JP3603973B2 - Damage inspection method for flexible gas pipes in wall and floor construction - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は壁、床の工事における釘等による可撓ガス管の損傷を検査する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
壁や床の工事において釘等の先端が尖っている部材を打った場合、この釘が壁や床の内部に設置している可撓ガス管に刺さり、孔を開けてしまうことがある。
【0003】
このような可撓ガス管の損傷を工事後に検出するための従来の検査方法としては、a.可撓ガス管にガスを流し、漏洩するガスを作業員が臭いにより検出したり、ガス検知装置により検出したりする方法や、b.可撓ガス管内にファイバーカメラを挿入して確認する方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
aの方法のように、漏洩するガスにより損傷を検出する方法では、時間と労力がかかり、しかも確実な検出を行うことはできない。またガスの漏洩を検出できたとしても、損傷位置を正確に特定することは困難であり、最終的に確認するためには壁や床を取り外さなければならなかった。
bの方法のようにカメラを挿入するものでは、検査できる距離に限界があると共に、配管系の構成等にも制限を受けてしまう。
本発明は、このような課題を解決することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、まず本発明では、壁、床の内部に設置した可撓ガス管に、その延長上の適所に取り付けた送信装置のアンテナにより電磁波を放射して可撓ガス管内を伝播させると共に、壁、床に打たれた釘に受信装置のアンテナを向けて電磁波を探査し、可撓ガス管からの漏洩電磁波により損傷を検出することを提案する。
【0006】
次に、本発明では、壁、床の内部に設置した可撓ガス管に、その延長上の適所に取り付けた送信装置のアンテナにより電磁波を放射して可撓ガス管内を伝播させると共に、壁、床に打たれた釘に受信装置のプローブを接触させて電磁波を探査し、可撓ガス管からの漏洩電磁波により損傷を検出することを提案する。
【0007】
また本発明では、壁、床の内部に設置した可撓ガス管に、その延長上の適所に取り付けた送信装置のアンテナにより電磁波を放射して可撓ガス管内を伝播させると共に、壁、床に打たれた釘に受信装置のアンテナを向けて電磁波を探査し、受信装置により電磁波を検出した際、そのアンテナの指向方向の釘にプローブを接触させて電磁波を探査し、可撓ガス管からの漏洩電磁波により損傷を検出することを提案する。
【0008】
また本発明では、壁、床の内部に設置した可撓ガス管の延長上の適所に受信装置のアンテナを取り付けると共に、送信装置のアンテナを壁、床に打たれた釘に向けて電磁波を放射し、この際に可撓ガス管内を伝播する電磁波を受信装置により監視し、可撓ガス管内に外部から入射した電磁波により損傷を検出することを提案する。
【0009】
また本発明では、上記の構成において送信装置により放射する電磁波を経時的に変化させることを提案する。
【0010】
また本発明では、上記の構成において送信装置により放射する電磁波を所望の信号で変調することを提案する。
【0011】
また本発明では、上記の構成において送信装置による電磁波の放射をON−OFFさせると共に、受信装置による電磁波の検出をON時点とOFF時点の両方の時点で行い、OFF時点の受信信号をON時点の受信信号と比較して、送信装置からの電磁波を識別することを提案する。
【0012】
また本発明では、上記の構成において可撓ガス管の延長上に設置されているティーの試験孔を塞ぐプラグの内側にアンテナを構成し、プラグを取り付けた状態においてアンテナをティー内に位置させることを提案する。
【0013】
また本発明では、上記の構成において可撓ガス管の延長上に設置されている可撓ガス管用ソケットのねじ部に螺合可能なプラグの内側にアンテナを構成し、プラグを取り付けた状態においてアンテナをティー内に位置させることを提案する。
【0014】
以上の構成において、可撓ガス管を含め、金属製のガス管は、円形導波管と同様な態様で電磁波を伝播させることができる。そして電磁波は、可撓ガス管の延長上の適所に取り付けた送信装置のアンテナから放射して伝播させることができる。
【0015】
可撓ガス管に釘が刺さって、先端が外側の樹脂被覆から金属製の管本体を突き抜けて内部に至り、釘と、管本体に開いた孔との間に樹脂被覆が介在しているような状態では、釘は、可撓ガス管内を伝播している電磁波に対してアンテナとして作用するので、この部分から電磁波が漏洩する。従ってこのように可撓ガス管から漏洩する電磁波を検出することにより、釘による可撓ガス管の損傷を検出することができる。
【0016】
漏洩する電磁波は、アンテナでは比較的広い範囲の検出を行うことができ、またプローブでは釘毎に検出を行うことができる。漏洩する電磁波の探査は、これらのいずれか一方のみにて行うことができるが、この他、まずアンテナで比較的広い範囲での電磁波の探査を行い、漏洩する電磁波を検出した際に、アンテナによる探査範囲内の釘毎にプローブにて探査を行うようにすることもでき、この場合にはアンテナを用いた探査により、プローブによる探査範囲を狭めて、可撓ガス管を損傷した釘の特定を行うことができる。
【0017】
一方、上述したように可撓ガス管に刺さっている釘はアンテナとして作用するので、可撓ガス管の外部から釘の部分に電磁波を放射すると、電磁波は可撓ガス管内に入射して伝播する。従って、このように外部から可撓ガス管内に入射した電磁波を検出することによっても、釘による可撓ガス管の損傷を検出することができる。
【0018】
電磁波の周波数を経時的に変化させるものとすると、ある時点の、ある周波数において、釘による損傷個所からの漏洩がしにくく、従って損傷個所の検出が困難となる電磁界分布が生じても、次の時点の異なった周波数においては電磁界分布が変化して、損傷個所からの電磁波が漏洩するようになるため、損傷個所の検出が可能となる。
【0019】
電磁波を音声又は画像等の所望の信号で変調するものとすると、受信装置で受信した電磁波が送信装置から送信したものであるか、ノイズであるかの識別が容易となる。
【0020】
送信装置による電磁波の送信をON−OFFさせると共に、受信装置による電磁波の検出をON時点とOFF時点の両方の時点で行い、OFF時点の受信信号をON時点の受信信号と比較するものとすると、ON時点にのみ受信される送信装置からの電磁波を、いずれの時点でも受信されるノイズと識別することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の方法の第1の実施形態の構成及び動作を模式的に示すものである。符号1は家屋2等の外壁3と内壁4間の空間部に設置されている可撓ガス管であり、この可撓ガス管1は例えば外側に樹脂被覆を施した金属製可撓管等である。
【0022】
図3は、図1において模式的に示されている可撓ガス管1の上流側の構成例を具体的に示すもので、この例では、家屋2等の内側からの可撓ガス管1の上流側の延長上に片ねじソケット5を介して、試験孔と称されるティー6が接続されており、このティー6の上流側には鋼製ガス管7が接続され、その上流側にガスメーター8が設置されている。
【0023】
再び、図1にもどって説明すると、可撓ガス管1は内壁4の工事等において釘9を打ち付けた場合に、たまたま位置が合ってしまうと、釘9の先鋭な先端部が刺さる可能性があるものである。そこで工事後には以下に示すような損傷検査を行う。
【0024】
損傷検査においては、まず可撓ガス管1の延長上の適所に送信装置10のアンテナ11を取り付ける。図1の例では、アンテナ11は可撓ガス管1の延長上の鋼製ガス管7に設けられているティー6の個所に取り付けており、このティー6は図3にも示されるものである。即ち、この例のアンテナ11は、ティー6の分岐口12を塞ぐプラグ13の内側に構成している。
【0025】
図4はアンテナ11の取付個所の近傍を拡大して示すもので、図1の要素と対応する要素には同一の符号を付している。まずプラグ13は筒状に形成され、分岐口12の雌ねじ部14aに螺合する雄ねじ部14bを外側に形成すると共に、筒状のロックナット15の雄ねじ部16bを螺合する雌ねじ部16aを内側に形成している。ロックナット15には同軸ケーブル17の先端を挿通させ、中心リード18を突出させると共に、シールド線19の編組をクランプ20に沿って拡げ、ロックナット15の先端側にワッシャ21、ガスケット22を介装し、ロックナット15を螺合により締め付けることにより、拡げたシールド線19をプラグ13の内壁に圧接して取付け状態とする。一方、中心リード18の先端側には直線形状のプロ−ブ23を接合しており、このプロ−ブ23は絶縁体24によりプラグ13の中心位置に支持している。一方、プラグ13の外側端部には鍔部25を形成しており、鍔部25と分岐口12の端部間にOリング状の電波シールド材26を装着可能としている。
【0026】
以上の構成において、送信装置10から同軸ケーブル17により電磁波を供給すると、プロ−ブ23による電界に対応するモードの電磁波がティー6内に励振され、鋼製ガス管7に円形導波管と同様なモードで電磁波を伝播させることができる。図の場合には、鋼製ガス管7にはTM01のモードの電磁界が形成されて伝播する。
【0027】
このようにしてティー6において励振された電磁波は、ティー6から鋼製ガス管7を経て可撓ガス管1へと伝播する。このように電磁波を可撓ガス管1に伝播させている状態において、内壁4に打たれている釘9に受信装置27のアンテナ28を向けて電磁波の探査を行う。
【0028】
可撓ガス管1に釘9が刺さって、その先端が外側の樹脂被覆から金属製の管本体を突き抜けて内部に至り、釘9と管本体に開いた孔との間に樹脂被覆が介在しているような状態では、釘9は、可撓ガス管1内を伝播している電磁波に対してアンテナとして作用するので、釘9から電磁波が漏洩する。
【0029】
従って受信装置27のアンテナ28を適宜移動させたり、指向方向を変えたりしながら、釘9から漏洩する電磁波を探査し、受信することにより、釘9による可撓ガス管1の損傷を検出することができる。
【0030】
ティー6に送信装置10のアンテナ11を取り付ける上述した構成では、プラグ13に代えてループ(図示省略)をティー6内に突出させてアンテナを構成することもできる。また送信装置10のアンテナ11は、ティーの他、例えば上述した図3の構成における片ねじソケット5を外して、ここに図4の構成と同様に、プロ−ブ等を設けたプラグを螺合してアンテナを構成する等、適宜の個所に適宜の構成でアンテナを構成することができる。
【0031】
図2は釘9から漏洩する電磁波の検出を、受信装置27のアンテナ28に代えて、受信装置27に接続したプロ−ブ29により行うものである。即ち、漏洩する電磁波は、アンテナ28では比較的広い範囲の検出を行うことができるのに対して、プロ−ブ29では釘9毎に検出を行うことができる。釘9から漏洩する電磁波の探査はアンテナ28及びプロ−ブ29のいずれか一方のみにて行うことができるが、これらを組み合わせて行うこともできる。
【0032】
例えば、アンテナ28で比較的広い範囲での電磁波の探査を行い、漏洩する電磁波を検出した際に、アンテナ28による探査範囲内の釘9毎にプロ−ブ29にて探査を行うようにすることもでき、このような方法では、アンテナ28による探査により、プロ−ブ29で行うべき探査範囲を狭めて、可撓ガス管1を損傷した釘9の特定を効率的に行うことができる。
【0033】
上述したように可撓ガス管1に刺さっている釘9はアンテナとして作用するので、可撓ガス管1の外部から釘9の部分に電磁波を放射すると、電磁波は可撓ガス管1内に入射して伝播する。従って図1の構成において、ティー6に取り付けたアンテナ11に受信装置を接続して受信アンテナとして動作させると共に、アンテナ28には送信装置を接続して送信アンテナとして動作させれば、送信アンテナを向けた釘9から入射して可撓ガス管1内を伝播する電磁波を受信アンテナを介して受信装置により検出することにより、釘9による可撓ガス管1の損傷を検出することができる。
【0034】
以上の損傷検査において、電磁波の伝送路としての可撓ガス管1の位置や使用する電磁波の周波数によっては、可撓ガス管1を損傷した釘9からの電磁波の漏洩がしにくいように管内の電磁界分布が形成される場合がある。
【0035】
このような際には、送信装置から送信アンテナを介して可撓ガス管1内に伝播させる電磁波の周波数を経時的に変化させると、ある時点の、ある周波数においては漏洩個所からの漏洩がしにくい電磁界分布が生じても、次の時点の、異なった周波数においては電磁界分布が変化して、当該個所から電磁波を漏洩させるようにすることができる。
【0036】
また以上の損傷検査において、受信装置の受信アンテナには、釘9から漏洩する電磁波の他、種々の外来ノイズが入って来るため、受信装置で、ある電磁波を受信している場合に、それが漏洩した電磁波であるか、ノイズであるかを識別できれば損傷個所の検出の確実性が向上する。このような方法を次に説明する。
【0037】
まず第1の方法は、送信装置の送信アンテナにより放射する電磁波を所望の信号で変調する方法である。所望の信号は、例えば音声や画像等のように人が識別可能な信号とすれば、受信装置により受信した電磁波が所定の音声や画像を含むか否かを人が判断することにより、漏洩電磁波とノイズを識別することができる。
【0038】
また第2の方法は、送信装置による電磁波の放射をON−OFFさせると共に、受信装置による電磁波の検出をON時点とOFF時点の両方の時点で行い、OFF時点の受信信号をON時点の受信信号と比較して、送信装置からの電磁波を識別する方法である。この方法を適用すると、受信装置で、ある電磁波を受信している際に、送信装置による電磁波の放射を停止すると、受信している電磁波が送信装置からの電磁波を含む場合には図5(a)に示すように、受信レベルが低下するが、受信している電磁波が外来ノイズである場合には図5(b)に示すように受信レベルの低下がないので、このような観点からON時とOFF時の受信信号を比較することにより、漏洩による電磁波とノイズを識別することができる。
【0039】
受信装置では、少なくともON時点とOFF時点がわかれば良いので、電磁波のON−OFFは、受信装置側で操作して行うこともできるし、送信装置側でON−OFF操作を行って、その操作信号を受信装置側に伝送するようにすることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりであるので、次のような効果がある。
a.壁、床の工事における釘等による可撓ガス管の損傷の検査を、壁、床を壊さずに行うことができる。
b.従って短時間で容易に損傷の検査が可能である。
c.配管系の構成による制限が少ない。
d.活管、死管のどちらでも検査が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用した第1実施例の全体構成の模式図である。
【図2】本発明の方法を適用した第2実施例の要部断面図である。
【図3】本発明においてアンテナを設置する個所を例示するための可撓ガス管の上流側の配管系の一例を示す説明図である。
【図4】本発明におけるアンテナの設置の実施例を示す断面図である。
【図5】電磁波のON−OFFにより漏洩電磁波とノイズを識別する動作原理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 可撓ガス管
2 家屋
3 外壁
4 内壁
5 片ねじソケット
6 ティー
7 鋼製ガス管
8 ガスメーター
9 釘
10 送信装置
11 アンテナ
12 分岐口
13 プラグ
14a 雌ねじ部
14b 雄ねじ部
15 ロックナット
16a 雌ねじ部
16b 雄ねじ部
17 同軸ケーブル
18 中心リード
19 シールド線
20 クランプ
21 ワッシャ
22 ガスケット
23 プロ−ブ
24 絶縁体
25 鍔部
26 電波シールド材
27 受信装置
28 アンテナ
29 プロ−ブ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for inspecting a flexible gas pipe for damage caused by a nail or the like in wall and floor construction.
[0002]
[Prior art]
When a sharp pointed member such as a nail is hit in the construction of a wall or a floor, the nail may pierce a flexible gas pipe installed inside the wall or the floor, thereby opening a hole.
[0003]
Conventional inspection methods for detecting such damage to flexible gas pipes after construction include: a. A method in which a gas is passed through a flexible gas pipe, and a leaked gas is detected by an operator by odor or detected by a gas detection device; b. There is a method of inserting a fiber camera into a flexible gas pipe for confirmation.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The method of detecting damage by leaking gas as in the method (a) requires time and labor, and cannot perform reliable detection. Even if a gas leak can be detected, it is difficult to pinpoint the location of the damage, and the wall or floor must be removed to finally confirm the damage.
In the case where the camera is inserted as in the method b, the distance that can be inspected is limited, and the configuration of the piping system is also limited.
An object of the present invention is to solve such a problem.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, first, in the present invention, a flexible gas pipe installed inside a wall or a floor is radiated with an electromagnetic wave by an antenna of a transmission device attached to a proper position on the extension of the flexible gas pipe, and the inside of the flexible gas pipe is We propose to detect the damage by leaking electromagnetic waves from the flexible gas pipe by directing the antenna of the receiving device to the nail hit on the wall or the floor, and transmitting the electromagnetic waves.
[0006]
Next, in the present invention, a flexible gas pipe installed inside a wall or floor is radiated by an antenna of a transmitting device attached to an appropriate position on the extension of the flexible gas pipe to propagate electromagnetic waves in the flexible gas pipe, It is proposed to detect the electromagnetic wave by contacting the probe of the receiving device with the nail hit on the floor and to detect the damage by the electromagnetic wave leaked from the flexible gas pipe.
[0007]
Further, according to the present invention, the flexible gas pipe installed inside the wall or the floor is radiated by the antenna of the transmitting device attached at an appropriate position on the extension thereof to radiate electromagnetic waves to propagate through the flexible gas pipe, Aiming at the antenna of the receiving device at the nail that was struck, the electromagnetic wave is searched for, and when the electromagnetic wave is detected by the receiving device, the probe is brought into contact with the nail in the direction of the antenna to search for the electromagnetic wave, and the electromagnetic wave is detected. It is proposed to detect damage by leakage electromagnetic waves.
[0008]
Further, according to the present invention, the antenna of the receiving device is mounted at an appropriate position on the extension of the flexible gas pipe installed inside the wall or the floor, and the antenna of the transmitting device radiates electromagnetic waves toward the nail struck on the wall or the floor. At this time, it is proposed to monitor an electromagnetic wave propagating in the flexible gas pipe by a receiving device, and to detect damage by an electromagnetic wave incident on the flexible gas pipe from outside.
[0009]
Further, the present invention proposes to change the electromagnetic wave radiated by the transmission device with time in the above configuration.
[0010]
Further, the present invention proposes modulating an electromagnetic wave radiated by the transmitting device with a desired signal in the above configuration.
[0011]
Further, in the present invention, in the above configuration, the emission of the electromagnetic wave by the transmitting device is turned on and off, and the detection of the electromagnetic wave by the receiving device is performed at both the ON time and the OFF time, and the reception signal at the OFF time is changed to the ON time It is proposed to identify the electromagnetic waves from the transmitting device in comparison with the received signal.
[0012]
Further, according to the present invention, in the above configuration, the antenna is formed inside the plug that closes the test hole of the tee installed on the extension of the flexible gas pipe, and the antenna is positioned inside the tee with the plug attached. Suggest.
[0013]
Further, according to the present invention, in the above configuration, an antenna is formed inside a plug that can be screwed into a thread portion of a socket for a flexible gas pipe installed on an extension of the flexible gas pipe, and the antenna is mounted in a state where the plug is attached. It is proposed to place the in the tee.
[0014]
In the above configuration, the metal gas pipe including the flexible gas pipe can propagate electromagnetic waves in the same manner as the circular waveguide. Then, the electromagnetic wave can be radiated and propagated from an antenna of the transmitting device mounted at an appropriate position on the extension of the flexible gas pipe.
[0015]
The nail is pierced into the flexible gas pipe, and the tip penetrates through the metal pipe main body from the outer resin coating to the inside, and the resin coating is interposed between the nail and the hole opened in the pipe main body. In such a state, the nail acts as an antenna for the electromagnetic wave propagating in the flexible gas pipe, and the electromagnetic wave leaks from this portion. Therefore, by detecting the electromagnetic wave leaking from the flexible gas pipe in this way, it is possible to detect damage to the flexible gas pipe due to the nail.
[0016]
Leakage electromagnetic waves can be detected in a relatively wide range with an antenna, and can be detected for each nail with a probe. Exploration of leaking electromagnetic waves can be performed by only one of them, but in addition, first, an antenna is searched for electromagnetic waves in a relatively wide range, and when leaking electromagnetic waves are detected, A probe can be used to search for each nail within the search range.In this case, the search using the antenna narrows the search range using the probe to identify the nail that damaged the flexible gas pipe. It can be carried out.
[0017]
On the other hand, since the nail stuck in the flexible gas pipe acts as an antenna as described above, when an electromagnetic wave is radiated to the nail portion from the outside of the flexible gas pipe, the electromagnetic wave enters the flexible gas pipe and propagates. . Therefore, damage to the flexible gas pipe due to nails can also be detected by detecting the electromagnetic wave that has entered the flexible gas pipe from the outside in this way.
[0018]
Assuming that the frequency of the electromagnetic wave is changed over time, at a certain point in time, at a certain frequency, even if an electromagnetic field distribution that makes it difficult for the nail to leak from the damaged part and thus makes it difficult to detect the damaged part occurs, At a different frequency at the point of time, the electromagnetic field distribution changes, and the electromagnetic wave leaks from the damaged part, so that the damaged part can be detected.
[0019]
If the electromagnetic wave is modulated by a desired signal such as voice or image, it becomes easy to identify whether the electromagnetic wave received by the receiving device is transmitted from the transmitting device or is noise.
[0020]
Assuming that the transmission of the electromagnetic wave by the transmitting device is turned on and off, the detection of the electromagnetic wave by the receiving device is performed at both the ON time and the OFF time, and the received signal at the OFF time is compared with the received signal at the ON time. Electromagnetic waves from the transmitting device that are received only at the time of ON can be distinguished from noise that is received at any time.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 schematically shows the configuration and operation of the first embodiment of the method of the present invention.
[0022]
FIG. 3 specifically shows a configuration example on the upstream side of the
[0023]
Returning to FIG. 1 again, when the
[0024]
In the damage inspection, first, the
[0025]
FIG. 4 is an enlarged view showing the vicinity of the mounting position of the
[0026]
In the above configuration, when an electromagnetic wave is supplied from the transmitting
[0027]
The electromagnetic wave excited in the
[0028]
A nail 9 is pierced into the
[0029]
Therefore, by exploring and receiving electromagnetic waves leaking from the nail 9 while appropriately moving the
[0030]
In the above-described configuration in which the
[0031]
FIG. 2 shows that the electromagnetic wave leaking from the nail 9 is detected by a
[0032]
For example, when an electromagnetic wave is detected in a relatively wide range by the
[0033]
As described above, the nail 9 inserted into the
[0034]
In the damage inspection described above, depending on the position of the
[0035]
In such a case, if the frequency of the electromagnetic wave propagated from the transmitting device into the
[0036]
In the above-described damage inspection, the receiving antenna of the receiving device receives various kinds of external noises in addition to the electromagnetic wave leaking from the nail 9, so that when the receiving device receives a certain electromagnetic wave, it is not received. If it is possible to discriminate between a leaked electromagnetic wave and a noise, the reliability of detection of a damaged portion is improved. Next, such a method will be described.
[0037]
First, a first method is a method of modulating an electromagnetic wave radiated by a transmission antenna of a transmission device with a desired signal. If the desired signal is a signal that can be identified by a person such as a voice or an image, for example, the person determines whether or not the electromagnetic wave received by the receiving device includes a predetermined sound or an image, and the leaked electromagnetic wave is determined. And noise can be identified.
[0038]
The second method is to turn on / off the radiation of the electromagnetic wave by the transmitting device, to perform the detection of the electromagnetic wave by the receiving device at both the ON time and the OFF time, and to change the received signal at the OFF time to the received signal at the ON time. This is a method of identifying an electromagnetic wave from the transmission device as compared with the method described above. When this method is applied, when the receiving device stops emitting the electromagnetic wave by the transmitting device while receiving a certain electromagnetic wave, if the received electromagnetic wave includes the electromagnetic wave from the transmitting device, the receiving device shown in FIG. As shown in FIG. 5), the reception level decreases, but when the electromagnetic wave being received is external noise, the reception level does not decrease as shown in FIG. By comparing the received signal with the signal at the time of OFF, it is possible to distinguish between electromagnetic waves and noise due to leakage.
[0039]
Since the receiving device only needs to know at least the ON time and the OFF time, ON / OFF of the electromagnetic wave can be performed by operating the receiving device, or the ON-OFF operation is performed by the transmitting device and the operation is performed. The signal can be transmitted to the receiving device side.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the following effects.
a. Inspection for damage to the flexible gas pipe due to nails or the like in wall or floor construction can be performed without breaking the wall or floor.
b. Therefore, damage inspection can be easily performed in a short time.
c. There are few restrictions due to the configuration of the piping system.
d. Inspection is possible for both live and dead tubes.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of the overall configuration of a first embodiment to which the method of the present invention is applied.
FIG. 2 is a sectional view of a main part of a second embodiment to which the method of the present invention is applied.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an example of a piping system on an upstream side of a flexible gas pipe for illustrating a place where an antenna is installed in the present invention.
FIG. 4 is a sectional view showing an embodiment of installation of an antenna according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing an operation principle of discriminating leakage electromagnetic waves and noise based on ON-OFF of electromagnetic waves.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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