JP3596815B6 - データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の利用者に利用されるデータ処理装置に関する。
データベースシステム等のデータ処理装置は、多数の文書データを資料として格納しておき、例えば、キーワードに対応して所定の文書データを検索する。このようなデータ処理装置でも、利用者がキーワードを適切に入力すれば、適切な文書データを利用者に提供することができるが、関連する複数の文書データを順次探索するような作業は困難である。
このような課題を解決するため、ハイパーテキストシステムと呼称されるデータ処理装置では、多数の文書データをリンクにより連結してネットワークを形成しており、入力操作に対応してリンクにより文書データに順次アクセスできる。このようなデータ処理装置では、関連する複数の文書データをリンクに従って順次探索することができるので、適切なキーワードの入力が困難でも所望の文書データに到達することができる。
上述のように文書データをリンクにより連結してネットワークを形成したデータ処理装置では、関連する複数の文書データを順次探索するようなことができる。
しかし、このようなデータ処理装置を複数の利用者が共用する場合、各種の不具合が発生する。まず、ある利用者が所望により文書データの記録内容やリンクの設定を変更すると、これが他の利用者には不都合な場合がある。また、機密の文書データを登録しても、これを部外者が閲覧することができる。同様に、個人的な文書データを登録すると、これが他の利用者にはノイズとなる。
また、上述のようなデータ処理装置の利用者が一人の場合でも、以下に示すような不具合がある。まず、文書データを新規に登録する場合、リンクも設定する必要があるが、このリンクを適切に設定することが困難である。ネットワークから文書データを削除すると、この文書データのみにリンクで連結されていた文書データを検索できなくなる。
他の文書データにリンクで連結されていない無用な文書データが存在しても、この文書データを検索できないので削除することができない。他の文書データにリンクで連結されていない有用な文書データが存在しても、この文書データを検索できないのでリンクを連結することができない。
また、リンクにより文書データに順次アクセスすることができるが、最初の入口となる文書データが固定されているので、最初は所望の記録内容とは関連しない文書データから出発することになり、この文書データから所望の文書データまで移行する作業が煩雑である。
請求項1記載の発明は、多数の文書データを管理する文書管理手段と、文書データを関連させるリンクを管理するリンク管理手段と、各種データの入力操作を受け付けるデータ入力手段と、各種データを表示するデータ表示手段とを有し、多数の文書データをリンクにより連結してネットワークを形成し、入力操作に対応してリンクにより文書データに順次アクセスし、アクセスされた文書データをアクセスできるリンクと共に表示するデータ処理装置において、複数の利用者を個々に認識するユーザ管理手段を設け、前記文書管理手段は、認識された利用者に対応してアクセスできる文書データを規制する。従って、ユーザ管理手段により利用者が認識されると、アクセスできる文書データが文書管理手段により規制されるので、例えば、利用者の個人的な文書データは他の利用者がアクセスできないよう設定され、複数の利用者に個々に一つの文書データをユーザホームとして管理すると共に、利用者が所属する一つまたは複数のグループの各々に一つの文書データをグループホームとして管理するホーム管理手段を設け、前記文書管理手段は、前記ユーザ管理手段において個々に認識された利用者に対応してアクセスできる文書データを規制し、更に、利用者がアクセスできる文書データをグループに対応して規制する。従って、ユーザ管理手段により利用者が認識されると、アクセスできる文書データが文書管理手段によりグループの文書データに規制されるので、例えば、グループで機密の文書データは部外者がアクセスできないよう設定される。
請求項記載の発明では、請求項1記載の発明において、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に他の文書データが指定されると、指定された文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定された文書データと同一に前記文書管理手段に設定する文書送付手段を設けた。従って、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に、他の文書データが文書送付手段に指定されると、指定された文書データと登録する文書データとを連結するリンクがリンク管理手段に設定され、登録する文書データにアクセスできる利用者が指定された文書データと同一に文書管理手段に設定される。このため、所望の文書データの表示中に他の利用者の文書データを指定すれば、この指定した利用者が表示中の文書データにアクセスできるよう設定される。
請求項記載の発明では、請求項記載の発明において、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に既存のグループホームの文書データが指定されると、指定されたグループホームの文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定されたグループホームの文書データと同一に前記文書管理手段に設定する文書提示手段を設けた。従って、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に、既存のグループホームの文書データが文書提示手段に指定されると、指定されたグループホームの文書データと表示中の文書データとを連結するリンクがリンク管理手段に設定され、表示中の文書データにアクセスできる利用者は指定されたグループホームの文書データと同一に文書管理手段に設定される。このため、所望の文書データの表示中に他のグループの文書データを指定すれば、このグループの利用者が表示中の文書データにアクセスできるよう設定される。
請求項記載の発明では、請求項1記載の発明において、新規の文書データを文書管理手段に登録する文書登録手段を設け、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に新規の文書データが登録される場合、登録される文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、登録する文書データにアクセスできる利用者を表示中の文書データと同一に前記文書管理手段に設定する文書設定手段を設けた。従って、既存の文書データの表示中に文書登録手段により新規の文書データが登録されると、これらの文書データを連結するリンクがリンク管理手段に設定され、登録する文書データにアクセスできる利用者が表示中の文書データと同一に文書管理手段に設定される。このため、既存の文書データの表示中に新規の文書データを登録すれば、この新規の文書データは表示中の文書データからアクセスできるよう設定される。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ユーザ管理手段は複数の利用者を個々に認識し、前記リンク管理手段は、アクセスできる利用者を規制する個人リンクと規制しない公開リンクとを区別して管理する。従って、公開リンクにはユーザ管理手段により認識される利用者の全員がアクセスすることができるが、個人リンクには特定の利用者しかアクセスできないので、例えば、利用者の個人的な文書データに他の利用者がアクセスすることを防止できる。
請求項記載の発明では、請求項記載の発明において、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に新規の文書データを前記文書管理手段に登録する文書登録手段を設け、この文書登録手段は、登録する文書データと表示中の文書データとを連結する個人リンクをリンク管理手段に設定する。従って、既存の文書データの表示中に新規の文書データを文書登録手段により文書管理手段に登録することができ、この登録される文書データと表示中の文書データとを連結する個人リンクがリンク管理手段に設定される。このため、例えば、利用者が個人的な文書データを登録する場合、その利用者が容易にアクセスできるリンクが自動的に設定され、この文書データに他の利用者がアクセスすることも防止できる。
請求項1記載の発明は、複数の利用者を個々に認識するユーザ管理手段を設け、文書管理手段は、認識された利用者に対応してアクセスできる文書データを規制することにより、複数の利用者がネットワークを共用する場合でも、アクセスできる文書データを個人単位で規制することができ、例えば、個人的な文書データを秘密に保存するようなことができ、複数の利用者の各々に一つの文書データをユーザホームとして管理すると共に、利用者が所属する複数のグループの各々に一つの文書データをグループホームとして管理するホーム管理手段を設け、ユーザ管理手段は、利用者が所属する複数のグループも管理し、ホーム管理手段は、複数の利用者の各々に一つの文書データをユーザホームとして管理すると共に、利用者が所属する複数のグループの各々に一つの文書データをグループホームとして管理し、文書管理手段は、利用者がアクセスできる文書データをグループに対応して規制することにより、複数のグループがネットワークを共用する場合でも、アクセスできる文書データをグループ単位で規制することができ、例えば、あるグループの文書データを部外秘に保存するようなことができる。
請求項記載の発明では、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に他の文書データが指定されると、指定された文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定された文書データと同一に文書管理手段に設定する文書送付手段を設けたことにより、表示中の文書データを他の利用者がアクセスできるよう設定できるので、所望の文書データを他の利用者に送付することができる。
請求項記載の発明では、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に既存のグループホームの文書データが指定されると、指定されたグループホームの文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定されたグループホームの文書データと同一に文書管理手段に設定する文書提示手段を設けたことにより、表示中の文書データを他のグループがアクセスできるよう設定できるので、所望の文書データを他のグループに提示することができる。
請求項記載の発明では、新規の文書データを文書管理手段に登録する文書登録手段を設け、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に新規の文書データが登録される場合、登録される文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、登録する文書データにアクセスできる利用者を表示中の文書データと同一に文書管理手段に設定する文書設定手段を設けたことにより、新規に登録する文書データが表示中の文書データからアクセスできるよう設定されるので、文書データを表示させている利用者が簡易にアクセスできる状態に新規の文書データを登録できる。
請求項記載の発明は、複数の利用者を個々に認識するユーザ管理手段を設け、リンク管理手段は、アクセスできる利用者を規制する個人リンクと規制しない公開リンクとを区別して管理することにより、複数の利用者がネットワークを共用する場合でも、アクセスできるリンクを個人単位で規制することができ、例えば、個人的な文書データを秘密に保存するようなことができる。
請求項記載の発明では、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に新規の文書データを文書管理手段に登録する文書登録手段を設け、この文書登録手段は、登録する文書データと表示中の文書データとを連結する個人リンクをリンク管理手段に設定することにより、新規に登録する文書データが表示中の文書データに利用者のみアクセスできる個人リンクで連結されるので、文書データを表示させている利用者のみ簡易にアクセスできる状態に新規の文書データを登録できる。

本発明の実施の一形態を図面に基づいて以下に説明する。まず、本実施の形態のデータ処理装置1は、図2に示すように、一個のファイルサーバ2と複数のワークステーション3とを有しており、これらがネットワークケーブル4により接続されている。
前記ワークステーション3は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)11を有しており、このCPU11にはバスライン12が接続されている。このバスライン12には、ROM(Read Only Memory)13、RAM(Random Access Memory)14、キーボード15、ディスプレイ16、I/F(Interface)17、が接続されており、このI/F17に前記ネットワークケーブル4が接続されている。前記キーボード15にはマウス18が接続されており、これらがデータ入力手段21に相当する。
前記ファイルサーバ2も、前記ワークステーション3と略同一のハードウェアからなり、大容量のデータ記憶装置として光ディスク装置(図示せず)が付加されている。
上述のようなハードウェアからなるデータ処理装置1は、図1に示すように、前記データ入力手段21、データ表示手段22、ユーザ管理手段23、文書管理手段24、リンク管理手段25、ホーム管理手段26、文書出力手段27、文書検出手段28、文書登録手段29、文書送付手段30、文書提示手段31、文書設定手段32、文書改訂手段33、文書削除手段34、文書回収手段35、を有している。
前記データ入力手段21は、前記キーボード15や前記マウス18に相当し、各種データの入力操作を受け付ける。前記データ表示手段22は、前記ディスプレイ16に相当し、図4に示すように、各種データを表示出力する。
前記ユーザ管理手段23は、例えば、前記ROM13の設定プログラムに対応した前記CPU11のデータ処理により、前記キーボード15により入力操作されるパスワードと前記RAM14に予め設定されたパスワードとを比較し、複数の利用者を個々に認識する。つまり、ここではデータ処理装置1の利用者が多数なので、この利用者にパスワードが個々に設定されており、前記ワークステーション3は、パスワードが入力されないと動作しないよう設定されている。さらに、このデータ処理装置1の多数の利用者は複数のグループを形成しており、前記RAM14に格納されたパスワードにはグループの分類コードも付加されているので、前記ユーザ管理手段23は、利用者が所属する複数のグループも管理する。
前記文書管理手段24は、例えば、前記RAM14や光ディスク装置によるデータ記憶により多数の文書データ41を文書ID(Identification)で管理し、同様に、前記リンク管理手段25はリンク42をリンクIDで管理する。図5に示すように、ここでは多数の文書データ41がリンク42により連結されており、ハイパーテキストのネットワーク43が形成されている。
なお、前記文書データ41の文書IDには、アクセスできる利用者のパスワードとグループの分類コードとが設定される領域が形成されており、前記文書管理手段24は、前記ユーザ管理手段23により認識された利用者がアクセスできる文書データ41を、その利用者のパスワードが設定された文書データ41と、その利用者が所属するグループの分類コードが設定された文書データ41とに規制する。
前記リンク42のリンクIDには、利用者のパスワードが設定される領域が形成されており、前記リンク管理手段25は、パスワードの設定の有無により、アクセスできる利用者を規制する個人リンク42と規制しない公開リンク42とを区別して管理している。
前記ホーム管理手段26は、所定の文書データ41に個人のパスワードやグループの分類コードを付加することにより、複数の利用者の各々に一つの文書データ41をユーザホームとして管理すると共に、複数のグループの各々に一つの文書データ41をグループホームとして管理する。
前記文書出力手段27は、前記ユーザ管理手段23により利用者が認識されると、この利用者のユーザホームの文書データ41を前記文書管理手段24から読み出し、この文書データ41を前記データ表示手段22により前記ディスプレイ16に最初に表示させる。図4に示すように、このように表示されるユーザホームの文書データ41の記録内容51には、前記リンク管理手段25により管理されているリンク42のメニュー52が表示されるが、これと共にグループホームの文書データ41にアクセスできるリンク42のメニュー53も表示される。
前記文書検出手段28は、例えば、前記ファイルサーバ2に予め設定されたメンテナンス時間が到来すると、全部のユーザホームとグループホームとの文書データ41からアクセスされない文書データ41を検出する。すると、前記文書削除手段34は、このように検出された文書データ41を文書管理手段24から削除し、前記文書回収手段35は、検出された文書データ41と所定の文書データ41とを連結するリンク42を前記リンク管理手段25に設定する。つまり、これらの手段33,34は同時に機能することはなく、例えば、前記ファイルサーバ2のモード切換に対応して一方のみが機能する。
なお、前記文書削除手段34は、上述した前記文書検出手段28の検出動作の他、前記データ入力手段21の手動操作にも対応して機能する。より詳細には、図4に示すように、前記ディスプレイ16には、処理動作を指定する多用なメニュー54が表示され、前記文書削除手段34は、“削除”のメニュー54に対応している。このメニュー54がポインティングされると、前記文書削除手段34は、前記データ入力手段21の手動操作により指定された文書データ41を文書管理手段24から削除する。この時、この削除する文書データ41に連結されたリンク42の有無を判定し、リンク42が連結されていると削除は中止して記録内容を消去する。
前記文書登録手段29は、“登録”のメニュー54に対応しており、このメニュー54がポインティングされると、新規の文書データ41を文書管理手段24に登録する。このように新規の文書データ41を登録する場合に前記データ表示手段22により既存の文書データ41が表示されていると、これらの文書データ41を連結するリンク42を前記リンク管理手段25に設定する。より詳細には、前記ユーザ管理手段23により認識されている利用者のパスワードを文書IDとリンクIDとに設定するので、登録される文書データ41は登録した利用者のみアクセスできるよう管理され、設定されるリンク42は個人リンク42として管理される。
前記文書送付手段30は、“送付”のメニュー54に対応しており、前記文書管理手段24に管理されている文書データ41の表示中に、“送付”のメニュー54がポインティングされてから前記データ入力手段21の手動操作により他の文書データ41が指定されると、この指定された文書データ41と表示中の文書データ41とを連結する公開リンク42をリンク管理手段25に設定し、表示中の文書データ41にアクセスできる利用者を指定された文書データ41と同一に前記文書管理手段24に設定する。より詳細には、指定された文書データ41の文書IDに設定されている利用者のパスワードを表示中の文書データ41の文書IDに設定し、これらの文書データ41を連結するリンク42のリンクIDを生成する。
前記文書提示手段31は、“提示”のメニュー54に対応しており、前記文書管理手段24に管理されている文書データ41の表示中に、“提示”のメニュー54がポインティングされてから前記データ入力手段21の手動操作によりグループホームの文書データ41が指定されると、この指定されたグループホームの文書データ41と表示中の文書データ41とを連結する公開リンク42をリンク管理手段25に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定されたグループホームの文書データ41と同一に前記文書管理手段24に設定する。より詳細には、指定された文書データ41の文書IDに設定されているグループの分類コードを表示中の文書データ41の文書IDに設定し、これらの文書データ41を連結するリンク42のリンクIDを生成する。
前記文書設定手段32は、前記文書登録手段29と共に“フォロー”のメニュー54に対応しており、前記文書管理手段24に管理されている文書データ41の表示中に、“フォロー”のメニュー54がポインティングされると、前記文書登録手段29が前記文書管理手段24に登録する新規の文書データ41と表示中の文書データ41とを連結するリンク42をリンク管理手段25に設定し、登録する文書データ41にアクセスできる利用者を表示中の文書データ41と同一に文書管理手段24に設定する。より詳細には、登録する新規の文書データ41の文書IDを生成し、この文書IDに表示中の文書データ41の文書IDに設定されているパスワードや分類コードを設定し、これらの文書データ41を連結するリンク42のリンクIDを生成する。
前記文書改訂手段33は、前記文書登録手段29と共に“改訂”のメニュー54に対応しており、文書データ41の表示中に“改訂”のメニュー54がポインティングされると、指定された文書データ41の記録内容を表示中の文書データ41の記録内容に置換する。さらに、この置換される記録内容の文書データ41を前記文書登録手段29により前記文書管理手段24に新規に登録させ、この新規に登録される文書データ41と指定された文書データ41とを連結するリンク42をリンク管理手段25に設定する。より詳細には、指定された文書データ41の記録内容に新規の文書IDを付与し、この文書IDと指定された文書データ41の文書IDとを連結するリンク42のリンクIDを生成し、これらが完了すると指定された文書データ41の記録内容を表示中の文書データ41の記録内容に置換する。
このような構成において、本実施の形態のデータ処理装置1は、多数の利用者が多数のワークステーション3を個々に操作し、一個のファイルサーバ2に保持したネットワーク43を共用する。このネットワーク43は多数の文書データ41をリンク42により連結した構造からなるので、リンク42により文書データ41に順次アクセスすることができる。
より詳細には、本実施の形態のデータ処理装置1のデータ処理方法では、図6に示すように、ワークステーション3の起動時に利用者がパスワードを入力するよう設定されており、このパスワードが照合しないとワークステーション3は動作しない。このパスワードの照合によりユーザ管理手段23が利用者を認識すると、ホーム管理手段26により管理されているユーザホームの文書データ41が、文書出力手段27によりデータ表示手段22に最初の文書データ41として自動的に表示される。つまり、利用者が認識されると対応したユーザホームの文書データ41が自動的に表示されるので、利用者はネットワーク43を利用した各種作業を自身に最適な位置から開始することができる。
このように利用者にユーザホームの文書データ41が表示される際、図4に示すように、記録内容51にリンク42のメニュー52が表示されるので、このメニュー52がデータ入力手段21の手動操作によりポインティングされると、そのリンク42により連結された文書データ41がデータ表示手段22に表示される。
この時、アクセスできるリンク42と文書データ41とは、ユーザ管理手段23により認識された利用者に対応して規制される。例えば、同一の文書データ41を二人の利用者が閲覧した場合、そこに表示されるリンク42のメニュー52は利用者により相違することもある。つまり、利用者は各々に許可されたリンク42や文書データ41しかアクセスできないので、例えば、個人的な文書データ41が他の利用者に閲覧されることや改訂されることを防止でき、リンク42の不当な編集も防止できる。特に、個人リンク42は設定した利用者しかアクセスできないので、多数の利用者が共用する文書データ41にメモ等の個人的な文書データ41を連結するようなことができる。
また、ユーザ管理手段23は利用者が所属するグループも認識するので、アクセスできる文書データ41が文書管理手段24によりグループの文書データ41に規制され、例えば、グループで機密の文書データ41に部外者がアクセスすることを防止できる。利用者は所属するグループの文書データ41は自由に閲覧することができるが、そこでも個人的に禁止された文書データ41は閲覧することができず、他のグループの文書データ41でも個人的に許可された文書データ41は閲覧することができる。
また、ユーザホームの文書データ41が表示された場合、そのグループホームの文書データ41にアクセスできるリンク42のメニュー53も記録内容51の下方に表示される。このメニュー53がポインティングされるとグループホームの文書データ41が表示されるので、利用者はグループホームの文書データ41には簡易に移行することができる。このようなリンク42は、予め設定しておくことも可能であるが、その場で生成することも容易である。
さらに、各種の特殊処理のメニュー54も表示されるので、そのメニュー54がポインティングされると対応する特殊処理が実行される。例えば、“登録”のメニュー54がポインティングされると文書登録手段29が作動し、新規の文書データ41が文書管理手段24に登録される。このように新規の文書データ41が登録される場合に既存の文書データ41が表示されていると、これらの文書データ41が個人リンク42により自動的に連結される。このため、他の利用者がアクセスできない個人的な文書データ41を容易に登録することができ、この新規の文書データ41には表示中の文書データ41から容易にアクセスすることができる。
また、既存の文書データ41の表示中に“送付”のメニュー54がポインティングされると文書送付手段30が作動し、この状態でデータ入力手段21の手動操作により他の文書データ41が指定されると、この指定された文書データ41と表示中の文書データ41とが公開リンク42により連結され、指定された文書データ41の利用者が表示中の文書データ41にアクセスできるよう設定される。つまり、文書データ41の表示中に他の利用者の文書データ41を指定すれば、この文書データ41の利用者が表示中の文書データ41にアクセスできるようになるので、表示中の文書データ41を所望の利用者に送付することができる。
また、既存の文書データ41の表示中に“提示”のメニュー54がポインティングされると文書提示手段31が作動し、この状態でデータ入力手段21の手動操作により既存のグループホームの文書データ41が指定されると、この指定されたグループホームの文書データ41と表示中の文書データ41とが公開リンク42により連結され、指定されたグループホームの文書データ41の利用者が表示中の文書データ41にアクセスできるよう設定される。つまり、文書データ41の表示中に他のグループホームの文書データ41を指定すれば、そのグループの利用者が表示中の文書データ41にもアクセスできるようになるので、表示中の文書データ41を所望のグループに提示することができる。
また、既存の文書データ41の表示中に“フォロー”のメニュー54がポインティングされると文書設定手段32が作動し、新規に登録される文書データ41と表示中の文書データ41とが公開リンク42により連結され、利用者を表示中の文書データ41の利用者が登録する文書データ41にアクセスできるよう設定される。つまり、文書データ41の表示中に新規の文書データ41を登録すると、表示中の文書データ41から登録する文書データ41にアクセスできるようになるので、この作業を実行する利用者は磁気の文書データ41に容易にアクセスすることができる。
また、既存の文書データ41の表示中に“改訂”のメニュー54がポインティングされると文書改訂手段33が作動し、この状態でデータ入力手段21の手動操作により他の文書データ41が指定されると、この指定された文書データ41の記録内容で新規の文書データ41が生成され、これらの文書データ41がリンク42により連結され、指定された文書データ41の記録内容が表示中の文書データ41の記録内容に置換される。このため、既存の文書データ41の記録内容を所望により改訂することができ、改訂以前の記録内容は容易にアクセスできる状態で保存されるので、文書データ41を復元できる状態で改訂することができる。
また、“削除”のメニュー54がポインティングされると文書削除手段34が作動し、この状態でデータ入力手段21の手動操作により指定された文書データ41が文書管理手段24から削除される。しかし、この削除する文書データ41に連結されたリンク42の有無が判定され、リンク42が連結されていると削除は中止されて記録内容が消去される。このため、ネットワーク43を分断することなく文書データ41の少なくとも記録内容を消去することができ、ファイルサーバ2の記憶領域を節約することができる。
さらに、本実施の形態のデータ処理装置1は、上述のようなメニュー54の操作に対応した特殊処理の他、動作モードに対応して自動的なメンテナンス処理を定期的に実行する。つまり、予め設定されたメンテナンス時間が到来すると文書検出手段28が作動し、全部のユーザホームとグループホームとの文書データ41からアクセスされない文書データ41が検出される。この時、文書削除がメンテナンスの動作モードとして設定されていると文書削除手段34が作動し、検出された文書データ41が文書管理手段24から削除される。このため、どの利用者もアクセスできない無用な文書データ41を自動的に削除することができ、ファイルサーバ2の記憶領域を節約することができる。
しかし、文書回収がメンテナンスの動作モードとして設定されていると文書回収手段35が作動し、検出された文書データ41と所定の文書データ41とがリンク42により連結される。このため、どの利用者もアクセスできない文書データ41がアクセスできる状態に設定されるので、必要な文書データ41の喪失を防止することができ、無用な場合は確認してから削除することができる。このように文書データ41を連結する所定の文書データ41としては、メンテナンス作業を実行する利用者のユーザホームや、多数の利用者がアクセスするグループホームが適している。
なお、本発明は上記形態に限定されるものではなく、各種の変形を許容する。例えば、ここではデータ処理装置1として一個のファイルサーバ2と複数のワークステーション3とを接続した形態を想定したが、本案は多数の利用者がネットワーク43を共用するものであれば良く、例えば、多数の利用者が共用する一個のマイクロコンピュータ等にも適用される。また、ここでは文書データ41がテキストを基本とすることを想定したが、これを音声や画像のみで形成することも可能である。
本発明の実施の一形態のデータ処理装置を示す模式図である。 データ処理装置の具体的構造を示すブロック図である。 データ処理装置の一部であるワークステーションのハードウェアを示すブロック図である。 ディスプレイの表示画面を示す正面図である。 文書データをリンクで連結したネットワークを示す模式図である。 データ処理装置のデータ処理方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ処理装置
21 データ入力手段
22 データ表示手段
23 ユーザ管理手段
24 文書管理手段
25 リンク管理手段
26 ホーム管理手段
27 文書出力手段
28 文書登録手段
30 文書送付手段
31 文書提示手段
32 文書設定手段
33 文書改訂手段
34 文書削除手段
35 文書回収手段
41 文書データ
42 リンク
43 ネットワーク
51 記録内容

Claims (6)

  1. 多数の文書データを管理する文書管理手段と、文書データを関連させるリンクを管理するリンク管理手段と、各種データの入力操作を受け付けるデータ入力手段と、各種データを表示するデータ表示手段とを有し、多数の文書データをリンクにより連結してネットワークを形成し、入力操作に対応してリンクにより文書データに順次アクセスし、アクセスされた文書データをアクセスできるリンクと共に表示するデータ処理装置において、前記データ処理装置は更に、複数の利用者を個々に認識し、更に個々の利用者が所属する複数のグループも管理するユーザ管理手段と、複数の利用者に個々に一つの文書データをユーザホームとして管理すると共に、利用者が所属する一つまたは複数のグループの各々に一つの文書データをグループホームとして管理するホーム管理手段を設け、前記文書管理手段は、前記ユーザ管理手段において個々に認識された利用者に対応してアクセスできる文書データを規制し、更に、利用者がアクセスできる文書データをグループに対応して規制することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 文書管理手段に管理されている文書データの表示中に他の文書データが指定されると、指定された文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定された文書データと同一に前記文書管理手段に設定する文書送付手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 文書管理手段に管理されている文書データの表示中に既存のグループホームの文書データが指定されると、指定されたグループホームの文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、表示中の文書データにアクセスできる利用者を指定されたグループホームの文書データと同一に前記文書管理手段に設定する文書提示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  4. 新規の文書データを文書管理手段に登録する文書登録手段を設け、文書管理手段に管理されている文書データの表示中に新規の文書データが登録される場合、登録される文書データと表示中の文書データとを連結するリンクをリンク管理手段に設定し、登録する文書データにアクセスできる利用者を表示中の文書データと同一に前記文書管理手段に設定する文書設定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  5. 前記ユーザ管理手段は複数の利用者を個々に認識し、前記リンク管理手段は、アクセスできる利用者を規制する個人リンクと規制しない公開リンクとを区別して管理することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  6. 文書管理手段に管理されている文書データの表示中に新規の文書データを前記文書管理手段に登録する文書登録手段を設け、この文書登録手段は、登録する文書データと表示中の文書データとを連結する個人リンクをリンク管理手段に設定することを特徴とする請求項5記載のデータ処理装置。
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