JP3585139B2 - 磁気共鳴診断装置における流速計算装置 - Google Patents

磁気共鳴診断装置における流速計算装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気共鳴診断装置において、血流速度画像を得る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)C.L.Dumoulin,S.P.Souza,M.F.Walker, and W.Wagle,”Three−Dimensional Phase Contrast Angiography”,Magnetic Resonance in Medicine,Vol.9,pp.139−149(1989).
(2)Y.Machida,N.Ichinose,H.Sugimoto, T.Goro, and J.Hatta,”DualVelocity Sensitive Tetrahedral FlowEncoding MR Angiography”,
Proceedings of Society of Magnetic Resonance in Medicine,eleventh Annual Scientific Meeting,p2810(1992).
(3)M.F.Walker,S.P.Souza, and C.L.Dumoulin,”Quantitative Flow Measurementin Phase Contrast MR Angiography”,Journal of Computer Assisted Tomography,vol.12,no.2,pp304−313(1988).
上記従来技術(1)は、3軸方向にそれぞれ極性の異なる1組のフローエンコードパルスを用い、合計すると6種類の計測で3方向の3次元流速対応信号を取得する6回位相感度計測手法について記されている。
得られる6種類の計測信号を元に、ペアとなる計測信号の差を取って、x,y,z3方向の流速情報を含む3種類の信号を作成し、それを2次元フーリエ変換法により画像再構成して、各方向の流速を反映した3種類の3次元画像データを作り、それら3種類の3次元画像データを元に、流速の大きさを反映した血管(血流)撮影したデータである3次元アンギオデータを得る。
3次元アンギオデータは、各スライスの画像を観測したり、投影処理を行って投影画像を作成したりするのに用いられる。投影方法は各種あり、積分投影(integrated projection)や最大値投影(maximum pixel projecton 一般には、Maximum Intensity projection(MIP))などがあると記述されている。
【0003】
なお、上記文献(1)のFig.2では、流速感度を持った信号データが3種類しか記載されいないが、実際は、1方向の流速感度を持った信号データは、その方向に+のフローエンコードパルスを印加して得られた信号データと−のフローエンコードパルスを印加して得られた信号データの差信号として作られたものである。
従って、上記文献(1)のフローエンコードパルスの印加の仕方からすると、1軸の流速感度信号データを得るのに2通り、3軸で、合計6通りの信号計測を行っており、6回位相感度計測手法と呼ぶことにする。
なお、6回とか4回とかの複数の位相感度を持たせた撮影を行う手法のことを総称して複数位相感度計測方法という。
【0004】
上記従来技術(2)は、4種類のフローエンコードパルスパターンで計測し、各々画像再構成した後、近似的に流速に比例した値を計算する4回位相感度計測方法の一種であるテトラ計測型の計測方法について述べている。
テトラ型の4回の位相感度計測でも、上記(1)の6回計測手法と同様に、流速の大きさを反映した3次元アンギオデータが得られる事を示している。
【0005】
上記従来技術(3)は、フローエンコードパルスパターンを変えた複数の測定データを画像再構成し、その位相情報を用いて流速を求める方法について、記載している。
各測定データの位相を評価して流速を求めるもので、速度一定で断面で流速分布がない流れの場合正確に流速を求めることができる。
断面で流速分布のある場合についても、詳しい解析がなされており、平均流速を求める補正式が導かれている。
また、速度が一定でない非定常流についても解析がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術(1)は、フローエンコードが正の時のデータと負の時のデータの複素差分を取って得られた3次元アンギオデータを作っており、データ値は流速に依存するが磁化の励起状態などにも依存し、流速を定量的に求めたデータではない。
上記従来技術(2)も、(1)と同様に流速に依存したアンギオデータを得ることができるが、流速を定量的に得たものではない。
上記従来技術(3)は、位相を評価して流速を求めているが、一つ一つの測定データについて位相を評価しているので、折り返し誤差が大きくなる。
折り返し誤差とは、位相の評価範囲が−πラジアンからπラジアンで、その範囲を越えた位相を持つ場合、折り返して2πラジアンの整数倍だけ加算するか減算して−πラジアンからπラジアンの間に入る値が測定値となることで、大きな測定誤差が生じる。
特に静磁場不均一のために位相のオフセットが加わると、ちょっとした流速による位相変化で折り返しを生じるために静磁場不均一によるオフセットを除去する処理が必要になる。
【0007】
図3は、上記従来技術(2)の測定を行った場合に、上記従来技術(3)のように各測定データの位相を別個に評価する方法で計算する場合について示したものである。
各測定データの位相を別個に評価する方法では、静磁場不均一によるオフセットを除去する処理が必要なため、低域を通過する画像フィルタ300で静磁場不均一の位相推定画像310を作り、静磁場不均一を補正する方法を取っている。
【0008】
各計測信号を画像再構成してできた測定画像は、101〜104までの4種類であり、図中のカッコ内に、位相を持つ原因を、(静磁場不均一,X方向流速感度測定,Y方向流速感度測定,Z方向流速感度測定)の順番に符号で示した。
例えば、(+,−,+,+)は、静磁場による位相付与が+θhあり、x方向流速による位相付与が−θxあり、y方向が+θy、z方向が+θzであることを示す。
ただし、θhは、静磁場による位相付与で場所毎に異なった値を持ち、各測定で同一値を持つ。
θxは、x方向の流速に比例した値を持ち、符号は、各測定のフローエンコードパルスの与え方で決まる。
θy、θzの符号も同様に各測定のフローエンコードパルスの与え方で決まる。
ここで、各々の測定画像101〜104は、大きさと方向を持つベクトルが画像上の各点で与えられたベクトル画像で、上記位相は、ベクトルの方向を表わすための所定の軸方向とベクトルとのなす角度である。
【0009】
一つの測定画像101について低域を通過する画像フィルタ300の処理を行い、静磁場不均一の位相推定画像310を作る。位相推定画像310は、正確ではないが静磁場歪を大まかに捉えたベクトル画像である。
次ぎに、位相推定画像310の位相だけ位相を引く演算を各々の画像に施し、位相補正をした各補正画像301〜304を作る。
各補正画像301〜304は、静磁場による位相付与がおよそ取れたベクトル画像であり、図では補正しきれなかった位相付与をdとして示した。
次ぎに各補正画像301〜304の位相を評価して位相像311〜314を作る。
【0010】
X方向の流速画像を作りたい場合には、位相像311と312の和と、位相像313と314の和を作り、両者の差を取って所定の係数を掛けるとX方向の流速が求まる。
同様にY方向、Z方向の流速画像が得られ、流速の大きさを表わした画像が得られる。
しかしながら、以上の図3の方法では、低域を通過する画像フィルタ300を用いた位相補正の演算時間がかかる上に、位相補正しても、x、y、z3つの流速に依存した位相を持つことから、結局一つの画像から直接位相を評価したことで折り返し誤差が大きくなるという問題点がある。
【0011】
本発明の目的は、流速を求める演算を位相補正することなく簡単に行うことにある。
本発明の他の目的は、折り返し誤差を少なくすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、
静磁場、傾斜磁場、高周波磁場の発生手段と、検査対象物からの磁気共鳴信号を計測する検出手段と、検出された信号に各種演算を行う処理手段と、上記各手段の実行を制御する制御手段を有する磁気共鳴診断装置において、
フローエンコードパルスの組合せを変えて撮影する複数位相感度計測方法を用いて複数の信号データを取得し、前記複数の信号データを各々画像再構成して強度と位相を持ったベクトル画像を各々求め、前記各ベクトル画像から所定のペアとなる画像を選び、両画像の対応する点のベクトルどうしがなす角度を求める演算を各点について行って角度画像を求め、前記角度画像を求める計算を所定の種類の画像ペアについて各々行って複数の角度画像を求め、
前記角度画像から流速に対応した数値が得られる演算を行うようにしている。
また、前記複数位相感度計測方法として、4種類のフローエンコードパルスの組合せを用いて測定する4回位相感度計測方法を用いるようにしている。
また、前記4回位相感度計測方法としてテトラ計測型の計測方法を用いるようにしている。
さらに、フローエンコードの大きさ等に依存した流速と位相の対応係数をaとし、
ベクトル画像AとBについて各点の両ベクトルの角度を求めた角度画像をφ(A,B)とし、
(−,−,−)のフローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をG1、同様にして(−,+,+)、(+,−,+)、(+,+,−)の各フローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をそれぞれG2、G3、G4(ただし、括弧内は、X軸のフローエンコードパタン,Y軸のフローエンコードパタン,Z軸のフローエンコードパタンを表わし、+は正のフローエンコード、−は負のフローエンコードを意味する)とし、
流速画像の計算を
X方向の流速画像 Vx=a*(φ(G1,G3)+φ(G2,G4))/4
Y方向の流速画像 Vy=a*(φ(G1,G2)+φ(G3,G4))/4
Z方向の流速画像 Vz=a*(φ(G1,G3)−φ(G2,G4))/4
流速の絶対値画像 V =√(Vx*Vx+Vy*Vy+Vz*Vz)
として計算するようにしている。
さらに、流速画像の計算を
X方向の流速画像 Vx=a*(φ(G1,G3)+φ(G2,G4)+φ(G1,G4)+φ(G2,G3))/8
Y方向の流速画像 Vy=a*(φ(G1,G2)+φ(G3,G4)+φ(G1,G4)−φ(G2,G3))/8
Z方向の流速画像 Vz=a*(φ(G1,G3)−φ(G2,G4)+φ(G1,G2)−φ(G3,G4))/8
流速の絶対値画像 V =√(Vx*Vx+Vy*Vy+Vz*Vz)
として計算するようにしている。
また、静磁場、傾斜磁場、高周波磁場の発生手段と、検査対象物からの磁気共鳴信号を計測する検出手段と、検出された信号に各種演算を行う処理手段と、前記各手段の実行を制御する制御手段を有する磁気共鳴診断装置において、
フローエンコードパルスの組合せを変えて撮影する複数位相感度計測方法テトラ計測型の4回位相感度計測方法を用いて4種類の信号データを取得し、
前記4種類の信号データを各々画像再構成して強度と位相を持ったベクトル画像を各々求め、前記各ベクトル画像から所定の画像を選び、両画像の対応する点のベクトルどうしベクトル和を取った和画像を複数作成し、前記各和画像から所定のペアとなる和画像を選び、両和画像の対応する点のベクトルどうしがなす角度を求める演算を各点について行って角度画像を求め、前記角度画像から流速に対応した数値が得られる演算を行うようにしている。
さらに、流速画像の計算を
X方向の流速画像 Vx=a*φ(G1+G2,G3+G4)/2
Y方向の流速画像 Vy=a*φ(G1+G3,G2+G4)/2
Z方向の流速画像 Vz=a*φ(G1+G4,G2+G3)/2
流速の絶対値画像 V =√(Vx*Vx+Vy*Vy+Vz*Vz)
として計算するようにしている。
【0013】
【実施例】
本発明は、磁気共鳴診断装置を用いて流速を求める計算装置についての発明である。
以下本発明の実施例を(1)節から(4)節に分けて説明する。
(1)節では本発明を実施する磁気共鳴診断装置の構成について説明する。
(2)節では本発明の手順の全体の概要を示す。
(3)節では本発明に用いる撮影の仕方である複数流速感度計測手法について説明し、最後に、(4)節で、撮影方法を具体的に決めた場合の具体的な計算方法について記す。
【0014】
(1)構成
図2に本発明を実施する磁気共鳴診断装置のブロック構成図を示す。以下、簡単に説明する。
図2の磁気共鳴診断装置は、静磁場発生装置202、傾斜磁場発生装置203、高周波磁場発生装置204、受信装置205、シーケンス制御装置206、処理装置207、表示装置208からなる。
静磁場発生装置202は、強度の強い均一な磁場を作り、検査対象物201に磁化を発生させる。
傾斜磁場発生装置203は、x、y、z3方向の傾斜磁場発生装置を持ち、それぞれ独立に動作でき、上記各方向の傾斜磁場の印加時期と印加強度の設定で、任意の時刻に任意の強度と方向を持った傾斜磁場を発生できる。
傾斜磁場を印加すると傾斜磁場方向の位置に応じて磁場強度が変わり、それに伴って検査対象物201の磁化のラーマー周波数が変わり、検査対象物201に位置の区別がつく。
高周波磁場発生装置204は、所望の高周波磁場を発生でき、必要に応じ検査対象物201の磁化を共鳴励起して、共鳴条件を満足した磁化のみ電磁波を出す状態にする。
傾斜磁場と高周波磁場の組合せで、共鳴条件を満足したスライス領域のみから電磁波を発生させ、そのスライス領域の画像化を可能にすることができる。
【0015】
受信装置205は、検査対象物201の磁化が共鳴励起して発生する電磁波を計測し、信号データとして処理装置207に渡す。
処理装置207は、信号データを保存したり、信号データを画像再構成して画像データを作る。画像再構成はフーリエ変換法により行われる。他の方法を用いることもできるが、実際には、ほとんどフーリエ変換法が用いられている。表示装置208は、画像データを表示する。
シーケンス制御装置206は、傾斜磁場発生装置203、高周波磁場発生装置204、受信装置205、処理装置207、表示装置208の動作の制御を行う。
シーケンス制御装置206は、通常の計算機の機能を有し、各機器を動作させる指令を送るプログラムと、プログラムが参照する各機器の動作状態を記述したデータを持つ。
また、処理装置207は、演算を高速に行う専用ハードからなり、データ処理の演算は、専用ハード固有のプログラム言語で記述したプログラムを作成して実行することにより行われる。処理装置207は、その機能から、通常の計算機を用いることもできる。
以上、本発明における磁気共鳴診断装置の構成について述べた。
【0016】
(2)手順概要
本発明の全体の手順の概要を、以下説明する。
はじめに、上記磁気共鳴診断装置を用い、複数位相感度計測方法を用いて撮影し、複数の信号データを得る。
撮影動作は、複数位相感度計測方法に基づいた撮影シーケンスのプログラムとデータ値をシーケンス制御装置206に渡して起動することによって行われる。
得られた各信号データは、処理装置207に渡りそこで画像再構成され、さらにペアとなる画像(各々でベクトル値を持つ)どうしの角度差を評価する演算を基本とした流速を得る演算が施され、流速画像や流速値などを得て、表示装置208で表示される。
複数位相感度計測方法と流速計算の具体的説明は後述する。
【0017】
(3)複数位相感度計測方法
図4にフローエンコードパルスと呼ばれる、流れのある部位に位相を持たせる傾斜磁場の印加パタンを示した。
正方向フローエンコードパルス401を印加すると、得られた画像の位相は、そのフローエンコードパルスを印加した傾斜磁場の方向の流速値に比例した正の位相を持つようになる。
負方向フローエンコードパルス402を印加すると、得られた画像の位相は、同様にそのフローエンコードパルスを印加した傾斜磁場の方向の流速値に比例した負の位相を持つようになる。
フローエンコードパルスなし403では、得られた画像の位相は速度に応じた変化をしない。
【0018】
図5に複数位相感度計測手法の一般的なパルスシーケンス図を示した。
図の横軸が時間で縦軸は各機器の動作状態を表わす。
高周波磁場501は高周波磁場発生装置202が発生し、X方向傾斜磁場502、Y方向傾斜磁場503、Z方向傾斜磁場504は傾斜磁場発生装置203が発生する。なお、静磁場は当然発生されているが、図示は省略した。
受信ゲート505は、シーケンス制御装置206が受信装置205に向けて発行し、ゲートオン(図の上側が立っている部位)の状態で受信する。
α度パルス511は、撮影スライス内の磁化をα度励起する。
αは、任意に選べるが、3次元撮影の場合20度から30度程度がよく用いられる。
Z方向エンコード513、Y方向エンコード512は、毎回強度の組合せが少しづつ変る傾斜磁場である。
【0019】
フローエンコードパルス挿入部514は、この間の部分でX、Y、Z、3軸についてそれぞれ独立して図4に示した3つのパルスパタンのうちのいづれか一つを選んで印加する。
具体的にどのようなパルスパタンを選ぶかは各種あり、後に(4−1)〜(4−2)節で2種類について説明する。
【0020】
エコー中心515は、エコー信号の中心が出る時間であり、図7の場合、受信ゲート505のオン時間の左はしにエコー中心515が位置する。
このようにエコー中心515が受信ゲート505の中心にない非対称な計測を行うことを非対称計測と呼ぶ。
対称な計測の場合、画像再構成は、フーリエ変換法で行うことができるが、非対称計測の場合、データの未計測部分に0を詰めてフーリエ変換法で画像再構成を行うか、ハーフフーリエ法で画像再構成を行う。
流速感度を持たせた測定の場合、通常は0を詰めたフーリエ変換法が用いられる。
なお、ハーフフーリエ法については、以下の文献に記されている。
(文献4)K.Sano,K.Suzuki,T.Yokoyama, andH.Koizumi,”Image Reconstruction from Half of the Data Using a Phase Map”,Proceedings of Society of MagneticResonance in Medicine,sixth Annual Scientific Meeting,p809(1987).
以上、複数位相感度計測方法では、フローエンコード挿入部514にどのようなフローエンコードパタンを入れるかによって具体的な測定種別があり、それに応じて流速を求める具体的な計算方法も異なる。それについては次節で述べる。
【0021】
(4)複数位相計測方法の具体的測定種別と流速計算方法
複数位相計測方法の具体的種別2種とその流速計算方法について(4−1)節と(4−2)節に2種類述べ、(4−3)節で2つのベクトルの角度を求める演算方法について記す。
【0022】
(4−1)6回位相感度計測法
以下、複数位相計測方法として上記従来技術(1)の文献にある6回の位相感度計算で測定した場合の流速を求める演算方法について、具体的に記す。
なお、上記従来技術(1)の文献の図では、データが3つしかないかのように描かれているが、文献の図では2つのペアとなるデータの差データを記しているためで、実際には6個の基となる信号データが得られる。
以下、図5のフローエンコード挿入部514に入れるパルスパタンとして、正のフローエンコードパルス401を使う場合を+で表わし、負のフローエンコードパルス402を使う場合を−で表わし、フローエンコードパルスなし403を使う場合を0で表わし、(X,Y,Z)各軸に挿入するフローエンコードパタンを上記記号で表現することにする。
【0023】
6回位相感度計測法では、1回目の計測で(+,0,0)、2回目の計測で(−,0,0)、3回目に(0,+,0)、4回目に(0,−,0)、5回目に(0,0,+)、6回目に(0,0,−)の計測を行う。
各計測によって得られる複素数の3次元信号データをS〜Sで表わし、それを複素フーリエ変換して得られる3次元画像データをG〜Gとする。
画像データは、複素数のデータで、実軸と虚軸で直行座標を組むと、複素データは、ベクトルデータと見做すことができる。
ここで、フーリエ変換をF(・)で表わし、2つのベクトル画像の各点で、両ベクトルの角度と求める演算をφ(・,・)で表わし(これにより角度画像(角度差画像)が求められる)、各軸の流速画像Vx、Vy、Vzを求める方法を以下に示す。
Gi = F(Si) (ただし、1≦i≦6) …………………(数1)
Vx = α・φ(G,G)/2 …………………………………………(数2)
ただし、αは、フローエンコードによって決まる流速と位相の関係を表わす係数であり、フローエンコードの2つの山のそれぞれの時間間隔がT(sec)で、高さが+−G(Gauss/cm)、2つの山の中間点どうしの時間間隔をU(sec)とすると、以下が成り立つ。
α = 1/(γ・G・T・U) …………………………………………(数3)
ただし、γは磁気回転比で水素原子の場合4258回転/(gauss・sec)である。
位相をラジアンで表わす場合は、2π・4258ラジアン/(gauss・sec)となる。
同様に、
Vy = α・φ(G,G)/2 …………………………………………(数4)
Vz = α・φ(G,G)/2 …………………………………………(数5)
各流速画像Vx、Vy、Vzから流速の絶対値画像Vを求める演算式は、以下である。
V = √(Vx*Vx+Vy*Vy+Vz*Vz) ………………………………(数6)
なお、数2、数4、数5、数6の演算は、画像上の各点のデータについてそれぞれ行うものとする。
【0024】
(4−2)4回位相感度計測法
上記従来例の項の文献(2)で示した方法でデータ計測した場合について、データ計測方法と、流速計算方法を示す。
なお、ここでは、4回の計測を行って4種類のデータを得る方法を4回位相感度計測法と呼ぶが、そのうち、文献(2)に記載の4回位相感度計測法をテトラ計測型の計測方法と呼ぶことにする。
テトラ計測型では、X,Y,Zのフローエンコードパルスの印加パタンを、(−,−,−)、(−,+,+)、(+,−,+)、(+,+,−)とし、4回の計測を行う。
なお、静磁場不均一の位相付与の符号も合わせ記載すれば、(+,−,−,−)、(+,−,+,+)、(+,+,−,+)、(+,+,+,−)となる。
【0025】
図1はX軸方向の流速を計算する際の演算の流れを示した流れ図である。
4回の測定の結果得られた測定画像101〜104(記号G〜Gとする)について、それぞれ対応したペア画像どうしの各点で、それぞれの2つのベクトルのなす角度を求める角度計算演算110を行い、位相像111と112を作る。
これらの位相像の和を取ると、X方向の流速に比例した値を得ることができ、所定の係数を掛けて流速画像120が得られる。なお、図中の括弧内の符号は、(静磁場の影響による位相回転、X方向流速による位相回転、Y方向流速による位相回転、Z方向流速による位相回転)の順に位相回転の状態を符号で示し、0はその部位の位相回転がないデータが得られたことを示す。
【0026】
以上の事を以下、式で表わす。
得られる3次元計測信号をS〜Sとし、2つのベクトルのなす角度を求める演算をφ(・,・)とし(これにより角度画像(角度差画像)が求められる)、αは上記(4−1)の場合と同じ値を持つ係数とする。
Vx = α・( φ(G,G)+φ(G,G) )/4 …………………(数7)
同様に、Vy、Vzの求める演算を示す。
Vy = α・( φ(G,G)+φ(G,G) )/4 …………………(数8)
Vz = α・( φ(G,G)−φ(G,G) )/4 …………………(数9)
また、Vx、Vy、Vzは、数7〜数9までの式の他にもう一通りの方法がある。
それぞれVx’、Vy’、Vz’として以下記すと、
Vx’ = α・( φ(G,G)+φ(G,G) )/4 …………………(数10)
Vy’ = α・( φ(G,G)−φ(G,G) )/4 …………………(数11)
Vz’ = α・( φ(G,G)−φ(G,G) )/4 …………………(数12)
以上の他に、VxとVx’の平均、VyとVy’の平均、VzとVz’の平均を各流速とすることもできる。それぞれ、Vx”、Vy”、Vz”として以下記す。
Figure 0003585139
また、数6と同様にVx’、Vy’、Vz’から流速像Vを求めたり、Vx”、Vy”、Vz”から流速像Vを求めることもできる。
【0027】
その他にも、以下のように、所定の和画像を作成してからペアとなる和画像の対応する点のベクトルどうしがなす角度を求める演算を行って角度画像を求め、流速に対応した値を計算することもできる。以下、同様の記号を用い、各方向の流速をVx’”、Vy’”、Vz’”として数式で表わす。
Vx’” = α・φ(G+G,G+G)/2 ………………………………(数16)
Vy’” = α・φ(G+G,G+G)/2 ………………………………(数17)
Vz’” = α・φ(G+G,G+G)/2 ………………………………(数18)
同様に、Vx’”、Vy’”、Vz’”から流速像Vを求めることができる。
なお、上記係数αは、流速と位相の関係を表わす係数であったが、例えば数16の場合、角度画像φ(G+G,G+G)からX方向流速画像Vx’”を求める際の演算係数がα/2であると言うことができる。
以上のようにして、各軸方向の流速画像や、流速の大きさを表わした流速画像を得ることができる。
【0028】
なお、扱うデータが3次元データの場合は、表示するために一度2次元に投影する必要がある。
投影方法は各種あるが、投影視線上の各方向の流速の絶対値が最大となる点の流速を投影したり、アンギオ用の複素差分の演算を基にしたアンギオデータを作り、投影視線上のアンギオデータが最大値となる点の流速を投影して表示したりすることもできる。
また、指定した画像上の流速値を表示したり、指定した場所の流速の方向を矢印で示したり、流速の大きさと方向を表わすベクトルを表示したりすることもできる。
【0029】
(4−3)2つのベクトルのなす角度を求める演算
2つのベクトルのなす角度を求める演算φ(・,・)の一例を示す。ベクトルaとベクトルbのなす角度を求める演算は、以下で行うことができる。
φ(a,b)=atan2(a×b,a・b) ………………………(数19)
なお、a×bは、ベクトルaとベクトルbの外積を表わし、a・bはベクトルaとベクトルbの内積を表わす。
また、atan2(y,x)は、原点から点(x,y)に向かう線分がX軸になす角度を求める演算である。フォートランやC言語では、標準関数として用意されている。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、流速を求める演算を位相補正せずに簡単にすることができ、また、折り返し誤差も各計測画像毎に位相を評価する方法より少なくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流速計算方法におけるX軸方向の流速を計算する際の演算の流れを示した流れ図である。
【図2】磁気共鳴診断装置の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の各計測画像毎に位相を評価する方法を用いた場合の計算方法を示した図である。
【図4】フローエンコードパルスパタンを表す図である。
【図5】複数位相感度計測手法の一般的なパルスシーケンス図である。
【符号の説明】
201 検査対象
202 静磁場発生装置
203 傾斜磁場発生装置
204 高周波磁場発生装置
205 受信装置
206 シーケンス制御装置
207 処理装置
208 表示装置

Claims (7)

  1. 静磁場、傾斜磁場、高周波磁場の発生手段と、検査対象物からの磁気共鳴信号を計測する検出手段と、検出された信号に各種演算を行う処理手段と、上記各手段の実行を制御する制御手段を有する磁気共鳴診断装置において、
    フローエンコードパルスの組合せを変えて撮影する複数位相感度計測方法を用いて複数の信号データを取得する手段と、
    前記複数の信号データを各々画像再構成して強度と位相を持ったベクトル画像を各々求める手段と、
    前記各ベクトル画像から所定のペアとなる画像を選び、両画像の対応する点のベクトルどうしがなす角度を求める演算を各点について行って角度画像を求める手段と、
    前記角度画像を求める計算を所定の種類の画像ペアについて各々行って複数の角度画像を求める手段と、
    前記角度画像から流速に対応した数値が得られる演算を行う手段を有することを特徴とした流速計算装置
  2. 請求項1記載の流速計算装置において、
    前記複数位相感度計測方法として、4種類のフローエンコードパルスの組合せを用いて測定する4回位相感度計測方法を用いることを特徴とした流速計算装置
  3. 請求項2記載の流速計算装置において、
    前記4回位相感度計測方法としてテトラ計測型の計測方法を用いることを特徴とした流速計算装置
  4. 請求項3記載の流速計算装置において、
    フローエンコードの大きさ等に依存した流速と位相の対応係数をaとし、
    ベクトル画像AとBについて各点の両ベクトルの角度を求めた角度画像を
    φ(A,B)とし、
    (−,−,−)のフローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をG1、同様にして(−,+,+)、(+,−,+)、(+,+,−)の各フローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をそれぞれG2、G3、G4(ただし、括弧内は、X軸のフローエンコードパタン,Y軸のフローエンコードパタン,Z軸のフローエンコードパタンを表わし、+は正のフローエンコード、−は負のフローエンコードを意味する)とし、
    流速画像の計算を
    X方向の流速画像 Vx=a*(φ(G1,G3)+φ(G2,G4))/4
    Y方向の流速画像 Vy=a*(φ(G1,G2)+φ(G3,G4))/4
    Z方向の流速画像 Vz=a*(φ(G1,G3)−φ(G2,G4))/4
    流速の絶対値画像 V =√(Vx*Vx+Vy*Vy+Vz*Vz)
    として計算する手段を有することを特徴とする流速計算装置
  5. 請求項3記載の流速計算装置において、
    フローエンコードの大きさ等に依存した流速と位相の対応係数をaとし、
    ベクトル画像AとBについて各点の両ベクトルの角度を求めた角度画像を
    φ(A,B)とし、
    (−,−,−)のフローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をG1、同様にして(−,+,+)、(+,−,+)、(+,+,−)の各フローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をそれぞれG2、G3、G4(ただし、括弧内は、X軸のフローエンコードパタン,Y軸のフローエンコードパタン,Z軸のフローエンコードパタンを表わし、+は正のフローエンコード、−は負のフローエンコードを意味する)とし、
    流速画像の計算を
    Figure 0003585139
    として計算する手段を有することを特徴とする流速計算装置
  6. 静磁場、傾斜磁場、高周波磁場の発生手段と、検査対象物からの磁気共鳴信号を計測する検出手段と、検出された信号に各種演算を行う処理手段と、前記各手段の実行を制御する制御手段を有する磁気共鳴診断装置において、
    フローエンコードパルスの組合せを変えて撮影する複数位相感度計測方法テトラ計測型の4回位相感度計測方法を用いて4種類の信号データを取得する手段と、
    前記4種類の信号データを各々画像再構成して強度と位相を持ったベクトル画像を各々求める手段と、
    前記各ベクトル画像から所定の画像を選び、両画像の対応する点のベクトルどうしベクトル和を取った和画像を複数作成する手段と、
    前記各和画像から所定のペアとなる和画像を選び、両和画像の対応する点のベクトルどうしがなす角度を求める演算を各点について行って角度画像を求める手段と、
    前記角度画像から流速に対応した数値が得られる演算を行う手段を有することを特徴とした流速計算装置
  7. 請求項6記載の流速計算装置において、
    フローエンコードの大きさ等に依存した流速と位相の対応係数をaとし、
    ベクトル画像AとBについて各点の両ベクトルの角度を求めた角度画像を
    φ(A,B)とし、
    (−,−,−)のフローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をG1、同様にして(−,+,+)、(+,−,+)、(+,+,−)の各フローエンコードパルスの組合せを持った計測を行って得られた信号を画像再構成して得たベクトル画像をそれぞれG2、G3、G4(ただし、括弧内は、X軸のフローエンコードパタン,Y軸のフローエンコードパタン,Z軸のフローエンコードパタンを表わし、+は正のフローエンコード、−は負のフローエンコードを意味する)とし、
    流速画像の計算を
    X方向の流速画像 Vx=a*φ(G1+G2,G3+G4)/2
    Y方向の流速画像 Vy=a*φ(G1+G3,G2+G4)/2
    Z方向の流速画像 Vz=a*φ(G1+G4,G2+G3)/2
    流速の絶対値画像 V =√(Vx*Vx+Vy*Vy+Vz*Vz)
    として計算する手段を有することを特徴とする流速計算装置
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