JP3588036B2 - 電力制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一次側が電圧変動が大きい電源に接続され、二次側に電力が任意に変化する負荷を接続し、一次側の電源より二次側が必要とする電力に相当する電流を引出すための電力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃料電池のような電圧変動が大きい電源で、多数の負荷のうちの任意の1個または複数個に給電する場合に、負荷が必要とする電力が電源から引出されるように、例えば図4に示すような電力制御装置が用いられている。
【0003】
図4において、電源1の出力は、電力制御装置2を経て負荷群3に送られている。負荷群3は、蓄電池4と、スイッチ51、52、53・・・・によってそれぞれ通電が制御される負荷61、62、63・・・・を有し、或るスイッチが閉路されると、負荷検出回路7は負荷群3が必要とする電力を電力指令値Sとして送出する。
【0004】
電力制御装置2は電圧制御回路20を有し、電圧制御回路20では入力端から順に降圧用スイッチング素子11、インダクタ12、整流器13を順に経て負荷群3へ向かっており、入力端及び出力端と接地との間にそれぞれコンデンサ14及び15が接続され、スイッチング素子11とインダクタ12の結合点16及びインダクタ12と整流器13の結合点17との間には、それぞれ整流器18及び昇圧用スイッチング素子19が接続されている。
【0005】
電源1には電圧検出器21及び電流検出器22が設けられていて、それぞれ実電圧信号S及び実電流信号Sを発信する。負荷検出回路7からの電力指令値Sと電圧検出器21からの実電圧信号Sとは割算回路23に供給され、電流指令値Sを生ずる。電流検出器22からの実電流信号Sは比較回路24において電流指令値Sと比較され、差成分Sがゲートパルス演算回路25に供給され、スイッチング素子11及び19を制御するゲートパルスGd及びGuが作られる。
【0006】
上述の回路において、電源1の発生する電圧Sが負荷群3の駆動に最適である場合には、降圧用スイッチング素子11に供給されるゲート信号Gdはデューティサイクルが100%で、換言すれば素子11は常閉状態にあり、昇圧用スイッチング素子19に供給されるゲートパルスGuはデューティサイクルが0%で素子19は常開状態にある。図5に示すように、電源1の電圧Sが高過ぎるときは装置は降圧モードを取り、昇圧用ゲートパルスGuはデューティサイクルが0%で素子19は常開状態を維持し、降圧用ゲートパルスGdのデューティサイクルは差成分Sが大きいほど減少する。また、電源1の電圧が低過ぎるときは装置は昇圧モードを取り、降圧用ゲートパルスGdはデューティサイクルが100%を維持し、昇圧用ゲートパルスGuのデューティサイクルは差成分Sが大きいほど増加する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の装置では、降圧用スイッチング素子11用のゲートパルスGdの演算と、昇圧用スイッチング素子19用のゲートパルスGuの演算とを別個に行なっていたため、降圧モードと昇圧モードとの境界点で、電源1から取出す電流または電力が不安定になる。また、降圧モードのときに降圧用ゲートパルスGdのデューティサイクルが100%に近づき、パルス幅が最大限界値Wdulを越えると、スイッチング素子特有の現象によって開閉制御が困難になり、昇圧モードのときに昇圧用ゲートパルスGuのデューティサイクルが0%に近づき、パルス幅が最小限界値Wullを割ったときも、スイッチング素子特有の現象によって開閉制御が困難になる。その結果、電源1から引出される電流または電力の制御が不安定になる。
【0008】
また、差成分Sの算出に際しては、その回路のゲインを高くとると微少な差成分によって二次側からの電流または電力の指令値に追従した制御を行なわせることが可能になる反面に、過剰制御に陥って動作が不安定になる惧れがある。また、差成分Sを算出する回路のゲインを低くすると、制御動作は安定するが、制御の精度が低下する。
【0009】
従って本発明は、差成分Sが0に近づいて、降圧用ゲートパルスのデューティサイクルが100%に近づき、そのパルス幅が最大限界値Wdulを越えた時、または昇圧用ゲートパルスのデューティサイクルが0%に近づき、そのパルス幅が最小限界値Wullを割ったときにも、各スイッチング素子を正確に制御しようとするものである。また、装置全体が過剰制御に陥ったり制御精度が低下したりしないように、差成分を正しく検出しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明も従来装置と同様に、一次側に電圧変動が大きい電源が接続され、二次側に電流または電力の消費の変動が大きい負荷群が接続され、降圧用スイッチング素子及び昇圧用スイッチング素子の開閉の制御により二次側が必要とする電流または電力を上記電源より引出すよう構成された電圧制御回路を使用する。そして、二次側が必要とする電流指令信号と一次側の実電流とを比較して差成分を得る手段と、この差成分に基づいて上記降圧用及び昇圧用スイッチング素子をそれぞれ閉じるためのゲートパルスの幅及び周期を演算する回路を有する。
【0011】
上記演算回路は、図2に示すように上記差成分0を境にその極性に基づいて、上記昇圧用スイッチング素子が開放状態で上記降圧用スイッチング素子の開閉が制御される降圧モードと上記降圧用スイッチング素子が閉路状態で上記昇圧用スイッチング素子の開閉が制御される昇圧モードとを弁別する手段を有する。更に、基準周期のもとで、上記差成分に基づいて上記各ゲートパルスの幅をそれぞれ算出する手段を有する。
【0012】
そして、降圧モードと弁別された場合に、上記算出手段において得られた降圧用ゲートパルスの幅をパルス幅上限設定値と比較する手段と、この比較により上記降圧用ゲートパルスの幅が上記上限設定値に充たないときは、上記基準周期のもとで上記差成分から算出された幅のゲートパルスをそのまま上記降圧用スイッチング素子に供給する手段と、上記比較により上記降圧用ゲートパルスの幅が上記上限設定値を越えているときは、パルス幅が更に拡大されると共に周期が上記差成分と略逆比例的に変化するゲートパルスを上記降圧用スイッチング素子に供給する手段とを有することを特徴とする。なお、上記パルス幅上限設定値は、図5に示したパルス幅最大限界値Wdul以下に選ばれる。
【0013】
また、昇圧モードと判定された場合に、上記算出手段において得られた昇圧用ゲートパルスの幅をパルス幅下限設定値と比較する手段と、この比較により上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅下限設定値を越えているときは、上記基準周期のもとで上記差成分から算出された幅のゲートパルスをそのまま上記昇圧用スイッチング素子に供給する手段と、上記比較により上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記下限設定値に充たないときは、周期が上記差成分と略逆比例的に変化するゲートパルスを上記昇圧用スイッチング素子に供給する手段とを有することを特徴とする。なお、上記パルス幅下限設定値は、図5に示したパルス幅最小限界値Wull以上に選ばれる。
【0014】
上記演算回路では、先ず差成分の極性に基づく降圧モードか昇圧モードかの弁別が行なわれ、かつ基準周期のもとで降圧用スイッチング素子及び昇圧用スイッチング素子を閉じさせるための降圧用及び昇圧用ゲートパルスの幅が算出される。そして、降圧用ゲートパルスは、降圧用スイッチング素子を上記基準周期のもとで確実に正しく作動させ得るパルス幅の上限である上限設定値と比較され、昇圧用ゲートパルスは昇圧用スイッチング素子を基準周期のもとで確実に正しく作動させ得るパルス幅の下限である下限設定値と比較される。
【0015】
上記比較の結果、降圧用ゲートパルスはその幅が上限設定値を越えていなければ、そのまま降圧用スイッチング素子へ送られ、昇圧用ゲートパルスはその幅が下限設定値より大きければ、そのまま昇圧用スイッチング素子へ送られる。そして、上記比較の結果、降圧用ゲートパルスの幅が上限設定値を越え、或いは昇圧用ゲートパルスの幅が下限設定値を割っていた場合は、それぞれ周期が上記誤差分の大きさと略逆比例的に変化するゲートパルスをそれぞれ各ゲートに送って各ゲートを制御させる。
【0016】
従って、降圧モードのもとで差成分が次第に減少してゆくと、基準周期が一定のまま降圧用ゲートパルスの幅が次第に増大し、パルス幅が上限設定値に達するとパルス周期が増大を始める。このようにパルス周期を増大させると、パルス間隔を狭めることなくパルス幅を更に拡げ得るので、上記上限設定値に達した後も、降圧用スイッチング素子を連続的に制御することができる。
【0017】
逆に、昇圧モードのもとで差成分が次第に減少してゆくと、基準周期が一定のまま昇圧用ゲートパルスの幅が減少し、パルス幅が下限設定値に達するとパルス周期が増大を始める。その結果、パルス幅がそのまま下限設定値にとどまっていても、パルスのデューティサイクルが低下するためにパルス幅を更に減少させたのと同じ効果をもたらし、昇圧用スイッチング素子を連続的に制御することができ、更に差成分の負領域から正領域にわたって降圧用及び昇圧用スイッチング素子を連続的に制御することをも可能にする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1において、電源1の出力は電力制御装置2を経て負荷群3に送られている。負荷群3は蓄電池4と負荷61、62、63・・・・を有し、各負荷はそれぞれスイッチ51、52、53・・・・の投入によって通電される。また、負荷群3は負荷検出回路7を有し、通電されている負荷全体が必要とする電力を電力指令値Sとして検出し、これを電力制御装置2へ送っている。
【0019】
電力制御装置2は電圧制御回路20を有し、電圧制御回路20は入力端から順に降圧用スイッチング素子11、インダクタ12、整流器13を有し、これらは電源1と負荷群3との間に直列に介在している。そして、その入力端と接地の間及び出力端と接地の間にはそれぞれコンデンサ14及び15が接続され、降圧用スイッチング素子11とインダクタ12の接続点16及びインダクタ12と整流器13の接続点17と接地の間には、それぞれ整流器18及び昇圧用スイッチング素子19が接続されている。
【0020】
電源1には電圧検出器21及び電流検出器22が附設され、それぞれ実電圧信号S及び実電流信号Sを電力制御装置2へ送っている。電力制御装置2内では、割算回路23で電力指令信号Sが実電圧信号Sで割算され、その商は加算回路26を経て電流指令信号Sとして比較回路24へ送られ、ここで実電流信号Sと比較され、その差である差成分Sは加算回路26へフィードバックされると共に、ゲートパルス演算回路25へ送られている。
【0021】
この差成分Sの検出方法が図4に示した検出方法と違う点は、一旦検出させた差成分Sを電流指令値Sにフィードバックし、加算している点にある。一般に自動制御系では、ある差成分で制御系が安定に動作するが、その差成分だけ制御の精度が悪くなる。電流指令信号Sに差成分Sを上乗せすることにより精度を補正した上で安定に動作し、この差成分が適切な値として検出されるようになる。
【0022】
ゲートパルス演算回路25には、上記差成分Sと、差成分Sが非常に小さくなって、降圧用ゲートパルスGdのデューティサイクルが100%に近づいたときのパルス幅上限設定値信号Wdmaxと、昇圧用ゲートパルスGuのデューティサイクルが0%に近づいたときのパルス幅下限設定値信号Wuminとが与えられ、降圧用ゲートパルスGd及び昇圧用ゲートパルスGuを作成し、降圧用スイッチング素子11及び昇圧用スイッチング素子19へそれぞれ供給する。各スイッチング素子11及び19は、それぞれゲートパルスGd及びGuが供給されることによって閉じられる。
【0023】
図2は差成分Sと生成されるゲートパルスGd及びGuの周期、パルス幅及びデューティサイクルとの関係を示し、図3はその演算経過を示す。図3において、ステップ31で差成分Sが算出されると、ステップ32で差成分が0より大きいか否かが検討され、Sがマイナスの場合は降圧モードと判定され、プラスの場合は昇圧モードと判定される。
【0024】
ステップ32で降圧モードと判定された場合は、ステップ33に移り、図2(c)に示すように昇圧用ゲートパルスGuのデューティサイクルDuは0%に、降圧用ゲートパルスGdのデューティサイクルDdは差成分Sの大きさに応じて100%〜0%の範囲で決定される。次にステップ34に移り、降圧用ゲートパルスGdの幅Wdがその周期TsとデューティサイクルDdとから算出される。ステップ35に移ってそのパルス幅Wdが図2(b)に示すように上限設定値Wdmaxと比較され、パルス幅Wdが上限設定値Wdmaxより小さければPWM領域36と判定され、上限設定値Wdmax以上であればPFM領域37と判定される。
【0025】
ステップ35でPWM領域36と判定された場合は、周期Tsのゲートパルスの幅が差成分S5に従ってPWM変調され、このゲートパルスGdによって降圧用スイッチング素子11の開閉が制御される。またステップ35でPFM領域37と判定された場合は、図2(a)のようにゲートパルスGdのパルス周期が差成分S5に従ってPFM変調されると共に、図2(b)のようにパルス幅Wdも増大するが、そのデューティサイクルDdは図2(c)に示すように直線的に変化する。そして差成分S5が降圧モードにある間は、昇圧用ゲートパルスGuはデューティサイクルが0%になって、昇圧用スイッチング素子19は常開状態に保たれる。
【0026】
ステップ32で昇圧モードと判定された場合は、ステップ38に移り、昇圧用ゲートパルスGuのデューティサイクルDuが図2(c)に示すように差成分Sの大きさに応じて0〜100%の範囲で決定され、降圧用ゲートパルスGdのデューティサイクルは100%に決定されて降圧用スイッチング素子11は常閉状態になる。次にステップ39に移り、昇圧用ゲートパルスGuの幅Wuがその周期TsとデューティサイクルDuとから演算される。ステップ40に移ってそのパルス幅Wuが図2(b)に示すように下限設定値Wuminと比較され、パルス幅Wuが下限設定値Wuminより大きいときはPWM領域41と判定され、パルス幅Wuが下限設定値Wumin以下であるときはPFM領域42と判定される。
【0027】
ステップ40でPWM領域41と判定された場合は、周期TsのゲートパルスGuの幅が差成分S5に従ってPWM変調される。またPFM領域42と判定された場合は、図2(a)のように示す特性でゲートパルスGuの周期が差成分S5に従ってPFM変調され、その間パルス幅は図2(b)に示すように下限設定値Wuminに維持される。そして、そして差成分S5が昇圧モードにある間は、降圧用ゲートパルスのデューティサイクルが100%に保たれ、降圧用スイッチング素子11は常閉状態を維持する。
【0028】
以上のように差成分Sに対する降圧用ゲートパルスGd及び昇圧用ゲートパルスGuのデューティサイクルは、それぞれ差成分Sが負値の場合のPWM領域36及びPFM領域37と、差成分が正値の場合のPWM領域41及びPFM領域42の4範囲に分けて決定されるが、図2(a)に示すPFM領域における降圧用ゲートパルスGd及び昇圧用ゲートパルスGuのゲートパルス周期特性、及び図2(b)に示すPFM領域における降圧用ゲートパルスGd及び昇圧用ゲートパルスGuのゲートパルス幅特性を適切に選ぶことにより、両ゲートパルスのデューティサイクルを図2(c)に示すように連続的に、かつ直線的に変化させることができる。そして、このようにデューティサイクルの応答特性を連続させることにより、上記4範囲間における制御動作の移行を円滑に行なわせることが可能になる。
【0029】
上述の実施例では、比較回路24において電源側の実電流信号Sと比較される電流指令値Sを、負荷側からの電力指令値Sを電源側の実電流信号Sで割算することによって得ているが、負荷側の電圧変動が少ない場合には、負荷群3を流れる電流値を比較回路24において電源側の実電流Sと比較される電流指令値Sとして使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように本発明では、降圧用及び昇圧用スイッチング素子の開閉により一次側から二次側へ送られる電流または電力を制御するに際し、差成分が僅少になって上記スイッチング素子を閉路させるゲートパルスのデューティサイクルが0%または100%に接近した場合でも、パルス周期を差成分に対応して変えることにより、スイッチング素子が応答不能に陥るのを防いでいるから、安定して精度よく電流または電力を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】図1に示した実施例における差成分に対するゲートパルス周期、ゲートパルス波及びゲートパルスのデューティサイクルの関係を示す線図である。
【図3】図1に示した実施例におけるゲートパルス演算回路の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来の電力制御装置の回路図である。
【図5】図4に示した装置における差成分とゲートパルスのデューティサイクルの関係を示す線図である。
【符号の説明】
1 電源
2 電力制御装置
3 負荷群
7 負荷検出回路
11 降圧用スイッチング素子
12 インダクタ
13 整流器
14 コンデンサ
15 コンデンサ
18 整流器
19 昇圧用スイッチング素子
20 電圧制御回路
23 割算回路
24 比較器
25 ゲートパルス演算回路
26 加算回路
電力指令信号
実電圧信号
実電流信号
電流指令信号
差成分
Gd 降圧用ゲートパルス
Gu 昇圧用ゲートパルス
Wd 降圧用ゲートパルス幅
Wu 昇圧用ゲートパルス幅
Wdmax パルス幅上限設定値
Wumin パルス幅下限設定値

Claims (2)

  1. 一次側に電圧変動が大きい電源が接続され、二次側に電流または電力の消費の変動が大きい負荷群が接続され、降圧用スイッチング素子及び昇圧用スイッチング素子の開閉の制御により二次側が必要とする電流または電力を上記電源より引出すよう構成された電圧制御回路と、二次側が必要とする電流の指令信号と一次側の実電流信号とを比較して差成分を得る電流比較回路と、この差成分に基づいて上記降圧用及び昇圧用スイッチング素子をそれぞれ導通させるためのゲートパルスの幅及び周期を演算する演算回路とからなり、この演算回路は、上記差成分0を境にその極性の基づいて、上記昇圧用スイッチング素子が開路状態で上記降圧用スイッチング素子の開閉が制御される降圧モードと、上記降圧用スイッチング素子が閉路状態で上記昇圧用スイッチング素子の開閉が制御される昇圧モードとを弁別する制御モード弁別手段と、基準パルス周期のもとで上記差成分に基づいて上記各ゲートパルスの幅をそれぞれ算出するパルス幅演算手段と、上記降圧モードにおいてはこのパルス幅演算手段によって得られた降圧用ゲートパルスの幅をパルス幅上限設定値と比較し、上記降圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅上限設定値に充たない場合は上記パルス幅演算手段において算出された幅のゲートパルスをそのまま上記降圧用スイッチング素子に供給し、上記降圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅上限設定値を越えている場合はパルス幅が更に拡大されると共にパルス周期が上記基準周期から上記差成分と大略逆比例的に変化されたゲートパルスを上記降圧用スイッチング素子に供給する降圧用ゲートパルス供給手段と、上記昇圧モードにおいては上記パルス幅演算手段によって得られた昇圧用ゲートパルスの幅をパルス幅下限設定値と比較し、上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅下限設定値より大きいときは上記パルス幅演算手段において算出された幅のゲートパルスをそのまま上記昇圧用スイッチング素子に供給し、上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅下限設定値に充たない場にはパルス周期が上記標準周期から上記差成分と大略逆比例的に変化されたゲートパルスを上記昇圧用スイッチング素子に供給する手段とを有することを特徴とする電力制御装置。
  2. 請求項1において、上記昇圧モードで上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅下限設定値に充たない場合に上記昇圧用スイッチング素子に供給するゲートパルスは、パルス周期が上記基準周期から上記差成分と大略逆比例的に変化されると共に、パルス幅が上記パルス幅下限設定値に維持されることを特徴とする電力制御装置。
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