JP3588172B2 - 自動文書作成方法、及びその実施に使用する文書作成装置 - Google Patents
自動文書作成方法、及びその実施に使用する文書作成装置 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は文書作成装置に関するものであり、さらに詳述すれば、文書作成装置の自動文書作成方法、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びその実施に使用する文書作成装置
【0002】
【従来の技術】
近年のワープロの普及により、オフィスから家庭にまで、コンピュータによる文書処理が幅広く、利用されてきた。それに伴い、ビジネス文書や手紙文などを容易に作成したいという要望が強くなってきている。
【0003】
このような要望を受けて、所望する文書データを簡易に作成して表示させることのできるワードプロセッサが出てきている。
【0004】
この種のワードプロセッサとしては、例えば、特開平4−357554号公報に記載のものがあり、画面上に表示される文書を構成する候補をガイダンスに沿って選択していくことにより、所望の文書を作成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のワードプロセッサのものでは、特に、文書を作成した後に当該文書を変更するための配慮がなされていないため、より良い文書作成することが困難であった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、文書を簡易に作成することができ、更に、作成した文書の変更を容易に且つ柔軟に行うことができる文書作成装置の自動文書作成方法、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びその実施に使用する文書作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明に係る自動文書作成方法は、入力された情報に基づき複数の文例データを適宜組み合わせることにより文書を作成する自動文書作成方法であって、前記各文例データを文書中における役割単位毎の集合体であるテンプレートデータから構成し、前記ひとつのテンプレートデータに複数個の展開データを含ませ、前記展開データに文字列データおよびテンプレートデータを含ませ、前記展開データ中に他のテンプレートデータを持たせることによって、ひとつの文書をテンプレートデータの階層構造として構成し、前記テンプレートデータの表示を省略する指示に基づいて、テンプレートデータの表示を省略して、省略したことを示す情報を表示し、前記省略したことを示す情報を選択して、言い換え要求を行うと、前記テンプレートデータに含まれる展開データを表示し、選択された展開データに基づいて前記含まれる文字列データを表示することを特徴とする。
【0008】
本発明の第2発明に係る文書作成装置は、入力された情報に基づき複数の文例データを適宜組み合わせることにより文書を作成する自動文書作成装置であって、前記各文例データを文書中における役割単位毎の集合体であるテンプレートデータとして記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された前記ひとつのテンプレートデータは複数個の展開データを含み、前記展開データは文字列データおよびテンプレートデータを含み、前記展開データ中に他のテンプレートデータを持たせることによって、ひとつの文書をテンプレートデータの階層構造として構成し、前記テンプレートデータの表示を省略する指示に基づいて、テンプレートデータの表示を省略して、省略したことを示す情報を表示する省略情報表示手段と、前記省略したことを示す情報を選択して、言い換え要求を行うと、前記テンプレートデータに含まれる展開データを表示し、選択された展開データに基づいて前記含まれる文字列データを表示する文字列表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の第3発明に係る自動文書作成方法は、第1発明において、前記ひとつのテンプレートデータは、1組のテンプレートマークにより区切られたことを特徴とする。
【0010】
本発明の第4発明に係る文書作成装置は、第2発明において、前記ひとつのテンプレートデータは、1組のテンプレートマークにより区切られたことを特徴とする。
【0011】
本発明の第5発明に係る文書作成方法は、第1発明又は第3発明において、言い換えを行うテンプレートデータの階層レベルを示す情報を表示することを特徴とする。
【0012】
本発明の第6発明に係る文書作成装置は、第2発明又は第4発明において、言い換えを行うテンプレートデータの階層レベルを示す情報を表示することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図に基づいて説明する。
【0028】
図1は、本発明の文書作成装置のブロック構成図を示している。
【0029】
図1に於て、1はキーボード,マウス,タブレット等からなる入力部であり、自動文書作成に関する各種指示情報の入力や数字,文字等の入力を行うためのものである。2は液晶ディスプレイ等よりなる表示部であり、自動文書作成に関する各種ガイダンス情報や、作成した文書を表示する。3は自動文書作成を行う自動文書作成部、4は自動文書作成を行うための各種データ(文例等)が格納されている辞書部、5は作成した文書を記憶するための文書記憶部、6は作成した文書の印刷を行うための印刷部、7は前記各部を制御する制御部である。
【0030】
このような構成により、本発明の文書作成装置は、作成したい文書の概要指示をユーザから受けることにより、あらかじめ用意した文例の中から最も適したものをユーザに提供する。また、前記提供された文例は、それぞれ複数個の「構造」あるいは「内容」を保持しており、ユーザが必要に応じてこれらを言い替え・選択することにより、多種多様な文書を容易に作成することを可能とする。
【0031】
次に辞書部4のデータ構造について説明する。
【0032】
辞書部4には、ビジネス文書や手紙文の中から選んだ12ジャンル,全70テーマについてのデータが格納されている。
【0033】
図2は、辞書部4に格納されたデータの1部である。辞書データは、テンプレートと呼ぶ文書中における役割単位の集合体として構成されている。
【0034】
ひとつのテンプレートは、図2に示すように、テンプレート名(役割名)、タイプ、アドバイス用ヘルプ・データ、審問データ及び複数個の展開データから構成されている。また、展開データは、文字列データ、テンプレート・データ、書式制御(改行,右寄せ,センタリング等)データ、及びテンプレート制御データで構成され、この展開データを複数候補持つことにより、後述するようなテンプレート単位の言い換えを行うことを可能にしている。又、展開データ中に他のテンプレート・データを持つことによって、ひとつの文書をテンプレートの階層構造として表すことを実現している。
【0035】
図2において、” ”で囲ったデータは文字列、< >で囲ったデータはテンプレート・データ(文例データ)、尚、前記<及び>マークはそれぞれ左側及び右側のテンプレートマークであり、各文例データは役割単位毎にこの1組のテンプレートマークにより区切られている。Rは書式制御データ、$はテンプレート制御データを示している。
【0036】
図2(a)は、[テンプレート名]前文のデータを示しており、[タイプ]は文の構造部分であることを示している。[アドバイス]には、ヘルプ用のデータが格納されており、” ”で囲った範囲(「まず手紙の書き出しである「頭語」を書き、...」)が該ヘルプ用の文字列であり、ユーザーによるアドバイス表示要求にもとづき画面上に表示される。又、図2(a)には質問データは登録されていない。そして、[展開データ1]はテンプレート・データである<頭語>,<時候の挨拶>,<先方の安否>及び<日頃の感謝>から構成され、これがひとまとまりの語句として扱われる。
【0037】
図2(b)は、前記図2(a)に示した[テンプレート名]頭語のデータを示しており、[タイプ]は実際の文字データであることを示している。[アドバイス]としては、「手紙文の書き出しの部分です」が格納されている。又、[質問データ]として、「受け取り人は目上?,同輩?,目下?」が格納されており、当該質問データは、基本文書作成時に、又は、ユーザーによる言い替え要求に基づき、当該質問データを表示し、質問に対する回答に応じてふさわしい文例を表示するために展開データの選択のために使用する。
【0038】
又、図2(b)において、展開データとしては、[展開データ1],[展開データ2]及び[展開データ3]を有し、それぞれ実際の文字データである”拝啓”,”謹啓”及び”啓白”が格納されており、それぞれが、ひとまとまりの語句として扱われる。
【0039】
図3は、テーマ「転勤の挨拶」について、基本文例の作成を行い、テンプレート・データをより小さなテンプレート・データに細分化する構造分割(範囲縮小)を最下位レベルまで行った状態の表示イメージである。
【0040】
<・・・・・>がテンプレート・データであり、ひとつの役割単位(ひとまとまりの語句)を表す。カーソル反転表示部分Lは言い換え対象のテンプレート・データを示しており、言い換えや構造分割(範囲拡大,範囲縮小)、アドバイス参照等が可能である。図3では、「ご健勝」のテンプレートに対して、言い換え操作を行い、言い換え候補を表示させたところである。この[言い換え候補]のいずれかを選択することにより、もとのデータと置換することができ、このような操作を繰り返して多種多様な文書を作成することができる。
【0041】
又、「ご健勝」のテンプレートに質問データが存在する場合は、後述するような質問画面が表示され、質問に回答すると回答に応じて、適当な言い換え候補を選択して、もとのデータと置換することができる。
【0042】
尚、図3では、テンプレート・データマーク(<,>)やテンプレート制御データ($)等が、文書中に表示されている。このような表示は文書の構造を把握する上で有効であるが、このような表示を省略するようにして、実際の文書のイメージで表示するようにしてもよい。
【0043】
次に図4乃至図17のフローチャート及び図18乃至図29の画面表示例を示した図を参照して本発明の動作手順について説明する。尚、図4乃至図16のフローチャートに示した処理は、主として、自動文書作成部3により行われる。
【0044】
図18は、初期画面を示しており、該処理メニューの選択表示画面において、枠Mをクリック乃至カーソル指示することにより、自動文書作成モードが起動される。
【0045】
自動文書作成機能が起動されると、表示部2にはジャンルメニューが表示される(ステップ1(以下、ステップをSと称する)、図19参照)。表示されたジャンルの中から、所望のジャンルをカーソル反転表示させて選択指示することにより(S2)、当該ジャンルに含まれるテーマが表示される(S4、図20参照)。尚、取り消しキーが指示されたときには、自動文書作成を終了し、初期画面に戻る(S3)。
【0046】
表示されたテーマの中から所望のテーマを選択指示すると(S5)、その後、自動文書作成は、対話型の質問形式で展開していく(S7)。尚、取り消しキーが指示されたときには、ジャンルメニューの表示画面に戻る(S6)。
【0047】
図21は、質問データの表示例であり、作成日付をどうするかを質問している。このような質問は、テンプレートが持つ質問データに基づき、順次表示されていく。必要な質問データの表示を終了すると(S8)、選択したジャンル,テーマ及び質問の回答として入力された情報にもとづき、基本文例の作成を行い、表示部2上に表示する(S9)。
【0048】
図22は、作成された基本文例の表示例を示しており、図22のものは、出産のお祝いの祝賀状の文例を示している。図22において、Nは処理モード表示欄であり、現在は、自動文書作成モードであることが表示されている。Oは作成された文例の表示欄である。
【0049】
Pは機能表示欄であり、各枠をクリック又は対応するファンクションキーを指示することにより、各枠に表示された機能を起動することができる。自動文書作成モードにおいて前記機能表示欄Pには、カーソル反転表示した語句の言い換えを行う[言い換え機能],カーソル反転表示した語句に対するアドバイスの参照を行う[アドバイス機能],カーソル反転表示の範囲を拡大し、より大きな単位での言い換えを行う[範囲拡大機能],カーソル反転表示の範囲を縮小し、より小さな単位で言い換えを行う[範囲縮小機能],カーソル反転表示した語句を省略し、省略した語句を☆マークで表示する省略機能及び自動文書作成モードを終了し作成した文書をワープロ通常文書として、文書編集画面に取り込む文書編集機能等が割り当てられている。
【0050】
Qはメッセージ表示欄であり、この欄には、カーソル反転表示している語句に関する情報が表示される。
【0051】
メッセージ表示欄Qにおいて、Q1はカーソル反転表示している語句(言い換え単位)の階層レベルが表示される。>マークの数が増える程、階層レベルが小さく(深く)、>マークの数が少ない程、階層レベルが大きい(浅い)ことを示している。Q2はカーソル反転表示している語句のテンプレート名(役割名又は意味合い)が表示される。Q3はカーソル反転表示している語句をより小さい単位の言い換えができるときに表示されるマークであり、このマークが表示されている時は、範囲縮小機能を実行できる。Q4は、カーソル反転表示している語句に言い換え表現があるときに表示されるメッセージであり、このマークが表示されている時は、言い換え機能を実行できる。Q5は、カーソル反転表示している語句にアドバイス用ヘルプ・データがあるときに表示されるメッセージであり、このマークが表示されている時は、アドバイス機能を実行できる。
【0052】
図5は表示の手順を示したフローチャートであり、S91で作成した文例を表示欄Oに表示し、カーソルの位置する語句を反転表示する(S92)、S93でカーソル反転表示している語句に関する情報をメッセージ表示欄Qに表示する。
【0053】
図6は、前記S93の詳細フローチャートを示している。図において、まず、カーソル反転表示した語句の階層レベルに応じて>マークを表示し(S930)、カーソル反転表示した語句のテンプレート名を表示する(S931)、次に、カーソル反転表示した語句がより小さな単位での言い換えができるかを判定し(S932)、可能な場合は、言い換え可能マーク”→”を表示する(S933)。次に、カーソル反転表示した語句に言い換え候補があるかが判定され(S934)、候補がある場合は、言い換え可能マーク”言い換え”を表示する(S935)。次に、カーソル反転表示した語句にアドバイスがあるかを判定し(S936)、アドバイスがある場合は、アドバイス表示可能マーク”アドバイス”を表示し(S937)、処理を抜ける。
【0054】
図22の文例において、文中にある☆マークは、この位置にさらに付け加えてもよい語句が隠されていることを示すマークであり、必要に応じて、前記言い換え機能により例文を呼び出すことができる。また、前記省略機能で省略した語句も☆マークになる。
【0055】
また、図28の文例中の¢マークは、この位置に質問に対する答えによって文脈的に不要となった語句が隠されていることを示すマークであり、必要に応じて言い換え機能で例文を呼び出すことができる。
【0056】
前述した手順で、基本文書を作成後、前記各種機能を使うことで、作成文例を他の文例に言い換えすることができる。
【0057】
S10では、キー入力を受け付ける。
【0058】
言い換え機能が入力指示されたときには、図7のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示された語句(語句には、☆マーク及び¢マークを含む)に言い換え候補(他の展開データ(文例)の存在)があるかが判定され(S110)、候補が無い場合は、S9に戻るが、候補がある場合は、更に、該カーソル反転表示した語句に質問データがあるかが判定され(S111)、質問データがある場合は、質問メニュー画面を表示部2上に表示する(S112)、回答を受け付けると(S113)、当該回答に合致する文例(文例には、¢マークを含む)でカーソル反転表示した語句を入れ換えて(S114)、処理を抜けS9に戻る。
【0059】
他方、質問データが無い場合は、表示部2上に言い換え候補を表示する(S117)、候補が選択指示されたときは(S116)、前記カーソル反転表示した語句を前記選択した候補に入れ換え(S118)、処理を抜けS9に戻る。選択指示がされず取り消しキーが入力指示されたときには、処理を抜けS9に戻る。
【0060】
図23乃至図27は言い換え機能を説明するための画面表示例である。
【0061】
図23に示したように、☆マーク(語句の言い換え文例を付け加えても良いと想定される所に表示されるマーク)にカーソルを移動し、言い換え機能を入力指示すると、この場合には、質問データがあるため、図24に示したように質問メニュー画面Rを表示する。ここで、「送る」をカーソルで選択指示すると、図25に示したように、☆マークに換わって、カーソル反転表示した文例が表示される。又、図26に示したように、先ほどの図24での質問メニュー画面Rで、「送らない」をカーソルで選択指示すると、前記図25でカーソル反転表示した文例「尚、別便にて心ばかりのお祝いの品をお送り致しましたので、ご笑納いただければ幸いに存じます。」は、文書上不要となるため、図27に示すように省略されて、省略された箇所に¢マークを表示する。
【0062】
アドバイス機能が入力指示されたときは(S10)、図8のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示した語句にアドバイス用ヘルプ・データがあるかを判定する(S120)。アドバイスがある場合は、表示部2上に該アドバイスを表示して(S121)、処理を抜けS9へ戻る。他方、アドバイスが無い場合は、処理を抜けS9へ戻る。
【0063】
範囲拡大機能が入力指示されたときは(S10)、図9のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示した語句の階層レベルよりより大きな階層レベルの語句があるか(より大きな単位での言い換えができるか)を判定する(S130)。より大きな言い換えができる場合は、一レベル大きな階層レベルの語句にカーソルの反転表示範囲を拡大して(S131)、処理を抜けてS9に戻る。他方、より大きな言い換えができない場合は、処理を抜けてS9に戻る。
【0064】
範囲縮小機能が入力指示されたときは(S10)、図10のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示した語句の階層レベルよりより小さな階層レベルの語句があるか(より小さな単位での言い換えができるか)を判定する(S140)。より小さな言い換えができる場合は、一レベル小さな階層レベルの語句にカーソルの反転表示範囲を縮小して(S141)、処理を抜けてS9に戻る。他方、より小さな言い換えができない場合は、処理を抜けてS9に戻る。尚、前記S140においての判定は、展開データ中に他のテンプレート・データが存在するかを検索することにより行われ、他のテンプレート・データが存在する場合は、より小さな言い換えができるとして、S141で前記他のテンプレート・データの語句にカーソル反転表示を縮小する。
【0065】
省略機能が入力指示されたときは(S10)、図11のフローチャートに示す手順が実行される。図において、カーソル反転表示した語句を☆マークに置換して(S150)、処理を抜けS9に戻る。尚、この☆マークは後に言い換え機能を使用して元の文例に戻すことができる。この省略機能は、文例の削除を行っているのではなく、文例を表示するか/しないかを制御している。
【0066】
カーソル移動キーが押された場合は(S10)、図12乃至図16のフローチャートに示す手順が実行される。
【0067】
まず、図12において、カーソル移動の方向が判定される(S160)。
【0068】
移動方向が右方向→の場合は(図13参照)、カーソル反転表示した語句の右方向に左側テンプレートマーク”<”があるか検索する(S1600)。カーソル反転表示した語句の右方向に左側テンプレートマーク”<”が見つからない場合は、1行下の行を左先頭列から左側テンプレートマーク”<”を検索し(S1601)、左側テンプレートマーク”<”が見つかるまで下の行を検索していく。1行下の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1602)、左側テンプレートマーク”<”が見つかれば(S1600,S1603)、該左側テンプレートマーク”<”と対の右側テンプレートマーク”>”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1604)、処理を抜けS9に戻る。
【0069】
図29は、カーソルの移動例を説明するための説明図であり、図29(a)乃至図29(g)で示すように、カーソルの右方向移動キーを押すことにより、カーソル反転表示部分Lは、左側テンプレートマーク”<”と対をなす右側テンプレート”>”で特定されるテンプレート(語句)を順に移動していく。
【0070】
移動方向が左方向←の場合は(図14参照)、カーソル反転表示した語句の左方向に右側テンプレートマーク”>”があるか検索する(S1610)。カーソル反転表示した語句の左方向に右側テンプレートマーク”>”が見つからない場合は、1行上の行を右最後尾から左方向に右側テンプレートマーク”>”を検索し(S1611)、右側テンプレートマーク”>”が見つかるまで上の行を検索していく。1行上の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1612)、右側テンプレートマーク”>”が見つかれば(S1610,S1613)、該右側テンプレートマーク”>”と対の左側テンプレートマーク”<”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1614)、処理を抜けS9に戻る。
【0071】
移動方向が上方向↑の場合は(図15参照)、カーソル反転表示した語句の1行上の行の同じ列位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるか検索し、同じ列位置にテンプレートマークが無ければ、更に、前記1行上の行の左右位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるかを検索する(S1620)。1行上にテンプレートマーク”<”又は”>”が見つからない場合は、更に1行上の行のテンプレートマーク”<”又は”>”を検索し(S1621)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかるまで上の行を検索していく。1行上の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1622)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかれば(S1620,S1623)、該テンプレートマーク”<”又は”>”と対の他方のテンプレートマーク”>”又は”<”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1624)、処理を抜けS9に戻る。このような処理を行うことにより、カーソル反転表示した語句の上の行でもっとも近い位置にある言い換え対象の語句にカーソルを移動することができる。
【0072】
移動方向が下方向↓の場合は(図16参照)、カーソル反転表示した語句の1行下の行の同じ列位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるか検索し、同じ列位置にテンプレートマークが無ければ、更に、前記1行下の行の左右位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるかを検索する(S1630)。1行下にテンプレートマーク”<”又は”>”が見つからない場合は、更に1行下の行のテンプレートマーク”<”又は”>”を検索し(S1631)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかるまで下の行を検索していく。1行下の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1632)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかれば(S1630,S1633)、該テンプレートマーク”<”又は”>”と対の他方のテンプレートマーク”>”又は”<”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1634)、処理を抜けS9に戻る。このような処理を行うことにより、カーソル反転表示した語句の下の行でもっとも近い位置にある言い換え対象の語句にカーソルを移動することができる。
【0073】
文書編集機能が入力指示された場合は(S10)、図17のフローチャートに示す手順が実行される。まず、作成された文例で作成文書が確定され、自動文書作成モードを抜けて、文書編集モードに移行する(S170)。文書編集モードに移行することにより、自動文書作成で作成した文書をワープロ文書として、文書編集画面に取り込み(図28参照)、以後は、文字入力キーを使った文字補充,訂正や文字削除、又、作成した文書の保存,印刷を行うことができる(S171)、尚、図28において、自動文書作成時に表示された☆マークや¢マークは、そのまま文書中に残す構成としており、ユーザーはこのマーク位置に何らかの文書を挿入してもよいことが分かるので文書編集のための情報として活用することができる。勿論、☆マーク及び¢マークを文書編集に移行するときに削除する構成としてもよい。
【0074】
尚、自動文書作成を行う手順や文例を記憶する辞書データを含むプログラムは、図1に示したような構成の文書作成装置のROMに書き込んでおく以外に、図30に示すように、フロッピーディスク,コンパクトディスク,光磁気ディスクなどの記録媒体Dに記録しておき、この記録媒体Dをパーソナルコンピュータのディスクドライブに装填して、データを読み込ませ、パーソナルコンピュータを文書作成装置をして機能させて文字の修飾を行って印刷や表示を行う構成でもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の文書作成装置の自動文書作成方法、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びその実施に使用する文書作成装置によれば、文書を簡易に作成することができ、更に、作成した文書の変更を容易に且つ柔軟に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置のブロック構成図である。
【図2】辞書部4のデータの1部を示した図である。
【図3】「転勤の挨拶」について、基本文例の作成を行い、言い換え候補を表示した表示画面例を示した図である。
【図4】本発明の文書作成装置のフローチャートである。
【図5】S9の詳細フローチャートである。
【図6】S93の詳細フローチャートである。
【図7】語句の言い換え手順を示すフローチャートである。
【図8】アドバイスの表示手順を示すフローチャートである。
【図9】語句の階層レベルを大きくする手順を示すフローチャートである。
【図10】語句の階層レベルを小さくする手順を示すフローチャートである。
【図11】省略の手順を示すフローチャートである。
【図12】カーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図13】カーソル右移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図14】カーソル左移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図15】カーソル上移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図16】カーソル下移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図17】自動文書作成を終了して、文書編集モードへ移行する手順を示すフローチャートである。
【図18】初期画面の表示画面例を示した図である。
【図19】ジャンルメニューの表示画面例を示した図である。
【図20】テーマメニューの表示画面例を示した図である。
【図21】質問データの表示画面例を示した図である。
【図22】作成された基本文例の表示画面例を示した図である。
【図23】作成された文例の表示画面例を示した図である。
【図24】作成された文例において質問画面が表示された表示画面例を示した図である。
【図25】作成された文例の表示画面例を示した図である。
【図26】作成された文例において質問画面が表示された表示画面例を示した図である。
【図27】作成された文例の表示画面例を示した図である。
【図28】文書編集モードの表示画面例を示した図である。
【図29】カーソル移動キーの操作によるカーソルの移動状態を示した図である。
【図30】本発明の自動文書作成方法のプログラムを記録している記録媒体及びその記録状態の概念図である。
【符号の説明】
1 入力部
2 表示部
3 自動文書作成部
4 辞書部
5 文書記憶部
6 印刷部
7 制御部
L カーソル反転表示部分
N 処理モード表示欄
O 文例表示欄
P 機能表示欄
Q メッセージ表示欄
R 質問メニュー画面
【発明の属する技術分野】
本発明は文書作成装置に関するものであり、さらに詳述すれば、文書作成装置の自動文書作成方法、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びその実施に使用する文書作成装置
【0002】
【従来の技術】
近年のワープロの普及により、オフィスから家庭にまで、コンピュータによる文書処理が幅広く、利用されてきた。それに伴い、ビジネス文書や手紙文などを容易に作成したいという要望が強くなってきている。
【0003】
このような要望を受けて、所望する文書データを簡易に作成して表示させることのできるワードプロセッサが出てきている。
【0004】
この種のワードプロセッサとしては、例えば、特開平4−357554号公報に記載のものがあり、画面上に表示される文書を構成する候補をガイダンスに沿って選択していくことにより、所望の文書を作成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のワードプロセッサのものでは、特に、文書を作成した後に当該文書を変更するための配慮がなされていないため、より良い文書作成することが困難であった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、文書を簡易に作成することができ、更に、作成した文書の変更を容易に且つ柔軟に行うことができる文書作成装置の自動文書作成方法、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びその実施に使用する文書作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明に係る自動文書作成方法は、入力された情報に基づき複数の文例データを適宜組み合わせることにより文書を作成する自動文書作成方法であって、前記各文例データを文書中における役割単位毎の集合体であるテンプレートデータから構成し、前記ひとつのテンプレートデータに複数個の展開データを含ませ、前記展開データに文字列データおよびテンプレートデータを含ませ、前記展開データ中に他のテンプレートデータを持たせることによって、ひとつの文書をテンプレートデータの階層構造として構成し、前記テンプレートデータの表示を省略する指示に基づいて、テンプレートデータの表示を省略して、省略したことを示す情報を表示し、前記省略したことを示す情報を選択して、言い換え要求を行うと、前記テンプレートデータに含まれる展開データを表示し、選択された展開データに基づいて前記含まれる文字列データを表示することを特徴とする。
【0008】
本発明の第2発明に係る文書作成装置は、入力された情報に基づき複数の文例データを適宜組み合わせることにより文書を作成する自動文書作成装置であって、前記各文例データを文書中における役割単位毎の集合体であるテンプレートデータとして記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された前記ひとつのテンプレートデータは複数個の展開データを含み、前記展開データは文字列データおよびテンプレートデータを含み、前記展開データ中に他のテンプレートデータを持たせることによって、ひとつの文書をテンプレートデータの階層構造として構成し、前記テンプレートデータの表示を省略する指示に基づいて、テンプレートデータの表示を省略して、省略したことを示す情報を表示する省略情報表示手段と、前記省略したことを示す情報を選択して、言い換え要求を行うと、前記テンプレートデータに含まれる展開データを表示し、選択された展開データに基づいて前記含まれる文字列データを表示する文字列表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の第3発明に係る自動文書作成方法は、第1発明において、前記ひとつのテンプレートデータは、1組のテンプレートマークにより区切られたことを特徴とする。
【0010】
本発明の第4発明に係る文書作成装置は、第2発明において、前記ひとつのテンプレートデータは、1組のテンプレートマークにより区切られたことを特徴とする。
【0011】
本発明の第5発明に係る文書作成方法は、第1発明又は第3発明において、言い換えを行うテンプレートデータの階層レベルを示す情報を表示することを特徴とする。
【0012】
本発明の第6発明に係る文書作成装置は、第2発明又は第4発明において、言い換えを行うテンプレートデータの階層レベルを示す情報を表示することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図に基づいて説明する。
【0028】
図1は、本発明の文書作成装置のブロック構成図を示している。
【0029】
図1に於て、1はキーボード,マウス,タブレット等からなる入力部であり、自動文書作成に関する各種指示情報の入力や数字,文字等の入力を行うためのものである。2は液晶ディスプレイ等よりなる表示部であり、自動文書作成に関する各種ガイダンス情報や、作成した文書を表示する。3は自動文書作成を行う自動文書作成部、4は自動文書作成を行うための各種データ(文例等)が格納されている辞書部、5は作成した文書を記憶するための文書記憶部、6は作成した文書の印刷を行うための印刷部、7は前記各部を制御する制御部である。
【0030】
このような構成により、本発明の文書作成装置は、作成したい文書の概要指示をユーザから受けることにより、あらかじめ用意した文例の中から最も適したものをユーザに提供する。また、前記提供された文例は、それぞれ複数個の「構造」あるいは「内容」を保持しており、ユーザが必要に応じてこれらを言い替え・選択することにより、多種多様な文書を容易に作成することを可能とする。
【0031】
次に辞書部4のデータ構造について説明する。
【0032】
辞書部4には、ビジネス文書や手紙文の中から選んだ12ジャンル,全70テーマについてのデータが格納されている。
【0033】
図2は、辞書部4に格納されたデータの1部である。辞書データは、テンプレートと呼ぶ文書中における役割単位の集合体として構成されている。
【0034】
ひとつのテンプレートは、図2に示すように、テンプレート名(役割名)、タイプ、アドバイス用ヘルプ・データ、審問データ及び複数個の展開データから構成されている。また、展開データは、文字列データ、テンプレート・データ、書式制御(改行,右寄せ,センタリング等)データ、及びテンプレート制御データで構成され、この展開データを複数候補持つことにより、後述するようなテンプレート単位の言い換えを行うことを可能にしている。又、展開データ中に他のテンプレート・データを持つことによって、ひとつの文書をテンプレートの階層構造として表すことを実現している。
【0035】
図2において、” ”で囲ったデータは文字列、< >で囲ったデータはテンプレート・データ(文例データ)、尚、前記<及び>マークはそれぞれ左側及び右側のテンプレートマークであり、各文例データは役割単位毎にこの1組のテンプレートマークにより区切られている。Rは書式制御データ、$はテンプレート制御データを示している。
【0036】
図2(a)は、[テンプレート名]前文のデータを示しており、[タイプ]は文の構造部分であることを示している。[アドバイス]には、ヘルプ用のデータが格納されており、” ”で囲った範囲(「まず手紙の書き出しである「頭語」を書き、...」)が該ヘルプ用の文字列であり、ユーザーによるアドバイス表示要求にもとづき画面上に表示される。又、図2(a)には質問データは登録されていない。そして、[展開データ1]はテンプレート・データである<頭語>,<時候の挨拶>,<先方の安否>及び<日頃の感謝>から構成され、これがひとまとまりの語句として扱われる。
【0037】
図2(b)は、前記図2(a)に示した[テンプレート名]頭語のデータを示しており、[タイプ]は実際の文字データであることを示している。[アドバイス]としては、「手紙文の書き出しの部分です」が格納されている。又、[質問データ]として、「受け取り人は目上?,同輩?,目下?」が格納されており、当該質問データは、基本文書作成時に、又は、ユーザーによる言い替え要求に基づき、当該質問データを表示し、質問に対する回答に応じてふさわしい文例を表示するために展開データの選択のために使用する。
【0038】
又、図2(b)において、展開データとしては、[展開データ1],[展開データ2]及び[展開データ3]を有し、それぞれ実際の文字データである”拝啓”,”謹啓”及び”啓白”が格納されており、それぞれが、ひとまとまりの語句として扱われる。
【0039】
図3は、テーマ「転勤の挨拶」について、基本文例の作成を行い、テンプレート・データをより小さなテンプレート・データに細分化する構造分割(範囲縮小)を最下位レベルまで行った状態の表示イメージである。
【0040】
<・・・・・>がテンプレート・データであり、ひとつの役割単位(ひとまとまりの語句)を表す。カーソル反転表示部分Lは言い換え対象のテンプレート・データを示しており、言い換えや構造分割(範囲拡大,範囲縮小)、アドバイス参照等が可能である。図3では、「ご健勝」のテンプレートに対して、言い換え操作を行い、言い換え候補を表示させたところである。この[言い換え候補]のいずれかを選択することにより、もとのデータと置換することができ、このような操作を繰り返して多種多様な文書を作成することができる。
【0041】
又、「ご健勝」のテンプレートに質問データが存在する場合は、後述するような質問画面が表示され、質問に回答すると回答に応じて、適当な言い換え候補を選択して、もとのデータと置換することができる。
【0042】
尚、図3では、テンプレート・データマーク(<,>)やテンプレート制御データ($)等が、文書中に表示されている。このような表示は文書の構造を把握する上で有効であるが、このような表示を省略するようにして、実際の文書のイメージで表示するようにしてもよい。
【0043】
次に図4乃至図17のフローチャート及び図18乃至図29の画面表示例を示した図を参照して本発明の動作手順について説明する。尚、図4乃至図16のフローチャートに示した処理は、主として、自動文書作成部3により行われる。
【0044】
図18は、初期画面を示しており、該処理メニューの選択表示画面において、枠Mをクリック乃至カーソル指示することにより、自動文書作成モードが起動される。
【0045】
自動文書作成機能が起動されると、表示部2にはジャンルメニューが表示される(ステップ1(以下、ステップをSと称する)、図19参照)。表示されたジャンルの中から、所望のジャンルをカーソル反転表示させて選択指示することにより(S2)、当該ジャンルに含まれるテーマが表示される(S4、図20参照)。尚、取り消しキーが指示されたときには、自動文書作成を終了し、初期画面に戻る(S3)。
【0046】
表示されたテーマの中から所望のテーマを選択指示すると(S5)、その後、自動文書作成は、対話型の質問形式で展開していく(S7)。尚、取り消しキーが指示されたときには、ジャンルメニューの表示画面に戻る(S6)。
【0047】
図21は、質問データの表示例であり、作成日付をどうするかを質問している。このような質問は、テンプレートが持つ質問データに基づき、順次表示されていく。必要な質問データの表示を終了すると(S8)、選択したジャンル,テーマ及び質問の回答として入力された情報にもとづき、基本文例の作成を行い、表示部2上に表示する(S9)。
【0048】
図22は、作成された基本文例の表示例を示しており、図22のものは、出産のお祝いの祝賀状の文例を示している。図22において、Nは処理モード表示欄であり、現在は、自動文書作成モードであることが表示されている。Oは作成された文例の表示欄である。
【0049】
Pは機能表示欄であり、各枠をクリック又は対応するファンクションキーを指示することにより、各枠に表示された機能を起動することができる。自動文書作成モードにおいて前記機能表示欄Pには、カーソル反転表示した語句の言い換えを行う[言い換え機能],カーソル反転表示した語句に対するアドバイスの参照を行う[アドバイス機能],カーソル反転表示の範囲を拡大し、より大きな単位での言い換えを行う[範囲拡大機能],カーソル反転表示の範囲を縮小し、より小さな単位で言い換えを行う[範囲縮小機能],カーソル反転表示した語句を省略し、省略した語句を☆マークで表示する省略機能及び自動文書作成モードを終了し作成した文書をワープロ通常文書として、文書編集画面に取り込む文書編集機能等が割り当てられている。
【0050】
Qはメッセージ表示欄であり、この欄には、カーソル反転表示している語句に関する情報が表示される。
【0051】
メッセージ表示欄Qにおいて、Q1はカーソル反転表示している語句(言い換え単位)の階層レベルが表示される。>マークの数が増える程、階層レベルが小さく(深く)、>マークの数が少ない程、階層レベルが大きい(浅い)ことを示している。Q2はカーソル反転表示している語句のテンプレート名(役割名又は意味合い)が表示される。Q3はカーソル反転表示している語句をより小さい単位の言い換えができるときに表示されるマークであり、このマークが表示されている時は、範囲縮小機能を実行できる。Q4は、カーソル反転表示している語句に言い換え表現があるときに表示されるメッセージであり、このマークが表示されている時は、言い換え機能を実行できる。Q5は、カーソル反転表示している語句にアドバイス用ヘルプ・データがあるときに表示されるメッセージであり、このマークが表示されている時は、アドバイス機能を実行できる。
【0052】
図5は表示の手順を示したフローチャートであり、S91で作成した文例を表示欄Oに表示し、カーソルの位置する語句を反転表示する(S92)、S93でカーソル反転表示している語句に関する情報をメッセージ表示欄Qに表示する。
【0053】
図6は、前記S93の詳細フローチャートを示している。図において、まず、カーソル反転表示した語句の階層レベルに応じて>マークを表示し(S930)、カーソル反転表示した語句のテンプレート名を表示する(S931)、次に、カーソル反転表示した語句がより小さな単位での言い換えができるかを判定し(S932)、可能な場合は、言い換え可能マーク”→”を表示する(S933)。次に、カーソル反転表示した語句に言い換え候補があるかが判定され(S934)、候補がある場合は、言い換え可能マーク”言い換え”を表示する(S935)。次に、カーソル反転表示した語句にアドバイスがあるかを判定し(S936)、アドバイスがある場合は、アドバイス表示可能マーク”アドバイス”を表示し(S937)、処理を抜ける。
【0054】
図22の文例において、文中にある☆マークは、この位置にさらに付け加えてもよい語句が隠されていることを示すマークであり、必要に応じて、前記言い換え機能により例文を呼び出すことができる。また、前記省略機能で省略した語句も☆マークになる。
【0055】
また、図28の文例中の¢マークは、この位置に質問に対する答えによって文脈的に不要となった語句が隠されていることを示すマークであり、必要に応じて言い換え機能で例文を呼び出すことができる。
【0056】
前述した手順で、基本文書を作成後、前記各種機能を使うことで、作成文例を他の文例に言い換えすることができる。
【0057】
S10では、キー入力を受け付ける。
【0058】
言い換え機能が入力指示されたときには、図7のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示された語句(語句には、☆マーク及び¢マークを含む)に言い換え候補(他の展開データ(文例)の存在)があるかが判定され(S110)、候補が無い場合は、S9に戻るが、候補がある場合は、更に、該カーソル反転表示した語句に質問データがあるかが判定され(S111)、質問データがある場合は、質問メニュー画面を表示部2上に表示する(S112)、回答を受け付けると(S113)、当該回答に合致する文例(文例には、¢マークを含む)でカーソル反転表示した語句を入れ換えて(S114)、処理を抜けS9に戻る。
【0059】
他方、質問データが無い場合は、表示部2上に言い換え候補を表示する(S117)、候補が選択指示されたときは(S116)、前記カーソル反転表示した語句を前記選択した候補に入れ換え(S118)、処理を抜けS9に戻る。選択指示がされず取り消しキーが入力指示されたときには、処理を抜けS9に戻る。
【0060】
図23乃至図27は言い換え機能を説明するための画面表示例である。
【0061】
図23に示したように、☆マーク(語句の言い換え文例を付け加えても良いと想定される所に表示されるマーク)にカーソルを移動し、言い換え機能を入力指示すると、この場合には、質問データがあるため、図24に示したように質問メニュー画面Rを表示する。ここで、「送る」をカーソルで選択指示すると、図25に示したように、☆マークに換わって、カーソル反転表示した文例が表示される。又、図26に示したように、先ほどの図24での質問メニュー画面Rで、「送らない」をカーソルで選択指示すると、前記図25でカーソル反転表示した文例「尚、別便にて心ばかりのお祝いの品をお送り致しましたので、ご笑納いただければ幸いに存じます。」は、文書上不要となるため、図27に示すように省略されて、省略された箇所に¢マークを表示する。
【0062】
アドバイス機能が入力指示されたときは(S10)、図8のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示した語句にアドバイス用ヘルプ・データがあるかを判定する(S120)。アドバイスがある場合は、表示部2上に該アドバイスを表示して(S121)、処理を抜けS9へ戻る。他方、アドバイスが無い場合は、処理を抜けS9へ戻る。
【0063】
範囲拡大機能が入力指示されたときは(S10)、図9のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示した語句の階層レベルよりより大きな階層レベルの語句があるか(より大きな単位での言い換えができるか)を判定する(S130)。より大きな言い換えができる場合は、一レベル大きな階層レベルの語句にカーソルの反転表示範囲を拡大して(S131)、処理を抜けてS9に戻る。他方、より大きな言い換えができない場合は、処理を抜けてS9に戻る。
【0064】
範囲縮小機能が入力指示されたときは(S10)、図10のフローチャートに示す手順が実行される。まず、カーソル反転表示した語句の階層レベルよりより小さな階層レベルの語句があるか(より小さな単位での言い換えができるか)を判定する(S140)。より小さな言い換えができる場合は、一レベル小さな階層レベルの語句にカーソルの反転表示範囲を縮小して(S141)、処理を抜けてS9に戻る。他方、より小さな言い換えができない場合は、処理を抜けてS9に戻る。尚、前記S140においての判定は、展開データ中に他のテンプレート・データが存在するかを検索することにより行われ、他のテンプレート・データが存在する場合は、より小さな言い換えができるとして、S141で前記他のテンプレート・データの語句にカーソル反転表示を縮小する。
【0065】
省略機能が入力指示されたときは(S10)、図11のフローチャートに示す手順が実行される。図において、カーソル反転表示した語句を☆マークに置換して(S150)、処理を抜けS9に戻る。尚、この☆マークは後に言い換え機能を使用して元の文例に戻すことができる。この省略機能は、文例の削除を行っているのではなく、文例を表示するか/しないかを制御している。
【0066】
カーソル移動キーが押された場合は(S10)、図12乃至図16のフローチャートに示す手順が実行される。
【0067】
まず、図12において、カーソル移動の方向が判定される(S160)。
【0068】
移動方向が右方向→の場合は(図13参照)、カーソル反転表示した語句の右方向に左側テンプレートマーク”<”があるか検索する(S1600)。カーソル反転表示した語句の右方向に左側テンプレートマーク”<”が見つからない場合は、1行下の行を左先頭列から左側テンプレートマーク”<”を検索し(S1601)、左側テンプレートマーク”<”が見つかるまで下の行を検索していく。1行下の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1602)、左側テンプレートマーク”<”が見つかれば(S1600,S1603)、該左側テンプレートマーク”<”と対の右側テンプレートマーク”>”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1604)、処理を抜けS9に戻る。
【0069】
図29は、カーソルの移動例を説明するための説明図であり、図29(a)乃至図29(g)で示すように、カーソルの右方向移動キーを押すことにより、カーソル反転表示部分Lは、左側テンプレートマーク”<”と対をなす右側テンプレート”>”で特定されるテンプレート(語句)を順に移動していく。
【0070】
移動方向が左方向←の場合は(図14参照)、カーソル反転表示した語句の左方向に右側テンプレートマーク”>”があるか検索する(S1610)。カーソル反転表示した語句の左方向に右側テンプレートマーク”>”が見つからない場合は、1行上の行を右最後尾から左方向に右側テンプレートマーク”>”を検索し(S1611)、右側テンプレートマーク”>”が見つかるまで上の行を検索していく。1行上の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1612)、右側テンプレートマーク”>”が見つかれば(S1610,S1613)、該右側テンプレートマーク”>”と対の左側テンプレートマーク”<”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1614)、処理を抜けS9に戻る。
【0071】
移動方向が上方向↑の場合は(図15参照)、カーソル反転表示した語句の1行上の行の同じ列位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるか検索し、同じ列位置にテンプレートマークが無ければ、更に、前記1行上の行の左右位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるかを検索する(S1620)。1行上にテンプレートマーク”<”又は”>”が見つからない場合は、更に1行上の行のテンプレートマーク”<”又は”>”を検索し(S1621)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかるまで上の行を検索していく。1行上の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1622)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかれば(S1620,S1623)、該テンプレートマーク”<”又は”>”と対の他方のテンプレートマーク”>”又は”<”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1624)、処理を抜けS9に戻る。このような処理を行うことにより、カーソル反転表示した語句の上の行でもっとも近い位置にある言い換え対象の語句にカーソルを移動することができる。
【0072】
移動方向が下方向↓の場合は(図16参照)、カーソル反転表示した語句の1行下の行の同じ列位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるか検索し、同じ列位置にテンプレートマークが無ければ、更に、前記1行下の行の左右位置にテンプレートマーク”<”又は”>”があるかを検索する(S1630)。1行下にテンプレートマーク”<”又は”>”が見つからない場合は、更に1行下の行のテンプレートマーク”<”又は”>”を検索し(S1631)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかるまで下の行を検索していく。1行下の行がなければ、処理を抜けてS9に戻る(S1632)、テンプレートマーク”<”又は”>”が見つかれば(S1630,S1633)、該テンプレートマーク”<”又は”>”と対の他方のテンプレートマーク”>”又は”<”で特定されるテンプレート(語句)をカーソル反転表示して(S1634)、処理を抜けS9に戻る。このような処理を行うことにより、カーソル反転表示した語句の下の行でもっとも近い位置にある言い換え対象の語句にカーソルを移動することができる。
【0073】
文書編集機能が入力指示された場合は(S10)、図17のフローチャートに示す手順が実行される。まず、作成された文例で作成文書が確定され、自動文書作成モードを抜けて、文書編集モードに移行する(S170)。文書編集モードに移行することにより、自動文書作成で作成した文書をワープロ文書として、文書編集画面に取り込み(図28参照)、以後は、文字入力キーを使った文字補充,訂正や文字削除、又、作成した文書の保存,印刷を行うことができる(S171)、尚、図28において、自動文書作成時に表示された☆マークや¢マークは、そのまま文書中に残す構成としており、ユーザーはこのマーク位置に何らかの文書を挿入してもよいことが分かるので文書編集のための情報として活用することができる。勿論、☆マーク及び¢マークを文書編集に移行するときに削除する構成としてもよい。
【0074】
尚、自動文書作成を行う手順や文例を記憶する辞書データを含むプログラムは、図1に示したような構成の文書作成装置のROMに書き込んでおく以外に、図30に示すように、フロッピーディスク,コンパクトディスク,光磁気ディスクなどの記録媒体Dに記録しておき、この記録媒体Dをパーソナルコンピュータのディスクドライブに装填して、データを読み込ませ、パーソナルコンピュータを文書作成装置をして機能させて文字の修飾を行って印刷や表示を行う構成でもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の文書作成装置の自動文書作成方法、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体及びその実施に使用する文書作成装置によれば、文書を簡易に作成することができ、更に、作成した文書の変更を容易に且つ柔軟に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置のブロック構成図である。
【図2】辞書部4のデータの1部を示した図である。
【図3】「転勤の挨拶」について、基本文例の作成を行い、言い換え候補を表示した表示画面例を示した図である。
【図4】本発明の文書作成装置のフローチャートである。
【図5】S9の詳細フローチャートである。
【図6】S93の詳細フローチャートである。
【図7】語句の言い換え手順を示すフローチャートである。
【図8】アドバイスの表示手順を示すフローチャートである。
【図9】語句の階層レベルを大きくする手順を示すフローチャートである。
【図10】語句の階層レベルを小さくする手順を示すフローチャートである。
【図11】省略の手順を示すフローチャートである。
【図12】カーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図13】カーソル右移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図14】カーソル左移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図15】カーソル上移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図16】カーソル下移動時のカーソル移動の手順を示すフローチャートである。
【図17】自動文書作成を終了して、文書編集モードへ移行する手順を示すフローチャートである。
【図18】初期画面の表示画面例を示した図である。
【図19】ジャンルメニューの表示画面例を示した図である。
【図20】テーマメニューの表示画面例を示した図である。
【図21】質問データの表示画面例を示した図である。
【図22】作成された基本文例の表示画面例を示した図である。
【図23】作成された文例の表示画面例を示した図である。
【図24】作成された文例において質問画面が表示された表示画面例を示した図である。
【図25】作成された文例の表示画面例を示した図である。
【図26】作成された文例において質問画面が表示された表示画面例を示した図である。
【図27】作成された文例の表示画面例を示した図である。
【図28】文書編集モードの表示画面例を示した図である。
【図29】カーソル移動キーの操作によるカーソルの移動状態を示した図である。
【図30】本発明の自動文書作成方法のプログラムを記録している記録媒体及びその記録状態の概念図である。
【符号の説明】
1 入力部
2 表示部
3 自動文書作成部
4 辞書部
5 文書記憶部
6 印刷部
7 制御部
L カーソル反転表示部分
N 処理モード表示欄
O 文例表示欄
P 機能表示欄
Q メッセージ表示欄
R 質問メニュー画面
Claims (6)
- 入力された情報に基づき複数の文例データを適宜組み合わせることにより文書を作成する自動文書作成方法であって、
前記各文例データを文書中における役割単位毎の集合体であるテンプレートデータから構成し、
前記ひとつのテンプレートデータに複数個の展開データを含ませ、
前記展開データに文字列データおよびテンプレートデータを含ませ、
前記展開データ中に他のテンプレートデータを持たせることによって、ひとつの文書をテンプレートデータの階層構造として構成し、
前記テンプレートデータの表示を省略する指示に基づいて、テンプレートデータの表示を省略して、省略したことを示す情報を表示し、
前記省略したことを示す情報を選択して、言い換え要求を行うと、前記テンプレートデータに含まれる展開データを表示し、選択された展開データに基づいて前記含まれる文字列データを表示することを特徴とする自動文書作成方法。 - 入力された情報に基づき複数の文例データを適宜組み合わせることにより文書を作成する自動文書作成装置であって、
前記各文例データを文書中における役割単位毎の集合体であるテンプレートデータとして記憶する記憶手段を備え、
前記記憶手段に記憶された前記ひとつのテンプレートデータは複数個の展開データを含み、前記展開データは文字列データおよびテンプレートデータを含み、前記展開データ中に他のテンプレートデータを持たせることによって、ひとつの文書をテンプレートデータの階層構造として構成し、
前記テンプレートデータの表示を省略する指示に基づいて、テンプレートデータの表示を省略して、省略したことを示す情報を表示する省略情報表示手段と、前記省略したことを示す情報を選択して、言い換え要求を行うと、前記テンプレートデータに含まれる展開データを表示し、選択された展開データに基づいて前記含まれる文字列データを表示する文字列表示手段とを備えたことを特徴とする文書作成装置。 - 前記ひとつのテンプレートデータは、1組のテンプレートマークにより区切られたことを特徴とする請求項1記載の自動文書作成方法。
- 前記ひとつのテンプレートデータは、1組のテンプレートマークにより区切られたことを特徴とする請求項2記載の文書作成装置。
- 言い換えを行うテンプレートデータの階層レベルを示す情報を表示することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の文書作成方法。
- 言い換えを行うテンプレートデータの階層レベルを示す情報を表示することを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の文書作成装置。
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1995
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JPH09114827A (ja) | 1997-05-02 |
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