JP3609759B2 - プール - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、水中ストレッチ運動用のプールに関する。なお、本発明に係る「水中ストレッチ運動」は、水中での直立姿勢や仰向けになって各種筋肉運動を軽く行い、あるいは運動後に身体の力を抜いて壁面に寄り掛かった状態で身体を休ませて精神的にリラックスさせることなどをいうものである。
【0002】
【従来の技術】
腰痛や筋肉疾患等による運動機能障害を克服するためのリハビリテーションとして、水中でのストレッチ運動が取入れられている。ストレッチ運動を水中で行うことにより、浮力によって足腰に負担が加わらないため筋肉の伸縮運動を効果的に行うことができる。
このような水中ストレッチ運動を行うためのプールが特公平7−62406号公報に記載されている。このプールは、壁面と底面とに囲まれた空間に水又は湯を入れて用いるプールであって、前記壁面の一部に平面略直角二等辺三角柱状の凹部を連続して設けることでプールの壁面の一部に凹部を形成し、更に当該凹部の左右の壁面に略水平の手すりを設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプールにおいては、プール壁面の凹部の左右両壁面の手すりが水平に配置されているため、身体を浮かせた状態で手を握り変えたときなどに、水平面内で身体の位置が移動し易く、特に噴流等を身体に当てて身体を浮かせている場合に、身体の位置が一定に保持されず、また、前記凹部に背を向けて楽な姿勢で寄り掛かることができないので、泳法の練習には向いているとしても、身体を休めてリラックスさせる場合、楽にして身体を一定の姿勢で安定させることができないので、安心感やリラックス感が低下する。
本発明は、プールの壁面に凹部を設け、この凹部に体を沈めた状態で、各種の軽い運動を行い、あるいはリラックスした姿勢を保持させてリラックス効果を向上させるについて、前記凹部に背を向けて寄り掛かった状態で身体を安定させ、安心して身体を動かすことができ、また休息時には身体を楽に安定させ易いように、プールの構造および手すりの配置を工夫したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔解決手段1〕
上記課題解決のために講じた手段1は、プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、この壁面の凹部に手すりを設けたプールについて、次の(イ)(ロ)によって構成したことである。
(イ)プールの水位の高さを前記壁体よりも上方にしたこと、
(ロ)前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けていること。
【0005】
【作用】
プールの水位の高さを前記壁体より上方にしたことによって、プールの水面下に凹部を設けたプール壁体の上面を沈めることができる。この状態で前記凹部に背を向けて寄り掛かった状態で入水すると、水面がプール壁体の上面よりも上方にあるので、浮力によって身体が十分に押し上げられて、その頭部がプール壁体の上面よりも上方まで押し上げられる。そして、前記凹部に背を向けて寄り掛かって、その頭部をプール壁体の上面より突出させた楽な姿勢で、身体を安定させることができる。
そして、前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の略鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けているので、前記凹部に背を向けて寄り掛かり、頭部をプール壁体の上面より突出させた状態(又は上面に載せた状態)で、手を延ばせば、鉛直方向の手すりが身体の前近傍にあるから、これを簡単に、かつ楽な姿勢で把持することができる。このように頭部を、プール壁体の上面より突出させ、前方の鉛直方向の手すりを掴むことで、身体を楽に安定させることができる。したがって、運動機能が極めて低下し、力が弱い人でも安心してプールを使ったリハビリに取り組むことができる。
【0006】
【実施態様1】
実施態様1は、前記解決手段1について、前記手すりの上端が前記壁体の上面よりも上方に突出すように設けたことである。
【0007】
【作用】
前記解決手段における鉛直方向の手すりの上端が前記壁体の上面よりも上方に突出しているので、入水時に手すりの位置を容易に確認することができ、また、入水早々に前記壁体の上面に突出した手すり上端部を掴めるので、入水時の不安感を解消し、安心して、しかも安全に入水することができる。また、プールから出る場合も同様である。
【0008】
〔解決手段2〕
解決手段2は、プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、取っ手を設けたプールについて、次の(イ)(ロ)(ハ)によって構成したことである。
(イ)プールの水位の高さを前記壁体より上方にしたこと、
(ロ)前記プール壁体の上面であって、前記凹部の両側に、それぞれ少なくとも1個の前記取っ手を立設したこと、
(ハ)前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けたこと。
【0009】
【作用】
前記構成(イ)は、解決手段1の構成(イ)と同じであり、したがって同じ作用を奏する。
また、前記プール壁体の上面であって、前記凹部の両側に、それぞれ少なくとも1個の取っ手を立設しているので、凹部に背を向けて寄り掛かり浮力によって身体が十分に押し上げられている状態で、前記取っ手を掴むことで、両腕をプール壁体の上面に載せた姿勢を楽に、かつ容易に採ることができる。そして、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けているので、手を延ばすことで、容易に取っ手を掴むことができる。
したがって、下半身を水に浸けた楽な姿勢で身体を安定させることができるから下半身の運動を、楽にかつ容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1実施形態の平面図であり、図2はその一部側面図、図3は図1のA−A方向の部分断面図、図4は使用状態の説明図である。
この実施形態の水中ストレッチ運動用のプール1は、矩形枠を構成する周壁、すなわちプールサイド段部2と、プールの一方の側面に設けた壁体3と、底面9とからなる。壁体3の壁面3aには上面視三角形状の複数の凹部4および凸部5が形成され、連続した凹凸面を形成する。このプールの壁体3の上面3bに対して前記プールサイド段部2は上方に立設した関係になっていて、上面3bはプールサイド段部2に近い棚になっている。
一方のプール壁面の各凹部4の底面9には噴流を吐出するための噴出孔7が設けられる。プール1の端部には階段8が設けられる。このプール1には水または湯が図2に示すように、凹部4を設けた壁面3aの上端(壁体3の上面3b)よりも上方の水位12まで張られる。
【0011】
このようなプール1の壁面の各凹部4の両側の壁面3aには、それぞれ2個の実質上鉛直方向の手すリ6が設けられる。この手すり6の位置は、図4に示すように、凹部に背を向けて寄り掛かった状態で水に体を沈めた状態で手を延ばしたとき、その先に手すり6があるような位置である。この手すり6は円弧形状であって、その中央部に膨らみ部10が形成されている。このような膨らみ部10は、例えば、中空または中実の球状部材の上下から2分割した円弧状手すり部材で挟んで溶着したり、あるいはパイプ材からなる手すリ6に金属リングを嵌め込んでこれを溶着させることにより形成することができる。凹部4の左右の各壁面3aの2個の手すり6は、高さが異なる段違いの位置に設けられる。
このような手すり6は図3に示すように、その根元部をプールの壁体3に埋設して固定される。
【0012】
以上のプール1を使用してストレッチ運動を行うには、図4に示すように、前記凹部4に背を向けて寄り掛かった状態で、体を水に沈め、凹部4の両側壁面3aに設けた手すり6を握って身体を水に浮かせる。このとき、水位12が前記上面3bの上方にあるので、浮力で身体が十分に浮上されるので、頭を壁体の上面3bの上方に突き出して上面3bに載せることができ、図4に示すような楽で、安定した姿勢を容易に保つことができる。底面9の噴出孔7から人の下側に向けて噴流13を噴出させることで、身体の浮上を助成するとともに、水流によって適宜の刺激を身体に与えることができる。この場合、壁面の凹部の隅に身体を寄り掛けて保持させるとともに、手すり6が実質上鉛直方向に配置されているため、楽にこれを掴むことができ、無理なく姿勢を安定させることができる。また、手すり6が円弧形状に湾曲しているため、直線状の手すりに比べて手が上下に滑りにくくこの意味でも、安心して身体を所定の姿勢に保持することができる。また手すり6の中央部に形成した膨らみ部10付近を握ることにより、さらに手が滑りにくい。
【0013】
使用方法としては、図4のように仰向けに浮くだけでなく、様々な姿勢で手すり6を掴んで、その姿勢を安定させ、その姿勢で水中ストレッチ運動をすることができ、筋肉の伸縮運動をしたり身体を休めたりすることができる。
また、2個の手すり6が異なる高さの位置に設けられるため、これを選択的に掴むことで、ストレッチ運動のバリエーションが広がり、また身長の大小、体型に合わせて選択的に手すりを掴むことができる。
【0014】
図5は、本発明の第2実施形態の平面図であり、図6はその一部側面図、図7はその使用状態の説明図である。
この実施形態は、前述の第1の実施形態での壁体3の壁面3aに設けた手すり6に代えて、壁体3の上面3bに取っ手14を設けたものである。この取っ手14は、前記凹部4の両壁面3aの近くにおいて、前記上面3bにそれぞれ2個ずつ設けられる。その設置位置は、図7に示すように、凹部4に背を向けて寄り掛かり、腕を上面3bに載せた状態で手を延ばしたときに掴み易い位置である。各取っ手14は、略鉛直方向に直立させて設けた棒状部材で構成され、図6に示すようにその根元部を適当な長さだけ壁体3に埋設して固定される。各取っ手14の上端部は、半球状等の湾曲した曲面形状とすることが望ましい。これにより、取っ手を掴む感触が向上し、掴み方としては、棒状部分を握る掴み方と、棒の上端を手で被せるような掴み方のいずれでもよいので、使用性が向上するとともに身体の姿勢に応じて掴み方を変えることにより水中ストレッチ運動のバリエーションが広げられる。
【0015】
使用時には、図7に示すように、凹部4に背を向けて寄り掛かり、腕を上面3bの上に載せた状態で、左右の取っ手14を握って身体を安定させる。このような鉛直方向の取っ手14を用いることにより、これを握る位置がずれることはないので、身体が一定の位置に楽に安定させることができ、安心して楽な姿勢を長時間保持することができる。
【0016】
このような取っ手14を用いる場合にも、前述の第1実施形態と同様に各種の姿勢をとることができる。すなわち、図7のように上体を壁体の凹部4の上縁に支持させた姿勢だけでなく、水位に応じて、仰向け又は俯せて浮かんだり直立姿勢で取っ手14を握ることができるから、各種のストレッチ運動を楽に行うことができ、あるいは楽な姿勢で身体を休めることができる。また、複数の取っ手を設けて、身長や水位に応じて適当な位置の取っ手を選んで掴むことにより、姿勢やストレッチ運動のバリエーションが広がり使用性が高められる。
【0017】
図8は本発明の第3実施形態の平面図であり、図9はその一部側面図、図10は図8のB−B方向の部分断面図である。
この実施形態は、プール側壁に形成した凹部4の両側の各壁面にそれぞれ2個の上が開放した鉛直方向の手すリ15を設けたものである。各手すり15は、鉛直方向の棒状部15aとその下側の湾曲部15bとからなり、湾曲部15bの端部がプール壁体に埋設された片持ち構造である。
【0018】
棒状部15aの上端部は、水位(水面)12の上方に突出しており、前述の第2実施形態の棒状取っ手14と同様に半球状等の湾曲した曲面形状になっている。これにより、棒状部15aを掴む感触が向上し、掴み方として、棒状部分を握る掴み方と、棒の上端を手で被せるように掴む方法の2通りができ、使用性が向上するとともに姿勢に応じて掴み方を変えることにより水中ストレッチ運動のバリエーションが広がる。
手すり15の下部は、前述の第1実施形態と同様に円弧形状に湾曲しているため、手すりに沿って手が位置ずれしにくくなり、手とともに身体が安定した位置に保持される。
また、第1実施形態と同様に、手すリ15の中間部に形成した膨らみ部10付近を握ることにより、さらに手の位置がずれにくくなリ安定した姿勢が維持される。
【0019】
本実施形態では、凹部4の両側各壁面の2個の手すり15の内側の手すりは外側の手すりよリ湾曲部15bの曲率半径Rが大きく(例えば内側手すりのR=140mm、外側手すりのR=100mm)、壁体3からの突出長さb(図10)も内側手すりの方が長い(例えば内側手すりのb=110mm、外側手すりのb=70mm)。埋設位置についても、壁体上面からの深さcは内側の手すりの方が深い(例えば内側手すりの埋設位置はc=180mm、外側手すりのc=160mm)。埋設長さaは両手すり15ともほぼ等しい(例えば30mm)。また、手すリ上端の位置および膨らみ部10の位置についても両手すり15は同一高さである(例えば上端の位置は壁体上面から100mm、膨らみ部10の位置は壁体上面とほぼ等しい) 。このような手すり15は、例えば直径40〜45mm程度のステンレスパイプ等で構成し、膨らみ部10は例えば直径50〜55mm程度の球状に形成する。
【0020】
このような構成の手すり15を使用する場合、凹部4に背を向けて寄り掛かって身体を水に沈めた状態で両手でそれぞれ外側の手すりを掴むと、腕は自然に内側の手すり内に入る。このとき身体の位置が凹部中心にバランスがとれていれば腕は手すりに当らないが、位置がずれると腕が手すりに当り、位置ずれを抑えて身体をガイドする。このようなガイド機能により姿勢のバランスを適正に保つことができ、噴流等により身体の位置がずれたり姿勢がくずれ易いときでも一定姿勢を保って運動やリラックスの効果を高めることができる。
なお、上記寸法は一例であり、適宜変更可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、この壁面の凹部両側に手すりを設けたプールについて、プールの水位の高さを前記壁体より上方にし、プールの水面下に凹部を設けたプールの壁体の上面を沈めるように構成し、前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の略鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けていることにより、水面が前記上面の上方まで上がっているので、浮力を十分に利用して、凹部に背を向けて寄り掛かり、頭部を前記凹部を設けたプール壁体の上面より突出させた(又は上面に載せた)、楽でかつ安定した姿勢を採ることができ、さらに、前方の略鉛直方向の手すりを容易に、かつ楽な姿勢で掴むことができるので、安心し、リラクッスした状態で、体力がなく身体の自由がきかない人でも、無理なく、長時間ストレッチ運動を継続することができる。
【0022】
さらに、前記プール壁体の上面であって、前記凹部の両側の壁面の近くに、それぞれ少なくとも1個の取っ手を立設し、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けたことで、腕を前記上面の上に載せて、上半身を水から浮かした状態で、下半身だけを水に沈めた姿勢を採ることが容易であり、したがって、簡単、容易に下半身だけのストレッチ運動を、安心して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプールの平面図である。
【図2】図1のプールの一部側面図である。
【図3】図1のA−A部分の一部断面図である。
【図4】図1のプールの使用時の説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るプールの平面図である。
【図6】図5のプールの一部側面図である。
【図7】図5のプールの使用時の説明図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係るプールの平面図である。
【図9】図8のプールの一部側面図である。
【図10】図8のプールのB−B部分の一部断面図である。
【符号の説明】
1・・・プール
2・・・プールサイド段部
3・・・壁体
3a・・・壁面
3b・・・上面
4・・・凹部
5・・・凸部
6・・・手すり
7・・・噴出孔
8・・・階段
9・・・底面
10・・・膨らみ部
12・・・水位
13・・・噴流
14・・・取っ手
15・・・手すり
【産業上の利用分野】
本発明は、水中ストレッチ運動用のプールに関する。なお、本発明に係る「水中ストレッチ運動」は、水中での直立姿勢や仰向けになって各種筋肉運動を軽く行い、あるいは運動後に身体の力を抜いて壁面に寄り掛かった状態で身体を休ませて精神的にリラックスさせることなどをいうものである。
【0002】
【従来の技術】
腰痛や筋肉疾患等による運動機能障害を克服するためのリハビリテーションとして、水中でのストレッチ運動が取入れられている。ストレッチ運動を水中で行うことにより、浮力によって足腰に負担が加わらないため筋肉の伸縮運動を効果的に行うことができる。
このような水中ストレッチ運動を行うためのプールが特公平7−62406号公報に記載されている。このプールは、壁面と底面とに囲まれた空間に水又は湯を入れて用いるプールであって、前記壁面の一部に平面略直角二等辺三角柱状の凹部を連続して設けることでプールの壁面の一部に凹部を形成し、更に当該凹部の左右の壁面に略水平の手すりを設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプールにおいては、プール壁面の凹部の左右両壁面の手すりが水平に配置されているため、身体を浮かせた状態で手を握り変えたときなどに、水平面内で身体の位置が移動し易く、特に噴流等を身体に当てて身体を浮かせている場合に、身体の位置が一定に保持されず、また、前記凹部に背を向けて楽な姿勢で寄り掛かることができないので、泳法の練習には向いているとしても、身体を休めてリラックスさせる場合、楽にして身体を一定の姿勢で安定させることができないので、安心感やリラックス感が低下する。
本発明は、プールの壁面に凹部を設け、この凹部に体を沈めた状態で、各種の軽い運動を行い、あるいはリラックスした姿勢を保持させてリラックス効果を向上させるについて、前記凹部に背を向けて寄り掛かった状態で身体を安定させ、安心して身体を動かすことができ、また休息時には身体を楽に安定させ易いように、プールの構造および手すりの配置を工夫したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔解決手段1〕
上記課題解決のために講じた手段1は、プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、この壁面の凹部に手すりを設けたプールについて、次の(イ)(ロ)によって構成したことである。
(イ)プールの水位の高さを前記壁体よりも上方にしたこと、
(ロ)前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けていること。
【0005】
【作用】
プールの水位の高さを前記壁体より上方にしたことによって、プールの水面下に凹部を設けたプール壁体の上面を沈めることができる。この状態で前記凹部に背を向けて寄り掛かった状態で入水すると、水面がプール壁体の上面よりも上方にあるので、浮力によって身体が十分に押し上げられて、その頭部がプール壁体の上面よりも上方まで押し上げられる。そして、前記凹部に背を向けて寄り掛かって、その頭部をプール壁体の上面より突出させた楽な姿勢で、身体を安定させることができる。
そして、前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の略鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けているので、前記凹部に背を向けて寄り掛かり、頭部をプール壁体の上面より突出させた状態(又は上面に載せた状態)で、手を延ばせば、鉛直方向の手すりが身体の前近傍にあるから、これを簡単に、かつ楽な姿勢で把持することができる。このように頭部を、プール壁体の上面より突出させ、前方の鉛直方向の手すりを掴むことで、身体を楽に安定させることができる。したがって、運動機能が極めて低下し、力が弱い人でも安心してプールを使ったリハビリに取り組むことができる。
【0006】
【実施態様1】
実施態様1は、前記解決手段1について、前記手すりの上端が前記壁体の上面よりも上方に突出すように設けたことである。
【0007】
【作用】
前記解決手段における鉛直方向の手すりの上端が前記壁体の上面よりも上方に突出しているので、入水時に手すりの位置を容易に確認することができ、また、入水早々に前記壁体の上面に突出した手すり上端部を掴めるので、入水時の不安感を解消し、安心して、しかも安全に入水することができる。また、プールから出る場合も同様である。
【0008】
〔解決手段2〕
解決手段2は、プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、取っ手を設けたプールについて、次の(イ)(ロ)(ハ)によって構成したことである。
(イ)プールの水位の高さを前記壁体より上方にしたこと、
(ロ)前記プール壁体の上面であって、前記凹部の両側に、それぞれ少なくとも1個の前記取っ手を立設したこと、
(ハ)前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けたこと。
【0009】
【作用】
前記構成(イ)は、解決手段1の構成(イ)と同じであり、したがって同じ作用を奏する。
また、前記プール壁体の上面であって、前記凹部の両側に、それぞれ少なくとも1個の取っ手を立設しているので、凹部に背を向けて寄り掛かり浮力によって身体が十分に押し上げられている状態で、前記取っ手を掴むことで、両腕をプール壁体の上面に載せた姿勢を楽に、かつ容易に採ることができる。そして、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けているので、手を延ばすことで、容易に取っ手を掴むことができる。
したがって、下半身を水に浸けた楽な姿勢で身体を安定させることができるから下半身の運動を、楽にかつ容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1実施形態の平面図であり、図2はその一部側面図、図3は図1のA−A方向の部分断面図、図4は使用状態の説明図である。
この実施形態の水中ストレッチ運動用のプール1は、矩形枠を構成する周壁、すなわちプールサイド段部2と、プールの一方の側面に設けた壁体3と、底面9とからなる。壁体3の壁面3aには上面視三角形状の複数の凹部4および凸部5が形成され、連続した凹凸面を形成する。このプールの壁体3の上面3bに対して前記プールサイド段部2は上方に立設した関係になっていて、上面3bはプールサイド段部2に近い棚になっている。
一方のプール壁面の各凹部4の底面9には噴流を吐出するための噴出孔7が設けられる。プール1の端部には階段8が設けられる。このプール1には水または湯が図2に示すように、凹部4を設けた壁面3aの上端(壁体3の上面3b)よりも上方の水位12まで張られる。
【0011】
このようなプール1の壁面の各凹部4の両側の壁面3aには、それぞれ2個の実質上鉛直方向の手すリ6が設けられる。この手すり6の位置は、図4に示すように、凹部に背を向けて寄り掛かった状態で水に体を沈めた状態で手を延ばしたとき、その先に手すり6があるような位置である。この手すり6は円弧形状であって、その中央部に膨らみ部10が形成されている。このような膨らみ部10は、例えば、中空または中実の球状部材の上下から2分割した円弧状手すり部材で挟んで溶着したり、あるいはパイプ材からなる手すリ6に金属リングを嵌め込んでこれを溶着させることにより形成することができる。凹部4の左右の各壁面3aの2個の手すり6は、高さが異なる段違いの位置に設けられる。
このような手すり6は図3に示すように、その根元部をプールの壁体3に埋設して固定される。
【0012】
以上のプール1を使用してストレッチ運動を行うには、図4に示すように、前記凹部4に背を向けて寄り掛かった状態で、体を水に沈め、凹部4の両側壁面3aに設けた手すり6を握って身体を水に浮かせる。このとき、水位12が前記上面3bの上方にあるので、浮力で身体が十分に浮上されるので、頭を壁体の上面3bの上方に突き出して上面3bに載せることができ、図4に示すような楽で、安定した姿勢を容易に保つことができる。底面9の噴出孔7から人の下側に向けて噴流13を噴出させることで、身体の浮上を助成するとともに、水流によって適宜の刺激を身体に与えることができる。この場合、壁面の凹部の隅に身体を寄り掛けて保持させるとともに、手すり6が実質上鉛直方向に配置されているため、楽にこれを掴むことができ、無理なく姿勢を安定させることができる。また、手すり6が円弧形状に湾曲しているため、直線状の手すりに比べて手が上下に滑りにくくこの意味でも、安心して身体を所定の姿勢に保持することができる。また手すり6の中央部に形成した膨らみ部10付近を握ることにより、さらに手が滑りにくい。
【0013】
使用方法としては、図4のように仰向けに浮くだけでなく、様々な姿勢で手すり6を掴んで、その姿勢を安定させ、その姿勢で水中ストレッチ運動をすることができ、筋肉の伸縮運動をしたり身体を休めたりすることができる。
また、2個の手すり6が異なる高さの位置に設けられるため、これを選択的に掴むことで、ストレッチ運動のバリエーションが広がり、また身長の大小、体型に合わせて選択的に手すりを掴むことができる。
【0014】
図5は、本発明の第2実施形態の平面図であり、図6はその一部側面図、図7はその使用状態の説明図である。
この実施形態は、前述の第1の実施形態での壁体3の壁面3aに設けた手すり6に代えて、壁体3の上面3bに取っ手14を設けたものである。この取っ手14は、前記凹部4の両壁面3aの近くにおいて、前記上面3bにそれぞれ2個ずつ設けられる。その設置位置は、図7に示すように、凹部4に背を向けて寄り掛かり、腕を上面3bに載せた状態で手を延ばしたときに掴み易い位置である。各取っ手14は、略鉛直方向に直立させて設けた棒状部材で構成され、図6に示すようにその根元部を適当な長さだけ壁体3に埋設して固定される。各取っ手14の上端部は、半球状等の湾曲した曲面形状とすることが望ましい。これにより、取っ手を掴む感触が向上し、掴み方としては、棒状部分を握る掴み方と、棒の上端を手で被せるような掴み方のいずれでもよいので、使用性が向上するとともに身体の姿勢に応じて掴み方を変えることにより水中ストレッチ運動のバリエーションが広げられる。
【0015】
使用時には、図7に示すように、凹部4に背を向けて寄り掛かり、腕を上面3bの上に載せた状態で、左右の取っ手14を握って身体を安定させる。このような鉛直方向の取っ手14を用いることにより、これを握る位置がずれることはないので、身体が一定の位置に楽に安定させることができ、安心して楽な姿勢を長時間保持することができる。
【0016】
このような取っ手14を用いる場合にも、前述の第1実施形態と同様に各種の姿勢をとることができる。すなわち、図7のように上体を壁体の凹部4の上縁に支持させた姿勢だけでなく、水位に応じて、仰向け又は俯せて浮かんだり直立姿勢で取っ手14を握ることができるから、各種のストレッチ運動を楽に行うことができ、あるいは楽な姿勢で身体を休めることができる。また、複数の取っ手を設けて、身長や水位に応じて適当な位置の取っ手を選んで掴むことにより、姿勢やストレッチ運動のバリエーションが広がり使用性が高められる。
【0017】
図8は本発明の第3実施形態の平面図であり、図9はその一部側面図、図10は図8のB−B方向の部分断面図である。
この実施形態は、プール側壁に形成した凹部4の両側の各壁面にそれぞれ2個の上が開放した鉛直方向の手すリ15を設けたものである。各手すり15は、鉛直方向の棒状部15aとその下側の湾曲部15bとからなり、湾曲部15bの端部がプール壁体に埋設された片持ち構造である。
【0018】
棒状部15aの上端部は、水位(水面)12の上方に突出しており、前述の第2実施形態の棒状取っ手14と同様に半球状等の湾曲した曲面形状になっている。これにより、棒状部15aを掴む感触が向上し、掴み方として、棒状部分を握る掴み方と、棒の上端を手で被せるように掴む方法の2通りができ、使用性が向上するとともに姿勢に応じて掴み方を変えることにより水中ストレッチ運動のバリエーションが広がる。
手すり15の下部は、前述の第1実施形態と同様に円弧形状に湾曲しているため、手すりに沿って手が位置ずれしにくくなり、手とともに身体が安定した位置に保持される。
また、第1実施形態と同様に、手すリ15の中間部に形成した膨らみ部10付近を握ることにより、さらに手の位置がずれにくくなリ安定した姿勢が維持される。
【0019】
本実施形態では、凹部4の両側各壁面の2個の手すり15の内側の手すりは外側の手すりよリ湾曲部15bの曲率半径Rが大きく(例えば内側手すりのR=140mm、外側手すりのR=100mm)、壁体3からの突出長さb(図10)も内側手すりの方が長い(例えば内側手すりのb=110mm、外側手すりのb=70mm)。埋設位置についても、壁体上面からの深さcは内側の手すりの方が深い(例えば内側手すりの埋設位置はc=180mm、外側手すりのc=160mm)。埋設長さaは両手すり15ともほぼ等しい(例えば30mm)。また、手すリ上端の位置および膨らみ部10の位置についても両手すり15は同一高さである(例えば上端の位置は壁体上面から100mm、膨らみ部10の位置は壁体上面とほぼ等しい) 。このような手すり15は、例えば直径40〜45mm程度のステンレスパイプ等で構成し、膨らみ部10は例えば直径50〜55mm程度の球状に形成する。
【0020】
このような構成の手すり15を使用する場合、凹部4に背を向けて寄り掛かって身体を水に沈めた状態で両手でそれぞれ外側の手すりを掴むと、腕は自然に内側の手すり内に入る。このとき身体の位置が凹部中心にバランスがとれていれば腕は手すりに当らないが、位置がずれると腕が手すりに当り、位置ずれを抑えて身体をガイドする。このようなガイド機能により姿勢のバランスを適正に保つことができ、噴流等により身体の位置がずれたり姿勢がくずれ易いときでも一定姿勢を保って運動やリラックスの効果を高めることができる。
なお、上記寸法は一例であり、適宜変更可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、この壁面の凹部両側に手すりを設けたプールについて、プールの水位の高さを前記壁体より上方にし、プールの水面下に凹部を設けたプールの壁体の上面を沈めるように構成し、前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の略鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けていることにより、水面が前記上面の上方まで上がっているので、浮力を十分に利用して、凹部に背を向けて寄り掛かり、頭部を前記凹部を設けたプール壁体の上面より突出させた(又は上面に載せた)、楽でかつ安定した姿勢を採ることができ、さらに、前方の略鉛直方向の手すりを容易に、かつ楽な姿勢で掴むことができるので、安心し、リラクッスした状態で、体力がなく身体の自由がきかない人でも、無理なく、長時間ストレッチ運動を継続することができる。
【0022】
さらに、前記プール壁体の上面であって、前記凹部の両側の壁面の近くに、それぞれ少なくとも1個の取っ手を立設し、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けたことで、腕を前記上面の上に載せて、上半身を水から浮かした状態で、下半身だけを水に沈めた姿勢を採ることが容易であり、したがって、簡単、容易に下半身だけのストレッチ運動を、安心して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプールの平面図である。
【図2】図1のプールの一部側面図である。
【図3】図1のA−A部分の一部断面図である。
【図4】図1のプールの使用時の説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るプールの平面図である。
【図6】図5のプールの一部側面図である。
【図7】図5のプールの使用時の説明図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係るプールの平面図である。
【図9】図8のプールの一部側面図である。
【図10】図8のプールのB−B部分の一部断面図である。
【符号の説明】
1・・・プール
2・・・プールサイド段部
3・・・壁体
3a・・・壁面
3b・・・上面
4・・・凹部
5・・・凸部
6・・・手すり
7・・・噴出孔
8・・・階段
9・・・底面
10・・・膨らみ部
12・・・水位
13・・・噴流
14・・・取っ手
15・・・手すり
Claims (3)
- プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、この壁面の凹部に手すりを設けたプールにおいて、
前記プールの水位の高さを前記壁体より上方にし、
前記凹部の両側の壁面に、それぞれ少なくとも1個の鉛直方向の手すりを設けるとともに、前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記手すりを設けていることを特徴とするプール。 - 前記手すりの上端が前記壁体の上面よりも上方に突出するように設けられていることを特徴とする請求項1記載のプール。
- プールの壁体の壁面には上面視三角形状の複数の凹部および凸部を形成し、取っ手を設けたプールにおいて、
前記プールの水位の高さを前記壁体より上方にし、
前記壁体の上面であって、前記凹部の両側に、それぞれ少なくとも1個の前記取っ手を立設し、
前記凹部に背を向けて入水したとき、身体よりも前方になる位置に前記取っ手を設けていることを特徴とするプール。
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