JP3613358B2 - 通信信号を復号するための装置と方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、信号の処理に関し、特に具体的には、通信信号を復号するための装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
データ通信は、長い間、私たちの生活の一部であった。煙の信号、ドラムをたたく、角笛とラッパによる呼び出し、および、電報は、通信システムのすべて伝統的な例である。より現代的なシステムは、従来の電話や、さらに最近では、コンピュータ・ネットワークを含んでいる。情報を通信するためのいかなる伝統的システム、あるいは、現代のシステムも、二つの障害、すなわち、妨害とノイズを克服しなければ有効とは言えない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
妨害は、所望の信号と、一つあるいは複数の好ましくない信号が、同じ時間に、あるいは、ほとんど同じ時間に受け取られる時に生じる。妨害によって、好ましくない信号を受け取ったために、所望の信号が正しく受け取られなくなってしまう。例えば、AとBがそれらの当該のドラムを打つことによって、互いに通信していると仮定する。AとBが通信している間、Cがそのドラムを打ち始める。Cの信号はAとBによって受け取られ、それらの通信を部分的に、あるいは、完全に意味が無いようにしてしまう。Cの信号は、AとBの間の通信を妨害していると言われる。従って、妨害は、所望の通信信号の受取りを妨害する少なくとも一つの好ましくない通信信号である。
【0004】
他方、ノイズは、妨害信号でない通信システムに導入される他の種類の邪魔である。ノイズは、所望の情報の内容を部分的に、あるいは、完全にゆがめる。前記の例を続けるために、AとBが通信している間、運送列車が彼らの間を通過すると仮定してみる。運送列車からのノイズは、少なくとも、部分的にAとBの通信を邪魔する。従って、ノイズは、所望の通信信号に影響を与える邪魔であり、妨害信号ではない。電話中に受け取られる電波障害は、ノイズの他の例である。
【0005】
現代のコンピュータ・ネットワークと電話システムは、伝統的に、「有線」通信システムであった。つまり、各コンピュータ、あるいは、電話は、電線、ファイバ光学ケーブル、あるいは、他の適当な通信媒体を利用して、ひとつ、あるいは、複数の他のコンピュータ、あるいは、電話と物理的に接続されている。各コンピュータ、関連したコンピュータのグループ、あるいは、電話通信システムは、これらの通信システム内のノードとして言及される。ノードは、通信システムの結合点である。
【0006】
通信システムのノードの間の無線通信は、ますます広範囲になってきている。いたる所で増加しているために、多くの利用者が無線信号を使用して通信する時、潜在的な妨害が増加している。例えば、セルラ電話通信システムにおいては、互いに比較的接近している二人にとって、二人の離れた会話が混線してしまい、互いの通信信号を妨害してしまうことはよくある。
【0007】
この問題を解決するための従来の試みは、限定されることなく、ノイズとして妨害をモデル化し、効果を和らげるために誤り制御コーディングを使用し、多重アンテナでシステムを実施し、同様の伝送周波数を利用した空間的に離れたノードの効果を制限するために電力を制御することを含んでいる。しかし、これらの解決法は、基本的な論点を提出するには不十分である。つまり、妨害は、他のユーザによって引き起こされ、代わりに、受け取られた信号を復号する最適条件が損なわれてしまう。これは結果として、性能を落とすことになる。妨害とノイズの影響を実質的に除去するためには、従来の解決法が有効でないので、コストの有効な、さらに商業的に成功した製品を生産する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
大まかに言うと、本発明は、通信信号を適応性のあるように復号するための装置と方法に関する。本発明の原理は、従って、いかなる適当な通信、さらに/または、信号処理システムと共に実施できるか、あるいは、利用できる。模範的な通信システムは、限定されることなく、電話通信システム(ビデオ電話とセルラ技術を含む)と、処理システム・ネットワーク(局所、および、広域ネットワークを含む)と、直接テレビ・システム、衛星システム、陸上移動ラジオシステム、放送システム、データ記憶、および、検索システム等を含む。
【0009】
本発明の原理に従って通信信号を適応できるように復号するための装置は、受信手段と処理手段を含む。受信手段は、第一のノードと第二のノードの間の通信を表す入力信号を受け取るように動作する。入力信号は、所望のデータ信号と、少なくとも一つの妨害信号を含む。所望のデータ信号は、組合せ符号を使用して復号され、少なくとも第一のデータ・セットを含むことが好ましい。処理手段は、出力信号を生じるために、入力信号を復号するように動作する。出力信号は、所望のデータ信号を表す。
【0010】
処理手段は、特に、好ましくは第一のデータ・セットを確認し、利用することによって、入力信号内の所望のデータ信号の少なくとも一部分を識別する。処理手段は、出力信号を生じるために、一つ、あるいは、複数の妨害信号から所望のデータ信号を分ける。本発明に従ういかなる装置の重要な態様も、それが処理システム、ファームウェア、あるいは、基礎となるハイドウェアであることが可能なことである。
【0011】
本発明の原理に従った方法は、通信信号の適用できる復号に関する。その方法は、信号を受取り、識別し、抑制し、生成するステップを含む。さらに、特に、第一のノードと第二のノードの間の通信を表す入力信号が受け取られる。入力信号は、第一のデータ・セットと第二のデータ・セットを含み、そこにおいて、少なくとも第一のデータ・セットは、線形、あるいは、代数的な組合せ符号・フォーマットのどちらかに復号され、少なくとも第一のデータ・サブセットを含むことが好ましい。第一のデータ・セットの少なくとも一部分は、好ましくは、第一のデータ・サブセットを確認し、利用するすることによって識別される。識別された第一のデータ・セットは、第二のデータ・セットに関して抑制される。第一のデータ・サブセットを表す出力信号が生じる。
【0012】
ソフトウェアとして、本発明を使用し、さらに/または、分配するための一つの実施例がある。ソフトウェアは、従来の記憶媒体に記憶される複数の処理システム命令を含む。処理システム命令は、処理システムによって読むことができる。処理システム命令は、実行する際、それが、本発明に従う通信を表す受け取られる入力信号を、適応できるように復号するために、少なくとも一つの処理システムを制御するように動作する。好ましい記憶媒体は、限定されることなく、適当に配置されたその組合せに加えて、磁気をおびた、光学的な半導体を含む。
【0013】
処理システム命令によって、処理システムが、受け取られる入力信号を記憶するようにする。入力信号は、少なくとも二つの信号を含む。第一のデータ信号は、線形、あるいは、代数的組合せ符号・フォーマットのどちらか一方を含み、少なくとも第一のデータ・セットを含む。第一のデータ信号の少なくとも一部分は、好ましくは、第一のデータ・セットを確認し、利用することによって識別され、入力信号の範囲内で一つ、あるいは、複数の残りの妨害信号とは分離される。第一のデータ信号を表す出力信号を生じる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1aと図1bは、模範的な通信システムのブロック・ダイヤグラムを図解する。図1aにおいて、従来の電話通信システムが示され、そこでは、処理システム100が、第一のノード101と第二のノード102の間の通信を容易にするために使用されている。第一のノード101は、セルラ電話104を利用して図示される第一の電話をかける人103を含む。セルラ電話104は、無線通信信号を送信したり、受信したりするために動作することができる。メインフレーム・コンピュータとして図解される模範的な通信システム100は、従来の電話106と、適当に配置されたアンテナ107に結合される。アンテナ107は、セルラ電話104に無線通信信号を送信したり、セルラ電話104から信号を受信したりするために動作する。
【0015】
図1bにおいて、従来の無線通信システムが示され、そこでは、第一のノードの処理システム100aは、第二のノードの処理システム100bとは通信される。パソコンとして図解される模範的な処理システム100aと100bは、各々適当に配置されたアンテナ107aと107bに結合される。処理システム100aと100bは、通信するために、各々アンテナ107aと107bを経て無線通信を利用する。
【0016】
コンピュータ・ネットワークは、ローカル領域のネットワーク(「LANs」)で局所的に実施されるか、あるいは、代わりに、特別なノードが比較的離れている広い領域のネットワーク(「WANs」)で実施される。図1aにおける処理システム100等の中間処理システムは、その間の通信を容易にするために使用できる。
【0017】
図1aと1bの模範的な通信システムは、単に図解のためだけに含まれている。本発明に従った通信信号を復号するための技術は、有線であれ無線であれ、通信信号を受信するために動作できるいかなる適当に配置された通信システムとも関連して、使用することができる。模範的な通信システムは、従って、限定することなく、電話通信システム(ビデオ電話とセルラ技術を含む)、直接的テレビ・システム、処理システム・ネットワーク(局所と広域ネットワークを含む)、衛星システム、陸上移動ラジオ・システム、データ記憶および検索システム等を含む。特に本発明は、無線光学通信信号に関して利用される時、特に有益である。
【0018】
図1cは、本発明の原理に従った模範的なデジタル・データ受信器のブロック・ダイヤグラムである。模範的な受信器は、限定されることなく、ラジオ、衛星、電話、ビデオ電話、テレビ、および、処理システムを含む無線通信を受取り、処理するのに適したいかなる装置の内でも実施できる。
【0019】
模範的な受信器は、図解するために、従来のアンテナ107、復調器108、整合フィルタ109、デインタレーサ110、および、復号器111を含む。従来のアンテナ107は、適当に配列された従来のトランスミッタ(図示せず)によって生成される無線通信を受取り、それに応答して、被変調信号を生じるように動作する。被変調信号は、信号を復調する復調器108に対する入力である。その信号は、興味ある特定の帯域幅の外側にあるノイズを除去するために動作する整合フィルタ109に対する入力である。時間の特定の瞬間に、データ記号持続時間に一回にサンプルを取るのが好ましかった整合フィルタのサンプル出力は、インタレース信号をその元来の形に変換するように動作できるデインタレーサ110に対する入力である。その信号は、所望のデータ信号を表現する出力信号を生成するために、受信された信号を適応しうるように復号するために動作できる、復号器111に対する入力になる。
【0020】
図2は、本発明に従った少なくとも一つのデータ信号を表す出力信号を生成するために、受信される入力信号を適応しうるように復号するためにプログラムできる、実例となる処理システム、パソコンの等角図法の図である。入力信号は、通信システムの少なくとも二つのノードの間の通信の代表である。入力信号と出力信号は、実際に物理的信号である。出力信号は、処理された入力信号の少なくとも一部分の代表である。
【0021】
パソコン100は、ハードウェア・ケーシング201(斜めに切り取って図示されている)と、モニタ204と、キーボード205とを含む。図解された実施例に従って、モニタ204とキーボード205は、各々他の適当に配置された出力装置と入力装置によって置き換えられるか、あるいは、結合される。ハードウェア・ケーシング201は、フロッピ・ディスク・ドライブ202と、ハード・ディスク・ドライブ203を含む。フロッピ・ディスク・ドライブ202は、外部ディスクを受取り、読み取り、さらに、そこに書き込むように動作できる。ハード・ディスク・ドライブ203は、速いアクセス・データ保存と検索を提供するように動作できる。
【0022】
フロッピ・ディスク・ドライブ202は、制限なく、テープとコンパクト・ディスク・ドライブ、および、直列と並列のデータ・ポートを含む、データを受け取り、伝送するためのいかなる適当に配置された構造と置き換えらるか、あるいは、それに結合される。模範的な実施例の重要な態様は、データの収集と処理が一致するように起こる必要はない。例えば、通信と処理システム・ネットワークにしばしば関連したデータ転送等の大きなデータ転送は、受け取られ、保存され、後に復号される。
【0023】
処理ユニット206は、ハードウェア・ケーシング201の斜めに切り取られた部分の中に図示される。処理ユニット206は、記憶装置207に結合される。記憶装置207は、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)、あるいは、読み取り専用メモリ(「ROM」)等のいかなる適当な記憶装置も可能である。パソコン100は、単一の処理ユニットと、ハード・ディスク・ドライブと、メモリ・ユニットとを有しているが、パソコン100は、本発明の原理を協同して実行するために動作できる、複数の処理ユニット、さらに/または、適当に配置された記憶装置、あるいは、その適当な組合せを装備している。
【0024】
パソコン100は、一つの模範的な処理システムを図示するのに役立つが、本発明の原理は、前記処理システム・ネットワークの組合せに加えて、少なくとも一つの処理ユニットと、限定されることなく、ラジオと放送装置と、電話通信装置と、精巧な計算機と、RISCと平行処理構造を含む携帯用ラップトップ/ノートブック小型メインフレームスーパーコンピュータを含む、少なくとも二つのノードの間の通信を表す入力データ信号を受け取るための手段を有するいかなる処理システムの範囲内でも実施することができる。従来の処理構成は、参考文献によってここに組み込まれている、ウィリアム・ストーリング、マクミラン出版会社(1993年第三版)による、「コンピュータ組織と構成」でより完全に議論されている。
【0025】
代わりの模範的な実施例は、限定されることなく、PALs(プログラム可能アレイ論理)とPLAs(プログラム可能論理アレイ)、DSPs(デジタル信号プロセッサ)、FPGAs(フィールド・プログラム可能ゲート・アレイ)、ASICs(適用指定集積回路)等を含む、プログラム可能な論理回路等の適当に配置された回路を、限定されることなく含むファームウェア、あるいは、ハードウェアで実施することができる。
【0026】
図3は、パソコン100に関して利用できるプロセッシング・ユニットと記憶装置、あるいは、他のいかなるプロセッシング・システムをも含む実例となるマイクロプロセッシング・システムのブロック・ダイヤグラムである。マイクロプロセッシング・システムは、例えば、データ・バスを経て、図2に関して議論されるRAM、あるいは、ROM等の単一記憶装置207と結合される単一のプロセッシング・ユニット206を含む。記憶装置207は、プロセッシング・ユニット206が検索と実行するように動作可能な一つ、あるいは、複数のプロセッシング・システム命令を記憶するように動作できる。模範的なプロセッシング・ユニット206は、制御ユニット300、算術論理ユニット(「ALU」)301、および、例えば、スタック可能なキャッシュ、あるいは、複数のレジスタ等の局所記憶装置302を含む。制御ユニット300は、一つ、あるは、複数のプロセッシング・システム命令を記憶装置207からフェッチするように動作できる。ALU301は、これらの命令を実行するのに必要な加算と論理積を含む複数の演算を実行することができるように動作できる。局所記憶装置302は、一時的な結果と制御情報を記憶するために使用される局所高速記憶を提供するように動作する。
【0027】
図4は、タイム・ダイバーシティ技術が、妨害信号を禁止するために使用されることが好ましい本発明の原理に従って、通信信号を復号するための、一つの模範的な行程のフロー・ダイヤグラムである。タイム・ダイバーシティは、例えば、代数、あるいは、線形の組合せ符号等の組合せ符号を使用して達成されることが好ましい。模範的な代数の組合せ符号は、図9から図11について議論される。
【0028】
線形組合せ符号は、パリティ・チェック記号をデータ記号に添えることによって得られる。パリティ・チェック記号は、一つ、あるいは、複数のこれらのデータ記号の線形組合せである。繰り返し符号は、そのような符号の最も簡単なのもであり、データ記号を複数回繰り返すことによって得られる。パリティ・チェック記号である伝送された記号の小部分は、符号の帯域幅効率の尺度である。小部分が低くなればなるほど、効率は高くなる。しかし、他の符号は、簡単な繰り返し符号より効率的である。例えば、符号の長さが無限になる傾向にあるので、帯域幅の拡大をゼロにするパリティ・チェック線形組合せ符号は、妨害信号を抑制するように動作する。他の模範的な符号は、図5から図8に関して、いまより詳細に議論する。
【0029】
本発明に従った妨害信号を抑えるためにタイム・ダイバーシティを利用するための技術は、従来のアンテナ・ダイバーシティ技術を補足するために利用できることを注意すべきである。アンテナ・ダイバーシティ技術では、各々、信号を受け取ったり、あるいは、伝送したりするためのレシーバ、さらに/または、トランスミッタで複数のアンテナを使用する。アンテナ・ダイバーシティは、例えば、空間ダイバーシティ、あるいは、分極ダイバーシティの形で得ることができる。アンテナ・ダイバーシティ技術は知られており、例えば、図1cに図示されるレシーバ等のデジタル・データ・レシーバで利用できる。
【0030】
模範的な行程は、入力信号を受け取る時に始まる、入力/出力ブロック401。入力信号は、第一のノードと第二のノードの間の通信の少なくとも一部分で代表的なものである。入力信号は、実際の物理的信号である。第一のノードと第二のノードの間の通信は、図1aと図1bに関して図示され、議論されるように、直接的、あるいは、間接的であることを思い出すこと。入力信号は、第一のデータ信号と、少なくとも第二のデータ信号を含むことが好ましい。第一のデータ信号は、組合せ符号等の少なくとも一つのデータ・セット、あるは、符号を含む。一つの模範的な線形組合せ符号は、さらに特に、制御された冗長性を連続した伝送されたデータ記号の中に導入するチャネル・符号である。制御された冗長性の導入すると、妨害、さらに/または、ノイズのある所では、伝送される情報のデータ記号の信頼のおける回復を促進する。
【0031】
データ・サブセットを含む様々な記号は、実質的に独立したフェージングを強いられることが好ましい。ここで使用されるような独立したフェージングは、時間内に比較的離れたデータ記録を伝送し、あるいは、関連していない周波数帯域でのデータ記号を伝送することによって達成される。前記のことは、限定されることなく、例えば、インターリービング・デインターリービング、周波数ホッピング、および、その組合せを含む従来の技術を使用して達成される。
【0032】
トレーニング・シーケンスを含むことが好ましい第一のデータ・セットの少なくとも一部分であると確認される、プロセッシング・ブロック402。トレーニング・シーケンスは、第一の部分、あるいは、第一のデータセットのサブセットのどちらかであることが好ましいか、あるいは、多分分離したデータ・セットであることが好ましい。第二のデータセットは、第一と第二のノードの間の実際の通信を表す。トレーニング・シーケンスは、図1cの模範的なデジタル・データ・レシーバ等のレシーバによって確認できるデータ記号の既知のパターンであることが好ましい。トレーニング・シーケンスは、例えば、一つ、あるいは、それ以上の第一のデータ信号の存在、第一のデータ信号の周波数、および、同期を示すプロトコルとして動作できる。代わりの実施例において、トレーニング・シーケンスは、他の適当な情報を含むことができる。
【0033】
トレーニング・シーケンスの少なくとも一部分は、複数のタップを生成するために使用される、プロセッシング・ブロック403。ここで使用されるようなタップは、いかなる妨害信号、さらに/または、ノイズをも抑えるために入力信号に与えられる複素数等の値である。ノイズは、電話をかけている時聞こえる電波障害等の妨害信号でない通信信号に影響を与えるいかなる邪魔をも含むことを思い出すこと。
【0034】
トレーニング・シーケンスは、特別なタップにおいて、入力信号内の第一のデータ信号を識別するために利用される、プロセッシング・ブロック404。タップの生成は、例えば、再帰的なより少ない2乗のアルゴリズム等の適用性のあるアルゴリズムを使用して達成されることが好ましい。このアルゴリズムは、トレーニング・シーケンスによって決定されるような所望の信号に対して、結合器の出力になるように使用される。つまり、アルゴリズムは、第一のデータ信号と妨害信号がどのように結合されているか、すなわち、第一のデータ信号が妨害データ信号から分離される方法を識別するために、固定されたトレーニング・シーケンスを使用する。模範的なアルゴリズムは、ここにも参照文献として組み込まれている、IEEE伝送情報理論Vol.ITー28、No.5、pp753ー763(1982年9月号)のF.M.Hsuによる、「フェージング分散HFチャネルを越えて受け取られる高速データのための平方根カルマン・フィルタリング」に議論されている。
【0035】
第一のデータ信号は、第二のデータ信号に関して、あるいは、もし一つ以上の妨害信号が残っているならば、残っている妨害信号に関して分離されることが望ましい、プロセッシング・ブロック405。ここで使用される分離は、限定されることなく、分割、フィルタ、部分、分離、区分、分類等、あるいは、その組合せを含む。特に、複数のタップの一つは、第一のデータ信号に対する妨害、さらに/または、ノイズの影響を実質的に除去するために使用されるのが好ましい。模範的な識別と分離のステップは、今より詳細に議論される。
【0036】
出力信号が生成される、プロセッシング・ブロック406。出力信号は実際の物理的信号であり、第一のデータ信号の少なくとも一部分を表す。
【0037】
代わりの実施例では、本発明は、第一のデータ信号が受け取られる、特定の複数の利用できる線形、あるいは、代数的組合せ符号、あるいは、パターンの特定のものを適応できるように識別する。これは、より複雑な線形チャネル符号が、複数の妨害信号の確度をより高める場合好ましいと考える時、重要な利点である。例えば、都市の通りの角でセルラ電話を利用することを考えてみる。望ましい信号を受け取る際に妨害する信号の数について考えると、夜中の妨害信号の数と比較して、日中の数はずっと多い。受け取られた入力信号を適応できるように復号するためのデータ・レシーバ、あるいは、プロセッサの能力によって、様々な組合せ符号を使用した信号を受け取るために柔軟性を与える。
【0038】
特定の組合せ符号、あるいは、パターンを使用して伝送される入力信号の受取りと確認は、呼び出し設定中、トランスミッタとレシーバの間のハンドシェイクによって達成されるのが好ましい。ベース・ステーションは、現行の使用法を知っていて、従って、すべての優勢な妨害を実質的に抑制するため、特定の組合せ符号を使用するために、ノードを要求/命令することができる。トレーニング・シーケンスは、選択された組合せ符号に従って設計されるのが好ましく、本発明の原理に従った適当なタップ設定を識別するために使用される。
【0039】
図5では、フレーム同期伝送を図示する。簡単なR=1/2繰り返し符号が考慮され、そこでは、符号記号がM個の可能な値の一つ、すなわち、Mアレイ信号である。スロット1と2が、各スロットでのi番目の記号位置で同じデータ記号Dを持ち、インタフィアラIは同様の符号を使用して伝送することに注意する。この例でのデータ・パケットは、独立したフェーディング・チャネルに沿って伝送される。これは、時間内に(あるいは、周波数)離れたデータ・パケットを伝送することによって、あるいは、十分に分離した複数の伝送アンテナを使用し、直交した方法でパケットを伝送することによって、達成されることが好ましい。一般に、もしチャネルが独立していないならば、性能はフェードの間の関係に依存して落ちる。本計画は、独立した伝送を利用して、フェージングがない場合に機能をはたす。
【0040】
インタフィアラ・チャネルは、模範的なインタフィアラが所望の信号と共に配置されていないので、互いに独立しているばかりでなく、所望の伝送から独立している。データ・パケットが伝送されるチャネルは、被周波数選択であると仮定され、理想的なコヒーレント・デモジュレーションは、装置データ記号D(スロット1と2)に対応した理想的なサンプリングの瞬間で仮定される。受け取られる信号は、
=aD+bI、かつ
=aD+bI、
ここで、rは、サンプリングの瞬間でのスロットjで受け取られたサンプルであり、Dは所望のデータ記号であり、さらに、Iは妨害信号の値であり、DとIの両方はサンプリングの瞬間に与えられる。一般に、Iはフレーム同期のみが仮定されていて、記号同期が仮定されていないので、データ記号を必要としない。a、a、b、および、bはチャネルのゲインであり、それらは、ゆっくり変わる複素ガウス変量としてモデル化されるのがこのましい、しかしこれは必要ではないが。
【0041】
図4の行程に従って、受け取られた信号は、決定の統計値を生じるために、図6に図示されるように線形に組み合わされている。二つの線形結合器gとg は、結合器の出力でのインタファランスがゼロに駆動され、所望のデータ記号Dに等しい出力を生じる。前記式の一つにあるIを解き、他の式に代入して、
+g=D
を得る、ここで
【数1】
Figure 0003613358
かつ
【数2】
Figure 0003613358
とgに実質的に等しい結合器タップ重量を選択すると、インタファランスがいかなる追加された妨害、すなわち、ノイズもない場合に除去される。ノイズがある場合、結合器出力とD、すなわち、gとgの間の平均の2乗のエラーは、
E|g+g−D|
が最小化されるように、最小化されることが好ましい。従って、gとgは、
【数3】
Figure 0003613358
が最小化されるように選択されることが好ましい、ここで、D、i=1、・・・、Nは、長さNのトレーニング・シーケンスであり、Diはi番目のトレーニング記号であり、さらに、r1iとr2iは対応する受け取られた記号である。
【0042】
タップの重量は、トレーニング・シーケンスの処理中誘導されるのが好ましく、ここで、既知のデータ・シーケンスはすでに議論されたように受け取られる。例えば、既知のデータ記号シーケンスは、ヘッダとして添えられ挿入されること等が好ましい。つまり、gとgは所望のデータ・シーケンスの知識を使用して計算される。
【0043】
例えば、理想的なサンプリング瞬間での(N−1)のインタファランスがあると仮定する。長さNの繰り返し符号が一般に使用され、タイム・スロットmにおいて受け取られたサンプルが、
=aD+bm,1 +・・・bm,N−1 N−1 ,m=1,・・・,N,
ここで、Dは所望のデータ記号であり、I1,・・・,IN−1は妨害記号であり、a,b,i,i=1,・・・,Nー1は、m番目に伝送されたデータ・パケットの各々の影響を与える複素ゲインであることに注意すべきである。ゼロ・フォーシング解は、
【数4】
Figure 0003613358
に対する解である一組のタップ重量g,・・・,gを求めることによって求められる、ここで、結果として生じる出力は、所望のデータ記号Dに等しい。
【0044】
図7において、R=1/N繰り返し符号に対する結合器が図示されている。この繰り返しの符号を使用すると、結果として、一般に、Nのファクタによってレートが減少する。N=2等の十分に小さいに対して、このレートの減少は、集まった信号のサイズを方形にすることによって、完全に回復することができる。特定に適用において、妨害を抑える効果は周波数の再利用を改良するために使用されることを注意すべきである。
【0045】
(Nー1)/N、ここでNは3に等しい、の線形組合せ符号を考える。r=2/3符号は、二つのデータ記号DとDを取り、第三のデータ記号D+Dを形成することによって形成される。単一のインタフィアラがあると仮定する。インタフィアラは、さらに、I、I、および、Iを伝送する。それは、三つのデータ記号D、D、および、D+D、および、三つの妨害記号I、I、および、I+Iが独立したチャネルにそって伝送される実例となる目的のために、再び仮定される。結果として生じる受け取られた記号は、
=a+b
=a+bかつ
=a(D+D)+b(I+I
であり、ここで、a、a、a、b、b、さらに、bは、複素経路ゲインである。三つの記号は、妨害を除去するために線形結合されている。前記式の第一と第二の式のIとIに対して各々解き、さらに、結果の値を第三の式に代入すると、
+g+g=g+g
を得る、ここで
【数5】
Figure 0003613358
【0046】
実際には、g、g、g、g、および、gはトレーニング信号を伝送することによって決定される。トレーニング信号は、第一のチャネルに沿って伝送される{D1ii=1 の形をしており、第二のチャネルに沿って伝送される{D2ii=1 の形をしており、さらに、第三のチャネルに沿って伝送される{D1i+D2ii=1 の形をしている。復号器は、
【数6】
Figure 0003613358
を最小化するために、g、g、g、g、および、gを計算する、ここで、r1i、r2i、および、r3iはD1i、D2i、および、D1i+D2iの伝送のに対応する第i番目に受け取られた記号である。
【0047】
均等化の理論に従って、g、g、および、gは、前方方向に供給されるタップであり、g、および、gは後方方向に供給されるタップである。前方方向の結合器の出力は、伝送されたデータ記号DとDの線形の組合せ(係数g、および、g)である。どの対のデータ記号DとDに対しても、レシーバは前方供給線形結合器の出力と、フィードバック・フィルタの出力の間の差を形成する。最も小さいエラーを生じるデータの対は、すでに議論されたように、最も小さい基準の2乗を使用して選択される。この基準を使用する時、g、あるいは、gのどちらか一方は、1に限定されることが好ましいか、さもなければ、タップの設定が実質的にゼロに集中されることに注意すべきである。
【0048】
例えば、第一のレシーバが1に設定されているgを有し、第二のレシーバが1に設定されているgを有する二つのレシーバがあると仮定する。一般に、両方のレシーバは異なるエラーを生じる。適当なレシーバは、決定するために選択される。gが1の時最も小さいエラーの平方はmseであり、gが1に設定される時最も小さいエラーの平方はmseであり、gが1の時Dに関連したエラーはmseであり、D2に対してはmse/gである。同様に、gが1の時、Dに関連したエラーはmse/gであり、一方、Dに対してはmseである。このように、Dに対する最小のエラーはmin(mse、mse/g)であり、一方、Dに対する最小のエラーはmin(mse、/g、mse)である。第一のレシーバは、もしmseがmse/gより小さい時、Dに対して決定するために選択され、さもなければ、第二のレシーバが選択される。同様に、第一のレシーバは、もしmse/g がmseより小さい時、Dに対して決定するために選択され、さもなければ、第二のレシーバが選択される。二重レシーバ・復号化・アプローチは、単一レシーバ・復号化より好ましく、g、あるいは、gを1に設定することにより達成される。
【0049】
図8において、R=2/3に対する結合器の構造が図示される。この符号は、単一インタフィアラのキャンセルが可能なR=2/3のみでないことに注意。
【数7】
Figure 0003613358
のかたちのいかなる符号も等しくない、ここで比は、
【数8】
Figure 0003613358
【0050】
つまり、各座標のtは、いくつかの新しい情報を伝えなければならない。このクラスのすべての符号は、二組の対せき的な座標を生じる平面であることが好ましい。好ましい符号は、座標(t、t、t)の間の振幅の変動を最小にし、一方、符号の電力の規格化された最小距離は最大にされる。そのような符号は、良いエラー性能に加えて、平均電力に対して低いピークになるので望ましい。
【0051】
前述に従って、図解されたR=2/3符号は、α=1、α=0、β=0、β=1、γ=1、および、λ=1によって説明されることが好ましい。電力の規格化された最小距離の2乗は6である。tは、もしDとDが値{−1、1}を仮定するならば、例えば、値{−2、0、2}を仮定するので、振幅の比率では実質的に無数の変動がある。
【0052】
例えば、二つのインタフィアラを抑えるための2/5線形組合せ符号を考える。伝送された符号の語は、記号D、D、D、D、D+Dから構成される。二つの妨害する符号語は、各々、I11、I12、I11、I12、I11+I12、および、I21、I22、I21、I22、I21+I22によって与えられる。受け取られたデータ記号は、
【数9】
Figure 0003613358
で与えられる。
【0053】
適当な前方に供給する線形結合器は、インタフィアラがゼロになるように、係数を選択する。これは、
【数10】
Figure 0003613358
を満たすタップの重量g、g、g、g、および、gで達成されるのが好ましい。
【0054】
結果として生じる出力は、所望のデータ記号D1とD2の線形の組合せであり、
+g
によって与えられ、ここで、
=g+g+gかつ
=g+g+g
である。データ記号の四つの線形組合せは、線形組合せの出力に最も近い特別なものを見つけるために検索される。前のように、結合器の係数は、トレーニング・シーケンスと最も小さい2乗の手順を使用して、決定されるのが好ましい。
【0055】
(N−1)/K個のインタフィアラまで抑えることのできる、K個の情報記号とN個の符号記号でかわるがわる構成する、一般的なN/K線形組合せ符号を考える。各インタフィアラは、K個の既知の情報記号を有する。Kは(N−1)を割り、(N−1)/K個のインタフィアラがあり、さらに、その時(N−1)個の未知の妨害記号があると仮定する。(N−1)個の線形的に独立した式は、受け取られた記号と所望のデータ記号という点から、すべての妨害信号を解決するために、未知のものというてんで必要とされる。すべての妨害信号は、K個の所望のデータ記号のみの線形組合せである出力を生じるように、第N番目の式に代入される。
【0056】
ブロックの長さは無限になるので、一つのインタフィアラはR=1の符号・レートで適当に抑えられ、二つのインタフィアラはR=1/2の符号・レートで適当に抑えられ、三つのインタフィアラはR=1/3の符号・レートで適当に抑えられる。
【0057】
このように考えられる符号は、組合せ符号であると考えられてきた、図9において、注意は代数的な組合せ符号に向けられ、ここにおいて、(8、4)拡張ハミング・符号を特別に認識した格子型ダイヤグラムが図示される。所望のデータ信号と妨害信号の両方に対する格子型の上半分に属する伝送符号語を、復号することを考える。この符号は、(8、4)ハミング・符号の(8、3)サブコードであり、図10に図示されるような、R=1/2内部符号とR=3/4外部符号から構成される連結された符号として考えることができる。この符号は、一つのインタフィアラを抑えるために使用され、レイレイ・フェージングを制御するのに役立つ。つまり、一つのインタフィアラを抑えた後で、もしフェージングが結果として、妨害を抑えた線形結合器によってデータの記号の正しくない復号化を生じたとしても、通信には信頼性がある。
【0058】
i番目に受け取られた信号を
=a+b+n、 i=1、・・・、8
とし、
=Dj+1 、および、I=Ij+1 j=1、3、5、7
とする。
出力が実質的に、ノイズがない場合Dに等しく、あるいは、より適当には、ノイズがある場合にはDに近いように、rとri+1 を係数αとαi+1 、i=1、3、5、7に結合する。模範的な線形結合器は、図11に図示される。線形符号の出力(y、・・・、y)は、外部復号によって処理される。外部復号は、(y、・・・、y)とすべての可能な他の符号語(c、c、c、c)の間のユークリッドの距離の2乗を計算することが好ましい。より短い距離の外部符号語は、伝送された符号語として、さらに、復号された出力に対して対応する情報ビットとして選択される。
【0059】
(8、3)サブコードの復号は、図9の格子型を使用して(8、4)ハミング符号に拡張される。いかなる格子型分岐においても、今、それはD=Di+1 、あるいは、D=−Di+1 、i=1,3、5、7、に対して可能であることに注意する。これは、井戸型のインタフィアラに対して保持する。
【0060】
例えば、I=Ii+1 、i=1、3、5、7と仮定する。時間iとi+1で受け取られた記号は、
【数11】
Figure 0003613358
である。
係数αとαi+1 は、妨害が抑えられるように、rとri+1 を結合するために使用される。しかし、出力は、もしD=Di+1 ならばD、あるいは、もしD=−Di+1 ならばk、ここでkは初期のトレ−ニング手順中に求められる複素定数である。復号器、i=1、3、5、7、は
【数12】
Figure 0003613358
を計算し、もし符号語がD=Di+1 を満足するならば、i=1、3、5、7であり、さらに、符号語がD=−Di+1 を満足するならば、それは、
【数13】
Figure 0003613358
を計算する。
最小距離を持つ符号語は、復号された出力である。
【0061】
代わりに、I=−Ii+1 を仮定する、ここで、i=1、3、5、7である。受け取られた記号は、
【数14】
Figure 0003613358
と、
【数15】
Figure 0003613358
である。
=−Di+1 と仮定すると、レシ−バは
【数16】
Figure 0003613358
を計算する。
=Di+1 の時、レシ−バは
【数17】
Figure 0003613358
を計算する。
前述の式の結果の最小限の結果は、復号された符号語と、情報ビットの対応する出力を決定するために使用される。
【0062】
を決定するためには、トレーニング・シーケンスは、所望のデータに対するD=Di+1 がi=1、3、5、7、・・・、Nであるように使用される。妨害信号に対しては、I=Ii+1 、i=1、・・・、N/2、および、I=−Ii+1 、i=N/2+1、・・・、Nである。第一のN/2記号を越えて、レシーバは、
【数18】
Figure 0003613358
が最小になるように、αとαi+1 を計算する。残りのN/2記号に対しては、レシーバは、
【数19】
Figure 0003613358
が最小になるように、kを決定する。トレーニング・シーケンスの長さは、このように二倍になる。従って、トレーニング・シーケンスは、二人のユーザに次の呼び出し設定を割り当てられる。
【0063】
本発明、および、その利点が詳細に説明されたけれども、様々な変更、置き換えは、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、ここで行うことができる。
【図面の簡単な説明】
本発明とその利点をさらに完全に理解するために、同じ番号は同じ部分を示した付随した図面とともに、次の発明の詳細な説明について述べる。
【図1a】模範的な通信システムのブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図1b】模範的な通信システムのブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図1c】模範的なデジタル・データ受信器のブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図2】本発明の原理に従って、無線通信信号を適応できるように復号するためにプログラムされる一つの実例となる処理システムの等角投影図である。
【図3】図2の一つの実例となる処理システムに関連して利用される一つの模範的なマイクロプロセッシング・システムのブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図4】本発明の原理に従って、無線通信信号を復号するための模範的な行程の流れ図を示す図である。
【図5】フレーム同期トランスミッションを示す図である。
【図6】R=1/2繰り返し符号に対する線形結合器のブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図7】R=1/N繰り返し符号に対する線形結合器のブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図8】R=2/3繰り返し符号に対する線形結合器のブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【図9】(8,4)ハミング・符号を模範的に実現した格子ダイヤグラムを示す図である。
【図10】R=1/2内部符号とR=3/4外部符号から構成される連結符号を示す図である。
【図11】(8,4)ハミング・符号の(8,3)サブコードに対する線形結合器のブロック・ダイヤグラムを示す図である。
【符号の説明】
100 処理システム
101、102 ノード
103 電話をかける人
104 セルラ電話
105 電話をうける人
106 従来の電話
107 アンテナ
100a、100b ノードの処理システム
107a、107b 配置されたアンテナ

Claims (9)

  1. 通信信号を復号する装置であって、
    第1のノードと第2のノードの間の通信を表す入力信号を受け取る受信器を含み、前記入力信号は、線形の組合せ符号及び代数の組合せ符号のうちの1つを用いて符号化された所望のデータ信号と、1つ以上の妨害信号とを含み、前記所望のデータ信号は、訓練シーケンスを含む少なくとも第1のデータ・セットを含み、さらに、
    前記入力信号を復号して、前記所望のデータ信号の少なくとも一部分を表す出力信号を生成する処理手段を含み、前記処理手段は、前記入力信号内の前記訓練シーケンスを識別するよう動作し、前記処理手段はさらに、前記訓練シーケンスを用いて複数のタップを生成し、前記複数のタップの少なくとも1つを用いて前記1つ以上の妨害信号から前記所望のデータ信号の少なくとも一部を分離して前記出力信号を生成するよう動作することを特徴とする装置。
  2. 記処理手段が、さらに、前記第1のデータ・セットを確認するように動作する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記処理手段が、さらに、前記入力信号内の前記所望のデータ信号を識別するために、前記確認された第1のデータ・セットを利用するように動作する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記処理手段が、少なくとも1つの処理ユニットを含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記装置が電話通信システムで実施される、請求項1に記載の装置。
  6. 通信信号を復号する方法であって、
    第1のノードと第2のノードの間の通信を表す入力信号を受け取るステップを含み、前記入力信号は、線形の組合せ符号及び代数の組合せ符号のうちの1つを用いて符号化された第1のデータ・セットと、第2のデータ・セットとを含み、そして前記第1のデータ・セットは訓練シーケンスを含んでおり、さらに、
    前記入力信号内の前記訓練シーケンスを識別するステップと、
    前記訓練シーケンスを用いて生成された複数のタップの一部を用いて、前記第1のデータ・セットに関して、前記第2のデータ・セットを抑制するステップと、
    前記第1のデータ・セットを表す出力信号を生じるステップとを含む方法。
  7. 記方法が、前記訓練シーケンスを確認するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 通信信号を復号する装置であって、
    第1のノードと第2のノードの間の通信を表す入力信号を受け取るように動作する入力ポートを含み、前記入力信号は、組合せ符号を用いて符号化された所望のデータ信号と、少なくとも1つの妨害信号を含み、そして前記組合せ符号は少なくとも1つのトレーニング・シーケンスを含み、さらに、
    前記トレーニング・シーケンスを確認し、前記確認されたトレーニング・シーケンスを利用して前記所望のデータ信号の少なくとも一部分を識別しそして複数のタップを生成し、さらに、前記複数のタップの少なくとも1つを利用して前記妨害信号から前記所望のデータ信号の少なくとも前記部分を分離するよう動作するプロセッサと、
    前記分離された所望のデータ信号の少なくとも前記部分を表す出力信号を生成するよう動作する出力ポートとを含む装置。
  9. 前記入力信号がノイズの影響を受け、さらに、プロセッサが前記ノイズの影響を実質的に除去するために、前記複数のタップの少なくとも1つを利用するように動作する、請求項に記載の装置。
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