JP3609994B2 - 選択的記録再生装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、放送されるコンテンツを、一旦、記憶装置に記憶した後、再生する記録再生装置に適用して好適な選択的記録再生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ放送あるいはラジオ放送等の放送メディアでは、コンテンツ{コンテンツとは、映像、画像(動画と静止画)、音声、文字、数値などの様々な情報であって、テレビジョン受信機やラジオ受信機で復調される番組やCMおよび雑誌や新聞の紙面の内容を含む。}を送信する。
【0003】
テレビジョン受信機やラジオ受信機等の受信装置では、送信されたコンテンツを受信してリアルタイムに映像および(または)音声を出力する。また、ビデオテープレコーダ等の記録再生装置では、受信したコンテンツを、一旦、記憶し、視聴者の所望の時間に映像および(または)音声を再生する。このようにして受信装置および記録再生装置は、それぞれ視聴者等の便宜に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなコンテンツには、番組とともに広告であるCM(commercial message)が含まれているが、テレビ放送あるいはラジオ放送等の放送メディアでは、全ての視聴者に対して同一のCMしか送信できないので、視聴者のターゲットを絞りにくいという問題が指摘されている。
【0005】
この問題を解決するために、放送するCMを、時間帯や番組毎に変更してターゲットを絞る工夫がなされており、一定の広告効果を上げてはいるが、例えば、男性の視聴者に対して女性向け化粧品のCMが放送されること等が、しばしば見受けられ、未だ広告効果が充分ではないという問題がある。
【0006】
これらの問題は、たとえ、番組数を増加したとしても視聴率の分け合いになり、また、番組制作費も大きくなり、コスト増加等の種々の問題が発生する。
【0007】
しかも、番組数を増加させた場合においても、受信チャンネル数の制約により多くの番組が無駄になる可能性がある。
【0008】
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、放送コンテンツに含まれる番組数を増加させることなく、またCMの放送時間を増加させることなく、広告効果(CM効果)を高めることを可能とする選択的記録再生装置およびその方法を提供することを目的とする。
【0014】
この発明の選択的記録再生装置では、時間的に連続して順番に送信され、視聴者のカテゴリーに分けられ、ヘッダ部に該カテゴリーが付与されたコンテンツを受信部で受信したとき、受信したコンテンツ中、カテゴリー設定部により予め設定された視聴者のカテゴリーのコンテンツを、コンテンツ選択的抽出部により選択的に抽出し、該コンテンツ選択的抽出部で抽出されたコンテンツを記憶装置に、受信順に一旦記憶した後、再生するようにしている(請求項1記載の発明)。
【0015】
この場合、選択的記録再生装置のカテゴリー設定部で予め設定されたカテゴリーのコンテンツを再生することができるので、該選択的記録再生装置の利用者は、たとえば、所望のコンテンツのみを記憶し、再生することができる。
【0016】
コンテンツがCMである場合には、設定されたカテゴリーのCMのみを再生することができる(請求項記載の発明)。
【0017】
選択的記録再生装置としては、ビデオレコーダーあるいは携帯情報端末を採用することができる(請求項3、4記載の発明)。
【0019】
この発明の選択的記録再生装置では、番組と視聴者のカテゴリーに応じて選択されたCMとを、受信順に一旦記憶した後に再生することが可能となるので、視聴者は所望の番組と所望のCMのみを所望のときに再生して視聴することができる(請求項5記載の発明)。
【0022】
この発明の選択的記録再生方法では、予め設定された視聴者のカテゴリーのコンテンツを、受信順に記憶して再生することができるので、所望のコンテンツのみを記憶し、所望のときに再生することができる(請求項6記載の発明)。
【0023】
コンテンツがCMである場合には、設定されたカテゴリーのCMのみを再生することができる(請求項記載の発明)。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、選択的受信装置および選択的記録再生装置が組み込まれたユーザプリファレンス型広告システム10の模式的な構成を示している。
【0026】
このユーザプリファレンス型広告システム10は、基本的には、番組とCMを含むコンテンツを電波として放送する放送局12と、ホーム(家庭)14内等の屋内に配置される前記コンテンツの選択的受信装置としてのテレビジョン受信機16と、屋外で携帯使用される前記コンテンツの他の選択的受信装置(または選択的記録再生装置)としての携帯情報端末18とから構成されている。
【0027】
なお、放送局12からの電波により、コンテンツとしての番組が送信されるとともに、この番組送信の合間に、複数のカテゴリーに分けられたコンテンツとしてのCMが同時に送信される。
【0028】
この放送局12には、衛星デジタル放送用および移動体デジタル放送用の衛星用電波送信アンテナ(送信アンテナ)20と、地上デジタル放送用の電波を送出する地上局送信アンテナ(送信アンテナ)22とが接続されている。
【0029】
テレビジョン受信機16には、ホーム14に設置されている衛星デジタル放送用受信アンテナ(受信アンテナ)24と地上デジタル放送用受信アンテナ(受信アンテナ)26が接続されている。
【0030】
携帯情報端末18には、移動体デジタル放送用受信アンテナ(受信アンテナ)28が設けられている。
【0031】
このような構成において、放送局12の送信アンテナ20から送信された電波30は、放送衛星32を経由して携帯情報端末18に対して電波34として送信され、携帯情報端末18の受信アンテナ28を介して受信される。
【0032】
また、放送局12の送信アンテナ20から送信された電波30は、放送衛星32を経由してテレビジョン受信機16の受信アンテナ24に対して電波36として送信され、受信アンテナ24を介してテレビジョン受信機16により受信される。
【0033】
さらに、放送局12から送信アンテナ22を経由して送信された電波38は、受信アンテナ26を介してテレビジョン受信機16により受信される。
【0034】
図2は、図1例のユーザプリファレンス型広告システム10中のテレビジョン受信機16のブロック構成を示している。
【0035】
このテレビジョン受信機16は、制御処理部40を有している。制御処理部40は、制御手段としてのCPU(central processing unit:中央処理装置)42と、制御プログラム等が記憶される記憶手段としてのROM(read only memory:読み出し専用メモリ)44と、作業用等として使用される記憶手段としてのRAM(random access memory:ランダムアクセスメモリ)46とから構成され、これらはバス48を介して相互に接続されている。
【0036】
バス48には、データの書き換え可能な記憶手段としてのフラッシュメモリ等のEEPROM(electric erasable programmable ROM)50も接続されている。
【0037】
上述した受信アンテナ24、26が、受信部を構成するチューナ52に接続されている。ここで、受信アンテナ24、26とチューナ52により受信部が構成される。このチューナ52には、カテゴリー設定部としても機能する操作入力部としてのリモートコマンダ(以下、リモコンともいう。)56により設定されたチャンネル選択情報が、インタフェース58、バス48および制御処理部40を介して供給される。
【0038】
このチャンネル選択情報に基づきチューナ52により復調されたチャンネルのデータが、コンテンツ選択的抽出部、たとえばCM選択的抽出部としてのデコーダ54を介してバス48に供給される。なお、デコーダ54には、リモコン56により複数のカテゴリー中、予め設定された所定のあるいは所望のカテゴリーの設定情報が、インタフェース58、バス48、制御処理部40およびEEPROM50を介して供給される。
【0039】
この場合、デコーダ54は、放送局12から同時に送信され、受信アンテナ24、26とチューナ52を介して受信された複数のカテゴリーに分けられたコンテンツである複数のCM中、リモコン56により予め設定されEEPROM50に記憶されている設定されたカテゴリーに適合した(合致した)CMデータを選択的に抽出してバス48に送るとともに、受信したコンテンツ中、番組データはそのままバス48に送る。
【0040】
リモコン56には、図示していないチャンネル選択キーの他、十字キーや決定キーが配置され、これらのキー操作によりモニタ66の画面を利用して予め所定のカテゴリーを設定することができる。
【0041】
デコーダ54を介してバス48上に供給された番組データと選択されたCMデータとは、番組データとCMデータ中の映像データがインタフェース64を介してCRTディスプレー等のモニタ66に送られるとともに、音声データがインタフェース60を介してスピーカ62に送られる。
【0042】
このモニタ66およびスピーカ62により、リモコン56により選択されたチャンネルのコンテンツである番組データと、前記デコーダ54により選択的に抽出されたコンテンツであるCMデータとが受信時にリアルタイムに映像出力とされるとともに音声出力とされ、視聴者に届けられる。
【0043】
なお、バス48には、インタフェース68を介して、必要に応じて記録再生装置としてのビデオテープレコーダやDVD(digital video disk)レコーダ等のビデオレコーダが接続される。
【0044】
図3は、図1例のユーザプリファレンス型広告システム10中の携帯情報端末18のブロック構成を示している。
【0045】
この携帯情報端末18の構成要素およびその機能は、基本的には、図2に示したテレビジョン受信機16の構成要素およびその機能と同様であり、対応するものにはその参照番号として同一の符号に100を加えた番号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0046】
すなわち、携帯情報端末18は、バス148を有し、このバス148に、CPU142、ROM144、RAM146からなる制御処理部140と、EEPROM150と、チューナ152、デコーダ154と、インタフェース158を介して接続されるカテゴリー設定部としても機能する操作入力部としての操作部キー156と、インタフェース164、160を介してそれぞれ接続されるLCD(liquid crystal display:液晶表示装置)モニタ166、スピーカ162とがそれぞれ接続される。
【0047】
ここで、操作部キー156は、受信放送チャンネルを選択したり、カテゴリーを設定する等の機能を有する十字キー70と、決定キー72と、取消キー74と、モード切替キー77を有している。
【0048】
この携帯情報端末18においても、モニタ166およびスピーカ162により、コンテンツである番組データと、デコーダ154により選択的に抽出されたコンテンツであるCMデータとが受信時にリアルタイムに映像出力とされるとともに音声出力とされ、視聴者に届けられる。
【0049】
この携帯情報端末18には、携帯して使用可能なように各部に電源を供給するための着脱可能な電池76が内蔵されている。
【0050】
次に、上述の実施の形態の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。この図4のフローチャートの処理は、コンテンツの受信とともに受信したコンテンツに基づく映像等を表示する、いわゆるリアルタイム受信処理に係る選択的受信装置としてのテレビジョン受信機16および携帯情報端末18の処理を示している。
【0051】
テレビジョン受信機16および(または)携帯情報端末18の電源が投入されているとき、ステップS1では、準備処理としてカテゴリーの設定処理が行われる。
【0052】
このカテゴリーの設定処理では、これから受信しようとするコンテンツ中のCMのカテゴリーを設定する。具体的には、例えば、図5に示すようなカテゴリー設定画面80がモニタ66(166)上に表示され、視聴者は、テレビジョン受信機16の場合にはリモコン56を用いて、携帯情報端末18の場合には操作部キー156を用いて「性別と年齢区分」を設定するカテゴリー設定欄82に所望のカテゴリー(属性)を設定する。
【0053】
この図5例では、予めROM44(144)および(または)EEPROM50(150)に記憶されているカテゴリー設定表84が参照され、このカテゴリー設定表84からカテゴリー設定欄82に設定しようとする、性別を表す上位ビットおよび年齢区分を表す下位ビットを選択して設定することができる。
【0054】
この実施の形態では、2ビットの容量で、[00]=「18才未満の子供で男」、[01]=「18才以上の大人で男」、[10]=「18才未満の子供で女」、[11]=「18才以上の大人で女」とカテゴリーが4区分されており、所望の1区分を設定入力することができる。
【0055】
この図5例では、カテゴリー設定欄82に、性別「0」、年齢区分「1」のカテゴリー[01]=「18才以上の大人で男」を選択して設定し、これが所定のカテゴリーとして、カテゴリー設定記憶部としても機能するEEPROM50(150)に予め記憶設定される。
【0056】
このような準備処理の後、ステップS2において、電波の受信が行われる。
【0057】
すなわち、このステップS2の受信処理においては、放送局12からの複数チャンネルの電波30、38がそれぞれ送信アンテナ20、22から送出される。
【0058】
送信アンテナ22から直接送られる電波38は受信アンテナ26により受信され、放送衛星32を介して送られる電波36、34は、それぞれ、受信アンテナ24、28により受信される。
【0059】
そして、チューナ52(152)の出力側には、換言すれば、デコーダ54(154)の入力側には、予めリモコン56あるいは操作部キー156により設定されたチャンネルの復調データとしてのコンテンツデータが出力される。
【0060】
図6は、復調データとしてのコンテンツデータ90を模式的に示している。図6において、横軸は時間軸を表し、縦軸のコンテンツデータ90の幅は、伝送帯域幅を表している。伝送帯域幅(Hz)BWは、転送レート(ビット/秒)と考えることもできる。
【0061】
このコンテンツデータ90は、番組データ92とCMデータ94とが交互に連続するデータである。時点ta〜時点tbの間は、番組放送時間帯Tpとされ、時点tb〜時点tcの間は、CM放送時間帯Tcとされている。
【0062】
CMデータ94は、帯域幅BWが4分割された4つのCMデータ94α(CMα)、94β(CMβ)、94γ(CMγ)、94δ(CMδ)が同時に受信可能なようにされている。
【0063】
番組データ92の先頭部であるヘッダ部96には、放送局12等において番組データ92であることを示す情報が挿入されている。
【0064】
さらに各CMデータ94α、94β、94γ、94δの先頭部であるヘッダ部98α、98β、98γ、98δには、同様に放送局12等においてCMデータ94であることを示す情報が挿入されるとともに、CMデータ94α、94β、94γ、94δのカテゴリーが情報として挿入されている。
【0065】
CMデータ94α、94β、94γ、94δのカテゴリー情報とは、それぞれ、上述した[00]=「18才未満の子供で男」、[01]=「18才以上の大人で男」、[10]=「18才未満の子供で女」、[11]=「18才以上の大人で女」の4区分のカテゴリーである。
【0066】
そこで、ステップS3では、デコーダ54(154)によりヘッダ部96、98が順次検出され、ステップS4において、そのヘッダ部96、98の内容から番組データ92であるのかCMデータ94であるのかが判断される。
【0067】
例えば、時点taでのヘッダ部96が受信されたときには、ステップS5において、番組データ92がデコーダ54(154)からバス48(148)に提供され、インタフェース64(164)を介してモニタ66(166)上に番組に対応する映像が出力として表示され、これと同期してインタフェース60(160)を介してスピーカ62(162)から番組に対応する音声が出力として出力される。このようにして、視聴者は、番組データ92に対応する番組をリアルタイムに視聴することができる。
【0068】
一方、ステップS3において時点tbでのヘッダ部98の受信が検出されたときには、ステップS4においてCMデータ94が受信されたと判断され、ステップS6において、そのヘッダ部98に挿入されているカテゴリーが検出され、CMデータ94のカテゴリーがデコーダ54(154)により判断される。
【0069】
ここで、ヘッダ部98α、98β、98γ、98δには、上述したように、それぞれ、カテゴリーとしてカテゴリー[00]、[01]、[10]、[11]が放送局12等で挿入されている。
【0070】
この場合、デコーダ54(154)は、EEPROM50(150)内にステップS1の入力処理により設定され記憶されている所定のカテゴリーと、ヘッダ部98α、98β、98γ、98δの各カテゴリー中、一致しているカテゴリーを選択するための比較判断を行う。
【0071】
ステップS7では、ステップS6の比較判断結果に基づき、カテゴリー設定記憶部であるEEPROM50(150)に設定記憶されているカテゴリー(この例では、カテゴリー[01])と同一のカテゴリーを有するCMデータ94中のCMβのCMデータ94βが抽出される。
【0072】
ステップS7の処理によりデコーダ54(154)により抽出されたCMデータ94βに係るCMβが、ステップS5の処理により、モニタ66(166)およびスピーカ62(162)を通じて映像出力および音声出力とされる。
【0073】
すなわち、この実施の形態に係る選択的受信装置として機能するテレビジョン受信機16と、選択的受信装置あるいは選択的記録再生装置として機能する携帯情報端末18とは、それぞれ、リモコン56および操作部キー156により選択したチャンネルの番組データ92による番組と、リモコン56および操作部キー156により設定したCMデータ94βによるCMとを受信順に連続的にリアルタイムに視聴することができる。
【0074】
以上説明したように、上述した選択的受信装置に係る実施の形態によれば、放送局12から電波30、38として、予め複数のカテゴリーに分けたCM(CMα、CMβ、CMγ、CMδ)を、例えば、時点tb〜tcに示すように、同時に送信し、受信側のテレビジョン受信機16および(または)携帯情報端末18では、予めカテゴリー設定部としてのリモコン56あるいは操作部キー156により設定しておいたカテゴリーと一致しているCMのみをリアルタイムに選択的に表示あるいは音声出力するようにしている。
【0075】
このため、視聴者の所望のカテゴリーに対応した、換言すれば使用者あるいは視聴者にマッチしたCMのみを選択してリアルタイムに表示あるいは音声出力することができる。
【0076】
このようにすれば、チャンネル数を増加させることなく、ターゲット層の絞り込みによる広告効果を高めることができる。すなわち、従来は、CMデータ94が分割されていないので、この図6例と同等の広告効果を得るためには、従来技術では、同一の番組を流す4つのチャンネルが必要とされるのに対して、この実施の形態では、1つのチャンネルでよい。このことにより、結果として、放送電波用電力資源の節減や、広告主の費用負担の割合を低減し得る可能性が得られることとなる。
【0077】
また、番組データ92の切れ目毎に複数のCMデータ94を同時に挿入しているので、CM時間帯/番組時間帯で定義されるCMの露出度を上げずに広告効果を高めることができる。
【0078】
なお、上述の実施の形態においては、所定のカテゴリーを設定する際に、モニタ66(166)のカテゴリー設定画面80の表示を利用して設定していたが、たとえば、男または女を表すボタン、および18才以上あるいは18才未満を表すボタンをテレビジョン受信機16のコンソール部に「CMお好みボタン」等として設けておくこともできる。
【0079】
また、上述した実施の形態において、デコーダ54(154)による処理は、CPU42(142)により代替して行わせることもできる。
【0080】
図7は、この発明の一実施の形態の選択的記録再生装置が組み込まれたユーザプリファレンス型広告システム210の模式的な構成を示している。なお、この図7例のユーザプリファレンス型広告システム210において、図1例のユーザプリファレンス型広告システム10に示したものと対応するものには同一の符号あるいは同一の符号に200を加えた番号を付けて説明する。
【0081】
このユーザプリファレンス型広告システム210は、基本的には、番組とCMを含むコンテンツを電波として放送する放送局212と、ホーム14内等の屋内に配置される前記コンテンツの選択的記録再生装置としてのビデオレコーダ216と、屋外で携帯使用される前記コンテンツの他の選択的記録再生装置としての携帯情報端末318とから構成されている。なお、ビデオレコーダ216とテレビジョン受信機16とを、一体的に構成することができることはいうまでもない。
【0082】
この放送局212には、衛星デジタル放送用および移動体デジタル放送用の衛星用電波送信アンテナ20と、地上デジタル放送用の電波を送出する地上局送信アンテナ22とが接続されている。
【0083】
ビデオレコーダ216およびテレビジョン受信機16には、ホーム14に設置されている衛星デジタル放送用受信アンテナ24と地上デジタル放送用受信アンテナ26が接続されている。
【0084】
携帯情報端末318には、移動体デジタル放送用受信アンテナ28が設けられている。
【0085】
このような構成において、放送局212の送信アンテナ20から送信された電波230は、放送衛星32を経由して携帯情報端末318に対して電波234として送信され、携帯情報端末318の受信アンテナ28を介して受信される。
【0086】
また、放送局212の送信アンテナ20から送信された電波230は、放送衛星32を経由してビデオレコーダ216およびテレビジョン受信機16の受信アンテナ24に対して電波236として送信され、受信アンテナ24を介してビデオレコーダ216およびテレビジョン受信機16により受信される。
【0087】
さらに、放送局212から地上局送信アンテナ22を経由して送信された電波238は、受信アンテナ26を介してビデオレコーダ216およびテレビジョン受信機16により受信される。
【0088】
図8は、図7例のユーザプリファレンス型広告システム210の中のビデオレコーダ216のブロック構成を示している。
【0089】
ビデオレコーダ216は、制御処理部240を有している。制御処理部240は、制御手段としてのCPU242と、制御プログラム等が記憶される記憶手段としてのROM244と、作業用等として使用される記憶手段としてのRAM246とから構成され、これらは、バス248を介して相互に接続されている。
【0090】
バス248には、データの書き換え可能な記憶手段としてのフラッシュメモリ等のEEPROM250も接続されている。
【0091】
また、バス248には、大容量記憶媒体であるビデオテープ、光磁気ディスクあるいはハードディスク等のデータストレージ249がインタフェース251を介して接続されている。データストレージ249としてビデオテープを使用する場合、ビデオレコーダ216としては、ビデオテープレコーダが用いられる。
【0092】
さらに、バス248には、計時手段としてのタイマ253が接続され、いわゆるタイマー録画(予約録画)等の日時設定に供される。
【0093】
受信アンテナ24、26が、受信部を構成するチューナ252に接続されている。ここで、受信アンテナ24、26とチューナ252により受信部が構成される。このチューナ252には、カテゴリー設定部としても機能する操作入力部としてのリモートコマンダ(リモコン)256により設定されたチャンネル選択情報が、インタフェース258、バス248および制御処理部240を介して供給される。
【0094】
このチャンネル選択情報に基づきチューナ252により復調されたチャンネルのデータが、コンテンツ選択的抽出部あるいはコンテンツ識別部として機能するデコーダ254を介してバス248に供給される。
【0095】
デコーダ254は、受信部としての受信アンテナ24、26とチューナ252を介して受信された複数のカテゴリーに分けられたコンテンツである複数のCM中、リモートコマンダ256により予め設定されてEEPROM250に記憶されている設定されたカテゴリーに適合した(合致した)CMデータを選択的に抽出してバス248に送るとともに、受信したコンテンツ中、番組データはそのままバス248に送る。リモコン256には、図示していないチャンネル選択キーの他、十字キーや決定キーが配置され、これらのキー操作により、たとえば、テレビジョン受信機16のモニタ66の画面を利用して予め所定のカテゴリーを設定することができるとともに予約録画の日時を設定することができる。
【0096】
デコーダ254を介してバス248上に供給された番組データと選択されたCMデータとは、インタフェース251を介して一旦データストレージ249に記憶される。
【0097】
一旦データストレージ249に記録されたデータは、所望のときに読み出され、映像データと音声データがインタフェース264を介してテレビジョン受信機16に送られる。
【0098】
テレビジョン受信機16上のモニタ66およびスピーカ62(図2参照)により、コンテンツである番組データと、前記デコーダ254により選択的に抽出されたコンテンツであるCMデータとが映像出力とされるとともに音声出力とされる。
【0099】
図9は、図7例のユーザプリファレンス型広告システム210中の携帯情報端末318のブロック構成を示している。
【0100】
この携帯情報端末318の構成要素は、基本的には、図8に示したビデオレコーダ216と同様であり対応するものには、下二桁の番号が同一の300番台の参照符号を付け、その詳細な説明は省略する。
【0101】
すなわち、携帯情報端末318は、バス348を有し、このバス348に、CPU342、ROM344、RAM346からなる制御処理部340と、EEPROM350と、チューナ352、デコーダ354と、インタフェース358を介して接続されるカテゴリー設定部としても機能する操作入力部としての操作部キー356と、インタフェース364、360を介して接続されるLCDモニタ366、スピーカ362とがそれぞれ接続される。
【0102】
バス348には計時手段としてのタイマ353も接続され、いわゆるタイマー録画(予約録画)の日時設定に利用される。
【0103】
ここで、操作部キー356は、受信放送チャンネルを選択したり、録画予約日時を設定したり、カテゴリーを設定する等の機能を有する十字キー70と、決定キー72と、取消キー74と、記録・再生状態、記録状態、再生状態等のモードを切り替えるモード切替キー77を有している。
【0104】
この携帯情報端末318においても、デコーダ354を介してバス348上に供給された番組データと選択されたCMデータとは、インタフェース351を介してフラッシュメモリ等のデータストレージ349に記憶される。
【0105】
データストレージ349に一旦記録されたデータは、所望のときに読み出され、映像データと音声データがそれぞれインタフェース364、360を介してモニタ366およびスピーカ362に送られる。このモニタ366およびスピーカ362により、コンテンツである番組データと、前記デコーダ354により選択的に抽出されたコンテンツであるCMデータとが映像出力とされるとともに音声出力とされる。この携帯情報端末318には、単独で携帯して使用可能なように各部に電源を供給するための着脱可能な電池376が内蔵されている。
【0106】
なお、ビデオレコーダ216および携帯情報端末318は、選択的記録再生装置として機能するとともに、電波によるコンテンツの受信時にリアルタイムに映像等を表示する選択的受信装置としても機能することはいうまでもない。
【0107】
次に、上述の実施の形態の動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。この図10のフローチャートによる処理は、選択的記録再生装置としてのビデオレコーダ216および携帯情報端末318における処理を示している。
【0108】
ビデオレコーダ216および携帯情報端末318の電源が投入されているとき、ステップS11では、準備処理としてカテゴリーの設定処理が行われる。
【0109】
このカテゴリーの設定処理では、これから受信しようとするコンテンツ中のCMのカテゴリーを設定する。具体的には、例えば、図5に示したようなカテゴリー設定画面80がモニタ266(366)上に表示され、使用者は、ビデオレコーダ216の場合にはリモコン256を用いて、携帯情報端末318の場合には操作部キー356を用いてカテゴリー設定欄82に所望のカテゴリー(属性)を上述したのと同様に設定する。
【0110】
この図5例では、カテゴリー設定欄82に、カテゴリー[01]=「18才以上の大人で男」が設定され、これが所定のカテゴリーとして、予めカテゴリー設定記憶部としても機能するEEPROM250(350)に記憶設定される。
【0111】
このような準備処理の後、ステップS12において、タイマー録画の設定処理に基づく録画開始時刻、たとえば、午前4時(4:00AM)が到来したとき電波の受信処理が開始される。
【0112】
次に、ステップS13において、録画終了時刻、たとえば、1時間経過後の午前5時(5:00AM)が到来したときに電波の受信処理が終了される。
【0113】
ステップS14の受信処理においては、放送局212からの複数チャンネルの電波230、238がそれぞれ送信アンテナ20、22から送出される。
【0114】
直接到来される電波238および放送衛星32を介して到来される電波236、234は、それぞれ、ビデオレコーダ216および携帯情報端末318の受信アンテナ26、24、28により受信され、チューナ252(352)の出力側に、換言すれば、デコーダ254(354)の入力側に、予めリモコン256あるいは操作部キー356により設定されたチャンネルの復調データとしてのコンテンツデータが出力される。
【0115】
図11は、放送局212から放送された電波230、238の復調データとしてのコンテンツデータ490の構造を模式的に示している。図11において、横軸は時間軸を表し、このコンテンツデータ490は、番組データ492と複数のCMデータ494とが交互に連続するデータとされている。時点t0〜t1の間は番組放送時間帯Tpとされ、時点t1〜t9の間はCM放送時間帯Tcとされている。
【0116】
CMデータ494は、8種類の連続するCMデータ494a(CMa)〜494h(CMh)から構成されている。
【0117】
番組データ492の先頭部であるヘッダ部496には、番組データ492であることを示す情報が挿入され、さらに各CMデータ494a〜494hの先頭部であるヘッダ部498(498a〜498h)には、それぞれCMデータ494であることを示す情報が挿入されるとともに、CMデータ494a〜494hのそれぞれのカテゴリーが情報として挿入されている。
【0118】
そこで、ステップS15では、デコーダ254(354)によりヘッダ部496、498が順次検出され、ステップS16では、そのヘッダ部496、498の内容から番組データ492であるのかCMデータ494であるのかが判断される。
【0119】
例えば、時点t0でのヘッダ部496が受信されたときには、ステップS16において番組データ492と判断され、この番組データがステップS17においてデコーダ254(354)からバス248(348)に提供され、このステップS17の処理によりデータストレージ249(349)に記憶される。
【0120】
一方、時点t1でヘッダ部498が受信されたときには、ステップS16においてCMデータ494が受信されたと判断され、ステップS18において、そのヘッダ部498に挿入されているカテゴリーが検出され、CMデータ494のカテゴリーがチェックされる。
【0121】
ここで、ヘッダ部494a〜494hには、それぞれ、カテゴリーとして上述したカテゴリー[00]、[01]、[10]、[11]のいずれかが放送局212等で予め挿入されている。
【0122】
したがって、ステップS18では、ヘッダ部494a〜494hの各カテゴリーがカテゴリー[00]、[01]、[10]、[11]中、いずれのカテゴリーであるのかが確認される。
【0123】
次に、ステップS19の判断処理においては、ステップS18で確認されたカテゴリーが、EEPROM250(350)内に、ステップS11の入力処理により予め設定され記憶されている所定のカテゴリーと一致しているかどうかの比較判断がなされる。
【0124】
具体的にこの実施の形態では、カテゴリー設定記憶部であるEEPROM250(350)に設定記憶されているカテゴリー[01]と同一であるかどうかが判断され、設定記憶されているカテゴリー[01]と同一のカテゴリーを有するCMデータ494b、494fが抽出される(図11参照)。なお、この実施の形態において、CMデータ494b、494fは、それぞれ広告主の異なる同一カテゴリー[01]のCMb、CMfである。
【0125】
抽出されたCMbのCMデータ494bとCMfのCMデータ494fが、ステップS17の処理により、データストレージ249(349)に記憶される。
【0126】
一方、ステップS19の判断処理において抽出されたCMデータ494が設定されたカテゴリーと一致しないデータ、ここでは、残りのCMデータ494a、494c〜494e、494g、494hであった場合には、ステップS13の処理に戻り、ステップS13の判断処理に係る録画終了時刻となるまで、ステップS14〜S19の処理が繰り返される。
【0127】
データストレージ249(349)に録画され記憶された番組データ492とCMデータ494b、494fは、所望のときに、コンテンツ再生部としてのテレビジョン受信機16やLCDモニタ366あるいはスピーカ362上で再生することができる。
【0128】
以上説明したように上述した選択的記録再生装置に係る実施の形態によれば、番組データ492と所望のCMデータ494とを一旦データストレージ249(349)に、図11中、記録イメージ500として表したようにデータストレージ249(349)に記憶し、後の所望のときに、記憶されている番組データ492とCMデータ494(494b、494f)とをモニタ266(366)上に再生して視聴することができる。この実施の形態では、ビデオレコーダ216を利用して録画した場合には、たとえば、出勤前に、携帯情報端末316を利用して録画した場合には、たとえば、通勤列車の中等、通勤途上でLCDモニタ366等を通じて再生し視聴することができる。
【0129】
この場合、記憶されるCMデータ494は、多種多様に放送されてくるCMの中、設定されたカテゴリー、例えば、自分の好みの属性に一致したCMのみをデータストレージ249(349)に記憶するようにしている。もちろん、同時に記憶している番組は、チャンネル選択しているので所望の番組であることはいうまでもない。
【0130】
これにより、データストレージ249(349)の記憶容量を不必要に増大させたり、ユーザに対して番組中に流れるCMの量を増加することなくCM効果を高めることができるという効果が達成される。
【0131】
以上のように、図1例および図7例にそれぞれ示したユーザプリファレンス型広告システム10、210によれば、放送メディアにおいて、多種多量に放送されるCM中から視聴者にマッチ(適合)したCMを取り込むことが可能となり、放送チャンネル数の拡大や、CMの表示回数を増加させることなく広告効果を高めることができる。
【0132】
なお、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0133】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、受信側で設定されたカテゴリーのコンテンツ、たとえば、設定されたCMをリアルタイムに映像等として出力することができ、あるいは、一旦記憶した後、再生することができる。
【0134】
受信側の装置がテレビジョン受信機や携帯情報端末である場合には、予めCM等のコンテンツのカテゴリーを設定しておくことにより、チャンネル数を増加させることなく、ターゲット層の絞り混みによる広告効果(CM効果)等を高めることができる。
【0135】
コンテンツの送信側で考えれば、CMの放送時間を増加させることなく、換言すれば、いわゆるCMの露出度を上げることなく、広告効果(CM効果)を高めることができる。
【0136】
また、記録再生装置では、記憶装置の容量を増加することなく、広告効果(CM効果)等を高めることができる。しかも、視聴者は、所望の番組と所望のCMのみを視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたユーザプリファレンス型広告システムの模式的構成図である。
【図2】図1例中のテレビジョン受信機の構成を示すブロック図である。
【図3】図1例中の携帯情報端末の構成を示すブロック図である。
【図4】図1例の動作説明に供されるフローチャートである。
【図5】カテゴリーの設定画面を示す線図である。
【図6】受信されるコンテンツデータの例を示す模式図である。
【図7】この発明の他の実施の形態が適用されたユーザプリファレンス型広告システムの模式的構成図である。
【図8】図1例中のビデオレコーダの構成を示すブロック図である。
【図9】図1例中の携帯情報端末の構成を示すブロック図である。
【図10】図7例の動作説明に供されるフローチャートである。
【図11】受信されるコンテンツデータの他の例を示す模式図である。
【符号の説明】
10、210…ユーザプリファレンス型広告システム
12、212…放送局 14…ホーム
16…テレビジョン受信機 18、318…携帯情報端末
20、22…送信アンテナ 24、26、28…受信アンテナ
30、34、36、38、230、234、236、238…電波
32…放送衛星
40、140、240、340…制御処理部
42、142、242、342…CPU
44、144、244、344…ROM
46、146、246、346…RAM
48、148、248、348…バス
50、150、250、350…EEPROM
52、152、252、352…チューナ
54、154、254、354…デコーダ
56、256…リモートコマンダ 62、162、362…スピーカ
66、166、266、366…モニタ
70…十字キー 72…決定キー
74…取消キー 77…切替キー
80…画面 82…カテゴリー設定欄
84…カテゴリー設定表 90…コンテンツデータ
92、492…番組データ 94、494…CMデータ
96、98、498…ヘッダ部 156、356…操作部キー
BW…帯域幅 Tp…番組放送時間帯
Tc…CM放送時間帯

Claims (7)

  1. コンテンツを、一旦、記憶装置に記憶した後、再生する記録再生装置において、
    時間的に連続して順番に送信され、視聴者のカテゴリーに分けられ、ヘッダ部に該カテゴリーが付与されたコンテンツを受信する受信部と、
    前記複数のカテゴリー中、予め所定のカテゴリーを設定するカテゴリー設定部と、
    前記受信部により受信された複数のカテゴリーに分けられたコンテンツ中、前記カテゴリー設定部により設定された視聴者のカテゴリーのコンテンツを選択的に抽出するコンテンツ選択的抽出部とを有し、
    前記コンテンツ選択的抽出部で抽出されたコンテンツを前記記憶装置に受信順に記憶する
    ことを特徴とする選択的記録再生装置。
  2. 請求項1記載の選択的記録再生装置において、
    前記コンテンツがCMである
    ことを特徴とする選択的記録再生装置。
  3. 請求項1記載の選択的記録再生装置において、
    該選択的記録再生装置が、ビデオレコーダーである
    ことを特徴とする選択的記録再生装置。
  4. 請求項1記載の選択的記録再生装置において、
    該選択的記録再生装置が、携帯情報端末である
    ことを特徴とする選択的記録再生装置。
  5. 番組と、時間的に連続して順番に送信され、視聴者のカテゴリーに分けられ、ヘッダ部に該カテゴリーが付与されたCMとを交互に受信する受信部と、
    前記番組と前記CMとを識別するコンテンツ識別部と、
    前記複数のカテゴリーに分けられたCM中、予め設定されている視聴者のカテゴリーのCMを選択的に抽出するCM選択的抽出部と、
    前記番組と、前記抽出されたCMとを受信順に記憶する記憶部と、
    記憶された番組とCMとを再生する再生部と
    を有することを特徴とする選択的記録再生装置。
  6. 時間的に連続して順番に送信され、視聴者のカテゴリーに分けられ、ヘッダ部に該カテゴリーが付与されたコンテンツを受信する受信ステップと、
    受信されて複数のカテゴリーに分けられたコンテンツ中、予め設定されている視聴者のカテゴリーのコンテンツを選択的に抽出するコンテンツ選択的抽出ステップと、
    抽出されたコンテンツを受信順に記憶する記憶処理ステップと、
    記憶されたコンテンツを再生する再生ステップと
    を有することを特徴とする選択的記録再生方法。
  7. 請求項6記載の選択的記録再生方法において、
    前記コンテンツがCMである
    ことを特徴とする選択的記録再生方法。
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