JP3585379B2 - 建設機械の旋回フレーム及びその製造方法 - Google Patents

建設機械の旋回フレーム及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として油圧ショベルなど建設機械,作業車両の上部旋回体における旋回フレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、特開平8−165679号公報に記載されている一実施例油圧ショベルの上部旋回体における旋回フレームの中央部のセンターフレーム25を示す平面図である。図12は、図11に示すセンターフレーム25の左右の側方側に、各サイドフレーム26L,26R(特開平8−165679号公報ではサイドデッキ26L,26Rと記載されているが、後述の説明の都合上、サイドフレームと呼ぶ)を溶着連結した状態の旋回フレーム24を示す斜視図である。図11及び図12に示す旋回フレーム24のセンターフレーム25では、センターフレーム25の前方部は上板25cと、縦板71,72と、底板84とからなる箱型形状部を形成し、この箱型形状部の後端から後方に向かって前記センタービーム25A,25BをI型形状として一体的に形成している。
【0003】
次に図13は、実用新案登録第2561111号公報に記載されている建設機械の一実施例旋回フレーム2の構成を示す全体平面図である。図13に示す旋回フレーム2では、旋回フレーム2中央部の主強度部材であるセンターフレーム6(第2561111号公報ではメインフレーム6と記載されているが、後述の説明の都合上、センターフレームと呼ぶ)の左右の両側方へ、左サイドフレーム4と右サイドフレーム5をそれぞれ張出して設けている。
【0004】
次に図14は、実開昭62−44964号公報に記載されている旋回フレーム1aを示す断面図である。図14に示す旋回フレーム1aでは、底板20上に立設した左右一対の縦板15を前板(実開昭62−44964号公報では連結板と記載されているが、後述の説明の都合上、前板と呼ぶ)3aで固着し、作業アタッチメント21を取付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図11及び図12に示す従来技術の一実施例旋回フレーム24のセンターフレーム25では、センターフレーム25の前方部は上板25cと、縦板71,72と、底板84とからなる箱型形状部を形成しているので、その構造がかなり複雑になるとともに、鋼板部品点数と溶接工数が増大し、製造コストの面でも具合が悪い。またセンターフレーム25の左右側方にサイドフレーム26L,26Rを溶接した後にシリンダ取付用ブラケット27のピン穴28の仕上加工を行うことは殆どできないので、センターフレーム25の製作時に、前記ピン穴28の仕上加工(機械加工)を済ましている。そのために前記センターフレーム25に対するサイドフレーム26L,26Rの溶接を行うとき、前記ピン穴28に溶接による歪変形がおきないように、前記ピン穴28に近接して溶接することができない。そのために前記サイドフレーム26L,26Rの前方へのオーバハングが大きくなり、フレーム強度の不足をおこすことがある。
【0006】
また図13に示す従来技術の一実施例旋回フレーム2では、旋回フレーム2中央部のセンターフレーム6の左右の両側方へ、左サイドフレーム4と右サイドフレーム5をそれぞれ張出すように溶接している。すなわち、左サイドフレーム4の溶着側前方端面部fLを左シリンダ取付用ブラケット39Lの左ブラケット板40Lに、また右サイドフレーム5の溶着側前方端面部fRを右シリンダ取付用ブラケット39Rの右ブラケット板40Rに対して、それぞれ直接的に溶接しているが、その溶接の場合に、前記シリンダ取付用ブラケット39L,39Rの各ピン穴(図示していない)が歪変形をおこさないように、前記ピン穴に近接した溶接箇所では小さい脚長の溶接を行わなければならないので、強度不足となる不具合があった。
【0007】
また図14に示す従来技術の一実施例旋回フレーム1aでは、前板3aを後方へ向けてく字形に屈曲成形して、その前板3aの剛性を上げることにより、一対の縦板15の撓み変形を防止するようにしている。しかし前板3aの屈曲部41から、シリンダ取付用ブラケット42の前板3aに対する溶着側上端部43までの距離L1がかなり長寸であるので、作業アタッチメント21に負荷が作用したときには、前記寸法L1なる部分が変形をおこし、したがって前記縦板15の十分な剛性を確保できなくなる。そのために作業アタッチメント21基部取付部の剛性が低く、この部位の撓みが前記作業アタッチメント21の揺動時間と揺動量に悪影響を及ぼし、オペレータの作業機操作性を悪くしていた。また、シリンダ取付用ブラケットと前板との接合部分が短いので、シリンダ取付用ブラケットの剛性も小さくなり、また溶着側上端部43部分で前板に応力集中が発生するという問題もあった。
【0008】
本発明は、建設機械の旋回フレームの強度、剛性を向上する構成及び製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、底板と、前記底板に立設された一対の縦板と、前記一対の縦板間に前記一対の縦板それぞれに対して平行に取り付けられたブラケット用縦板とを有し、前記一対の縦板間にピンにより前後方向に揺動自在にブームを連結するようにするとともに、前記縦板の前方付近と前記ブラケット用縦板とにより構成されるシリンダ取付用ブラケットに前記ブームを起伏揺動させるためのブームシリンダを枢着するようにしたセンターフレームと、前記センターセクションの側部に連結されるサイドフレームと、を有して構成される建設機械の旋回フレームにおいて、前記センターフレームの縦板の前方付近と前記サイドフレームとの間に、前記センターフレームの縦板の前方付近と底板と前記サイドフレームとを連結するつなぎ板部材を介在させた。
【0010】
本発明によれば、つなぎ板により縦板の倒れ方向への力の作用に対する補強が行え、剛性が強化できる。このつなぎ板を縦板に形成されたシリンダ取付用ブラケット部付近に配置すれば、特にこの部分の撓み変形を防止できる。また、前記つなぎ板部材は所定の幅寸法を有するので、前記つなぎ板部材と前記サイドフレームとが溶接される溶接部から、前記シリンダ取付用ブラケットのピン穴に至るまでの距離は短くとも略前記幅寸法だけは離れている。したがって前記溶接部の溶接加工時に発生する高熱は、前記つなぎ板部材にも伝導されるが、前記シリンダ取付用ブラケット付近でかなり温度低下するので、前記ピン穴が熱影響を受けて、歪んで変形するのを防止することができる。
【0011】
本発明の旋回フレームの製造方法としては、前記つなぎ板部材は、前記底板と前記縦板とに予め溶着し、前記つなぎ板部材に対して前記サイドフレームを溶着するのであるが、前記連結溶着を行う前のセンターフレームには、シリンダ取付用ブラケットのピン穴の仕上加工(機械加工)が行われる前の工程で、前記シリンダ取付用ブラケット付近の側方に前記つなぎ板部材を溶着しておく。そして、前記つなぎ板部材が溶着されている状態のセンターフレームに対して、前記ピン穴の仕上加工を行う。それから後の工程で、前記センターフレームに対して左右のサイドフレームを連結溶着するときには、前記つなぎ板部材と、前記サイドフレームの固定板との対応溶接部を溶接する。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の旋回フレームをそなえた油圧ショベルの一部切開要部側面図である。図において、7は油圧ショベルの下部走行体、8は下部走行体7上に旋回自在に搭載された上部旋回体、9は上部旋回体8の機体フレームである旋回フレーム、10は旋回フレーム9の中央部を構成するセンターフレーム、11はセンターフレーム10の底板、12は底板11上に前後方向に立設された左右一対の縦板、13は一対の縦板12の相対する内面間に連結溶着された前板、14は一対の縦板12の上部の作業アタッチメント(16)基部枢着部、17は作業アタッチメント基部枢着部14における縦板12内面側に溶着されている補強用のボス板、18はセンターフレーム10の下方前部に設けられているシリンダ取付用ブラケット、19は上部旋回体8に搭載されている運転室用のキャブ、22は作業アタッチメント16のブーム、23はブームシリンダ、29は作業アタッチメント基部枢着部14に対してブーム22基部を回動自在に連結しているピン、30はシリンダ取付用ブラケット18に対してブームシリンダ23基部を回動自在に連結しているピンである。
【0015】
図2は、図1における旋回フレーム9を示す要部平面図である。図において、31Lはセンターフレーム10の左側方に溶接連結されている左サイドフレーム、32は左サイドフレーム31Lのキャブ(19)取付部、33Lは左つなぎ板、31Rはセンターフレーム10の右側方に溶接連結されている右サイドフレーム、33Rは右つなぎ板である。図3は、図2におけるセンターフレーム10を示す拡大図である。図において、34は縦板12の内面と前板13の後面とが溶接されているコーナ部に設けられている補強用のリブ板である。図4は、図3のAより見たセンターフレーム10の正面図である。図において、35は作業アタッチメント基部枢着部14に開穿されているピン29(仮想線で示す)挿通用のピン穴、36はシリンダ取付用ブラケット18に開穿されているピン30(仮想線で示す)挿通用のピン穴である。図5は、図4における左つなぎ板33Lを示す斜視図である。図6は、図4における右つなぎ板33Rを示す斜視図である。
【0016】
図7は、図4におけるセンターフレーム10のB−B矢視断面図である。図において、37は後方へ向けてく字形に屈曲形成されている前板13の屈曲部である。図8は、図2のC−C矢視図(断面のハッチングは省略している)であるが、左側のシリンダ取付用ブラケット18の外側面部に溶着されている左つなぎ板33Lと左サイドフレーム31Lとの位置関係を示す図である。図において、38は左サイドフレーム31Lの一固定板である前部右側方板(図2参照)、44は補強用の枠板である。図9は、図2のD−D矢視図であるが、右側のシリンダ取付用ブラケット18の外側面部に溶着されている右つなぎ板33Rと右サイドフレーム31Rとの位置関係を示す図である。図において、45は右サイドフレーム31Rの一固定板である前部左側方板(図2参照)、46は仕切板である。図10は、図7のEより見たリブ板34を示す図である。
【0017】
次に、本実施形態の旋回フレーム9の構成及び作用を図1〜図10について述べる。本実施形態の旋回フレーム9は、底板11と、前記底板11に立設された一対の縦板12と、前記一対の縦板12間に前記一対の縦板12それぞれに対して平行に取り付けられたブラケット用縦板(後述するシリンダ取付用ブラケット18を形成する縦板で符号を付していない)とを有し、前記一対の縦板12間にピン29により前後方向に揺動自在にブーム22を連結するようにするとともに、前記縦板12の前方付近と前記ブラケット用縦板とにより構成されるシリンダ取付用ブラケット18に前記ブーム22を起伏揺動させるためのブームシリンダ23を枢着するようにしたセンターフレーム10と、前記センターフレーム10の側部に連結される左右のサイドフレーム31L,31Rと、を有して構成される建設機械(本実施形態では油圧ショベル)の旋回フレーム9において、前記センターフレーム10の縦板12の前方付近と底板11と前記サイドフレーム31L,31Rを連結する左右のつなぎ板33L,33Rを有するようにした。
【0018】
これによれば、前記センターフレーム10の縦板12の前方付近と底板11に対する前記サイドフレーム31L,31Rの溶接連結には、前記つなぎ板33L,33Rを介在させることができる。すなわち、前記縦板12の前方付近と底板11とに予め溶着された前記つなぎ板33L,33Rに対して、前記サイドフレーム31L,31Rを溶着する。これによれば、つなぎ板33L,33Rが補強リブとして作用し、ブーム22に作用するねじれ方向の力等による縦板12の左右方向への倒れに対する補強となり、センターフレーム10のブーム22の取付剛性が向上でき、オペレータの作業機操作性を向上できる。また、前記つなぎ板33L,33Rはそれぞれ所定の幅寸法W1,W2(図4,図5及び図6に示す)を有するので、前記つなぎ板33L,33Rと前記サイドフレーム31L,31Rとが溶接される溶接部から、前記シリンダ取付用ブラケット18のピン穴36に至るまでの距離は、短くとも略前記幅寸法W1,W2だけはそれぞれ離れている。したがって前記溶接部の溶接加工時に発生する高熱は、前記つなぎ板33L,33Rにも伝導されるが、前記シリンダ取付用ブラケット18付近でかなり温度低下するので、前記ピン穴36が熱影響を受けて、歪んで変形するのを防止することができる。
【0019】
本実施形態の旋回フレーム9の製造方法としては、前記つなぎ板33L,33Rは、前記底板11と前記縦板12とに予め溶着し、前記つなぎ板33L,33Rに対して前記サイドフレーム31L,31Rを溶着するのであるが、前記連結溶着を行う前のセンターフレーム10には、シリンダ取付用ブラケット18のピン穴36の仕上加工(機械加工)が行われる前の工程で、前記シリンダ取付用ブラケット18付近の側方に前記つなぎ板33L,33Rを溶着しておく。そして、前記つなぎ板33L,33Rが溶着されている状態のセンターフレーム10に対して、前記ピン穴36の仕上加工を行う。それから後の工程で前記センターフレーム10に対して左右のサイドフレーム31L,31Rを連結溶着するときには、左つなぎ板33Lと、左サイドフレーム31Lの前部右側方板38(図2及び図8に示す)とを、また右つなぎ板33Rと、右サイドフレーム31Rの前部左側方板45(図2及び図9に示す)とを、それぞれ溶接して、旋回フレーム9を構成する。
【0020】
前記つなぎ板33L,33Rのそれぞれ縦方向の長さl1,l2(図4,図5及び図6に示す)を、前記サイドフレーム31L,31Rのそれぞれデッキ部(符号を付していない)の略高さ寸法h1,h2(図8,図9に示す)に近似した寸法に設定し、前記シリンダ取付用ブラケット18(を形成する縦板12部分)付近に配置した場合では、これにより前記シリンダ取付用ブラケット18に負荷が作用したときには、前記つなぎ板33L,33Rが補強用のリブのはたらきを発揮し、前記シリンダ取付用ブラケット18の倒れ撓みを抑えることができる。
【0021】
なお本実施形態の旋回フレーム9では、つなぎ板部材として、縦長の長方形の板材でつなぎ板33L,33Rを形成しているが、それに限らず、例えば図示していない箱形などのつなぎ板部材を形成することは可能である。
【0022】
更に本実施形態では、前記前板13は、図7に示すように後方に向けて屈曲される屈曲部37を有して形成され、前記シリンダ取付用ブラケット18は、前記底板11と、前記底板11から前記屈曲部37に至る前板13の平面部分(符号イで示す平面部分)に対して溶着されるようにした。
【0023】
これによれば、前記前板13は後方に向けて側面視く字形に形成してあっても、シリンダ取付用ブラケット18(縦板12とは別体に形成されている側)は屈曲部にかからないように取り付けられるので、高精度な曲げ加工精度が要求されず、曲げ加工作業性が良い。前記前板13の厚さtを所要に応じてかなりの厚板に設定可能となり、その厚板の前板13によって溶接連結される前記一対の縦板12の剛性も向上させることができる。しかも前記前板13の下方側の平面部分イと、前記シリンダ取付用ブラケット18の溶着面(符号ロで示す面)とを一平面で作業性良く溶接できるので溶接作業性が良好である。さらに屈曲部37の近傍まで溶着することができるので、溶接長さを最大限とでき、前記前板13と前記シリンダ取付用ブラケット18の強度を向上させることができる。また、シリンダ取付用ブラケット18の上端部での前板13に過度の応力集中が発生しない。
【0024】
なお図7に示すように、底板11上面から屈曲部37までの高さH1に、シリンダ取付用ブラケット18の上方側の応力逃がし部(符号ハで示す部分)の高さH2(底板11上面からの高さ)をできるだけ近付ける(高さ寸法H1とH2との差を最小限の寸法△Hだけ確保する)ことにより、前板13とシリンダ取付用ブラケット18の一体形の剛性を上げることができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1及び2記載の発明によれば、つなぎ板により縦板の倒れ方向への力の作用に対する補強が行え、剛性が向上できる。このつなぎ板を縦板に形成されたシリンダ取付用ブラケット部付近に配置すれば、特にこの部分の撓み変形を防止できる。また、前記つなぎ板部材は所定の幅寸法を有するので、前記つなぎ板部材と前記サイドフレームとが溶接される溶接部から、前記シリンダ取付用ブラケットのピン穴に至るまでの距離は短くとも略前記幅寸法だけは離れている。したがって前記溶接部の溶接加工時に発生する高熱は、前記つなぎ板部材にも伝導されるが、前記シリンダ取付用ブラケット付近でかなり温度低下するので、前記ピン穴が熱影響を受けて、歪んで変形するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の旋回フレームをそなえた油圧ショベルの一部切開要部側面図である。
【図2】図1における旋回フレームを示す要部平面図である。
【図3】図2におけるセンターフレームを示す拡大図である。
【図4】図3のAより見たセンターフレームの正面図である。
【図5】図4における左つなぎ板を示す斜視図である。
【図6】図4における右つなぎ板を示す斜視図である。
【図7】図4におけるセンターフレームのB−B矢視断面図である。
【図8】図2のC−C矢視図である。
【図9】図2のD−D矢視図である。
【図10】図7のEより見たリブ板を示す図である。
【図11】従来技術の一実施例油圧ショベルの上部旋回体における旋回フレームの中央部のセンターフレームを示す平面図である。
【図12】図11に示すセンターフレームの左右の側方側に各サイドフレームを溶着連結した状態の旋回フレームを示す斜視図である。
【図13】従来技術の建設機械の一実施例旋回フレームの構成を示す全体平面図である。
【図14】従来技術の他実施例旋回フレームを示す断面図である。
【符号の説明】
1a,2,9,24 旋回フレーム
3a,13 前板
4,5,26L,26R,31L,31R サイドフレーム
6,10,25 センターフレーム
11,20,84 底板
12,15,71,72 縦板
14 作業アタッチメント基部枢着部
16,21 作業アタッチメント
18,27,39L,39R,42 シリンダ取付用ブラケット
22 ブーム
23 ブームシリンダ
28,35,36 ピン穴
33L,33R つなぎ板(つなぎ板部材)
37,41 屈曲部

Claims (2)

  1. 底板と、前記底板に立設された一対の縦板と、前記一対の縦板間に前記一対の縦板それぞれに対して平行に取り付けられたブラケット用縦板とを有し、前記一対の縦板間にピンにより前後方向に揺動自在にブームを連結するようにするとともに、前記縦板の前方付近と前記ブラケット用縦板とにより構成されるシリンダ取付用ブラケットに前記ブームを起伏揺動させるためのブームシリンダを枢着するようにしたセンターフレームと、前記センターフレームの側部に連結されるサイドフレームと、を有して構成される建設機械の旋回フレームにおいて、前記センターフレームの縦板の前方付近と前記サイドフレームとの間に、前記センターフレームの縦板の前方付近と底板と前記サイドフレームを連結するつなぎ板部材を介在させたことを特徴とする建設機械の旋回フレーム。
  2. 底板と、前記底板に立設された一対の縦板と、前記一対の縦板間に前記一対の縦板それぞれに対して平行に取り付けられたブラケット用縦板とを有し、前記一対の縦板間にピンにより前後方向に揺動自在にブームを連結するようにするとともに、前記縦板の前方付近と前記ブラケット用縦板とにより構成されるシリンダ取付用ブラケットに前記ブームを起伏揺動させるためのブームシリンダを枢着するようにしたセンターフレームと、前記センターフレームの側部に連結されるサイドフレームと、を有して構成される建設機械の旋回フレームの製造方法において、
    前記センターフレームの縦板の前方付近に位置する前記底板と前記縦板とを連結するつなぎ板部材を溶着し、該つなぎ板部材が溶着されたセンターフレームに対してブーム並びにブームシリンダを枢着するピン穴の仕上加工を行い、前記ピン穴の仕上加工後に前記つなぎ板部材に対して前記サイドフレームを溶着するようにしたことを特徴とする建設機械の旋回フレームの製造方法。
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