JP3609129B2 - デッキコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、濡れ縁,ベランダ,デッキあるいはベンチ等の構造体を構築する際に使用するデッキコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、濡れ縁やベランダ等の構造体を構築するときは、複数の根太の上に濡れ縁やベランダ等となる肉厚の板材を、根太と直交する方向に複数平行に敷き詰め、これらを釘やボルト等の固定手段によって根太に固定していた。
このとき、各板材は、直接打ち込む釘で根太に固定したり、予め形成した凹部を利用して釘等を根太に打ち込んだ後、木栓等のキャップで前記凹部を塞いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、板材を根太に固定する固定手段として釘等を使用すると、板材に釘を直接打ち込む場合には、釘の頭部が板材から突出してけがをする等の危険がある。また、凹部を利用して釘等で固定する場合には、凹部に溜まる水によって釘等が錆び易くなるうえ、凹部がキャップで塞がれて板材表面の外観が異なるため、構築される濡れ縁やベランダ等の構造体の美観が損なわれるという問題があった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、安全で美観に優れた濡れ縁やベランダ等の構造体を構築することが可能な板材の固定手段を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的を達成するため、基材上に複数の板材を所定の隙間を存して配列固定してデッキを形成するためのデッキコネクタであって、前記複数の板材の間に介在され前記基材に載置固定され両側部に隣り合う板材を夫々載置するベースプレートと、前記ベースプレートの略中央に垂設され前記板材の板厚よりも短く且つ前記所定の隙間に応じた厚みを有するスペーサと、前記スペーサの上部両側に前記ベースプレートと平行に突出して設けられ前記隣り合う板材の側面に打ち込まれてこれらの隣り合う板材を固定する爪片とを備えたデッキコネクタとしたものである。
【0006】
好ましくは、前記ベースプレートは、長手方向中央に前記スペーサが配置されると共に、前記基材に固定する固定手段を挿通する固定孔が前記スペーサを挟む両側にそれぞれ設けられ、前記爪片は、前記スペーサの両側へそれぞれ突出するように形成されている構成とする。
また好ましくは、前記スペーサは、一端に前記ベースプレートに形成されたねじ孔に固定されるねじ部が、他端に係合部が形成されている構成とする。
【0007】
更に好ましくは、前記ベースプレートは、前記ねじ孔が複数形成されている構成とする。
【0008】
【作用】
ベースプレートは前記基材と板材との間に、また、スペーサは隣接する前記板材との間に隙間を形成する。少なくとも1つの爪片は、前記板材の側面に打ち込まれ、前記基材上に敷き詰められる板材がデッキコネクタによって基材上に固定される。
【0009】
このとき、ベースプレートは、長手方向中央に前記スペーサが配置されると共に、前記基材に固定する固定手段を挿通する固定孔が前記スペーサを挟む両側にそれぞれ設けられ、前記爪片は、前記スペーサの両側へそれぞれ突出するように形成すると、ベースプレートで基材に固定され、スペーサの両側へそれぞれ突出する2つの爪片によって板材を固定する。
【0010】
また、スペーサは、一端に前記ベースプレートに形成されたねじ孔に固定されるねじ部を、他端に係合部をそれぞれ形成すると、係合部に工具を係合させて回すことにより、板材の側面に打ち込まれた爪片が外れる。
更に、ベースプレートにねじ孔を複数形成すると、異なる直径のスペーサが使用でき、敷き詰める板材の敷設間隔、即ち、目地間隔が変更される。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の第一の実施例を図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。
デッキコネクタ1は、図1に示すように、ベースプレート(以下、単に「ベース」という)1a,1b、スペーサプレート(以下、単に「スペーサ」という)1c及び爪片1d,1eが一体に形成された、例えば、SUS 430 等のステンレスを打ち抜き及び鍛造加工等することによって製造されるコネクタである。
【0012】
ベース1a,1bは、スペーサ1cの両側へそれぞれ互い違いに延出するように形成され、例えば、ベランダ等の構築に際しては、基材となる根太に固定される部分である。ベース1a,1bは、端部近傍に釘孔1fが設けられ、図示のように、釘孔1fに打ち込む釘2によって根太等の基材上に固定される。但し、ベース1a,1bは、いずれか一方が板材、例えば、角柱状の木材の下部になるため、他方に形成された釘孔1fを利用して基材に固定される。
【0013】
ここで、釘孔1fは、釘2を打ち込む上側の周縁が僅かにテーパ状に成形されている。これにより、釘2を釘孔1fに打ち込んだときに、頭部2aの下部が釘孔1f内に収まると共に、頭部2aの上面がベース1a,1bと面一となって突出することがない。尚、釘2は、表面に錆止めのための溶融亜鉛メッキが施されている。
【0014】
スペーサ1cは、ベランダ等となる板材の厚みよりも短く、ベース1a,1bの板面に対して垂直に形成され、幅方向中央上部が半円形に成形され、上部近傍に釘孔1gが設けられている。
ここで、スペーサ1cは、幅方向中央上部を半円形に成形したことにより、例えば、角柱状の木材等を用いてベランダ等を構築したとき、上部を端面に形成した場合に比較して、ベランダ等の表面から見たときの光の反射を抑え、金属色が目立たないように配慮されている。また、釘孔1gは、釘孔1fと同様に、スペーサ1cの板面両側の周縁が僅かにテーパ状に成形され、釘を使用しても釘の頭部が突出することはない。尚、釘孔1gは、必ずしも必要ではなく、爪片1d,1eによって木材の木端(こば)に固定されるスペーサ1cを、木材が幅広の場合等に更に釘で補強する際の予備として使用される。
【0015】
爪片1d,1eは、等辺三角形状で、それぞれベース1a,1bの板面に対して平行に突出し、それぞれスペーサ1cを境にしてベース1a,1bと異なる側に突出している。従って、デッキコネクタ1は、いずれの向きでも使用可能で爪片1d,1eの方向性がないので、使い勝手に優れている。
本発明のデッキコネクタ1は、以上のように構成されており、例えば、ベランダを構築するときに以下のようにして使用される。
【0016】
先ず、図2(a)に示すように、複数配列された各根太10の端部にスタータ3を配置する。スタータ3は、図3に示すように、ベース3a、スペーサ3b及び爪片3cによってコ字形に成形されたコネクタで、ベース3a及びスペーサ3bにはそれぞれ釘孔3d,3eが設けられている。このとき、スタータ3は、図2(a)に示すように、爪片3cを内側に向けて配置し、ベース3aの釘孔3dに図1に示した釘2を打ち込んで根太10に固定される。このとき、各スタータ3は、予め根太10の表面に描いた位置決め線等に沿って配置する。
【0017】
次に、複数の根太10と直交させて第1番目の木材11を、スタータ3のベース3aに載せる。そして、各スタータ3に対応する位置で、木材11を押さえ付けながら一方の木端11aを木槌等で叩き、図2(b)に示すように、他方の木端11bにスタータ3の爪片3cを打ち込む。
尚、各根太10の位置においては同様の作業が繰り返されるので、以下の説明においては、一つの根太10の位置における作業のみについて説明し、他の根太10における作業についての説明は省略する。
【0018】
次いで、一方のベース1bを木材11の一方の木端11a側から根太10との間に挿入し、デッキコネクタ1を根太10と木材11との交差部に配置する。そして、木材11を押さえ付けながらスペーサ1cをハンマー等で叩き、爪片1eを木材11の一方の木端11aに打ち込む。
しかる後、図2(c)に示すように、木材11から延出している他方のベース1bの釘孔1fに釘2を打ち込む。これにより、デッキコネクタ1が根太10に固定されると共に、第一の木材11がデッキコネクタ1の爪片1eとスタータ3の爪片3cとによって保持される。このとき、木材11が幅広等の場合には、スペーサ1cの釘孔1gから釘2を第一の木材11の一方の木端に打ち込んで保持強度を増すことも可能である。
【0019】
次に、第2番目の木材12を、木材11から根太10上に延出している他方のベース1a上に載せ、前記と同様にして、図2(d)に示すように、木材12を押さえ付けながら一方の木端12aを木槌等で叩き、他方の木端12bにデッキコネクタ1の爪片1dを打ち込む。
次いで、ベース1bを木材12の木端12a側から根太10との間に挿入し、新たなデッキコネクタ1を根太10と木材12との交差部に配置する。
【0020】
そして、木材12を押さえ付けながらスペーサ1cをハンマー等で叩き、爪片1eを木材12の一方の木端12aに打ち込む。
しかる後、ベース1aの釘孔1fに釘2を打ち込んで新たなデッキコネクタ1を根太10に固定する。
以下、同様にして、第3番目の木材13以降をデッキコネクタ1によって根太10に固定してゆく。
【0021】
そして、最後の木材は、デッキコネクタ1の爪片1dと図3に示すエンドコネクタ5とによって根太10に固定され、ベランダの構築が完了する。ここで、エンドコネクタ5は、ベース5a及びベース5aの略中央から立ち上がるスペーサ5bとを有しており、ベース5a及びスペーサ5bの端部にはそれぞれ釘孔5c,5dがそれぞれ設けられている。
【0022】
このように、木材11,12等を根太10に固定するときに、デッキコネクタ1を用いると、釘が木材の表面に突出することがないので、構築されたベランダの見栄えがよく、安全に使用できる。
しかも、デッキコネクタ1は、図1及び上記説明から明らかなように、点対称に形成されているため、ベース1a,1bがいずれの向きの場合であっても使用可能であり、ベランダの構築作業に際して方向性がないので、非常に使い勝手が良い。
【0023】
また、デッキコネクタ1を用いると、ベース1a,1bやスペーサ1cによって、敷き詰められる木材相互間及び根太10の間に隙間が形成され、構築されたベランダの雨水などの水はけが良いうえ、木材相互間に形成される隙間がスペーサ1cの厚さ程度しかないので、その上を歩行するときにハイヒールの踵が木材の間にはまりこむことがない等の多くの利点がある。
【0024】
次に、構築したベランダから修理のため特定の木材を取り外す場合等に特に有効な、本発明の第二の実施例を図5に基づいて詳細に説明する。
デッキコネクタ7は、ベース7a、スペーサ7b及び爪片7c,7dが一体に形成されている。
ベース7aは、両端近傍に周縁を僅かにテーパ状に成形した釘孔7eが、略中央に直径の異なるねじ孔7f,7gが、それぞれ形成され、釘孔7eに打ち込む釘2によって根太等の基材上に固定される。但し、ベース7aは、いずれか一方側が板材、例えば、角柱状の木材の下部になるため、他方側に形成された釘孔7eを利用して基材に固定される。
【0025】
スペーサ7bは、ベランダ等となる板材の厚みよりも短いボルト状の部材で、一端にベース7aに形成されたねじ孔7f,7gのいずれか一方に固定されるねじ部7hが、他端に六角レンチが係合する係合穴7jが形成されている。スペーサ7bは、ベース7aに対して垂直に固定され、敷き詰める板材の敷設間隔、即ち、目地間隔に応じて異なる直径のものが使用可能で、異なる直径のものを使用するために、ベース7aに形成したねじ孔7f,7gは直径が異なったものとされている。
【0026】
爪片7c,7dは、先端側を厚肉に形成した刃状の爪で、ベース7aに対して平行に突出し、それぞれスペーサ7bを境にして異なる側に突出している。従って、デッキコネクタ7は、いずれの向きでも使用可能で爪片7c,7dの方向性がないので、使い勝手に優れている。
以上のように構成されるデッキコネクタ7は、例えば、デッキコネクタ1に関する説明に使用した図2(c),(d)の場合に即して説明すると、ベース7aの一方側を木材11の一方の木端11a側から根太10との間に挿入し、デッキコネクタ7を根太10と木材11との交差部に配置する。そして、木材11を押さえ付けながらスペーサ7bをハンマー等で叩き、爪片7dを木材11の一方の木端11aに打ち込む。
【0027】
しかる後、木材11から延出しているベース7aの他方側の釘孔7eに釘2を打ち込む。これにより、デッキコネクタ7が根太10に固定されると共に、第一の木材11がデッキコネクタ7の爪片7dとスタータ3の爪片3cとによって保持される。
次に、第2番目の木材12を、木材11から根太10上に延出しているベース7aの他方に載せ、前記と同様にして、木材12を押さえ付けながら一方の木端12aを木槌等で叩き、他方の木端12bにデッキコネクタ7の爪片7cを打ち込む。
【0028】
以下、同様にして、第3番目の木材13以降をデッキコネクタ1によって根太10に固定してゆく。
そして、最後の木材は、デッキコネクタ1の爪片1dとエンドコネクタ5とによって根太10に固定され、ベランダの構築が完了する。
ここで、本実施例のデッキコネクタ7は、スペーサ7bがベースプレート7aのねじ孔7f,7gにねじ止めされ、係合穴7jを備えている。このため、構築したベランダから修理のため特定の木材を取り外す場合等には、係合穴7jに六角棒スパナを係合して半時計方向に回す。
【0029】
すると、先端側を厚肉に形成した刃状の爪片7c,7dが、隣接する板材の木端から外れ、特定の木材のみを取り外すことができる。このため、本実施例のデッキコネクタ7を使用すると、構築したベランダ等の修繕等に際して、特定の木材を固定した部分までの全てのデッキコネクタ及び個々の木材を取り外す必要がないので、アフタケアを非常に簡単に行うことが可能である。
【0030】
ここで、本実施例のデッキコネクタ7は、係合部が係合穴7jの場合について説明したが、この逆に、ナットドライバーを嵌めてスペーサ7bを回動させることが可能なように、スペーサ7bの直径より小さい呼び寸法の六角柱状の突起としてもよい。
尚、上記実施例ではデッキコネクタを木製の素材に使用した場合について説明したが、本発明のデッキコネクタはこれらの他、木材の代用品として使用される素材、例えば合成樹脂等でも使用可能なことは言うまでもない。
【0031】
また、本発明のデッキコネクタを使用して基材上に固定する板材が厚い場合等には、デッキコネクタを基材上に固定する固定手段として前記釘の他にねじ釘やボルト等を使用してもよい。
更に、上記実施例では板材を複数敷き詰める基材として、根太の場合について説明したが、根太に限定されるものでないことは言うまでもなく、例えば、鉄骨にねじ孔あるいはボルト孔を形成し、これらの孔を利用してねじやボルトでデッキコネクタを鉄骨に固定してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明のデッキコネクタにおいては、ベースプレートは基材と板材との間に、また、スペーサは隣接する前記板材との間に隙間を形成する。また、爪片は、前記隣接する板材の側面に打ち込まれ、前記基材上に敷き詰められる板材がデッキコネクタによって基材上に固定される。従って、本発明によれば、安全で美観に優れた濡れ縁やベランダ等の構造体を構築することが可能な板材の固定手段が提供される。
【0033】
このとき、ベースプレートは、長手方向中央に前記スペーサが配置されると共に、前記スペーサを挟む両側に基材に固定する固定手段を挿通する固定孔が前記スペーサを挟む両側にそれぞれ設けられ、前記爪片は、前記スペーサの両側へそれぞれ突出するように形成されていることで、デッキコネクタはベースプレートで基材に固定され、スペーサの両側へそれぞれ突出する2つの爪片によって板材を固定することができる。
【0034】
また、スペーサは、一端に前記ベースプレートに形成されたねじ孔に固定されるねじ部を、他端に係合穴をそれぞれ形成したので、係合穴に工具を係合させて回すことにより、板材の側面に打ち込まれた爪片を外すことができ、所望の板材のみを取り外すことが可能となる。
更に、ベースプレートにねじ孔を複数形成するので、異なる直径のスペーサが使用でき、敷き詰める板材の敷設間隔、即ち、目地間隔を任意に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係るデッキコネクタ及びデッキコネクタ固定用の釘を示す斜視図である。
【図2】図1のデッキコネクタの使用例を示す一部を断面にした側面図である。
【図3】図1のデッキコネクタを用いて構築したベランダの要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の第二の実施例に係るデッキコネクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 デッキコネクタ
1a,1b ベース
1c スペーサ
1d,1e 爪片
1f 釘孔(ベース側)
1g 釘孔(スペーサ側)
2 釘
7 デッキコネクタ
7a ベース
7b スペーサ
7c,7d 爪片
7e 釘孔
7f,7g ねじ孔
7h ねじ部
7j 係合穴
10 根太(基材)
11,12,13 木材

Claims (5)

  1. 基材上に複数の板材を所定の隙間を存して配列固定してデッキを形成するためのデッキコネクタであって、
    前記複数の板材の間に介在され前記基材に載置固定され両側部に隣り合う板材を夫々載置するベースプレートと、
    前記ベースプレートの略中央に垂設され前記板材の板厚よりも短く且つ前記所定の隙間に応じた厚みを有するスペーサと、
    前記スペーサの上部両側に前記ベースプレートと平行に突出して設けられ前記隣り合う板材の側面に打ち込まれてこれらの隣り合う板材を固定する爪片と
    を備えたことを特徴とするデッキコネクタ。
  2. 前記ベースプレートは、長手方向中央に前記スペーサが配置されると共に、前記基材に固定する固定手段を挿通する固定孔が前記スペーサを挟む両側にそれぞれ設けられている、請求項1のデッキコネクタ。
  3. 前記スペーサは、前記隙間に応じた直径のボルト状をなし基端に前記ベースプレートに形成されたねじ孔に固定されるねじ部が、上端に回すための工具と係合する係合部が形成されている、請求項2のデッキコネクタ。
  4. 前記ベースプレートは、直径の異なる前記ボルト状のスペーサのねじ部が螺合可能なねじ孔が複数設けられている、請求項3のデッキコネクタ。
  5. 基材上に複数の板材を所定の隙間を存して配列固定してデッキを形成するためのデッキコネクタであって、
    略コ字状をなし、下面のベースプレートが前記基材に載置固定されて前記複数の板材の最初の板材を載置し、垂直部が前記板材の外側面に当接し、上面の爪片が前記外側面に食い込んで固定する第1のデッキコネクタと、
    前記最初の板材と前記複数の板材の最後の板材との間の各板材間に介在され前記基材に載置固定されて両側部に隣り合う板材を夫々載置するベースプレートと、前記ベースプレートの略中央に垂設され前記板材の板厚よりも短く且つ前記所定の隙間に応じた厚みを有するスペーサと、前記スペーサの上端両側に前記ベースプレートと平行に突出して設けられ前記隣り合う板材の側面に食い込んで固定する爪片とを有する第2のデッキコネクタと、
    前記基材に載置固定され、前記複数の板材の最後の板材を載置するベースプレートと、前記ベースプレートに垂設され前記最後の板材の外側面を前記基材に固定する垂直部とを有する第3のデッキコネクタと
    から成ることを特徴とするデッキコネクタ。
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