JP3603905B2 - 食品容器用複合紙及びその製造法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、食品、特に液体食品用紙容器において、合成樹脂フィルムをラミネートした複合紙容器の臭気を改良した食品容器用複合紙及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、食品用液体容器はその廃棄物が簡単に焼却処理できることから、ビン、缶、プラスチックボトル等から合成樹脂フィルムをラミネートした複合紙容器へと転換されてきている。複合紙容器は、その他にも軽量であること、ヒートシールが容易であること、安価であること等多くの利点を有しているが、他方、内容物に特有の臭いが付く、風味を悪くする等の欠点も有している。殊にミネラルウォーター、ジュース、牛乳、酒等の容器には、これら欠点を有したまま使用されているのが現状である。
【0003】
液体容器用複合紙は、一般的には紙に合成樹脂を押出ラミネートする方法により製造されているが、このラミネート加工時には紙と合成樹脂との接着性を向上させるために、コロナ放電処理やオゾン吹付け処理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これら処理を施して得られた液体容器用複合紙を用いて紙容器を作り、ミネラルウォーター、ジュース、牛乳、酒等を封入した場合、ガラスビンやペットボトル等に封入した場合に比べて、臭気や風味において劣っているのが現状である。
これら臭気や風味を悪くする原因と考えられるものとして、合成樹脂の高温押出しによる熱分解物、コロナ放電やオゾン或いはこれらにより生じた合成樹脂の酸化生成物、更には基材である板紙などから発散される揮発性物質等が考えられ、これらの影響を極力低下させることが求められる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、これらの欠点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、紙と合成樹脂との接着性及び合成樹脂の印刷性の向上をフレームプラズマ処理により向上させた複合紙からなる容器が上記問題を一挙に解決し得ることを見出し、本発明に到達したのである。
即ち、本発明の第1は、板紙とその内外両面に合成樹脂ラミネート層とからなる食品容器用複合紙において、板紙の坪量が100g/m2 〜500g/m2 の範囲にあり、且つ板紙と合成樹脂ラミネート層との接着性の向上のために前記板紙に、及び前記外面の合成樹脂ラミネート層の濡れ指数の向上のために前記該外面の合成樹脂ラミネート層に、火炎出力が処理面に対し9BTU/m2 〜47BTU/m2 でフレームプラズマ処理を施したことを特徴とする食品容器用複合紙を、
本発明の第2は、板紙の内外両面に合成樹脂を押出しラミネートするに際し、坪量が100g/m2 〜500g/m2 の範囲の板紙を用い、且つ板紙と合成樹脂ラミネート層との接着性の向上のために前記板紙に、及び前記外面の合成樹脂ラミネート層の濡れ指数の向上のために該外面の合成樹脂ラミネート層に、火炎出力が処理面に対し9BTU/m2 〜47BTU/m2 でフレームプラズマ処理を施すことを特徴とする食品容器用複合紙の製造法を、それぞれ内容とするものである。
【0006】
本発明に用いられる合成樹脂としてはポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が好適で、ポリオレフィン系樹脂としては、例えば低密度ポリエチレン、又はその共重合体、中密度ポリエチレン又はその共重合体、高密度ポリエチレン又はその共重合体、ポリプロピレン又はその共重合体、4−メチルペンテン−1が挙げられ、ポリエステル系樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート及びこれらの変性品等が挙げられる。これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。これらの中で、加工性、ヒートシール性、経済性等から低密度ポリエチレンが特に好適である。
これらの合成樹脂を板紙の内外両面に通常の押出機で押出しラミネートするが、押出温度は加工条件等により任意に選択すればよい。即ち、ポリオレフィン系樹脂の場合は280℃〜320℃の温度範囲が一般的であり、ポリエステル系樹脂の場合は260℃〜300℃が適当である。
【0007】
本発明に用いられる板紙としては、その坪量が100g/m2 〜500g/m2 の範囲のものを用いる。100g/m2 未満では容器の形態保持性が悪く、500g/m2 を越えると容器成形加工性が著しく悪くなる。より好ましくは、坪量が200g/m2 〜400g/m2 のものである。また板紙の材質については用途等により適当に選択されればよいが、臭気の著しく強いものは好ましくない。
【0008】
次に、板紙と合成樹脂ラミネート層との接着性向上のために該板紙にフレームプラズマ処理を施すとともに、外面の合成樹脂ラミネート層の濡れ指数の向上のために該外面の合成樹脂ラミネート層の表面にフレームプラズマ処理を施すが、この場合フレームプラズマの火炎燃焼エネルギーが板紙又は合成樹脂ラミネート層の各処理面に対し9BTU/m2 〜47BTU/m2 であることが必要である。火炎燃焼エネルギーが9BTU/m2 未満では板紙と合成樹脂ラミネート層との接着力が実用的な強度以下となったり、合成樹脂ラミネート層表面の濡れ指数の向上も殆ど認められず、同時に得られた複合紙の液体容器としての臭気や風味における問題も充分に改良されない。一方、フレームプラズマの火炎燃焼エネルギーが47BTU/m2 を越えても、上記の接着性や表面濡れ指数の向上、更には臭気、風味の改良効果は、エネルギーの消費の割にはそれ程向上せず、且つ基材を損傷し易い等の問題もでてくる。
【0009】
即ち、フレームプラズマの火炎燃焼エネルギーが9BTU/m2 〜47BTU/m2 の範囲において、板紙と合成樹脂ラミネート層との接着性、合成樹脂ラミネート層の表面濡れ指数の向上、更にまた板紙に合成樹脂をラミネートして得られる複合紙の液体容器としての臭気や風味の改良において、極めて良好な結果が得られる。
【0010】
本発明で得られた複合紙は、これを用いて食品用紙容器として一般果実のジュース類、ミネラルウォーター、牛乳、酒類等の液体飲食物に好適に使用される。勿論、本発明の食品容器用複合紙は、液体状飲食物の他に、流動状、ペースト状、半固形状等のもの、更には臭気や風味の低下、湿気による風味の低下を避ける必要のある固形状、パウダー状のものにも好適である。
【0011】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0012】
実施例1〜4、比較例1〜3
表1に示す如く、板紙を用い、これに各種合成樹脂を所定の温度条件下でT−ダイ押出機より押出し、ラミネート加工を実施した。この時、板紙と各種合成樹脂とを接着させるためにフレームプラズマ(フリンバーナー社製)、コロナ(ソフタル社製)、オゾン(ソフタル社製)をそれぞれ用いて所定量の前処理を行い、合成樹脂をラミネートして内面(接液面側)のラミネートを完了した。次いで、その反対面である外面(印刷面)も同様に前処理を所定量行い、合成樹脂のラミネートを行い、且つこのラミネート面には更に印刷性(濡れ指数で評価)を向上させるため上記のフレームプラズマ、コロナ、オゾンで後処理を行い、食品容器用の複合紙を作製した。
これらの合成樹脂ラミネート複合紙について、ヒートシール性(志賀包装機株式会社製ヒートシーラー)、濡れ指数、更に臭気、風味を評価するためのパックテストを行った。 パックテストは、これらの複合紙をA4サイズに切り、半分に折り曲げ両端を上記ヒートシーラーでヒートシールして袋状にし、この中に鉱水(市販の六甲の水)、清酒(大関・登録商標)、ビン牛乳(森永乳業株式会社製)オレンジジュース(バリヤース・登録商標)をそれぞれ40ml入れ、その後上部をもヒートシールして一昼夜家庭用冷蔵庫に入れて保存した。
【0013】
上記の如く保存したものをパックテストの被検体として、5人の有経験者パネラーが試飲して、それぞれについて臭気、風味を評価した。評価結果は5人の平均的評価を○、△、×の3段階で評価した。○は5人殆どのパネラーが臭気、風味において良好と判断し、×は5人殆どのパネラーが臭気、風味において異臭と感じ、風味も劣ると判断し、△はこれらの中間的判断をした評価を示す。
表1の結果より、オレフィン系樹脂や、ポリエステル系樹脂にフレームプラズマ処理を施したものは、コロナ、オゾン処理を施したものに比べ、ヒートシール性や濡れ指数が充分である上に、パックテストの臭気、風味も良好であることが判る。またフレームプラズマもその火炎エネルギーが8BTU/m2 になると濡れ指数や接着が不足し、実用的でなく、また基材としての紙も100g/m2 未満となると容器としての成形性が不足していた。
【0014】
【表1】
【0015】
尚、表1中の商品の内容及びメーカー名は下記のとおりである:
M−16: 低密度ポリエチレン 三井石油化学工業株式会社
UZ15100C: 線状低密度ポリエチレン 三井石油化学工業株式会社
LA−221: ポリプロピレン 三井石油化学工業株式会社
シーラーPT: ポリエステルの変成品 三井・デュポンポリケミカル株式会社
ノバミッド1020CA: 三菱レイヨン株式会社
【0016】
実施例5
食品容器用複合紙の中で板紙にアルミ箔を貼り合わせたものについて実施した。即ち、厚さ9μmのアルミ箔(住友軽金属工業株式会社製)に厚さ24μmのポリエチレン(三井石油化学工業株式会社製 M−16)を貼り合わせたアルミ箔フィルムのアルミ面と実施例1の板紙とを合成樹脂(三井石油化学工業株式会社製 M−16)の押出しラミネート法で貼り合わせる際に、実施例1と同様にフレームプラズマ処理を施し、内面(接液面側)にアルミ箔を貼り合わせた複合紙を作製した。また外面(印刷面側)にも実施例1〜4、比較例1〜4と同様に合成樹脂のラミネートを行い、且つこのラミネート面に印刷性を向上させるためにフレームプラズマ処理を施し濡れ指数を向上させた。
次いで、実施例1〜4、比較例1〜4と同様の方法で品質評価を行った。
パックテストによる臭気、風味の評価は良好であった。
【0017】
比較例4
実施例5において、フレームプラズマ処理の代わりにコロナ処理を施した他は実施例5と同様に操作し、同様に評価した。
パックテストによる評価は実施例5に比べ著しく劣っていた。
【0018】
【発明の効果】
叙上のとおり、本発明は内容物の風味や臭気(香り)を低下させることがなく、接着性及び印刷性の良好な食品容器用複合紙を提供できる。
Claims (3)
- 板紙とその内外両面に合成樹脂ラミネート層とからなる食品容器用複合紙において、板紙の坪量が100g/m2 〜500g/m2 の範囲にあり、且つ板紙と合成樹脂ラミネート層との接着性の向上のために前記板紙に、及び前記外面の合成樹脂ラミネート層の濡れ指数の向上のために前記該外面の合成樹脂ラミネート層に、火炎出力が処理面に対し9BTU/m2 〜47BTU/m2 でフレームプラズマ処理を施したことを特徴とする食品容器用複合紙。
- 板紙の内外両面に合成樹脂を押出しラミネートするに際し、坪量が100g/m2 〜500g/m2 の範囲の板紙を用い、且つ板紙と合成樹脂ラミネート層との接着性の向上のために前記板紙に、及び前記外面の合成樹脂ラミネート層の濡れ指数の向上のために該外面の合成樹脂ラミネート層に、火炎出力が処理面に対し9BTU/m2 〜47BTU/m2 でフレームプラズマ処理を施すことを特徴とする食品容器用複合紙の製造法。
- 合成樹脂がポリオレフィン系合成樹脂及び/又はポリエステル系合成樹脂である請求項2記載の製造法。
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---|---|---|---|
JP07536393A JP3603905B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 食品容器用複合紙及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07536393A JP3603905B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 食品容器用複合紙及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06255042A JPH06255042A (ja) | 1994-09-13 |
JP3603905B2 true JP3603905B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=13574069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07536393A Expired - Lifetime JP3603905B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 食品容器用複合紙及びその製造法 |
Country Status (1)
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US5829669A (en) | 1997-02-06 | 1998-11-03 | Sonoco Products Company | Tubular container and methods and apparatus for manufacturing same |
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-
1993
- 1993-03-08 JP JP07536393A patent/JP3603905B2/ja not_active Expired - Lifetime
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