JP3584963B2 - 舗装道路用ドレン - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、消音舗装、及び、排水性舗装道路下の導水管(排水管)として使用するものである。
【0002】
【従来の技術】
舗装道路排水用ドレンには金属ドレンと樹脂ドレンとがある。金属ドレンは、鋼線をコイル状にしたものとスパイラル状の鋼線に樹脂繊維を巻き付けたものがある。樹脂ドレンは、樹脂繊維を編んだものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
金属ドレンは、金属が錆びるという問題があり、補修工事で道路の舗装を掘り返す時、金属ドレンがコイル状であるため、鋼線の弾性によって掘削機に巻き付いて掘削機を壊す場合がある。また、金属は、舗装材とは異質の材料であるため、舗装の廃材の再利用ができず産業廃棄物となり公害問題になっていた。
繊維状の樹脂ドレンは、耐圧強度や柔軟性に劣り、特に端末がほぐれて弱くなるという欠点を有していた。
本発明は、錆を発生することなく、舗装の改修時に掘削機に巻き付いたり、舗装廃材が再利用不能となったりするのを防止すると共に、ドレンの耐圧強度不足、特に切断面の脆弱性や、舗装道路との設置性・自在性不足をカバーし、金属の耐圧強度と樹脂のリサイクル性を兼ね備えた合成樹脂製舗装道路用ドレンを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
合成樹脂線をピッタリと接着結合したものをコイル状に形成したものであり、強度と接地面との安定性を増大させたものである。また、合成樹脂はポリエステル製とした。
【0005】
【実施例】
図1〜図3に示すように、断面円形のポリエステルの合成樹脂線1をピッタリとあわせて接着部分2で接着結合し、これをコイル状に形成してコイルダクト3としたものである。従来の合成樹脂線1本からなる舗装道路用ドレンに比較し、強度が約4倍となることが判明した。
更に大きな強度を必要とする場合には、合成樹脂線を3本以上接着結合してコイル状に形成したり、板状に形成する。
【0006】
【発明の効果】
このようにして形成した舗装道路用コイルドレンは、強度が従来のものに比較して大きく、また、設置安定性が大きいため、舗装の施工時及び改修工事時の作業性の向上がなされる。
本発明の舗装道路用ドレンは、アスファルト舗装材と同原料の石油製品であり、舗装の改修工事の際は舗装材と混合したまま一緒に再生処理ができるため、公害防止を図ることができる。
以上、ドレンの製造コスト及び舗装時の施工コストを総合すると、従来品より相当なコスト低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドレンの実施例の正面図。
【図2】本発明のドレンの実施例の長手方向断面図。
【図3】本発明のドレンの実施例の横断面図。
【符号の説明】
1 合成樹脂線
2 接着部分
3 コイルダクト
【発明の属する技術分野】
この発明は、消音舗装、及び、排水性舗装道路下の導水管(排水管)として使用するものである。
【0002】
【従来の技術】
舗装道路排水用ドレンには金属ドレンと樹脂ドレンとがある。金属ドレンは、鋼線をコイル状にしたものとスパイラル状の鋼線に樹脂繊維を巻き付けたものがある。樹脂ドレンは、樹脂繊維を編んだものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
金属ドレンは、金属が錆びるという問題があり、補修工事で道路の舗装を掘り返す時、金属ドレンがコイル状であるため、鋼線の弾性によって掘削機に巻き付いて掘削機を壊す場合がある。また、金属は、舗装材とは異質の材料であるため、舗装の廃材の再利用ができず産業廃棄物となり公害問題になっていた。
繊維状の樹脂ドレンは、耐圧強度や柔軟性に劣り、特に端末がほぐれて弱くなるという欠点を有していた。
本発明は、錆を発生することなく、舗装の改修時に掘削機に巻き付いたり、舗装廃材が再利用不能となったりするのを防止すると共に、ドレンの耐圧強度不足、特に切断面の脆弱性や、舗装道路との設置性・自在性不足をカバーし、金属の耐圧強度と樹脂のリサイクル性を兼ね備えた合成樹脂製舗装道路用ドレンを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
合成樹脂線をピッタリと接着結合したものをコイル状に形成したものであり、強度と接地面との安定性を増大させたものである。また、合成樹脂はポリエステル製とした。
【0005】
【実施例】
図1〜図3に示すように、断面円形のポリエステルの合成樹脂線1をピッタリとあわせて接着部分2で接着結合し、これをコイル状に形成してコイルダクト3としたものである。従来の合成樹脂線1本からなる舗装道路用ドレンに比較し、強度が約4倍となることが判明した。
更に大きな強度を必要とする場合には、合成樹脂線を3本以上接着結合してコイル状に形成したり、板状に形成する。
【0006】
【発明の効果】
このようにして形成した舗装道路用コイルドレンは、強度が従来のものに比較して大きく、また、設置安定性が大きいため、舗装の施工時及び改修工事時の作業性の向上がなされる。
本発明の舗装道路用ドレンは、アスファルト舗装材と同原料の石油製品であり、舗装の改修工事の際は舗装材と混合したまま一緒に再生処理ができるため、公害防止を図ることができる。
以上、ドレンの製造コスト及び舗装時の施工コストを総合すると、従来品より相当なコスト低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドレンの実施例の正面図。
【図2】本発明のドレンの実施例の長手方向断面図。
【図3】本発明のドレンの実施例の横断面図。
【符号の説明】
1 合成樹脂線
2 接着部分
3 コイルダクト
Claims (2)
- 2本の合成樹脂線を横にダブルに接着結合したものをコイル状に形成した舗装道路用ドレン。
- 請求項1において、合成樹脂がポリエステルである舗装道路用ドレン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20215799A JP3584963B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 舗装道路用ドレン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20215799A JP3584963B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 舗装道路用ドレン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000352002A JP2000352002A (ja) | 2000-12-19 |
JP3584963B2 true JP3584963B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=16452912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20215799A Expired - Fee Related JP3584963B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 舗装道路用ドレン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3584963B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112030641B (zh) * | 2020-09-02 | 2021-09-17 | 刘�英 | 桥头公路路基结构 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP20215799A patent/JP3584963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000352002A (ja) | 2000-12-19 |
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