JP2583218B2 - 液密容器とその製造方法 - Google Patents
液密容器とその製造方法Info
- Publication number
- JP2583218B2 JP2583218B2 JP21368686A JP21368686A JP2583218B2 JP 2583218 B2 JP2583218 B2 JP 2583218B2 JP 21368686 A JP21368686 A JP 21368686A JP 21368686 A JP21368686 A JP 21368686A JP 2583218 B2 JP2583218 B2 JP 2583218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- polyethylene terephthalate
- glycol
- modified polyethylene
- pet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/36—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyesters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/06—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
- B32B27/10—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of paper or cardboard
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/06—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
- B32B27/08—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
- B32B2307/70—Other properties
- B32B2307/724—Permeability to gases, adsorption
- B32B2307/7242—Non-permeable
- B32B2307/7244—Oxygen barrier
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2439/00—Containers; Receptacles
- B32B2439/40—Closed containers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
- Y10T428/1303—Paper containing [e.g., paperboard, cardboard, fiberboard, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31786—Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
- Y10T428/3179—Next to cellulosic
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31786—Of polyester [e.g., alkyd, etc.]
- Y10T428/31797—Next to addition polymer from unsaturated monomers
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Cartons (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバリヤ・ラミネート、このバリヤ・ラミネー
トの製造方法、および前記バリヤ・ラミネートから作ら
れた容器、並びにこの容器のバリヤ特性により高い貯蔵
安定性を有する果物ジュースを充填され、密封された容
器の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、本
発明は、収容される各種の飲み物中の精油、ビタミンお
よび風味成分の吸収および/または損失に実質的に抵抗
する容器およびカートンの製造に使用されるバリヤ・ラ
ミネートに関するものである。特に好ましい実施態様に
おいては、ビール・オイルとl−アスコルビン酸(ビタ
ミンC)とを含有する柑橘類飲み物を充填され密封され
た液密性容器に関するものであり、前記飲み物は、前記
の充填され密封された容器が飲み物の消費前に長期間貯
蔵された場合でさえも、最初に飲み物を容器中に導入し
たときのレベルに近いビール・オイルおよびl−アスコ
ルビン酸のレベルを示す容器を提供するものである。
トの製造方法、および前記バリヤ・ラミネートから作ら
れた容器、並びにこの容器のバリヤ特性により高い貯蔵
安定性を有する果物ジュースを充填され、密封された容
器の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、本
発明は、収容される各種の飲み物中の精油、ビタミンお
よび風味成分の吸収および/または損失に実質的に抵抗
する容器およびカートンの製造に使用されるバリヤ・ラ
ミネートに関するものである。特に好ましい実施態様に
おいては、ビール・オイルとl−アスコルビン酸(ビタ
ミンC)とを含有する柑橘類飲み物を充填され密封され
た液密性容器に関するものであり、前記飲み物は、前記
の充填され密封された容器が飲み物の消費前に長期間貯
蔵された場合でさえも、最初に飲み物を容器中に導入し
たときのレベルに近いビール・オイルおよびl−アスコ
ルビン酸のレベルを示す容器を提供するものである。
[従来技術と問題点] 近年、果物ジュースのメーカと消費者は、現在市販さ
れている標準的なポリエチレン被覆板紙容器が多くの果
物および柑橘類飲み物の中にある種々の精油、ビタミン
類、決定的な風味成分を吸収しまた/あるいは失う傾向
の故にこの種の容器に対してある程度批判的になってい
る。特に柑橘類については、精油がこの種の容器の内側
ポリエチレン被覆を通して容易に拡散し、ポリエチレン
と板紙基板そのものによって吸収される事により、果物
ジュースの香りと品質を著しく落とす。さらに、酸素が
容器の内部に容易に侵入して、飲み物中の各種の風味成
分を酸化し、l−アスコルビン酸(ビタミンC)が他の
物質に分解される事により、製品のl−アスコルビン酸
(ビタミンC)含有量を低下させ、またジュースの風味
に悪い影響を与える。柑橘類飲み物を貯蔵するためにポ
リエチレンライニングを有するカートンを使用すること
に係わる問題の詳細な説明は米国特許第4,529,606号に
記載されており、これを引用として加える。
れている標準的なポリエチレン被覆板紙容器が多くの果
物および柑橘類飲み物の中にある種々の精油、ビタミン
類、決定的な風味成分を吸収しまた/あるいは失う傾向
の故にこの種の容器に対してある程度批判的になってい
る。特に柑橘類については、精油がこの種の容器の内側
ポリエチレン被覆を通して容易に拡散し、ポリエチレン
と板紙基板そのものによって吸収される事により、果物
ジュースの香りと品質を著しく落とす。さらに、酸素が
容器の内部に容易に侵入して、飲み物中の各種の風味成
分を酸化し、l−アスコルビン酸(ビタミンC)が他の
物質に分解される事により、製品のl−アスコルビン酸
(ビタミンC)含有量を低下させ、またジュースの風味
に悪い影響を与える。柑橘類飲み物を貯蔵するためにポ
リエチレンライニングを有するカートンを使用すること
に係わる問題の詳細な説明は米国特許第4,529,606号に
記載されており、これを引用として加える。
前記の問題を解決するための一つの公知の試みは、介
在金属箔層、通常アルミニウム層を有するラミネートか
ら容器を製造することにあった。板紙/アルミニウム箔
/ポリエチレンラミネートの例は、米国特許第3,365,11
1号に記載され開示されている。これを引用として加え
る。この特許に記載されているように、介在アルミニウ
ム層箔は容器に入る酸素に対する優れたバリヤを成す。
またアルミニウム箔は飲み物の精油が板紙基板によって
吸収されること抑止する。それにも係わらず、飲み物と
接触するポリエチレン層が許容できない量の精油と風味
成分とを簡単に吸収し続けることが発見された。
在金属箔層、通常アルミニウム層を有するラミネートか
ら容器を製造することにあった。板紙/アルミニウム箔
/ポリエチレンラミネートの例は、米国特許第3,365,11
1号に記載され開示されている。これを引用として加え
る。この特許に記載されているように、介在アルミニウ
ム層箔は容器に入る酸素に対する優れたバリヤを成す。
またアルミニウム箔は飲み物の精油が板紙基板によって
吸収されること抑止する。それにも係わらず、飲み物と
接触するポリエチレン層が許容できない量の精油と風味
成分とを簡単に吸収し続けることが発見された。
各種の包装された柑橘類飲み物中の精油、ビタミン類
(特にビタミンC)および風味成分を保持する前記の問
題の他の解決方法は1985年4月23日に発行の米国特許第
4,513,036号に記載されている。この特許記載のバリヤ
・ラミネートは、外側面から内側面に向かって、板紙基
板、プロピレン重合体を被覆されたウェブ、このプロピ
レン重合体ウェブに重なるオレフィン重合体のウェブと
を含む。好ましくは板紙基板はその外側面にさらに加熱
接着性のオレフィン重合体のウェブを備える。しかしな
がら、この特許記載の実施例データによれば、6週間の
貯蔵の後に、このようなラミネートから成る容器は、標
準型の板紙/ポリエチレンラミネート容器に比較して、
精油、特にd−リモネン(精油の主要成分)の保持の改
良を僅かしか示さないことを示している。さらに詳しく
は、好ましいカートン構造は39.5%の精油損失を示し、
これに対して標準型ポリエチレン/板紙/ポリエチレン
カートンは60.5%の精油損失を示した。また好ましいカ
ートン構造はビタミンCの保持に関して、標準型カート
ンに対してさらに僅かの改良を示した。すなわち、標準
型ポリエチレン/板紙/ポリエチレンカートンは6週間
の後に84%のビタミンC損失を示したが、好ましいカー
トン構造は同一期間後に71%の損失を示した。
(特にビタミンC)および風味成分を保持する前記の問
題の他の解決方法は1985年4月23日に発行の米国特許第
4,513,036号に記載されている。この特許記載のバリヤ
・ラミネートは、外側面から内側面に向かって、板紙基
板、プロピレン重合体を被覆されたウェブ、このプロピ
レン重合体ウェブに重なるオレフィン重合体のウェブと
を含む。好ましくは板紙基板はその外側面にさらに加熱
接着性のオレフィン重合体のウェブを備える。しかしな
がら、この特許記載の実施例データによれば、6週間の
貯蔵の後に、このようなラミネートから成る容器は、標
準型の板紙/ポリエチレンラミネート容器に比較して、
精油、特にd−リモネン(精油の主要成分)の保持の改
良を僅かしか示さないことを示している。さらに詳しく
は、好ましいカートン構造は39.5%の精油損失を示し、
これに対して標準型ポリエチレン/板紙/ポリエチレン
カートンは60.5%の精油損失を示した。また好ましいカ
ートン構造はビタミンCの保持に関して、標準型カート
ンに対してさらに僅かの改良を示した。すなわち、標準
型ポリエチレン/板紙/ポリエチレンカートンは6週間
の後に84%のビタミンC損失を示したが、好ましいカー
トン構造は同一期間後に71%の損失を示した。
業界においては、PET(テレフタル酸ポリエチレン)
=ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルが優
れた風味バリヤ特性を有することが公知である。従って
ソフトドリンクなどの飲み物を収容する吹込成形ビンの
成形に際してPETが広く使用されている事は驚くに当た
らない。他の用途に使用するために板紙基板に対してPE
Tを間接に積層する事については、ある程度の成功が見
られた。例えば、米国特許第4,455,184号は、PET層を重
合体接着材の介在層と共に板紙基板に対して共押し出し
する方法を開示している。このラミネートは浅いオーブ
ン・トレーの製造には有効であるが、当業界においては
米国特許第3,120,333号に記載のようにPETライナ付きゲ
ーブルトップカートンを製造する場合のようにPETをPET
に加熱密着する事が極めて困難な事は公知である。この
ような密封カートンの製造に伴う困難はPETをPETに密着
するために高温(約500゜F)を必要とする事である。実
際にこのような高温では、通常の板紙は激しく変色し、
燃え始める事もある。さらに悪い事に、PET/PETヒート
シールを形成するために、このような高温から急冷する
際に、PETが結晶化し、事実上、商業的に信頼性のある
液密シールを得る事が不可能となる。
=ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルが優
れた風味バリヤ特性を有することが公知である。従って
ソフトドリンクなどの飲み物を収容する吹込成形ビンの
成形に際してPETが広く使用されている事は驚くに当た
らない。他の用途に使用するために板紙基板に対してPE
Tを間接に積層する事については、ある程度の成功が見
られた。例えば、米国特許第4,455,184号は、PET層を重
合体接着材の介在層と共に板紙基板に対して共押し出し
する方法を開示している。このラミネートは浅いオーブ
ン・トレーの製造には有効であるが、当業界においては
米国特許第3,120,333号に記載のようにPETライナ付きゲ
ーブルトップカートンを製造する場合のようにPETをPET
に加熱密着する事が極めて困難な事は公知である。この
ような密封カートンの製造に伴う困難はPETをPETに密着
するために高温(約500゜F)を必要とする事である。実
際にこのような高温では、通常の板紙は激しく変色し、
燃え始める事もある。さらに悪い事に、PET/PETヒート
シールを形成するために、このような高温から急冷する
際に、PETが結晶化し、事実上、商業的に信頼性のある
液密シールを得る事が不可能となる。
最近になって、PET−Gと呼ばれる新規なポリエステ
ル樹脂(グリコール変性テレフタル酸ポリエチレン)が
市販されている。例えば1986年、2月18日にフェラント
他に発行された米国特許第4,572,340号は、オーブン用
の自動開閉型パン練り粉容器を開示している。好ましい
実施態様においては、グリコール変性テレフタル酸ポリ
エチレンを板紙基板から成る基板上の練り粉接触ライナ
ーとして使用する事が提案されている。
ル樹脂(グリコール変性テレフタル酸ポリエチレン)が
市販されている。例えば1986年、2月18日にフェラント
他に発行された米国特許第4,572,340号は、オーブン用
の自動開閉型パン練り粉容器を開示している。好ましい
実施態様においては、グリコール変性テレフタル酸ポリ
エチレンを板紙基板から成る基板上の練り粉接触ライナ
ーとして使用する事が提案されている。
PETと異なり、PET−Gは、介在接着剤層または特殊の
物質またはプロセスによる基板の前処理なしで板紙など
の基板に対して積層する事ができる。さらに重要な事
は、PET層と異なりPET−G層は通常の加熱密着技術と装
置を使用して相互に加熱密着できる事である。PET−G
に固有の無定形性の故に、所要の密着温度はPETの密着
温度よりも遥かに低い。またPET−Gは冷却に際しての
結晶化傾向が少ないので、PET−Gを使用する場合に強
力な接着が得られる。さらに、PET−Gの密着温度と密
着温度が低い事は、板紙基板の褐色化の可能性を低下さ
せる。従って本発明は、飲み物内部の風味揮発分を保存
し保持する優れた機能を有するのみならず商業的に受け
入れられる液密シールを成す経済的カートンおよび容器
の製造に極めて有効な各種のラミネートに関するもので
ある。
物質またはプロセスによる基板の前処理なしで板紙など
の基板に対して積層する事ができる。さらに重要な事
は、PET層と異なりPET−G層は通常の加熱密着技術と装
置を使用して相互に加熱密着できる事である。PET−G
に固有の無定形性の故に、所要の密着温度はPETの密着
温度よりも遥かに低い。またPET−Gは冷却に際しての
結晶化傾向が少ないので、PET−Gを使用する場合に強
力な接着が得られる。さらに、PET−Gの密着温度と密
着温度が低い事は、板紙基板の褐色化の可能性を低下さ
せる。従って本発明は、飲み物内部の風味揮発分を保存
し保持する優れた機能を有するのみならず商業的に受け
入れられる液密シールを成す経済的カートンおよび容器
の製造に極めて有効な各種のラミネートに関するもので
ある。
[発明の目的および効果] 前記から、本発明の主目的は、各種の液体中の精油、
ビタミン、および風味成分の優れた保持−保持能力を示
す柑橘類飲み物用容器を製造するために使用される各種
の経済的バリヤ・ラミネートを提供するにある。他の特
定の好ましい実施態様においては、ラミネートは、アル
ミニウム箔、PET、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン(PVD
C)およびエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVA
L)などの酸素バリヤ物質の介在層を含む。
ビタミン、および風味成分の優れた保持−保持能力を示
す柑橘類飲み物用容器を製造するために使用される各種
の経済的バリヤ・ラミネートを提供するにある。他の特
定の好ましい実施態様においては、ラミネートは、アル
ミニウム箔、PET、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン(PVD
C)およびエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVA
L)などの酸素バリヤ物質の介在層を含む。
本発明の他の主目的は、多くの液体中にある精油、ビ
タミンおよび風味成分、特に柑橘類飲み物中に一般にあ
るピールオイルおよびl−アスコルビン酸(ビタミン
C)を保持するため前記の優秀なバリヤラミネートを使
用して製造された経済的容器を提供することにある。こ
のようなバリヤラミネート容器がその所望の態様で機能
すべきならば、気密性であると共に液密性のシールが必
要な事は理解されよう。
タミンおよび風味成分、特に柑橘類飲み物中に一般にあ
るピールオイルおよびl−アスコルビン酸(ビタミン
C)を保持するため前記の優秀なバリヤラミネートを使
用して製造された経済的容器を提供することにある。こ
のようなバリヤラミネート容器がその所望の態様で機能
すべきならば、気密性であると共に液密性のシールが必
要な事は理解されよう。
本発明の他の目的は、柑橘類飲み物製品が消費者によ
って使用される前にカートン中にある期間、例えば代表
的には約6週間、その飲み物の中の精油、ビタミンおよ
び風味成分を保持する経済的液密カートンを形成するた
めに簡単に折畳み加熱密封する事のできるPET−Gの製
品接触内側層を有する基板を含むバリヤ・ラミネートを
提供するにある。
って使用される前にカートン中にある期間、例えば代表
的には約6週間、その飲み物の中の精油、ビタミンおよ
び風味成分を保持する経済的液密カートンを形成するた
めに簡単に折畳み加熱密封する事のできるPET−Gの製
品接触内側層を有する基板を含むバリヤ・ラミネートを
提供するにある。
本発明の他の目的は、精油、ビタミンおよび風味成分
を含有する柑橘類飲み物を貯蔵するために従来通りに加
熱密封された容器を製造する際に使用されるPET−G/板
紙基板/PET−GおよびPET−G/PET/板紙基板/PET−Gな
どの高級バリヤ・ラミネートの製造法を提供するにあ
る。
を含有する柑橘類飲み物を貯蔵するために従来通りに加
熱密封された容器を製造する際に使用されるPET−G/板
紙基板/PET−GおよびPET−G/PET/板紙基板/PET−Gな
どの高級バリヤ・ラミネートの製造法を提供するにあ
る。
[発明の概要] 下記の説明において、用語“精油”および“風味成
分”とは、飲み物の風味に対して直接影響する検出可能
の成分を意味する。これはオレンジ・ジュースの場合に
は、ビールオイル(その主成分はd−リモネン)であ
る。用語“ビタミン”とは、オレンジ・ジュースなどの
柑橘類飲み物中に原則として存在するl−アスコルビン
酸(ビタミンC)などの物質を意味する。
分”とは、飲み物の風味に対して直接影響する検出可能
の成分を意味する。これはオレンジ・ジュースの場合に
は、ビールオイル(その主成分はd−リモネン)であ
る。用語“ビタミン”とは、オレンジ・ジュースなどの
柑橘類飲み物中に原則として存在するl−アスコルビン
酸(ビタミンC)などの物質を意味する。
本発明は、精油、ビタミンおよび風味成分を含有する
柑橘類飲み物用の容器およびカートンの製造に使用され
る種々のバリヤ・ラミネートを提供する。本発明の各バ
リヤ・ラミネートの共通の要素は、PET−Gフィルムの
薄層から成る飲み物に接触する内側面である。特に好ま
しい実施態様として、バリヤ・ラミネートは板紙基板を
含み、この板紙基板の液体接触内側面と外側面に対して
グリコール変性テレフタル酸ポリエチレン(PET−G)
の薄層が直接に接着されている。適当な基板の他の例は
紙、金属箔、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
(ABS)、スチレン−アクリロニトリル(SAN)、ポリビ
ニルクロリド(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリカル
ボナート(PC)、ポリエチレン(PE)、およびポリプロ
ピレン(PP)である。本発明の他の好ましい実施態様に
おいては、バリヤ・ラミネートは基板と、ポリ塩化ビニ
リデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体
(EVAL)、ナイロン、PETまたはアルミニウム箔などの
介在酸素バリヤと、容器の飲み物接触面としてのPET−
G薄層とを含む。
柑橘類飲み物用の容器およびカートンの製造に使用され
る種々のバリヤ・ラミネートを提供する。本発明の各バ
リヤ・ラミネートの共通の要素は、PET−Gフィルムの
薄層から成る飲み物に接触する内側面である。特に好ま
しい実施態様として、バリヤ・ラミネートは板紙基板を
含み、この板紙基板の液体接触内側面と外側面に対して
グリコール変性テレフタル酸ポリエチレン(PET−G)
の薄層が直接に接着されている。適当な基板の他の例は
紙、金属箔、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
(ABS)、スチレン−アクリロニトリル(SAN)、ポリビ
ニルクロリド(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリカル
ボナート(PC)、ポリエチレン(PE)、およびポリプロ
ピレン(PP)である。本発明の他の好ましい実施態様に
おいては、バリヤ・ラミネートは基板と、ポリ塩化ビニ
リデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体
(EVAL)、ナイロン、PETまたはアルミニウム箔などの
介在酸素バリヤと、容器の飲み物接触面としてのPET−
G薄層とを含む。
前述のバリヤ・ラミネートは種々の型の密封カートン
の製造に特に適当であり、その公知の一例は米国特許第
3,120,333号に記載のゲーブルトップ カートンおよび
その素材である。この文献を引用として加える。このバ
リヤ・ラミネートを使用する事のできる他の公知の飲み
物容器はHypa−S容器である。これは、N.J.ピスカタウ
エイ、ロバート ボッシュ テクニカル プロダクツ
コーポレーション、ボッシュ パッケージング マシナ
リ製の半剛性容器である。本発明のバリヤ・ラミネート
で製造される他の適当な容器、カートンおよびパッケー
ジは、スエーデン、ルンド、テトラパック インターナ
ショナル ABに対して1974年、5月5日に発行された米
国特許第3,795,359号、およびスエーデン、ルンド、AB
ジリスタに1976年8月31日に発行された米国特許第3,
977,591号に記載のものを含む。これらの特許を引用と
して加える。本発明のバリヤ・カートンから製造される
さらに他の適当な容器、カートンなどは、Tetra Paks
R、Combi Blocs Rおよびホイル−ファイバ缶などの容器
を含み、これらは現在、冷凍オレンジ・ジュース コン
セントレート工業において広く使用されている。
の製造に特に適当であり、その公知の一例は米国特許第
3,120,333号に記載のゲーブルトップ カートンおよび
その素材である。この文献を引用として加える。このバ
リヤ・ラミネートを使用する事のできる他の公知の飲み
物容器はHypa−S容器である。これは、N.J.ピスカタウ
エイ、ロバート ボッシュ テクニカル プロダクツ
コーポレーション、ボッシュ パッケージング マシナ
リ製の半剛性容器である。本発明のバリヤ・ラミネート
で製造される他の適当な容器、カートンおよびパッケー
ジは、スエーデン、ルンド、テトラパック インターナ
ショナル ABに対して1974年、5月5日に発行された米
国特許第3,795,359号、およびスエーデン、ルンド、AB
ジリスタに1976年8月31日に発行された米国特許第3,
977,591号に記載のものを含む。これらの特許を引用と
して加える。本発明のバリヤ・カートンから製造される
さらに他の適当な容器、カートンなどは、Tetra Paks
R、Combi Blocs Rおよびホイル−ファイバ缶などの容器
を含み、これらは現在、冷凍オレンジ・ジュース コン
セントレート工業において広く使用されている。
また本明細書には、このようなバリヤ・ラミネートお
よびそのカートンと容器の各種の製造方法について述べ
る。
よびそのカートンと容器の各種の製造方法について述べ
る。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明による高級バリヤ・ラミネート10の断
面図である。第1図において、バリヤ・ラミネート10
は、グリコール変性テレフタル酸ポリエチレン(PET−
G)の薄層14を付着された板紙などの基板材料12を含
む。PET−G層が介在接着剤層の必要なくPET−G基板12
に直接に接着されていることが特に重要である。板紙基
板が予めプライマーで被覆されまたはコロナ放電などの
特殊処理を受けるなどして特殊の性質を示す必要のない
事が第二に重要な事である。例えば板紙基板12は、容器
製造業において公知の標準型漂白クラフト紙とする事が
できる。
面図である。第1図において、バリヤ・ラミネート10
は、グリコール変性テレフタル酸ポリエチレン(PET−
G)の薄層14を付着された板紙などの基板材料12を含
む。PET−G層が介在接着剤層の必要なくPET−G基板12
に直接に接着されていることが特に重要である。板紙基
板が予めプライマーで被覆されまたはコロナ放電などの
特殊処理を受けるなどして特殊の性質を示す必要のない
事が第二に重要な事である。例えば板紙基板12は、容器
製造業において公知の標準型漂白クラフト紙とする事が
できる。
第3図は第1図に示したバリヤ・ラミネートの製造に
使用される装置を示す。第3図においては、テキサス、
ハウストン、バン リア プライティックス製の製品番
号#42002の、サイズ12″×12″×2.0ミルのPET−Gフ
ィルム14を直接サイズ12″×12″×24ミルの被覆されて
いない未加工板紙基板12の上側面に配置した。この板紙
基板はコネチカット、インターナショナル カンパニー
オブ スタンフォード製であってそのゲーブル トッ
プ カートンの製造に使用される板紙基板と実質的に同
等のものである。次に、厚さ0.030″のアルミニウム上
シート22のフッ素ガラス剥離材料の下シート24とから成
る上プレスライナー20と、上から順序にフッ素剥離材料
シート32、厚さ0.18″のポスタボードシート34、厚さ1/
32″のシリコーンゴムマット36、厚さ0.18″の第二ポス
タボードシート34、厚さ1/32″の第二シリコーンゴムマ
ット36、および厚さ0.030″のアルミニウム下シート38
から成る下プレスライナー30との間に、板紙基板12とPE
T−Gフィルム14とを配置する。つぎに、約250゜Fに加
熱された上プラテン40と常温の下プラテン42とを有する
通常の加熱プレスの中に前記の“サンドイッチ”を配置
する。この“サンドイッチ”に対して50トン(約700ps
i)を約30秒間加える。つぎにプレスを停止させ、PET−
G被覆された板紙基板を除去する。PET−Gと板紙基板
との間に介在接着剤層を必要とする事なく、また板紙基
板を例えば放電作用で前処理する必要なくPET−Gその
ものが板紙基板に極めて良好に接着される事が特に重要
である。実際に、PET−Gフィルムをバリヤ・ラミネー
トから手で剥離した時、PET−Gフィルムはこれに付着
した板紙基板のファイバによって覆われており、この事
は、PET−G/板紙基板接着が個々の板紙基板ファイバ間
の接着力より遥かに強力である事を示す。
使用される装置を示す。第3図においては、テキサス、
ハウストン、バン リア プライティックス製の製品番
号#42002の、サイズ12″×12″×2.0ミルのPET−Gフ
ィルム14を直接サイズ12″×12″×24ミルの被覆されて
いない未加工板紙基板12の上側面に配置した。この板紙
基板はコネチカット、インターナショナル カンパニー
オブ スタンフォード製であってそのゲーブル トッ
プ カートンの製造に使用される板紙基板と実質的に同
等のものである。次に、厚さ0.030″のアルミニウム上
シート22のフッ素ガラス剥離材料の下シート24とから成
る上プレスライナー20と、上から順序にフッ素剥離材料
シート32、厚さ0.18″のポスタボードシート34、厚さ1/
32″のシリコーンゴムマット36、厚さ0.18″の第二ポス
タボードシート34、厚さ1/32″の第二シリコーンゴムマ
ット36、および厚さ0.030″のアルミニウム下シート38
から成る下プレスライナー30との間に、板紙基板12とPE
T−Gフィルム14とを配置する。つぎに、約250゜Fに加
熱された上プラテン40と常温の下プラテン42とを有する
通常の加熱プレスの中に前記の“サンドイッチ”を配置
する。この“サンドイッチ”に対して50トン(約700ps
i)を約30秒間加える。つぎにプレスを停止させ、PET−
G被覆された板紙基板を除去する。PET−Gと板紙基板
との間に介在接着剤層を必要とする事なく、また板紙基
板を例えば放電作用で前処理する必要なくPET−Gその
ものが板紙基板に極めて良好に接着される事が特に重要
である。実際に、PET−Gフィルムをバリヤ・ラミネー
トから手で剥離した時、PET−Gフィルムはこれに付着
した板紙基板のファイバによって覆われており、この事
は、PET−G/板紙基板接着が個々の板紙基板ファイバ間
の接着力より遥かに強力である事を示す。
PET−Gの無定形性が本来高いので、PETの密着に必要
な温度よりも所要密着温度が著しく低い。また、PET−
Gの冷却に際しての結晶傾向が低いので、PET−Gを使
用すれば、より強力な接着が得られる。さらにPET−G
の接着温度と密着温度が低いので、板紙基板の褐色化の
可能性が低下する。第2図は、加熱密着容器およびカー
トンの製造に使用される特に好ましいバリヤ・ラミネー
トの断面図である。第2図のバリヤ・ラミネート50は、
このバリヤ・ラミネートを容器またはカートンに形成し
た時に液体と接触する面に対応するバリヤ・ラミネート
の面にPET−G層54を接着して成る。またバリヤ・ラミ
ネート50は第二の薄いPET−G層56を有し、この層は前
記の方法によって一段階または二段階で板紙基板52の外
側面に接着させられる。このように外側面と内側面にラ
イニングを有するバリヤ・ラミネートは、カートン状に
折り曲げられてカートンの側面継目、底パネルおよび上
パネルなど、カートンの外側面と内側面を相互に重ね合
わせる区域において加熱密着される板紙素材の製造に好
適である。このようなカートンの例は、米国特許第3,12
0,333号に記載のゲーブル・トップ カートンである。
な温度よりも所要密着温度が著しく低い。また、PET−
Gの冷却に際しての結晶傾向が低いので、PET−Gを使
用すれば、より強力な接着が得られる。さらにPET−G
の接着温度と密着温度が低いので、板紙基板の褐色化の
可能性が低下する。第2図は、加熱密着容器およびカー
トンの製造に使用される特に好ましいバリヤ・ラミネー
トの断面図である。第2図のバリヤ・ラミネート50は、
このバリヤ・ラミネートを容器またはカートンに形成し
た時に液体と接触する面に対応するバリヤ・ラミネート
の面にPET−G層54を接着して成る。またバリヤ・ラミ
ネート50は第二の薄いPET−G層56を有し、この層は前
記の方法によって一段階または二段階で板紙基板52の外
側面に接着させられる。このように外側面と内側面にラ
イニングを有するバリヤ・ラミネートは、カートン状に
折り曲げられてカートンの側面継目、底パネルおよび上
パネルなど、カートンの外側面と内側面を相互に重ね合
わせる区域において加熱密着される板紙素材の製造に好
適である。このようなカートンの例は、米国特許第3,12
0,333号に記載のゲーブル・トップ カートンである。
前述のバリヤ・ラミネートからゲーブル・トップカー
トンを製造する際に、驚くべきことに、ゲーブル・トッ
プカートン製造の当業者には公知の通常の素材成形、折
り曲げ、および密着技術を使用できることが発見され
た。特に驚くべきは、PET層と異なり、PET−G層は中程
度の温度と圧力を使用して通常の加熱密着操作を受けた
後に相互に簡単に接着すると共に商業的に受け入れられ
る液密シールを成すことである。例えばPET−G/板紙/PE
T−Gを含むバリヤ・ラミネートを、通常のダイスとプ
レスを用いて60psigの圧力でゲーブル・トップカートン
の素材状に切断し、刻み目を入れた。次にこの素材を長
方形円筒体状に折り曲げ、次にヒートシーラを用いて25
0゜Fの温度と60psigの圧力に約30秒間保持する事によっ
て、側面継目を加熱密着した。次に、底部ヒートシーラ
を用いて275゜Fと60psigで約1分間保持する事により、
底部フラップを密着した。次にこのカートンにオレンジ
ジュースを満たし、現在工業において使用されている通
常の上部ヒートシーラを使用してカートンの上部フラッ
プを加熱密着した。PET/PET加熱密着と異なり、PET−G/
PET−G加熱密着は液密性であって加めて信頼性が高い
ことが重要である。これは一部には、PETが加熱密着温
度(約500゜F)から冷却される際に結晶するのに対し
て、PET−Gは約275゜Fの所要の加熱密着温度から冷却
される際に実質的に結晶しないことによるものと思われ
る。
トンを製造する際に、驚くべきことに、ゲーブル・トッ
プカートン製造の当業者には公知の通常の素材成形、折
り曲げ、および密着技術を使用できることが発見され
た。特に驚くべきは、PET層と異なり、PET−G層は中程
度の温度と圧力を使用して通常の加熱密着操作を受けた
後に相互に簡単に接着すると共に商業的に受け入れられ
る液密シールを成すことである。例えばPET−G/板紙/PE
T−Gを含むバリヤ・ラミネートを、通常のダイスとプ
レスを用いて60psigの圧力でゲーブル・トップカートン
の素材状に切断し、刻み目を入れた。次にこの素材を長
方形円筒体状に折り曲げ、次にヒートシーラを用いて25
0゜Fの温度と60psigの圧力に約30秒間保持する事によっ
て、側面継目を加熱密着した。次に、底部ヒートシーラ
を用いて275゜Fと60psigで約1分間保持する事により、
底部フラップを密着した。次にこのカートンにオレンジ
ジュースを満たし、現在工業において使用されている通
常の上部ヒートシーラを使用してカートンの上部フラッ
プを加熱密着した。PET/PET加熱密着と異なり、PET−G/
PET−G加熱密着は液密性であって加めて信頼性が高い
ことが重要である。これは一部には、PETが加熱密着温
度(約500゜F)から冷却される際に結晶するのに対し
て、PET−Gは約275゜Fの所要の加熱密着温度から冷却
される際に実質的に結晶しないことによるものと思われ
る。
飲み物に接触する面としてPET−G層を有するカート
ンまたは容器は精油および風味成分の吸収/透過を著し
く抑止することが発見された。製品の貯蔵期間、PET−
G層の厚さ、および製品の酸化による劣化傾向によって
は、PET−Gそのものがカートンまたは容器の中への進
入を防止するのにやや不十分な場合が見られる。先に述
べたように、酸素はl−アスコルビン酸(ビタミンC)
を含めて飲み物中の種々の成分を酸化させる事によりあ
る程度の風味離脱が見られる。この問題に対する一つの
解決法は、バリヤ・ラミネートの板紙基板とPET−G飲
み物接触層との間に介在酸素バリヤ・ラミネート層を含
むにある。例えば、バリヤ・ラミネートの板紙基板とバ
リヤ・ラミネートの液体接触PET−G層との間にPETの介
在層を備えれば優れた酸素バリヤ・ラミネートを成す。
このようなバリヤ・ラミネートを第4図に示す。この図
において、バリヤ・ラミネート60は板紙などの基板62を
含み、その上に直接にPET−G外側層64が接着されてい
る。バリヤ・ラミネート60は、米国特許第4,455,184号
(ここに引用として加える)に記載のような接着材層68
によって板紙基板62の内側面に接着された介在PET層66
を有する。最後にこのバリヤ・ラミネート60は飲み物に
接触するPET−G層69を前記の介在PET層66に対して直接
に、熱と圧力を同時に加える事によって、接着されてい
る。
ンまたは容器は精油および風味成分の吸収/透過を著し
く抑止することが発見された。製品の貯蔵期間、PET−
G層の厚さ、および製品の酸化による劣化傾向によって
は、PET−Gそのものがカートンまたは容器の中への進
入を防止するのにやや不十分な場合が見られる。先に述
べたように、酸素はl−アスコルビン酸(ビタミンC)
を含めて飲み物中の種々の成分を酸化させる事によりあ
る程度の風味離脱が見られる。この問題に対する一つの
解決法は、バリヤ・ラミネートの板紙基板とPET−G飲
み物接触層との間に介在酸素バリヤ・ラミネート層を含
むにある。例えば、バリヤ・ラミネートの板紙基板とバ
リヤ・ラミネートの液体接触PET−G層との間にPETの介
在層を備えれば優れた酸素バリヤ・ラミネートを成す。
このようなバリヤ・ラミネートを第4図に示す。この図
において、バリヤ・ラミネート60は板紙などの基板62を
含み、その上に直接にPET−G外側層64が接着されてい
る。バリヤ・ラミネート60は、米国特許第4,455,184号
(ここに引用として加える)に記載のような接着材層68
によって板紙基板62の内側面に接着された介在PET層66
を有する。最後にこのバリヤ・ラミネート60は飲み物に
接触するPET−G層69を前記の介在PET層66に対して直接
に、熱と圧力を同時に加える事によって、接着されてい
る。
第4図の介在PET層66の代わりとして使用する事ので
きる他の介在酸素バリヤ・ラミネート材料の例はアルミ
ニウム箔、PVDC、EVAL、およびナイロンを含む。またあ
る場合にはバリヤ・ラミネートの基板(板紙など)と前
記の介在酸素バイヤ・ラミネート層との間に樹脂結合層
を含む必要がある。一般に樹脂層は、共押し出されまた
は積層された構造における非相容性層を接着するために
使用されるポリオレフィンを主成分とする層間接着剤で
ある。樹脂は、異種の重合体層の接着のほか、重合体
を、金属(箔)、板紙および紙類に接着するためにも使
用される。熱と圧力を加えて複合構造に組み立てる前
に、これらの材料が他の重合体の間において共押し出さ
れ、あるいは他の基板上に塗布される。共押し出し法
は、成形されたフィルムおよびシート、吹込み成形され
たフィルム、および押し出し−吹込み成形されたビンの
場合を含む。
きる他の介在酸素バリヤ・ラミネート材料の例はアルミ
ニウム箔、PVDC、EVAL、およびナイロンを含む。またあ
る場合にはバリヤ・ラミネートの基板(板紙など)と前
記の介在酸素バイヤ・ラミネート層との間に樹脂結合層
を含む必要がある。一般に樹脂層は、共押し出されまた
は積層された構造における非相容性層を接着するために
使用されるポリオレフィンを主成分とする層間接着剤で
ある。樹脂は、異種の重合体層の接着のほか、重合体
を、金属(箔)、板紙および紙類に接着するためにも使
用される。熱と圧力を加えて複合構造に組み立てる前
に、これらの材料が他の重合体の間において共押し出さ
れ、あるいは他の基板上に塗布される。共押し出し法
は、成形されたフィルムおよびシート、吹込み成形され
たフィルム、および押し出し−吹込み成形されたビンの
場合を含む。
代表的な樹脂は、デュポン社のCXA樹脂、およびノザ
ンペトロケミカル社(ノルケム)のPLEXAR族を含む。CX
Aはエチレンバックボーンを中心とする多官能重合体で
ある。この種の樹脂は、エチレン酢酸ビニル テルポリ
マー、キャトラポリマーおよびその他の型の変性ポリオ
レフィンを含む。PLEXAR樹脂は、変性LDPE、MDPE、HDP
E、PP、およびEVA共重合体から製造される。
ンペトロケミカル社(ノルケム)のPLEXAR族を含む。CX
Aはエチレンバックボーンを中心とする多官能重合体で
ある。この種の樹脂は、エチレン酢酸ビニル テルポリ
マー、キャトラポリマーおよびその他の型の変性ポリオ
レフィンを含む。PLEXAR樹脂は、変性LDPE、MDPE、HDP
E、PP、およびEVA共重合体から製造される。
特定の用途に対する樹脂の選択は、接着される材料の
化学的性質、共押し出しされる他の樹脂の融成物粘度、
素材処理温度、使用される処理法の型および処理装置の
型など種々の要因に依存している。前記のサプライヤに
よって提供される樹脂は広い融解指数をカバーし、論文
“何を共押し出しできるか?際限なし”、モダンプラス
チック、1980年9月号、78−80頁(これを引用として加
える)に記載されたような包装用に使用される各種の素
材を接着する事ができる。
化学的性質、共押し出しされる他の樹脂の融成物粘度、
素材処理温度、使用される処理法の型および処理装置の
型など種々の要因に依存している。前記のサプライヤに
よって提供される樹脂は広い融解指数をカバーし、論文
“何を共押し出しできるか?際限なし”、モダンプラス
チック、1980年9月号、78−80頁(これを引用として加
える)に記載されたような包装用に使用される各種の素
材を接着する事ができる。
比較例1 前記のようにして作られ充填されたPET−Gライニン
グ付きカートンがオレンジジュース中の精油の一種とみ
なされるピールオイルを保持する優れた能力を証明する
ため、本発明のバイヤ・ラミネートで作られたゲーブル
・トップカートン中に貯蔵されていたオレンジジュース
について“老化研究”を実施した。同じく、比較のため
に種々の従来技術のカートンおよび容器についてテスト
した。充填されたカートンを40゜Fで35日間貯蔵し、そ
の後オレンジジュースを分析してピーク・オイルの損失
%を定量した。結果を下記の表1に示す。
グ付きカートンがオレンジジュース中の精油の一種とみ
なされるピールオイルを保持する優れた能力を証明する
ため、本発明のバイヤ・ラミネートで作られたゲーブル
・トップカートン中に貯蔵されていたオレンジジュース
について“老化研究”を実施した。同じく、比較のため
に種々の従来技術のカートンおよび容器についてテスト
した。充填されたカートンを40゜Fで35日間貯蔵し、そ
の後オレンジジュースを分析してピーク・オイルの損失
%を定量した。結果を下記の表1に示す。
表1 ピール・オイル% カートンA 60 カートンB 45 カートンC 25 カートンD 16 ビンE 5 カートンA−標準的ポリエチレン/板紙/ポリエチレン
カートン、 カートンB−ポリプロピレン/板紙/ポリプロピレン、 カートンC−ポリエチレン/板紙/ポリエチレン/アル
ミニウム箔/ポリエチレンカートン、 カートンD−本発明のPET−G/板紙/PET−Gカートン、 ビンE−ガラス(対照)。
カートン、 カートンB−ポリプロピレン/板紙/ポリプロピレン、 カートンC−ポリエチレン/板紙/ポリエチレン/アル
ミニウム箔/ポリエチレンカートン、 カートンD−本発明のPET−G/板紙/PET−Gカートン、 ビンE−ガラス(対照)。
半ガロンサイズのカートンB以外の全てのカートンと
ビンは1クォートサイズであった。
ビンは1クォートサイズであった。
ピール・オイルの損失%の測定に使用される手続き
は、スコット、クリフォードおよびM.K.ベルドイス、
“臭酸滴定による柑橘類ジュース中の回収可能油分の急
速定量法”、農業化学協会雑誌、第49巻、第3号、628
−633(1966)において詳細に記載されている。これを
引用として加える。
は、スコット、クリフォードおよびM.K.ベルドイス、
“臭酸滴定による柑橘類ジュース中の回収可能油分の急
速定量法”、農業化学協会雑誌、第49巻、第3号、628
−633(1966)において詳細に記載されている。これを
引用として加える。
前記の“老化研究”から“カートンD"としての好まし
い構造は、他のすべてのカートン構造に比べてピール・
オイル保持に関して大幅な改良を示し“ビンE"としての
ガラス(対照)の保持能力レベルにさえ近いことを注意
しよう。
い構造は、他のすべてのカートン構造に比べてピール・
オイル保持に関して大幅な改良を示し“ビンE"としての
ガラス(対照)の保持能力レベルにさえ近いことを注意
しよう。
比較例II 比較例1の“カートンD"のサンプルと同様にして作ら
れ、充填されたPET−Gライニング付きカートンが精油
およびl−アスコルビン酸(ビタミンC)を保持する能
力を調べるため、同じく本発明の“D"型カートンを用い
て次のオレンジジュース“老化研究”を実施した。充填
されたカートンは同じく40゜Fで貯蔵された。6週間に
亙って、第5週を除いて毎週の終わりに、2個の充填カ
ートンを分析してピール・オイルの損失%とl−アスコ
ルビン酸(ビタミンC)の損失%とを測定した。毎週の
各テストの平均値を下記の表IIに示す。
れ、充填されたPET−Gライニング付きカートンが精油
およびl−アスコルビン酸(ビタミンC)を保持する能
力を調べるため、同じく本発明の“D"型カートンを用い
て次のオレンジジュース“老化研究”を実施した。充填
されたカートンは同じく40゜Fで貯蔵された。6週間に
亙って、第5週を除いて毎週の終わりに、2個の充填カ
ートンを分析してピール・オイルの損失%とl−アスコ
ルビン酸(ビタミンC)の損失%とを測定した。毎週の
各テストの平均値を下記の表IIに示す。
ピール・オイルの損失%を測定する手続きは本質的に
比較例1の場合と同様であったが、l−アスコルビン酸
(ビタミンC)の損失%を測定する手続きは全体として
柑橘類ジュース処理プラントの品質管理マニュアル、出
版者、INTERCIT、INC.,フロリダ 33572、セフティハー
バ、南10番街 1575、V.C.プラシャン改定(1975)の65
〜66頁に記載されている。この文献を引用として加え
る。
比較例1の場合と同様であったが、l−アスコルビン酸
(ビタミンC)の損失%を測定する手続きは全体として
柑橘類ジュース処理プラントの品質管理マニュアル、出
版者、INTERCIT、INC.,フロリダ 33572、セフティハー
バ、南10番街 1575、V.C.プラシャン改定(1975)の65
〜66頁に記載されている。この文献を引用として加え
る。
比較例III 前記比較例IとIIにおいてテストされた型のPET−G
ライニング付きカートン(カートンD)がl−アスコル
ビン酸(ビタミンC)を保持する能力を比較例Iの他の
型の容器と比較するために、比較例1に記載のものと同
一のカートンを用いて他の“老化研究”をオレンジジュ
ースについて実施した。これらの充填されたカートンを
同じく40゜Fに貯蔵した。3週間後と6週間後に、それ
ぞれの型の充填カートンを分析して、精油の損失%とl
−アスコルビン酸(ビタミンC)の損失%とを定量し
た。結果を下記の表IIIに示す。
ライニング付きカートン(カートンD)がl−アスコル
ビン酸(ビタミンC)を保持する能力を比較例Iの他の
型の容器と比較するために、比較例1に記載のものと同
一のカートンを用いて他の“老化研究”をオレンジジュ
ースについて実施した。これらの充填されたカートンを
同じく40゜Fに貯蔵した。3週間後と6週間後に、それ
ぞれの型の充填カートンを分析して、精油の損失%とl
−アスコルビン酸(ビタミンC)の損失%とを定量し
た。結果を下記の表IIIに示す。
ピール・オイルの損失%およびl−アスコルビン酸
(ビタミンC)の損失%の測定手続きは比較例1および
IIの場合と実質的に同様であった。
(ビタミンC)の損失%の測定手続きは比較例1および
IIの場合と実質的に同様であった。
比較例I、IIおよびIIIのデータから明らかなよう
に、本発明のバリヤ・ラミネートから作られた加熱密着
型折畳みカートン(カートンD)は、オレンジジュース
の中に存在する2重要成分としてのピール・オイルとl
−アスコルビン酸(ビタミンC)の保持について他の従
来技術の加熱密着型折畳みカートンよりもすぐれてい
る。実際に、本発明のバリヤ・ラミネートのカートン
は、精油とl−アスコルビン酸(ビタミンC)の保存に
関してほとんどガラスの性能に近い。
に、本発明のバリヤ・ラミネートから作られた加熱密着
型折畳みカートン(カートンD)は、オレンジジュース
の中に存在する2重要成分としてのピール・オイルとl
−アスコルビン酸(ビタミンC)の保持について他の従
来技術の加熱密着型折畳みカートンよりもすぐれてい
る。実際に、本発明のバリヤ・ラミネートのカートン
は、精油とl−アスコルビン酸(ビタミンC)の保存に
関してほとんどガラスの性能に近い。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでな、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
第1図は本発明のバリヤ・ラミネートの第1実施態様の
断面図、第2図は本発明の特に好ましいバリヤ・ラミネ
ートの実施態様の断面図、第3図は本発明のバリヤ・ラ
ミネートを製造する装置の断面図、また第4図は本発明
の他の特に好ましいバリヤ・ラミネートの断面図であ
る。 10,50,60……バリヤ・ラミネート、14,54,56,64,69……
PET−G層、12,52,62……板紙基板、20……上プレスラ
イナー、22……アルミニウムシート、24……フッ素化シ
ート、30……下プレスライナー、32……剥離層、34……
ポスタボードシート、36……シリコーンゴムマット、66
……PET層、68……接着剤層、
断面図、第2図は本発明の特に好ましいバリヤ・ラミネ
ートの実施態様の断面図、第3図は本発明のバリヤ・ラ
ミネートを製造する装置の断面図、また第4図は本発明
の他の特に好ましいバリヤ・ラミネートの断面図であ
る。 10,50,60……バリヤ・ラミネート、14,54,56,64,69……
PET−G層、12,52,62……板紙基板、20……上プレスラ
イナー、22……アルミニウムシート、24……フッ素化シ
ート、30……下プレスライナー、32……剥離層、34……
ポスタボードシート、36……シリコーンゴムマット、66
……PET層、68……接着剤層、
Claims (11)
- 【請求項1】折畳み可能の積層型素材から成る柑橘類飲
み物を含む熱密封型液密製品容器において、前記の容器
は複数の側壁パネルを含み、これらのパネルが相互に連
結されて全体として長方形断面の管状本体と折り込み上
部フタおよび底部フタとを成し、これらのフタは相互に
熱密封されて実質的に非結晶の液密シールを成し、前記
折畳み可能積層容器素材は内側面と外側面を有する基板
材料を含み、前記の基板材料は紙、板紙、ファイバー・
ボードおよび漂白クラフト紙から成るグループから選ば
れ、前記の内側面はグリコール変性テレフタル酸ポリエ
チレンを接着され、前記の折畳み可能積層容器素材は、
前記容器の飲み物接触面が実質的に完全に前記グリコー
ル変性テレフタル酸ポリエチレン層から成るように組み
立てられ、熱密封されている容器。 - 【請求項2】前記の折畳み可能型積層容器素材の前記基
板材料の前記外側面にグリコール変性テレフタル酸ポリ
エチレン層が接着されている特許請求の範囲第1項に記
載の容器。 - 【請求項3】前記容器の前記飲み物接触面の実質的に全
体が実質的に非結晶のグリコール変性テレフタル酸ポリ
エチレンから成る特許請求の範囲第1項または第2項の
いずれかによる容器。 - 【請求項4】折畳み可能の積層型素材から成る柑橘類飲
み物を含む熱密封型液密製品容器において、前記の容器
は複数の側壁パネルを含み、これらのパネルが相互に連
結されて全体として長方形断面の管状本体と折り込み上
部フタおよび底部フタとを成し、これらのフタは相互に
熱密封されて実質的に非結晶の液密シールを成し、前記
の折畳み可能積層容器素材は内側面と外側面を有する基
板材料を含み、前記の基板材料は紙、板紙、ファイバー
・ボードおよび漂白クラフト紙から成るグループから選
ばれ、前記の内側面は酸素バリヤ材料の介在層を前記基
板材料の前記内側面に接着され、またグリコール変性テ
レフタル酸ポリエチレン層が前記酸素バリヤ材料の介在
層に対して接着され、前記の折畳み可能積層容器素材
は、前記容器の飲み物接触面が実質的に完全に前記グリ
コール変性テレフタル酸ポリエチレン層から成るように
組立てられて熱密封される容器。 - 【請求項5】前記酸素バリヤ材料の介在層がポリ塩化ビ
ニリデン、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ナイ
ロン、テレフタル酸ポリエチレンおよび金属箔からなる
グループから選ばれる特許請求の範囲第4項に記載の容
器。 - 【請求項6】前記の折畳み可能型積層容器素材の前記基
板材料の前記外側面にはグリコール変性テレフタル酸ポ
リエチレンが接着されている特許請求の範囲第4項また
は第5項に記載の容器。 - 【請求項7】前記容器の前記飲み物接触面の実質全体が
実質的に非晶質のグリコール変性テレフタル酸ポリエチ
レンから成る特許請求の範囲第4項または第5項に記載
の容器。 - 【請求項8】折畳み可能の積層型素材から製造される所
定量の柑橘類飲み物を収容する熱密封型液密容器の製造
方法において、 (a)グリコール変性テレフタル酸ポリエチレンのフィ
ルムを基板材料のウェブの内側面と直接に接触されてラ
ミネートを形成し、前記基板材料は紙、板紙、ファイバ
ーボードおよび漂白クラフト紙から成るグループから選
ばれる段階と、 (b)前記グリコール変性テレフタル酸ポリエチレンの
結晶化を生じることなく、グリコール変性テレフタル酸
ポリエチレンの前記フィルムを前記基板材料のウェブに
対して接着させるように熱と圧力とを前記積層物に加え
ることによってバリヤ・ラミネートを形成する段階と、 (c)前記バリヤ・ラミネートから一体の折畳み可能型
積層容器素材を切りだし、前記容素材は複数の側壁パネ
ルを含み、これらのパネルが相互に連結され、また前記
容器素材は前記側壁パネルに連結された折り込み上部フ
タと底部フタとを含む段階と、 (d)全体として長方形断面の管状体を成すように前記
の折畳み可能型積層容器素材を直立させ前記底部フタと
前記側壁のパネルを前記グリコール変性テレフタル酸ポ
リエチレンの結晶を生じないように熱と圧力を加える事
によって相互に熱密封し、前記容器は、前記グリコール
変性テレフタル酸ポリエチレンが前記容器の飲み物接触
面を成すように直立され熱密封される段階と、 (e)前記柑橘類飲み物を前記の直立容器の内部に充填
させる段階と、 (f)前記のグリコール変性テレフタル酸ポリエチレン
の結晶を生じないように熱と圧力を加える事により前記
上部フタを前記側壁パネルと密着して液密シールを形成
し前記密封された容器の前記飲み物接触面の実質的全体
が実質的に非結晶のグリコール変性テレフタル酸ポリエ
チレンから成る段階とを含む方法。 - 【請求項9】さらに、 (a)グリコール変性テレフタル酸ポリエチレンの第2
フィルムを前記基板材料のウェブの外側面と直接に接触
させる段階と、 (b)前記折畳み可能型積層容器素材を前記バリヤ・ラ
ミネートから切断する前に、前記グリコール変性テレフ
タル酸ポリエチレンの第2フィルムをこの第2フィルム
の結晶を生じることなく前記基板材料のウェブの外側面
に接触する事によって両側バリヤ・ラミネートを形成す
る段階とを含む特許請求の範囲第8項に記載の方法。 - 【請求項10】さらに、 a)前記基板材料の前記内側面に対して前記グリコール
変性テレフタル酸ポリエチレンのフィルムを接着する前
に前記基板材料の内側面に対して酸素バリヤ材料の介在
層を接着する段階を含む特許請求の範囲第8項または第
9項の方法。 - 【請求項11】前記柑橘類飲み物が、ピール・オイルと
1−アスコルビン酸を含む特許請求の範囲第8項に記載
の方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US900371 | 1978-04-26 | ||
US77427685A | 1985-09-10 | 1985-09-10 | |
US774276 | 1985-09-10 | ||
US06/900,371 US4753832A (en) | 1985-09-10 | 1986-08-29 | Barrier laminates for the retention of essential oils, vitamins and flavors in citrus beverages and a method of making said laminate and leak-tight containers therefrom |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62128752A JPS62128752A (ja) | 1987-06-11 |
JP2583218B2 true JP2583218B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=27118864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21368686A Expired - Fee Related JP2583218B2 (ja) | 1985-09-10 | 1986-09-10 | 液密容器とその製造方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4753832A (ja) |
EP (1) | EP0215630B1 (ja) |
JP (1) | JP2583218B2 (ja) |
AT (1) | ATE66866T1 (ja) |
AU (1) | AU589209B2 (ja) |
CA (1) | CA1277295C (ja) |
DE (1) | DE3681238D1 (ja) |
DK (1) | DK174214B1 (ja) |
FI (1) | FI85963C (ja) |
GR (1) | GR862304B (ja) |
IE (1) | IE58649B1 (ja) |
Families Citing this family (61)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4698246A (en) * | 1986-03-05 | 1987-10-06 | International Paper Company | Novel laminates for paperboard cartons and a process of forming said laminates |
SE467918B (sv) * | 1987-12-01 | 1992-10-05 | Roby Teknik Ab | Flexibelt, ark- eller banformigt foerpackningslaminat, saett att framstaella laminatet samt av laminatet framstaellda foerpackningsbehaallare |
US4909434A (en) * | 1988-05-20 | 1990-03-20 | The Procter & Gamble Company | Moisture impervious carton having one-piece pouring spout sealed to innermost and outermost surfaces |
US5125886A (en) * | 1989-12-15 | 1992-06-30 | The Procter & Gamble Company | One piece pouring spout sealed to innermost and outermost surfaces of moisture impervious carton |
US5108029A (en) * | 1990-02-16 | 1992-04-28 | Capitol Spouts, Inc. | Reclosable attachment for containers |
US5022554A (en) * | 1990-02-05 | 1991-06-11 | Chesapeake Consumer Products Company | Paper tableware with metallized layer |
SE9002100L (sv) * | 1990-06-13 | 1991-12-14 | Tetra Pak Holdings Sa | Laminerat foerpackningsmaterial med goda arombarriaeregenskaper samt saett att framstaella materialet |
JPH0483637A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-17 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 紙容器用筒状部材の製造方法 |
GB9016440D0 (en) * | 1990-07-26 | 1990-09-12 | Elopak Systems | A laminate |
US5851608A (en) * | 1990-10-16 | 1998-12-22 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Paper container for liquid and process for producing the same |
CA2070349C (en) * | 1991-06-26 | 2002-03-19 | Christopher J. Parks | Oxygen and flavor barrier laminate including amorphous nylon |
US6149993A (en) * | 1991-06-26 | 2000-11-21 | Westvaco Corporation | Oxygen and flavor barrier laminate including amorphous nylon |
US5324528A (en) * | 1991-10-11 | 1994-06-28 | Champion International Corporation | Method for extending shelf life of juice |
US5693384A (en) * | 1992-03-30 | 1997-12-02 | Conservation Resources International, Inc. | Article and method for preserving an archival article |
US5633054A (en) * | 1992-03-30 | 1997-05-27 | Conservation Resources International, Inc. | Archival materials and packaging |
US5676909A (en) * | 1995-08-11 | 1997-10-14 | Hollinger, Jr.; William K. | Archival preservation coatings and adhesives |
JPH0815909B2 (ja) * | 1992-06-01 | 1996-02-21 | 東洋製罐株式会社 | 密封包装容器の着臭防止法 |
DE4334789A1 (de) * | 1993-10-13 | 1995-04-20 | Wolff Walsrode Ag | Metall- und chlorfreie Barrierefolie für Gase und Aromastoffe |
CA2108728C (en) * | 1993-10-19 | 2001-02-13 | Takaaki Okamura | Metal sheet laminated with triple layered thermoplastic resin and a method for producing thereof |
US5627150A (en) * | 1995-10-16 | 1997-05-06 | Ecolab Inc. | Paperboard container for solid block detergents |
US5860588A (en) * | 1996-12-13 | 1999-01-19 | Tetra Laval Holdings & Finance, Sa | Stackable gable top carton and corresponding top interlocking carton blank |
US5851630A (en) * | 1997-01-27 | 1998-12-22 | Westvaco Corporation | Container and blank for "duckbill" elimination |
US6632493B1 (en) * | 1997-03-31 | 2003-10-14 | The Procter & Gamble Company | Multi-layered plastic container providing good product drainage |
US6312641B1 (en) | 1997-10-17 | 2001-11-06 | Plastic Fabrication Technologies Llc | Method of making containers and preforms incorporating barrier materials |
US6352426B1 (en) | 1998-03-19 | 2002-03-05 | Advanced Plastics Technologies, Ltd. | Mold for injection molding multilayer preforms |
TWI250934B (en) | 1997-10-17 | 2006-03-11 | Advancsd Plastics Technologies | Barrier-coated polyester articles and the fabrication method thereof |
FR2774078B1 (fr) * | 1998-01-29 | 2000-03-03 | Soplaril Sa | Film pour l'enveloppement d'objets |
DE69940847D1 (de) * | 1998-06-03 | 2009-06-18 | Evergreen Packaging Internat B | Sperrkarton ohne polyolefin-haftmaterial und mit einer polyethylenterephthalatschicht |
US6109006A (en) * | 1998-07-14 | 2000-08-29 | Advanced Plastics Technologies, Ltd. | Process for making extruded pet containers |
FI982372A0 (fi) * | 1998-11-02 | 1998-11-02 | Enso Oyj | Päällystetty kartonki, menetelmä sen valmistamiseksi sekä siitä saatuja tuotteita |
US20070292646A1 (en) * | 1999-04-07 | 2007-12-20 | Graham Packaging Company L.P. | Multilayer container |
US6372317B1 (en) * | 1999-11-30 | 2002-04-16 | Blue Ridge Paper Products Inc. | Barrier structure for food |
WO2002020246A1 (en) | 2000-09-05 | 2002-03-14 | Advanced Plastics Technologies, Ltd. | Multilayer containers and preforms having barrier properties utilizing recycled material |
US6720046B2 (en) | 2001-06-14 | 2004-04-13 | Tetra Laval Holdings & Finance, S.A. | Low scalping laminate for packaging material |
SE0103507L (sv) * | 2001-10-22 | 2003-04-23 | Tetra Laval Holdings & Finance | Förpackningslaminat för en autoklaverbar förpackningsbehållare |
DE10202072A1 (de) * | 2002-01-18 | 2003-08-14 | Sig Combibloc Sys Gmbh | Verbundmaterial für licht-, gas- und flüssigkeitsdichte, heißsiegelbare Packungen |
US20030180487A1 (en) * | 2002-03-25 | 2003-09-25 | Reighard Tricia Susan | Non-foil barrier laminates |
ES2248505T3 (es) * | 2002-06-13 | 2006-03-16 | ALCAN TECHNOLOGY & MANAGEMENT LTD. | Procedimiento para fabricar un laminado para tubos. |
US8129450B2 (en) | 2002-12-10 | 2012-03-06 | Cellresin Technologies, Llc | Articles having a polymer grafted cyclodextrin |
US7166671B2 (en) * | 2002-12-10 | 2007-01-23 | Cellresin Technologies, Llc | Grafted cyclodextrin |
US7385004B2 (en) * | 2002-12-10 | 2008-06-10 | Cellresin Technologies, Llc | Enhanced lubrication in polyolefin closure with polyolefin grafted cyclodextrin |
US7276294B2 (en) | 2003-05-08 | 2007-10-02 | Brpp, Llc | Nylon barrier board structure |
US20050145138A1 (en) * | 2003-12-30 | 2005-07-07 | Council Of Scientific And Industrial Research | Oxygen barrier material for packaging |
EP1742785B1 (en) | 2004-04-16 | 2009-03-04 | Advanced Plastics Technologies Luxembourg S.A. | Preform and methods of manufacturing the preform and a bottle |
CN101691430B (zh) | 2004-05-24 | 2012-10-10 | 细胞树脂技术有限责任公司 | 两性接枝阻隔材料 |
CH703902B1 (de) * | 2004-06-22 | 2012-04-13 | Karl Boesch | Tubenbehälter. |
SE0402938L (sv) * | 2004-12-01 | 2006-03-28 | Tetra Laval Holdings & Finance | Förpackningslaminat för en autoklaverbar förpackningsbehållare samt sätt att framställa en behållare fylld med livsmedel |
US20070047853A1 (en) * | 2005-08-29 | 2007-03-01 | Exopack-Technology, Llc | Grease-resistant bag having adhesive closure, adhesive closure for bag, and related methods |
US20070042146A1 (en) * | 2005-08-19 | 2007-02-22 | Exopack-Technology, Llc | Grease-resistant bag and related methods |
US8282539B2 (en) * | 2008-12-22 | 2012-10-09 | Exopack, Llc | Multi-layered bags and methods of manufacturing the same |
EP1943074A1 (en) | 2005-08-30 | 2008-07-16 | Advanced Plastics Technologies Luxembourg S.A. | Methods and systems for controlling mold temperatures |
US20070110932A1 (en) * | 2005-11-16 | 2007-05-17 | Bristol-Myers Squibb Company | High-barrier packaging material |
US20070160785A1 (en) * | 2006-01-06 | 2007-07-12 | Scholle Corporation | Flexible bag construction for liquid packaging and bag in box container utilizing same |
US20070278711A1 (en) * | 2006-06-03 | 2007-12-06 | Emmanuel Levi | Method and apparatus for heat shrinking recycled plastic films |
CA2664951A1 (en) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Valspar Sourcing, Inc. | Multilayer thermoplastic film |
CN103101264A (zh) * | 2006-10-16 | 2013-05-15 | 威士伯采购公司 | 涂布方法和制品 |
US9056697B2 (en) | 2008-12-15 | 2015-06-16 | Exopack, Llc | Multi-layered bags and methods of manufacturing the same |
US8604399B2 (en) * | 2009-10-19 | 2013-12-10 | Exopack, Llc | Microwavable bags for use with liquid oil and related methods |
MX2012008084A (es) * | 2010-01-20 | 2012-08-15 | Tetra Laval Holdings & Finance | Laminado de empaque. |
SE539559C2 (sv) * | 2014-04-16 | 2017-10-10 | Stora Enso Oyj | Förfarande för framställning av en värmebeständig polymerbelagd ugnskartong |
WO2015171443A1 (en) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | Westrock Mwv, Llc | Paperboard barrier structure and container |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839898U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-16 | 大産工業株式会社 | 墨すり装置 |
JPS6036225B2 (ja) * | 1980-12-02 | 1985-08-19 | 保土谷化学工業株式会社 | 塩基性染料液状組成物 |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3795359A (en) * | 1971-11-19 | 1974-03-05 | Tetra Pak Int | Parallellepipedic package |
US3904104A (en) * | 1972-08-18 | 1975-09-09 | Du Pont | Polyethylene terephthalate/paperboard blank and container formed from such blank |
US3939025A (en) * | 1972-08-18 | 1976-02-17 | E. I. Dupont De Nemours & Co. | Method of making a polyethylene terephthalate laminate |
US3972467A (en) * | 1974-08-06 | 1976-08-03 | International Paper Company | Paper-board laminate |
US4391833A (en) * | 1975-09-04 | 1983-07-05 | International Paper Company | Method of making and using heat resistant resin coated paperboard product and product thereof |
JPS5377261A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-08 | Toppan Printing Co Ltd | Container making method |
US4147836A (en) * | 1978-03-28 | 1979-04-03 | American Can Company | Polyester coated paperboard for forming food containers and process for producing the same |
US4263094A (en) * | 1978-05-22 | 1981-04-21 | Basf Wyandotte Corporation | Polyester-starch sized paper, sizing composition, and process therefor |
US4284671A (en) * | 1979-05-11 | 1981-08-18 | Clopay Corporation | Polyester compositions for gas and moisture barrier materials |
US4337116A (en) * | 1979-08-28 | 1982-06-29 | Keyes Fibre Company | Contoured molded pulp container with polyester liner |
US4355756A (en) * | 1979-10-25 | 1982-10-26 | Mitsubishi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Containers adapted to contain foodstuffs |
US4260099A (en) * | 1979-11-06 | 1981-04-07 | Champion International Corporation | Expandable paperboard cup and blank therefor |
US4322003A (en) * | 1980-03-26 | 1982-03-30 | Ludlow Corporation | Laminate with heat-sealable polyester foil and package |
US4455184A (en) * | 1980-09-10 | 1984-06-19 | Champion International Corporation | Production of laminate polyester and paperboard |
EP0056323A1 (en) * | 1981-01-12 | 1982-07-21 | Drg (Uk) Limited | Packaging material and packages made therefrom |
SE429626B (sv) * | 1982-01-20 | 1983-09-19 | Tetra Pak Dev | Sett att medelst krympformning framstella forpackningsbehallare jemte anordning for settets utforande |
SE446703B (sv) * | 1982-01-20 | 1986-10-06 | Tetra Pak Finance & Trading | Sett att framstella ett for djupdragning eller streckning lempat laminatmaterial, genom settet framstellt laminat samt av laminatet tillverkad artikel |
JPS58224742A (ja) * | 1982-06-23 | 1983-12-27 | 住友ベークライト株式会社 | 積層板の製造方法 |
US4424242A (en) * | 1983-04-25 | 1984-01-03 | Eastman Kodak Company | Containers having improved gas barrier properties |
US4489120A (en) * | 1983-08-12 | 1984-12-18 | Hollinger Jr William K | Archival container construction material |
JPS6036225U (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-13 | 大日本印刷株式会社 | 液体用容器 |
US4513036A (en) * | 1983-10-17 | 1985-04-23 | Champion International Corporation | Barrier laminates for containment of essential oils and flavors and cartons made therefrom |
US4571340A (en) * | 1984-01-13 | 1986-02-18 | General Foods Corporation | Method of baking pre-proofed frozen dough in an ovenable self-opening container |
US4546170A (en) * | 1984-12-26 | 1985-10-08 | Eastman Kodak Company | Polyester resins useful for forming containers having improved gas barrier properties |
US4698246A (en) * | 1986-03-05 | 1987-10-06 | International Paper Company | Novel laminates for paperboard cartons and a process of forming said laminates |
-
1986
- 1986-08-29 US US06/900,371 patent/US4753832A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-09 CA CA 517781 patent/CA1277295C/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-09-09 GR GR862304A patent/GR862304B/el unknown
- 1986-09-09 AT AT86306948T patent/ATE66866T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-09-09 DE DE8686306948T patent/DE3681238D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-09 EP EP19860306948 patent/EP0215630B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-10 JP JP21368686A patent/JP2583218B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1986-09-10 DK DK198604343A patent/DK174214B1/da not_active IP Right Cessation
- 1986-09-10 IE IE241986A patent/IE58649B1/en not_active IP Right Cessation
- 1986-09-10 AU AU62566/86A patent/AU589209B2/en not_active Expired
- 1986-09-10 FI FI863653A patent/FI85963C/fi not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036225B2 (ja) * | 1980-12-02 | 1985-08-19 | 保土谷化学工業株式会社 | 塩基性染料液状組成物 |
JPS5839898U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-16 | 大産工業株式会社 | 墨すり装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DK174214B1 (da) | 2002-09-23 |
DK434386A (da) | 1987-03-11 |
AU6256686A (en) | 1987-03-12 |
FI863653A0 (fi) | 1986-09-10 |
US4753832A (en) | 1988-06-28 |
EP0215630A3 (en) | 1988-08-10 |
EP0215630B1 (en) | 1991-09-04 |
DK434386D0 (da) | 1986-09-10 |
GR862304B (en) | 1987-01-12 |
FI863653A (fi) | 1987-03-11 |
FI85963B (fi) | 1992-03-13 |
AU589209B2 (en) | 1989-10-05 |
DE3681238D1 (de) | 1991-10-10 |
ATE66866T1 (de) | 1991-09-15 |
FI85963C (fi) | 1992-06-25 |
IE862419L (en) | 1987-03-10 |
EP0215630A2 (en) | 1987-03-25 |
JPS62128752A (ja) | 1987-06-11 |
IE58649B1 (en) | 1993-11-03 |
CA1277295C (en) | 1990-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2583218B2 (ja) | 液密容器とその製造方法 | |
US4701360A (en) | Heat sealable barrier material for improved juice packaging (EVOH) | |
US4806398A (en) | Paper laminate and method for producing the laminate and paperboard containers | |
US4950510A (en) | Multiple layer paperboard laminate | |
EP0138612B1 (en) | Barrier laminates for containment of essential oils and flavours and cartons made therefrom | |
US5175036A (en) | Barrier laminates for containment of flavor, essential oils and vitamins | |
EP1448381B1 (en) | Package lid, method for manufacturing the same and package sealed with the lid | |
US4977004A (en) | Barrier structure for food packages | |
US4806399A (en) | Flavor/aroma polycarbonate barrier laminates for paperboard cartons | |
US5059459A (en) | Paperboard laminate | |
US4894267A (en) | Blow-molded plastic bottle with barrier structure for food packages | |
JPS63312143A (ja) | ジュース包装用の改良された無ホイル複合構造物 | |
KR100702744B1 (ko) | 적층체 및 이를 이용한 종이용기와 포장체 | |
US4861526A (en) | Method of making a laminate using heat sealable barrier material for improved juice packaging (Evoh) | |
US6413644B2 (en) | Thin film structures for and method of sealing to glass | |
US5114626A (en) | Process for preparing a paperboard laminate | |
CN111511542B (zh) | 阻隔膜、包括该膜的层压包装材料和由其制成的包装容器 | |
US20020022096A1 (en) | Barrier laminate for juice packaging | |
JPS6020984A (ja) | シ−ラント用熱接着フイルム | |
JPH08244763A (ja) | 保香性に優れた液体紙容器 | |
PT83292B (pt) | Laminados barreira para a retencao de oleos essenciais e aromas; processo para a sua fabricacao e recipientes assim obtidos | |
JP2537000C (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |