JP3603436B2 - インクカートリッヂの回収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インクジェットプリンタ等の使用済みのインクカートリッヂを回収可能としたプリンタ類の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
地球環境の保全ならびに資源の有効活用のために鉱工業生産ならびにその製品等を使い捨てとすることなく再利用を図ることが強調されている風潮下にある。
【0003】
プリンタの技術分野にあっても例外ではなく、殊に、使用済みのインクカートリッヂを廃棄することなく、新鮮なインクを再充填して再利用する所謂インクリフィル技術が脚光を浴びている。
【0004】
ところで、このインクリフィルの手法として、ユーザ自身が注入器具を利用してカートリッヂ中にインクを再充填するユーザリフィル方法の他に、空になったカートリッヂを回収し、カートリッヂ提供メーカにおいてインクを再充填するメーカリフィル方法もユーザから好評である。
【0005】
前記のメーカリフィル方法にあって、カートリッヂを回収する際に最も課題視される点の一つは取扱者がカートリッヂから漏出する微量の残留インクによって汚損されるおそれがある点である。
【0006】
この対応策としては、メーカ提供の不透性の袋類や折畳み箱などに封入してメーカに送付するのが最も一般的な取り扱いである(従来技術)。
【0007】
又、インクカートリッヂの取扱い技術としては、例えば特開平7−96610号公報(公知例1)ならびに特開平7−117312号公報(公知例2)が提案されている。
【0008】
前記公知例1の内容は、ノズルの目づまりを防止することを目的とするものであって、蓋8を蝶着した保管ケース11内にプリントヘッド2を下向きにしてカートリッヂ1を収容させるものであって、当該プリントヘッド2をキャップ部材3に当接させると共に、インク吸収体12中にインクを導出させるように構成したインクジェットカートリッヂ保管ケースである。
【0009】
更に、前記公知例2の内容は、記録ヘッド7からのインクの漏れを防止し、インク吐出面におけるインクの蒸発による増粘,固着を防止することを目的とするものであって、保管箱10のケース12内に記録ヘッド7を内装させ、そのインク吐出面をキャップ部材16に係合させて海綿状の弾性体によりインクの吸収を行わせるようになしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記の従来技術にあっては、インクカートリッヂの取り扱いの際に取り扱い者の手指や着衣などがインクによって汚損されることは回避し難いところである。
【0011】
又、公知例1のものにあっては、インクジェットカートリッヂの目づまりを防止する保管ケースに係るものであって、使用済みのインクカートリッヂを回収することを目的としておらず、インクの漏出防止の目的を達成することはできないものである。
【0012】
この点、公知例2のものにあっては、海綿状の弾性体によってインクの吸収を行わせうるものであるからインクの漏れ防止をなしうるものと言えるが、使用済みのインクカートリッヂを安全に回収させうる目的を達成することができるものではない。
【0013】
この発明の第1の課題は、清潔状態で使用済みのインクカートリッヂを安全に回収しうるインクカートリッヂの回収装置を提供することである。
【0014】
この発明の第2の課題は、構造が簡素化され、取り扱いの簡単なインクカートリッヂの回収装置を提供することである。
【0015】
この発明の第3の課題は、運搬ならびに収納が容易であって工場ラインにも採用しうる実用性の高いインクカートリッヂの回収装置を提供することである。
【0016】
この発明の第4の課題は、密封栓を交換容易となして長期にわたって有効に利用しうるインクカートリッヂの回収装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための対応手段としての構成上の特徴点は次の通りである。
【0018】
(1) インク排出部を突設してなる使用済みのインクカートリッヂの回収装置であって、複数のインクカートリッヂに対応した箱体状に形成した複数の収容室を隣接状に配設し、該収容室の内底部には、カートリッヂケースを担持する棚部に、シールリングにより前記インク排出部に密封状に嵌合可能なシール部を配設してなるインクカートリッヂの回収装置。
【0019】
(2) 前記シール部内に高分子吸収材やスポンジなどからなるインク吸収体を敷設してなる前記(1) 記載のインクカートリッヂの回収装置。
【0020】
(3) 前記箱体を閉止する蓋体によりカートリッヂを箱体の内底部方向に付勢可能となした前記(1) 記載のインクカートリッヂの回収装置。
【0021】
(4) インク排出部を突設してなる使用済みのインクカートリッヂの回収装置であって、外観形状において平坦状のパレット上に前記インクカートリッヂを嵌装しうる凹欠部を設け、当該凹欠部には、カートリッヂケースの底部を担持する棚部に、インク排出部に密閉状に貫挿される小径突部を有する密封栓の大径基部を前記凹欠部に装着してなるインクカートリッヂの回収装置。
【0022】
(5) 前記パレットにインクカートリッヂの種類に対応する識別手段を設けてなる前記(4) 記載のインクカートリッヂの回収装置。
【0023】
(6) 前記密封栓をパレットの凹欠部の内底部上に着脱自在に配設してなる前記(4) 又は(5) 記載のインクカートリッヂの回収装置。
【0024】
【発明の実施の形態】
この発明の各種の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
(実施の形態1)
図1に示すように、この実施の形態1の回収装置1は蓋付きのキャビネット形式のものであって、区画壁11,12によって仕切られた複数個の収容室13を備えた箱体10状であって頂部には開閉自在に蓋体20を蝶着し、掛止部14,21を係止させることによって箱体10内を密閉状になしうるように構成されている。
【0026】
次に箱体10の内部については、図2に示すように各収容室13が形成され、インク吸蔵用のフォーム(FO)を内装したインクカートリッヂ(IC)のインク排出部(PH)を下向きにして収容自在とすると共に、当該インクカートリッヂ(IC)の底部(CB)を水平状に担持する棚部15に、その内底部16上には上向き開放状のシール部17を固設しており、当該シール部17内にはシールリング18によって密封状態に前記インク排出部(PH)を挿着可能となしたものである。
【0027】
また、当該シール部17内には、不織布や高分子吸収材などからなるインク吸収体19を敷設しており、インク排出部(PH)に当接させて、残留インクの漏出を防止しうるように構成されている。
【0028】
従って、使用済みとなったインクカートリッヂ(IC)については、図2に示すように回収装置1の収容室13内に挿入し、その底部(CB)を棚部15上に載置させるようにして水平状に支持させると共に、プリントヘッド(PH)をシールキャップ17に挿入させ、シールリング18によって密封状に保持させてその漏出を防止させうるものであって、この状態で、蓋体20によって箱体10の各収容室13を閉止し、掛止部14,21を係止することによって蓋体20にてインクカートリッヂ(IC)が不用意にズレ動かないように安定的に保持させうるものであり、フタ20にカートリッヂの上面をおさえるバネ部材があれば、キャップを確実にすることができる。
【0029】
従って、使用済みのインクカートリッヂ(IC)からは残留インクの漏出がなく、清潔な状態でインクカートリッヂ(IC)を回収しうるものである。
【0030】
(実施の形態2)
図3に示すように、この実施の形態2の回収装置1Aにあっては、回収装置1におけるシール部17を欠如させ、収容室13Aの内底部16A上に前記のインク吸収体19Aを配備させるだけでも少量の残留インクについては吸収させて漏出を防止しうるものであって、その構成の一層の簡素化を図りうるものである。
【0031】
(実施の形態3)
図4乃至図6に示すこの実施の形態3の回収装置1Bは、パレット状で積み重ねて運搬もしくは収納しうる形式のものであって、インクカートリッヂ(IC)を受容するポケット部101を複数個凹設したパレット100を備えており、不使用時には図4に示すように積み重ねて運搬もしくは収納しうるものであり、図5および図6に示すように使用済みのインクカートリッヂ(IC)を収容する前記凹入部101には棚部115を、その内底部116には凹欠部117を形成し、当該凹欠部117内に大径基部121を着脱自在に嵌入させた密封栓120の小径突部122を上向きに突出した状態となしたものである。
【0032】
従って、使用に当っては図6に示すようにインクカートリッヂ(IC)をポケット部101に嵌装し、そのインク排出部(PH)内に密封栓120の小径突部122を挿通させてインク排出部(PH)を密閉状となすものであるから残留インクの漏出を防止しうるものである。
【0033】
更にこの密封栓120を多孔質材で構成すれば一層効果的にインクの漏出を防止しうるものであって、繰り返しての使用によって汚損された密封栓120は取り外し交換しうるものである。
【0034】
又、パレット100は、それ自体インクカートリッヂ(IC)を嵌装したままで再処理工場のラインに流しうるものであるから実用性が高いものであると言える。
【0035】
加えて、パレット100にカラーカートリッヂ用もしくはモノクロカートリッヂ用などの標識手段を付設しておけば、誤使用のおそれがなく整然と使用しうるものである。
【0036】
又、上記実施の形態1〜3においては、インクカートリッヂは印字ヘッドと別体であるが、印字ヘッドと一体のものであってもこの発明の回収装置で回収可能であり、例えばインクカートリッヂの底面に印字ヘッドを一体的に突設させたものでは、そのヘッド部分を回収装置のシール部17に嵌合させ、ノズル部をインク吸収体19と対向させればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したこの発明によれば、次のような効果を発揮しうるものである。
【0038】
(1) 使用済みのインクカートリッヂに残留するインクによって取り扱い者もしくは周囲環境が汚損されるおそれがなく信頼性の高いものが得られる。
【0039】
(2) 構造が簡素で取り扱いの簡単なものを得ることができる。
【0040】
(3) 運搬ならびに収納が用意でしかも工場の処理ラインにもそのままで採用されうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の回収装置に係る実施の形態1を示す全体斜視図。
【図2】図1の一部切断側面図。
【図3】この発明の回収装置に係る実施の形態2を示す一部切断側面図。
【図4】この発明の回収装置に係る実施の形態3を示す全体斜視図。
【図5】図4のパレットを示す一部斜視図。
【図6】図5のX−X切断面図。
【符号の説明】
1,1A,1B 回収装置
10 箱体
11,12 区画壁
13,13A 収容室
14,21 掛止部
15,115 棚部
16,16A,116 内底部
17 シール部
18 シールリング
19,19A インク吸収体
20 蓋体
100 パレット
101 ポケット部
117 凹欠部
120 密封栓
121 大径基部
122 小径突部

Claims (6)

  1. インク排出部を突設してなる使用済みのインクカートリッヂの回収装置であって、複数のインクカートリッヂに対応した箱体状に形成した複数の収容室を隣接状に配設し、該収容室の内底部には、カートリッヂケースを担持する棚部に、シールリングにより前記インク排出部に密封状に嵌合可能なシール部を配設してなるインクカートリッヂの回収装置。
  2. 前記シール部内に高分子吸収材やスポンジなどからなるインク吸収体を敷設してなる請求項1記載のインクカートリッヂの回収装置。
  3. 前記箱体を閉止する蓋体によりカートリッヂを箱体の内底部方向に付勢可能となした請求項1記載のインクカートリッヂの回収装置。
  4. インク排出部を突設してなる使用済みのインクカートリッヂの回収装置であって、外観形状において平坦状のパレット上に前記インクカートリッヂを嵌装しうる凹欠部を設け、当該凹欠部には、カートリッヂケースの底部を担持する棚部に、インク排出部に密閉状に貫挿される小径突部を有する密封栓の大径基部を前記凹欠部に装着してなるインクカートリッヂの回収装置。
  5. 前記パレットにインクカートリッヂの種類に対応する識別手段を設けてなる請求項4記載のインクカートリッヂの回収装置。
  6. 前記密封栓をパレットの凹欠部の内底部上に着脱自在に配設してなる請求項4又は5記載のインクカートリッヂの回収装置。
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