JP3613248B2 - Electronic musical instruments - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、上鍵域および下鍵域への分割が設定可能な電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鍵盤を上鍵域と下鍵域とに二つに分割(スプリット)し、これら鍵域にそれぞれ異なる音色を割り当てることできる電子楽器が知られている。そして、演奏者は、上鍵域および下鍵域のキーをそれぞれ押鍵操作することによって、異なる二つの音色での演奏ができるようになっている。
さらに、最近では、一つのキーの押鍵に対して異なる二つの音色を発音させること(デュアル発音)もできるようになっており、鍵盤を分割する機能とあいまって、一台の電子楽器によって最大四種の異なる音色を同時に発音させることができるようになっている。
そして、このような電子楽器では、分割の指定およびデュアル発音の指定が、それぞれ例えばLED(発光ダイオード)の点灯/消灯によって表示されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような電子楽器では、現時点において鍵盤がどのような設定状態となっているかが直感的に判断しにくい、という問題があった。例えば、鍵盤分割の指定がなされていても、それが上下各鍵域でのデュアル発音であるか否かの判断が、瞬時には(特に演奏中には)困難であった。
また、割り当てた音色のパラメータを修正しようとした場合においても、各鍵域の割り当てられる音色の関係が、鍵盤分割の指定およびデュアル発音の指定にまたがって複雑になり、迅速に所望する音色を選択できない、という問題もあった。
【0004】
この発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、鍵盤分割の指定およびデュアル発音の指定においても、設定状態が直感的に判断でき、しかも、編集・修正の対象となる音色を迅速に指定することが可能な電子楽器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、全鍵域を2つの鍵域に分割する設定が可能な電子楽器において、各鍵域毎に独立に、各鍵域に割り当てる音色の発音オン/オフを指定する指定手段と、前記指定手段によって最後に発音オン/オフ指定された音色についての各種パラメータを修正・変更する編集手段とを具備することを特徴としている。
同じく上述した問題を解決するために請求項2記載の発明にあっては、さらに、各鍵域にそれぞれ割り当てる音色のうちの前記編集手段によって修正・編集する音色を示す表示手段を具備することを特徴としている。
同じく上述した問題を解決するために請求項3記載の発明にあっては、さらに、前記指定手段とは別に設けられ、前記編集手段でパラメータが修正・変更される音色を指示する指示手段を具備することを特徴としている。
【0006】
【作用】
請求項1記載の発明によれば、発音オン/オフ状態にかかわらず、指定手段によって最後に指定された音色が、編集手段によって編集・修正が可能となる。
請求項2記載の発明によれば、編集手段によって修正・編集する音色は表示手段に示される。
請求項3記載の発明によれば、前記指定手段とは別に、編集手段でパラメータが修正・変更される音色お指示が可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明する。
【0008】
A:実施例の構成
図1は、この実施例による電子楽器の電気的構成を示すブロック図である。
この図において、1は複数のキーから成る鍵盤であり、図2に示すように、設定によっては、上鍵域1a,下鍵域1bの二つに分割が可能である(スプリット機能)。
すなわち、鍵盤1では、上鍵域1a,下鍵域1bにそれぞれ異なる音色を割り当て、各鍵域のキーを別個に押鍵することによって、異なる音色の楽音を発生させることが可能である。
また、各上鍵域では、一つのキーの押鍵によって、二つの異なる音色の楽音を同時発生させること(デュアル発音機能)が可能であり、各鍵域のキーを一つずつ押鍵することによって、最大四つの異なる音色の楽音を同時発生させることが可能である。さらに、下鍵域1bではこれら機能の他に、押鍵されたキーと指定されたリズム種類とに基づいて、和音とベース音とを所定のパターンにしたがって自動的に発生させること(自動伴奏機能)が可能となっている。これらの機能は、周知技術によって可能である。
【0009】
再び図1に戻り、鍵盤1におけるキーの押鍵、離鍵状態は鍵盤検出回路2によって検出され、その検出信号がバスを介してCPU3(中央処理装置)に供給されるようになっている。例えば、押鍵されたキーの音高を示すキーコードが出力される。
4はタイマであり、CPU3に割込信号INTを供給する。CPU3は、この割込信号INTの供給タイミングにしたがって、後述するメインルーチンのループ処理を実行するようになっている。
【0010】
5はROMであり、CPU3において用いられるプログラム等が記憶されている。6はRAMであり、後述する種々のレジスタや演奏に用いられる演奏データ等が記憶されている。
7はCPU3の制御のもとに時分割にて複数のチャンネルで動作可能な音源回路であり、各チャンネルにおいてそれぞれ楽音信号を発生させる。この音源回路7による楽音信号は、累算器、残響付加部およびD/A変換部(いずれも図示省略)を順次介し、それぞれにおいて、累算処理、所定のリバーブ効果付加処理およびアナログ信号への変換処理が施された後に、二系列のアンプやスピーカ等から成るサウンドシステムSSを介して発音される。
【0011】
8は種々のプッシュ・オン型スイッチから構成されるスイッチ群であり、各スイッチのオン/オフ状態がスイッチ検出回路9によって検出され、その検出信号がCPU3に供給されるようになっている。
10は表示部であり、おもに、8個のLED点滅器と7セグメント型の3桁数字表示器とから構成され、CPU3の制御のもとに点灯/消灯、数値表示をそれぞれ行なうようになっている。そして、表示部10とスイッチ群8の各スイッチとから操作パネルPが構成される。
【0012】
A−1:操作パネルPの構成
次に、操作パネルPの外観構成について図3を参照して説明する。
図に示すように、操作パネルPの中心上方には、メインパネルMPが配置されている。このメインパネルMPには、略円状のエディットスイッチ(ESW)805の中心を原点として、系列指定スイッチ801〜804、LED811〜814およびLED821〜824がそれぞれ次のように配置している。
すなわち、メインパネルMPには、ESW805の中心を原点とし、その上方をy軸(+)、その右方をx軸(+)とすると、その第一象限においてはLED821,系列指定スイッチ801およびLED811が、その第二象限においてはLED824,系列指定スイッチ804およびLED814が、その第三象限においてはLED823,系列指定スイッチ803およびLED813が、その第四象限においてはLED822,系列指定スイッチ802およびLED812が、それぞれ放射状に順に配置される。
【0013】
次に、メインパネルMPの下方には、音色パラメータ選択スイッチ群807が配置しており、このスイッチ群は二行四列に配列した計八個のスイッチから成る。
音色パラメータ選択スイッチ群807の右方には、数値を入力するためのテンキースイッチ群808が配置されている。このスイッチ群には、入力した数値を確定させるためのスイッチ809も含まれる。そして、このテンキースイッチ群808の上方には、入力された数値を3桁表示するための数字表示器831が配置される。
【0014】
ここで、音色パラメータ選択スイッチ群807の各スイッチは、一つの音色の状態を細かく設定する種々の音色パラメータの選択を行なうものであり、これら音色パラメータは、音色番号、音量、パン、残響深度、サスティーン、オクターブ、アタックおよびMIDIである。これらパラメータとこのスイッチ群の各スイッチとがそれぞれ対応している。そして、このスイッチ群によってパラメータを選択するとともに、テンキースイッチ群808による数値入力あるいはオン/オフ指定によって、当該パラメータの状態が設定される。
これらパラメータについて、簡単に説明すると、音色番号とは、予め記憶された複数の音色にそれぞれ付与された通し番号であり、音量とは、その音色における発音の大きさであり、パンとは、その音色における音像定位位置であり、残響深度とは、その音色に付加されるリバーブ効果の程度を示す残響時間であり、サスティーンとは、その音色も付与するエンベロープ波形のサスティーン値を制御する値であり、オクターブとは、その音色における音階であり、アタックとは、その音色に付与するエンベロープ波形の立ち上がりを示す値であり、MIDIとは、電子楽器間でデータの授受を行なう際のチャンネル番号である。
【0015】
一方、音色パラメータ選択スイッチ群807の左方には、各種パラメータ選択スイッチ群832が配置しており、このスイッチ群は六行一列に配列した計六個のスイッチから成る。各種パラメータ選択スイッチ群832の各スイッチは、発生楽音全体に設定する種々のパラメータの選択を行なうものであり、これらパラメータは、残響種類、伴奏パート番号、チューニング(調律)等である。これらパラメータとこのスイッチ群の各スイッチとがそれぞれ対応している。これらパラメータは、本願発明とは直接に関係しないので、説明を省略する。
さらに、各種パラメータ選択スイッチ群832の左方には、スプリットポイント指定スイッチ806が配置されている。このスイッチは、鍵盤1における上鍵域1aと下鍵域1bとの境界(スプリットポイント)を設定する場合に用いられる。このスプリットポイントは、境界に相当するキー1SP(図2参照)の押鍵との同時オンによって決定される(後述する)。
【0016】
次に、メインパネルMPにおける系列指定スイッチ801〜804およびESW805の機能について説明する。
A−1−1:系列指定スイッチ801〜804
系列指定スイッチ(R1スイッチ)801は、エディット対象となるべき音色を音色系列R1で指定される音色への移行指定を行なうとともに、音色系列R1で指定された音色の発音のオン指定を行なうものである。同様に、系列指定スイッチ(R2スイッチ)802は、エディット対象となるべき音色を音色系列R2で指定される音色への移行指定を行なうとともに、音色系列R2で指定された音色の発音のオン指定を行なうものである。この電子楽器では、音色系列R1あるいはR2で指定される音色は、少なくともどちらか一方が発音オンの指定となる(後述する)。
ここで、音色系列R1,R2とはそれぞれ、スプリット機能が実行される際には上鍵域1a(図2参照)に割り当てる音色を指定する一方、スプリット機能が実行されない際には鍵盤1の全鍵域に割り当てる音色を指定するものである。また、音色系列R1,R2で指定された音色が同時にオン指定となった場合がデュアル発音となる。
【0017】
次に、系列指定スイッチ(L1スイッチ)804は、エディット対象となるべき音色を音色系列L1で指定された音色への移行指定を行なうとともに、音色系列L1で指定された音色の発音のオン/オフ指定を行なうものである。同様に、系列指定スイッチ(L2スイッチ)803は、エディット対象となるべき音色を音色系列L2で指定された音色への移行指定を行なうとともに、音色系列L2で指定された音色の発音のオン/オフ指定を行なうものである。この電子楽器では、音色系列L1,L2で指定される音色は、それぞれ独立にオン/オフ指定される。ここで、音色系列L1,L2とは、下鍵域1b(図2参照)にそれぞれ割り当てる音色を指定するものである。
また、音色系列L1,L2で指定された音色の内の少なくともどちらか一方がオン指定となった場合が、スプリット機能の実行となる一方、音色系列L1,L2で指定された音色が同時にオン指定となった場合が、下鍵域1bでのデュアル発音となる。
【0018】
そして、LED811〜814およびLED821〜824は、次の場合にそれぞれ点灯するようになっている。
すなわち、LED811〜814の各々は、音色系列R1,R2,L2,L1でそれぞれ指定された音色の発音がオン指定となった場合に、それぞれ点灯し、また、LED821〜824は、エディット対象となるべき音色が音色系列R1,R2,L2,L1でそれぞれ指定された音色となった場合に点灯する。すなわち、LED821〜824は、多くとも一つだけ点灯するようになっている(エディット対象となる音色は一つだけであるから)。
【0019】
A−1−2:ESW805
ESW805は、音色の各種パラメータを変更・修正するモードへの移行を指定するものである。
このスイッチでは、次の押下された状態の相違に応じて、エディット対象となる音色およびそのパラメータが変更される。
【0020】
▲1▼ ESW805が単独で押下されたとき
このときは、さらに次の2つの場合がある。
▲1▼−1 エディット対象となる音色が指定されていない場合
エディット対象となる音色は、音色系列R1で指定される音色に指定され、さらに、そのエディット対象となるパラメータは、音色系列R1で指定される音色の音色番号に強制的に指定される。
【0021】
▲1▼−2 エディット対象となる音色がすでに指定されている場合
このESW805が押される度毎に、エディット対象となる音色は、音色系列R1,R2,L2,L1で指定される音色に時計回りに循環して順次一つだけ指定され、さらに、エディット対象となるパラメータは、循環する前の音色で指定されていたパラメータに指定される。
例えば、押下される前にエディット対象の音色が音色系列R1で指定された音色であって、そのエディット対象のパラメータがパンであった場合、ESW805が押下されると、エディット対象となる音色が音色系列R2に移行し、さらにもう一度ESW805が押下されると、エディット対象となる音色が音色系列L2に移行する。このとき、音色系列R2,L2で指定される音色においてエディット対象となるパラメータは、パンのままである。
【0022】
▲2▼ ESW805と系列指定スイッチ801〜804のいずれかとが同時に押下されたとき
このときは、系列指定スイッチで指定される音色の発音はオン指定(系列指定スイッチ804,803ではオン/オフ指定)されないで、エディット対象となるべき音色が系列指定スイッチで指定された音色に直接移行し、さらに、その音色のエディット対象となるパラメータが、音色番号に指定される。
これによって、例えば、音色系列R2で指定された音色の発音がオンであって、音色系列R1で指定された音色の発音がオフである場合において、ESW805と系列指定スイッチ801とを同時に押下することにより、音色系列R1の発音をオンさせずにエディットの対象とすることができる。したがって、演奏中においても当該音色のエディットを行なうことができる。
【0023】
B:実施例の動作
次に、上述した構成による実施例の動作について、図4〜図10に示す各フローチャートを参照して順次説明する。なお、この動作説明では、CPU3において実行される各ルーチン毎に説明する。
【0024】
B−1:メインルーチンの動作
はじめに、この実施例の電子楽器に電源が投入されると、図4に示すメインルーチンが起動される。
まず、ステップSa1において、RAM6内の各種レジスタ、フラグ等のセットや、初期設定値の書き込み等のイニシャライズ処理が行なわれる。例えば、この電源投入前の電源遮断直前における設定状態を再現するような書き込みが行なわれる。このイニシャライズ処理が終了すると、処理は次のステップSa2へと進む。
【0025】
次のステップSa2では鍵処理が実行される。この鍵処理では、まず、鍵盤1(図2参照)における各キーの押離状態が走査されて、該走査結果がRAM3内に記憶されるとともに、該走査結果と前回走査結果との比較がなされて、状態変化が検出されたキーについての処理が行なわれる。例えば、押鍵されたキーが検出されたならば、キーオンイベントルーチン(後述する)が実行され、離鍵されたならばキーが検出されたならば、そのキーの消音を指示するキーオフイベントルーチンが実行されるようになっている。
【0026】
ステップSa3ではパネルスイッチ処理が実行される。この処理では、スイッチ群8(図1および図3参照)における各スイッチの設定状態にしたがった処理が行なわれる。例えば、図3における系列指定スイッチ801,802がオンされたならば、R1(R2)スイッチオンイベントルーチンが実行され、また、系列指定スイッチ804,803がオンされたならば、L1(L2)スイッチオンイベントルーチンが実行されるようになっている。
【0027】
次に、ステップSa4においては、その他の処理が、例えば、図示せぬマトリックス表示装置の表示制御処理等が行なわれる。
この処理終了後には、処理は再びステップSa2に戻り、以後電源が遮断されるまで、ステップSa2〜ステップSa4の処理が繰り返し実行される。このように、メインルーチンにおいては、鍵処理とパネルスイッチ処理とその他の処理とが実行される。
【0028】
B−2:キーオンイベントルーチン
前述したように、メインルーチンのステップSa2において、押鍵されたキーが検出されると、図5および図6に示すキーオンイベントルーチンが実行される。このルーチンでは、押鍵されたキーのキーコードが読み取られとともに、オンとなっている音色系列で指定されている音色であって、読み取られたキーコードに基づく音高での発音処理が行なわれる。
【0029】
鍵盤1において押鍵されたキーが検出されると、まず、ステップSb1において、当該押鍵のキーのキーコードがレジスタKCDに格納される。次に、ステップSb2において、このキーの押鍵とスプリットポイント指定スイッチ806(図3参照)の押下とが同時に発生したか否かが検出される。
両者が同時にオンされないならば、演奏における通常のキー操作であるので、この押鍵操作にしたがった発音動作をさせるべく、ここでの判別結果が「NO」となって、処理は後述するステップSb3に進む一方、両者が同時にオン操作されたならば、前述したように、両者の同時操作はスプリット機能におけるスプリットポイントの指定を示すので、ステップSb2での判別結果が「YES」となって、処理が次のステップSb18に進む。
【0030】
ステップSb18では、図示せぬ操作子等によって、さらに自動伴奏機能がオン設定となっているか否かが判別される。
自動伴奏の機能がオフ設定となっているならば、ここでの判別結果は「NO」となり、レジスタKCDに格納されているデータが、さらにレジスタSPNOMに転送される(ステップSb19)一方、自動伴奏の機能がオン設定となっているならば、ステップSb18での判別結果は「YES」となり、レジスタKCDに格納されているデータが、さらにレジスタSPABCに転送される(ステップSp20)。
【0031】
この場合において、レジスタKCDに格納されているデータは、ステップSb1において押鍵検出されたキーの音高を示すキーコードであるので、レジスタSPNOMあるいはレジスタSPABCに格納されるデータは、当該押鍵のキーのキーコードとなる。
レジスタSPNOMに格納されたキーコードは、次回、キーが押鍵される度に該押鍵されたキーのキーコードと比較され、当該押鍵キーが上鍵域1aであるか、あるいは下鍵域1bであるのかを判別するために用いられる。同様に、レジスタSPABCに格納されたキーコードは、次回、キーが押鍵される度に該押鍵されたキーのキーコードと比較され、自動伴奏用に割り当てた鍵域であるか否かを判別するために用いられる。すなわち、レジスタSPNOMあるいはSPABCには、スプリットあるいは自動伴奏におけるスプリットポイントの音高を示すキーコードが格納される。
そして、ステップSb19あるいはステップSb20での処理後には、次回のキーオンイベントに備えるべくこのルーチンは終了し、処理はメインルーチン(図4参照)に戻る。
【0032】
一方、ステップSb2での判別結果が「NO」ならば、ステップSb3において、ステップSb18と同様に、自動伴奏の機能がオン設定となっているか否かが判別される。
ここで、自動伴奏の機能がオフ設定ならば、この判別結果が「NO」となって、押鍵されたキーの音高での発音処理(ステップSb4〜Sb17)が行なわれる一方、自動伴奏の機能がオン設定ならば、この判別結果が「YES」となって、処理がステップSb21に進む。
ステップSb21では、レジスタKCDに格納されているデータが、レジスタSPABCに格納されているデータの値以下であるか否かが判別される。すなわち、当該押鍵キーが自動伴奏用に割り当てた下鍵域1bに属するか否かが判別される。
この判別のために、ステップSb1においてレジスタKCDに格納されたデータ(すなわち押鍵検出されたキーのキーコード)が、このルーチンの前回以前の実行の際に設定された、自動伴奏におけるスプリットポイントの音高を示すキーコード以下であるか否かが判別される。
【0033】
この判別結果が「NO」ならば、押鍵されたキーの音高にしたがった通常の発音処理を行なうべく、処理はステップSb4に進む一方、この判別結果が「YES」ならば、処理は次のステップSb22に進む。
次のステップSb22では、自動伴奏の鍵域で現時点において押鍵されているキーから和音(コード)が検出され、このコードから自動伴奏の制御が行なわれる。なお、この自動伴奏の技術は、本願とは直接関係しないので、説明を省略する。
この処理後には、このルーチンは終了し、処理はメインルーチン(図4参照)に戻る。
【0034】
ところで、ステップSb2およびSb3における判別結果が、ともに「NO」ならば、スプリット機能およびデュアル発音のオン/オフ指定に基づいて、当該押鍵キーの音高にしたがった発音処理がステップSb4〜Sb17にて行なわれる。
まず、ステップSb4では、レジスタLMに格納されているデータが「00」であるか否かが判別される。
ここで、レジスタLMに格納されているデータは、上位および下位の2ビットから構成されるものであり、上位ビットが「1」(「0」)の場合が音色系列L1で指定される発音がオン(オフ)指定を示し、下位ビットが「1」(「0」)の場合が音色系列L2で指定される発音がオン(オフ)指定を示す。
すなわち、レジスタLMに格納されているデータが「00」である場合とは、下鍵域に割り当てられるべき二の音色がともにオフ指定であることを示しており、これは、スプリット機能のオフ指定にほかならない。
【0035】
したがって、ステップSb4での判別結果が「YES」であるならば、上鍵域1aに割り当てられる二の音色の発音処理を行なうべく、後述するステップSb12〜Sb17の処理が行なわれる一方、ステップSb4での判別結果が「NO」ならば、処理が次のステップSb5に進む。
ステップSb5では、レジスタKCDに格納されているデータが、レジスタSPMONに格納されているデータの値以下であるか否かが判別される。すなわち、当該押鍵キーが、下鍵域1bのキーであるか否かが判別される。
ここでの判別結果が「NO」ならば、当該押鍵キーが上鍵域1aのキーであるので、ステップSb4での判別結果が「YES」である場合と同様に、上鍵域1aに割り当てられる二の音色系列についての発音処理を行なうべく、後述するステップSb12〜Sb17の処理が行なわれる。
一方、ステップSb5での判別結果が「YES」ならば、下鍵域1bに割り当てられる二の音色の発音処理を、音色系列で指定される発音オン/オフ指定にしたがって行なうべく、次のステップSb6〜Sb11の処理が行なわれる。
【0036】
次に、ステップSb6において、レジスタLMに格納されているデータのうちの上位ビットが「1」であるか否かが、すなわち、音色系列L1で指定される音色の発音がオン指定となっているか否かが判別される。そして、この判別結果が「YES」ならば、発音割当処理(ステップSb7)の後に、音色系列L1で指定される音色、すなわち前述した各種音色パラメータに基づく音色の発音を当該押鍵キーの音高で行なうべく、発音指示がなされる(ステップSb8)。これにより、音源回路7(図1参照)では、音色系列L1で指定される音色であって、下鍵域1bにおいて押鍵されたキーの音高にしたがった発音が行なわれる。そして、ステップSb6での判別結果が「NO」である場合、あるいはステップSb6での発音処理後には、次のステップSb9において、レジスタLMに格納されているデータのうちの下位ビットが「1」であるか否かが、すなわち、音色系列L2で指定される音色の発音がオン指定となっているか否かが判別される。そして、この判別結果が「YES」ならば、発音割当処理(ステップSb10)の後に、音色系列L2で指定される音色の発音を当該押鍵キーの音高で行なうべく、発音指示がなされる(ステップSb11)。これにより、音源回路7では、音色系列L2で指定された音色であって、下鍵域1bにおいて押鍵されたキーの音高にしたがった発音が行なわれる。
なお、ステップSb8、Sb11(後述するステップSb13、Sb16も)における発音割当処理とは、音源回路7における複数チャンネルのうちの、最も減衰が進んでいるチャンネルをサーチし、該チャンネルを強制的に発音停止させて「空きチャンネル」とする処理である。これにより、各音色系列で指定される音色に対して、さらに、全鍵域あるいは分割された鍵域において押鍵された複数のキーに対して、それぞれ対応する発音が可能なようになっている。
このようにして、ステップSb7〜Sb11では、音色系列L1,L2でそれぞれ指定される音色の発音が、そのオン/オフ指定にしたがって個々に、当該押鍵キーの音高にて行なわれる。
【0037】
一方、スプリット機能がオフ指定である場合(ステップSb4での判別結果が「YES」である場合)、あるいは、スプリット機能がオン指定であっても、押鍵されたキーが上鍵域1aである場合(ステップSb5での判別結果が「NO」である場合)には、前述したように、次のステップSb12〜Sb17の処理が行なわれる。
【0038】
すなわち、ステップSb12において、レジスタRMに格納されているデータのうちの上位ビットが「1」であるか否かが判別される。
ここで、レジスタRMに格納されているデータは、上位および下位の2ビットから構成され、上位ビットが「1」(「0」)の場合が音色系列R1で指定される発音のオン(オフ)指定を示し、下位ビットが「1」(「0」)の場合が音色系列R2で指定される発音がオン(オフ)指定を示すものである。この2ビットデータにおいて、上位および下位ビットは同時に「0」とはならない。これは、レジスタRMに格納されるデータが「00」になると、上鍵域1a(スプリット機能オフ時においては全鍵域)に割り当てるべき音色が発音オフ状態となって、鍵盤1のいずれかのキーを押鍵しても発音しない、という事態を避けるためである。
ステップSb12での判別結果が「YES」ならば、発音割当処理(ステップSb13)の後に、音色系列R1で指定される音色の発音を、当該押鍵キーの音高にて行なうべく、発音指示がなされる(ステップSb14)。これにより、音源回路7(図1参照)では、音色系列R1で指定される音色であって、押鍵されたキーの音高にしたがった発音が行なわれる。そして、ステップSb12での判別結果が「NO」である場合、あるいはステップSb14での発音処理後には、次のステップSb15において、レジスタRMに格納されているデータのうちの下位ビットが「1」であるか否かが、すなわち、音色系列R2で指定される音色の発音がオン指定となっているか否かが判別される。そして、この判別結果が「YES」ならば、発音割当処理(ステップSb16)の後に、音色系列R2で指定される音色の発音を、当該押鍵キーの音高にて行なうべく、発音指示がなされる(ステップSb17)。これにより、音源回路7では、音色系列R2で指定された音色であって、押鍵されたキーの音高にしたがった発音が行なわれる。
このようにして、ステップSb12〜Sb17では、音色系列R1,R2でそれぞれ指定される音色の発音が、そのオン/オフ指定にしたがって個々に、当該押鍵キーの音高にて行なわれる。
【0039】
そして、ステップSb11あるはSb17での発音指示後、もしくはステップSb9あるいはSb15での判別結果が「NO」である場合には、このルーチンは終了し、処理はメインルーチン(図4参照)に戻る。
このようにキーオンイベントルーチンでは、押鍵されたキーに対して、まず、スプリットポイントの設定であるか否かが判別され、その設定である場合には、当該押鍵キーのキーコードがスプリットポイントを示すレジスタに格納される。一方、その設定でない場合には、さらに当該押鍵キーが、どちらの鍵域に属するかが判別され、該鍵域に割り当てられる音色系列で指定される音色の発音が、当該押鍵キーの音高にて行なわれる、あるいは当該押鍵キーに基づく自動伴奏処理が行なわれる。
【0040】
B−3:パネルスイッチ処理
音色を設定するパラメータの指定、その数値変更、前述した音色系列で指定する音色の発音オン/オフ指定、その他スイッチ群8(図1参照)による設定は、このパネルスイッチ処理で行なわれ、各種レジスタの内容が、各スイッチの操作に応じて変更・設定される。
【0041】
B−3−1:R1(R2)スイッチオンイベントルーチン
図3におけるR1スイッチ801が押下されると、前述したメインルーチン(図4参照)のSa3において、図7に示すR1(R2)スイッチオンイベントルーチンが実行される。
なお、R2スイッチ802の押下によって行なわれるルーチンは、図7と相似であるので、この図において()内のものに読み替えたものとする。
【0042】
次に、このルーチンについて詳細に説明する。
まず、R1スイッチ801が押下されると、ステップSc1においてCPU3は、レジスタEVに値「1」をセットし、LED821を点灯させる一方、LED822〜824を消灯させるとともに、音色系列R1で指定される音色におけるパラメータのエディット対象を音色番号に変更させる。
ここで、レジスタEVには、エディット対象となる音色を、どの音色系列で指定された音色にするかを示す値が格納される。具体的には、このレジスタに格納される値とエディット対象となる音色との関係は次のようになる。すなわち、
「0」ならばエディット対象となる音色は存在しない、
「1」ならば音色系列R1で指定される音色、
「2」ならば音色系列R2で指定される音色、
「3」ならば音色系列L2で指定される音色、
「4」ならば音色系列L1で指定される音色
である。
【0043】
次に、ステップSc2では、このR1スイッチ801の押下が、ESW805の押下と同時に発生したか否かが判別される。
両スイッチが同時に押下された場合とは、音色系列R1で指定される音色の発音オン指定を行なわずに、エディットの対象とする音色を音色系列R1で指定される音色に直接変更する場合である。したがって、この場合には次の処理を実行する必要がないので、このルーチンは直ちに終了する。
一方、両スイッチが同時に押下されない場合には、ステップSc2での判別結果が「NO」となり、処理は次のステップSc3に進む。
【0044】
次に、ステップSc3では、さらに、このR1スイッチ801の押下が、R2スイッチ802の押下と同時に発生したか否かが判別される。
両スイッチが同時に押下されたときとは、スプリット機能がオンとなっている場合においては、上鍵域1aでのデュアル発音の指定を示し、スプリット機能がオフとなっている場合においては、鍵盤1での全鍵域でのデュアル発音の指定を示す。すなわち、いずれの場合でもデュアル発音を指定するものである。
したがって、ステップSc3での判別結果が「YES」ならば、音色系列R1,R2で指定される音色の両者を発音オン指定にするべく、レジスタRMに「11」がセットされ(ステップSc4)、この発音オン指定を演奏者に表示するべくLED811,812が点灯する(ステップSc5)。
【0045】
一方、R1スイッチ801が単独に押下された場合とは、エディットの対象となる音色を音色系列R1で指定される音色に変更するとともに、上鍵域1aあるいは全鍵域に割り当てる音色を、音色系列R1で指定される音色のみに設定する場合である。
したがって、ステップSc3での判別結果が「NO」ならば、音色系列R1で指定される音色のみを発音オン指定にするべく、レジスタRMに「10」がセットされ(ステップSc6)、この発音オン指定を演奏者に表示するべく、LED811,812のうちのLED811が単独で点灯する(ステップSc7)。
【0046】
そして、ステップSc5あるいはSc7の処理後には、このルーチンは終了して、処理はメインルーチン(図4参照)に戻る。
このように、R1スイッチオンイベントルーチンでは、まず、レジスタEVに値「1」がセットされ、このスイッチとESW805とが同時押下ならばこのルーチンは終了し、また、このR1スイッチ801とR2スイッチ802とが同時に押下であるならば、レジスタRMに値「11」がセットされるとともに、LED811および812が点灯する一方、このR1スイッチ801が単独押下であるならば、レジスタRMに値「10」がセットされるとともに、LED811が点灯し、LED812が消灯する。
同様に、R2スイッチオンイベントルーチンでは、まず、レジスタEVに値「2」がセットされ、このスイッチとESW805とが同時押下ならばこのルーチンは終了し、また、このR2スイッチ802とR1スイッチ801とが同時に押下であるならば、レジスタRMに値「11」がセットされるとともに、LED811および812が点灯する一方、このR2スイッチ802が単独押下であるならば、レジスタRMに値「01」がセットされるとともに、LED812が点灯し、LED811が消灯する。
【0047】
ところで、R1(R2)スイッチオンイベントルーチンによれば、R1スイッチ801およびR2スイッチ802における次の操作によっては、デュアル発音の指定であって、エディット対象とする音色を所望の音色系列で指定される音色にすることができる。
すなわち、演奏者がこのような設定をするには、次の手順を踏めば良い。
▲1▼ R1スイッチ801およびR2スイッチ802を同時に押下する。
▲2▼ 音色系列R1(R2)で指定される音色をエディット対象とする場合には、R1(R2)スイッチ801(802)を離す(他方のスイッチは押下したまま)。
▲3▼ 再び、音色系列R1(R2)スイッチ801(802)を押下する。
これは、▲1▼によって、ステップSc1→Sc2→Sc3→Sc4→Sc5を経路とするルーチンが一旦実行されて、▲3▼によって、同経路のルーチンが再び実行されることによるものである。すなわち、ステップSc1においてレジスタEVに格納される値が、▲1▼において押下されるスイッチに対応した値から、▲3▼において押下されるスイッチに対応する値に書き換えられるためである。
これにより、R1スイッチ801とR2スイッチ802とにおいて、エディットの対象となる音色は、最後にオンされたスイッチに対応する音色系列で指定される音色にすることができる。
【0048】
B−3−2:L1(L2)スイッチオンイベントルーチン
図3におけるL1スイッチ804が押下されると、前述したメインルーチン(図4参照)のSa3において、図8に示すL1(L2)スイッチオンイベントルーチンが実行される。
なお、L2スイッチ803の押下によって行なわれるルーチンは、図8と相似であるので、この図において()内のものに読み替えたものとする。
【0049】
まず、L1スイッチ804が押下されると、ステップSd1において、このスイッチの押下が、ESW805の押下と同時に発生したか否かが判別される。
両スイッチが同時に押下された場合とは、音色系列L1で指定される音色の発音オン指定を行なわずに、エディット対象とする音色を音色系列L1で指定される音色に直接変更する場合である。したがって、この場合には、ステップSd7においてレジスタEVに値「4」がセットされ、LED824が点灯し、LED821〜823が消灯するとともに、音色系列L1で指定される音色におけるパラメータのエディット対象が音色番号に変更される。この後、このルーチンは終了する。
一方、両スイッチが同時に押下されない場合には、ステップSd1での判別結果が「NO」となり、処理は次のステップSd2に進む。
【0050】
次に、ステップSd2では、さらに、このL1スイッチ804の押下が、L2スイッチ803の押下と同時に発生したか否かが判別される。
前述したように、両スイッチが同時に押下されたときとは、下鍵域1bでのデュアル発音の指定を示す。
したがって、ステップSd2での判別結果が「YES」ならば、まず、エディット対象とする音色を音色系列L1で指定される音色にするべく、レジスタEVに値「4」がセットされ(ステップSd8)、引き続き、音色系列L1,L2で指定される音色の両者を発音オン指定にするべく、レジスタLMに2ビットデータ「11」がセットされ(ステップSd9)、この発音オン指定を演奏者に表示するべくLED814,813がともに点灯する(ステップSd10)。
【0051】
一方、L1スイッチ804が単独に押下された場合とは、音色系列L1で指定される音色の発音を、オン指定の場合においてはオフ指定に、オフ指定の場合においてはオン指定に設定する場合である。
したがって、ステップSd2での判別結果が「NO」ならば、処理がステップSd3に進み、現時点において音色系列L1で指定される音色の発音のオン/オフ指定を判別するべく、レジスタLMにセットされている2ビットデータが「10」であるか否かが判別される。すなわち、音色系列L1で指定される音色のみが発音オン指定されているか否かが判別される。
【0052】
この判別結果が「YES」であるならば、この発音オン指定を発音オフ指定にし、スプリット機能を解除すべく、「00」がセットされるとともに(ステップSd11)、このスプリット機能の解除状態を演奏者に表示するべく、LED814,813がともに消灯する(ステップSd12)。
なお、処理がステップSd11およびSd12を経由する場合には、レジスタEVに格納されている値はセットし直されないので、エディット対象となる音色が移行しないようになっている。
【0053】
一方、ステップSd3での判別結果が「NO」であるならば、まず、ステップSd4において、エディット対象となる音色を音色系列L1で指定される音色に移行するべく、レジスタEVに値が「4」がセットされるとともに、これを演奏者に表示するべく、LED821〜824のうちからLED824のみ一つだけが点灯する。引き続き、ステップSd5において、レジスタLMに2ビットデータ「10」がセットされて、下鍵域1b割り当てられる発音オン指定の音色が、音色系列L1で指定される音色のみに設定される。次に、この設定状態を演奏者に知らせるために、LED814が点灯する一方、LED813は消灯する。
そして、ステップSd6,Sd7,Sd10,Sd12のいずれかの処理後には、このルーチンは終了して、処理がメインルーチン(図4参照)に戻る。
【0054】
このように、L1スイッチオンイベントルーチンでは、まず、このスイッチとESW805とが同時押下であるか否かが判別され、この判別結果が「YES」であるならば、レジスタEVに値「4」がセットされるとともに、LED824が択一的に点灯する一方、その判別結果が「NO」ならば、さらに、このL1スイッチ804とL2スイッチ803とが同時に押下されたか否かが判別され、この判別結果が「YES」であるならば、レジスタEVに値が「4」がセットされ、LED824が択一的に点灯し、レジスタLMに2ビットデータ「11」がセットされるとともに、LED814,813がともに点灯する。一方、このL1スイッチ804が単独押下であるならば、次に、レジスタLMにセットされている2ビットデータが「10」であるか否かが判別され、この判別結果が「YES」ならば、レジスタLMに2ビットデータ「00」がセットし直されるとともに、LED814,813がともに消灯する一方、レジスタLMにセットされている2ビットデータが「10」でないならば、レジスタEVに値「4」がセットされ、LED824が択一的に点灯し、レジスタLMに「10」がセットし直されるとともに、LED814が点灯、LED813が消灯する。
【0055】
同様に、L2スイッチオンイベントルーチンでは、まず、このスイッチとESW805とが同時押下であるか否かが判別され、この判別結果が「YES」であるならば、レジスタEVに値「3」がセットされるとともに、LED823が択一的に点灯する一方、その判別結果が「NO」ならば、さらに、このL2スイッチ803とL1スイッチ804とが同時に押下されたか否かが判別され、この判別結果が「YES」であるならば、レジスタEVに値が「3」がセットされ、LED823が択一的に点灯し、レジスタLMに2ビットデータ「11」がセットされるとともに、LED813,814がともに点灯する。一方、このL2スイッチ803とL1スイッチ804とが同時に押下であるならば、次に、レジスタLMにセットされている2ビットデータが「01」であるか否かが判別され、この判別結果が「YES」ならば、レジスタLMに2ビットデータ「00」がセットし直されるとともに、LED813,814がともに消灯する一方、レジスタLMにセットされている2ビットデータが「01」でないならば、レジスタEVに値「3」がセットされ、LED823が択一的に点灯し、レジスタLMに「01」がセットし直されるとともに、LED813が点灯、LED814が消灯する。
【0056】
ところで、このL1(L2)スイッチオンイベントルーチンによれば、R1(R2)スイッチオンイベントルーチンと同様に、L1スイッチ804およびL2スイッチ803における次の操作によっては、デュアル発音の指定であって、エディット対象とする音色を所望の音色系列で指定される音色にすることができる。
すなわち、演奏者がこのような設定をするには、次の手順を踏めば良い。
▲1▼ L1スイッチ804およびL2スイッチ803を同時に押下する。
▲2▼ 音色系列L1(L2)で指定される音色をエディット対象とする場合には、L1(L2)スイッチ804(803)を離す(他方のスイッチは押下したまま)。
▲3▼ 再び、音色系列L1(L2)スイッチ804(803)を押下する。
これは、▲1▼によって、ステップSd1→Sd2→Sd8→Sd9→Sd10を経路とするルーチンが一旦実行されて、▲3▼によって、同経路のルーチンが再び実行されることによるものである。すなわち、ステップSd8においてレジスタEVに格納される値が、▲1▼において押下されるスイッチに対応した値から、▲3▼において再び押下されるスイッチに対応する値に書き換えられるためである。
これにより、L1スイッチ804とL2スイッチ803とにおいて、エディットの対象となる音色は、最後にオンされたスイッチに対応する音色系列で指定されるものとなる。
【0057】
B−3−4:音色パラメータ選択スイッチ群オンイベントルーチン
図3における音色パラメータ選択スイッチ群807(図3参照)のいずれかのスイッチが押下されると、前述したメインルーチン(図4参照)のSa3において、図9(a)に示す音色パラメータ選択スイッチ群オンイベントルーチンが実行される。
【0058】
このスイッチ群のいずれかのスイッチが押下されると、まず、ステップSe1において、レジスタEVにセットされている値が「0」であるか否かが判別される。
この判別結果が「YES」ならば、前述したように、エディット対象となる音色が存在しないことを示しているので、これを強制的に音色系列R1で指定される音色にするべく、レジストEVに値「1」がセットし直されるとともに、LED821がLED811〜814のうち択一的に点灯して、この状態が演奏者に表示される(ステップSe2)。
そして、このステップSe2の処理が終了した後あるいはステップSe1での判別結果が「NO」である場合には、処理は次のステップSe3に進む。
【0059】
次のステップSe3では、エディット対象の音色が、現時点においてレジスタEVにセットされた値に対応する音色系列の示す音色に移行されるとともに、その音色においてエディットすべきパラメータが、オンイベントのあったスイッチに対応するパラメータに指定される。
そして、この処理後にこのルーチンは終了して、処理がメインルーチン(図4参照)に戻る。
なお、パラメータ自体の修正は、後述するテンキースイッチ群オンイベントルーチンでの数値入力によってなされる。
【0060】
B−3−5:各種パラメータ選択スイッチ群オンイベントルーチン
図3における各種パラメータ選択スイッチ群832(図3参照)のいずれかのスイッチが押下されると、前述したメインルーチン(図4参照)のSa3において、図9(b)に示す各種パラメータ選択スイッチ群オンイベントルーチンが実行される。
【0061】
このスイッチ群のいずれかのスイッチが押下されると、まず、ステップSf1において、エディット対象となるパラメータが、オンイベントのあったスイッチに対応するパラメータに指定される。
そして、次のステップSf2において、音色系列で指定される音色をいずれのものともしないようにするため、レジスタEVに値「0」がセットされる。これは、エディット対象となるパラメータが発生楽音全体に関するパラメータであり、特定の音色に関するパラメータでないためである。さらに、ステップSf1では、LED821〜824のすべてが消灯する。
この処理後にこのルーチンは終了して、処理がメインルーチン(図4参照)に戻る。
なお、パラメータ自体の修正は、次のテンキースイッチ群オンイベントルーチンによる数値入力によってなされる。
【0062】
B−3−6:テンキースイッチ群オンイベントルーチン
図3における各種パラメータ選択スイッチ群808(図3参照)のいずれかのスイッチが押下されると、前述したメインルーチン(図4参照)のSa3において、図9(c)に示すテンキースイッチ群オンイベントルーチンが実行される。
【0063】
まず、ステップSg1において、このスイッチ群によって入力された数値は、スイッチ809の押下によって確定され、該数値が、数字表示器831に表示されるとともに、レジスタBUFに一旦格納される。
次に、ステップSg3において、レジスタBUFに格納された数値が、現時点においてエディット対象となっているパラメータ(音色パラメータあるいは各種パラメータ)に対応するレジスタに転送される。以降該パラメータは、この数値によって決定される。この処理後にこのルーチンは終了して、処理がメインルーチン(図4参照)に戻る。
【0064】
B−3−7:ESWオンイベントルーチン
図3におけるESW805が押下されると、前述したメインルーチン(図4参照)のSa3において、図10に示すESWオンイベントルーチンが実行される。
このスイッチの押下が検出されると、まず、ステップSh1において、レジスタEVにセットされている値が「0」であるか否かが判別される。
この判別結果が「YES」ならば、処理はステップSh3に進み、レジストEVに値「1」が新たにセットされるとともに、LED821がLED821〜824のうち択一的に点灯して、この状態が演奏者に表示される。引き続き、ステップSh3において、エディット対象となるパラメータとして音色番号が指定される。
これにより、エディット対象となるべき音色が指定されていない場合に、ESW805が単独で押下されると、エディット対象となる音色が、強制的に音色系列R1で指定される音色に指定されるとともに、その音色においてエディット対象となるパラメータが音色番号に指定されるようになっている。
この処理後には、このルーチンは終了し、処理はメインルーチン(図4参照)に戻る。
【0065】
一方、ステップSh2での判別結果が「NO」ならば、処理がステップSh4に進み、レジスタEVにセットされている値に応じて次の処理が実行される。
▲1▼レジスタEVのセット値が「1」ならば、該レジスタに「2」が新たにセットされるとともに、LED822が点灯し、LED821,823,824が消灯する(ステップSh5)。
▲2▼レジスタEVのセット値が「2」ならば、該レジスタに「3」が新たにセットされるとともに、LED823が点灯し、LED821,822,824が消灯する(ステップSh6)。
▲3▼レジスタEVのセット値が「3」ならば、該レジスタに「4」が新たにセットされるとともに、LED824が点灯し、LED821,822,823が消灯する(ステップSh7)。
▲4▼レジスタEVのセット値が「4」ならば、該レジスタに「1」が新たにセットされるとともに、LED821が点灯し、LED822,823,824が消灯する(ステップSh8)。
【0066】
そして、ステップSh5〜Sh8のいずれかの処理後に、処理はステップSh9に進む。
ステップSh9では、エディットの対象となる音色が、レジスタEVにセットされた値に対応する音色に指定されるとともに、エディット対象となるパラメータが、このルーチン起動前においてレジスタEVに対応していた音色のエディット対象となっていたパラメータに指定される。
すなわち、ステップSh4〜Sh9により、エディット対象となるべき音色がすでに指定されている場合であって、ESW805が単独で押下されると、エディット対象となる音色が、ESW805が押下される度毎に、音色系列R1,R2,L2,L1で指定される音色に時計回りに循環して順次一つだけ指定され、その音色においてエディット対象となるパラメータが、以前に対象となっていたパラメータに指定される。
これにより、音色系列R1,R2,L1,L2でそれぞれ指定される音色において、同一音色パラメータについての設定を順次行なうことができる。
この処理後には、このルーチンは終了し、処理はメインルーチン(図4参照)に戻る。
【0067】
この実施例によれば、各鍵域にそれぞれ割り当てられる音色の発音オン/オフは、系列指定スイッチ801〜804の押下によって指定することができ、その指定状態は、LED811〜814の点灯/消灯によって判断することができる。
また、エディットの対象とする音色の選択は、同じ系列指定スイッチ801〜804の押下によって指定することができ、その選択状態は、LED821〜824のうちのいずれかの点灯によって判別することができる。
【0068】
また、上記実施例によれば、一方の鍵域に割り当てる音色が発音オン状態となった場合には、鍵域の分割の設定となり、前記一方の鍵域に割り当てる音色が発音オフ状態となった場合には、鍵域の非分割の設定となる。また、上鍵域あるいは下鍵域において割り当てる音色の両者が発音オン状態となった場合が、上鍵域あるいは下鍵域において二つの音色の同時発音となる。
さらに、各鍵域のそれぞれに割り当てる音色の発音オン/オフ状態のそれぞれは、編集手段によって修正・編集する音色が表示される表示手段とは異なる他の表示手段によって表示される。
したがって、上鍵域および下鍵域への分割/非分割の設定状態と、各鍵域における二つの音色の同時発音の指定状態とが、他の表示手段による表示で直感的に判断することができる。
【0069】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、発音オン/オフ状態にかかわらず、指定手段によって最後に指定された音色が、編集手段によって編集・修正が可能となる。
さらに、請求項2記載の発明によれば、編集手段によって修正・編集する音色は表示手段に示される。
さらに、請求項3記載の発明によれば、前記指定手段とは別に、編集手段でパラメータが修正・変更される音色の指示が可能となる。
したがって、上鍵域および下鍵域への分割/非分割の設定あるいは各鍵域における二つの音色の同時発音の指定によって、各鍵域の割り当てられる音色の関係が複雑になっても、編集・修正の対象となる音色を迅速に指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例における鍵盤1の外観構成を示す正面図である。
【図3】同実施例における操作パネルPの外観構成を示す平面図である。
【図4】同実施例におけるメインルーチンの処理動作を示すフローチャートである。
【図5】同実施例におけるキーオンイベントルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図6】同実施例におけるキーオンイベントルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図7】同実施例におけるR1(R2)スイッチオンイベントルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図8】同実施例におけるL1(L2)スイッチオンイベントルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図9】(a)は、音色パラメータ選択スイッチ群オンイベントルーチンの処理を示すフローチャートであり、(b)は、各種パラメータ選択スイッチ群オンイベントルーチンの処理を示すフローチャートであり、(c)は、テンキースイッチ群オンイベントルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図10】同実施例におけるESWオンイベントルーチンの処理を示すフロチャートである。
【符号の説明】
1a……上鍵域、1b……下鍵域、801〜804……系列指定スイッチ(指定手段)、811〜814……LED(他の表示手段)、821〜824……LED(請求項2に記載の表示手段)、807……音色パラメータ選択スイッチ群,808……テンキースイッチ群(編集手段)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic musical instrument that can be divided into an upper key range and a lower key range.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known an electronic musical instrument that can divide a keyboard into two parts (split) into an upper key range and a lower key range and assign different tone colors to these key ranges. The performer can perform with two different timbres by pressing the keys in the upper key range and the lower key range.
In addition, recently, it has become possible to generate two different tones in response to a single key press (dual pronunciation), combined with the ability to divide the keyboard, Four different timbres can be played simultaneously.
In such an electronic musical instrument, the designation of division and the designation of dual sound generation are displayed by turning on / off LEDs (light emitting diodes), for example.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such an electronic musical instrument, there is a problem that it is difficult to intuitively determine the setting state of the keyboard at the present time. For example, even if keyboard division is designated, it is difficult to determine whether or not it is dual pronunciation in the upper and lower key ranges instantaneously (particularly during performance).
In addition, even when trying to modify the parameters of the assigned timbre, the relationship between the timbres assigned to each key range becomes complicated across the keyboard split specification and dual sound specification, and the desired timbre can be selected quickly. There was also a problem that it was not possible.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described problems. The object of the present invention is to intuitively determine the setting state even in the case of keyboard division designation and dual pronunciation designation, and the object of editing / modification. It is an object of the present invention to provide an electronic musical instrument that can quickly specify a tone color.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in claim 1, in an electronic musical instrument which can be set to divide the entire key range into two key ranges, each key range is independently assigned to each key range. It is characterized by comprising designation means for designating the on / off of the tone color to be assigned, and editing means for correcting / changing various parameters for the tone color that is finally designated to be on / off by the designating means.
Similarly, in order to solve the above-described problem, the invention according to claim 2 further includes display means for indicating a tone to be corrected / edited by the editing means among the tones assigned to each key range. It is a feature.
Similarly, in order to solve the above-described problem, the invention according to claim 3 further includes an instruction unit which is provided separately from the specifying unit and which instructs a tone whose parameter is corrected / changed by the editing unit. It is characterized by doing.
[0006]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, it is possible to edit / modify the timbre specified last by the specifying means regardless of the sounding on / off state.
According to the second aspect of the present invention, the timbre to be corrected / edited by the editing means is displayed on the display means.
According to the third aspect of the invention, in addition to the designating means, it is possible to give a timbre in which the parameter is corrected / changed by the editing means.
[0007]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0008]
A: Configuration of the example
FIG. 1 is a block diagram showing the electrical configuration of the electronic musical instrument according to this embodiment.
In this figure, reference numeral 1 denotes a keyboard composed of a plurality of keys. As shown in FIG. 2, the keyboard can be divided into an upper key range 1a and a lower key range 1b depending on the setting (split function).
That is, in the keyboard 1, it is possible to generate musical tones having different timbres by assigning different timbres to the upper key range 1a and the lower key range 1b and pressing the keys in each key range separately.
In each upper key range, it is possible to simultaneously generate two different tones of music by pressing one key (dual sound generation function), and pressing each key in the key range one by one Thus, it is possible to simultaneously generate up to four different musical tones. Furthermore, in the lower key range 1b, in addition to these functions, a chord and a bass sound are automatically generated according to a predetermined pattern based on the key pressed and the specified rhythm type (automatic accompaniment function). ) Is possible. These functions are possible by known techniques.
[0009]
Returning to FIG. 1 again, the key press / release state of the keys in the keyboard 1 is detected by the keyboard detection circuit 2, and the detection signal is supplied to the CPU 3 (central processing unit) via the bus. For example, a key code indicating the pitch of the pressed key is output.
A timer 4 supplies an interrupt signal INT to the CPU 3. The CPU 3 executes a loop process of a main routine, which will be described later, according to the supply timing of the interrupt signal INT.
[0010]
Reference numeral 5 denotes a ROM which stores programs used in the CPU 3. Reference numeral 6 denotes a RAM which stores various registers described later, performance data used for performance, and the like.
Reference numeral 7 denotes a tone generator circuit that can operate on a plurality of channels in a time-sharing manner under the control of the CPU 3, and generates a tone signal in each channel. The tone signal from the tone generator circuit 7 sequentially passes through an accumulator, a reverberation adding unit and a D / A conversion unit (all not shown), and in each of them, an accumulating process, a predetermined reverb effect adding process and an analog signal are performed. After the conversion process is performed, the sound is generated through a sound system SS including two series of amplifiers and speakers.
[0011]
Reference numeral 8 denotes a switch group composed of various push-on type switches. An on / off state of each switch is detected by a switch detection circuit 9 and a detection signal is supplied to the CPU 3.
Reference numeral 10 denotes a display unit, which is mainly composed of eight LED blinkers and a seven-segment type three-digit number display, and is turned on / off and numerically displayed under the control of the CPU 3. Yes. An operation panel P is composed of the display unit 10 and each switch of the switch group 8.
[0012]
A-1: Configuration of the operation panel P
Next, the external configuration of the operation panel P will be described with reference to FIG.
As shown in the figure, a main panel MP is disposed above the center of the operation panel P. In this main panel MP, series designation switches 801 to 804, LEDs 811 to 814, and LEDs 821 to 824 are arranged as follows with the center of a substantially circular edit switch (ESW) 805 as the origin.
That is, in the main panel MP, assuming that the center of the ESW 805 is the origin, the upper side is the y axis (+), and the right side is the x axis (+), the LED 821, the series designation switch 801 and the LED 811 are in the first quadrant. However, in the second quadrant, the LED 824, the series designation switch 804 and the LED 814 are in the third quadrant, the LED 823, the series designation switch 803 and the LED 813 are in the fourth quadrant, the LED 822, the series designation switch 802 and the LED 812 are in the fourth quadrant, Each is arranged in a radial order.
[0013]
Next, a timbre parameter selection switch group 807 is arranged below the main panel MP, and this switch group is composed of a total of eight switches arranged in two rows and four columns.
On the right side of the timbre parameter selection switch group 807, a numeric key switch group 808 for inputting numerical values is arranged. This switch group also includes a switch 809 for confirming the input numerical value. Above the numeric key switch group 808, a numeric display 831 for displaying the input numerical value in three digits is arranged.
[0014]
Here, each switch of the timbre parameter selection switch group 807 selects various timbre parameters for finely setting the state of one timbre, and these timbre parameters are timbre number, volume, pan, reverberation depth, Sustain, octave, attack and MIDI. These parameters correspond to the respective switches of this switch group. Then, a parameter is selected by this switch group, and the state of the parameter is set by numerical value input or on / off designation by the ten key switch group 808.
Briefly explaining these parameters, the timbre number is a serial number assigned to each of a plurality of timbres stored in advance, the volume is the size of the pronunciation of the timbre, and the pan is the timbre. The reverberation depth is the reverberation time indicating the degree of the reverb effect added to the tone, and the sustain is a value that controls the sustain value of the envelope waveform that also gives the tone. Yes, the octave is the scale of the timbre, the attack is the value that indicates the rise of the envelope waveform added to the timbre, and the MIDI is the channel number when data is exchanged between electronic musical instruments. is there.
[0015]
On the other hand, on the left side of the tone color parameter selection switch group 807, various parameter selection switch groups 832 are arranged, and this switch group is composed of a total of six switches arranged in six rows and one column. Each switch of the various parameter selection switch group 832 selects various parameters to be set for the entire generated musical tone. These parameters include reverberation type, accompaniment part number, tuning (tuning), and the like. These parameters correspond to the respective switches of this switch group. Since these parameters are not directly related to the present invention, description thereof is omitted.
Further, a split point designation switch 806 is arranged on the left side of the various parameter selection switch group 832. This switch is used when setting a boundary (split point) between the upper key range 1a and the lower key range 1b in the keyboard 1. This split point is determined by simultaneously turning on the key 1SP (see FIG. 2) corresponding to the boundary and pressing the key (described later).
[0016]
Next, functions of the series designation switches 801 to 804 and the ESW 805 in the main panel MP will be described.
A-1-1: Series designation switches 801 to 804
A series designation switch (R1 switch) 801 designates the transition of the timbre to be edited to the timbre designated by the timbre series R1, and designates on-off of the tone of the timbre designated by the timbre series R1. is there. Similarly, a series designation switch (R2 switch) 802 designates the transition of the timbre to be edited to the timbre designated by the timbre series R2, and designates on-off of the tone of the timbre designated by the timbre series R2. To do. In this electronic musical instrument, at least one of the timbres designated by the timbre series R1 or R2 is designated to sound on (described later).
Here, each of the timbre series R1 and R2 specifies a timbre to be assigned to the upper key range 1a (see FIG. 2) when the split function is executed, while all of the keyboard 1 is designated when the split function is not executed. This specifies the tone to be assigned to the key range. In addition, when the tone color designated by the tone color series R1 and R2 is simultaneously turned on, the dual tone generation is performed.
[0017]
Next, the series designation switch (L1 switch) 804 designates the transition of the timbre to be edited to the timbre designated by the timbre series L1, and turns on / off the sound generation of the timbre designated by the timbre series L1. Specify. Similarly, a series designation switch (L2 switch) 803 designates the transition of the timbre to be edited to the timbre designated by the timbre series L2 and turns on / off the sound generation of the timbre designated by the timbre series L2. Specify. In this electronic musical instrument, the timbres designated by the timbre series L1 and L2 are independently designated on / off. Here, the timbre series L1 and L2 designate timbres to be assigned to the lower key range 1b (see FIG. 2), respectively.
When at least one of the timbres specified by the timbre series L1 and L2 is turned on, the split function is executed, while the timbre specified by the timbre series L1 and L2 is simultaneously turned on. If this is the case, dual sounding is produced in the lower key range 1b.
[0018]
The LEDs 811 to 814 and the LEDs 821 to 824 are turned on in the following cases, respectively.
That is, each of the LEDs 811 to 814 is turned on when the sound generation of the timbre designated by the timbre series R1, R2, L2, and L1 is turned on, and the LEDs 821 to 824 are to be edited. Lights up when the power tone becomes the tone color specified in each of the tone color series R1, R2, L2, and L1. That is, at most one LED 821 to 824 is lit (since there is only one timbre to be edited).
[0019]
A-1-2: ESW805
The ESW 805 designates transition to a mode in which various parameters of timbre are changed / corrected.
In this switch, the tone color to be edited and its parameters are changed according to the difference in the next pressed state.
[0020]
(1) When ESW 805 is pressed alone
At this time, there are the following two cases.
▲ 1 ▼ -1 When the tone to be edited is not specified
The tone color to be edited is specified as the tone color specified by the tone color series R1, and the parameter to be edited is forcibly specified by the tone color number of the tone color specified by the tone color series R1.
[0021]
▲ 1 ▼ -2 When the tone to be edited has already been specified
Each time the ESW 805 is pressed, the timbre to be edited is specified in turn one by one in the clockwise direction to the timbre specified by the timbre series R1, R2, L2, L1, and is further subject to editing. The parameter is specified as the parameter that was specified in the tone before circulation.
For example, when the timbre to be edited is a timbre specified by the timbre series R1 before being pressed and the parameter to be edited is pan, when the ESW 805 is pressed, the timbre to be edited becomes a timbre. When the process shifts to the series R2 and the ESW 805 is pressed again, the timbre to be edited shifts to the timbre series L2. At this time, the parameter to be edited in the timbre specified by the timbre series R2, L2 remains pan.
[0022]
(2) When ESW 805 and any of series designation switches 801 to 804 are pressed at the same time
At this time, the tone generation designated by the sequence designation switch is not designated on (on / off designation in the sequence designation switches 804 and 803), and the tone to be edited is directly set to the tone designated by the sequence designation switch. Further, the parameter to be edited with the timbre is designated as the timbre number.
Thus, for example, when the tone generation specified by the tone series R2 is on and the tone generation specified by the tone series R1 is off, the ESW 805 and the sequence designation switch 801 are simultaneously pressed. As a result, it is possible to edit the timbre series R1 without turning on the pronunciation. Therefore, the tone color can be edited even during performance.
[0023]
B: Operation of the embodiment
Next, the operation of the embodiment having the above-described configuration will be sequentially described with reference to the flowcharts shown in FIGS. In this description of operation, each routine executed by the CPU 3 will be described.
[0024]
B-1: Main routine operation
First, when the electronic musical instrument of this embodiment is turned on, the main routine shown in FIG. 4 is started.
First, in step Sa1, initialization processing such as setting of various registers and flags in the RAM 6 and writing of initial setting values is performed. For example, writing is performed so as to reproduce the set state immediately before the power is turned off before the power is turned on. When this initialization process ends, the process proceeds to the next step Sa2.
[0025]
In the next step Sa2, key processing is executed. In this key processing, first, the pressed state of each key on the keyboard 1 (see FIG. 2) is scanned, the scan result is stored in the RAM 3, and the scan result is compared with the previous scan result. Thus, the process for the key whose state change is detected is performed. For example, if a depressed key is detected, a key-on event routine (described later) is executed. If a key is detected if the key is released, a key-off event routine for instructing to mute the key is executed. It is supposed to be executed.
[0026]
In step Sa3, a panel switch process is executed. In this processing, processing according to the setting state of each switch in the switch group 8 (see FIGS. 1 and 3) is performed. For example, if the series designation switches 801 and 802 in FIG. 3 are turned on, the R1 (R2) switch on event routine is executed. If the series designation switches 804 and 803 are turned on, the L1 (L2) switch is executed. An on-event routine is executed.
[0027]
Next, in step Sa4, other processing is performed, for example, display control processing of a matrix display device (not shown).
After the completion of this process, the process returns to step Sa2, and the processes of step Sa2 to step Sa4 are repeatedly executed until the power is turned off thereafter. Thus, in the main routine, key processing, panel switch processing, and other processing are executed.
[0028]
B-2: Key-on event routine
As described above, when the depressed key is detected in step Sa2 of the main routine, the key-on event routine shown in FIGS. 5 and 6 is executed. In this routine, the key code of the pressed key is read, and the tone generation process is performed with the tone tone specified by the tone series that is turned on and based on the read key code. .
[0029]
When a key pressed on the keyboard 1 is detected, first, in step Sb1, the key code of the key pressed is stored in the register KCD. Next, in step Sb2, it is detected whether or not the key depression and the split point designation switch 806 (see FIG. 3) are simultaneously depressed.
If both are not turned on at the same time, it is a normal key operation in the performance, so that the determination result here is “NO” in order to perform a sounding operation according to this key pressing operation, and the process will be described later in step Sb3 On the other hand, if both are turned on at the same time, as described above, the simultaneous operation of both indicates the designation of the split point in the split function, so the determination result in step Sb2 is “YES”, and the process Advances to the next Step Sb18.
[0030]
In step Sb18, it is further determined whether or not the automatic accompaniment function is turned on by an operator (not shown) or the like.
If the automatic accompaniment function is set to OFF, the determination result here is “NO”, and the data stored in the register KCD is further transferred to the register SPNOM (step Sb19), while the automatic accompaniment is performed. Is turned on, the determination result in step Sb18 is “YES”, and the data stored in the register KCD is further transferred to the register SPABC (step Sp20).
[0031]
In this case, since the data stored in the register KCD is a key code indicating the pitch of the key detected in step Sb1, the data stored in the register SPNOM or the register SPABC is It becomes the key code of the key.
The key code stored in the register SPNOM is compared with the key code of the depressed key every time the key is depressed next time, and the depressed key is the upper key area 1a or the lower key area. It is used to determine whether it is 1b. Similarly, the key code stored in the register SPABC is compared with the key code of the pressed key every time the key is pressed next time to determine whether or not the key code is assigned for automatic accompaniment. Used to discriminate. That is, the key code indicating the pitch of the split point in the split or automatic accompaniment is stored in the register SPNOM or SPABC.
Then, after the processing in step Sb19 or step Sb20, this routine ends to prepare for the next key-on event, and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
[0032]
On the other hand, if the determination result in step Sb2 is “NO”, it is determined in step Sb3 whether or not the automatic accompaniment function is set to on, as in step Sb18.
Here, if the automatic accompaniment function is set to OFF, the determination result is “NO”, and sound generation processing (steps Sb4 to Sb17) is performed at the pitch of the pressed key. If the function is set to ON, the determination result is “YES”, and the process proceeds to Step Sb21.
In step Sb21, it is determined whether or not the data stored in the register KCD is equal to or less than the value of the data stored in the register SPABC. That is, it is determined whether or not the key pressing key belongs to the lower key range 1b assigned for automatic accompaniment.
For this determination, the data stored in the register KCD in step Sb1 (that is, the key code of the key whose key has been detected) is set to the split point in the automatic accompaniment set during the previous execution of this routine. It is determined whether or not the key code indicates a pitch or less.
[0033]
If the determination result is “NO”, the process proceeds to step Sb4 in order to perform a normal sound generation process according to the pitch of the pressed key. If this determination result is “YES”, the process proceeds to the next step. The process proceeds to step Sb22.
In the next step Sb22, a chord (a chord) is detected from the currently pressed key in the automatic accompaniment key range, and the automatic accompaniment is controlled from this chord. Note that this automatic accompaniment technique is not directly related to the present application, and a description thereof will be omitted.
After this processing, this routine ends, and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
[0034]
If the determination results in steps Sb2 and Sb3 are both “NO”, sound generation processing according to the pitch of the key press key is performed in steps Sb4 to Sb17 based on the split function and the dual sound on / off designation. It is done.
First, in step Sb4, it is determined whether or not the data stored in the register LM is “00”.
Here, the data stored in the register LM is composed of upper and lower 2 bits. When the upper bit is “1” (“0”), the tone specified by the timbre series L1 is generated. On (off) designation is indicated, and when the lower bit is “1” (“0”), sound generation designated by the timbre series L2 indicates on (off) designation.
That is, the case where the data stored in the register LM is “00” indicates that both of the two timbres to be assigned to the lower key range are off-designated, which means that the split function is off-designated. It is none other than.
[0035]
Therefore, if the determination result in step Sb4 is “YES”, the processing of steps Sb12 to Sb17, which will be described later, is performed in order to perform the sound generation processing of the two tones assigned to the upper key range 1a, while in step Sb4. If the determination result is “NO”, the process proceeds to the next step Sb5.
In step Sb5, it is determined whether or not the data stored in the register KCD is equal to or less than the value of the data stored in the register SPMON. That is, it is determined whether or not the key pressing key is a key in the lower key range 1b.
If the determination result here is “NO”, the key press key is a key in the upper key range 1a, so that the determination result in step Sb4 is assigned to the upper key range 1a as in the case where the determination result is “YES”. Steps Sb12 to Sb17, which will be described later, are performed in order to perform sound generation processing for the two timbre series.
On the other hand, if the determination result in step Sb5 is “YES”, the next step Sb6 is performed in order to perform the sound generation processing of the two tones assigned to the lower key range 1b in accordance with the sound on / off specification specified by the tone color series. Processes Sb11 are performed.
[0036]
Next, in step Sb6, it is determined whether or not the upper bit of the data stored in the register LM is “1”, that is, whether or not the tone of the timbre specified by the timbre sequence L1 is turned on. It is determined whether or not. If the determination result is “YES”, after the sound generation assignment process (step Sb7), the timbre specified by the timbre series L1, that is, the sound generation of the timbre based on the above-described various timbre parameters is changed to the pitch of the key depression key. In step Sb8, a sound generation instruction is issued. As a result, the tone generator circuit 7 (see FIG. 1) generates a tone according to the tone of the tone specified by the tone color series L1 and pressed in the lower key range 1b. If the determination result in step Sb6 is “NO”, or after the sound generation process in step Sb6, the lower bit of the data stored in the register LM is “1” in the next step Sb9. It is determined whether or not there is, that is, whether or not the pronunciation of the timbre designated by the timbre series L2 is on-designated. If the determination result is “YES”, then after the sound generation assignment process (step Sb10), a sound generation instruction is issued in order to sound the timbre specified by the timbre series L2 at the pitch of the key press key ( Step Sb11). As a result, the tone generator circuit 7 generates a sound according to the pitch of the key that is designated by the tone color series L2 and is pressed in the lower key range 1b.
Note that the sound generation assignment process in steps Sb8 and Sb11 (also steps Sb13 and Sb16 described later) is performed by searching for a channel with the most advanced attenuation among a plurality of channels in the sound source circuit 7 and forcibly generating the channel. This is a process of stopping and making “free channel”. As a result, corresponding to the timbre specified in each timbre series, the corresponding pronunciation can be made to a plurality of keys pressed in the entire key range or divided key ranges. .
In this way, in steps Sb7 to Sb11, the tone generation of the timbres designated by the timbre series L1 and L2 is performed individually at the pitch of the key depression key according to the on / off designation.
[0037]
On the other hand, if the split function is specified to be off (when the determination result in step Sb4 is “YES”), or even if the split function is specified to be on, the key pressed is the upper key range 1a. In the case (when the determination result in step Sb5 is “NO”), as described above, the following steps Sb12 to Sb17 are performed.
[0038]
That is, in step Sb12, it is determined whether or not the upper bit of the data stored in the register RM is “1”.
Here, the data stored in the register RM is composed of upper and lower 2 bits. When the upper bit is “1” (“0”), the sound generation designated by the timbre series R1 is turned on (off). When the lower bit is “1” (“0”), the pronunciation specified by the timbre series R2 indicates on (off) designation. In this 2-bit data, the upper and lower bits are not “0” at the same time. This is because when the data stored in the register RM becomes “00”, the timbre to be assigned to the upper key range 1a (all key ranges when the split function is off) is turned off and any of the keys 1 This is to avoid a situation where the key does not sound even when the key is pressed.
If the determination result in step Sb12 is “YES”, after the sound generation assignment process (step Sb13), a sound generation instruction is issued in order to sound the timbre specified by the timbre series R1 at the pitch of the key press key. This is done (step Sb14). As a result, the tone generator circuit 7 (see FIG. 1) generates a sound according to the pitch of the key that has been pressed with the tone color designated by the tone color series R1. If the determination result in step Sb12 is “NO”, or after the sound generation process in step Sb14, the lower bit of the data stored in the register RM is “1” in the next step Sb15. It is determined whether or not there is, that is, whether or not the pronunciation of the timbre designated by the timbre series R2 is on-designated. If the determination result is “YES”, after the sound assignment process (step Sb16), a sound generation instruction is issued in order to sound the timbre specified by the timbre series R2 at the pitch of the key depression key. (Step Sb17). As a result, the tone generator circuit 7 generates a sound having the tone color designated by the tone color series R2 and according to the pitch of the depressed key.
In this manner, in steps Sb12 to Sb17, the tone generation of the timbre specified by the timbre series R1 and R2 is performed individually at the pitch of the key depression key according to the on / off designation.
[0039]
Then, after the sound generation instruction at step Sb11 or Sb17, or when the determination result at step Sb9 or Sb15 is “NO”, this routine ends and the process returns to the main routine (see FIG. 4).
As described above, in the key-on event routine, it is first determined whether or not the split key is set for the key that has been pressed. If so, the key code of the key press key is the split point. Is stored in a register indicating. On the other hand, if it is not the setting, it is further determined to which key range the key depression key belongs, and the tone generation specified by the tone sequence assigned to the key range is the sound of the key depression key. An automatic accompaniment process is performed at high or based on the key depression key.
[0040]
B-3: Panel switch processing
Designation of parameters for setting timbres, change of numerical values thereof, designation of tone on / off designation of timbres designated by the timbre series described above, and other settings by the switch group 8 (see FIG. 1) are performed by this panel switch processing. Is changed or set according to the operation of each switch.
[0041]
B-3-1: R1 (R2) switch-on event routine
When the R1 switch 801 in FIG. 3 is pressed, the R1 (R2) switch-on event routine shown in FIG. 7 is executed in Sa3 of the main routine (see FIG. 4) described above.
Note that the routine performed by pressing the R2 switch 802 is similar to that in FIG. 7, and therefore, the routine in FIG.
[0042]
Next, this routine will be described in detail.
First, when the R1 switch 801 is pressed, in step Sc1, the CPU 3 sets a value “1” in the register EV, turns on the LED 821, turns off the LEDs 822 to 824, and turns off the timbre specified by the timbre series R1. Change the parameter editing target to the tone number.
Here, the register EV stores a value indicating which tone color is designated as the tone color to be edited. Specifically, the relationship between the value stored in this register and the tone color to be edited is as follows. That is,
If it is “0”, there is no tone to be edited.
If “1”, the timbre specified by the timbre series R1,
If “2”, the timbre specified by the timbre series R2,
If “3”, the timbre specified by the timbre sequence L2;
If it is "4", the timbre specified by the timbre series L1
It is.
[0043]
Next, in step Sc2, it is determined whether or not the pressing of the R1 switch 801 has occurred simultaneously with the pressing of the ESW 805.
The case where both switches are pressed at the same time is when the tone color to be edited is directly changed to the tone color specified by the tone color sequence R1 without specifying the tone generation of the tone color specified by the tone color sequence R1. . Therefore, in this case, it is not necessary to execute the next process, so this routine is immediately terminated.
On the other hand, if both switches are not pressed simultaneously, the determination result in step Sc2 is “NO”, and the process proceeds to the next step Sc3.
[0044]
Next, in step Sc3, it is further determined whether or not the pressing of the R1 switch 801 occurs simultaneously with the pressing of the R2 switch 802.
When both switches are pressed at the same time, when the split function is on, designation of dual sounding in the upper key range 1a is indicated, and when the split function is off, the keyboard 1 is designated. Indicates dual sound specification for all keys in. That is, in either case, dual pronunciation is designated.
Therefore, if the determination result in step Sc3 is "YES", "11" is set in the register RM in order to turn on both of the timbres specified by the timbre series R1 and R2 (step Sc4). The LEDs 811 and 812 are lit to display the pronunciation-on designation to the performer (step Sc5).
[0045]
On the other hand, when the R1 switch 801 is pressed alone, the timbre to be edited is changed to the timbre specified by the timbre sequence R1, and the timbre assigned to the upper key range 1a or the entire key range is changed to the timbre sequence. In this case, only the timbre specified by R1 is set.
Accordingly, if the determination result in step Sc3 is “NO”, “10” is set in the register RM so that only the timbre specified by the timbre series R1 is sounded on (step Sc6). Of the LEDs 811 and 812 is lit alone (step Sc7).
[0046]
Then, after the process of step Sc5 or Sc7, this routine ends and the process returns to the main routine (see FIG. 4).
As described above, in the R1 switch-on event routine, first, the value “1” is set in the register EV. If this switch and ESW 805 are simultaneously pressed, this routine ends, and this R1 switch 801 and R2 switch 802 Are simultaneously pressed, the value “11” is set in the register RM, and the LEDs 811 and 812 are lit. On the other hand, if the R1 switch 801 is pressed alone, the value “10” is stored in the register RM. As the LED 811 is set, the LED 811 is turned on and the LED 812 is turned off.
Similarly, in the R2 switch-on event routine, first, a value “2” is set in the register EV. If this switch and ESW 805 are simultaneously pressed, this routine is terminated, and this R2 switch 802 and R1 switch 801 Are simultaneously pressed, the value “11” is set in the register RM, and the LEDs 811 and 812 are lit. On the other hand, if the R2 switch 802 is pressed alone, the value “01” is set in the register RM. At the same time, the LED 812 is turned on and the LED 811 is turned off.
[0047]
By the way, according to the R1 (R2) switch-on event routine, depending on the next operation in the R1 switch 801 and the R2 switch 802, dual tone generation is specified, and the tone color to be edited is specified in a desired tone color sequence. It can be made tones.
That is, in order for the performer to make such a setting, the following procedure may be taken.
(1) The R1 switch 801 and the R2 switch 802 are pressed simultaneously.
(2) When the timbre specified by the timbre series R1 (R2) is to be edited, the R1 (R2) switch 801 (802) is released (the other switch is kept pressed).
(3) The timbre series R1 (R2) switch 801 (802) is pressed again.
This is because (1) causes the routine of steps Sc1 → Sc2 → Sc3 → Sc4 → Sc5 to be executed once, and (3) causes the routine of the same route to be executed again. That is, the value stored in the register EV in step Sc1 is rewritten from the value corresponding to the switch pressed in (1) to the value corresponding to the switch pressed in (3).
Thereby, in the R1 switch 801 and the R2 switch 802, the timbre to be edited can be a timbre specified by the timbre sequence corresponding to the switch that is turned on last.
[0048]
B-3-2: L1 (L2) switch-on event routine
When the L1 switch 804 in FIG. 3 is pressed, the L1 (L2) switch-on event routine shown in FIG. 8 is executed in Sa3 of the main routine (see FIG. 4) described above.
Note that the routine performed by pressing the L2 switch 803 is similar to that in FIG. 8, and therefore, the routine in FIG.
[0049]
First, when the L1 switch 804 is pressed, it is determined in step Sd1 whether or not the switch has occurred simultaneously with the pressing of the ESW 805.
The case where both switches are pressed at the same time is when the tone color to be edited is directly changed to the tone color specified by the tone color series L1 without specifying the sounding on of the tone color specified by the tone color series L1. Therefore, in this case, the value “4” is set in the register EV in step Sd7, the LED 824 is turned on, the LEDs 821 to 823 are turned off, and the parameter to be edited in the timbre specified by the timbre series L1 is the timbre number. Changed to After this, this routine ends.
On the other hand, if both switches are not pressed simultaneously, the determination result in step Sd1 is “NO”, and the process proceeds to the next step Sd2.
[0050]
Next, in step Sd2, it is further determined whether or not the pressing of the L1 switch 804 occurs simultaneously with the pressing of the L2 switch 803.
As described above, when both switches are pressed at the same time, dual tone generation in the lower key range 1b is designated.
Therefore, if the determination result in step Sd2 is “YES”, first, a value “4” is set in the register EV to set the tone color to be edited to the tone color specified by the tone color series L1 (step Sd8). Subsequently, 2-bit data “11” is set in the register LM so that both of the timbres specified by the timbre series L1, L2 are sounded on (step Sd9), and this sounding-on designation is displayed to the player. The LEDs 814 and 813 are both turned on (step Sd10).
[0051]
On the other hand, the case where the L1 switch 804 is pressed alone is a case where the tone generation designated by the timbre series L1 is set to off designation in the case of on designation and to on designation in the case of off designation. is there.
Therefore, if the determination result in step Sd2 is “NO”, the process proceeds to step Sd3, and is set in the register LM to determine the on / off designation of the sound generation of the timbre specified by the timbre sequence L1 at the present time. It is determined whether or not the existing 2-bit data is “10”. That is, it is determined whether or not only the timbre designated by the timbre series L1 is designated to sound on.
[0052]
If the determination result is “YES”, the sounding on designation is set to sounding off designation, “00” is set to cancel the split function (step Sd11), and the release state of the split function is played. Both the LEDs 814 and 813 are extinguished so as to display to the user (step Sd12).
When the process goes through steps Sd11 and Sd12, the value stored in the register EV is not reset, so that the timbre to be edited does not shift.
[0053]
On the other hand, if the determination result in step Sd3 is “NO”, first, in step Sd4, the value in the register EV is “4” in order to shift the timbre to be edited to the timbre specified by the timbre sequence L1. Is set, and only one LED 824 of the LEDs 821 to 824 is lit to display this to the performer. Subsequently, in step Sd5, the 2-bit data “10” is set in the register LM, and the tone-on designation tone assigned to the lower key range 1b is set only to the tone designated by the tone series L1. Next, in order to notify the player of this setting state, the LED 814 is turned on while the LED 813 is turned off.
Then, after any one of steps Sd6, Sd7, Sd10, and Sd12, this routine ends and the process returns to the main routine (see FIG. 4).
[0054]
Thus, in the L1 switch-on event routine, first, it is determined whether or not the switch and ESW 805 are simultaneously pressed. If the determination result is “YES”, the value “4” is stored in the register EV. When the LED 824 is alternatively turned on and the determination result is “NO”, it is further determined whether or not the L1 switch 804 and the L2 switch 803 are simultaneously pressed. Is “YES”, the value “4” is set in the register EV, the LED 824 is alternatively lit, the 2-bit data “11” is set in the register LM, and the LEDs 814 and 813 are both set. Light. On the other hand, if the L1 switch 804 is pressed alone, it is then determined whether or not the 2-bit data set in the register LM is “10”. If the determination result is “YES”, When the 2-bit data “00” is reset in the register LM and the LEDs 814 and 813 are both turned off, if the 2-bit data set in the register LM is not “10”, the value “4” is stored in the register EV. Is set, the LED 824 is alternatively turned on, “10” is reset to the register LM, the LED 814 is turned on, and the LED 813 is turned off.
[0055]
Similarly, in the L2 switch-on event routine, first, it is determined whether or not the switch and ESW 805 are simultaneously pressed. If the determination result is “YES”, the value “3” is set in the register EV. At the same time, if the LED 823 is alternatively lit and the determination result is “NO”, it is further determined whether or not the L2 switch 803 and the L1 switch 804 are pressed simultaneously. If “YES”, the value “3” is set in the register EV, the LED 823 is alternatively lit, the 2-bit data “11” is set in the register LM, and both the LEDs 813 and 814 are lit. To do. On the other hand, if the L2 switch 803 and the L1 switch 804 are simultaneously pressed, it is determined whether or not the 2-bit data set in the register LM is “01”. If “YES”, the 2-bit data “00” is reset in the register LM and the LEDs 813 and 814 are both turned off. On the other hand, if the 2-bit data set in the register LM is not “01”, the register EV Is set to “3”, the LED 823 is alternatively turned on, “01” is reset to the register LM, the LED 813 is turned on, and the LED 814 is turned off.
[0056]
By the way, according to this L1 (L2) switch-on event routine, as in the case of the R1 (R2) switch-on event routine, depending on the next operation in the L1 switch 804 and L2 switch 803, dual sounding is designated and edited. The target timbre can be a timbre specified by a desired timbre sequence.
That is, in order for the performer to make such a setting, the following procedure may be taken.
(1) The L1 switch 804 and the L2 switch 803 are pressed simultaneously.
(2) When the timbre specified by the timbre series L1 (L2) is to be edited, the L1 (L2) switch 804 (803) is released (the other switch is kept pressed).
(3) The timbre series L1 (L2) switch 804 (803) is pressed again.
This is because the routine having steps Sd1, Sd2, Sd8, Sd9, and Sd10 as a route is once executed by (1), and the routine of the same route is executed again by (3). That is, the value stored in the register EV in step Sd8 is rewritten from the value corresponding to the switch pressed in (1) to the value corresponding to the switch pressed again in (3).
As a result, in the L1 switch 804 and the L2 switch 803, the timbre to be edited is designated by the timbre sequence corresponding to the switch that was turned on last.
[0057]
B-3-4: Tone parameter selection switch group on event routine
When one of the timbre parameter selection switch group 807 (see FIG. 3) in FIG. 3 is pressed, the timbre parameter selection switch group shown in FIG. 9A is displayed in Sa3 of the main routine (see FIG. 4). An on-event routine is executed.
[0058]
When any switch in the switch group is pressed, first, in step Se1, it is determined whether or not the value set in the register EV is “0”.
If the determination result is “YES”, as described above, it indicates that there is no timbre to be edited. Therefore, in order to force this to the timbre specified by the timbre series R1, the resist EV is registered. While the value “1” is reset, the LED 821 is alternatively lit among the LEDs 811 to 814, and this state is displayed to the performer (step Se2).
Then, after the process at step Se2 is completed or when the determination result at step Se1 is “NO”, the process proceeds to the next step Se3.
[0059]
In the next step Se3, the timbre to be edited is shifted to the timbre indicated by the timbre sequence corresponding to the value set in the register EV at the present time, and the parameter to be edited in that timbre is the switch where the on event has occurred. Is specified in the parameter corresponding to.
Then, after this processing, this routine ends, and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
The parameter itself is corrected by inputting a numerical value in a numeric key switch group on event routine described later.
[0060]
B-3-5: Various parameter selection switch group on-event routine
When any one of the various parameter selection switch groups 832 (see FIG. 3) in FIG. 3 is pressed, the various parameter selection switch groups shown in FIG. 9B are displayed in Sa3 of the main routine (see FIG. 4). An on-event routine is executed.
[0061]
When any switch in this switch group is pressed, first, in step Sf1, the parameter to be edited is designated as the parameter corresponding to the switch having the on event.
Then, in the next step Sf2, a value “0” is set in the register EV so that none of the timbres specified in the timbre series is used. This is because the parameter to be edited is a parameter related to the entire generated musical tone and not a parameter related to a specific tone color. Further, in step Sf1, all of the LEDs 821 to 824 are turned off.
After this processing, this routine ends and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
The parameter itself is corrected by numerical value input by the next numeric key switch group on event routine.
[0062]
B-3-6: Numeric key switch group on-event routine
When any one of the various parameter selection switch groups 808 (see FIG. 3) in FIG. 3 is pressed, the numeric key switch group on event shown in FIG. 9 (c) is performed in Sa3 of the main routine (see FIG. 4). The routine is executed.
[0063]
First, in step Sg1, the numerical value input by the switch group is determined by pressing the switch 809, and the numerical value is displayed on the numeric display 831 and temporarily stored in the register BUF.
Next, in step Sg3, the numerical value stored in the register BUF is transferred to the register corresponding to the parameter (tone color parameter or various parameters) currently being edited. Thereafter, the parameter is determined by this numerical value. After this processing, this routine ends and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
[0064]
B-3-7: ESW On Event Routine
When the ESW 805 in FIG. 3 is pressed, the ESW on event routine shown in FIG. 10 is executed in Sa3 of the main routine (see FIG. 4) described above.
When the pressing of this switch is detected, first, in step Sh1, it is determined whether or not the value set in the register EV is “0”.
If this determination result is "YES", the process proceeds to step Sh3, a value "1" is newly set in the resist EV, and the LED 821 is alternatively lit among the LEDs 821 to 824, and this state is changed. Displayed to the performer. Subsequently, in step Sh3, a timbre number is designated as a parameter to be edited.
As a result, when the timbre to be edited is not designated, when ESW 805 is pressed alone, the timbre to be edited is forcibly designated as the timbre designated by the timbre series R1, and A parameter to be edited in the timbre is designated as a timbre number.
After this processing, this routine ends, and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
[0065]
On the other hand, if the determination result in step Sh2 is “NO”, the process proceeds to step Sh4, and the next process is executed according to the value set in the register EV.
(1) If the set value of the register EV is “1”, “2” is newly set in the register, the LED 822 is turned on, and the LEDs 821, 823, and 824 are turned off (step Sh5).
(2) If the set value of the register EV is “2”, “3” is newly set in the register, the LED 823 is turned on, and the LEDs 821, 822, and 824 are turned off (step Sh6).
(3) If the set value of the register EV is “3”, “4” is newly set in the register, the LED 824 is turned on, and the LEDs 821, 822 and 823 are turned off (step Sh7).
(4) If the set value of the register EV is “4”, “1” is newly set in the register, the LED 821 is turned on, and the LEDs 822, 823, and 824 are turned off (step Sh8).
[0066]
Then, after any one of steps Sh5 to Sh8, the process proceeds to step Sh9.
In step Sh9, the timbre to be edited is designated as the timbre corresponding to the value set in the register EV, and the parameter to be edited is the timbre corresponding to the register EV before this routine is started. Specified in the parameter that was being edited.
That is, when the timbre to be edited has already been specified in steps Sh4 to Sh9, and the ESW 805 is pressed alone, the timbre to be edited is updated each time the ESW 805 is pressed. Only one of the timbres R1, R2, L2, and L1 is circulated in the clockwise direction and one parameter is sequentially specified, and the parameter to be edited in that timbre is specified as the parameter that was previously targeted. .
As a result, it is possible to sequentially set the same timbre parameters for the timbres specified by the timbre series R1, R2, L1, and L2.
After this processing, this routine ends, and the processing returns to the main routine (see FIG. 4).
[0067]
According to this embodiment, tone on / off assigned to each key range can be designated by pressing the series designation switches 801 to 804, and the designated state is determined by turning on / off the LEDs 811 to 814. Judgment can be made.
The selection of the timbre to be edited can be designated by pressing the same series designation switches 801 to 804, and the selection state can be determined by lighting any one of the LEDs 821 to 824.
[0068]
Further, according to the above embodiment, when the tone assigned to one key range is in the sound-on state, the key range is divided and the tone assigned to the one key range is in the sound-off state. In this case, the key range is not divided. In addition, when both of the timbres assigned in the upper key range or the lower key range are turned on, two timbres are simultaneously generated in the upper key range or the lower key range.
Further, the tone ON / OFF state of the timbre assigned to each key range is displayed by another display means different from the display means for displaying the timbre to be corrected / edited by the editing means.
Therefore, it is possible to intuitively determine the setting state of division / non-division into the upper key range and the lower key range and the designation state of simultaneous sound generation of two timbres in each key range by display by other display means. it can.
[0069]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, it is possible to edit / modify the timbre specified last by the specifying means regardless of the sounding on / off state.
According to the second aspect of the present invention, the timbre to be corrected / edited by the editing means is indicated on the display means.
Further, according to the third aspect of the invention, in addition to the specifying means, it is possible to instruct a timbre whose parameters are corrected / changed by the editing means.
Therefore, even if the relationship between the timbres assigned to each key range becomes complicated by setting the division / non-division into the upper key range and the lower key range or specifying the simultaneous sound generation of two timbres in each key range, It is possible to quickly specify the tone to be corrected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an electrical configuration according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing an external configuration of a keyboard 1 in the embodiment.
FIG. 3 is a plan view showing an external configuration of an operation panel P in the same embodiment.
FIG. 4 is a flowchart showing a processing operation of a main routine in the same embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing processing of a key-on event routine in the same embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing processing of a key-on event routine in the same embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing processing of an R1 (R2) switch-on event routine in the same embodiment.
FIG. 8 is a flowchart showing processing of an L1 (L2) switch-on event routine in the same embodiment.
9A is a flowchart showing processing of a timbre parameter selection switch group on event routine, FIG. 9B is a flowchart showing processing of various parameter selection switch group on event routines, and FIG. 10 is a flowchart showing processing of a numeric key switch group on event routine.
FIG. 10 is a flowchart showing processing of an ESW on event routine in the same embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1a ... Upper key range, 1b ... Lower key range, 801-804 ... Series designation | designated switch (designation means), 811-814 ... LED (other display means), 821-824 ... LED (Claim 2) 807... Tone parameter selection switch group, 808... Numeric key switch group (editing means)

Claims (3)

全鍵域を2つの鍵域に分割する設定が可能な電子楽器において、
各鍵域毎に独立に、各鍵域に割り当てる音色の発音オン/オフを指定する指定手段と、
前記指定手段によって最後に発音オン/オフ指定された音色についての各種パラメータを修正・変更する編集手段と
を具備することを特徴とする電子楽器。
In an electronic musical instrument that can be set to divide the entire key range into two key ranges,
A designation means for designating on / off of the tone assigned to each key range independently for each key range;
An electronic musical instrument comprising: editing means for correcting / changing various parameters for a timbre for which sound generation is finally designated on / off by the designation means.
さらに、各鍵域にそれぞれ割り当てる音色のうちの前記編集手段によって修正・編集する音色を示す表示手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。2. The electronic musical instrument according to claim 1, further comprising display means for indicating a timbre to be corrected / edited by the editing means among timbres assigned to each key range. さらに、前記指定手段とは別に設けられ、前記編集手段でパラメータが修正・変更される音色を指示する指示手段を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の電子楽器。3. The electronic musical instrument according to claim 1, further comprising an instruction unit that is provided separately from the specifying unit and that instructs a timbre whose parameter is corrected / changed by the editing unit.
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