JP2001107869A - ダイヤフラム式ポンプとそれに適合する容器 - Google Patents

ダイヤフラム式ポンプとそれに適合する容器

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JP2001107869A JP2000217937A JP2000217937A JP2001107869A JP 2001107869 A JP2001107869 A JP 2001107869A JP 2000217937 A JP2000217937 A JP 2000217937A JP 2000217937 A JP2000217937 A JP 2000217937A JP 2001107869 A JP2001107869 A JP 2001107869A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ダイヤフラムはポンプ室の容積が増加し内容物
がその中に吸い込まれる際にポンプ室を中央ダクトの開
口部からアイソレートさせ、ポンプ作動の信頼性を改善
する。 【解決手段】ポンプは中央ダクト32が差し込まれる中
央部のあるダイヤフラム50をも持っており、ダイヤフ
ラムはポンプ室34の容積が増加して内容物がその中に
吸入される際にポンプ室を中央ダクトの開口部から分離
する。少なくとも一つの中央ダクト32とダイヤフラム中
央部51が環状突出部を具備し、環状突出部はポンプ室34
の容積が増加する際に、ダイヤフラムの他の中央部と中
央ダクトを漏出防止が維持されるように接触し、それに
よって中央ダクトの開口部からポンプ室34を分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプと、および、
この種のポンプに適合するようにした液体(例えば化粧
用クリーム)を入れる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フランス特許第2 728 809号は分配され
る内容物を収容している容器に固定された支え部材の上
に取外し可能な形で被せられたプッシュボタンのあるポ
ンプで、該プッシュボタンには下端部に放射状の開口部
を持つ円形に円筒形の中央ダクトがあり、支え部材が上
記のダクト周辺の容積が変動可能な環状ポンプ室の位置
を確定するポンプを開示している。弾性体製のダイヤフ
ラムは該支え部材に被せられる。該ダイヤフラムは円形
で対称のスリーブ形の中央部分を有しており、それは上
端部において開放されており、下端部において閉鎖され
ている。プッシュボタンの中央ダクトはスリーブの端壁
と接触するまでダイヤフラムに差し込まれる。ダイヤフ
ラムは、一定量の内容物が放出された後プッシュボタン
が元の位置に戻るのを可能にする弾力のある復帰部材の
構成要素となっている。
【0003】プッシュボタンの復帰動作中、ダイヤフラ
ムは中央ダクトと接触することで、ポンプ室を中央ダク
トの放射状の開口部からアイソレートさせ、空気がポン
プ室の中に戻るのを防いでいる。このようなポンプには
ごくわずかな数の部品から成り、製造費用が比較的安価
であるという利点がある。しかし、その既存のポンプは
完全に満足の行くものではなく、出願人である会社はと
りわけプライミング(呼び水などのポンプ起動に必要な
ことがらに関することを示す)の問題に注視している。
【0004】本発明は、上記に示されたようなタイプつ
まり、支持部と関連して動くように取り付けられた可動
部材を有し、該可動部材は少なくとも一つの開口部を介
して内容物がその中を通り分配される中央ダクトを有
し、該支持部が上記の中央ダクトの周囲の容積が変動可
能なポンプ室を画定するため可動部材と共働し、該ポン
プが上記の中央ダクトを差し込む中央部分を有するダイ
ヤフラムを備えており、該ダイヤフラムがポンプ室の容
積が増加し内容物がその中に吸い込まれる際に該ポンプ
室を該中央ダクトの開口部からアイソレートさせるよう
に設計されているようなポンプの作動の信頼性を改善す
るのを目的としている。
【0005】本発明は、該ポンプ室の容積が増加する
際、該中央ダクトと該ダイヤフラム中央部の少なくとも
一つが、他である該ダイヤフラムの中央部と中央ダクト
の何れかに漏出防止を維持するように接触することによ
って該ポンプ室を中央ダクトの該開口部から分離するの
に適した環状膨らみ部を具備することでその目的を達成
している。
【0006】言い換えれば、上記の膨らみ部が、ポンプ
室と中央ダクトの開口部の間にある中央ダクトの周囲に
形成された環状の連絡路が吸引段階の間確実に閉鎖され
るようにしている。
【0007】上記の閉鎖を確実にするよう中央ダクトと
接触している上記のダイヤフラム表面は、膨らみ部の存
在があることで、僅かに引っ張られ、そうすることで、
ポンプ室中の低い(弱い)空気圧がダイヤフラムと中央
ダクトとの間のシールを壊すことを十分に可能とする。
【0008】これによってポンプのプライミングが容易
になる。加えて、ダイヤフラムを製造するのに固めの弾
性体を使用し、ダイヤフラムに過度に圧力を加える必要
なく、比較的高い復帰力を可能にするのは、ダイヤフラ
ムに過度に圧力を与えると長期的に見てダイヤフラムを
破裂させる危険があるという欠点があるので、一般的に
望ましいことである。
【0009】しかし、固めの弾性体を用いると、ダイヤ
フラムの変形が容易でないためプライミングがより困難
になる傾向がある。本発明はポンプの作動中にダイヤフ
ラムを構成する部材の弾力率の影響をある程度減少させ
ることと、望ましいバネ効果を維持しながらもダイヤフ
ラムの圧縮応力を減少させられるよう、固めの弾性体が
使用されるのを可能にしている。
【0010】プラスチック成形によって製造を用意にす
るために、該膨らみ部は好ましくは該ダイヤフラム中央
部の内表面上に形成される。従って、該ダイヤフラム中
央部上に形成された該膨らみ部は該中央ダクトを密封す
るように圧迫し、それにより少なくともポンプ室の容積
が増加しているときにはポンプ室を中央ダクトの開口部
から分離させるようにしている。都合のよいことに、該
膨らみ部は静止状態でも該中央ダクトを密封するように
接触している。
【0011】別の形式では、該膨らみ部は中央ダクトの
外表面上に形成されている。可動部材が高位置において
膨らみ部から離れ、および可動部材のストロークの終端
で膨らみ部に到着するように、ダイヤフラムの内側面に
膨らみ部を形成するようにすれば、レリーフの一部に、
一瞬の時間で、ポンプ室と開口部との間の通過を容易に
することができる。
【0012】突出した部分は、例えば該中央ダクトの外
表面上に形成される一つかそれ以上のリブの形をとって
いる。特定の実施例においてダイヤフラムの中央部分は
中央ダクトの下端部においてかみ合うように設計された
内部スタッドを備えるベース部を有している。
【0013】そのようなスタッドはダイヤフラム中央部
分の下端部を中央ダクトの下端部に比較的安定した状態
で保持するのを可能にしている。
【0014】特定の実施例においては、該ダイヤフラム
には第一に上記のポンプ室の容積が減少する際、該ポン
プ室を内容物の供給源から分離し、第二に該ポンプ室の
容積が増す際、内容物が上記のポンプ室の中に入るのを
可能にするのに適した可撓性唇部を有している。
【0015】特定の実施例においては、上記の可撓性唇
部は該ダイヤフラム中央部分に下向きの開放環状谷部を
形成して接合され、該支持部には、可動部材がポンプ室
の容積を減少するよう下向きに可動する際に該ダイヤフ
ラムが保持されるよう、上端部において上記の溝の端壁
と接触している内側スカート部がある。
【0016】好ましくは上記の内側スカート部は上端部
に開口部(複数)を持っており、それら開口部は可撓性唇
部より高さが低く、上記の開口部はポンプ室の容積が増
大し、可撓性唇部が内側スカート部から離れる際に内容
物がポンプ室に到達するのを可能にしている。
【0017】特定の実施例においては、該ダイヤフラム
中央部がその上端部において、上記の中央部が伸張され
る際ダイヤフラムの保持を改善するように幅や厚みが選
定されている環状部分に接合されている。
【0018】ダイヤフラムがポンプ内に取り付けられる
前、上記の環状部分の厚みは、ダイヤフラムの中央部分
の厚みより大きいか、あるいは等しいのが好ましい。
【0019】ダイヤフラムがポンプ内に取り付けられる
前、上記の環状部分の幅は厚みの少なくとも1.5倍、更
に好ましくは2倍であるのが好ましい。
【0020】伸張性の縁と内側スカート部の一つが一つ
の環状谷部を有し、該環状谷部がポンプ室の容積が減少
する際ポンプ室を容器の内側から分離するよう、他の内
側スカート部と可撓性唇部と接触するのに適しているの
が好ましい。
【0021】特定の実施例においては、該可撓性唇部は
内表面に環状膨らみ部を持っており、該環状膨らみ部は
少なくともポンプ室の容積が減少する際にポンプ室を内
容物の供給源から分離するように内側スカート部を密封
する仕方で接触するのに適している。
【0022】静止状態の場合、該環状膨らみ部は内側ス
カート部を密封する仕方で都合よく接触している。
【0023】該可撓性唇部は上記の環状膨らみ部と、好
ましくは細い帯状部分で構成された望ましい応力変形帯
状部分を効果的に備えている。
【0024】別の形式では内側スカート部は外表面に環
状膨らみ部を備えており、それはポンプ室の容積が減少
する際にポンプ室を内容物の供給源から分離するよう、
可撓性唇部を漏出防止を維持するように接触するのに適
している。特定の実施例においては、ダイヤフラムがポ
ンプ内に取り付けられる前、上記の可撓性唇部の高さは
ダイヤフラム中央部の高さより大きいか、あるいは等し
い。
【0025】特定の実施例においては、可撓性唇部の外
表面は該上端部付近において、円錐形でダイヤフラムの
上端部に向かって分岐していて、肩部を経由して環状リ
ブに接合された部分を呈している。可撓性唇部の内径は
製造公差以内で内側スカート部の外径と等しいのが好ま
しい。
【0026】また、可撓性唇部と内側スカート部の間の
公差はマイナスまたはゼロで、それが可撓性唇部が内側
スカート部に軽く留められるのを確実にしているのが好
ましい。
【0027】特定の実施例においては、可動部材が停止
時、ポンプ内で組み立てられた後のダイヤフラム中央部
の長さが、ポンプ内に取り付けられる前の元の長さの1.
5倍以上である、または、上記の元の長さの2倍以上で
ある、または、上記の元の長さの3倍以上でさえある。
【0028】特定の実施例においては、可動部材が完全
に押し下げられている際、ダイヤフラム中央部の長さは
ポンプ内での組み立て前のダイヤフラムの元の長さの2
倍以上である、または上記の元の長さの3倍以上であ
る、または上記の元の長さの4倍以上でさえある。
【0029】特定の実施例においては、ポンプ室の容積
が減少する際にポンプ室に収められた内容物が上記の中
央ダクトを介して流れるのを妨げる環状の帯状部分がダ
イヤフラムと中央ダクトの間に形成されないように、ダ
イヤフラムと中央ダクトの少なくとも一つが形成されて
いる。
【0030】ダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも一
方が、少なくとも支持部と連動する可動部材の変位中、
中央ダクトとダイヤフラムの何れか他方とその外周の予
め定められた位置で接触するように形成されるのが好ま
しい。
【0031】好ましくは、少なくとも支持部と連動する
可動部材の変位中、ダイヤフラムと中央ダクトの少なく
とも一方に突出した部分を有し、それと中央ダクトとダ
イヤフラムの何れかの他方とが接触する。
【0032】このことによってポンプ室の容積が変動す
る際に可動部材の動きが取れなくなる危険なく、ポンプ
が確実に作動することが保証される。
【0033】ポンプ室の容積を縮小させる際に、該ポン
プ室からの内容液が、中央ダクトの開口部へ向かう内容
物の流れをダイヤフラムがブロックし、そのブロックを
することを上述の突出した部分は妨げる傾向をもってい
る。
【0034】これら突出した部分は、さらに、ダイヤフ
ラムの軸中心上に、可動部材の中央ダクトを保とうとす
る傾向をもたらし、それによって、ポンプの満足な作動
を有利にする。
【0035】好ましい実施例においては、上記の突出し
た部分はダイヤフラム上に設けられており、ダイヤフラ
ム中央部の軸の開口部周囲に均等に配置された膨らみ部
からなっていて、上記の膨らみ部がダイヤフラムの上面
上に伸張しているのが好ましい。
【0036】特定の実施例においては、該支持部は可動
部材の管状スカート部を漏出防止が維持できるように押
圧接触する一対の密封唇部を備えており、該環状スカー
ト部は下方向に向かって開いており、中央ダクトの周囲
に同心的に伸びており、上記の環状スカート部はポンプ
室の外壁を放射状にするようポンプを画定している。
【0037】特定の実施例においては、該内側スカート
部は支持部の余り部分に取り付けられた構成要素の一部
である。
【0038】好ましい実施例においては、該可動部材の
中央ダクトはその下端部に少なくとも一つの放射状の開
口部を備えている。
【0039】好ましい実施例においては、該可動部材
は、中央ダクトが取り出し末端部と共に一体的に形成さ
れたプッシュボタンとして構成されている。
【0040】特定の実施例においては、該可動部材の管
状スカート部が支持部の案内スカート部内にスライド
し、少なくとも一つの吸気オリフィスを介して内容物の
供給源と連絡する上方向に向かって開いた環状谷部を画
定するため該支持部の内側スカート部と協働し、可動部
材が静止状態でポンプ室の容積が最大である状態におい
て、可動部材の管状スカート部が上記の案内スカート部
に対して漏出防止が維持できるように押圧接触する。
【0041】ダイヤフラムは例えばニトリル弾性体かシ
リコン弾性体で製造することが出来、例えば、自然に利
用されてきた他の物質も利用可能である。
【0042】本発明は上記に定義されたようなポンプに
取り付ける容器をも提供している。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の特徴と利点は、続く本発
明を制限はしない実施例と様々な実施化されたものの詳
細を添付図面に基づき説明する。
【0044】図面上では上端部分だけが部分的に表され
ているボディー部2で形成されたタンクと、支持部4が
その上にスナップ止めで画定されるネック部3とから、
形成された容器1を図1は示している。
【0045】該支持部4はプッシュボタン5が軸Xに沿
ってスライドするよう案内するとと共に、それは使用開
始前にプッシュボタン5を覆う取外し可能な保護キャッ
プ6を取り付けるのに役立っている。
【0046】該支持部4は該ネック部3の内表面を漏出
防止が維持できるように押圧接触する密封スカート部7
を有している。
【0047】該密封スカート部7は、初めにネック部3
の環状リム9に対してスナップ固定された固定タブ8に
よって外方向に、次ぎに図中に部分的に示された下垂チ
ューブ13を接続するための末端部12を画定している10の
形で内方向に、放射方向に伸張させられている。
【0048】外部スカート部15と案内スカート部16は密
封スカート部17、固定タブ8、そして階段状壁10と共に
プラスチック材料の成形により一体的に形成されてい
る。
【0049】該外部スカート部15は、容器のネック部3
の周囲に伸張し、その上に保護キャップ6が支えられる
肩部17を提供している。
【0050】該外部スカート部15の上端部18は下記に説
明されるように、静止状態(押し込みをせずに手を離し
ている状態)のプッシュボタン5を抑えている。
【0051】該支持部4は、力によって階段状壁10とか
み合う肩部を有する底端部21のある、分離部分を構成す
る内側スカート部20を備えている。
【0052】該内側スカート部20は、図2、図3でより
詳しく見られるように、開口部22を備えた実質的に先細
りする上端部を持っている。
【0053】説明されている例においては、これらの開
口部22は軸Xと平行に走る溝の形で、ステップ26まで内
側スカート部20の放射状の内表面を占めるグルーブ25に
より下方向に伸張される。
【0054】一対の環状密封唇部24は、プラスチック材
料を成形して内側スカート部20と共に上記のスカート部
の外表面上に一体的に形成される。
【0055】プッシュボタン5は外側スカート部30を有
し、そのスカート部30の下方端には歯部31を備えてお
り、図1で示されるように、プッシュボタン5がその高
い位置で静止状態である場合において、その歯部31は支
持部4の外側スカート部15の上方縁部18に対して挟み込
むようにされた歯である。
【0056】該プッシュボタン5は軸X上に中央ダクト32
と、中央ダクト32の周りに環状ポンプ室34を画定する同
心の環状スカート部33を備えている。
【0057】該外部スカート部30と管状スカート部33と
中央ダクト32は、中央ダクト32と内部連絡する取り出し
末端部35と共にプラスチック材成形で一体的に作られ
る。
【0058】該中央ダクト32はその底端部に放射状開口
部36を備えている。該管状スカート部33の底端部は、図
4でさらに詳しく見られるように、外方向に向かって小
規模に放射状に伸張する密封唇部37を形成している。
【0059】該支持部4の案内スカート部16の底部分に
はその内表面で放射方向に浅い環状の後退部分41が設け
られている。
【0060】該プッシュボタン5が高い位置にある際、
密封唇部37は、図1に示されるように、密封が維持され
るように、案内スカート部16の上端部分の円形円筒の表
面40に対して押圧される。
【0061】このようにして容器の内側は周囲の空気か
ら隔絶され、それは放出される内容物の品質保持に好ま
しい。
【0062】プッシュボタン5が押し下げられると、密
封唇部37は環状後退部分41の原因によって案内スカート
部16を漏出防止が維持できるように接触する状態が取り
やめられ、そのことで、内側スカート部20と案内スカー
ト部16の間に形成される谷部分が、外部に対する連通が
可能となる。
【0063】容器が空になるに従って、この谷部分の底
に空気浸透を許すようになって、空気吸気用のオリフィ
ス42が形成される。
【0064】内側スカート部20は、軸X方向の上方端部
が開いていて端壁52により底端部が閉じられた袖型の中
央部分51を有するダイヤフラム50に対して台としての役
割を果たす。
【0065】この中央部分51は図5でより詳しく見られ
るように、可撓性唇部53まで外方向に向かって放射状に
伸張する。
【0066】該中央部分51と接合することにより、この
可撓性唇部53は環状谷部54を形成し、内側スカート部20
の上方端部は上記の溝の端壁にその自由端が接触するま
でその中に差し込まれる。
【0067】該可撓性唇部53は内側スカート部20の上で
軽く締まるように形成されている。該可撓性唇部53の高
さは開口部22の高さより高く、可撓性唇部53は、図1に
示されるように、静止時において開口部22を越えて、漏
出防止が維持できるように内側スカート部20の外表面と
接触するように適合させている。
【0068】さらに詳しくは、説明される図5に示され
るような実施例においては、可撓性唇部53にはその底端
部と放射状の内表面に半円形断面の環状膨らみ部56を設
けることにより、その内側スカート部20と接触する頂部
において、静止時において耐えることに適合した、接触
ラインができる。
【0069】容器中の内容液をポンプ室に入れる際に、
該可撓性唇部53が外方に変形させて、内側スカート部20
から容易に離れられ得るために、該可撓性唇部53の底部
が外側に変形可能にするために、該膨らみ部56の上方に
可撓性の唇部は、薄い領域を設けている。
【0070】該可撓性唇部53の外表面は、その底端部か
ら順に、軸Xの周囲に実質的に環状で円筒形の底部81を
備え、次に上方向に向かって広がる円錐形の上方部分82
を備え、上記の上方部分82は肩部83を介して環状リブ84
に接合されている。
【0071】該ダイヤフラム50は該中央部51の開口部
に、軸Xの周囲に環状に対称でない突出した部分つま
り、この特定の例においては膨らみ部55をもっており、
この膨らみ部55の機能については下記により説明され
る。
【0072】説明されている実施例において、これらの
膨らみ部55は3つあり、それらは図6に見られるよう
に、軸Xの周囲に均一な角度で配置されている。
【0073】これらの膨らみ部55それぞれは中央部51の
放射状の内表面から突出しており、谷部54の上に実質的
に横たわるようにダイヤフラム50の上表面において放射
状に外向きに伸張している。
【0074】該膨らみ部55のそれぞれは水平横断面の断
面で見ると、図6に見られるように、軸Xに向かって凸
状の断面を呈している。
【0075】ダイヤフラムの中央部51の内表面には端壁
52に向かってわずかに円錐形で上方部分70を備えてい
る。
【0076】この円錐部分70の上に該膨らみ部55が延び
ている。可撓性唇部53を中央部51に連結する環状部分85
は比較的幅広で厚く、そのため中央部51が伸張する際、
中央部51の上端部が内側スカート部20に関連して確実に
静止状態が保たれるようにしている。
【0077】説明されている実施例において、該環状部
分85は膨らみ部55の外側にあって幅が厚みの約2倍であ
る。
【0078】ダイヤフラムの中央部51はその内表面上に
半円形断面の環状膨らみ部58を具備している。
【0079】膨らみ部58は、プッシュボタンが上がる時
に発生されたラインを経由して開口部36の上方で中央ダ
クト32の外表面と押圧接触し、それによってポンプ室34
と中央ダクト32の間の連絡路が閉じられるように設計さ
れている。
【0080】説明されている実施例において、膨らみ部
58は半径0.25ミリで、図中でeで示されたダイヤフラム
中央部51を構成する壁は0.55ミリ厚さである。
【0081】ダイヤフラム中央部51の底部52はその上面
にスタッド59を備えており、それは中央ダクト32底端部
とかみ合うように設計されている。
【0082】中央ダクト32は図5では破線で表されてい
る。スタッド59の外径は中央ダクト32の内径と一致す
る。スタッド59は、ダイヤフラムの底部52が中央ダクト
32に関連して静止状態に保たれるようにしている。プッ
シュボタン5が静止状態において、図1に示されている
ように、ダイヤフラム中央部51の長さは中央部51の元の
長さ。の約3倍、つまり200%の伸張度になる。
【0083】例として、ダイヤフラム50が組み立てられ
ていない場合、谷部54の端壁と端壁53の上面の間で計っ
た長さ。は3ミリであり、ダイヤフラムがポンプ内の
場所にありプッシュボタンが静止している際、図1に示
されているように、中央部51の長さは約9ミリである。
【0084】説明されている実施例において、プッシュ
ボタン5を一杯まで押し下げた際、中央部51は350%の伸
張度になる。
【0085】考慮中の例において、中央部51の長さはそ
のとき約13.5ミリで、プッシュボタン5を押し下げたと
きは4.5ミリになる。
【0086】組み立て中に、プッシュボタン5の中央ダ
クト32はダイヤフラム50の中央部51に、図1に示される
ように、スタッド59周囲のダイヤフラム50の端壁52にそ
の底端部において接触するまで、差し込まれる。
【0087】それから膨らみ部55が中央ダクト32の環状
の円筒形の表面と接触する。しかし一般的に、膨らみ部
55はプッシュボタンが静止状態の場合、中央ダクト32と
接触している必要はない。プッシュボタン5が静止状態
において、ダイヤフラム50の中央部51は張力下にあり、
それによって歯部31を外部スカート部15の上端部18に対
して隣接するよう保たれる。
【0088】一対の密封唇部24は、プッシュボタン5の
上下の動きに関わらず、環状スカート部33の放射状の内
表面に漏出防止が維持できるように押圧接触している。
【0089】膨らみ部58はその頂上を介して中央ダクト
32と接触しており、それによってポンプ室34と放射状開
口部36の間の連絡路を塞いでいる。
【0090】静止状態において、可撓性唇部53の環状膨
らみ部56は内側スカート部20と接触するようになり、そ
れによってポンプ室34と容器の内部との間の連絡路を塞
いでいる。
【0091】図7、図8に見られるように、中央ダクト
32は軸Xに平行なリブ60を都合よく持っており、上記の
リブの底端部は、プッシュボタンが高い位置にある際に
プッシュボタンの押し下げに対応する距離に応じて、環
状膨らみ部58から離れるように動く。
【0092】リブ60は任意のものであるが、上記に説明
されたようにポンプのプライミングを容易にする。
【0093】プッシュボタンがその低い位置に届く前、
リブ60の底端部61は図11に見られるように環状膨らみ
部58の上方に位置する。
【0094】ポンプがプライミングしていないとき、ポ
ンプ室34の中には取り除かれるべき空気が入っている。
【0095】プッシュボタンが一杯に押し下げられる際
リブは環状膨らみ部58と接触し、それにより第12図に示
されたように環状膨らみ部58は中央ダクト32から確実に
十分離れるようにする。
【0096】ポンプ室34と放射状開口部36との間の連絡
形成を妨げる、ポンプ室内における圧縮空気の危険を、
防ぐことができる。
【0097】支持部4、プッシュボタン5、そしてダイ
ヤフラム50は下記のように作動するポンプを構成してい
る。
【0098】使用者がプッシュボタン5を押し下げる
と、図9に示されるように中央ダクト32はダイヤフラム
50の端壁52を下方向に動かし、それに伴ってダイヤフラ
ムは中央ダクト32の下向き方向の動きに随行するよう弾
性的に変形して伸張する。
【0099】ポンプがプライミングすることはつまりポ
ンプ室34が内容物で一杯であると想定できる。
【0100】プッシュボタン5の下方向変位の間に、ポ
ンプ室34に収容された内容物は中央ダクト32とダイヤフ
ラム中央部51の間に排出され、それは中央ダクト32の放
射状の開口部36に、つづいて取り出し末端部35に到達す
る。
【0101】可撓性唇部53の膨らみ部である内表面56は
プッシュボタン5の下向き方向変位の間、環状突出部20
と漏出防止が維持される仕方で接触する。
【0102】プッシュボタン5がある程度の距離押し下
げられて環状セットバック41に達すると、プッシュボタ
ン5の環状スカート部33の密封唇部37は案内スカート部1
6に漏出防止を維持する仕方で接触するのをやめ、それ
により吸気オリフィス42と案内スカート部16と環状スカ
ート部33の間にある隙間を介して容器の内側と外側の連
絡を可能にする。
【0103】それらの間で、膨らみ55は内容物のための
通路を残し、また中央ダクト32とダイヤフラム50の中央
部51の間に内容物の圧力で乗り越えられない可能性のあ
る漏出防止を維持する環状防壁領域が形成されるのを防
ぐので、環状膨らみ部58が内容物の圧力の影響で中央ダ
クト32から多少離れていくと、内容物が放射状の開口部
36に到達出来るのを確実にしている。
【0104】放射状開口部36の上方にある、ダイヤフラ
ム50と中央ダクト32の間の連絡面は環状膨らみ部58があ
る分だけ、比較的限られ、それにより放射状開口部36に
向かう通路が容易に形成されるようにしている。
【0105】膨らみ55は中央ダクト32を内側スカート部
20と同軸上に保ち、ダイヤフラムが内側スカート部20の
上に確実に引っかかるようにするのに役立つ。
【0106】使用者がプッシュボタン5を放すと、プッ
シュボタンは元の形に戻る傾向のあるダイヤフラムの中
央部51により上方向に動くよう促される。
【0107】プッシュボタン5の復帰動作中環状膨らみ
部58は放射状開口部36とポンプ室34の間の連絡路を塞
ぎ、上記のポンプ室で引き起こされる吸気が内側スカー
ト部20の可撓性唇部53を離れさせ、容器からの内容物を
吸入する。
【0108】環状膨らみ部56は肉薄領域57によって容易
に変位するようになる。
【0109】内容物は図10に見られるように、内側ス
カート部20のグルーブ25を介し、ダイヤフラム50の中央
部51に沿って流れ、途中開口部22を経由して内側スカー
ト部20を抜け、その後可撓性唇部53の周りを抜け、その
外側を上昇しポンプ室34に到達する。
【0110】プッシュボタン5が上がっていく際空気は
案内スカート部16と環状スカート部33の間にある隙間と
吸気オリフィス42を通り、容器の中を通ることが出来、
それは上記に説明されたようにプッシュボタン5が高い
位置に到達し、密封唇部37が漏出防止を維持する仕方で
再び案内スカート部16に接触するまで続く。
【0111】本発明は当然のことであるが、上記に説明
された実施例に限定されるものではない。
【0112】とりわけ、膨らみ部55は中央ダクト上に形
成される凸状部材に置き換えることができる。
【0113】リブ60は膨らみ55と同じ機能を果たす大き
さで、そのようにして上記の膨らみ部が取り除かれても
良い。
【0114】環状膨らみ部58は取り除かれ、図13に示
されているように、異なる形態のものとして放射状開口
部36上方の中央ダクト32の外表面上に形成された環状膨
らみ部58'に置き換えることができる。
【0115】同様に、環状膨らみ部56を図14に示され
ているように、取り除き、図15に示されるように開口
部22の真下の内側スカート部20上に形成された環状膨ら
み部56'に置き換えても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 は本発明によるポンプに取り付けられた容器
の先端部の線図である。
【図2】 は支持部の内側スカート部を各々単独にに表
す。
【図3】 は支持部の内側スカート部を各々単独にに表
す。
【図4】 は可動部材の管状スカート部の底端部の断片
を単独に表す。
【図5】 はポンプ内に取り付けられる前のポンプ1に
取り付けられるためのダイヤフラムの軸方向断面を単独
に表す線図である。
【図6】 は図5のVI - VI線における断面図である。
【図7】 は中央ダクトの部分的な線図である。
【図8】 は図7のVIII - VIII線における横断面であ
る。
【図9】 はプッシュボタンが押し下げられる際の、ポ
ンプの作動の仕組みを示す。
【図10】 はプッシュボタンが開放される際の、ポン
プの作動の仕組みを示す。
【図11】 はダイヤフラムの膨らみ部上にある中央ダ
クトの突出した部分の動きを示す。
【図12】 はダイヤフラムの膨らみ部上にある中央ダ
クトの突出した部分の動きを示す。
【図13】 は、ダイヤフラムの別の実施例を示す図5
と同様の図である。
【図14】 は、可撓性唇部の別の実施例における断片
図である。
【図15】 は、支持部の内側スカート部の別の実施例
を示す、図2と同様の図である。
【符号の説明】
1 容器 2 ボディー部 3 ネック部 4 支持部 5 プッシュボタン 6 保護キャップ 7 密封スカート部 8 固定タブ 9 環状リム 10 階段状壁 32 中央ダクト 34 ポンプ室 51 中央部 58 環状膨らみ部 59 スタッド 58' 環状膨らみ部 60 凸状部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16J 3/02 F16J 3/02 B C

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支え部分と連動するように取り付けられた
    可動部材を有し、該可動部材は少なくとも一つの開口部
    を介して内容物が通過し分配される中央ダクトを有し、
    該支え部分は上記の中央ダクトの周囲の容積が変動する
    ポンプ室を画定するよう可動部材と協働するポンプであ
    り、該ポンプはその中に上記の中央ダクトが差し入れら
    れる中央部のあるダイヤフラムをも具備し、該ダイヤフ
    ラムはポンプ室の容積が増加して内容物がその中に吸入
    されるときにポンプ室を中央ダクトの開口部から分離す
    るように設計されているタイプのポンプにおいて、中央
    ダクト(32)とダイヤフラム中央部(51)の少なくとも一つ
    が、ポンプ室(34)の容積が増加する際にポンプ室(34)を
    中央ダクト(32)の開口部から分離するためのダイヤフラ
    ム以外の中央部と中央ダクトとの間において漏出防止が
    維持されるようにした環状膨らみ部(58;58')を具備す
    ることを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】前記ダイヤフラム中央部(51)が、停止時ま
    たはポンプ室(34)の容積が増加する際に、ポンプ室(34)
    を中央ダクト(32)の開口部から分離することで、中央ダ
    クトにおいて漏出防止が維持するようにした、環状膨ら
    み部(58)を具備したことを特徴とする、請求項1に記載
    のポンプ。
  3. 【請求項3】可動部材が高い位置にあるとき、中央ダク
    ト(32)が一つかそれ以上の中空あるいは突出した凸状部
    分(60)を上記環状膨らみ部(58)から離れた位置に有して
    おり、該可動部材を一杯まで押し下げると膨らみ部(58)
    に到達し、そのときに該凸状部分がポンプ室(34)と中央
    ダクト(32)の開口部(36)の間に連絡路を容易に形成でき
    るようにしたことを特徴とする請求項2に記載のポン
    プ。
  4. 【請求項4】1つまたはそれ以上のリブで形成された該
    凸状部分(60)が中央ダクト(32)の外表面上に形成され
    る、ことを特徴とした、請求項3に記載のポンプ。
  5. 【請求項5】ダイヤフラム中央部が、中央ダクト(32)の
    下端部とかみ合うようにされた内側スタッド(59)を構成
    する基部を具備することを特徴とした、請求項4に記載
    のポンプ。
  6. 【請求項6】ダイヤフラムが、初めに上記のポンプ室(3
    4)の容積が減少する際にポンプ室(34)を内容物の供給源
    から分離することを適合させるため、ついでポンプ室の
    容積が増加するとき内容物が該ポンプ室(34)の中に入る
    のを可能にすることを適合させるため、可撓性の唇部(5
    3)を備えた、ことを特徴とする請求項1から5の何れか
    一項に記載のポンプ。
  7. 【請求項7】上記可撓性唇部(53)は、環状谷部(54)を下
    方に向かって開くように形成させたダイヤフラム(50)の
    中央部(51)に接続され、内側スカート部(20)を含む該支
    持部は、ポンプ室(34)の容量が減少するように可動部材
    (5)が下方に移動する際に、ダイヤフラムが維持される
    ために、上記谷部(54)の端壁が接触する、スカート部の
    上端部支持面を備えていることを特徴とした、請求項6
    に記載のポンプ。
  8. 【請求項8】可撓性の唇部と内側スカート部の何れか一
    つが、ポンプ室の容積が減少するときにポンプ室を容器
    内部から分離するために他の内側スカート部または可撓
    性の唇部を接触するのに適した環状膨らみ部(56;56')を
    具備することを特徴とした、請求項7に記載のポンプ。
  9. 【請求項9】可撓性の唇部が、静止時とポンプ室の容積
    が減少するときに、ポンプ室を内容物の供給源から分離
    するために密封するように内側スカート部を接触するの
    に適合させた、該唇部の内表面に環状膨らみ部(56)を有
    することを特徴とした、請求項8に記載のポンプ。
  10. 【請求項10】可撓性の唇部(53)が上記の膨らみ部(56)
    と好ましくは肉薄領域(57)とからなる好ましい変形領域
    を具備することを特徴とした、請求項9に記載のポン
    プ。
  11. 【請求項11】内側スカート部(20)が、ポンプ室の容積
    が減少するときにポンプ室を内容物の供給源から分離す
    るために、可撓性の唇部(53)を漏出を防止するように接
    触するのに適している、内側スカート部の外表面上に設
    けられた環状膨らみ部(56')を具備することを特徴とし
    た、請求項8に記載のポンプ。
  12. 【請求項12】内側スカート部(20)が支え部分の余り部
    分に取り付けられた部品の一部であることを特徴とし
    た、請求項7から11の何れか一項に記載のポンプ。
  13. 【請求項13】支持部は、可動部材の環状スカート部(3
    3)に接触してリーク防止をする一対のシーリング唇部を
    備え、上記環状スカート部(33)は中心ダクト(32)の略同
    心上で下方へ開いて伸び、上記環状スカート部(33)は外
    壁を放射状にしたポンプ室を画定することを特徴とし
    た、請求項12に記載のポンプ。
  14. 【請求項14】可動部材の管状スカート部(33)が支え部
    分の案内スカート部(16)内にスライドし、支え部分の内
    側スカート部(20)と協働して内容物の供給源と少なくと
    も一つの吸気オリフィス(42)を介して連絡する上方向に
    開いた環状溝を画定し、可動部材が静止状態でポンプ室
    (34)の容積が最大であるときに可動部材の管状スカート
    部(33)が上記の案内スカート部(16)を漏出を防止するよ
    うに接触することを特徴とした、請求項13に記載のポ
    ンプ。
  15. 【請求項15】内側スカート部の上端に開口部(22)が設
    けられ、該開口部は可撓性唇部(53)の高さよりも低くさ
    れ、内容物が増加しそして可能性の唇部(53)が、ポンプ
    室に向かって流れる内容物によって押された力よって、
    可撓性の唇部(53)が内側スカート部(20)から離れて動く
    ことで、開口部(22)は内容物がポンプ室に到達すること
    を可能にすることを特徴とした、請求項7から14の何
    れか一項に記載のポンプ。
  16. 【請求項16】可撓性の唇部(53)の高さを、ダイヤフラ
    ムがポンプに取り付けられる前において、ダイヤフラム
    の中央部(51)の高さより大きいか、あるいは等しくした
    ことを特徴とした、請求項7から15の何れか一項に記
    載のポンプ。
  17. 【請求項17】可撓性の唇部(53)の厚みがダイヤフラム
    上端部方向に向かって増大していることを特徴とした、
    請求項7から16の何れか一項に記載のポンプ。
  18. 【請求項18】可撓性の唇部(53)の内径が製造公差以内
    で内側スカート部20の外径と等しいことを特徴とした、
    請求項7から17の何れか一項に記載のポンプ。
  19. 【請求項19】可撓性の唇部(53)と内側スカート部(20)
    との間の隙間がマイナスかあるいはゼロであることを特
    徴とした、請求項20に記載のポンプ。
  20. 【請求項20】ダイヤフラム(50)の中央部(51)が上端部
    において環状部分(85)に接合されており、該環状部分の
    幅と厚みが上記の中央部(51)が伸張されるときのダイヤ
    フラムの維持が改善されるように決定されることを特徴
    とした、請求項1から19の何れか一項に記載のポン
    プ。
  21. 【請求項21】ダイヤフラム(50)がポンプに取り付けら
    れる前において、上記の環状部分(85)の厚みがダイヤフ
    ラムの中央部の厚みより大きいか、あるいは等しいこと
    を特徴とした、請求項20に記載のポンプ。
  22. 【請求項22】ダイヤフラム(50)がポンプに取り付けら
    れる前において、上記の環状部分(85)の幅が厚みの少な
    くとも1.5倍、好ましくは2倍であることを特徴とした、
    請求項20または21に記載のポンプ。
  23. 【請求項23】可動部材(5)が静止状態であるとき、ポ
    ンプに取り付けられた後ののダイヤフラム中央部の長さ
    が、ポンプに取り付けられる前の元の長さ(L。)の1.5倍
    以上、または元の長さの2倍以上、または元の長さの3
    倍以上であることを特徴とした、請求項1から22の何
    れか一項に記載のポンプ。
  24. 【請求項24】可動部材が全部押し下げられていると
    き、ダイヤフラム中央部(51)の長さが、ポンプに取り付
    けられる前のダイヤフラムの元の長さ(L。)の2倍以
    上、または元の長さの3倍以上、または元の長さの4倍
    以上とした、ことを特徴とした、請求項1から23のうち
    いずれか一項に記載のポンプ。
  25. 【請求項25】ダイヤフラムと中央ダクト(32)の少なく
    とも一つが、ポンプ室の容積が減少する際にポンプ室内
    に収容された内容物が上記の中央ダクト(32)を通って流
    れるのを妨げる環状領域がダイヤフラムと中央ダクトの
    間に形成されないようにしたことを特徴とした、請求項
    1から24の何れか一項に記載のポンプ。
  26. 【請求項26】 少なくとも支持部と関連して可動部材
    が変位する間、ダイヤフラムと中央ダクトの少なくとも
    一方が、中央ダクトとダイヤフラムの何れかの他方とそ
    の表面の予め定められた箇所で接触するように形成され
    たことを特徴とした、請求項25に記載のポンプ。
  27. 【請求項27】 少なくとも、支持部に関連して可動部
    材が変位する間、ダイヤフラムと中央ダクトの少なくと
    も一方にある突出した部分に、中央ダクトと該ダイヤフ
    ラムの何れかの他方に接触するようにしたことを特徴と
    する請求項26に記載のポンプ。
  28. 【請求項28】 該突出した部分がダイヤフラム上に作
    られ、好ましくはダイヤフラムの中央部の軸(X)周辺に
    均等に配置された膨らみ部(55)として形成し、上記膨ら
    み(55)はダイヤフラムの上表面を越えて延長されたこと
    を特徴とする請求項27に記載のポンプ。
  29. 【請求項29】可動部材の中央ダクト(32)の底端部に少
    なくとも一つの放射状の開口部(36)が設けられているこ
    とを特徴とした、請求項1から28の何れか一項に記載
    のポンプ。
  30. 【請求項30】可動部材がプッシュボタンを構成し、該
    プッシュボタンには取り出し端部35と総体的に形成され
    ている中央ダクト(32)を有することを特徴とした、請求
    項1から29の何れか一項に記載のポンプ。
  31. 【請求項31】ダイヤフラムが二トリル弾性体かあるい
    はシリコン弾性体で製造されることを特徴とした、請求
    項1から30の何れか一項に記載のポンプ。
  32. 【請求項32】請求項1から31の何れか一項に記載の
    ポンプが取り付けられる容器。
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