JP3596461B2 - 物流管理システムとその管理方法及びその方法を記録した記録媒体 - Google Patents

物流管理システムとその管理方法及びその方法を記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物流管理システムとその管理方法及びその方法を記録した記録媒体に係わり、特に、効率良い輸送を可能にした物流管理システムとその管理方法及びその方法を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の運送会社の荷物の運送方法は、計画的に集合梱包し、輸送するような手配を行っていないために、急がない荷物を先に送り、このため急ぐ荷物を所定の期日までに輸送できない等と問題があり、輸送の効率が悪く、このため、輸送費も高くなるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、特に、荷物の輸送をコンピュータ上でシミュレーション可能にすることで、輸送の可否情報を迅速に得ることが可能であり、しかも、能率的に輸送が出来るから安価に輸送できる、顧客、運送会社双方に便利で使い勝手の良い新規な物流管理システムとその管理方法を提供するものである。
【0004】
また、本発明の他の目的は、上記物流管理システムの管理方法を記録した記録媒体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。
【0006】
即ち、本発明に係わる物流管理システムの第1態様は、
物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバと、前記サーバ上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末とがネットワークを介して接続されたシステムであって、
前記サーバが、前記端末から送信された輸送を希望する荷物の輸送先を示すデータを受信する前記サーバの第1の手段と、
前記第1の手段で受信した輸送先に対応して、前記サーバが、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報を前記端末に送り、前記端末上に表示せしめると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形を生成し、この図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第2の手段と、
前記端末が送信した、輸送する荷物の大きさ、重量等の輸送物のデータを受信する前記サーバの第3の手段と、
前記第3の手段で受信したデータに基づき、前記サーバが、輸送予定の荷物を前記輸送用収納箱とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形として生成し、生成した図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第4の手段と、
前記端末上で、前記第4の手段で生成し表示された図形を前記輸送用収納箱の図形上にドラッグアンドドロップし、このドラッグアンドドロップした情報を前記サーバが受信する前記サーバの第5の手段と、
前記第5の手段で受信した情報に基づき、前記サーバが、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第6の手段であって、当該荷物のサイズが、前記輸送用収納箱に収納可能であるかをシミュレーションする第1シミュレーション手段と、前記輸送用収納箱に現在収納されている貨物の重量合計値と前記端末上でドラッグアンドドロップした荷物の重量の合計とが、予め定めた重量を上回っていないか否かをシミュレーションする第2シミュレーション手段とを少なくとも含む第6の手段と、
前記第6の手段でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末から送信された、当該荷物の輸送を登録する情報と、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日を少なくとも含む顧客データとを受信する前記サーバの第7の手段と、
前記第7の手段で受信した荷物の輸送を登録する情報及び顧客データに対応して、前記サーバが、輸送する荷物の登録番号を前記端末に送る第8の手段と、
を少なくとも含むことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
前記第6の手段が、前記ドラッグアンドドロップした情報を受信し、シミュレーションを行った結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を前記端末に送るように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
叉、本発明に係わる物流管理の方法の第1態様は、
物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバと、前記サーバ上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末とがネットワークを介して接続された物流管理システムの管理方法であって、
前記端末が前記サーバの物流管理システムにアクセスして、輸送する荷物の輸送先を示すデータを入力し、前記サーバに送る第1の工程と、
前記第1の工程で入力された輸送先に対応して、前記サーバが、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報を前記端末に送り、前記端末上に表示すると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形を生成し、この図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示する第2の工程と、
前記端末が、輸送する物の大きさ、重量等の輸送物のデータを入力し、入力されたデータを前記サーバに送る第3の工程と、
前記第3の工程で入力されたデータに基づき、前記サーバが、輸送予定の荷物を、前記輸送用収納箱とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形として生成し、生成した図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示する第4の工程と、
前記端末上で、前記第4の工程で表示された図形を前記輸送用収納箱の図形上にドラッグアンドドロップし、このデータを前記サーバに送信する第5の工程と、
前記ドラッグアンドドロップした情報に基づき、前記サーバが、前記輸送用収納箱による輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末上に表示する第6の工程と、
前記第6の工程でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末は、決定ボタンを押して荷物の輸送を登録し、更に、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日等の顧客データを入力する第7の工程と、
前記サーバが、前記第6の工程で登録された荷物の登録番号を前記端末に送る第8の工程とからなり、
前記第6の工程は、当該荷物のサイズが、前記輸送用収納箱に収納可能であるかをシミュレーションする第1シミュレーション工程と、前記輸送用収納箱に現在収納されている貨物の重量合計値と前記端末上でドラッグアンドドロップした荷物の重量の合計とが、予め定めた重量を上回っていないか否かをシミュレーションする第2シミュレーション工程とを少なくとも含むことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
前記第6の工程において、輸送の可否をシミュレーションした結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を、前記サーバが、前記端末に送るように構成したことを特徴とするものである。
【0008】
叉、本発明に係わる物流管理の方法を記録した記録媒体の第1態様は、
物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバと、前記サーバ上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末とがネットワークを介して接続された物流管理システムのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記サーバが、前記端末から送信された輸送を希望する荷物の輸送先を示すデータを受信する前記サーバの第1の手段と、
前記第1の手段で受信した輸送先に対応して、前記サーバが、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報を前記端末に送り、前記端末上に表示せしめると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形を生成し、この図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第2の手段と、
前記端末が送信した、輸送する荷物の大きさ、重量等の輸送物のデータを受信する前記サーバの第3の手段と、
前記第3の手段で受信したデータに基づき、前記サーバが、輸送予定の荷物を前記輸送用収納箱とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形として生成し、生成した図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第4の手段と、
前記端末上で、前記第4の手段で生成し表示された図形を前記輸送用収納箱の図形上にドラッグアンドドロップし、このドラッグアンドドロップした情報を前記サーバが受信する前記サーバの第5の手段と、
前記第5の手段で受信した情報に基づき、前記サーバが、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第6の手段であって、当該荷物のサイズが、前記輸送用収納箱に収納可能であるかをシミュレーションする第1シミュレーション手段と、前記輸送用収納箱に現在収納されている貨物の重量合計値と前記端末上でドラッグアンドドロップした荷物の重量の合計とが、予め定めた重量を上回っていないか否かをシミュレーションする第2シミュレーション手段とを少なくとも含む第6の手段と、
前記第6の手段でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末から送信された、当該荷物の輸送を登録する情報と、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日を少なくとも含む顧客データとを受信する前記サーバの第7の手段と、
前記第7の手段で受信した荷物の輸送を登録する情報及び顧客データに対応して、前記サーバが、輸送する荷物の登録番号を前記端末に送る第8の手段と、
を実現させるためのプログラムを記録したことを特徴とするものであり、
叉、第2態様は、
前記第6の手段が、前記ドラッグアンドドロップした情報を受信し、シミュレーションを行った結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を前記端末に送るように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、顧客が、インターネット等のネットワークを介して、貨物の到着希望日、貨物のサイズ、発送先等の情報を入力する事で、得られたデータに基づき、運送会社が同じ発送先(送付先の都市)、到着希望日毎に、複数顧客の貨物を効率良くまとめて梱包して輸送する。このように構成することで、輸送効率を向上した物流管理システムとその管理方法を実現する。このために、コンピュータ上で輸送の可否のシミュレーションを行うように構成した。
【0010】
【実施例】
以下に、本発明に係わる物流管理システムとその管理方法及びその方法を記録した記録媒体の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
(第1の具体例)
図1〜図5は、本発明に係わる物流管理システムとその管理方法の第1の具体例を示す図であって、これらの図には、
物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバ3と、前記サーバ3上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末1a〜1dとがネットワーク2を介して接続されたシステムであって、
前記サーバ3が、前記端末1aから送信された輸送を希望する荷物の輸送先を示すデータを受信する前記サーバの第1の手段(ステップS1)と、
前記第1の手段で受信した輸送先に対応して、前記サーバ3が、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報4を前記端末1aに送り、前記端末1a上に表示せしめると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形5、51を生成し、この図形データを前記端末1aに送り、前記端末1a上に表示せしめるための前記サーバの第2の手段(ステップS2)と、
前記端末1aが送信した、輸送する荷物7a、7bの大きさ、重量等の輸送物のデータを受信する前記サーバの第3の手段(ステップS3)と、
前記第3の手段で受信したデータに基づき、前記サーバ3が、輸送予定の荷物を前記輸送用収納箱5、51とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形7a、7bとして生成し、生成した図形データ7a、7bを前記端末1aに送り、前記端末1aに表示せしめるための前記サーバの第4の手段(ステップS4)と、
前記端末1a上で、前記第4の手段で生成し表示された図形7a、7bを前記輸送用収納箱の図形5、51上にドラッグアンドドロップし、このドラッグアンドドロップした情報を前記サーバ3が受信する前記サーバの第5の手段(ステップS5)と、
前記第5の手段で受信した情報に基づき、前記サーバ3が、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末1a上に表示せしめるための前記サーバの第6の手段(ステップS6)と、
前記第6の手段でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末1aから送信された、当該荷物の輸送を登録する情報と、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日を少なくとも含む顧客データとを受信する前記サーバの第7の手段(ステップS7、S8)と、
前記第7の手段で受信した荷物の輸送を登録する情報及び顧客データに対応して、前記サーバが、輸送する荷物の登録番号を前記端末に送る第8の手段(ステップS9)と少なくとも含むことを特徴とする物流管理システムが示されている。
なお、本発明では、前記第6の手段(ステップS6)が、前記ドラッグアンドドロップした情報を受信し、シミュレーションを行った結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、予め決めた所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を前記端末に送る(ステップS10)ように構成している。
【0012】
以下に、第1の具体例を更に詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の物流システムのシステム構成を示す図である。
【0014】
ユーザ端末(顧客が使用する端末)1a〜1dと運送会社のサーバ3(運送会社が使用する端末を含む)とがインターネット2で接続されている。従って、複数の顧客が、インターネット2を介して運送会社のサーバ3にアクセスして、貨物輸送情報を見たり、輸送する貨物の登録を行うことができるように構成されている。
【0015】
次に、一例として、ある顧客が大きさの異なる2つの荷物をABC国のDEF市に送付する場合の登録方法を以下に説明する。
【0016】
先ず、顧客は、端末1aをインターネット2を介して運送会社のサーバ3上に開設しているウエブサイトに接続する。そこで、端末1aからウエブサイト上で、発送したい貨物の送付先の国・都市名を選択して、運送会社の輸送用収納箱の空き状況を検索する。ここで、図2に示す画面が表示される。
【0017】
図2に示すように、貨物輸送情報4には、コンテナ等の輸送用収納箱に付けられる通し番号(この例ではA1便とA2便)、送付先都市名(この例ではABC国DEF市)、到着予定日(この例では9月10〜15日と9月15〜20日)等の貨物の配送情報が含まれ、これらのデータが端末上に表示される。輸送用収納箱の模型図5、51は、A1便、A2便にそれぞれ用いられるコンテナ等の輸送用収納箱のサイズを縮小して画面に表示したものである。登録済貨物の模型図6は、登録済の貨物のサイズを輸送用収納箱の模型図5、51の縮小率と同率で縮小して、端末の画面上に表示したものである。
【0018】
顧客は、輸送用収納箱の空きスペース、到着予定日を確認し、荷物の送付を希望する場合、送付したい貨物のサイズと重量とを入力する。この例では、2つの荷物7a、7bを輸送することにする。すると、入力した貨物サイズに応じて図3に示す送付予定貨物7aと送付予定貨物7bの2つの立法体のアイコンが端末の画面に表示される。このアイコンは、登録済貨物の模型図6と同様に、輸送用収納箱の模型図5の縮小率と同率で縮小して画面上に表示される。次に、画面上の輸送用収納箱の模型図5にこの送付予定貨物7aをドラッグアンドドロップすると、サーバ3は、貨物7aを輸送用収納箱内に収納できるかのシミュレーションを実行する。従って、ドラッグアンドドロップが成功すれば、実際の輸送用収納箱で当該貨物を輸送可能であることを意味し、ドラッグアンドドロップした時、輸送不可能を示すコメントが表示された時には、再度別の便で、上記した作業を行うことになる。従って、同様に、送付予定貨物7bについても、画面上の輸送用収納箱の模型図51上にドラッグアンドドロップすると、貨物7bを輸送用収納箱内に収納できるかのシミュレーションを実行する。
【0019】
尚、このソフトウエアにおいては、貨物7aの上下方向が決まっている場合には、送付予定貨物7aのアイコンに「↑マーク」等の所定の記号を追加入力することで、輸送会社にその旨の通知がされるようになっている。
【0020】
更に、本発明においては、顧客が入力した荷物の重量の管理も行っており、顧客が送付予定貨物7aをドラッグアンドドロップした場合、現在の登録済貨物の重量合計値と顧客がドラッグアンドドロップした輸送予定貨物7aの重量の合計が規定重量を上回っていないかどうか判定を行い、上回っている場合には空きスペースが十分有っても登録できない仕様となっている。
【0021】
また、本発明においては、予め決められた基準重量より重い貨物は、輸送用収納箱の下に、軽い貨物は上に積載することでシミュレーションを行い、表示する仕様となっている。
【0022】
この例では、図2のA1便とA2便の空きスペースと、図3の送付予定貨物7aと送付予定貨物7bの貨物サイズを考慮して、A1便に送付予定貨物7aを、A2便に送付予定貨物7bを登録することにする。
【0023】
図4は、送付予定貨物7aのアイコンをA1便の輸送用収納箱5に、送付予定貨物7bのアイコンをA2便の輸送用収納箱51にそれぞれドラッグアンドドロップした後の端末1aの画面である。図4のように輸送用収納箱模型図5、51内にドラッグアンドドロップした送付予定貨物7a、7bのアイコンがそれぞれ表示されれば、送付予定貨物7a、7bの登録が行われたことを意味する。その後、登録の確定を示す決定ボタンを押すと登録が確定し、その後、サーバ3からの指示に従って、顧客の連絡先や集荷希望日などの情報を入力し、登録後に運送会社は荷物を集荷する。
【0024】
また、この例では、送付予定貨物7aにA1−3、送付予定貨物7bにA2−3という番号が採番され、アイコン上に表示される。顧客は、後日この番号を用いることで、送付した貨物の配送状況をこのウエブサイト上で検索することができる。
【0025】
また、輸送用収納箱の模型図5内の空きスペースが少なくなった場合、その輸送用収納箱の模型図5への書き込みが禁止される。運送会社は、その便に登録された全ての荷物を輸送用収納箱に入れて納期内に指定輸送先に向け発送する。
【0026】
(第2の具体例)
図6は、本発明に係わる物流管理システムの第2の具体例を示す図である。
【0027】
第1の具体例では、インターネットを介して、顧客の端末と運送会社のサーバとが接続された環境を例にして説明したが、後述するように、運送会社の支店の端末と運送会社の管理部門に置かれたコンピュータとがインターネットで接続されている場合でも良い。
【0028】
図6は、本発明の第2の具体例の環境を示す図である。この具体例では、顧客9と運送会社のサーバ3はインターネットで接続されていないが、運送会社の各支店に端末8が設置されており、端末8と運送会社のサーバ3とがインターネットで接続されている。運送会社の各支店が、電話、FAX、窓口等で顧客9から貨物の発送の依頼を受け、運送会社支店に置かれた端末8a、8bからインターネット2を介してサーバ3に情報を入力して、第1の具体例と同様な効果を得るものである。
【0029】
従って、上記した方法で貨物の情報を電子化して管理し、納期別に輸送用収納箱単位でまとめて送付先の都市へ送付すれば、効率的に輸送でき、更に、自動車、船、飛行機等の輸送手段の手配も計画的に行える。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、荷物の輸送をコンピュータ上でシミュレーション可能にすることで、輸送の可否情報を迅速に得ることが可能であり、しかも、能率的に輸送が出来るから、安価に輸送できる、顧客、運送会社双方に便利で使い勝手の良い物流管理システムの構築を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる物流管理システムのシステム構成を示す図である。
【図2】端末上の画面に示された一例を示す図である。
【図3】図形化された送付予定荷物の表示例を示す図である。
【図4】図2の状態に図3の送付予定荷物を追加した場合の表示例を示す図である。
【図5】本発明の動作を示したフローチャートである。
【図6】本発明の第2の例を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1d ユーザ端末
2 インターネット
3 サーバ
4 貨物輸送情報
5、51 輸送用収納箱の模型図
6登録済貨物の模型図
7a、7b 送付予定荷物

Claims (6)

  1. 物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバと、前記サーバ上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末とがネットワークを介して接続されたシステムであって、
    前記サーバが、前記端末から送信された輸送を希望する荷物の輸送先を示すデータを受信する前記サーバの第1の手段と、
    前記第1の手段で受信した輸送先に対応して、前記サーバが、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報を前記端末に送り、前記端末上に表示せしめると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形を生成し、この図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第2の手段と、
    前記端末が送信した、輸送する荷物の大きさ、重量等の輸送物のデータを受信する前記サーバの第3の手段と、
    前記第3の手段で受信したデータに基づき、前記サーバが、輸送予定の荷物を前記輸送用収納箱とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形として生成し、生成した図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第4の手段と、
    前記端末上で、前記第4の手段で生成し表示された図形を前記輸送用収納箱の図形上にドラッグアンドドロップし、このドラッグアンドドロップした情報を前記サーバが受信する前記サーバの第5の手段と、
    前記第5の手段で受信した情報に基づき、前記サーバが、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第6の手段であって、当該荷物のサイズが、前記輸送用収納箱に収納可能であるかをシミュレーションする第1シミュレーション手段と、前記輸送用収納箱に現在収納されている貨物の重量合計値と前記端末上でドラッグアンドドロップした荷物の重量の合計とが、予め定めた重量を上回っていないか否かをシミュレーションする第2シミュレーション手段とを少なくとも含む第6の手段と、
    前記第6の手段でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末から送信された、当該荷物の輸送を登録する情報と、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日を少なくとも含む顧客データとを受信する前記サーバの第7の手段と、
    前記第7の手段で受信した荷物の輸送を登録する情報及び顧客データに対応して、前記サーバが、輸送する荷物の登録番号を前記端末に送る第8の手段と、
    を少なくとも含むことを特徴とする物流管理システム。
  2. 前記第6の手段が、前記ドラッグアンドドロップした情報を受信し、シミュレーションを行った結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を前記端末に送るように構成したことを特徴とする請求項1記載の物流管理システム。
  3. 物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバと、前記サーバ上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末とがネットワークを介して接続された物流管理システムの管理方法であって、
    前記端末が前記サーバの物流管理システムにアクセスして、輸送する荷物の輸送先を示すデータを入力し、前記サーバに送る第1の工程と、
    前記第1の工程で入力された輸送先に対応して、前記サーバが、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報を前記端末に送り、前記端末上に表示すると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形を生成し、この図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示する第2の工程と、
    前記端末が、輸送する物の大きさ、重量等の輸送物のデータを入力し、入力されたデータを前記サーバに送る第3の工程と、
    前記第3の工程で入力されたデータに基づき、前記サーバが、輸送予定の荷物を、前記輸送用収納箱とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形として生成し、生成した図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示する第4の工程と、
    前記端末上で、前記第4の工程で表示された図形を前記輸送用収納箱の図形上にドラッグアンドドロップし、このデータを前記サーバに送信する第5の工程と、
    前記ドラッグアンドドロップした情報に基づき、前記サーバが、前記輸送用収納箱による輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末上に表示する第6の工程と、
    前記第6の工程でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末は、決定ボタンを押して荷物の輸送を登録し、更に、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日等の顧客データを入力する第7の工程と、
    前記サーバが、前記第6の工程で登録された荷物の登録番号を前記端末に送る第8の工程とからなり、
    前記第6の工程は、当該荷物のサイズが、前記輸送用収納箱に収納可能であるかをシミュレーションする第1シミュレーション工程と、前記輸送用収納箱に現在収納されている貨物の重量合計値と前記端末上でドラッグアンドドロップした荷物の重量の合計とが、予め定めた重量を上回っていないか否かをシミュレーションする第2シミュレーション工程とを少なくとも含むことを特徴とする物流管理の方法。
  4. 前記第6の工程において、輸送の可否をシミュレーションした結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を、前記サーバが、前記端末に送るように構成したことを特徴とする請求項3記載の物流管理の方法。
  5. 物流管理システムを搭載した輸送会社のサーバと、前記サーバ上の物流管理システムをアクセスするための複数の端末とがネットワークを介して接続された物流管理システムのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記サーバが、前記端末から送信された輸送を希望する荷物の輸送先を示すデータを受信する前記サーバの第1の手段と、
    前記第1の手段で受信した輸送先に対応して、前記サーバが、輸送可能な輸送便名、輸送先名、到着予定日を少なくとも含む貨物輸送情報を前記端末に送り、前記端末上に表示せしめると共に、前記輸送便で用いられるコンテナ等の輸送用収納箱を縮小して、2次元又は3次元の図形を生成し、この図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第2の手段と、
    前記端末が送信した、輸送する荷物の大きさ、重量等の輸送物のデータを受信する前記サーバの第3の手段と、
    前記第3の手段で受信したデータに基づき、前記サーバが、輸送予定の荷物を前記輸送用収納箱とほぼ同率に縮小し、その図形を2次元又は3次元の図形として生成し、生成した図形データを前記端末に送り、前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第4の手段と、
    前記端末上で、前記第4の手段で生成し表示された図形を前記輸送用収納箱の図形上にドラッグアンドドロップし、このドラッグアンドドロップした情報を前記サーバが受信する前記サーバの第5の手段と、
    前記第5の手段で受信した情報に基づき、前記サーバが、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送の可否をシミュレーションし、その結果を前記端末上に表示せしめるための前記サーバの第6の手段であって、当該荷物のサイズが、前記輸送用収納箱に収納可能であるかをシミュレーションする第1シミュレーション手段と、前記輸送用収納箱に現在収納されている貨物の重量合計値と前記端末上でドラッグアンドドロップした荷物の重量の合計とが、予め定めた重量を上回っていないか否かをシミュレーションする第2シミュレーション手段とを少なくとも含む第6の手段と、
    前記第6の手段でのシミュレーションの結果、前記輸送用収納箱による当該荷物の輸送が可能である時、前記端末から送信された、当該荷物の輸送を登録する情報と、輸送依頼者の連絡先、集荷予定日を少なくとも含む顧客データとを受信する前記サーバの第7の手段と、
    前記第7の手段で受信した荷物の輸送を登録する情報及び顧客データに対応して、前記サーバが、輸送する荷物の登録番号を前記端末に送る第8の手段と、
    を実現させるためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  6. 前記第6の手段が、前記ドラッグアンドドロップした情報を受信し、シミュレーションを行った結果、前記輸送用収納箱内の荷物の体積又は重量が、所定の体積又は重量を越えた場合、当該荷物を当該便で輸送する事が不可能であることを示す信号を前記端末に送るように構成したことを特徴とする請求項5記載の記録媒体。
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