JP3613329B2 - ダイヤフラム式ポンプとそれに適合する容器 - Google Patents

ダイヤフラム式ポンプとそれに適合する容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はポンプと、および、この種のポンプに適合するようにした液体(例えば化粧用クリーム)を入れる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フランス特許第2 728 809号は分配される内容物を収容している容器に固定された支え部材の上に取外し可能な形で被せられたプッシュボタンのあるポンプで、該プッシュボタンには下端部に放射状の開口部を持つ円形に円筒形の中央ダクトがあり、支え部材が上記のダクト周辺の容積が変動可能な環状ポンプ室の位置を確定するポンプを開示している。弾性体製のダイヤフラムは該支え部材に被せられる。該ダイヤフラムは円形で対称のスリーブ形の中央部分を有しており、それは上端部において開放されており、下端部において閉鎖されている。プッシュボタンの中央ダクトはスリーブの端壁と接触するまでダイヤフラムに差し込まれる。ダイヤフラムは、一定量の内容物が放出された後プッシュボタンが元の位置に戻るのを可能にする弾力のある復帰部材の構成要素となっている。
【0003】
プッシュボタンの復帰動作中、ダイヤフラムは中央ダクトと接触することで、ポンプ室を中央ダクトの放射状の開口部からアイソレートさせ、空気がポンプ室の中に戻るのを防いでいる。
このようなポンプにはごくわずかな数の部品から成り、製造費用が比較的安価であるという利点がある。
しかし、その既存のポンプは完全に満足の行くものではなく、出願人である会社はとりわけプライミング(呼び水などのポンプ起動に必要なことがらに関することを示す)の問題に注視している。
【0004】
本発明は、上記に示されたようなタイプつまり、支持部と関連して動くように取り付けられた可動部材を有し、該可動部材は少なくとも一つの開口部を介して内容物がその中を通り分配される中央ダクトを有し、該支持部が上記の中央ダクトの周囲の容積が変動可能なポンプ室を画定するため可動部材と共働し、該ポンプが上記の中央ダクトを差し込む中央部分を有するダイヤフラムを備えており、該ダイヤフラムがポンプ室の容積が増加し内容物がその中に吸い込まれる際に該ポンプ室を該中央ダクトの開口部からアイソレートさせるように設計されているようなポンプの作動の信頼性を改善するのを目的としている。
【0005】
本発明は、該ポンプ室の容積が増加する際、該中央ダクトと該ダイヤフラム中央部の少なくとも一つが、他である該ダイヤフラムの中央部と中央ダクトの何れかに漏出防止を維持するように接触することによって該ポンプ室を中央ダクトの該開口部から分離するのに適した環状膨らみ部を具備することでその目的を達成している。
【0006】
言い換えれば、上記の膨らみ部が、ポンプ室と中央ダクトの開口部の間にある中央ダクトの周囲に形成された環状の連絡路が吸引段階の間確実に閉鎖されるようにしている。
【0007】
上記の閉鎖を確実にするよう中央ダクトと接触している上記のダイヤフラム表面は、膨らみ部の存在があることで、僅かに引っ張られ、そうすることで、ポンプ室中の低い(弱い)空気圧がダイヤフラムと中央ダクトとの間のシールを壊すことを十分に可能とする。
【0008】
これによってポンプのプライミングが容易になる。
加えて、ダイヤフラムを製造するのに固めの弾性体を使用し、ダイヤフラムに過度に圧力を加える必要なく、比較的高い復帰力を可能にするのは、ダイヤフラムに過度に圧力を与えると長期的に見てダイヤフラムを破裂させる危険があるという欠点があるので、一般的に望ましいことである。
【0009】
しかし、固めの弾性体を用いると、ダイヤフラムの変形が容易でないためプライミングがより困難になる傾向がある。
本発明はポンプの作動中にダイヤフラムを構成する部材の弾力率の影響をある程度減少させることと、望ましいバネ効果を維持しながらもダイヤフラムの圧縮応力を減少させられるよう、固めの弾性体が使用されるのを可能にしている。
【0010】
プラスチック成形によって製造を用意にするために、該膨らみ部は好ましくは該ダイヤフラム中央部の内表面上に形成される。
従って、該ダイヤフラム中央部上に形成された該膨らみ部は該中央ダクトを密封するように圧迫し、それにより少なくともポンプ室の容積が増加しているときにはポンプ室を中央ダクトの開口部から分離させるようにしている。
都合のよいことに、該膨らみ部は静止状態でも該中央ダクトを密封するように接触している。
【0011】
別の形式では、該膨らみ部は中央ダクトの外表面上に形成されている。
可動部材が高位置において膨らみ部から離れ、および可動部材のストロークの終端で膨らみ部に到着するように、ダイヤフラムの内側面に膨らみ部を形成するようにすれば、レリーフの一部に、一瞬の時間で、ポンプ室と開口部との間の通過を容易にすることができる。
【0012】
突出した部分は、例えば該中央ダクトの外表面上に形成される一つかそれ以上のリブの形をとっている。
特定の実施例においてダイヤフラムの中央部分は中央ダクトの下端部においてかみ合うように設計された内部スタッドを備えるベース部を有している。
【0013】
そのようなスタッドはダイヤフラム中央部分の下端部を中央ダクトの下端部に比較的安定した状態で保持するのを可能にしている。
【0014】
特定の実施例においては、該ダイヤフラムには第一に上記のポンプ室の容積が減少する際、該ポンプ室を内容物の供給源から分離し、第二に該ポンプ室の容積が増す際、内容物が上記のポンプ室の中に入るのを可能にするのに適した可撓性唇部を有している。
【0015】
特定の実施例においては、上記の可撓性唇部は該ダイヤフラム中央部分に下向きの開放環状谷部を形成して接合され、該支持部には、可動部材がポンプ室の容積を減少するよう下向きに可動する際に該ダイヤフラムが保持されるよう、上端部において上記の溝の端壁と接触している内側スカート部がある。
【0016】
好ましくは上記の内側スカート部は上端部に開口部(複数)を持っており、それら開口部は可撓性唇部より高さが低く、上記の開口部はポンプ室の容積が増大し、可撓性唇部が内側スカート部から離れる際に内容物がポンプ室に到達するのを可能にしている。
【0017】
特定の実施例においては、該ダイヤフラム中央部がその上端部において、上記の中央部が伸張される際ダイヤフラムの保持を改善するように幅や厚みが選定されている環状部分に接合されている。
【0018】
ダイヤフラムがポンプ内に取り付けられる前、上記の環状部分の厚みは、ダイヤフラムの中央部分の厚みより大きいか、あるいは等しいのが好ましい。
【0019】
ダイヤフラムがポンプ内に取り付けられる前、上記の環状部分の幅は厚みの少なくとも1.5倍、更に好ましくは2倍であるのが好ましい。
【0020】
伸張性の縁と内側スカート部の一つが一つの環状谷部を有し、該環状谷部がポンプ室の容積が減少する際ポンプ室を容器の内側から分離するよう、他の内側スカート部と可撓性唇部と接触するのに適しているのが好ましい。
【0021】
特定の実施例においては、該可撓性唇部は内表面に環状膨らみ部を持っており、該環状膨らみ部は少なくともポンプ室の容積が減少する際にポンプ室を内容物の供給源から分離するように内側スカート部を密封する仕方で接触するのに適している。
【0022】
静止状態の場合、該環状膨らみ部は内側スカート部を密封する仕方で都合よく接触している。
【0023】
該可撓性唇部は上記の環状膨らみ部と、好ましくは細い帯状部分で構成された望ましい応力変形帯状部分を効果的に備えている。
【0024】
別の形式では内側スカート部は外表面に環状膨らみ部を備えており、それはポンプ室の容積が減少する際にポンプ室を内容物の供給源から分離するよう、可撓性唇部を漏出防止を維持するように接触するのに適している。
特定の実施例においては、ダイヤフラムがポンプ内に取り付けられる前、上記の可撓性唇部の高さはダイヤフラム中央部の高さより大きいか、あるいは等しい。
【0025】
特定の実施例においては、可撓性唇部の外表面は該上端部付近において、円錐形でダイヤフラムの上端部に向かって分岐していて、肩部を経由して環状リブに接合された部分を呈している。
可撓性唇部の内径は製造公差以内で内側スカート部の外径と等しいのが好ましい。
【0026】
また、可撓性唇部と内側スカート部の間の公差はマイナスまたはゼロで、それが可撓性唇部が内側スカート部に軽く留められるのを確実にしているのが好ましい。
【0027】
特定の実施例においては、可動部材が停止時、ポンプ内で組み立てられた後のダイヤフラム中央部の長さが、ポンプ内に取り付けられる前の元の長さの1.5倍以上である、または、上記の元の長さの2倍以上である、または、上記の元の長さの3倍以上でさえある。
【0028】
特定の実施例においては、可動部材が完全に押し下げられている際、ダイヤフラム中央部の長さはポンプ内での組み立て前のダイヤフラムの元の長さの2倍以上である、または上記の元の長さの3倍以上である、または上記の元の長さの4倍以上でさえある。
【0029】
特定の実施例においては、ポンプ室の容積が減少する際にポンプ室に収められた内容物が上記の中央ダクトを介して流れるのを妨げる環状の帯状部分がダイヤフラムと中央ダクトの間に形成されないように、ダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも一つが形成されている。
【0030】
ダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも一方が、少なくとも支持部と連動する可動部材の変位中、中央ダクトとダイヤフラムの何れか他方とその外周の予め定められた位置で接触するように形成されるのが好ましい。
【0031】
好ましくは、少なくとも支持部と連動する可動部材の変位中、ダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも一方に突出した部分を有し、それと中央ダクトとダイヤフラムの何れかの他方とが接触する。
【0032】
このことによってポンプ室の容積が変動する際に可動部材の動きが取れなくなる危険なく、ポンプが確実に作動することが保証される。
【0033】
ポンプ室の容積を縮小させる際に、該ポンプ室からの内容液が、中央ダクトの開口部へ向かう内容物の流れをダイヤフラムがブロックし、そのブロックをすることを上述の突出した部分は妨げる傾向をもっている。
【0034】
これら突出した部分は、さらに、ダイヤフラムの軸中心上に、可動部材の中央ダクトを保とうとする傾向をもたらし、それによって、ポンプの満足な作動を有利にする。
【0035】
好ましい実施例においては、上記の突出した部分はダイヤフラム上に設けられており、ダイヤフラム中央部の軸の開口部周囲に均等に配置された膨らみ部からなっていて、上記の膨らみ部がダイヤフラムの上面上に伸張しているのが好ましい。
【0036】
特定の実施例においては、該支持部は可動部材の管状スカート部を漏出防止が維持できるように押圧接触する一対の密封唇部を備えており、該環状スカート部は下方向に向かって開いており、中央ダクトの周囲に同心的に伸びており、上記の環状スカート部はポンプ室の外壁を放射状にするようポンプを画定している。
【0037】
特定の実施例においては、該内側スカート部は支持部の余り部分に取り付けられた構成要素の一部である。
【0038】
好ましい実施例においては、該可動部材の中央ダクトはその下端部に少なくとも一つの放射状の開口部を備えている。
【0039】
好ましい実施例においては、該可動部材は、中央ダクトが取り出し末端部と共に一体的に形成されたプッシュボタンとして構成されている。
【0040】
特定の実施例においては、該可動部材の管状スカート部が支持部の案内スカート部内にスライドし、少なくとも一つの吸気オリフィスを介して内容物の供給源と連絡する上方向に向かって開いた環状谷部を画定するため該支持部の内側スカート部と協働し、可動部材が静止状態でポンプ室の容積が最大である状態において、可動部材の管状スカート部が上記の案内スカート部に対して漏出防止が維持できるように押圧接触する。
【0041】
ダイヤフラムは例えばニトリル弾性体かシリコン弾性体で製造することが出来、例えば、自然に利用されてきた他の物質も利用可能である。
【0042】
本発明は上記に定義されたようなポンプに取り付ける容器をも提供している。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴と利点は、続く本発明を制限はしない実施例と様々な実施化されたものの詳細を添付図面に基づき説明する。
【0044】
図面上では上端部分だけが部分的に表されているボディー部2で形成されたタンクと、支持部4がその上にスナップ止めで画定されるネック部3とから、形成された容器1を図1は示している。
【0045】
該支持部4はプッシュボタン5が軸Xに沿ってスライドするよう案内するとと共に、それは使用開始前にプッシュボタン5を覆う取外し可能な保護キャップ6を取り付けるのに役立っている。
【0046】
該支持部4は該ネック部3の内表面を漏出防止が維持できるように押圧接触する密封スカート部7を有している。
【0047】
該密封スカート部7は、初めにネック部3の環状リム9に対してスナップ固定された固定タブ8によって外方向に、次ぎに図中に部分的に示された下垂チューブ13を接続するための末端部12を画定している10の形で内方向に、放射方向に伸張させられている。
【0048】
外部スカート部15と案内スカート部16は密封スカート部17、固定タブ8、そして階段状壁10と共にプラスチック材料の成形により一体的に形成されている。
【0049】
該外部スカート部15は、容器のネック部3の周囲に伸張し、その上に保護キャップ6が支えられる肩部17を提供している。
【0050】
該外部スカート部15の上端部18は下記に説明されるように、静止状態(押し込みをせずに手を離している状態)のプッシュボタン5を抑えている。
【0051】
該支持部4は、力によって階段状壁10とかみ合う肩部を有する底端部21のある、分離部分を構成する内側スカート部20を備えている。
【0052】
該内側スカート部20は、図2、図3でより詳しく見られるように、開口部22を備えた実質的に先細りする上端部を持っている。
【0053】
説明されている例においては、これらの開口部22は軸Xと平行に走る溝の形で、ステップ26まで内側スカート部20の放射状の内表面を占めるグルーブ25により下方向に伸張される。
【0054】
一対の環状密封唇部24は、プラスチック材料を成形して内側スカート部20と共に上記のスカート部の外表面上に一体的に形成される。
【0055】
プッシュボタン5は外側スカート部30を有し、そのスカート部30の下方端には歯部31を備えており、図1で示されるように、プッシュボタン5がその高い位置で静止状態である場合において、その歯部31は支持部4の外側スカート部15の上方縁部18に対して挟み込むようにされた歯である。
【0056】
該プッシュボタン5は軸X上に中央ダクト32と、中央ダクト32の周りに環状ポンプ室34を画定する同心の環状スカート部33を備えている。
【0057】
該外部スカート部30と管状スカート部33と中央ダクト32は、中央ダクト32と内部連絡する取り出し末端部35と共にプラスチック材成形で一体的に作られる。
【0058】
該中央ダクト32はその底端部に放射状開口部36を備えている。
該管状スカート部33の底端部は、図4でさらに詳しく見られるように、外方向に向かって小規模に放射状に伸張する密封唇部37を形成している。
【0059】
該支持部4の案内スカート部16の底部分にはその内表面で放射方向に浅い環状の後退部分41が設けられている。
【0060】
該プッシュボタン5が高い位置にある際、密封唇部37は、図1に示されるように、密封が維持されるように、案内スカート部16の上端部分の円形円筒の表面40に対して押圧される。
【0061】
このようにして容器の内側は周囲の空気から隔絶され、それは放出される内容物の品質保持に好ましい。
【0062】
プッシュボタン5が押し下げられると、密封唇部37は環状後退部分41の原因によって案内スカート部16を漏出防止が維持できるように接触する状態が取りやめられ、そのことで、内側スカート部20と案内スカート部16の間に形成される谷部分が、外部に対する連通が可能となる。
【0063】
容器が空になるに従って、この谷部分の底に空気浸透を許すようになって、空気吸気用のオリフィス42が形成される。
【0064】
内側スカート部20は、軸X方向の上方端部が開いていて端壁52により底端部が閉じられた袖型の中央部分51を有するダイヤフラム50に対して台としての役割を果たす。
【0065】
この中央部分51は図5でより詳しく見られるように、可撓性唇部53まで外方向に向かって放射状に伸張する。
【0066】
該中央部分51と接合することにより、この可撓性唇部53は環状谷部54を形成し、内側スカート部20の上方端部は上記の溝の端壁にその自由端が接触するまでその中に差し込まれる。
【0067】
該可撓性唇部53は内側スカート部20の上で軽く締まるように形成されている。
該可撓性唇部53の高さは開口部22の高さより高く、可撓性唇部53は、図1に示されるように、静止時において開口部22を越えて、漏出防止が維持できるように内側スカート部20の外表面と接触するように適合させている。
【0068】
さらに詳しくは、説明される図5に示されるような実施例においては、可撓性唇部53にはその底端部と放射状の内表面に半円形断面の環状膨らみ部56を設けることにより、その内側スカート部20と接触する頂部において、静止時において耐えることに適合した、接触ラインができる。
【0069】
容器中の内容液をポンプ室に入れる際に、該可撓性唇部53が外方に変形させて、内側スカート部20から容易に離れられ得るために、該可撓性唇部53の底部が外側に変形可能にするために、該膨らみ部56の上方に可撓性の唇部は、薄い領域を設けている。
【0070】
該可撓性唇部53の外表面は、その底端部から順に、軸Xの周囲に実質的に環状で円筒形の底部81を備え、次に上方向に向かって広がる円錐形の上方部分82を備え、上記の上方部分82は肩部83を介して環状リブ84に接合されている。
【0071】
該ダイヤフラム50は該中央部51の開口部に、軸Xの周囲に環状に対称でない突出した部分つまり、この特定の例においては膨らみ部55をもっており、この膨らみ部55の機能については下記により説明される。
【0072】
説明されている実施例において、これらの膨らみ部55は3つあり、それらは図6に見られるように、軸Xの周囲に均一な角度で配置されている。
【0073】
これらの膨らみ部55それぞれは中央部51の放射状の内表面から突出しており、谷部54の上に実質的に横たわるようにダイヤフラム50の上表面において放射状に外向きに伸張している。
【0074】
該膨らみ部55のそれぞれは水平横断面の断面で見ると、図6に見られるように、軸Xに向かって凸状の断面を呈している。
【0075】
ダイヤフラムの中央部51の内表面には端壁52に向かってわずかに円錐形で上方部分70を備えている。
【0076】
この円錐部分70の上に該膨らみ部55が延びている。
可撓性唇部53を中央部51に連結する環状部分85は比較的幅広で厚く、そのため中央部51が伸張する際、中央部51の上端部が内側スカート部20に関連して確実に静止状態が保たれるようにしている。
【0077】
説明されている実施例において、該環状部分85は膨らみ部55の外側にあって幅が厚みの約2倍である。
【0078】
ダイヤフラムの中央部51はその内表面上に半円形断面の環状膨らみ部58を具備している。
【0079】
膨らみ部58は、プッシュボタンが上がる時に発生されたラインを経由して開口部36の上方で中央ダクト32の外表面と押圧接触し、それによってポンプ室34と中央ダクト32の間の連絡路が閉じられるように設計されている。
【0080】
説明されている実施例において、膨らみ部58は半径0.25ミリで、図中でeで示されたダイヤフラム中央部51を構成する壁は0.55ミリ厚さである。
【0081】
ダイヤフラム中央部51の底部52はその上面にスタッド59を備えており、それは中央ダクト32底端部とかみ合うように設計されている。
【0082】
中央ダクト32は図5では破線で表されている。
スタッド59の外径は中央ダクト32の内径と一致する。
スタッド59は、ダイヤフラムの底部52が中央ダクト32に関連して静止状態に保たれるようにしている。
プッシュボタン5が静止状態において、図1に示されているように、ダイヤフラム中央部51の長さは中央部51の元の長さ。の約3倍、つまり200%の伸張度になる。
【0083】
例として、ダイヤフラム50が組み立てられていない場合、谷部54の端壁と端壁53の上面の間で計った長さ。は3ミリであり、ダイヤフラムがポンプ内の場所にありプッシュボタンが静止している際、図1に示されているように、中央部51の長さは約9ミリである。
【0084】
説明されている実施例において、プッシュボタン5を一杯まで押し下げた際、中央部51は350%の伸張度になる。
【0085】
考慮中の例において、中央部51の長さはそのとき約13.5ミリで、プッシュボタン5を押し下げたときは4.5ミリになる。
【0086】
組み立て中に、プッシュボタン5の中央ダクト32はダイヤフラム50の中央部51に、図1に示されるように、スタッド59周囲のダイヤフラム50の端壁52にその底端部において接触するまで、差し込まれる。
【0087】
それから膨らみ部55が中央ダクト32の環状の円筒形の表面と接触する。
しかし一般的に、膨らみ部55はプッシュボタンが静止状態の場合、中央ダクト32と接触している必要はない。
プッシュボタン5が静止状態において、ダイヤフラム50の中央部51は張力下にあり、それによって歯部31を外部スカート部15の上端部18に対して隣接するよう保たれる。
【0088】
一対の密封唇部24は、プッシュボタン5の上下の動きに関わらず、環状スカート部33の放射状の内表面に漏出防止が維持できるように押圧接触している。
【0089】
膨らみ部58はその頂上を介して中央ダクト32と接触しており、それによってポンプ室34と放射状開口部36の間の連絡路を塞いでいる。
【0090】
静止状態において、可撓性唇部53の環状膨らみ部56は内側スカート部20と接触するようになり、それによってポンプ室34と容器の内部との間の連絡路を塞いでいる。
【0091】
図7、図8に見られるように、中央ダクト32は軸Xに平行なリブ60を都合よく持っており、上記のリブの底端部は、プッシュボタンが高い位置にある際にプッシュボタンの押し下げに対応する距離に応じて、環状膨らみ部58から離れるように動く。
【0092】
リブ60は任意のものであるが、上記に説明されたようにポンプのプライミングを容易にする。
【0093】
プッシュボタンがその低い位置に届く前、リブ60の底端部61は図11に見られるように環状膨らみ部58の上方に位置する。
【0094】
ポンプがプライミングしていないとき、ポンプ室34の中には取り除かれるべき空気が入っている。
【0095】
プッシュボタンが一杯に押し下げられる際リブは環状膨らみ部58と接触し、それにより第12図に示されたように環状膨らみ部58は中央ダクト32から確実に十分離れるようにする。
【0096】
ポンプ室34と放射状開口部36との間の連絡形成を妨げる、ポンプ室内における圧縮空気の危険を、防ぐことができる。
【0097】
支持部4、プッシュボタン5、そしてダイヤフラム50は下記のように作動するポンプを構成している。
【0098】
使用者がプッシュボタン5を押し下げると、図9に示されるように中央ダクト32はダイヤフラム50の端壁52を下方向に動かし、それに伴ってダイヤフラムは中央ダクト32の下向き方向の動きに随行するよう弾性的に変形して伸張する。
【0099】
ポンプがプライミングすることはつまりポンプ室34が内容物で一杯であると想定できる。
【0100】
プッシュボタン5の下方向変位の間に、ポンプ室34に収容された内容物は中央ダクト32とダイヤフラム中央部51の間に排出され、それは中央ダクト32の放射状の開口部36に、つづいて取り出し末端部35に到達する。
【0101】
可撓性唇部53の膨らみ部である内表面56はプッシュボタン5の下向き方向変位の間、環状突出部20と漏出防止が維持される仕方で接触する。
【0102】
プッシュボタン5がある程度の距離押し下げられて環状セットバック41に達すると、プッシュボタン5の環状スカート部33の密封唇部37は案内スカート部16に漏出防止を維持する仕方で接触するのをやめ、それにより吸気オリフィス42と案内スカート部16と環状スカート部33の間にある隙間を介して容器の内側と外側の連絡を可能にする。
【0103】
それらの間で、膨らみ55は内容物のための通路を残し、また中央ダクト32とダイヤフラム50の中央部51の間に内容物の圧力で乗り越えられない可能性のある漏出防止を維持する環状防壁領域が形成されるのを防ぐので、環状膨らみ部58が内容物の圧力の影響で中央ダクト32から多少離れていくと、内容物が放射状の開口部36に到達出来るのを確実にしている。
【0104】
放射状開口部36の上方にある、ダイヤフラム50と中央ダクト32の間の連絡面は環状膨らみ部58がある分だけ、比較的限られ、それにより放射状開口部36に向かう通路が容易に形成されるようにしている。
【0105】
膨らみ55は中央ダクト32を内側スカート部20と同軸上に保ち、ダイヤフラムが内側スカート部20の上に確実に引っかかるようにするのに役立つ。
【0106】
使用者がプッシュボタン5を放すと、プッシュボタンは元の形に戻る傾向のあるダイヤフラムの中央部51により上方向に動くよう促される。
【0107】
プッシュボタン5の復帰動作中環状膨らみ部58は放射状開口部36とポンプ室34の間の連絡路を塞ぎ、上記のポンプ室で引き起こされる吸気が内側スカート部20の可撓性唇部53を離れさせ、容器からの内容物を吸入する。
【0108】
環状膨らみ部56は肉薄領域57によって容易に変位するようになる。
【0109】
内容物は図10に見られるように、内側スカート部20のグルーブ25を介し、ダイヤフラム50の中央部51に沿って流れ、途中開口部22を経由して内側スカート部20を抜け、その後可撓性唇部53の周りを抜け、その外側を上昇しポンプ室34に到達する。
【0110】
プッシュボタン5が上がっていく際空気は案内スカート部16と環状スカート部33の間にある隙間と吸気オリフィス42を通り、容器の中を通ることが出来、それは上記に説明されたようにプッシュボタン5が高い位置に到達し、密封唇部37が漏出防止を維持する仕方で再び案内スカート部16に接触するまで続く。
【0111】
本発明は当然のことであるが、上記に説明された実施例に限定されるものではない。
【0112】
とりわけ、膨らみ部55は中央ダクト上に形成される凸状部材に置き換えることができる。
【0113】
リブ60は膨らみ55と同じ機能を果たす大きさで、そのようにして上記の膨らみ部が取り除かれても良い。
【0114】
環状膨らみ部58は取り除かれ、図13に示されているように、異なる形態のものとして放射状開口部36上方の中央ダクト32の外表面上に形成された環状膨らみ部58’に置き換えることができる。
【0115】
同様に、環状膨らみ部56を図14に示されているように、取り除き、図15に示されるように開口部22の真下の内側スカート部20上に形成された環状膨らみ部56’に置き換えても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明によるポンプに取り付けられた容器の先端部の線図である。
【図2】は支持部の内側スカート部を各々単独にに表す。
【図3】は支持部の内側スカート部を各々単独にに表す。
【図4】は可動部材の管状スカート部の底端部の断片を単独に表す。
【図5】はポンプ内に取り付けられる前のポンプ1に取り付けられるためのダイヤフラムの軸方向断面を単独に表す線図である。
【図6】は図5のVI − VI線における断面図である。
【図7】は中央ダクトの部分的な線図である。
【図8】は図7のVIII − VIII線における横断面である。
【図9】はプッシュボタンが押し下げられる際の、ポンプの作動の仕組みを示す。
【図10】はプッシュボタンが開放される際の、ポンプの作動の仕組みを示す。
【図11】はダイヤフラムの膨らみ部上にある中央ダクトの突出した部分の動きを示す。
【図12】はダイヤフラムの膨らみ部上にある中央ダクトの突出した部分の動きを示す。
【図13】は、ダイヤフラムの別の実施例を示す図5と同様の図である。
【図14】は、可撓性唇部の別の実施例における断片図である。
【図15】は、支持部の内側スカート部の別の実施例を示す、図2と同様の図である。
【符号の説明】
1 容器
2 ボディー部
3 ネック部
4 支持部
5 プッシュボタン
6 保護キャップ
7 密封スカート部
8 固定タブ
9 環状リム
10 階段状壁
32 中央ダクト
34 ポンプ室
51 中央部
58 環状膨らみ部
59 スタッド
58’ 環状膨らみ部
60 凸状部分

Claims (37)

  1. ダイヤフラム式ポンプにおいて、支持部と連動するように取り付けられた可動部材を有し、該可動部材は少なくとも一つの開口部を介して内容物が通過し得る中央ダクトを有し、該支持部は上記中央ダクトの周囲の容積が変動するポンプ室を画定するよう可動部材と協働するものであり、上記ポンプはその中に前記中央ダクトが差し入れられる中央部のあるダイヤフラムをも具備し、該ダイヤフラムはポンプ室の容積が増加して内容物がその中に吸入されるときにポンプ室を中央ダクトの開口部から分離するように設計されているタイプのポンプであって、中央ダクト(32)とダイヤフラム中央部(51)の少なくとも一つが、ポンプ室(34)の容積が増加する際に、ポンプ室 (34) を中央ダクト (32) の開口部から分離するために、ダイヤフラムの中央部の外の箇所とダイヤフラムの中央ダクトとの間の漏出防止を維持するための、環状膨らみ部(58 ;58')が設けられたことを特徴とするポンプ。
  2. 前記ダイヤフラムの中央部(51)が、停止時またはポンプ室(34)の容積が増加する際に、ポンプ室(34)を中央ダクト(32)の開口部から分離することで、中央ダクトにおいて漏出防止が維持するようにした、環状膨らみ部(58)を具備したことを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。
  3. 可動部材が高い位置にあるとき、中央ダクト(32)が一つかそれ以上の中空あるいは突出した凸状部分(60)を上記環状膨らみ部(58)から離れた位置に有しており、該可動部材を一杯まで押し下げると膨らみ部(58)に到達し、そのときに該凸状部分がポンプ室(34)と中央ダクト(32)の開口部(36)の間に連絡路を容易に形成できるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のポンプ。
  4. 1つまたはそれ以上のリブで形成された該凸状部分(60)が中央ダクト(32)の外表面上に形成される、ことを特徴とした、請求項3に記載のポンプ。
  5. ダイヤフラム中央部が、中央ダクト(32)の下端部とかみ合うようにされた内側スタッド(59)を構成する基部を具備することを特徴とした、請求項4に記載のポンプ。
  6. ダイヤフラムが、初めに上記のポンプ室(34)の容積が減少する際にポンプ室(34)を容器の内部から分離することに適合させるため、ついでポンプ室の容積が増加するとき内容物が該ポンプ室(34)の中に入るのを可能にすることに適合させるため、可撓性の唇部(53)を備えた、ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のポンプ。
  7. 上記可撓性唇部(53)は、環状谷部(54)を下方に向かって開くように形成させたダイヤフラム(50)の中央部(51)に接続され、内側スカート部(20)を含む該支持部は、ポンプ室(34)の容量が減少するように可動部材(5) が下方に移動する際に、ダイヤフラムが維持されるために、上記谷部(54)の端壁が接触する、スカート部の上端部支持面を備えていることを特徴とした、請求項6に記載のポンプ。
  8. 可撓性の唇部と内側スカート部の何れか一方が、ポンプ室の容積が減少するときにポンプ室を容器の内部から分離するために他方の内側スカート部または可撓性の唇部に接触するのに適した環状膨らみ部(56;56')を具備することを特徴とした、請求項7に記載のポンプ。
  9. 可撓性の唇部が、静止時とポンプ室の容積が減少するときに、ポンプ室を容器の内部から分離するために密封するように内側スカート部に接触するのに適合させた、該唇部の内表面に環状膨らみ部(56)を有することを特徴とした、請求項8に記載のポンプ。
  10. 可撓性の唇部(53)が上記の膨らみ部 (56) と変形領域とを具備することを特徴とした、請求項9に記載のポンプ。
  11. 内側スカート部(20)が、ポンプ室の容積が減少するときにポンプ室を容器の内部から分離するために、可撓性の唇部(53)漏出を防止するように接触するのに適している、内側スカート部の外表面上に設けられた環状膨らみ部(56') を具備することを特徴とした、請求項8に記載のポンプ。
  12. 内側スカート部(20)が、支持部を形成する残りの部品に取り付けられた部品の一部であることを特徴とした、請求項7から11の何れか一項に記載のポンプ。
  13. 支持部は、可動部材の環状スカート部(33)に接触してリーク防止をする一対のシーリング唇部( 24) を備え、上記環状スカート部(33)は中心ダクト(32)の略同心上で下方へ開いて伸び、上記環状スカート部(33)がポンプ室の半径方向の外壁を画定することを特徴とした、請求項12に記載のポンプ。
  14. 可動部材の管状スカート部(33)が支持部の案内スカート部(16)内にスライドし、支持部の内側スカート部(20)と協働して容器の内部と少なくとも一つの吸気オリフィス(42)を介して連絡する上方向に開いた環状溝を画定し、可動部材が静止状態でポンプ室(34)の容積が最大であるときに可動部材の管状スカート部(33)が上記の案内スカート部(16)漏出を防止するように接触することを特徴とした、請求項13に記載のポンプ。
  15. 内側スカート部の上端に開口部(22)が設けられ、該開口部は可撓性唇部(53)の高さよりも低くされ、ポンプ室 ( 34 ) の容積が増加しそして可撓性の唇部(53)が、ポンプ室に向かって流れる内容物によって押された力よって、可撓性の唇部(53)が内側スカート部(20)から離れて動くことで、開口部(22)は内容物がポンプ室に到達することを可能にすることを特徴とした、請求項7から14の何れか一項に記載のポンプ。
  16. 可撓性の唇部(53)の高さを、ダイヤフラムがポンプに取り付けられる前において、ダイヤフラムの中央部(51)の高さより大きいか、あるいは等しくしたことを特徴とした、請求項7から15の何れか一項に記載のポンプ。
  17. 可撓性の唇部(53)の厚みがダイヤフラム上端部方向に向かって増大していることを特徴とした、請求項7から16の何れか一項に記載のポンプ。
  18. 可撓性の唇部(53)の内径が製造公差以内で内側スカート部(20)の外径と等しいことを特徴とした、請求項7から17の何れか一項に記載のポンプ。
  19. 可撓性の唇部(53)と内側スカート部(20)との間の隙間がマイナスかあるいはゼロであることを特徴とした、請求項18に記載のポンプ。
  20. ダイヤフラム(50)の中央部(51)が上端部において環状部分(85)に接合されており、該環状部分の幅と厚みが上記の中央部(51)が伸張されるときのダイヤフラムの保持力が改善されるように決定されることを特徴とした、請求項1から19の何れか一項に記載のポンプ。
  21. ダイヤフラム(50)がポンプに取り付けられる前において、上記の環状部分(85)の厚みがダイヤフラムの中央部の厚みより大きいか、あるいは等しいことを特徴とした、請求項20に記載のポンプ。
  22. ダイヤフラム(50)がポンプに取り付けられる前において、その環状部分(85)の幅が厚みの少なくとも1.5 倍、好ましくは2 倍であることを特徴とした、請求項20または21に記載のポンプ。
  23. 可動部材(5) が静止状態であるとき、ポンプに取り付けられた後のダイヤフラム( 50) の中央部の長さが、ポンプに取り付けられる前の元の長さ(L。) の1〜 1.5 倍以上であることを特徴とした、請求項1から22の何れか一項に記載のポンプ。
  24. 可動部材が完全に押し下げられているとき、ダイヤフラム中央部(51)の長さが、ポンプに取り付けられる前のダイヤフラムの元の長さ(L。) の1〜2倍以上であることを特徴とした、請求項1 から23のうちいずれか一項に記載のポンプ。
  25. ダイヤフラムと中央ダクト(32)の少なくとも一つは、ポンプ室の容積が減少する際にポンプ室内に収容された内容物が上記中央ダクト (32) を通って流れるのを妨げることがないように、ダイヤフラムと中央ダクトとの間に環状領域が形成されるのを予防する形状に形成されていることを特徴とした、請求項1から24の何れか一項に記載のポンプ。
  26. 少なくとも支持部と関連して可動部材が変位する間、ダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも一方が、中央ダクトとダイヤフラムの何れかの他方とその表面の予め定められた箇所で接触するように形成されたことを特徴とした、請求項25に記載のポンプ。
  27. 少なくともダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも一方に突出した部分を有し、支持部に関連して可動部材が変位する間、中央ダクトと該ダイヤフラムの何れかの他方が上記突出した部分を支持するようにしたことを特徴とする請求項26に記載のポンプ。
  28. 該突出した部分がダイヤフラム上に作られ、好ましくはダイヤフラムの中央部の軸(X) 周辺に均等に配置された膨らみ部(55)として形成し、上記膨らみ(55)はダイヤフラムの上表面を越えて延長されたことを特徴とする請求項27に記載のポンプ。
  29. 可動部材の中央ダクト(32)の底端部に少なくとも一つの半径方向の開口部(36)が設けられていることを特徴とした、請求項1から28の何れか一項に記載のポンプ。
  30. 可動部材がプッシュボタンを構成し、該プッシュボタンには取り出し端部 35 と総体的に形成されている中央ダクト(32)を有することを特徴とした、請求項1から29の何れか一項に記載のポンプ。
  31. ダイヤフラムがニトリル弾性体かあるいはシリコン弾性体で製造されることを特徴とした、請求項1から30の何れか一項に記載のポンプ。
  32. 請求項1から31の何れか一項に記載のポンプが取り付けられる容器。
  33. 変形領域が肉薄領域57により構成されることを特徴とした、請求項10に記載のポンプ。
  34. ダイヤフラム (50) がポンプに取り付けられる前において、その環状部分 (85) の幅が厚みの2倍であることを特徴とした、請求項22に記載のポンプ。
  35. 可動部材 (5) が静止状態であるとき、ポンプに取り付けられた後のダイヤフラム50の中央部の長さが、ポンプに取り付けられる前の元の長さ (L0 ) の1〜2倍以上であることを特徴とした、請求項1から22の何れか一項に記載のポンプ。
  36. 可動部材 (5) が静止状態であるとき、ポンプに取り付けられた後のダイヤフラム50の中央部の長さが、ポンプに取り付けられる前の元の長さ (L ) の1〜3倍以上であることを特徴とした、請求項1から22の何れか一項に記載のポンプ。
  37. 可動部材が完全に押し下げられているとき、ダイヤフラムの中央部 (51) の長さが、ポンプに取り付けられる前のダイヤフラムの元の長さ (L ) の1〜3倍以上であることを特徴とした、請求項 1 から 23 のうちいずれか一項に記載のポンプ。
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