JP3609011B2 - Cutting apparatus and cutting method using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切削面に所定形状の貫通孔または凹部を切削加工する切削加工装置およびこれを用いた切削加工方法に係り、特に耐震補強の一環として、既存の建物に貫通孔状または凹状の耐震スリットを形成する際に用いるのに好適な切削加工装置およびこれを用いた切削加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、隣位する柱間の壁体に窓枠等を装着する場合には、図12に示すように、隣位する柱1,2間の壁体3に開口部4を設け、この開口部4に窓枠等を装着固定する方法が採られている。したがって、開口部4の下部には、床面5までの腰壁3aが形成されるとともに、開口部4の上部には、天井面6までの下がり壁3bが形成されることになる。
【0003】
ところで、従来法規に準拠して建設された既存の建物においては、各柱1,2と各壁体3a,3bとが剛接合構造となっているため、地震等の際に各柱1,2には、開口部4に対応する部分に集中的に大きな負荷がかかり、各柱1,2がこの部分で座屈する等の問題がある。
【0004】
そこで我国では、既存不適格建築物の耐震診断と改修を進めるための「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が制定され、学校,体育館,病院,劇場あるいは百貨店等、多数の者が利用する建築物で耐震関係規定に適合していない既存不適格建築物を特定建築物と定め、特定建築物の所有者に対し、「耐震診断を行ない、必要に応じ耐震改修を行なうよう努めなければならない」との努力義務を課している。
【0005】
ところで、図12に示すような建物において、各柱1,2の座屈を防止する方法としては、例えば高速道路の脚柱等で行なわれているように、各柱1,2の開口部4に対応する部分を補強材で補強することが考えられるが、この方法の場合には、各柱1,2の補強部以外の部分に応力が集中するおそれがあるとともに、補強材の設置により建物全体の重量が増大して、これが耐震性を低下させるおそれがあり、またコスト高となるとともに工期も長期化し、必ずしも現実的な方法とはいえない。
【0006】
そこで考えられるのが、各柱1,2と壁体とを柔接合構造とし、地震等の際に各柱1,2を自由に撓ませて座屈を防止する方法であるが、各柱1,2の座屈に最も影響を与えるのは、上下寸法の小さな下がり壁3bではなく、上下寸法の大きな腰壁3aである。したがって、腰壁3aの各柱1,2に近い部分にスリット部7,8を設けて腰壁3aと各柱1,2との間を柔接合構造にすれば、既存不適格建築物の耐震性を向上させ、適格な建築物とすることができることが期待される。本出願人も先に、かかる知見に基づき特開平9−242345号において、耐震補強工法およびその装置を提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本出願人が先に提案した耐震補強工法およびその装置においては、前述のように腰壁3aにスリット部7,8を設け、腰壁3aと各柱1,2との間を柔接合構造とする必要があるが、スリット部7,8を設ける作業が必ずしも容易でなく、この作業を簡素化できれば、耐震補強工事全体の工期を大幅に短縮できるものと予想される。
【0008】
本発明は、かかる知見に基づきなされたもので、耐震補強工事におけるスリット部等の切削加工を短時間で容易に行なうことができ、切削加工後に人力で追加修正加工を施す必要が全くない切削加工装置およびこれを用いた切削加工方法を提供することを目的とする。
【0009】
本発明は他の目的は、現場の状況に見合った加工方法を選択することができるようにすることにある。
【0010】
本発明のさらに他の目的は、切削加工時間をより短縮することができ、しかも加工に特別な熟練を要しないようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、棒状の切削工具が装着された切削機本体と、この切削機本体を切削面にほぼ平行な平面内で移動させる位置移動機構と、前記切削機本体を切削面に対し遠近方向に移動させる送り機構と、前記両機構を切削面としての壁体に着脱可能に取付ける本体とを設け、切削面に所定形状の貫通孔または凹部を切削加工できるようにしたことを特徴とする。そして、棒状の切削工具を用いて加工するようにしているので、丸鋸状の切削工具を用いる場合と異なり、人力によるハツリ等の追加工事を要することなく、所望形状の貫通孔または凹部を得ることが可能となる。
【0012】
本発明はまた、切削工具として、先端に切削刃を有するものを用いるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、切削工具を容易かつ安価に製造することが可能となる。
【0013】
本発明はまた、切削工具として、周面に切削刃を有するものを用いるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、切削面に切削工具を挿入することができる下穴を予め加工しておけば、以後は切削工具を移動させるだけで、所望形状の貫通孔または凹部を容易に加工することが可能となる。
【0014】
本発明はまた、切削工具として、先端および周面に切削刃を有するものを用いるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、所定形状の貫通孔または凹部を切削加工する際に、下穴の加工の段階から切削工具のみを用いて連続作業で行なうことが可能となり、作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0015】
本発明はまた、棒状の切削工具が装着された切削機本体と、この切削機本体を切削面にほぼ平行な平面内で移動させる位置移動機構と、前記切削機本体を切削面に対し遠近方向に移動させる送り機構と、前記両機構を切削面としての壁体に着脱可能に取付ける本体とを備えた切削加工装置を用い、少なくとも前記いずれか一方の機構を駆動させ、切削面に所定形状の貫通孔または凹部を切削加工するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、貫通孔の切削加工の場合にも、また凹部の切削加工の場合にも、同様の作業手順で容易に加工することが可能となり、人力による後加工の必要がないとともに、作業に熟練を要することもない。
【0016】
本発明はまた、先端に切削刃を有する切削工具を用い、切削面に浅底の凹陥部を形成し、次いでこの凹陥部の深さを次第に深くして、所定形状の貫通孔または凹部とするようにしたことを特徴とする。そして、この切削加工の場合、凹陥部の深さ加工を複数回繰返すことが必要となるが、反面深さの微調節が容易で、特に凹部の切削加工の際に有効である。
【0017】
本発明はまた、先端に切削刃を有する第1切削工具と周面に切削刃を有する第2切削工具とを用い、前記第1切削工具を切削機本体に装着して切削面に小貫通孔または小凹部を切削加工し、次いで前記第2切削工具を切削機本体に装着して小貫通孔または小凹部の大きさを拡大し、所定形状の貫通孔または凹部とするようにしたことを特徴とする。そして、この切削加工の場合、作業の途中で切削工具の交換が必要となるが、反面第2切削工具は深さ方向の切削加工は行なわないので、作業中に送り機構の送り量が多少変化しても、特に凹部の切削加工の際に、凹部の深さが深くなり過ぎてしまうといった不具合がない。
【0018】
本発明はさらに、先端および周面に切削刃を有する切削工具を用い、切削面に小貫通孔または小凹部を切削加工し、次いで切削機本体の位置を移動させながら小貫通孔または小凹部の大きさを拡大し、所定形状の貫通孔または凹部とするようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、小貫通孔または小凹部の切削加工から所定形状の貫通孔または凹部の切削加工終了までを、単一の切削工具ですべて行なうことが可能となり、切削加工の時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係る切削加工装置を示すもので、この切削加工装置11は、棒状の切削工具12が着脱可能に装着される切削機本体13を備えており、この切削機本体13は、位置移動機構15と送り機構16とを有する装置本体14に取付けられているとともに、装置本体14は、切削面としての壁体3に取付けられるようになっている。
【0020】
前記切削工具12は、図3および図4に示すように、丸棒状の本体12aを備えており、この本体12aの先端部には、例えば超硬チップ製の切削刃12bが設けられているとともに、本体12aの基端部には、切削工具12を切削機本体13に装着するためのチャック部12cが形成されている。
【0021】
前記切削刃12bによる加工寸法Lは、壁体3に形成されるスリット部7,8(図12参照)の幅員と同一寸法に形成されており、これにより切削工具12でスリット部7,8の深さ方向の加工を行なうだけで、スリット部7,8を切削加工することができるようになっている。なお、これについては後に詳述する。
【0022】
また、前記位置移動機構15は、図1および図2に示すように、壁体3に着脱可能に取付けられる本体17を備えており、この本体17には、後述する送り機構16の昇降体21をガイドするガイドロッド18および送りねじ軸19が上下方向に並設され、送りねじ軸19の端部には、送りねじ軸19を正逆回転駆動するモータ20が設けられている。そして、前記昇降体21は、モータ20の駆動による送りねじ軸19の正逆回転に伴ない、ガイドロッド18にそって昇降するようになっている。
【0023】
前記昇降体21の先端部には、図1および図2に示すように、前記ガイドロッド18および送りねじ軸19に直交する方向,すなわち壁体3に対する遠近方向に延在するガイドロッド22およびラック軸23がそれぞれ貫通配置されており、ガイドロッド22およびラック軸23の先端部には、前記切削機本体13が固設され、また昇降体21の内部には、前記ラック軸23に噛合するピニオンおよびこれを駆動するモータ(いずれも図示せず)がそれぞれ組込まれている。そして、このモータの駆動によるピニオンの正逆回転に伴ない、ガイドロッド22およびラック軸23が昇降体21に対しスライドし、切削機本体13が壁体3に対し遠近方向に移動するようになっている。
【0024】
次に、前記切削加工装置11を用いたスリット部7,8の切削加工方法について説明する。
スリット部7,8の切削加工に際しては、切削機本体13を起動して切削工具12を回転させ、この状態で送り機構16を作動させて切削工具12を壁体3に接近させる。すると、図5(a)に示すように、壁体3に浅底の凹部24が形成される。
【0025】
そこで、この状態で位置移動機構15を作動させ、切削工具12を回転させたままで下降させる。すると、図5(b)に示すように、壁体3に浅底溝状の凹陥部25が形成される。その後、この凹陥部25の切削加工作業を、前に加工した凹陥部25の底部に対して複数回繰返すことにより、凹陥部25の深さが次第に深くなり、図5(c)に示す溝状のスリット部7,8、あるいは図5(d)に示す貫通孔状のスリット7,8が形成される。
【0026】
しかして、丸棒状の切削工具12を用いてスリット部7,8を切削加工するようにしているので、丸鋸状の切削工具を用いる場合と異なり、人力によるハツリ等の追加工事を行なう必要が全くなく、機械加工のみで所望のスリット部7,8を得ることができる。また、加工時の取扱いが容易であるので、作業に熟練を要しない。
【0027】
図6および図7は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における切削工具12に代え、切削工具32を用いるようにしたものである。
【0028】
すなわち、この切削工具32は、図6および図7に示すように、丸棒状の本体32aを備えており、この本体32aの周面には、例えば超硬チップ製の切削刃32bが螺旋状に設けられているとともに、本体32aの基端部には、切削工具32を切削機本体13に装着するためのチャック部32cが形成されている。
【0029】
前記切削刃32bによる加工寸法Lは、前記第1の実施の形態における切削工具12の場合と同様、壁体3に形成されるスリット部7,8の幅員と同一寸法に形成されており、前記第1の実施の形態における切削工具12を用いて所定深さの小凹部または小貫通孔を切削加工した後、前記切削工具32を用いて小凹部または小貫通孔を拡大させることにより、スリット部7,8を容易に切削加工することができるようになっている。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっている。
【0030】
次に、本実施の形態におけるスリット部7,8の切削加工方法について説明する。
スリット部7,8の切削加工に際しては、まず切削機本体13に前記第1の実施の形態における切削工具12を装着して回転させ、この状態で送り機構16を作動させて切削工具12を壁体3に接近させる。すると、図8(a)に示すように、壁体3に所定深さの丸穴状の小凹部33が形成される。そこで、図8(b)に示すように、この小凹部33から切削工具12を引抜く。
【0031】
次いで、切削機本体13に切削工具32を装着し、図8(c)に示すように、この切削工具32を回転させながら前記小凹部33に挿入する。そして、切削工具32の先端が小凹部33の底部に接触または接近したならば、位置移動機構15を作動させ、切削工具32を回転させたままで下降させる。すると、図8(d)に示すように、溝状のスリット部7,8が形成される。
【0032】
なお、貫通孔状のスリット部7,8を切削加工する場合には、図8(a),(b)に示す小凹部33を加工する際に、小凹部33ではなく小貫通孔を加工する。そして、この小貫通孔に切削工具32を挿入し、前記同様の加工を行なう。これにより、小貫通孔の大きさが拡大し、貫通孔状のスリット部7,8を形成することができる。
【0033】
しかして、この切削加工方法の場合には、切削工具12,32の交換作業が必要となるが、2回の加工作業で溝状あるいは貫通孔状のスリット部7,8を形成することができる。また、切削工具32は、先端に切削刃32bがないので、切削工具32を用いた加工の際に、万一切削機本体13が壁体3の遠近方向に移動してしまっても、完成したスリット部7,8が深くなり過ぎるといった不具合が全くない。
【0034】
図9および図10は、本発明の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における切削工具12に代え、切削工具42を用いるようにしたものである。
【0035】
すなわち、この切削工具42は、図9および図10に示すように、丸棒状の本体42aを備えており、その先端には、前記第1の実施の形態における切削工具12の切削刃12bと同様の先端切削刃42Abが設けられているとともに、本体42aの周面には、前記第2の実施の形態における切削工具32の切削刃32bと同様の周面切削刃42Bbが設けられ、また本体42aの基端部には、切削工具42を切削機本体13に装着するためのチャック部42cが形成されている。
【0036】
前記両切削刃42Ab,42Bbによる加工寸法Lは、前記両実施の形態における切削工具12,32の場合と同様、壁体3に形成されるスリット部7,8の幅員と同一寸法に形成されており、これにより、切削工具42を壁体3に対し遠近方向に移動させた後、そのままの状態で上下方向に移動させることにより、スリット部7,8を容易に切削加工することができるようになっている。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっている。
【0037】
次に、本実施の形態におけるスリット部7,8の切削加工方法について説明する。
スリット部7,8の切削加工に際しては、切削機本体13を起動して切削工具42を回転させ、この状態で送り機構16を作動させて切削工具42を壁体3に接近させる。すると、図11(a)に示すように、壁体3に所定深さの丸穴状の小凹部43が形成される。そこで、このままの状態で位置移動機構15を作動させ、切削工具42を下降させる。これにより、図11(b)に示すように、溝状のスリット部7,8が形成される。
【0038】
一方、貫通孔状のスリット部7,8を切削加工する際には、切削機本体13を起動して切削工具42を回転させ、この状態で送り機構16を作動させて切削工具42を壁体3に接近させる。すると、図11(c)に示すように、壁体3に丸孔状の小貫通孔44が形成される。そこで、このままの状態で位置移動機構15を作動させ、切削工具42を下降させる。これにより、図11(d)に示す貫通孔状のスリット部7,8が形成される。
【0039】
しかして、この切削工具42を用いることにより、切削工具を交換することなしに、所定形状のスリット部7,8を形成することができ、切削加工が極めて容易である。
【0040】
なお、前記各実施の形態においては、耐震補強用のスリット部7,8を切削加工する場合を例に採って説明したが、例えば位置移動機構15に直交2軸の自由度を持たせ、切削機本体13が切削面にほぼ平行な平面内で自由に移動できるようにすれば、壁体3に方形の開口部を設ける場合や、路面に所定形状の溝を設ける場合等にも、同様に適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、棒状の切削工具が装着された切削機本体と、この切削機本体を切削面にほぼ平行な平面内で移動させる位置移動機構と、前記切削機本体を切削面に対し遠近方向に移動させる送り機構と、前記両機構を切削面としての壁体に着脱可能に取付ける本体とを設け、切削面に所定形状の貫通孔または凹部を切削加工できるようにしているので、丸鋸状の切削工具を用いる場合と異なり、人力によるハツリ等の追加工事を要することなく、所望形状の貫通孔または凹部を得ることができる。
【0042】
本発明はまた、切削工具として、先端に切削刃を有するものを用いるようにしているので、切削工具を容易かつ安価に製造することができる。
【0043】
本発明はまた、切削工具として、周面に切削刃を有するものを用いるようにしているので、切削面に切削工具を挿入することができる下穴を予め加工しておけば、以後は切削工具を移動させるだけで、所望形状の貫通孔または凹部を容易に加工することができる。
【0044】
本発明はまた、切削工具として、先端および周面に切削刃を有するものを用いるようにしているので、所定形状の貫通孔または凹部を切削加工する際に、下穴の加工の段階から切削工具のみを用いて連続作業で行なうことができ、作業時間を大幅に短縮することができる。
【0045】
本発明はまた、棒状の切削工具が装着された切削機本体と、この切削機本体を切削面にほぼ平行な平面内で移動させる位置移動機構と、前記切削機本体を切削面に対し遠近方向に移動させる送り機構と、前記両機構を切削面としての壁体に着脱可能に取付ける本体とを備えた切削加工装置を用い、少なくとも前記いずれか一方の機構を駆動させ、切削面に所定形状の貫通孔または凹部を切削加工するようにしているので、貫通孔の切削加工の場合にも、また凹部の切削加工の場合にも、同様の作業手順で容易に加工することができ、人力による後加工の必要がないとともに、作業に熟練を要することもない。
【0046】
本発明はまた、先端に切削刃を有する切削工具を用い、切削面に浅底の凹陥部を形成し、次いでこの凹陥部の深さを次第に深くして、所定形状の貫通孔または凹部とするようにしているので、凹陥部の深さ加工を複数回繰返すことが必要となるが、反面深さの微調節が容易で、特に凹部の切削加工の際に有効である。
【0047】
本発明はまた、先端に切削刃を有する第1切削工具と周面に切削刃を有する第2切削工具とを用い、前記第1切削工具を切削機本体に装着して切削面に小貫通孔または小凹部を切削加工し、次いで前記第2切削工具を切削機本体に装着して小貫通孔または小凹部の大きさを拡大し、所定形状の貫通孔または凹部とするようにしているので、作業の途中で切削工具の交換が必要となるが、反面第2切削工具は深さ方向の切削加工は行なわないので、作業中に送り機構の送り量が多少変化しても、特に凹部の切削加工の際に、凹部の深さが深くなり過ぎてしまうといった不具合がない。
【0048】
本発明はさらに、先端および周面に切削刃を有する切削工具を用い、切削面に小貫通孔または小凹部を切削加工し、次いで切削機本体の位置を移動させながら小貫通孔または小凹部の大きさを拡大し、所定形状の貫通孔または凹部とするようにしているので、小貫通孔または小凹部の切削加工から所定形状の貫通孔または凹部の切削加工終了までを、単一の切削工具ですべて行なうことができ、切削加工の時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る切削加工装置を示す平面構成図である。
【図2】図1と同様の正面構成図である。
【図3】図1の切削工具の詳細を示す説明図である。
【図4】図3を左方から見た拡大構成図である。
【図5】(a),(b)は図3の切削工具を用いた切削加工方法を示す説明図、(c),(d)はこの切削加工方法で形成されたスリット部をそれぞれ示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す図3相当図である。
【図7】図6を左方から見た拡大構成図である。
【図8】(a)〜(d)は、図3の切削工具と図6の切削工具とを用いた切削加工方法を手順に従って順次示す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す図3相当図である。
【図10】図9を左方から見た拡大構成図である。
【図11】(a),(b)は図9の切削工具を用いて溝状のスリット部を形成する方法を示す説明図、(c),(d)は図9の切削工具を用いて貫通孔状のスリット部を形成する方法を示す説明図である。
【図12】腰壁と柱との間を柔接合構造にするために形成されるスリット部を示す説明図である。
【符号の説明】
3 壁体
7,8 スリット部
11 切削加工装置
12,32,42 切削工具
12a,32a,42a 本体
12b,32b 切削刃
12c,32c,42c チャック部
13 切削機本体
14 装置本体
15 位置移動機構
16 送り機構
17 本体
18,22 ガイドロッド
19 送りねじ軸
20 モータ
21 昇降体
23 ラック軸
24 凹部
25 凹陥部
33,43 小凹部
42Ab 先端切削刃
42Bb 周面切削刃
44 小貫通孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cutting device for cutting a through hole or a recess having a predetermined shape on a cutting surface and a cutting method using the same, and particularly as a part of seismic reinforcement, an existing building has a through-hole or concave seismic resistance. The present invention relates to a cutting apparatus suitable for use in forming a slit and a cutting method using the same.
[0002]
[Prior art]
In general, when installing a window frame or the like on the wall between adjacent columns, an
[0003]
By the way, in the existing building constructed in accordance with the conventional laws and regulations, the
[0004]
Therefore, in Japan, the “Act on the Promotion of Earthquake-Resilient Renovation of Buildings” has been enacted to promote seismic diagnosis and renovation of existing ineligible buildings, and it is used by many people such as schools, gymnasiums, hospitals, theaters and department stores. An existing unqualified building that does not conform to earthquake-related regulations in the building is defined as a specified building, and the owner of the specified building is asked to “make an earthquake-resistant diagnosis and make efforts to make earthquake-resistant repairs as necessary. "I have an obligation to make an effort."
[0005]
By the way, in a building as shown in FIG. 12, as a method for preventing the buckling of the
[0006]
One conceivable method is to make the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the seismic reinforcement method and the apparatus proposed previously by the present applicant, the
[0008]
The present invention has been made on the basis of such knowledge, and can easily perform a cutting process such as a slit portion in a seismic reinforcement work in a short time, and does not require any additional correction process manually after the cutting process. An object is to provide an apparatus and a cutting method using the same.
[0009]
Another object of the present invention is to make it possible to select a processing method suitable for the situation on site.
[0010]
Still another object of the present invention is to reduce the cutting time and to require no special skill for processing.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a cutting machine body on which a rod-shaped cutting tool is mounted, a position moving mechanism for moving the cutting machine body in a plane substantially parallel to a cutting surface, and cutting the cutting machine body. Provided with a feed mechanism that moves the surface in a perspective direction and a main body that detachably attaches both mechanisms to the wall as a cutting surface, so that a through-hole or a recess of a predetermined shape can be cut on the cutting surface It is characterized by. And since it is made to process using a rod-shaped cutting tool, unlike the case where a circular saw-shaped cutting tool is used, a through hole or a concave portion of a desired shape is obtained without requiring additional work such as a chip by human power. It becomes possible.
[0012]
The present invention is also characterized in that a cutting tool having a cutting blade at the tip is used. And thereby, it becomes possible to manufacture a cutting tool easily and cheaply.
[0013]
The present invention is also characterized in that a cutting tool having a cutting blade on its peripheral surface is used. Then, if a pilot hole into which the cutting tool can be inserted is previously machined on the cutting surface, it is possible to easily process a through-hole or recess having a desired shape by simply moving the cutting tool thereafter. It becomes.
[0014]
The present invention is also characterized in that a cutting tool having a cutting edge at the tip and peripheral surface is used. As a result, when cutting through holes or recesses of a predetermined shape, it is possible to carry out continuous work using only a cutting tool from the stage of drilling the pilot hole, and the working time can be greatly reduced. It becomes.
[0015]
The present invention also provides a cutting machine body on which a rod-shaped cutting tool is mounted, a position moving mechanism for moving the cutting machine body in a plane substantially parallel to the cutting surface, and the cutting machine body in a perspective direction with respect to the cutting surface. a feed mechanism for moving the said using the cutting apparatus having a body mounting detachably on the wall of the both mechanisms as a cutting face, is driven at least the one of the mechanism, having a predetermined shape on the cutting plane The through hole or the concave portion is cut. As a result, in the case of cutting through holes and in the case of cutting recesses, it is possible to easily perform the same work procedure, and there is no need for post-processing by human power. No skill is required.
[0016]
The present invention also uses a cutting tool having a cutting blade at the tip, forms a shallow concave portion on the cutting surface, and then gradually increases the depth of the concave portion to form a through hole or a concave portion having a predetermined shape. It is characterized by doing so. In the case of this cutting process, it is necessary to repeat the depth processing of the recessed portion a plurality of times. On the other hand, fine adjustment of the depth is easy, which is particularly effective when cutting the recessed portion.
[0017]
The present invention also uses a first cutting tool having a cutting blade at the tip and a second cutting tool having a cutting blade on the peripheral surface, and the first cutting tool is mounted on a cutting machine body and a small through hole is formed in the cutting surface. Alternatively, the small recess is cut, and then the second cutting tool is mounted on the cutting machine body to enlarge the size of the small through hole or the small recess so as to obtain a predetermined shape of the through hole or the recess. And In the case of this cutting, the cutting tool needs to be replaced during the work, but the second cutting tool does not perform the cutting in the depth direction, so the feed amount of the feed mechanism slightly changes during the work. However, there is no inconvenience that the depth of the concave portion becomes too deep, particularly when the concave portion is cut.
[0018]
The present invention further uses a cutting tool having a cutting edge at the tip and peripheral surface, cuts a small through hole or small recess on the cutting surface, and then moves the position of the cutting machine body while moving the position of the cutting machine body. The size is enlarged to form a through hole or a recess having a predetermined shape. This makes it possible to carry out everything from the cutting of small through holes or small recesses to the end of cutting of a predetermined shape of through holes or concaves with a single cutting tool, greatly reducing the time for cutting. It becomes possible.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to the drawings.
1 and 2 show a cutting apparatus according to a first embodiment of the present invention. This cutting
[0020]
As shown in FIGS. 3 and 4, the cutting
[0021]
The machining dimension L by the
[0022]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0024]
Next, a method for cutting the
When cutting the
[0025]
Therefore, the
[0026]
Thus, since the
[0027]
6 and 7 show a second embodiment of the present invention, in which a
[0028]
That is, as shown in FIGS. 6 and 7, the cutting
[0029]
The machining dimension L by the
The other points are the same as those in the first embodiment.
[0030]
Next, the cutting method of the
When cutting the
[0031]
Next, the cutting
[0032]
In addition, when cutting the through-hole-shaped
[0033]
Thus, in the case of this cutting method, it is necessary to replace the
[0034]
9 and 10 show a third embodiment of the present invention, in which a
[0035]
That is, as shown in FIGS. 9 and 10, the cutting
[0036]
The machining dimension L by the two cutting blades 42Ab and 42Bb is formed to have the same dimension as the width of the
The other points are the same as those in the first embodiment.
[0037]
Next, the cutting method of the
When cutting the
[0038]
On the other hand, when cutting the through-hole-shaped
[0039]
Therefore, by using this
[0040]
In each of the above-described embodiments, the case where the
[0041]
【The invention's effect】
As described above, the present invention includes a cutting machine body on which a rod-shaped cutting tool is mounted, a position moving mechanism for moving the cutting machine body in a plane substantially parallel to the cutting surface, and the cutting machine body as a cutting surface. In contrast, a feed mechanism that moves in the near and near directions and a main body that detachably attaches both the mechanisms to the wall as a cutting surface are provided, so that a through hole or a recess having a predetermined shape can be cut on the cutting surface. Unlike the case of using a circular saw-shaped cutting tool, it is possible to obtain a through hole or a concave portion having a desired shape without requiring additional work such as chipping by human power.
[0042]
In the present invention, since a cutting tool having a cutting blade at the tip is used, the cutting tool can be easily and inexpensively manufactured.
[0043]
Since the present invention uses a cutting tool having a cutting blade on the peripheral surface, if a pilot hole into which the cutting tool can be inserted is previously processed on the cutting surface, the cutting tool will be used thereafter. It is possible to easily process a through hole or a recess having a desired shape simply by moving the.
[0044]
In the present invention, since the cutting tool having a cutting edge at the tip and the peripheral surface is used, when cutting a through hole or a recess having a predetermined shape, the cutting tool is started from the stage of processing the prepared hole. It is possible to carry out in continuous work using only, and the working time can be greatly shortened.
[0045]
The present invention also provides a cutting machine body on which a rod-shaped cutting tool is mounted, a position moving mechanism for moving the cutting machine body in a plane substantially parallel to the cutting surface, and the cutting machine body in a perspective direction with respect to the cutting surface. a feed mechanism for moving the said using the cutting apparatus having a body mounting detachably on the wall of the both mechanisms as a cutting face, is driven at least the one of the mechanism, having a predetermined shape on the cutting plane Since the through hole or the concave portion is cut, it can be easily processed by the same work procedure both in the case of cutting the through hole and in the case of cutting the concave portion. There is no need for processing and no skill is required for the work.
[0046]
The present invention also uses a cutting tool having a cutting blade at the tip, forms a shallow concave portion on the cutting surface, and then gradually increases the depth of the concave portion to form a through hole or a concave portion having a predetermined shape. Therefore, it is necessary to repeat the depth processing of the recessed portion a plurality of times, but on the other hand, fine adjustment of the depth is easy, which is particularly effective when cutting the recessed portion.
[0047]
The present invention also uses a first cutting tool having a cutting blade at the tip and a second cutting tool having a cutting blade on the peripheral surface, and the first cutting tool is mounted on a cutting machine body and a small through hole is formed in the cutting surface. Alternatively, the small recess is cut, and then the second cutting tool is attached to the cutting machine body to enlarge the size of the small through hole or small recess, so that the through hole or the recess has a predetermined shape. Although the cutting tool needs to be replaced during the work, the second cutting tool does not perform the cutting in the depth direction. Therefore, even if the feed amount of the feed mechanism changes slightly during the work, the cutting of the concave portion in particular is performed. There is no inconvenience that the depth of the recess becomes too deep during processing.
[0048]
The present invention further uses a cutting tool having a cutting edge at the tip and peripheral surface, cuts a small through hole or small recess on the cutting surface, and then moves the position of the cutting machine body while moving the position of the cutting machine body. The size is increased so that the through hole or the concave portion has a predetermined shape, so that a single cutting tool can be used from the cutting of the small through hole or the small concave portion to the end of the cutting of the through hole or the concave portion of the predetermined shape. All of this can be done, and the cutting time can be greatly shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan configuration diagram showing a cutting apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front structural view similar to FIG.
FIG. 3 is an explanatory view showing details of the cutting tool of FIG. 1;
4 is an enlarged configuration diagram when FIG. 3 is viewed from the left. FIG.
5A and 5B are explanatory views showing a cutting method using the cutting tool of FIG. 3, and FIGS. 5C and 5D are views showing slit portions formed by this cutting method, respectively. FIG.
FIG. 6 is a view corresponding to FIG. 3, showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is an enlarged configuration diagram of FIG. 6 viewed from the left side.
8A to 8D are explanatory views sequentially showing a cutting method using the cutting tool of FIG. 3 and the cutting tool of FIG. 6 according to a procedure.
FIG. 9 is a view corresponding to FIG. 3, showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an enlarged configuration diagram of FIG. 9 viewed from the left.
11A and 11B are explanatory views showing a method of forming a groove-shaped slit portion using the cutting tool of FIG. 9, and FIGS. 11C and 11D are using the cutting tool of FIG. It is explanatory drawing which shows the method of forming a through-hole-shaped slit part.
FIG. 12 is an explanatory view showing a slit portion formed to make a flexible joint structure between a waist wall and a column.
[Explanation of symbols]
3
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