JP3593572B2 - フィルム製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム製造装置(いわゆるキャスティングマシン)に関し、詳しくは無端ベルトが正規の走行路から外れて(位置ずれを起こして)走行した際、これを修正しながらフィルムを製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、無端ベルトの位置ずれを修正する機能を有するフィルム製造装置として、特許番号第2640071号公報に記載された装置があった。すなわち、
所定間隔をおいて前後に配した冷却プーリとターンプーリとに無端ベルトが巻き掛けられ、モータ等の駆動手段により前記無端ベルトを走行させ、走行する無端ベルトの上に原料溶液を供給してフィルム状にキャストしたのち固化させるフィルム製造装置であって、前記ターンプーリが、その回転軸の左側端部にて左側軸受部材により支持されるとともに、前記回転軸の右側端部にて右側軸受部材により支持され、前記左側軸受部材および右側軸受部材が、前後方向に移動可能に設けられ、前記無端ベルトが正規走行路より右方に位置ずれを起こした際、この位置ずれを検知し、右側修正指令信号(R1)を所定時間出力するとともに前記右側修正指令信号(R1)出力後に右側ロック指令信号(R2)を出力する第1検知手段が設けられ、前記無端ベルトが正規走行路より左方に位置ずれを起こした際、この位置ずれを検知し、左側修正指令信号(L1)を所定時間出力するとともに前記左側修正指令信号(L1)出力後に左側ロック指令信号(L2)を出力する第2検知手段が設けられ、前記右側修正指令信号(R1)あるいは左側ロック指令信号(L2)の出力により前記右側軸受部材を固定する右側伸縮手段が設けられ、前記右側ロック指令信号(R2)あるいは左側修正指令信号(L1)の出力により前記左側軸受部材を固定する左側伸縮手段が設けられてなるフィルム製造装置があった。
【0003】
このフィルム製造装置にあっては次のような問題があった。すなわち、無端ベルトが正規走行路から位置ずれを起こした際、この位置ずれを第1検知手段あるいは第2検知手段が検知し、修正指令信号を所定時間出力する分けであるが、この修正指令信号の出力時間は、位置ずれの絶対量には何ら関係しないものであった。要するに、位置ずれが検知されれば、その位置ずれがどの程度のものなのか(位置ずれの絶対量)は関与されず、位置ずれが発生したという事実のみを検知し、そしてその検知後、所定時間、修正指令信号を出力していた。したがって、ほんの僅かな位置ずれであるにもかかわらず、大きな修正動作が行なわれ、その結果、場合によっては逆方向への大きな位置ずれを発生させ、当該無端ベルト上に塗布された塗膜に悪影響を及ぼすこともないではなかった。あるいは、大きな位置ずれであったにもかかわらず、それに見合った量の修正が一度の修正によっては解消されず、複数回の修正によって始めて解消されるなど、位置ずれの解消に時間が掛かるという問題もあった。
【0004】
[発明の目的]
本発明は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、無端ベルトが蛇行して位置ずれを起こした際、その位置ずれの絶対量に見合った修正量で以て適格に無端ベルトの位置ずれを解消することができるフィルム製造装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のフィルム製造装置は、所定間隔をおいて前後に配した冷却プーリとターンプーリとに無端ベルトが巻き掛けられ、モータ等の駆動手段により前記無端ベルトを走行させ、走行する無端ベルトの上に原料溶液を供給してフィルム状にキャストしたのち固化させるフィルム製造装置であり、前記ターンプーリが、その回転軸の左側端部にて左側軸受部材により支持されるとともに、前記回転軸の右側端部にて右側軸受部材により支持され、前記左側軸受部材あるいは右側軸受部材がシリンダ等の移動手段によって前後方向に移動可能に設けられ、前記無端ベルトが正規走行路から外れて走行した際、前記移動手段により左側軸受部材あるいは右側軸受部材を移動させて当該無端ベルトを正規走行路に戻すフィルム製造装置であって、前記無端ベルトが正規走行路より右方あるいは左方に位置ずれを起こした際、この位置ずれの方向と絶対量を計測し、計測値に見合った第1修正指令信号(第1A信号)を発するフォトセンサ等の第1検知手段が前記ターンプーリの近傍に設けられ、前記第1修正指令信号(第1A信号)が入力された際、この信号から無端ベルトを正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第1移動指令信号(第1B信号)を前記移動手段に出力する制御部が設けられ、第2検知手段が前記冷却プーリ側に設けられ、所定の許容範囲を超えた前記無端ベルトの位置ずれが前記第2検知手段によって検知された際、警報を発するかあるいは前記無端ベルトを停止もしくは減速するようになしたものである。
【0006】
請求項2記載のフィルム製造装置は、請求項1記載のフィルム製造装置において、前記移動手段により移動した前記回転軸の位置を直接あるいは間接的に検知する位置検出手段が設けられ、前記回転軸の実際の移動量が前記位置ずれを修正するのに見合った量に達していないあるいは逆に超過したと前記位置検出手段が判断した時、その相違量を解消するための第2修正指令信号(第2A信号)が前記位置検出手段から前記制御部に向けて出力され、前記制御部は、前記第2修正指令信号(第2A信号)が入力された際、この信号から無端ベルトを正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第2移動指令信号(第2B信号)を前記移動手段に出力するようになしたものである。
【0007】
請求項3記載のフィルム製造装置は、請求項1または2記載のフィルム製造装置において、前記右側軸受部材が右側移動手段により前後方向に移動可能に設けられ、かつ前記左側軸受部材が左側移動手段により前後方向に移動可能に設けられ、前記無端ベルトの右側の長手方向の張力を計測する右側張力計測手段が設けられ、かつ前記無端ベルトの左側の長手方向の張力を計測する左側張力計測手段が設けられ、前記右側張力計測手段が、無端ベルトに掛かっている張力が所定の範囲を超えているか、あるいは下回っていると判断した時、当該右側張力計測手段は、張力を所定の範囲内に戻すに見合った右側張力修正信号(右張信号)を前記制御部に向けて出力するとともに、前記右側張力修正信号(右張信号)を受けた制御部は、当該信号から回転軸の移動量を演算処理するとともに、前記移動量に見合った張力調整指令信号(T信号)を前記右側移動手段に向けて出力し、これにより右側軸受部材を前後に移動させ、また、前記左側張力計測手段が、無端ベルトに掛かっている張力が所定の範囲を超えているか、あるいは下回っていると判断した時、当該左側張力計測手段は、張力を所定の範囲内に戻すに見合った左側張力修正信号(左張信号)を前記制御部に向けて出力するとともに、前記左側張力修正信号(左張信号)を受けた制御部は、当該信号から回転軸の移動量を演算処理するとともに、前記移動量に見合った張力調整指令信号(T信号)を前記左側移動手段に向けて出力し、これにより左側軸受部材を前後に移動させるように構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
【0009】
【作用】
請求項1記載のフィルム製造装置にあっては、無端ベルトが正規走行路より右方あるいは左方に位置ずれを起こした際、この位置ずれの絶対量を計測し、計測値に見合った第1修正指令信号(第1A信号)を発するフォトセンサ等の第1検知手段が前記ターンプーリの近傍に設けられ、前記第1修正指令信号(第1A信号)が入力された際、この信号から無端ベルトを正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第1移動指令信号(第1B信号)を前記移動手段に出力する制御部が設けられているので、無端ベルトが蛇行して位置ずれを起こした際、その位置ずれの絶対量に見合った修正量で以て適格に無端ベルトの位置ずれを解消することができる。要するに、本発明のフィルム製造装置にあっては、位置ずれを起こした量(絶対量)を正確に把握し、その量だけを解消するシステムを備えているので、従来のように修正オーバーになったり、逆に時間が掛かったりするようなおそれはなく、非常に適格な修正を行なうことができる。
【0010】
また、上記のフィルム製造装置にあっては、冷却プーリ側に第2検知手段が設けられている。これにより、無端ベルト上における塗膜の損傷、当該無端ベルト自身の損傷、延いては装置自身の損傷を防ぐことができる。すなわち、無端ベルトの位置ずれはターンプーリ側で発生する分けであるが、この位置ずれが、冷却プーリ側に設けた第2検知手段にも検出され、その検出した位置ずれの量が、ある所定の(許容の)範囲を超えている場合にあっては、ターンプーリ側でかなり大きな位置ずれを起こしていることを意味するので、所定の許容範囲を超えた前記無端ベルトの位置ずれが前記第2検知手段によって検知された際、警報を発するかあるいは前記無端ベルトを停止もしくは減速するように構成した。これは、無端ベルトが比較的長い場合に有利である。
請求項2記載のフィルム製造装置にあっては、前記移動手段により移動した前記回転軸の位置を検知する位置検出手段が設けられているので、把握した位置ずれの量に見合った修正が本当になされているのかどうかをチェックすることができる。すなわち、もし仮に、ターンプーリの回転軸の実際の移動量が前記位置ずれを修正するのに見合った量に僅かに達していないか、あるいは逆に僅かに超過したと前記位置検出手段が判断した時、その相違量を解消すべく移動手段が駆動して前記回転軸を少し移動させ、しかるべき箇所に位置させる。これによって、より正確で、かつ信頼性の高い位置修正を行なうことが可能となる。
【0011】
請求項3記載のフィルム製造装置にあっては、右側軸受部材および左側軸受部材が各々別個に移動可能に設けられ、かつ無端ベルトの右側の長手方向の張力を計測する右側張力計測手段と前記無端ベルトの左側の長手方向の張力を計測する左側張力計測手段が設けられているので、無端ベルトの位置ずれを修正している時あるいはそれ以外の時、無端ベルトに過度の張力が掛かったり、逆に緩み過ぎた場合にはこのことが上記右側張力計測手段あるいは左側張力計測手段によって検出され、張力修正信号(右A信号または左A信号)が制御部に出力され、制御部からの張力調整指令信号(T信号)によって所定範囲の張力に復帰するように右側軸受部材および/または左側軸受部材が移動する。これにより、長期に亘って過度の張力が無端ベルトに掛かって当該無端ベルトの寿命が短くなるといったおそれはなく、また無端ベルト上の塗膜に影響を及ぼす心配もない。
【0012】
【実施例】
図1〜6に基づいて、本発明の一実施例であるフィルム製造装置(10)を説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0013】
図1は、本発明の一実施例を示すフィルム製造装置(10)の略示説明図である。図において、符号(12)は、原料溶液を溜めたダイである。ダイ(12)の下方には冷却プーリ(14)が配されている。冷却プーリ(14)の内部には、冷却水が流れる導管(図示せず)が配設されており、これにより、冷却プーリ(14)は、50℃前後に保持されている。
【0014】
冷却プーリ(14)と所定間隔を設けてターンプーリ(16)が並設されている。これら両プーリ(14)(16)にはステンレススチールなどの金属からなる無端ベルト(18)が巻き掛けられている。モータ等の駆動手段(図示せず)により冷却プーリ(14)を回転させると、これに伴って無端ベルト(18)が走行することになる。
【0015】
走行する無端ベルト(18)の上にダイ(12)から原料溶液が供給され、前記原料溶液はフィルム状にキャストされる。
【0016】
フィルム状にキャストされた樹脂フィルム(F)は、無端ベルト(18)に対向して配された加熱手段(K1)〜(K5)によって順次、加熱乾燥せしめられ、樹脂フィルム(F)は、次第に固化する。
【0017】
なお、樹脂フィルム(F)は、加熱手段(K1)により80℃前後にまで加熱され、加熱手段(K2)により100℃前後に、加熱手段(K3)により120℃前後に、加熱手段(K4)及び(K5)により150℃前後に、と徐々に高い温度で加熱されることになる。加熱手段(K5)通過後の樹脂フィルム(F)にあっては、もはやほぼ完全に固化している。その後、固化した樹脂フィルム(F)は、無端ベルト(18)と引き離されることになる。
【0018】
樹脂フィルム(F)と無端ベルト(18)とを引き離し易くするには、樹脂フィルム(F)を50℃前後にまで冷やす必要がある。以下、冷却工程について説明する。
【0019】
符号(C)はクーラーユニットよりなる予備冷却手段である。装置本体の内部の空気は予備冷却手段(C)に取り込まれるとともに、これによって冷やされる。そして冷却風が樹脂フィルム(F)に向けて発せられると同時に無端ベルト(18)を冷やす。なお、予備冷却手段(C)により樹脂フィルム(F)および無端ベルト(18)は70〜90℃程度にまで冷却される。
【0020】
予備冷却手段(C)を通過した樹脂フィルム(F)は、さらに無端ベルト(18)の走行に従って進行し冷却プーリ(14)にまで達する。冷却プーリ(14)は、前述したように50℃に保持されているので、予備冷却手段(C)を通過した無端ベルト(18)及び樹脂フィルム(F)はさらに冷却されることになる。
【0021】
このようにして、無端ベルト(18)及び樹脂フィルム(F)は50℃前後にまで冷やされ、両者の引き離しが容易な状態となる。
【0022】
なお、本実施例では、2段階からなる冷却工程を示したが、これに限らず、3段階または4段階からなる工程で冷却するように構成することもできる。
【0023】
いずれにしろ、本発明のフィルム製造装置(10)は予備冷却手段(C)が設けられているので、無端ベルト(18)は、冷却プーリ(14)に達する前に一旦予備冷却されることになる。これにより、無端ベルト(18)が高速走行する場合でも、無端ベルト(18)の急冷却は免れ、無端ベルト(18)の変形、歪みを防止することができる。
【0024】
また、無端ベルト(18)は、これの全幅が常に冷却プーリ(14)に当接した状態で走行するので、無端ベルト(18)に対する冷却プーリ(14)の冷却効果が向上し、無端ベルト(18)が高速走行する場合でも、無端ベルト(18)は冷却不足とならず、該無端ベルト(18)と樹脂フィルム(F)との剥離性は維持し得る。
【0025】
上記した実施例のフィルム製造装置(10)にあっては、冷却プーリの有効幅寸法が、無端ベルトのそれよりも大であるため、冷却効果は向上するものの、その反面、無端ベルト(18)が蛇行する危険性が生じる。
【0026】
以下、上記フィルム製造装置(10)において、無端ベルト(18)が蛇行走行して位置ずれを起こした際、これを修正する方法について図2〜図6に基づいて説明する。
【0027】
ターンプーリ(16)の有効幅寸法は、無端ベルト(18)のそれよりも100mm短く(片側半分だけを見れば50mm短く)、しかも周面部と側面部とがなす稜線部は、クラウン加工されてテーパ状をなしている。
【0028】
ターンプーリ(16)の左右両側からは回転軸(20)が延びている。回転軸(20)の両先端は、例えば球状をなし、含油メタルにより構成されている。そして、本体フレーム(22)上に固定された支持フレーム(24)(25)の内部の左側軸受部材(26)および右側軸受部材(27)によって回転自在に支持されている。なお、左側軸受部材(26)は、回転軸(20)の左側端部を支持し、右側軸受部材(27)は、回転軸(20)の右側端部を支持する。
【0029】
左側軸受部材(26)および右側軸受部材(27)の上面と下面には無端ベルト(18)の長手方向(以下、「前後方向」ともいう。冷却プーリ(14)からターンプーリ(16)への方向を前方とする。)に長溝(30)が設けられているとともに、支持フレーム(24)(25)における前記長溝(30)に対応する位置には、長溝(30)に嵌合するレール(32)が設けられている。これにより、左側軸受部材(26)および右側軸受部材(27)はレール(24)に沿って前後方向に摺動可能となる。
【0030】
本体フレーム(22)における左側には、油圧シリンダーよりなる左側シリンダ部(34a)を備えた左側伸縮手段(34)が固定されている。また、本体フレーム(22)における右側には、油圧シリンダーよりなる右側シリンダ部(35a)を備えた右側伸縮手段(35)が固定されている。左側伸縮手段(34)は左側軸受部材(26)の移動手段であり、右側伸縮手段(35)は右側軸受部材(27)の移動手段である。すなわち、左側伸縮手段(34)における左側シリンダ部(34a)のロッドの先端はリンク軸(38)の下端と連結されており、リンク軸(38)の上端は、左側軸受部材(26)と連結されている。右側伸縮手段(35)も同様である。右側伸縮手段(35)のにおける右側シリンダ部(35a)のロッド先端はリンク軸(39)の下端と連結されており、リンク軸(39)の上端は、右側軸受部材(27)と連結されている。前記した左側伸縮手段(34)は、図6に示されているように、左側シリンダ部(34a)の伸長のための左側ポンプ(34b)と、収縮のためのサーボバルブ(34c)が設けられている。また前記した右側伸縮手段(35)は、右側シリンダ部(35a)の伸長のための右側ポンプ(35b)と、収縮のための電磁弁(35c)が設けられている。左側伸縮手段(34)は、左側シリンダ部(34a)と左側ポンプ(34b)とサーボバルブ(34c)よりなり、右側伸縮手段(35)は、右側シリンダ部(35a)と右側ポンプ(35b)と電磁弁(35c)とよりなる。なお、油圧シリンダーに代えて、エアーシリンダーを使用することもできる。
【0031】
符号(50)は、左側伸縮手段(34)の左側シリンダ部(34a)に取着されたアナログ型位置発信器よりなる位置検出手段であり、符号(51)は、右側伸縮手段(35)の右側シリンダ部(35a)に取着されたアナログ型位置発信器よりなる位置検出手段である。これら位置検出手段(50)(51)は、左側伸縮手段(34)の左側シリンダ部(34a)、右側伸縮手段(35)の右側シリンダ部(35a)の伸縮量を測定することができる。換言すれば、左側伸縮手段(34)、右側伸縮手段(35)によって移動したターンプーリ(16)の回転軸(20)の移動量を間接的に測定することができる。
【0032】
符号(52)は、ターンプーリ(16)の近傍に設けられたフォトセンサや超音波センサ等よりなる第1検知手段である。この第1検出手段(52)は、特に図5に明瞭に示されているように、コの字状をなすセンサ部(52a)を備えている。すなわち第1検出手段(52)は、センサ部(52a)がコの字状をなし、無端ベルト(18)の幅方向に延びる検知空間(52b)を有している。この検知空間(52b)は、無端ベルト(18)の耳端部の走行路となる。無端ベルト(18)が蛇行してその耳端部が左右のいずれかに移動すれば、当該無端ベルト(18)の端部は、前記検知空間(52b)を幅方向に移動することになり(図5の矢印参照)、この移動は第1検出手段(52)におけるセンサ部(52a)によってリアルタイムに、かつその移動量が正確に検出される。また、第1検出手段(52)と同じ構成を有する第2検出手段(54)が、第1検出手段(52)と同じ側で、かつ冷却プーリ(14)近傍に設けられている(図6参照)。なお、本実施例において、第1検出手段(52)は、無端ベルト(18)の幅方向左端側に設けたが、その逆でも良い。以下、無端ベルト(18)の幅方向左端側に第1検出手段(52)と第2検出手段(54)を設け、無端ベルト(18)の蛇行修正を、主として左側伸縮手段(34)によって行なうものとして説明を続ける。
【0033】
また、本実施例のフィルム製造装置(10)には、無端ベルト(18)の右側の長手方向の張力を計測する右側張力計測手段(56)と、無端ベルト(18)の左側の長手方向の張力を計測する左側張力計測手段(58)がそれぞれ設けられている(図6参照)。
【0034】
無端ベルトが左側に位置ずれを起こした時
無端ベルト(18)が正規走行路より左側に位置ずれを起こせば、第1検出手段(52)が、この位置ずれの方向と絶対量を計測し、この計測値に見合った第1修正指令信号(第1A信号)を制御部(60)に向けて出力する(図6参照)。
【0035】
制御部(60)は、第1修正指令信号(第1A信号)が入力された際、この信号から無端ベルト(18)を正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第1移動指令信号(第1B信号)を左側ポンプ(34b)に向けて出力する。これは右側伸縮手段(35)をロックした状態で行なわれる。これにより、左側伸縮手段(34)の左側シリンダ部(34a)が収縮し、これに伴って左側軸受部材(26)は前方に移動して回転軸(20)が傾斜し、左側に位置ずれを起こしていた無端ベルト(18)が正規走行路に復帰すべく、右側方向に移動する。
【0036】
このとき、左側位置検出手段(50)は左側伸縮手段(34)の左側シリンダ部(34a)の実際の伸縮量を検出し、検出結果に見合った第2修正指令信号(第2A信号)を制御部(60)に出力する。制御部(60)は、この信号に相当する伸縮量を演算処理するとともにこの実際の伸縮量と、左側ポンプ(34b)に向けて出力した第1移動指令信号(第1B信号)の修正量とを比較し、両者が合致しているかどうかを判断する。もし仮に、両者間に相違があれば、相違量に見合った第2移動指令信号(第2B信号)が、再度左側ポンプ(34b)に向けて出力されるか(ターンプーリ(16)の回転軸(20)の移動量が位置ずれを修正するのに見合った量に達していない場合)、サーボバルブ(34c)に向けて出力される(回転軸(20)の移動量が位置ずれを修正するのに見合った量より超過した場合)。これにより、無端ベルト(18)の位置補正がなされる。無端ベルト(18)の位置ずれが解消するとともに回転軸(20)が元の位置に復帰する。
【0037】
無端ベルトが右側に位置ずれを起こした時
無端ベルト(18)が正規走行路より右側に位置ずれを起こせば、第1検出手段(52)が、この位置ずれの方向と絶対量を計測し、この計測値に見合った第1修正指令信号(第1A信号)を制御部(60)に向けて出力する(図6参照)。
【0038】
制御部(60)は、第1修正指令信号(第1A信号)が入力された際、この信号から無端ベルト(18)を正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第1移動指令信号(第1B信号)をサーボバルブ(34c)に向けて出力する。これは右側伸縮手段(35)をロックした状態で行なわれる。これにより、左側伸縮手段(34)の左側シリンダ部(34a)が伸長し、これに伴って左側軸受部材(26)は後方に移動して回転軸(20)が傾斜し、右側に位置ずれを起こしていた無端ベルト(18)が、正規走行路に復帰すべく、左側方向に移動する。
【0039】
このとき、左側位置検出手段(50)は左側伸縮手段(34)の左側シリンダ部(34a)の実際の伸縮量を検出し、検出結果に見合った第2修正指令信号(第2A信号)を制御部(60)に出力する。制御部(60)は、この信号に相当する伸縮量を演算処理するとともにこの実際の伸縮量と、サーボバルブ(34c)に向けて出力した第1移動指令信号(第1B信号)の修正量とを比較し、両者が合致しているかどうかを判断する。もし仮に、両者間に相違があれば、相違量に見合った第2移動指令信号(第2B信号)が、再度サーボバルブ(34c)に向けて出力されるか(ターンプーリ(16)の回転軸(20)の移動量が位置ずれを修正するのに見合った量に達していない場合)、左側ポンプ(34b)に向けて出力される(回転軸(20)の移動量が位置ずれを修正するのに見合った量より超過した場合)。これにより、無端ベルト(18)の位置補正がなされる。無端ベルト(18)の位置ずれが解消するとともに回転軸(20)が元の位置に復帰する。
【0040】
このように、本実施例のフィルム製造装置(10)は、位置ずれを起こした絶対量をリアルタイムで検出し、その位置ずれ量に見合った量だけを補正しようとするものであるので、従来のように修正オーバーになったり、逆に時間が掛かったりするようなおそれはなく、非常に適格な修正を行なうことができる。また、上述したように、理論上の修正量と実際の移動量とが合致したものであるかどうかを同時にチェックする機能(フィードバック機能)を備え持つものであるので、仮に不十分な修正であっても、即座にこれを検出して補正する。これにより、無端ベルト(18)の位置ずれをスピーディに、かつ確実に行なうことができる。
【0041】
また、前述したように、左側シリンダ部(34a)には、これの伸長度(伸長量)を測定することのできる左側位置検出手段(50)が設けられ、また右側シリンダ部(35a)には、これの伸長度(伸長量)を測定することのできる右側位置検出手段(51)が設けられている。これら左右の位置検出手段(50)(51)が常時、左右のシリンダ部の伸長度を測定し、その測定値が制御部(60)に送られていることにより、ターンプーリ(16)の回転軸(20)の左端部の位置と右端部の位置
が、常時、制御部(60)によって把握されている。したがって、左右の位置検出手段(50)(51)の測定値の差異を制御部(60)によって演算処理することにより、修正動作や制御状態を確認することができる。
【0042】
また、前述したように、第2検出手段(54)が、冷却プーリ(14)の近傍に設けられているので、無端ベルト(18)の非常に大きな位置ずれを少ない位置ずれ量で認識することができる。すなわち、無端ベルト(18)の位置ずれはターンプーリ(16)側で発生する分けであるが、この位置ずれが、冷却プーリ(14)側に設けた第2検出手段(54)にも検出され、その検出した位置ずれの量が、ある所定の(許容の)範囲を超えている場合にあっては、これはターンプーリ(16)側で非常に大きな位置ずれを起こしていることを意味するので、所定の許容範囲を超えた前記無端ベルト(18)の位置ずれが前記第2検出手段(54)によって検知された際、その旨が制御部(60)に入力され、のち警報を発するかあるいは前記無端ベルト(18)を停止もしくは減速する。第2検出手段(54)は、無端ベルト(18)が比較的長い場合、特に大きなメリットがある。
【0043】
また、本実施例のフィルム製造装置(10)にあっては、前述したように、無端ベルト(18)の右側の長手方向(走行方向)の張力を計測する右側張力計測手段(56)と前記無端ベルト(18)の左側の長手方向(走行方向)の張力を計測する左側張力計測手段(58)が設けられている。無端ベルト(18)に過度の張力が掛かったり、逆に緩み過ぎた場合にはこのことが上記右側張力計測手段(56)あるいは左側張力計測手段(58)によって検出され、所定範囲の張力に復帰するように右側軸受部材(27)および/または左側軸受部材(26)が移動する。これは、特にベルト幅が大きい場合に有効である。なお、無端ベルト(18)の張力変化は、例えば、無端ベルト(18)に及ぼされる熱量の変化に起因する。すなわち、無端ベルト(18)が熱収縮した時(降温時)には張力が大きくなり、また逆に、無端ベルト(18)が熱膨張した時(昇温時)には張力が緩み小さくなる(昇温時はベルトが熱により伸び、時々刻々ターンプーリ位置は前方に移動し、従って原点が移動する。このため、原点修正が必要になる)。
【0044】
無端ベルト( 18 )の左側の張力が大きくなり過ぎた時
左側張力計測手段(58)が無端ベルト(18)の左側の張力が許容範囲を超えていると判断すれば、当該張力を所定の範囲内に復帰するのに必要な回転軸(20)の移動量に見合った左側張力修正信号(左張信号)を前記制御部(60)に向けて出力するとともに、前記制御部(60)は前記信号に見合った補正量を演算処理したうえで、前記補正量に見合った張力調整指令信号(T信号)をサーボバルブ(34c)に向けて出力し、これを作動させる。これにより、左側軸受部材(26)が前記冷却プーリ(14)に近付き(後方に移動し)、無端ベルト(18)の過度の張力が緩和される。
【0045】
無端ベルト( 18 )の左側の張力が小さく緩み過ぎた時
左側張力計測手段(58)が無端ベルト(18)の左側の張力が緩み過ぎていると判断すれば、当該張力を所定の範囲内に復帰するのに必要な回転軸(20)の移動量に見合った左側張力修正信号(左張信号)を前記制御部(60)に向けて出力するとともに、前記制御部(60)は前記信号に見合った補正量を演算処理したうえで、前記補正量に見合った張力調整指令信号(T信号)を左側ポンプ(34b)に向けて出力し、これを作動させる。これにより、左側軸受部材(26)が前記冷却プーリ(14)から離れ(前方に移動し)、無端ベルト(18)に張力を与える。
【0046】
無端ベルト( 18 )の右側の張力が大きくなり過ぎた時
右側張力計測手段(56)が無端ベルト(18)の右側の張力が許容範囲を超えていると判断すれば、当該張力を所定の範囲内に復帰するのに必要な回転軸(20)の移動量に見合った右側張力修正信号(右張信号)を前記制御部(60)に向けて出力するとともに、前記制御部(60)は前記信号に見合った補正量を演算処理したうえで、前記補正量に見合った張力調整指令信号(T信号)を電磁弁(35c)に向けて出力する。これにより、右側軸受部材が前記冷却プーリ(14)に近付き(後方に移動し)、無端ベルト(18)の過度の張力が緩和される。
【0047】
無端ベルト( 18 )の右側の張力が小さく緩み過ぎた時
右側張力計測手段(56)が無端ベルト(18)の右側の張力が緩み過ぎていると判断すれば、当該張力を所定の範囲内に復帰するのに必要な回転軸(20)の移動量に見合った右側張力修正信号(右張信号)を前記制御部(60)に向けて出力するとともに、前記制御部(60)は前記信号に見合った補正量を演算処理したうえで、前記補正量に見合った張力調整指令信号(T信号)を右側ポンプ(35b)に向けて出力する。これにより、右側軸受部材が前記冷却プーリ(14)から離れ(前方に移動し)、無端ベルト(18)に張力を与える。
【0048】
本発明のフィルム製造措置(10)における無端ベルト(18)の位置ずれ調整は、上記のように右側の張力および左側の張力を最適にした状態で行なうことが望まれる。
【0049】
【発明の効果】
本発明により、無端ベルトが蛇行して位置ずれを起こした際、その位置ずれの絶対量に見合った修正量で以て適格に無端ベルトの位置ずれを解消することができるフィルム製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示すフィルム製造装置の略示側面図である。
【図2】前図の装置におけるターンプーリ近傍を示す要部拡大斜視図である。
【図3】前図の側面図である。
【図4】前図の平面図である。
【図5】第1検出手段および第2検出手段を示す図であって、(a)は平面図を示し、(b)は正面図を示す。
【図6】電気回路の略示説明図である。
【符号の説明】
10……フィルム製造装置
14……冷却プーリ
16……ターンプーリ
18……無端ベルト
20……回転軸
26……左側軸受部材
27……右側軸受部材
34……左側伸縮手段
34a……左側シリンダ部
34b……左側ポンプ
34c……サーボバルブ
35……右側伸縮手段
35a……右側シリンダ部
35b……右側ポンプ
35c……電磁弁
50……左側位置検出手段
51……右側位置検出手段
52……第1検出手段
54……第2検出手段
56……右側張力計測手段
58……左側張力計測手段
60……制御部

Claims (3)

  1. 所定間隔をおいて前後に配した冷却プーリとターンプーリとに無端ベルトが巻き掛けられ、モータ等の駆動手段により前記無端ベルトを走行させ、走行する無端ベルトの上に原料溶液を供給してフィルム状にキャストしたのち固化させるフィルム製造装置であり、前記ターンプーリが、その回転軸の左側端部にて左側軸受部材により支持されるとともに、前記回転軸の右側端部にて右側軸受部材により支持され、前記左側軸受部材あるいは右側軸受部材がシリンダ等の移動手段によって前後方向に移動可能に設けられ、前記無端ベルトが正規走行路から外れて走行した際、前記移動手段により左側軸受部材あるいは右側軸受部材を移動させて当該無端ベルトを正規走行路に戻すフィルム製造装置であって、
    前記無端ベルトが正規走行路より右方あるいは左方に位置ずれを起こした際、この位置ずれの方向と絶対量を計測し、計測値に見合った第1修正指令信号を発するフォトセンサ等の第1検知手段が前記ターンプーリの近傍に設けられ、
    前記第1修正指令信号が入力された際、この信号から無端ベルトを正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第1移動指令信号を前記移動手段に出力する制御部が設けられ、
    第2検知手段が前記冷却プーリ側に設けられ、所定の許容範囲を超えた前記無端ベルトの位置ずれが前記第2検知手段によって検知された際、警報を発するかあるいは前記無端ベルトを停止もしくは減速するようになしたことを特徴とするフィルム製造装置。
  2. 請求項1記載のフィルム製造装置において、
    前記移動手段により移動した前記回転軸の位置を直接あるいは間接的に検知する位置検出手段が設けられ、
    前記回転軸の実際の移動量が前記位置ずれを修正するのに見合った量に達していないあるいは逆に超過したと前記位置検出手段が判断した時、その相違量を解消するための第2修正指令信号が前記位置検出手段から前記制御部に向けて出力され、
    前記制御部は、前記第2修正指令信号が入力された際、この信号から無端ベルトを正規走行路に戻すに必要な修正量を演算処理するとともに、前記修正量に見合った第2移動指令信号を前記移動手段に出力するようになしたことを特徴とするフィルム製造装置。
  3. 請求項1または2に記載のフィルム製造装置において、
    前記右側軸受部材が右側移動手段により前後方向に移動可能に設けられ、かつ前記左側軸受部材が左側移動手段により前後方向に移動可能に設けられ、
    前記無端ベルトの右側の長手方向の張力を計測する右側張力計測手段が設けられ、かつ前記無端ベルトの左側の長手方向の張力を計測する左側張力計測手段が設けられ、
    前記右側張力計測手段が、無端ベルトに掛かっている張力が所定の範囲を超えているか、あるいは下回っていると判断した時、当該右側張力計測手段は、張力を所定の範囲内に戻すに見合った右側張力修正信号を前記制御部に向けて出力するとともに、前記右側張力修正信号を受けた制御部は、当該信号から回転軸の移動量を演算処理するとともに、前記移動量に見合った張力調整指令信号を前記右側移動手段に向けて出力し、これにより右側軸受部材を前後に移動させ、また、
    前記左側張力計測手段が、無端ベルトに掛かっている張力が所定の範囲を超えているか、あるいは下回っていると判断した時、当該左側張力計測手段は、張力を所定の範囲内に戻すに見合った左側張力修正信号を前記制御部に向けて出力するとともに、前記左側張力修正信号を受けた制御部は、当該信号から回転軸の移動量を演算処理するとともに、前記移動量に見合った張力調整指令信号を前記左側移動手段に向けて出力し、これにより左側軸受部材を前後に移動させるように構成したことを特徴とするフィルム製造装置。
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