回させる場合には旋回半径の大きい旋回を可能にできるもので、その旋回半径は左右走行クローラ(2)の速度に応じ決定される。
【0022】
そして、図3において図示する如く、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)の他端に中立時制動装置(135)を設け、該中立時制動装置(135)は湿式多板ディスク機構(135a)により構成している。
また、走行油圧モータ(24)の出力軸(31)の他端にも、中立時制動装置(134)を配置し、該中立時制動装置(134)は湿式多板ディスク機構(134a)により構成されている。
【0023】
図4は本発明のHST式ミッション装置(H)の油圧回路図、図5はHST式ミッション装置(H)の平面一部断面図、図6は同じくHST式ミッション装置(H)の正面一部断面図、図7はHST式ミッション装置(H)の側面一部断面図、図9はHST式ミッション装置(H)のサーボ機構Tを示す拡大一部断面図、図9は走行用のHST式無段変速機構(25)部分におけるセンタセクション(C)の断面図、図10は走行用のHST式無段変速機構(25)の部分におけるセンタセクション(C)の断面図、図11は中立時制動装置を示す側面図、図12は同じく中立時制動装置を示す平面図、図13は中立時制動装置の油圧回路図である。
【0024】
図14は旋回油圧ポンプ(26)と旋回サーボ機構(T2)を示す断面図、図15は旋回サーボ機構(T2)の安定時を示す断面図、図16は旋回サーボ機構(T2)の動作初期を示す断面図、図17は旋回サーボ機構(T2)の中立時を示す断面図、図18は旋回サーボ機構(T2)の他の実施例を示す断面図、図19は旋回サーボ機構(T2)のピストン(P)の構造を示す図面、図20は旋回サーボ機構(T2)のスプール(S)を示す図面、図21は旋回サーボ機構(T2)の油圧回路図、図22は走行油圧ポンプ(23)と走行油圧モータ(24)の間に絞り機構を設けたセンタセクション(C)の図面、図23は絞り機構の他の実施例を示す図面である。
【0025】
図24は旋回用のHST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)の閉回路に中立バルブを設けた構成を示す断面図、図25は走行油圧ポンプ(23)の軸の上にPTOプーリーを支持する構成を示す正面断面図である。
【0026】
図4において、本発明のHST式ミッション装置の油圧回路を説明する。
該HST式ミッション装置(H)は、走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用のHST式無段変速機構(28)とチャージポンプCPと中立時制動装置(135)(134)等により構成されており、センタセクション(C)の前後の面に付設されている。
チャージポンプCPは、図6に示すように走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)を駆動する入力軸(26a)をカップリング(143)で連結し、該入力軸(26a)の上に配置駆動されている。前記カップリング(143)は、図3に示す伝達ベルト(30)に代わる動力伝達部材である。
【0027】
そして、該チャージポンプCPから吐出されたチャージ作動油が、走行用のHST式無段変速機構(25)の閉回路と、旋回用のHST式無段変速機構(28)の閉回路に供給されている。
該チャージポンプCPからのチャージ作動油が、旋回用のHST式無段変速機構(28)の閉回路に供給される部分には、両側にチェックバルブ及び絞り機構(137)(138)が配置されている。
また、チャージポンプCPから走行用のHST式無段変速機構(25)の閉回路への供給部にも、一方にチェックバルブ及び絞り機構(141)が配置されている。
【0028】
また、走行用のHST式無段変速機構(25)の閉回路のバイパス回路に、油量調整弁(142)が配置されており、旋回用のHST式無段変速機構(28)の閉回路のバイパス回路にも油量調整弁(144)が介装されている。
また、走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する走行油圧ポンプ(23)の斜板(145)を傾動するサーボ機構(T1)は走行変速手動制御弁(V3)により、ピストン(P1)とスプール(S1)を操作して行うのみである。しかし、旋回用のHST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)の斜板(146)を傾動するサーボ機構(T2)は、自動操行制御バルブ(V1)と手動操向制御バルブ(V2)の両方によりピストン(P)とスプール(S)を操作すべく構成している。
【0029】
また、図4に示す如く、チャージポンプCPからのチャージ作動油の一部を、走行中立制動電磁弁(140)と旋回中立制動電磁弁(139)に導入して、走行油圧モータ(24)の中立時制動装置(134)と、旋回油圧モータ(27)の中立時制動装置(135)を制動すべく構成している。
走行中立制動電磁弁(140)と旋回中立制動電磁弁(139)の間は、パイピング(134c)により連結して、チャージポンプ(CP)からの圧油を両者に流用している。
【0030】
本発明のHST式ミッション装置は、副変速機構(32)や遊星ギヤ機構(35)(35)を構成するミッションケース(22)の上部に配置しており、センタセクション(C)を中心に、走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用のHST式無段変速機構(28)を付設して、2ポンプ2モータのHST式ミッション装置に構成している。
図5と図6と図7において図示する如く、センタセクション(C)の右側には、走行用のHST式無段変速機構(25)の半分を構成する走行油圧ポンプ(23)が付設されている。そして走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する他の半分である走行油圧モータ(24)は、図5に示す平面図の如く、入力軸(23a)とはずれた奥の位置に出力軸(31)と走行油圧モータ(24)が配置されている。該出力軸(31)の他端には、中立時制動装置(134)と湿式多板ディスク機構(134a)と走行中立制動電磁弁(140)が配置されている。
【0031】
また、センタセクション(C)の左側で、走行油圧ポンプ(23)と向かい合う位置には、旋回油圧ポンプ(26)が配置されている。前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)とは、カップリング(143)でスプライン連結されて、一体的にエンジン(21)の回転を伝達している。この実施例では、図3に示す伝達ベルト(30)に代えてカップリング(143)が使用されている。
該入力軸(23a)にエンジン(21)の出力軸(21a)からの動力が伝達ベルト(29)を介して伝達されている。
また、カップリング(143)を介して、駆動される入力軸(26a)の他端には、チャージポンプCPが介装されており、更にチャージポンプCPの部分に、PTOプーリー(147)が固着されている。
【0032】
また、旋回油圧ポンプ(26)の上面には自動操行制御バルブ(V1)が付設されており、該自動操行制御バルブ(V1)とピストン(P2)の内部に配置された手動操向制御バルブ(V2)とピストン(P1)との間で全体的に旋回サーボ機構(T1)が構成されている。また、走行油圧ポンプ(23)の部分の手前側には、電磁開閉弁V3とピストン(P2)により旋回サーボ機構(T2)が構成されている。
また、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)の他端には、中立時制動装置(135)と旋回中立制動電磁弁(139)と湿式多板ディスク機構(135a)が付設されている。
【0033】
次に、該走行サーボ機構(T1)と、旋回サーボ機構(T2)の構成について説明する。
図6において、走行サーボ機構(T1)の正面図が図示されている。該走行サーボ機構(T1)は、電磁開閉弁により構成した手動走行変速バルブ(V3)を構成するスプール(S1)を操作することにより、ピストン(P1)を上下動して、斜板(145)を回動し、走行用のHST式無段変速機構(25)を変速するものである。
該走行用のHST式無段変速装置(25)を中立位置で保持する必要があり、走行中立保持アーム(148)が設けられ、該走行中立保持アーム(148)の先端に走行中立保持ローラ(148a)が枢支されている。該走行中立保持ローラ(148a)は、走行変速操作アーム(151)と一体的に、走行中立カム(149)が回動し、該走行中立カム(149)の中央の凹部に前記走行中立保持ローラ(148a)が嵌入して中立を保持する。
また、該走行変速操作アーム(151)は衝撃吸収バネ(151a)を介して、共に回動する走行ストッパー杆(150)が設けられており、該ストッパー板(157)と係合して、走行変速操作アーム(151)のそれ以上の回動を阻止する。
【0034】
また、前記走行変速操作アーム(151)には、衝撃吸収バネ(151a)を介してスプール(S1)を操作するクランクアーム(159)が設けられており、該クランクアーム(159)が、スプール(S1)の凹部(161)と係合している。該スプール(S1)がピストン(P1)の内部で摺動することにより、手動走行変速バルブ(V3)を構成している。
同様の旋回サーボ機構(T2)が図8の如く、旋回油圧ポンプ(26)の斜板(146)を回動すべく構成されている。該旋回油圧ポンプ(26)の旋回サーボ機構(T2)の構成は、略走行サーボ機構(T1)と同じ構成が左右対称に構成されている。
【0035】
即ち、旋回操作アーム(162)と共に回動する旋回中立保持アーム(152)と、該旋回中立保持アーム(152)に軸受支持された旋回中立保持ローラ(152a)が構成されている。また旋回中立保持ローラ(152a)が接頭する旋回中立カム(153)が設けられ、旋回ストッパー杆(154)と、該旋回ストッパー杆(154)が係合する旋回ストッパー板(156)が構成されている。前記旋回操作アーム(162)に衝撃吸収バネ(162a)が付設されている。
走行サーボ機構(T1)と旋回サーボ機構(T2)とは略左右対称型に構成されており、走行中立保持アーム(148)と旋回中立保持アーム(152)の間を、走行中立保持ローラ(148a)と旋回中立保持ローラ(152a)が、走行中立カム(149)と旋回中立カム(153)の方向に常時付勢される方向の付勢バネ(160)が介装されている。これらローラ(148a),(152a)が中立カム(14a),(153)のカム面上に形成された中立位置に係合するときは、走行クローラ(2)は中立時に作動停止状態に保持される。
【0036】
図7と図11から図13においては、走行中立時制動装置(134)と、旋回中立時制動装置(135)が図示されている。該走行中立時制動装置(134)と旋回中立時制動装置(135)は、図13に示す油圧回路図において図示する如く、チャージポンプ(CP)の圧油を取り入れて、制動作動すべく構成している。そして、走行中立制動電磁弁(140)と、旋回中立制動電磁弁(139)が設けられている。チャージポンプ(CP)からの圧油を、走行中立時制動装置(134)と旋回中立時制動装置(135)に案内して、手動走行変速バルブ(V3)が中立になると同時に走行中立制動電磁弁(140)が切り替わり、走行中立時制動装置(134)を制動して、走行油圧モータ(24)の回転を制動すべく構成している。
【0037】
同様に、手動操向制御バルブ(V2)の中立への操作と共に、旋回中立制動電磁弁(139)が切換えられて、圧油が旋回中立時制動装置(135)に供給され、制動ディスク(135a)が押圧され制動されるべく構成している。
図8において、旋回サーボ機構(T2)の構成を説明する。該旋回サーボ機構(T2)は、ピストン(P2)を上下することにより、クレイドル型の油圧ポンプの斜板(146)の横に設けたピン軸(161)を上下に移動させて、斜板(146)が最終的に変速の為に回動すべく構成しているのである。
そして、該ピストン(P2)の内部にスプール(S2)が嵌装されており、該スプール(S2)は、旋回操作アーム(162)の回動により、衝撃吸収バネ(162a)を介して、旋回中立カム(153)とクランクアーム(158)が回動し、スプール(S2)を上下動させる。
【0038】
該ピストン(P2)の内部でスプール(S1)が上下動することにより、旋回手動制御バルブ(V2)が構成されている。
また、自動旋回制御バルブ(V1)は、電磁弁により構成されており、コンバインの場合には圃場面の穀稈の位置をセンサーにより検出し、この位置により自動旋回制御バルブ(V1)を切換えて、スプール(S2)の位置を上下する方向に、スプール(S2)の上下の位置から圧油を供給するのである。
自動操行制御バルブ(V1)の電気的な切換により、ピストン(P2)の上下に圧油を供給する場合には、図15と図16と図17に示す如く、そのまま供給される。
【0039】
しかし、旋回手動制御バルブ(V2)よりピストン(P2)の上下に圧油を供給する場合には、先ず圧油がチャージポンプ(CP)から、スプール(S1)の内周の長孔部分に構成された、ポンプポート(165)に供給される。該ポンプポート(165)からの圧油が、スプール(S2)の上下により、外周油路(166)から、ピストン(P2)の内周油路(170)から穿設油路(167)を経て、ピストン(P2)の下方に到る場合と、外周油路(166)から他方の内周油路(171)から穿設油路(169)を経て、ピストン(P2)の上部に到る場合とに切換えられる。
【0040】
そして、ピストン(P2)の上下からの戻り油は、ピストン(P2)の下方に圧油が供給されて、ピストン(P2)が上方へ移動する場合には、穿設油路(169)からスプール(S2)の排出油路(168)かちドレーン回路へ排出される。またピストン(P2)が下方へ移動する場合には、ピストン(P2)の下方の圧油は穿設油路(167)から排出油路(179)を経て排出される。
【0041】
以上のような構成において、本構成はスプール(S2)に、図20に図示する如く、外周油路(166)の上下の位置と、排出油路(168)の上部と、排出油路(170)の下部の位置に、自動微小操向の設定回転数に応じたオーバーラップ部を設け、該部分を、平行切欠部(172)(173)(174)(175)に構成している。
このように、このスプール(S2)の平行切欠部(172)(173)(174)(175)のオリフィスの条件は、自動操行制御バルブ(V1)の絞り(176)よりも小さく構成している。これにより、旋回手動制御バルブ(V2)により手動操作時には、平行切欠部(172)(173)(174)(175)により流量制御を行い、自動旋回制御バルブ(V1)による自動操向時には、自動旋回制御バルブ(V1)の絞り(176)により流量制御を行い、ある位置までピストン(P2)が移動すると、スプール(S2)の流量制御によりピストン(P2)の移動が停止するように構成している。
【0042】
該構成を油圧回路図で示すと、図21の如くなり、オリフィスの条件としては、絞り(176)>平行切欠部(172)としている。
また、自動旋回制御バルブ(V1)への回路の絞り(177)と、旋回手動制御バルブ(V2)への絞り(178)では、絞り(177)>絞り(178)となるように構成している。
【0043】
次に図22と図23において、旋回用のHST式無段変速機構(28)の部分に設けた、調整絞り機構(182)について説明する。
該調整絞り機構(182)は、旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)の間を連結するメイン閉回路(180)と(181)の間に介装されている。
図23の場合には、該調整絞り機構(182)を孔内を上下動する摺動スプール(182a)と付勢バネ(183)により構成しており、該摺動スプール(182a)を上下位置に調整する調整螺子(182b)が設けられている。
また、上部のメイン閉回路(180)(181)の間には、チャージポンプ(CP)からの補給油を供給する為の、チェックバルブ(199)が設けられている。
【0044】
図22は、図23の構成を更に変更した構成を図示している。
即ち、調整絞り機構(182)は、ソレノイド(182c)により摺動操作して、付勢バネ(183)に抗して摺動すべく構成している。
このようにソレノイド(182c)を設けて、外部から電気的にソレノイド(182c)を切り替えて、旋回用のHST式無段変速機構(28)の中立状態では、該調整絞り機構(182)を連通し、メイン閉回路(180)(181)の圧力を低くして、連れ廻りを回避し、旋回動作の際においては、調整絞り機構(182)を閉鎖して、メイン閉回路(180)(181)内の圧力を高圧にすべく構成している。
【0045】
また、図22においては、メイン閉回路(180)(181)の間に、油圧調整弁(144)が介装されており、過負荷圧が発生した場合には、この油量調整弁(144)から圧油を逃がすことが出来るように構成している。
また、図22においては、チャージポンプ(CP)からの作動油の補強回路には、単なるチェック弁ではなくて、チェックバルブ及び絞り機構(137)(138)を介装しており、メイン閉回路(180)(181)内の圧力により、チェックバルブの開閉の為の付勢圧力が相違するように構成している。
また、チャージポンプ(CP)からの作動油の供給が確実に出来るように構成して、旋回用のHST式無段変速機構(28)の確実な作動が得られるように構成している。
【0046】
図24においては、左右のメイン閉回路(180)(181)の間に、中立バルブ(185)を配置した構成を図示している。該中立バルブ(185)は左右に、メイン閉回路(180)(181)に突出した部分を設け、該部分に背室に圧油を導入する絞り孔(185a)(185a)を穿設し、該左右の中立バルブ(185)の間に連通オリフィス筒(184)を配置している。該連通オリフィス筒(184)の左右には、オリフィス孔(184b)(185a)が開口されている。該オリフィス孔(184b)(185a)は、左右メイン閉回路(180)(181)を流量を絞った状態で連通すべく構成している。これにより、旋回用のHST式無段変速機構(28)が中立に成った場合においては、メイン閉回路(180)(181)をパイパスで連通させて、旋回油圧モータ(27)の回転が発生しないように構成しているのである。
【0047】
図においては、旋回油圧ポンプ(26)を駆動する入力軸(26a)が、チャージポンプ(CP)を駆動した後に突出した部分に、PTOプーリー(147)を固設軸受する技術が開示されている。
該構成においては、PTOプーリー(147)に掛かる曲げ力が、直接に入力軸(26a)に掛かることの無いように構成しいるのである。即ち、チャージポンプ(CP)のポンプケース(26b)の外周に、軸受嵌合外周を構成し、このポンプケース(26b)の軸受嵌合外周と、PTOプーリー(147)の軸受嵌合内周との間に、軸受(141)を介してPTOプーリー(147)を嵌装している。これにより、PTOプーリー(147)の掛かる曲げ力はポンプケース(142)に掛かることとなるのである。回転駆動力は、入力軸(26a)から、該入力軸(26a)の外周に刻設したスプライン溝(147b)を介して、PTOプーリー(147)に伝達すべく構成している。
【0048】
次に図8と図14において、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)と旋回サーボ機構(T2)の配置を説明する。
センタセクション(C)に旋回用のHST式無段変速機構(28)が付設されているが、該旋回用のHST式無段変速機構(28)のケースの内部に旋回サーボ機構(T2)が埋め込まれている。該構成は走行用のHST式無段変速機構(25)の場合の同じであり、センタセクション(C)の他の面に走行用のHST式無段変速機構(25)のケースがそのまま付設されており、該旋回油圧ポンプ(26)のケースの内部に走行サーボ機構(T1)が埋め込まれて一体的に構成されているのである。
【0049】
そして、該走行サーボ機構(T1)と旋回サーボ機構(T2)の方向は、走行油圧ポンプ(23)と旋回油圧ポンプ(26)に設けた、クレイドル型の斜板の上下回動方向とピストン(P1)(P2)、スプール(S1)(S2)の摺動方向を同じとしている。
該ピストン(P1)(P2)と、クレイドル型の斜板(146)とを連結ピン(190)より連結している。該連結ピン(190)の外周に、潤滑油の油路を外周油路(190a)として構成している。
該部分は旋回油圧ポンプ(26)のプランジャー部分に供給される圧油の一部が、プランジャー座の部分から洩れて供給され、これをクレイドル式の斜板(146)の内部に設けた穿設油路(191)を介して、斜板(146)の後面の軸受部に供給するのであるが、該穿設油路(191)の油路は、大き過ぎると潤滑油が流れ過ぎるし、穿設油路(191)が小さ過ぎるとゴミ詰まりを発生するのである。
故に、穿設油路で小さく絞るのが困難であるので、本構成においては、穿設油路(191)の間に、外周油路(190a)を構成して、小径の油路として潤滑油量を絞っているのである。
【0050】
次に、本発明のHST式ミッション装置の作動油により冷却系統を説明する。
該冷却作動油は、チャージポンプ(CP)が吐出した補充作動油を、HST式ミッション装置の全体に還流させることにより行っている。該チャージポンプ(CP)への作動油は図5等に示す如く、チャージポンプ(CP)のサクション油路(196)に作動油をパイプにより供給している。
そして、該チャージポンプ(CP)により圧油として、吐出口(195)からパイプを介して、センタセクション(C)の上部中央の導入油路(194)にパイプにより供給している。
【0051】
該導入油路(194)の下方の内部に、図6に示す如く、リリーフ噴出弁(199)が設けられており、一定以上の圧力になると、チャージポンプ(CP)の圧油が、該リリーフ噴出弁(199)から旋回用のHST式無段変速機構(28)のケース部分の内部に1)の経路の如く吐出される。
そして、該旋回用のHST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)を冷却した作動油は、該旋回用のHST式無段変速機構(28)の下部の油路から、図7の2)と図9の3)の経路を通過して、走行油圧モータ(24)の内部に移動する。図9に示す如く、図2の2)と図9の3)の経路は、センタセクション(C)の内部に穿設貫通させた油路(197)を通過して、走行油圧モータ(24)のケース(24a)の内部に出てくるのである。また図9の4)の経路である走行油圧モータ(24)から走行油圧ポンプ(23)への経路は同じく、センタセクション(C)の内部に穿設貫通された油路(198)を通過するものである。該走行油圧モータ(24)の内部を冷却した作動油は、図9の4)の経路を通過して、センタセクション(C)の内部の油路(198)から、図5の5)の油路を通過して、走行油圧ポンプ(23)の内部に至る。この走行油圧ポンプ(23)を冷却した後に、ドレーンパイプを経て、作動油タンクに戻るように構成している。
【0052】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、副変速機構(32)や差動機構(33)を内装するミッションケース(22)に付設するHST式ミッション装置(H)であって、センタセクション(C)を中心に走行用のHST式無段変速機構(25)と旋回用のHST式無段変速機構(28)を付設して構成し、センタセクション(C)の一側に、走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する走行油圧ポンプ(23)を付設し、該走行油圧ポンプ(23)と向かい合う面には、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧ポンプ(26)を付設し、前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)とは、カップリング(143)を介して連結し、前記センタセクション(C)の同一側に、走行用のHST式無段変速機構(25)の走行油圧モータ24と、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧モータ27を付設し、該走行油圧モータ(24)の出力軸(31)と、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)とを、センタセクション(C)の他側の同一面に突出したので、第一に走行変速操作と操向旋回操作を確実にし、第二に走行装置の停止中立時、及び旋回操向操作をしない直進時の確実性を向上し、また、第三に作動油通路の短小化による省油量化、及び作動油温度抑止構造による特性の安定化を図り、さらに第四にHST式ミッション装置の構成をコンパクトにし、コストを安くしたものである。
【0053】
請求項2の如く、請求項1記載のHST式ミッション装置において、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)のセンタセクション(C)とは逆の側の突出部に、旋回中立時制動装置(135)を付設したので、次のような効果を奏するのである。
即ち、旋回操作を行う旋回油圧モータ(27)は中立時においては、完全に停止しないと、旋回操作を行ってしまうのであるが、本発明の如く、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)に旋回中立時制動装置(135)を設けることにより、傾斜面上にあるときのクローラ(2)からの重力落下による逆転力の発生時に出力軸(62)の回転を確実に停止できるので、不測にクローラ(2)が回動することがなくなったのである。
【0054】
請求項3の如く、請求項1記載のHST式ミッション装置において、走行油圧モータ(24)の出力軸(31)のセンタセクション(C)とは逆の側の突出部に、走行中立時制動装置(134)を付設したので、走行用のHST式無段変速機構(25)は中立の際には完全に停止する必要があるが、本発明においては、簡単な構成の走行中立時制動装置(134)を設けたので、中立時において完全に出力軸(31)を停止することができるので、停止時の無人発進を無くすことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ式作業機の中でコンバインに本発明のHST式ミッション装置を搭載した状態の全体側面図。
【図2】同じく図1のコンバインの平面図。
【図3】本コンバインのHST式ミッション装置を一体化したミッションケース(22)のスケルトン図。
【図4】本発明のHST式ミッション装置(H)の油圧回路図。
【図5】HST式ミッション装置(H)の平面一部断面図。
【図6】同じくHST式ミッション装置(H)の正面一部断面図。
【図7】HST式ミッション装置(H)の側面一部断面図。
【図8】HST式ミッション装置(H)のサーボ機構Tを示す拡大一部断面図。
【図9】走行用のHST式無段変速機構(25)部分におけるセンタセクション(C)の断面図。
【図10】走行用のHST式無段変速機構(25)の部分におけるセンタセクション(C)の断面図。
【図11】中立時制動装置を示す側面図。
【図12】同じく中立時制動装置を示す平面図。
【図13】中立時制動装置の油圧回路図。
【図14】旋回油圧ポンプ(26)と旋回サーボ機構(T2)を示す断面図。
【図15】旋回サーボ機構(T2)の安定時を示す断面図。
【図16】旋回サーボ機構(T2)の動作初期を示す断面図。
【図17】旋回サーボ機構(T2)の中立時を示す断面図。
【図18】旋回サーボ機構(T2)の他の実施例を示す断面図。
【図19】旋回サーボ機構(T2)のピストン(P2)の構造を示す図面。
【図20】旋回サーボ機構(T2)のスプール(S2)を示す図面。
【図21】旋回サーボ機構(T2)の油圧回路図。
【図22】走行油圧ポンプ(23)と走行油圧モータ(24)の間に絞り機構を設けたセンタセクション(C)の図面。
【図23】絞り機構の他の実施例を示す図面。
【図24】旋回用のHST式無段変速機構(28)を構成する旋回油圧ポンプ(26)と旋回油圧モータ(27)の閉回路に中立バルブを設けた構成を示す断面図。
【図25】走行油圧ポンプ(23)の軸の上にPTOプーリーを支持する構成を示す正面断面図。
【符号の説明】
C センタセクション
CP チャージポンプ
T1 走行サーボ機構
T2 旋回サーボ機構
P1 走行制御ピストン
P2 操向制御ピストン
S1 走行制御スプール
S2 操向制御スプール
18 運転キャビン
19 丸形操向ハンドル
22 ミッションケース(運転駆動部)
23 走行油圧ポンプ
24 走行油圧モータ
25 走行用のHST式無段変速機構
26 旋回油圧ポンプ
27 旋回油圧モータ
28 旋回用のHST式無段変速機構
134 走行中立時制動装置
135 旋回中立時制動装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a configuration of an HST transmission device including a traveling HST continuously variable transmission mechanism for shifting vehicle speed and a turning HST continuously variable transmission mechanism for steering in a crawler type work machine. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a crawler type work machine, a technique of performing traveling drive by an HST type continuously variable transmission mechanism is known.
For example, see Japanese Utility Model Laid-Open No. 60-89454.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides an HST type transmission apparatus that includes an HST type continuously variable transmission mechanism for traveling and an HST type continuously variable transmission mechanism for turning, and that includes two hydraulic pumps and two hydraulic motors. First, ensure that the gear shifting operation and steering / turning operation are ensured, and secondly, the operation range when neutral is increased to improve operability, and third, when the traveling device is in the neutral state, and when traveling straight without turning operation The fourth is to reduce the amount of oil by shortening the hydraulic oil passage and to stabilize the characteristics by the hydraulic oil temperature deterrent structure, and to make the configuration compact and reduce the cost. It is.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
In
[0005]
In
[0006]
In
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall side view of a state in which the HST type mission device of the present invention is mounted on a combine in a crawler type work machine.
FIG. 2 is a plan view of the combine of FIG.
FIG. 3 is a skeleton diagram of the mission case (22) in which the HST type mission device of the combine is integrated.
[0008]
In the figure, (1) is a track frame on which the traveling crawler (2) is installed, (3) is a machine base installed on the track frame (1), and (4) is a handling cylinder with a feed chain (5) stretched to the left. (6) A threshing unit that is a threshing machine incorporating the processing cylinder (7), (8) a reaping unit including a cutting blade (9) and a culm transport mechanism (10), and (11) a reaping frame. It is a hydraulic cylinder which raises / lowers the cutting part (8) via (12).
[0009]
(13) is a waste processing section that faces the end of the waste chain (14), (15) is a grain tank that carries the grain from the threshing section (4) through the milled cylinder (16), (17) Is a discharge auger for unloading grains from the grain tank (15), (18) is a driving cabin provided with a round steering handle (19) and a driver seat (20), and (21) is a driving cabin ( 18) It is an engine provided below, and is configured to continuously harvest and thresh cereals.
[0010]
The skeleton structure of the mission case (22) shown in FIG. 3 will be described.
The transmission case (22), which is an operation drive unit for driving the traveling crawler (2), is an HST type for traveling which is a main transmission mechanism composed of a pair of traveling hydraulic pump (23) and traveling hydraulic motor (24). A step transmission mechanism (25) and a turning HST continuously variable transmission mechanism (28), which is a steering mechanism including a pair of swing hydraulic pumps (26) and a swing hydraulic motor (27), are provided.
[0011]
The output shaft (21a) of the engine (21) is connected to the input shaft (23a) of the traveling hydraulic pump (23) through the counter case (K), the transmission belt (29), etc., and the swing hydraulic pump (26). The input shaft (26a) of the traveling hydraulic pump (23) is linked to the input shaft (23a) of the traveling hydraulic pump (23) via a transmission belt (30).
[0012]
Then, the drive wheel (34) of the travel crawler (2) is interlockedly connected to the output shaft (31) of the travel hydraulic motor (24) via the auxiliary transmission mechanism (32) and the differential mechanism (33). ing.
The differential mechanism (33) has a pair of left and right symmetrical planetary gear mechanisms (35) and (35). Each planetary gear mechanism (35) has one sun gear (36) and an outer periphery of the sun gear (36). Are formed by three planetary gears (37) meshed with each other and a ring gear (38) meshed with these planetary gears (37).
[0013]
The planetary gear (37) is rotatably supported by a carrier (41) of a carrier shaft (40) coaxial with the sun gear shaft (39), and the left and right carrier is sandwiched between the left and right sun gears (36) and (36). The ring gear (38) has internal teeth that mesh with the planetary gears (37) and is arranged on the same axis as the sun gear shaft (39), and rotates on the carrier shaft (40). The shaft is supported freely.
[0014]
The traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25) controls forward / reverse rotation and rotational speed of the traveling hydraulic motor (24) by adjusting the angle of the rotating swash plate of the traveling hydraulic pump (23). The rotational output of the traveling hydraulic motor (24) is transferred from the transmission gear (42) of the output shaft (31) to the sun gear shaft (39) via the gears (43) (44) (45) and the auxiliary transmission mechanism (32). The sun gear (36) is rotated by being transmitted to the fixed center gear (46).
[0015]
The auxiliary transmission mechanism (32) includes an auxiliary transmission shaft (47) having the gear (45) and a vehicle speed sensor shaft (49) having a gear (48) meshing with the center gear (46). A pair of low speed gears (50) (48), medium speed gears (51) (52), and high speed gears (53) (54) are provided between the shaft (47) and the sensor shaft (49). Switching between the low speed, the medium speed, and the high speed is made possible by the sliding operation of the gear (51) at the center position.
[0016]
The sensor shaft (49) is provided with a vehicle speed detection gear (55) and a vehicle speed sensor (56) for detecting the vehicle speed from the rotational speed of the gear (55). Note that the output shaft (31) is interlocked and connected to a PTO input gear (58) of a PTO shaft (57) that transmits rotational force to a work machine or the like via a PTO transmission gear mechanism (59).
[0017]
The driving force from the traveling hydraulic motor (24) transmitted to the sun gear shaft (39) via the center gear (46) is transmitted to the carrier shaft (40) via the left and right planetary gear mechanisms (35), and The rotation transmitted to the carrier shaft (40) is transmitted to the left and right wheel shafts (34a) of the left and right drive wheels (34) via a pair of left and right reduction gears (60) and (61), respectively.
[0018]
Furthermore, the turning HST type continuously variable transmission mechanism (28) controls forward and reverse rotation of the turning hydraulic motor (27) and the number of rotations by adjusting the angle of the rotating swash plate of the turning hydraulic pump (26). The rotation output is transmitted from the output gear of the output shaft (62) of the swing hydraulic motor (27) to the input gears (65a) (65b) of the swing input shaft (64) via the gear transmission mechanism (63).
[0019]
The rotation is transmitted directly to the external teeth of the left ring gear (38) and to the external teeth of the right ring gear (38) via the reverse gear (67) of the reverse rotation shaft (66). At the time of forward rotation of the hydraulic motor (27), the left and right ring gears (38) are configured to rotate the left ring gear (38) in the reverse direction and the right ring gear (38) in the normal direction at the same left and right rotational speed.
[0020]
Then, when the driving of the traveling hydraulic pump (23) for driving is stopped and the traveling hydraulic pump (23) for traveling is driven while the left and right ring gears (38) are fixed stationary, the traveling hydraulic motor (24 ) Is transmitted from the center gear (46) to the left and right sun gears (36) at the same rotational speed, and the planetary gear (37), carrier (41), and reduction gear (60) of the left and right planetary gear mechanism (35) ( 61) is transmitted to the left and right wheel shafts (34a) at the same rotational speed in the same direction of left and right, and the airframe travels straight forward and backward.
[0021]
On the other hand, when the drive of the traveling hydraulic pump (23) for driving is stopped and the left and right sun gears (36) are stationary and fixed, the turning hydraulic pump (26) for turning is driven to rotate forward and reverse. The gear mechanism (35) is reverse or forward rotation, and the right planetary gear mechanism (35) is forward or reverse rotation, so that the driving direction of the left and right traveling crawler (2) is reversed in the front-rear direction and the aircraft is turned left or right. Spin turn on the spot.
In addition, when driving the turning hydraulic pump (26) for turning while driving the traveling hydraulic pump (23) for turning, the turning of the aircraft can be made to turn with a large turning radius. The turning radius is determined according to the speed of the left and right traveling crawler (2).
[0022]
As shown in FIG. 3, a neutral braking device (135) is provided at the other end of the output shaft (62) of the swing hydraulic motor (27), and the neutral braking device (135) is a wet multi-plate disc mechanism ( 135a).
A neutral braking device (134) is also arranged at the other end of the output shaft (31) of the traveling hydraulic motor (24), and the neutral braking device (134) is constituted by a wet multi-plate disk mechanism (134a). Has been.
[0023]
4 is a hydraulic circuit diagram of the HST type mission apparatus (H) of the present invention, FIG. 5 is a partial plan view of the plane of the HST type mission apparatus (H), and FIG. 6 is a partial front view of the HST type mission apparatus (H). FIG. 7 is a partial sectional side view of the HST type mission apparatus (H), FIG. 9 is an enlarged partial sectional view showing a servo mechanism T of the HST type transmission apparatus (H), and FIG. 9 is an HST type for traveling. FIG. 10 is a cross-sectional view of the center section (C) in the continuously variable transmission mechanism (25), FIG. 10 is a cross-sectional view of the center section (C) in the HST type continuously variable transmission mechanism (25) for traveling, and FIG. FIG. 12 is a plan view showing the neutral braking device, and FIG. 13 is a hydraulic circuit diagram of the neutral braking device.
[0024]
14 is a sectional view showing the swing hydraulic pump (26) and the swing servo mechanism (T2), FIG. 15 is a sectional view showing the swing servo mechanism (T2) when it is stable, and FIG. 16 is the initial operation of the swing servo mechanism (T2). FIG. 17 is a sectional view showing a neutral state of the turning servo mechanism (T2), FIG. 18 is a sectional view showing another embodiment of the turning servo mechanism (T2), and FIG. 19 is a turning servo mechanism (T2). FIG. 20 is a drawing showing the spool (S) of the turning servo mechanism (T2), FIG. 21 is a hydraulic circuit diagram of the turning servo mechanism (T2), and FIG. 23) is a drawing of the center section (C) provided with a throttle mechanism between the traveling hydraulic motor (24) and FIG. 23 is a drawing showing another embodiment of the throttle mechanism.
[0025]
FIG. 24 is a cross-sectional view showing a configuration in which a neutral valve is provided in a closed circuit of the swing hydraulic pump (26) and the swing hydraulic motor (27) constituting the HST continuously variable transmission mechanism (28) for swing, and FIG. It is front sectional drawing which shows the structure which supports a PTO pulley on the axis | shaft of a hydraulic pump (23).
[0026]
In FIG. 4, the hydraulic circuit of the HST type mission apparatus of the present invention will be described.
The HST transmission device (H) includes an HST continuously variable transmission mechanism (25) for traveling, an HST continuously variable transmission mechanism (28) for turning, a charge pump CP, and a neutral braking device (135) (134). Etc., and are attached to the front and back surfaces of the center section (C).
As shown in FIG. 6, the charge pump CP connects the input shaft (23a) of the traveling hydraulic pump (23) and the input shaft (26a) for driving the swing hydraulic pump (26) with a coupling (143). It is arranged and driven on the input shaft (26a). The coupling (143) is a power transmission member that replaces the transmission belt (30) shown in FIG.
[0027]
The charge hydraulic oil discharged from the charge pump CP is supplied to the closed circuit of the traveling HST continuously variable transmission mechanism (25) and the closed circuit of the turning HST continuously variable transmission mechanism (28). ing.
A check valve and a throttle mechanism (137) (138) are arranged on both sides of the portion where the charge hydraulic oil from the charge pump CP is supplied to the closed circuit of the turning HST continuously variable transmission mechanism (28). ing.
Also, a check valve and a throttle mechanism (141) are arranged on one side of the supply part from the charge pump CP to the closed circuit of the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25).
[0028]
Further, an oil amount adjustment valve (142) is arranged in a closed circuit bypass circuit of the traveling HST continuously variable transmission mechanism (25), and a closed circuit of the turning HST continuously variable transmission mechanism (28) is provided. An oil amount adjusting valve (144) is also interposed in the bypass circuit.
In addition, the servo mechanism (T1) for tilting the swash plate (145) of the traveling hydraulic pump (23) constituting the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25) is driven by a traveling transmission manual control valve (V3) by a piston ( P1) and the spool (S1) are only operated. However, the servo mechanism (T2) that tilts the swash plate (146) of the swing hydraulic pump (26) that constitutes the HST continuously variable transmission mechanism (28) for turning is operated by the automatic operation control valve (V1) and the manual operation. Both the control valve (V2) is configured to operate the piston (P) and the spool (S).
[0029]
Further, as shown in FIG. 4, a part of the charge hydraulic oil from the charge pump CP is introduced into the traveling neutral braking electromagnetic valve (140) and the turning neutral braking electromagnetic valve (139), so that the traveling hydraulic motor (24) The neutral braking device (134) and the neutral hydraulic braking device (135) are configured to brake the neutral hydraulic braking device (135).
The traveling neutral braking solenoid valve (140) and the turning neutral braking solenoid valve (139) are connected by piping (134c), and the pressure oil from the charge pump (CP) is used for both.
[0030]
The HST type mission apparatus of the present invention is arranged on the upper part of the transmission case (22) constituting the auxiliary transmission mechanism (32) and the planetary gear mechanisms (35) and (35), with the center section (C) as the center, An HST type continuously variable transmission mechanism (25) for traveling and an HST type continuously variable transmission mechanism (28) for turning are attached to form an HST type transmission device with two pumps and two motors.
As shown in FIGS. 5, 6, and 7, a traveling hydraulic pump (23) constituting a half of the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25) is attached to the right side of the center section (C). Yes. The traveling hydraulic motor (24), which is the other half of the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25), is at a position away from the input shaft (23a) as shown in the plan view of FIG. An output shaft (31) and a traveling hydraulic motor (24) are disposed. At the other end of the output shaft (31), a neutral braking device (134), a wet multi-plate disc mechanism (134a), and a traveling neutral braking electromagnetic valve (140) are arranged.
[0031]
A swing hydraulic pump (26) is disposed on the left side of the center section (C) at a position facing the traveling hydraulic pump (23). The input shaft (23a) of the traveling hydraulic pump (23) and the input shaft (26a) of the swing hydraulic pump (26) are spline-coupled by a coupling (143) to integrally rotate the engine (21). Is communicating. In this embodiment, a coupling (143) is used instead of the transmission belt (30) shown in FIG.
Power from the output shaft (21a) of the engine (21) is transmitted to the input shaft (23a) via the transmission belt (29).
In addition, a charge pump CP is interposed at the other end of the input shaft (26a) driven via the coupling (143), and a PTO pulley (147) is fixed to the charge pump CP. Has been.
[0032]
Further, an automatic steering control valve (V1) is attached to the upper surface of the swing hydraulic pump (26), and a manual steering control valve (V1) disposed inside the automatic steering control valve (V1) and the piston (P2) ( A turning servo mechanism (T1) is configured as a whole between V2) and the piston (P1). Further, on the front side of the traveling hydraulic pump (23), a turning servo mechanism (T2) is constituted by the electromagnetic on-off valve V3 and the piston (P2).
The other end of the output shaft (62) of the swing hydraulic motor (27) is provided with a neutral braking device (135), a swing neutral brake electromagnetic valve (139), and a wet multi-plate disk mechanism (135a). .
[0033]
Next, the configuration of the traveling servo mechanism (T1) and the turning servo mechanism (T2) will be described.
In FIG. 6, a front view of the traveling servo mechanism (T1) is shown. The travel servomechanism (T1) moves the piston (P1) up and down by operating a spool (S1) that constitutes a manual travel speed change valve (V3) composed of an electromagnetic on-off valve, thereby swash plate (145). To shift the HST type continuously variable transmission mechanism (25) for traveling.
The traveling HST type continuously variable transmission (25) needs to be held at a neutral position, and a traveling neutral holding arm (148) is provided, and a traveling neutral holding roller ( 148a) is pivotally supported. The traveling neutral holding roller (148a) is integrally formed with the traveling speed change operation arm (151) so that the traveling neutral cam (149) is rotated, and the traveling neutral holding roller (149) is formed in a central recess of the traveling neutral cam (149). (148a) is inserted to maintain neutrality.
Further, the travel speed change operation arm (151) is provided with a travel stopper rod (150) that rotates together with an impact absorbing spring (151a), and engages with the stopper plate (157) to travel. Further rotation of the speed change operation arm (151) is prevented.
[0034]
The traveling speed change operation arm (151) is provided with a crank arm (159) for operating the spool (S1) via an impact absorbing spring (151a), and the crank arm (159) is provided with a spool ( It is engaged with the recess (161) of S1). The spool (S1) slides inside the piston (P1) to constitute a manual travel speed change valve (V3).
A similar turning servo mechanism (T2) is configured to turn the swash plate (146) of the turning hydraulic pump (26) as shown in FIG. The configuration of the swing servo mechanism (T2) of the swing hydraulic pump (26) is substantially the same as the configuration of the travel servo mechanism (T1) and is symmetrical.
[0035]
That is, a turning neutral holding arm (152) that rotates together with the turning operation arm (162) and a turning neutral holding roller (152a) supported by a bearing on the turning neutral holding arm (152) are configured. Further, a turning neutral cam (153) prefixed by the turning neutral holding roller (152a) is provided, and a turning stopper rod (154) and a turning stopper plate (156) with which the turning stopper rod (154) is engaged are configured. Yes. An impact absorbing spring (162a) is attached to the turning operation arm (162).
The traveling servo mechanism (T1) and the turning servo mechanism (T2) are substantially symmetrical, and a traveling neutral holding roller (148a) is provided between the traveling neutral holding arm (148) and the turning neutral holding arm (152). ) And a turning neutral holding roller (152a) are provided with a biasing spring (160) in a direction that is always biased in the direction of the traveling neutral cam (149) and the turning neutral cam (153). When these rollers (148a) and (152a) are engaged with the neutral positions formed on the cam surfaces of the neutral cams (14a) and (153), the traveling crawler (2) is held in the stopped state when neutral. The
[0036]
FIGS. 7 and 11 to 13 show a running neutral braking device (134) and a turning neutral braking device (135). The traveling neutral braking device (134) and the turning neutral braking device (135) are configured to take in the pressure oil of the charge pump (CP) and perform a braking operation as illustrated in the hydraulic circuit diagram shown in FIG. ing. A traveling neutral braking electromagnetic valve (140) and a turning neutral braking electromagnetic valve (139) are provided. The pressure oil from the charge pump (CP) is guided to the traveling neutral braking device (134) and the turning neutral braking device (135) so that the manual traveling speed change valve (V3) becomes neutral and at the same time the traveling neutral braking solenoid valve. (140) is switched, and it is configured to brake the traveling neutral braking device (134) to brake the rotation of the traveling hydraulic motor (24).
[0037]
Similarly, along with the neutral operation of the manual steering control valve (V2), the turning neutral braking electromagnetic valve (139) is switched, and the pressure oil is supplied to the turning neutral braking device (135), and the braking disk (135a). ) Is pressed and braked.
In FIG. 8, the configuration of the turning servo mechanism (T2) will be described. The turning servo mechanism (T2) moves the pin shaft (161) provided on the side of the swash plate (146) of the cradle type hydraulic pump up and down by moving the piston (P2) up and down. 146) is finally configured to rotate for shifting.
A spool (S2) is fitted inside the piston (P2), and the spool (S2) is swung via the shock absorbing spring (162a) by the swiveling operation arm (162). The neutral cam (153) and the crank arm (158) rotate to move the spool (S2) up and down.
[0038]
The spool (S1) moves up and down inside the piston (P2), whereby the turning manual control valve (V2) is configured.
Further, the automatic turning control valve (V1) is constituted by an electromagnetic valve. In the case of a combine, the position of the rice straw in the field is detected by a sensor, and the automatic turning control valve (V1) is switched by this position. The pressure oil is supplied from the upper and lower positions of the spool (S2) in the direction of moving up and down the position of the spool (S2).
When pressure oil is supplied to the top and bottom of the piston (P2) by electrical switching of the automatic operation control valve (V1), it is supplied as it is as shown in FIGS.
[0039]
However, when pressure oil is supplied to the top and bottom of the piston (P2) from the swing manual control valve (V2), first, the pressure oil is configured from the charge pump (CP) to the elongated hole portion on the inner periphery of the spool (S1). Supplied to the pump port (165). Pressure oil from the pump port (165) passes from the outer peripheral oil passage (166) to the inner peripheral oil passage (170) of the piston (P2) through the drilled oil passage (167) by the upper and lower of the spool (S2). When reaching the lower part of the piston (P2) and when reaching the upper part of the piston (P2) from the outer peripheral oil path (166) through the drilled oil path (169) from the other inner peripheral oil path (171) And can be switched.
[0040]
The return oil from the upper and lower sides of the piston (P2) is spooled from the drilled oil passage (169) when the pressure oil is supplied below the piston (P2) and the piston (P2) moves upward. The drained oil passage (168) of (S2) is discharged to the drain circuit. When the piston (P2) moves downward, the pressure oil below the piston (P2) is discharged from the drilled oil passage (167) through the discharge oil passage (179).
[0041]
In the configuration as described above, the present configuration is such that the spool (S2) has the upper and lower positions of the outer peripheral oil passage (166), the upper portion of the discharge oil passage (168), and the discharge oil passage (170) as shown in FIG. ), An overlap portion corresponding to the set rotational speed of the automatic micro steering is provided, and the portion is configured as a parallel cutout portion (172) (173) (174) (175).
As described above, the conditions of the orifices of the parallel notches (172), (173), (174), and (175) of the spool (S2) are configured to be smaller than the throttle (176) of the automatic operation control valve (V1). . As a result, the flow rate is controlled by the parallel notches (172), (173), (174), and (175) during manual operation by the turning manual control valve (V2), and at the automatic turning by the automatic turning control valve (V1). The flow rate is controlled by the throttle (176) of the swing control valve (V1), and when the piston (P2) moves to a certain position, the movement of the piston (P2) is stopped by the flow rate control of the spool (S2). Yes.
[0042]
This configuration is shown in a hydraulic circuit diagram as shown in FIG. 21, and the orifice condition is such that the restriction (176)> the parallel cutout (172).
Further, the throttle (177) of the circuit to the automatic swing control valve (V1) and the throttle (178) to the swing manual control valve (V2) are configured so that the throttle (177)> the throttle (178). Yes.
[0043]
Next, with reference to FIGS. 22 and 23, the adjusting throttle mechanism (182) provided in the portion of the turning HST type continuously variable transmission mechanism (28) will be described.
The adjusting throttle mechanism (182) is interposed between the main closed circuit (180) and (181) connecting the swing hydraulic pump (26) and the swing hydraulic motor (27).
In the case of FIG. 23, the adjusting throttle mechanism (182) is constituted by a sliding spool (182a) that moves up and down in the hole and an urging spring (183), and the sliding spool (182a) is moved up and down. An adjusting screw (182b) for adjusting the position is provided.
Further, a check valve (199) is provided between the upper main closed circuit (180) (181) for supplying replenishment oil from the charge pump (CP).
[0044]
FIG. 22 shows a configuration obtained by further modifying the configuration of FIG.
That is, the adjusting throttle mechanism (182) is configured to slide against the biasing spring (183) by sliding operation with the solenoid (182c).
In this way, the solenoid (182c) is provided, and the solenoid (182c) is electrically switched from the outside, and in the neutral state of the turning HST continuously variable transmission mechanism (28), the adjustment throttle mechanism (182) is communicated. Then, the pressure of the main closed circuit (180) (181) is lowered to avoid the rotation, and the adjustment throttle mechanism (182) is closed during the turning operation to close the main closed circuit (180) (181). ) Is configured to increase the pressure inside.
[0045]
In FIG. 22, a hydraulic pressure adjustment valve (144) is interposed between the main closed circuits (180) and (181). When an overload pressure is generated, the oil amount adjustment valve (144) is provided. ) So that the pressure oil can escape.
In FIG. 22, the hydraulic oil reinforcing circuit from the charge pump (CP) is not simply a check valve, but includes a check valve and a throttle mechanism (137) (138). (180) The urging pressure for opening and closing the check valve is different depending on the pressure in (181).
Further, the hydraulic oil is reliably supplied from the charge pump (CP) so that the HST continuously variable transmission mechanism (28) for turning can be reliably operated.
[0046]
FIG. 24 shows a configuration in which a neutral valve (185) is disposed between the left and right main closed circuits (180) (181). The neutral valve (185) is provided with left and right portions projecting from the main closed circuit (180) (181), and the portions are provided with throttle holes (185a) (185a) for introducing pressure oil into the back chamber, A communicating orifice cylinder (184) is disposed between the left and right neutral valves (185). Orifice holes (184b) and (185a) are opened on the left and right of the communicating orifice cylinder (184). The orifice holes (184b) (185a) are configured to allow the left and right main closed circuits (180) (181) to communicate with each other with a reduced flow rate. As a result, when the turning HST continuously variable transmission mechanism (28) is neutral, the main closed circuit (180) (181) communicates with the bypass to rotate the turning hydraulic motor (27). It is configured not to.
[0047]
In the figure, a technique is disclosed in which a PTO pulley (147) is fixedly mounted on a portion where an input shaft (26a) for driving a swing hydraulic pump (26) protrudes after driving a charge pump (CP). .
In this configuration, the bending force applied to the PTO pulley (147) is not applied directly to the input shaft (26a). That is, a bearing fitting outer periphery is formed on the outer periphery of the pump case (26b) of the charge pump (CP), the bearing fitting outer periphery of the pump case (26b), and the bearing fitting inner periphery of the PTO pulley (147). In the meantime, a PTO pulley (147) is fitted via a bearing (141). As a result, the bending force applied to the PTO pulley (147) is applied to the pump case (142). The rotational driving force is configured to be transmitted from the input shaft (26a) to the PTO pulley (147) via a spline groove (147b) formed on the outer periphery of the input shaft (26a).
[0048]
Next, the arrangement of the swing hydraulic pump (26), the swing hydraulic motor (27), and the swing servo mechanism (T2) of the turning HST continuously variable transmission mechanism (28) will be described with reference to FIGS.
An HST continuously variable transmission mechanism (28) for turning is attached to the center section (C). A turning servo mechanism (T2) is provided inside the case of the turning HST continuously variable transmission mechanism (28). Embedded. This configuration is the same as that of the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25), and the case of the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25) is directly attached to the other surface of the center section (C). The travel servomechanism (T1) is embedded in the case of the swing hydraulic pump (26) and is integrally formed.
[0049]
The direction of the traveling servo mechanism (T1) and the turning servo mechanism (T2) are the same as the direction in which the cradle-type swash plate is vertically moved and the piston ( The sliding directions of P1) (P2) and spools (S1) (S2) are the same.
The pistons (P1) and (P2) and the cradle-type swash plate (146) are connected by a connecting pin (190). On the outer periphery of the connecting pin (190), an oil passage for lubricating oil is configured as an outer peripheral oil passage (190a).
A part of the pressure oil supplied to the plunger portion of the swing hydraulic pump (26) leaks from the plunger seat portion and is provided inside the cradle-type swash plate (146). The oil is supplied to the bearing portion on the rear surface of the swash plate (146) through the perforated oil passage (191). However, if the oil passage of the perforated oil passage (191) is too large, lubricating oil flows too much. If the drilled oil passage (191) is too small, dust clogging occurs.
Therefore, since it is difficult to narrow down the drilled oil path to a small size, in this configuration, the outer peripheral oil path (190a) is formed between the drilled oil path (191), and the lubricating oil is used as a small-diameter oil path. The amount is narrowed down.
[0050]
Next, the cooling system will be described with the hydraulic fluid of the HST type mission device of the present invention.
The cooling hydraulic fluid is obtained by returning the supplementary hydraulic fluid discharged from the charge pump (CP) to the entire HST type mission device. As shown in FIG. 5 and the like, hydraulic oil to the charge pump (CP) is supplied to the suction oil passage (196) of the charge pump (CP) through a pipe.
The charge pump (CP) supplies the pressure oil from the discharge port (195) to the introduction oil passage (194) at the upper center of the center section (C) via the pipe.
[0051]
As shown in FIG. 6, a relief injection valve (199) is provided in the lower portion of the introduction oil passage (194). When the pressure exceeds a certain level, the pressure oil of the charge pump (CP) It is discharged from the ejection valve (199) into the inside of the case portion of the turning HST type continuously variable transmission mechanism (28) as shown in the path 1).
The hydraulic oil that has cooled the swing hydraulic pump (26) and the swing hydraulic motor (27) constituting the HST continuously variable transmission mechanism (28) for turning is used as the HST continuously variable transmission mechanism (28 for turning). ) Through the path 2) in FIG. 7 and 3) in FIG. 9, and moves to the inside of the traveling hydraulic motor (24). As shown in FIG. 9, the route 2) in FIG. 2 and the route 3) in FIG. 9 pass through an oil passage (197) drilled and penetrated into the center section (C) and travel hydraulic motor (24). It comes out inside the case (24a). Further, the route from the traveling hydraulic motor (24) to the traveling hydraulic pump (23), which is the route 4) in FIG. 9, similarly passes through the oil passage (198) drilled through the center section (C). Is. The hydraulic oil that has cooled the interior of the traveling hydraulic motor (24) passes through the path 4) in FIG. 9 and passes through the oil path (198) in the center section (C) to the oil 5) in FIG. It passes through the road and reaches the inside of the traveling hydraulic pump (23). After this traveling hydraulic pump (23) is cooled, it returns to the hydraulic oil tank via the drain pipe.
[0052]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
As in claim 1An HST type transmission device (H) attached to a transmission case (22) having a sub-transmission mechanism (32) and a differential mechanism (33) built therein, which is an HST type continuously variable for traveling around a center section (C). A transmission mechanism (25) and a turning HST continuously variable transmission mechanism (28) are provided, and a traveling HST continuously variable transmission mechanism (25) is formed on one side of the center section (C). A traveling hydraulic pump (23) is attached, and a turning hydraulic pump (26) of a turning HST continuously variable transmission mechanism (28) is attached to a surface facing the traveling hydraulic pump (23). The input shaft (23a) of (23) and the input shaft (26a) of the swing hydraulic pump (26) are connected via a coupling (143) and are connected to the same side of the center section (C) for traveling. HST continuously variable transmission mechanism (2 ) And a turning
[0053]
As in claim 2The HST type transmission device according to
That is, when the swing hydraulic motor (27) for performing the swing operation is not completely stopped at the neutral time, the swing operation is performed. However, as in the present invention, the output shaft (62) of the swing hydraulic motor (27) is used. ), The rotation of the output shaft (62) can be reliably stopped when the reverse rotation force is generated by the gravity drop from the crawler (2) when on the inclined surface. The crawler (2) does not rotate unexpectedly.
[0054]
As in claim 3The HST type transmission device according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view showing a state in which an HST mission device of the present invention is mounted on a combine in a crawler work machine.
FIG. 2 is a plan view of the combine of FIG. 1;
FIG. 3 is a skeleton diagram of a mission case (22) in which the HST mission device of the combine is integrated.
FIG. 4 is a hydraulic circuit diagram of the HST type mission apparatus (H) of the present invention.
FIG. 5 is a partial cross-sectional view of the HST type mission apparatus (H).
FIG. 6 is a partial front sectional view of the same HST type mission apparatus (H).
FIG. 7 is a partial cross-sectional view of a side surface of an HST type mission apparatus (H).
FIG. 8 is an enlarged partial cross-sectional view showing a servo mechanism T of the HST type mission apparatus (H).
FIG. 9 is a sectional view of the center section (C) in the HST type continuously variable transmission mechanism (25) for traveling.
FIG. 10 is a cross-sectional view of the center section (C) in the portion of the traveling HST type continuously variable transmission mechanism (25).
FIG. 11 is a side view showing a neutral braking device.
FIG. 12 is a plan view showing the neutral braking device.
FIG. 13 is a hydraulic circuit diagram of the neutral braking device.
FIG. 14 is a sectional view showing a swing hydraulic pump (26) and a swing servo mechanism (T2).
FIG. 15 is a sectional view showing when the turning servo mechanism (T2) is stable.
FIG. 16 is a cross-sectional view showing an initial operation of the turning servo mechanism (T2).
FIG. 17 is a cross-sectional view showing a neutral state of a turning servo mechanism (T2).
FIG. 18 is a cross-sectional view showing another embodiment of the turning servo mechanism (T2).
FIG. 19 is a drawing showing a structure of a piston (P2) of a turning servo mechanism (T2).
FIG. 20 is a view showing a spool (S2) of a turning servo mechanism (T2).
FIG. 21 is a hydraulic circuit diagram of a turning servo mechanism (T2).
FIG. 22 is a drawing of a center section (C) in which a throttle mechanism is provided between the traveling hydraulic pump (23) and the traveling hydraulic motor (24).
FIG. 23 is a view showing another embodiment of the aperture mechanism.
FIG. 24 is a cross-sectional view showing a configuration in which a neutral valve is provided in a closed circuit of a swing hydraulic pump (26) and a swing hydraulic motor (27) constituting the HST continuously variable transmission mechanism (28) for swing.
FIG. 25 is a front sectional view showing a configuration for supporting a PTO pulley on a shaft of a traveling hydraulic pump (23).
[Explanation of symbols]
C Center section
CP charge pump
T1 traveling servo mechanism
T2 turning servo mechanism
P1 Travel control piston
P2 Steering control piston
S1 Travel control spool
S2 Steering control spool
18 Driving cabin
19 Round steering wheel
22 Mission case (driving unit)
23 Traveling hydraulic pump
24 Traveling hydraulic motor
25 HST type continuously variable transmission mechanism for running
26 Rotating hydraulic pump
27 Rotating hydraulic motor
28 HST type continuously variable transmission mechanism for turning
134 Braking device during running
135 Braking device during neutral turning
Claims (3)
センタセクション(C)の一側に、走行用のHST式無段変速機構(25)を構成する走行油圧ポンプ(23)を付設し、該走行油圧ポンプ(23)と向かい合う他側には、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧ポンプ(26)を付設し、前記走行油圧ポンプ(23)の入力軸(23a)と、旋回油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)とは、カップリング(143)を介して連結し、
前記センタセクション(C)の同一側に、走行用のHST式無段変速機構(25)の走行油圧モータ(24)と、旋回用のHST式無段変速機構(28)の旋回油圧モータ(27)を付設し、該走行油圧モータ(24)の出力軸(31)と、旋回油圧モータ(27)の出力軸(62)とを、センタセクション(C)の他側の同一面に突出したことを特徴とするHST式ミッション装置。 An HST type transmission device (H) attached to a transmission case (22) having a sub-transmission mechanism (32) and a differential mechanism (33), and is an HST type continuously variable for traveling around a center section (C). A transmission mechanism (25) and a turning HST type continuously variable transmission mechanism (28) are provided,
A traveling hydraulic pump (23) constituting an HST continuously variable transmission mechanism (25) for traveling is attached to one side of the center section (C), and the other side facing the traveling hydraulic pump (23) is turned. A swing hydraulic pump (26) of the HST continuously variable transmission mechanism (28) is provided, and an input shaft (23a) of the traveling hydraulic pump (23), an input shaft (26a) of the swing hydraulic pump (26), and Are connected via a coupling (143),
On the same side of the center section (C), a traveling hydraulic motor (24) of a traveling HST continuously variable transmission mechanism (25) and a swing hydraulic motor (27) of a turning HST continuously variable transmission mechanism (28) are provided. ) And the output shaft (31) of the traveling hydraulic motor (24) and the output shaft (62) of the swing hydraulic motor (27) are projected on the same surface on the other side of the center section (C). HST type mission equipment characterized by this.
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