JP3588508B2 - 火災検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、監視区域からサンプリング管を介して煙、ニオイ等をサンプリングする火災検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、火災の発生を初期の段階で検出するために、サンプリング管を監視区域内に設置し、このサンプリング管を介して監視区域から火災の発生による煙、ニオイ等をサンプリングする火災検出方法がある。この検出方法は、広い監視区域における初期火災の検出に有効である。サンプリング管は、多数の吸気用の開口部を有しており、監視区域となる室内の天井面あるいは壁面等に配設される。サンプリング管の基端部には、吸引された空気中の煙を検出する煙センサ、ニオイを検出するニオイセンサ等が設けられると共に監視区域から空気を吸引するための吸引機が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、広い監視区域全体をくまなく監視するためには、所定の間隔で複数のサンプリング管を配設する必要があり、このようなサンプリング管を室内の天井面あるいは壁面等に配置すると、物理的にも見た目にも室内が繁雑になるという問題がある。一方、サンプリング管を壁面の下部あるいは床面等の目立たない箇所に配置したのでは、効率よく煙、ニオイをサンプリングすることができず、初期火災の早期検出に支障を来すことになる。さらに、人や物が接触したり、家具等の物の陰になる可能性のある箇所にサンプリング管を設置した場合には、サンプリング管の破損、吸気用開口部の閉塞、吸気の効率低下等により火災検出の信頼性が損なわれる虞れがある。
【0004】
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、監視区域内を繁雑にすることなく、監視区域から効率よく煙、ニオイ等をサンプリングして信頼性の高い火災検出を行うことができる火災検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る火災検出装置は、空調や照明等の設備を集約してユニット化したシステム天井に形成されたライン状の排気口から空気を取り込んで空調を行う監視区域内の火災を検出する装置において、監視区域の天井部に互いに平行に配置され、それぞれシステム天井の対応するライン状の排気口の直上部かつ近傍に排気口に対して平行に配設されると共に下方に向けて形成された複数のサンプリング孔から監視区域内の空気をサンプリングするための複数のサンプリング管と、複数のサンプリング管にそれぞれ対応して設けられ且つ対応するサンプリング管でサンプリングされた空気中の煙およびニオイに基づいてそれぞれ初期火災を検出する複数の火災検出部とを備え、複数の火災検出部でそれぞれ検出された初期火災の検出時刻の差に基づいて火源位置を検出するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の参考例に係る火災検出装置の構成を概略的に示す。監視区域1の天井板2に空調用のライン状の排気口3が形成されると共に、天井裏には図示しない排気系ダクトが開口している。空調の運転により、監視区域1内の空気は天井板2の排気口3から天井裏の排気系ダクトに取り込まれる。天井裏には、ライン状の排気口3の直上部かつ近傍に排気口3と平行にサンプリング管4が配設されている。サンプリング管4は、排気口3を介して監視区域1内の空気をサンプリングするために所定の間隔で下方に向けて形成された複数のサンプリング孔5を有している。
【0007】
サンプリング管4の基端部にはサンプリングされた空気に基づいて火災を検出する火災検出部6が接続されている。火災検出部6内において、サンプリング管4にニオイ検出部7、フィルタ8及び煙検出部9が順次連結され、さらに監視区域1内からサンプリング管4を介して空気を吸引する吸引機10が連結されている。ニオイ検出部7は、火災と共に発生するニオイを検出するためのもので、例えば酸化第二スズ等を主材とするニオイセンサを内蔵している。フィルタ8はサンプリング管4及びニオイ検出部7を通過した空気から一般的な煙粒子より大きな埃やゴミを除去するものである。煙検出部9は、このフィルタ8を通過した空気中の極初期の小さな煙を高感度に検出するためのものであり、散乱光式センサ、イオン化式センサ、減光式センサ等の各種の煙センサを用いることができる。これらのニオイ検出部7及び煙検出部9は、初期段階の火災を検出することができる。
【0008】
ニオイ検出部7及び煙検出部9にはマイコン11が電気的に接続されており、マイコン11に送受信回路12及び表示器13が接続されている。マイコン11は、火災検出部6全体を制御するものであって、ニオイ検出部7及び煙検出部9から検出出力を受けると、それら検出出力に基づいて初期火災の判別を行い、送受信回路12を介して図示しない火災受信機と信号伝送を行うと共に表示器13に必要事項を表示する。さらに、ニオイ検出部7、煙検出部9及び吸引機10には、図示しない電源ユニットからの電源を供給するための電源回路14が接続されている。
【0009】
監視区域1の天井部は、図2及び3に示されるように、いわゆるシステム天井構造を有している。天井21から吊りボルト22によりCチャンネル23が水平に吊設されており、このCチャンネル23にCチャンネル23と直交するようにライン状の支持部材としての複数のTバー24及び25が水平に固定されている。互いに隣接するTバー24及び25の間に天井板2を構成する天井プレート26及び電灯27等の設備が集約されて配置される設備プレート28が適宜保持されている。一対のTバー25がわずかな間隔を隔てて互いに並設されており、この間隔により、監視区域1内から空気を取り入れて空調を行うための排気口3となるライン状の開口部29が形成されている。
【0010】
さらに、吊りボルト22に固定具30が設けられ、この固定具30によりサンプリング管4がライン状の開口部29の直上で且つ開口部29と平行に配設されている。なお、サンプリング管4は、開口部29を塞ぐことがないように、開口部29にできるだけ近づけた所定の間隔を持って上方に配置されている。上述したように、サンプリング管4には、下方すなわち開口部29に向けて複数のサンプリング孔5が所定の間隔で形成されている。このため、監視区域1内から天井を見上げると、図4に示されるように、Tバー25のライン状の開口部29を介してサンプリング管4の複数のサンプリング孔5を目視することができる。
【0011】
次に、この参考例に係る火災検出装置の動作について説明する。天井裏には図示しない排気系ダクトが開口しているので、空調が運転されると、監視区域1内の空気は天井の排気口3すなわち互いに並設されたTバー25の間のライン状の開口部29から天井裏に入り、排気系ダクトに取り込まれる。ここで、火災検出部6の吸引機10を作動させてサンプリング管4のサンプリング孔5から空気を強制的に吸引すると、開口部29から天井裏に入った空気流が直接サンプリング管4に当接しサンプリング孔5内に直接サンプリングされ、サンプリング管4を介して火災検出部6内に導入される。サンプリングされた空気は、まずニオイ検出部7でニオイの検出が行われ、フィルタ8で埃、ゴミ等が除去されて、さらに煙検出部9で煙の検出が行われた後、吸引機10から外部へ排気される。
【0012】
従って、監視区域1内で火災が発生すると、火災発生によるニオイ及び煙を含んだ空気が空調用の空気流にのって開口部29から天井裏に入り、サンプリング孔5からサンプリングされてニオイ及び煙がニオイ検出部7及び煙検出部9でそれぞれ検出される。火災検出部6内のマイコン11は、ニオイ検出部7からの検出出力及び煙検出部9からの検出出力に基づいて火災判別を行い、初期火災が発生したと判別すると、送受信回路12を介して図示しない火災受信機に火災出力を伝送すると共にこの火災出力により表示器13に火災が発生した旨を表示させる。例えば、表示器13に赤色LEDを設けておき、火災出力により発光させる。
【0013】
上述したように、サンプリング管4はライン状の開口部29の直上に配設され、さらに近傍に配置されているので、空調の停止中であっても監視区域1内の空気は開口部29を介してサンプリング孔5にサンプリングされる。このため、監視区域1内を繁雑にすることなく、監視区域1から効率よく早期に煙、ニオイ等をサンプリングして信頼性の高い火災検出を行うことができる。
【0014】
上記の参考例では、監視区域1の天井部に配置された複数のサンプリング管4に共通の火災検出部6を接続して初期火災検出を行ったが、この発明の実施の形態においては、図5に示されるように、監視区域1の天井部に互いに平行且つ等間隔に複数のサンプリング管41〜44を配置し、それぞれのサンプリング管にニオイセンサ及び煙センサを内蔵した火災検出部31〜34を接続して初期火災の検出を行うと共に、これら火災検出部31〜34の出力に基づいてマイコン50で監視区域1内の火災規模及び火源位置の検出が行われる。これにより、より適確な警報、消火等の措置を採ることができる。
なお、監視区域1の天井部は、図2〜4に示した参考例の天井部と同様の構造を有している。
【0015】
この実施の形態に係る火災検出装置の動作について図6のフローチャートを参照しながら説明する。各火災検出部31〜34は対応するサンプリング管41〜44からサンプリングされた空気中のニオイ及び煙を常時検出して初期火災の判別を行い、その結果をマイコン50に送出し、マイコン50は各火災検出部31〜34からの出力に基づいて以下に述べるような火災規模及び火源位置の検出を行う。まず、ステップS1で第1番目の火災検出がなされたか否かが監視され、いずれかのサンプリング管41〜44を介して第1番目の火災が検出されると、ステップS2でその検出時刻T1が格納される。引き続いて、ステップS3で同様に第2番目の火災検出がなされたか否かが監視され、第1番目に火災が検出されたサンプリング管とは異なるサンプリング管41〜44において第2番目の火災が検出されると、ステップS4でその検出時刻T2が格納される。
【0016】
次に、ステップS5で、第1番目と第2番目の検出時刻の差T2−T1を予め設定された設定値Rと比較し、T2−T1<Rの場合には、ステップS6に進んで第3番目の火災検出がなされたか否かが監視される。監視の結果、第1番目及び第2番目に火災が検出されたサンプリング管とはさらに異なるサンプリング管において第3番目の火災が検出されると、ステップS7でその検出時刻T3が格納され、ステップS8で、第2番目と第3番目の検出時刻の差T3−T2が予め設定された設定値Sと比較される。
【0017】
そして、T3−T2<Sの場合には、第1番目と第2番目の検出時刻の差及び第2番目と第3番目の検出時刻の差が共に小さいので、ステップS9で、火災規模が大きく且つ第1番目に火災検出が行われたサンプリング管が位置する第1検出位置付近に火源の中心があるとの想定を行い、ステップS10で第1〜第3検出位置に対応するスプリンクラーを開くことにより消火を行う。
【0018】
ステップS8における比較の結果、T3−T2≧Sの場合には、第1番目と第2番目の検出時刻の差は小さいが、第2番目と第3番目の検出時刻の差が大きいので、ステップS11で、火災規模は小さく且つ第1番目及び第2番目に火災検出が行われたサンプリング管が位置する第1検出位置と第2検出位置との中間部に火源があるとの想定を行い、ステップS12で第1及び第2検出位置に対応するスプリンクラーを開いて消火を行う。
【0019】
また、ステップS5でT2−T1≧Rと判定された場合には、ステップS13に進んで第3番目の火災検出がなされたか否かが監視され、第1番目及び第2番目に火災が検出されたサンプリング管とはさらに異なるサンプリング管において第3番目の火災が検出されると、ステップS14でその検出時刻T3が格納され、ステップS15で、第2番目と第3番目の検出時刻の差T3−T2が予め設定された設定値Sと比較される。
【0020】
そして、T3−T2<Sの場合には、第1番目と第2番目の検出時刻の差は大きいが、第2番目と第3番目の検出時刻の差が小さいので、ステップS16で、火災規模は小さく且つ火源位置が第1検出位置に極めて近いとの想定を行い、ステップS17で第1検出位置に対応するスプリンクラーのみを開いて消火を行う。
【0021】
一方、ステップS15における比較の結果、T3−T2≧Sの場合には、第1番目と第2番目の検出時刻の差及び第2番目と第3番目の検出時刻の差が共に大きいので、ステップS18で、火災規模は極小さく且つ火源位置が第1検出位置と第2検出位置との中間部にあるとの想定を行う。そして、ステップS19で、当初は警報のみを行う。そして、所定時間経過しても手動による消火停止の措置が採られないか又は開示しない方法によって火勢の拡大を検出したときに、第1及び第2検出位置に対応するスプリンクラーを開いて消火を行う等の制御を行ってもよい。
【0022】
このようにして、監視区域1内の火源位置が想定され、適確な警報、消火等の措置を採ることが可能となる。ここにおいて、ステップの分岐を二者択一を例にとって説明したが、これに限るものではなく、例えば時間差のレベルによって三〜四分岐し、火災の大きさに応じた緊急度で自動消火装置を作動させることも可能である。
【0023】
なお、監視区域1内にニオイ及び煙等が水平方向に移動するような無視できない気流が存在する場合には、図6に示した火災検出の方法では火災規模及び火源位置を正確に特定できないことがある。その場合には図7に示されるような検出方法を採用して監視区域1内の気流を考慮すると有効である。すなわち、図6のフローチャートのステップS7あるいはS14において第3番目の検出時刻T3を格納した後、第3番目に火災検出が行われた第3検出位置が第1検出位置と第2検出位置とのどちらにより近いかがステップS20で判定される。第3検出位置が第2検出位置に近い場合には、第1〜第3検出位置は図8に示されるような位置関係にあるものと特定されるので、ステップS21で第1検出位置から第3検出位置へ向かう気流が存在すると判断される。
【0024】
一方、第3検出位置が第1検出位置に近い場合には、図6のフローチャートのステップS8あるいはS15に進んで第2番目と第3番目の検出時刻の差T3−T2と予め設定された設定値Sとを比較し、さらにステップS9、S11、S16あるいはS18で火災規模及び火源位置の想定を行った後、図7のフローチャートのステップS22で第4番目の火災検出がなされたか否かが監視される。監視の結果、第1〜第3番目に火災が検出されたサンプリング管とはさらに異なるサンプリング管において第4番目の火災が検出されると、ステップS23でその検出時刻T4が格納され、ステップS24で、第4番目に火災検出が行われた第4検出位置が第2検出位置と第3検出位置とのどちらにより近いかがステップS24で判定される。
【0025】
ステップS24における判定の結果、第4検出位置が直前に検出した第3検出位置に近い場合には、第1〜第4検出位置は図9に示されるような位置関係にあるものと特定されるので、ステップS25で第1検出位置から第4検出位置へ向かう気流が存在すると判断される。一方、第4検出位置が第2検出位置に近い場合には、第1〜第4検出位置は図10に示されるような位置関係にあるものと特定され、ステップS26で、各検出位置と各検出時刻に基づいて第1検出位置と第3検出位置との間におけるニオイあるいは煙の延びと第1検出位置と第4検出位置との間におけるニオイあるいは煙の延びとを比較し、その比較結果から気流が想定される。
【0026】
このようにしてステップS21、S25あるいはS26で監視区域1内の気流が想定された後、この気流の影響を加味してステップS27で火源位置が特定され、続くステップS28で火災規模及び火源位置に対応した警報、消火の指令がなされる。
【0027】
なお、図5では、監視区域1の天井部に4本のサンプリング管41〜44が配置されていたが、これに限るものではなく、監視区域1の広さに応じてより多数のサンプリング管を配置することが好ましく、特殊な空間を対象とする場合には、例えば図11あるいは図12に示されるように複数のサンプリング管41〜48を配置してそれぞれ火災検出部31〜38を接続することも考えられる。このように火源位置を特定して初期消火を行うことにより、消火による水害を最小限に止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例に係る火災検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】参考例における監視区域の天井部の構造を示す正面断面図である。
【図3】参考例における監視区域の天井部の構造を示す側面断面図である。
【図4】参考例における監視区域の天井の平面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係る火災検出装置の要部を示すブロック図である。
【図6】実施の形態における火災検出の動作を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態の変形例における火災検出の動作を示すフローチャートである。
【図8】図7のステップS21における第1〜第3検出位置の位置関係を示す概略図で
ある。
【図9】図7のステップS25における第1〜第4検出位置の位置関係を示す概略図で
ある。
【図10】図7のステップS26における第1〜第4検出位置の位置関係を示す概略図で
ある。
【図11】実施の形態の変形例に係る火災検出装置の要部を示すブロック図である。
【図12】実施の形態の他の変形例に係る火災検出装置の要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 監視区域
2 天井板
3 排気口
4,41〜48 サンプリング管
5 サンプリング孔
6,31〜38 火災検出部
7 ニオイ検出部
9 煙検出部
10 吸引機
11,50 マイコン
24,25 Tバー
26 天井プレート
28 設備プレート
29 開口部
30 固定具

Claims (2)

  1. 空調や照明等の設備を集約してユニット化したシステム天井に形成されたライン状の排気口から空気を取り込んで空調を行う監視区域内の火災を検出する装置において、
    監視区域の天井部に互いに平行に配置され、それぞれ前記システム天井の対応するライン状の排気口の直上部かつ近傍に前記排気口に対して平行に配設されると共に下方に向けて形成された複数のサンプリング孔から監視区域内の空気をサンプリングするための複数のサンプリング管と、
    複数の前記サンプリング管にそれぞれ対応して設けられ且つ対応するサンプリング管でサンプリングされた空気中の煙およびニオイに基づいてそれぞれ初期火災を検出する複数の火災検出部と
    を備え、複数の火災検出部でそれぞれ検出された初期火災の検出時刻の差に基づいて火源位置を検出することを特徴とする火災検出装置。
  2. 前記排気口は前記システム天井の天井プレートを保持するライン状の支持部材に設けられ、複数のサンプリング管はそれぞれ前記支持部材を天井から吊設する吊りボルトに固定具により固定される請求項1の火災検出装置。
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