JP3608656B2 - lift device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は昇降装置に関し、特に台所の昇降棚や玄関の靴箱等に用いられる昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の台所の昇降棚として用いられる昇降装置の外観形状を示した正面図であり、図6は図5で示したVI−VIラインの断面図である。
【0003】
これらの図を参照して、前方が開放の箱型形状よりなる収納ケース14の内部に、同じく前方が開放形状の昇降棚13が収納されている。昇降棚13の左側面には前支持リンク16a及び後支持リンク17aよりなる平行支持リンクが、取付板18を介して取り付けられている。同様に昇降棚13の右側面には前支持リンク16b及び後支持リンク17bよりなる平行支持リンクが取り付けられている。
【0004】
前支持リンク16aの下方端部は、回動軸33を中心として回動自在に機構ボックス20の側面に取り付けられている。一方、後支持リンク17aの下方部は回動軸21を中心として回動自在に機構ボックス20の側面に取り付けられている。回動軸21は機構ボックス20の内部に挿通され、渦巻きバネ61が機構ボックス20内部において回動軸21に対して取り付けられている。
【0005】
又、後支持リンク17aの下方端部には軸29が取り付けられ、この軸29は機構ボックス20内部に挿通されてそこにオイルダンパー25の一端が接続されている。尚、オイルダンパー25の他方端部は、機構ボックス20内部の所定位置に接続されている。
【0006】
このように昇降装置11は構成されていることから、昇降棚13を矢印で示すように収納ケース14に対して水平状態を保ったまま前方下方に引出すことが可能となる。これによって昇降棚13に対して物品を収納したり取り出したりすることが容易となる。物品の収納等が終了すると昇降棚13を矢印で示すように後方上方に持ち上げると、収納ケース14内に昇降棚13が収納されることになる。
【0007】
ここでオイルダンパー25は、昇降棚13の昇降動作において急激な移動を抑制するために設けられている。
【0008】
一方、渦巻きバネ61は昇降棚13の昇降動作に要する力を軽減するために設けられているものである。そこで渦巻きバネ61の詳細構造について図7を参照して説明する。
【0009】
図7は図6で示した渦巻きバネの取付部分の拡大図である。
【0010】
図を参照して、後支持リンク17aに取り付けられ機構ボックス20内部に挿通した回動軸21に対して、渦巻きバネ61の中心端部が固定されている。渦巻きバネ61の外方端部は係合部62として折り曲げられ、機構ボックス20の側面に固定されているピン63に係合する。すなわち、係合部62はピン63に係合した位置においては、もはや時計方向回りの移動が阻止された状態となる。
【0011】
昇降棚13が前方下方に引き降ろされた場合には、後支持リンク17aは回動軸21を中心として時計方向回りに回転する。このため回動軸21も同様に時計方向回りに回転する。これによって、渦巻きバネ61の内方端部は時計方向回りに回転させられることになり、渦巻きバネ61は回動軸21に対して反時計方向回りの回転力を反発力として発生する。
【0012】
言い換えれば、渦巻きバネ61は後支持リンク17aを時計方向回りに回転させた際に抵抗力を生じることになる。このため昇降棚13自体の重量や昇降棚13内部に収容された物品の重量に対して、昇降棚13を引き降ろす際に後支持リンク17aに加わる力を相殺して低減させる。又、この渦巻きバネ61の反発力は、昇降棚13を前方下方に引出した状態から収納ケース14内に収納させる際にも、これに要する力を軽減するように働くことになる。これによって昇降棚13の昇降をスムーズに行うことが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の昇降装置では、昇降棚に収納されている物品の重量が一定の場合には特に問題がない。しかし、一般的には収納する物品の重量がばらつく事が多いのが現状である。そのため、渦巻きバネの反発力が一定であると、昇降棚の昇降動作が軽くなりすぎたり、或いは重くなりすぎたりしてスムーズな昇降棚の昇降が困難となりやすい。
【0014】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、昇降棚に収納する物品の重量の変化に関わらず、スムーズな昇降を可能とする昇降装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、収納ケースに収納された昇降棚に取り付けられた平行支持リンクによって、昇降棚を収納ケースから前方下方に移動自在とする昇降装置であって、平行支持リンクの少なくとも一方の支持リンクの回動軸にその中心端部が固定される渦巻きバネと、軸を中心に回動自在で且つ軸から外方に伸びその端部の各々に渦巻きバネの外方端部に係合し得る係合ピンを備えた第1枝部及び第2枝部を含むストッパと、ストッパに接続され、ストッパを軸を中心として回動自在とする操作レバーとを含み、外方端部に対する係合位置を2以上の位置に変更し得るバネ調整手段とを備えたものである。
【0016】
このように構成すると、渦巻きバネの反発力が少なくとも3段階に調整される。また、操作レバーの位置に応じて渦巻きバネの係合位置が変化する。
【0019】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、ストッパは、軸から更に外方に伸びる支持部を備え、操作レバーは、支持部の端部に接続されるものである。
【0020】
このように構成すると、操作レバーの位置によって支持部を介してストッパの回動が制御される。
【0021】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、第1枝部、第2枝部及び支持部は軸を中心として三叉状に配置され、支持部の第1位置においては、第1枝部の端部が渦巻きバネに係合し、支持部の第2位置においては、第1枝部及び第2枝部のいずれも渦巻きバネに係合せず、支持部の第3位置においては、第2枝部の端部が渦巻きバネに係合するものである。
【0022】
このように構成すると、支持部の位置に応じてストッパの渦巻きバネとの係合状態が変化する。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の構成において、操作レバーには、支持部が第1位置から第2位置を経由して第3位置へ移動するように操作レバーを付勢する引張バネが取り付けられると共に、引張バネの付勢力に抗して、操作レバーの移動を阻止する3箇所の切欠きが形成され、切欠きの各々は、渦巻きバネが格納される枠体の一部に着脱自在に係合するものである。
【0024】
このように構成すると、操作レバーの移動が容易となると共に、移動停止状態が安定する。
【0025】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の構成において、回動軸には、更にその中心端部が固定される第2の渦巻きバネが取り付けられ、第2の渦巻きバネの外方端部は、一定位置に固定されたピンに係合するものである。
【0026】
このように構成すると、支持リンクに加わる反発力の強さの種類が増加する。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、渦巻きバネの反発力を少なくとも3段階に調整することができるため、昇降棚に格納する物品の重量に応じた調整範囲が拡大し、よりスムーズな昇降が可能となり使い勝手が向上する。また、ストッパの位置に応じて操作バネの係合位置が変化するため、操作レバーの操作のみで渦巻きバネの反発力を選択することが容易となる。
【0029】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、操作レバーは第1枝部及び第2枝部とは独立した支持部に接続されるため、ストッパの配置が容易となる。
【0030】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、支持部の位置に応じてストッパと渦巻きバネとの係合状態が変化するため、渦巻きバネの反発力の制御が安定する。
【0031】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の効果に加えて、操作レバーの移動が容易となると共に移動停止状態が安定するため、渦巻きバネの調整が容易となり使い勝手が向上する。
【0032】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、支持リンクに加わる反発力の強さの種類が増加するため、より細やかな支持リンクに対する反発力の調整が容易となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態による昇降装置の概略構成を示す断面図であって、従来例で示した図6の断面図に対応したものである。
【0034】
図を参照して、昇降装置11は前方が開放された箱型形状の収納ケース14と、収納ケース14内部に収納され前方が開放された箱型形状の昇降棚13とから構成され、昇降棚13は図で矢印で示す方向に昇降自在とされている。
【0035】
昇降棚13の左側面には、平行支持リンクを構成する前支持リンク16及び後支持リンク17が取り付けられている。具体的には前支持リンク16の上方端部は、昇降棚13の側面に固定されている取付板18に軸34を介して回動自在に接続されている。前支持リンク16の下方端部は、機構ボックス20を構成する枠体27の側面に回動軸33を中心として回動自在に取り付けられている。
【0036】
一方、後支持リンク17の上方端部は、軸28を中心として回動自在に取付板18に接続されている。後支持リンク17の下方部は回動軸21を中心として回動自在に取り付けられており、回動軸21は枠体27の側面を貫通してその内部まで挿通した状態で取り付けられている。又、枠体27内部での回動軸21に対しては、後述するように渦巻きバネ22及び渦巻きバネ23が取り付けられている。
【0037】
更に、後支持リンク17の下方端部は軸29を中心として回動自在に取り付けられており、軸29は枠体27を貫通して内部に挿通した状態となっている。枠体27の内部において、軸29に対してオイルダンパー25の下方端部が回動自在に取り付けられている。一方、オイルダンパー25の上方端部は枠体27に固定されている軸30に対して回動自在に接続されている。
【0038】
尚、渦巻きバネ22及び渦巻きバネ23の下方部には、後述するバネ調整装置26が枠体27内部に取り付けられている。
【0039】
このように昇降装置11が構成されることにより、矢印で示すように収納ケース14内部に収納された昇降棚13が水平状態を保持した状態で昇降する。
【0040】
図2は図1で示したバネ調整装置の詳細構造を示すための図であり、図1で示したオイルダンパー25についてはその記載を省略している。又、図3は図2で示したIII−IIIラインの断面図であり、図4は図2で示したIV−IVラインの断面図である。
【0041】
これらの図を参照して、枠体27内部に挿通された回動軸21に対して、2つの渦巻きバネ22及び渦巻きバネ23が並列状態で取り付けられている。渦巻きバネ23については、その中心端部が回動軸21に固定されていると共に、その外方端部は枠体27内部に固定されている図示しないピンに対して係合するように構成されている。
【0042】
渦巻きバネ22の斜め下方には、軸37を中心として回動自在のストッパ36が取り付けられている。ストッパ36は、2枚の板が係合ピン39、係合ピン42及び軸45を介して所定間隔となるように構成されている。平行な板の各々は、三叉状に配置されており、軸37を中心として一方向に伸びその先端に係合ピン39が取り付けられている第1枝部38と、軸37を中心として他の方向に伸びその先端に係合ピン42が取り付けられている第2枝部41と、軸37を中心として更に他の方向に伸び、その先端に軸45が取り付けられている支持部44によって構成されている。
【0043】
ストッパ36の軸45には、棒状の操作レバー46の一方端が回動自在に接続されている。又、操作レバー46の中央部の開口50には、引張りバネ49の下方端が取り付けられている。引張りバネ49の上方端は枠体27の側面のピン53に取り付けられている。又、操作レバー46の他方端側にはのこぎり状の切欠き47a〜47cが3箇所設けられている。切欠き47a〜47cのいずれかが、操作レバー46の位置に応じて枠体27の前面に係合されている開口48に係合するように構成されている。バネ調整手段たるバネ調整装置26は、このようなストッパ36と操作レバー46とから構成されている。
【0044】
一方、枠体27内部の回動軸21にその中心端部が固定されている、渦巻きバネ22の外方端部は図のように曲げられて係合部51を構成し、回動軸21の回転に伴って係合部51は一点鎖線状の円軌道を移動することになる。
【0045】
次にバネ調整装置26の使用状態について説明する。
【0046】
まず実線で示す第1位置においては、ストッパ36の係合ピン42が、渦巻きバネ22の係合部51の移動軌道上に位置するように、軸37を中心にストッパ36は回動する。すなわち、操作レバー46は枠体27から最大の位置に引き出された状態となり、この位置において切欠き47aは枠体27の開口48に係合する。この状態で引張りバネ49の下方端は枠体27側に移動するため、バネ49は伸びた状態となり操作レバー46を図2においては左方向に付勢する。
【0047】
このようにして、切欠き47の開口48への係合と引張りバネ49の引張力とによって操作レバー46は固定され、ストッパ36は実線の位置に停止することになる。その結果、渦巻きバネ22の係合部51はストッパ36の係合ピン42に係合する。この状態で昇降棚13が収納ケース14から引き降ろされると、後支持リンク17は回動軸21と共に時計方向回りに回転することになる。これによって渦巻きバネ22から反時計方向回りの大きな反発力が生じる。
【0048】
すなわち、この第1位置にバネ調整装置26を調整することによって、後支持リンクに加わる反発力は、渦巻バネ22によるものと渦巻バネ23によるものとの合計となるため、昇降棚13に重量物を収納した場合であっても昇降棚13のスムーズな昇降が可能となる。
【0049】
次に操作レバー46の開口48に対する係合状態を解き、折曲げ部52を操作して2番目の切欠き47bを開口48に係合させる。この位置が二点鎖線で示すバネ調整装置26の第2の位置である。この位置にあっては、ストッパ36の係合ピン39及び係合ピン42のいずれも、渦巻きバネ22の係合部51の軌道上から外れた位置に移動する。従って渦巻きバネ22の係合部51はどの位置においても係合状態とならないため、渦巻きバネ22より生じる反発力は生じず、渦巻きバネ23からの反発力のみが回動軸21を介して後支持リンク17に伝達されることになる。すなわち、この状態は昇降棚13に収容されている物品が最も軽い状態において適切となるものである。
【0050】
更に、切欠き47bと開口48との係合状態を解き、折曲げ部52を操作して操作レバー46の先端部の切欠き47cを枠体27の開口48に係合させると、バネ調整装置26は破線で示した第3位置となる。この位置にあっては、ストッパ36の係合ピン39は、渦巻きバネ22の係合部51の軌道上に位置することになり、渦巻きバネ22の時計方向回りの回転に伴って係合部51に係合する。
【0051】
この係合位置は第1の位置における係合ピン42の係合位置に対して時計方向回りに所定距離進んだ位置となっている。従って後支持リンク17の時計方向回りの回転動作に伴って渦巻きバネ22に生じる反時計方向回りの反発力が、第1の位置における反発力に比べて小さくなる。これによって後支持リンク17に加わる反発力は、この渦巻きバネ22によるものと渦巻きバネ23によるものとの合計となる。この結果、この第3位置においては、昇降棚13に収容し得る物品の重量は、第1の位置によるものと第2の位置によるものとの中間的なものに適したものとなる。
【0052】
このようにバネ調整装置26を設け、折曲げ部52を介して操作レバー46の枠体27からの引出程度を変更することによって、昇降棚13の収納物の重量に合わせた渦巻きバネ22及び渦巻きバネ23による反発力を容易に調整することが可能となる。
【0053】
尚、上記の実施の形態では、ストッパには支持部が設けられているが、支持部を設けずに操作レバーを直接ストッパの第1枝部又は第2枝部に回動自在に接続するように構成しても良い。
【0054】
又、上記の実施の形態では、ストッパは三叉形状としているが、形状はこれに限らず、少なくとも渦巻バネとの係合箇所が2箇所以上あるものであれば他の形状でも良い事は言うまでもない。
【0055】
更に、上記の実施の形態では、操作レバーを用いてストッパの位置を調整、固定しているが、操作レバー以外の他の調整、固定手段を用いても良い。
【0056】
更に、上記の実施の形態では、操作レバーに引張りバネを取付けているが、引張りバネに代えて他の付勢手段を用いても良い。
【0057】
更に、上記の実施の形態では、バネ調整手段を後支持リンクに取付けているが、これを前支持リンクに取付けても良い。あるいは、バネ調整手段を前支持リンク及び後支持リンクのいずれにも取付けるように構成しても良い。
【0058】
更に、上記の実施の形態では、平行支持リンクを昇降棚の両側に取付けているが、いずれか一方のみに取付けるように構成することも可能である。
【0059】
更に、上記の実施の形態では、台所の昇降棚に適用しているが、玄関の靴箱等の他の昇降装置にも同様に適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による昇降装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1で示したバネ調整装置の具体的構成を示すための拡大図である。
【図3】図2で示したIII−IIIラインの断面図である。
【図4】図2で示したIV−IVラインの断面図である。
【図5】従来の昇降装置の概略構成を示す正面図である。
【図6】図5で示したVI−VIラインの断面図である。
【図7】図6で示した渦巻きバネの詳細構造を示した拡大図である。
【符号の説明】
11…昇降装置
13…昇降棚
14…収納ケース
16…前支持リンク
17…後支持リンク
21…回動軸
22,23…渦巻きバネ
26…バネ調整装置
27…枠体
36…ストッパ
37…軸
38…第1枝部
41…第2枝部
44…支持部
46…操作レバー
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevating device, and more particularly to an elevating device used for an elevating shelf in a kitchen, a shoe box at an entrance, or the like.
[0002]
[Prior art]
FIG. 5 is a front view showing the appearance of a lifting device used as a conventional kitchen lifting shelf, and FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI shown in FIG.
[0003]
Referring to these drawings, an
[0004]
The lower end portion of the
[0005]
A
[0006]
Since the
[0007]
Here, the
[0008]
On the other hand, the
[0009]
FIG. 7 is an enlarged view of the attachment portion of the spiral spring shown in FIG.
[0010]
Referring to the figure, the center end portion of
[0011]
When the
[0012]
In other words, the
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional lifting apparatus as described above, there is no particular problem when the weight of the articles stored in the lifting shelf is constant. However, in general, the weight of articles to be stored generally varies. Therefore, if the repulsive force of the spiral spring is constant, the lifting operation of the lifting shelf becomes too light or too heavy, and it is difficult to smoothly lift the lifting shelf.
[0014]
The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide an elevating device that can smoothly elevate regardless of changes in the weight of articles stored in the elevating shelf.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to claim 1 is an elevating device that allows the elevating shelf to be moved forward and downward from the accommodating case by a parallel support link attached to the elevating shelf accommodated in the accommodating case. A spiral spring whose central end is fixed to the rotation shaft of at least one of the parallel support links, and is rotatable about the shaft and extends outward from the shaft at each of its ends. A stopper including a first branch part and a second branch part provided with an engagement pin that can be engaged with the outer end of the spiral spring, and an operation lever that is connected to the stopper and is rotatable about the shaft. And a spring adjusting means capable of changing the engagement position with respect to the outer end to two or more positions.
[0016]
If comprised in this way, the repulsive force of a spiral spring will be adjusted to at least 3 steps. Further, the engagement position of the spiral spring changes according to the position of the operation lever.
[0019]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect of the invention, the stopper further includes a support portion extending outward from the shaft, and the operation lever is connected to an end portion of the support portion.
[0020]
If comprised in this way, rotation of a stopper will be controlled via a support part by the position of an operation lever.
[0021]
According to a third aspect of the present invention, in the configuration of the second aspect of the invention, the first branch portion, the second branch portion, and the support portion are arranged in a three-pronged shape around the axis, and in the first position of the support portion, The end portion of the first branch portion engages with the spiral spring, and in the second position of the support portion, neither the first branch portion nor the second branch portion engages with the spiral spring, and in the third position of the support portion. Is one in which the end of the second branch is engaged with the spiral spring.
[0022]
If comprised in this way, the engagement state with the spiral spring of a stopper will change according to the position of a support part.
[0023]
According to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the third aspect of the present invention, the operation lever is biased so that the support portion moves from the first position to the third position via the second position. A tension spring is attached, and three notches are formed to prevent movement of the operation lever against the urging force of the tension spring. Each of the notches is a part of the frame body in which the spiral spring is stored. It is detachably engaged with the part.
[0024]
If comprised in this way, while a movement of an operation lever will become easy, a movement stop state will be stabilized.
[0025]
The invention according to claim 5 is the configuration of the invention according to any one of claims 1 to 4, wherein the rotating shaft is further attached with a second spiral spring whose center end is fixed, The outer end of the second spiral spring engages with a pin fixed at a fixed position.
[0026]
If comprised in this way, the kind of strength of the repulsive force added to a support link will increase.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the repulsive force of the spiral spring can be adjusted in at least three stages. Therefore, the adjustment range according to the weight of the articles stored in the lifting shelf is expanded, and smoother. Easy lifting and lowering usability. Further, since the engagement position of the operation spring changes according to the position of the stopper, it becomes easy to select the repulsive force of the spiral spring only by operating the operation lever.
[0029]
According to the second aspect of the invention, in addition to the effect of the first aspect of the invention, the operation lever is connected to the support part independent of the first branch part and the second branch part, so that the stopper can be easily arranged. Become.
[0030]
According to the third aspect of the invention, in addition to the effect of the second aspect of the invention, since the engagement state between the stopper and the spiral spring changes according to the position of the support portion, the control of the repulsive force of the spiral spring is stable. To do.
[0031]
In addition to the effect of the invention of claim 3, the invention of claim 4 facilitates the movement of the operating lever and stabilizes the movement stop state, so that the adjustment of the spiral spring is facilitated and the usability is improved.
[0032]
In addition to the effects of the invention according to any one of claims 1 to 4, the invention according to claim 5 increases the types of strength of repulsive force applied to the support link. Adjustment of repulsive force becomes easy.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a lifting apparatus according to a first embodiment of the present invention, and corresponds to the cross-sectional view of FIG. 6 shown in the conventional example.
[0034]
Referring to the figure, the lifting
[0035]
A
[0036]
On the other hand, the upper end portion of the
[0037]
Further, the lower end portion of the
[0038]
A spring adjusting device 26 (described later) is attached to the inside of the
[0039]
By configuring the
[0040]
FIG. 2 is a view for showing a detailed structure of the spring adjusting device shown in FIG. 1, and the description of the
[0041]
With reference to these drawings, two spiral springs 22 and a
[0042]
A
[0043]
One end of a rod-shaped
[0044]
On the other hand, the outer end of the spiral spring 22 whose center end is fixed to the
[0045]
Next, the usage state of the
[0046]
First, at the first position indicated by the solid line, the
[0047]
In this way, the
[0048]
That is, by adjusting the
[0049]
Next, the engagement state of the
[0050]
Further, when the engagement state between the notch 47b and the
[0051]
This engagement position is a position advanced by a predetermined distance in the clockwise direction with respect to the engagement position of the
[0052]
In this way, by providing the
[0053]
In the above embodiment, the stopper is provided with the support portion. However, the operation lever is directly connected to the first branch portion or the second branch portion of the stopper without being provided with the support portion. You may comprise.
[0054]
In the above embodiment, the stopper has a tridental shape. However, the shape is not limited to this, and it is needless to say that other shapes may be used as long as there are at least two engagement points with the spiral spring. .
[0055]
Furthermore, in the above embodiment, the position of the stopper is adjusted and fixed using the operation lever, but other adjustment and fixing means other than the operation lever may be used.
[0056]
Furthermore, in the above-described embodiment, the tension spring is attached to the operation lever, but other urging means may be used instead of the tension spring.
[0057]
Furthermore, in the above embodiment, the spring adjusting means is attached to the rear support link, but this may be attached to the front support link. Or you may comprise so that a spring adjustment means may be attached to any of a front support link and a rear support link.
[0058]
Furthermore, in the above-described embodiment, the parallel support links are attached to both sides of the lifting shelf, but it is also possible to configure so that they are attached to only one of them.
[0059]
Furthermore, in the above-described embodiment, the present invention is applied to an elevator shelf in a kitchen, but it goes without saying that the present invention can be applied to other elevator devices such as a shoe box at the entrance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a schematic configuration of a lifting device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view for showing a specific configuration of the spring adjusting device shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III shown in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV shown in FIG.
FIG. 5 is a front view showing a schematic configuration of a conventional lifting device.
6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI shown in FIG.
7 is an enlarged view showing a detailed structure of the spiral spring shown in FIG. 6;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記平行支持リンクの少なくとも一方の支持リンクの回動軸にその中心端部が固定される渦巻きバネと、
軸を中心に回動自在で且つ前記軸から外方に伸びその端部の各々に前記渦巻きバネの外方端部に係合し得る係合ピンを備えた第1枝部及び第2枝部を含むストッパと、前記ストッパに接続され、前記ストッパを前記軸を中心として回動自在とする操作レバーとを含み、前記外方端部に対する係合位置を2以上の位置に変更し得るバネ調整手段とを備えた、昇降装置。A lifting device that allows the lifting shelf to move forward and downward from the storage case by means of parallel support links attached to the lifting shelf stored in the storage case,
A spiral spring whose central end is fixed to the rotation shaft of at least one of the parallel support links;
A first branch part and a second branch part, each of which has an engaging pin that is rotatable about an axis and extends outward from the axis and can be engaged with the outer end of the spiral spring at each of its ends. A spring adjustment that can change the engagement position with respect to the outer end to two or more positions, and a stopper that is connected to the stopper and that allows the stopper to rotate about the shaft. And a lifting device.
、前記操作レバーは、前記支持部の端部に接続される、請求項1記載の昇降装置。The lifting device according to claim 1, wherein the stopper includes a support portion extending further outward from the shaft, and the operation lever is connected to an end portion of the support portion.
前記支持部の第1位置においては、前記第1枝部の端部が前記渦巻きバネに係合し、
前記支持部の第2位置においては、前記第1枝部及び前記第2枝部のいずれも前記渦巻きバネには係合せず、
前記支持部の第3位置においては、前記第2枝部の端部が前記渦巻きバネに係合する、請求項2記載の昇降装置。The first branch portion, the second branch portion, and the support portion are arranged in a trifurcated shape around the axis,
In the first position of the support portion, an end portion of the first branch portion engages with the spiral spring;
In the second position of the support portion, neither the first branch portion nor the second branch portion engages with the spiral spring,
The lifting device according to claim 2, wherein an end portion of the second branch portion is engaged with the spiral spring at a third position of the support portion.
前記切欠きの各々は、前記渦巻きバネが格納される枠体の一部に着脱自在に係合する、請求項3記載の昇降装置。A tension spring for biasing the operation lever is attached to the operation lever so that the support portion moves from the first position to the third position via the second position, and the tension spring of the tension spring Three notches that prevent movement of the operating lever against the biasing force are formed,
The lifting device according to claim 3, wherein each of the cutouts is detachably engaged with a part of a frame body in which the spiral spring is stored.
前記第2の渦巻きバネの外方端部は、一定位置に固定されたピンに係合する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の昇降装置。A second spiral spring to which the center end portion is further fixed is attached to the rotation shaft,
The lifting device according to any one of claims 1 to 4, wherein an outer end portion of the second spiral spring is engaged with a pin fixed at a fixed position.
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