JP3584541B2 - Steam hair setter - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば癖毛をストレートにするためのスチームヘアーセッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、女性が持っている髪に関する悩みの1つとして、個々の髪質により髪が特有の曲がった形状をしているといった、癖毛の毛髪がある。このような癖毛は、パーマ等で付けたウェーブとは異なり、生まれながらの髪質であり、矯正することが難しい。
【0003】
そこで、癖毛をストレートにする器具としては、熱板により毛髪を挟み込むヘアーアイロンが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のヘアーアイロンは、熱板の面により毛髪の癖を矯正するものであるから、熱板の面と同一方向にある癖、曲がり等をとることができず、しかも、従来のような毛髪の挟み込み方式では、頂頭部の癖を取ることもできない。また癖毛の女性は、2本のブラシで毛髪を挟んだ状態で櫛通しをするといった方法で癖直しをしている人もいるが、この場合もブラシの直立方向と同一方向にある癖を取ることは困難であり、ストレートの状態を持続させる効果も少ない。
【0005】
また、癖毛は水分を保給すると水分により毛髪が軟らかくなり、伸びる傾向がある。そこで、スチーム等を毛髪に与えて癖毛を伸ばす方法が有効であるが、自然乾燥にまかせた場合、元の癖が発生するために、やはりストレートの状態を長く持続することができないという問題がある。尚、ストレートの状態を長く持続させる方法としては、ストレートパーマーがあるが、薬品により毛髪が痛むという問題がある。
【0006】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、生まれながらの髪質による癖毛や、矯正が困難とされている癖毛を容易にストレートに伸ばすことができると共にストレートの状態を長く持続させることができ、また従来のヘアーアイロン等では挟み込むことが困難であった頂頭部付近の癖毛も容易に伸ばすことができ、さらに毛髪を傷めることなく癖毛をストレートに伸ばすことができるようにしたスチームヘアーセッターを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、スチーム発生機構2を内蔵した本体1に対して開閉自在に基台7を設け、本体1の基台7との対向面にスチームを噴出させるスチーム噴出孔12を臨ませ、本体1と基台7との各対向面からそれぞれ他方の対向面に向けてブリスル17をそれぞれ突設し、本体1と基台7との各対向面にブリスル17の突出方向と略直角の面で毛髪を両側から挟持する押え板16をそれぞれ設け、押え板16の毛髪を押さえる平面部分がブリスル17の根元よりもブリスル17の突出先端側の位置に形成されて成るものである。
【0008】
【作用】
本発明によれば、スチームを噴出させるスチーム噴出孔12の近傍に配設されたブリスル17の直立方向と略直角の面で、毛髪を両側から挟持する押え板16を設けるようにしたから、ブラシ8により毛髪をブラッシングする際に、毛髪はブリスル17により櫛通しされてブリスル17と直交する方向の癖が矯正されつつ、押え板16により直立方向と略直角の面でプレスされ、ブリスル17を通過してしまうブリスル17の直立方向の癖、曲がりを伸ばすことができる。しかも、ブリスル17及び押え板16を通過した毛髪にスチーム噴出孔12からのスチームを当てて吸水することにより、ブリスル17、押え板16で伸ばされた毛髪がスチームによってさらに伸ばされ、毛髪の内部から癖毛を伸ばすことができるので、ストレートの状態を長く保持でき、癖が戻ることがなくなる。また、押え板16の毛髪を押さえる平面部分がブリスル17の根元よりもブリスル17の突出先端側の位置に形成されて成るから、ブリスル17を通過した後の毛髪が押え板16に接触できなくなるという事態を回避でき、毛髪を押え板16にて確実にプレスして、加熱することができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図6に示す。本実施例のスチームヘアーセッターは、図1乃至図6に示すように、スチーム発生機構2を内蔵しているヘッド部4と、回路部5を内蔵しており使用時に保持する部分であるハンドル3とから成る本体1と、本体1の先端側に着脱可能であり、スチーム発生機構2へ水を供給する手段であるタンク6と、本体1のタンク6とは反対側の端部に支持されて本体1に対して開閉操作自在となった基台7と、基台7の本体1側から見て裏面側に着脱自在に装着されるブラシ8とを備える。そして、タンク6からフェルト9を介してヒータパイプ10へ供給された水は、ヒータパイプ10により加熱されて蒸気化し、この部分で発生したスチームは、スチーム発生機構2に設置された放電電極11間の放電により、弱酸性化し、その粒子は微細化されて本体1のスチーム噴出孔12から放出されるようになっている。ここで図1〜図3は本体1のヘッド部4と基台7との間に毛髪15(以下「髪」と略称する。)を挟んで癖直しを行なう場合を示しており、図4〜図6は本体1にブラシ8を装着してブラッシングにより癖直しを行なう場合を示している。
【0010】
図3において、本体1のヘッド部4における髪と接する側には、その中央部にスチームが噴出するスチーム噴出孔12が形成され、このスチーム噴出孔12の両外側に押え板16が夫々設置され、さらに押え板16の両外側に複数本のブリスル17が夫々設置されている。一方、基台7にも、本体1の押え板16及びブリスル17に夫々対向する位置に同様な押え板16とブリスル17とが夫々設置されている。また、本体1側の押え板16は、スチーム噴出孔12が形成されている面と同じ材質、例えばアルミニウム等の金属で一体形成されており、スチームにより加熱されると共に、押え板16の端部はヒータパイプ10と接触しており、ヒータパイプ10によって直接加熱されるので、押え板16を熱板として使用できるものである。ここで、スチームにより吸水された直後に髪を乾燥させる手段として、押え板16を加熱する方法以外に、例えばブリスル17を加熱する方法、或いは温風を当てる方法、或いは遠赤外線を当てる方法を採用してもよい。
【0011】
次に、先ずブラシ8を使用しないで癖直しを行なう方法を説明する。
【0012】
図1〜図3に示すように、ブラシ8を装着せず、本体1と基台7との間に髪を挟み込み、両者1,7を閉じた状態で、スチームを発生させると、本体1のスチーム噴出孔12からスチームが噴出する。この状態でスチームヘアーセッターを図3の矢印方向に移動させると、髪はブリスル17→押え板16→スチーム噴出孔12→押え板16→ブリスル17の順で通過する。このとき、髪は最初にブリスル17により櫛通しされてブリスル17と直交する方向の癖が矯正される。次に、ブリスル17を通過した後の髪は押え板16によりプレスされる。このとき、押え板16は直立方向と略直角の面で髪をプレスするので、ブリスル17を通過してしまうような髪のブリスル17の直立方向の癖、曲がりを伸ばすことができる。しかも、押え板16はスチームで加熱されているので、癖直しが効果的に行なわれる。そして、この押え板16を通過した髪は、スチーム噴出孔12の上方に達してスチームが当てられ、吸水されるので、ブリスル17、押え板16で伸ばされた状態でスチームによってさらに伸ばされ、その後、スチーム噴出孔12を通過した髪は押え板16で再びプレスされ、ブリスル17で再び櫛通しされる。このとき、髪はスチームで吸水された直後に、加熱された押え板16(熱板)にて加熱されるので、髪の癖が取れて伸びたままの状態で乾燥され、ストレートの状態が長く保持され、自然乾燥により癖が戻ることがなくなる。
【0013】
このように、ブリスル17による癖伸ばしと押え板16による毛伸ばしとを同時に行なうことができ、しかもブリスル17と押え板16とは癖毛を矯正する方向が略直角方向であるために、癖毛の任意の方向の曲がりや微妙な曲がりまで容易に矯正することができ、そのうえスチームで吸水された直後の髪を加熱することによって、髪の癖が取れて伸びたままの状態で乾燥させることができるので、自然乾燥により癖が戻るのをより確実に防止でき、ストレートの状態をより長く持続することができるものである。
【0014】
しかも、押え板16を髪に水分を与えるためのスチームに接触させることで、スチーム発生機構2を押え板16の加熱手段として兼用でき、部品点数を削減できる。さらに、スチーム発生部からスチーム噴出孔12に至る径路の途中に放電電極11を配置し、スチームを放電により微細化することで、スチームの髪への浸透性が良く、髪の癖直しを最も効果的に行なうことができ、またスチームは弱酸性化されているので、髪を傷めることなく伸ばすことができる。さらにスチームを噴出するスチーム噴出孔12の両側にブリスル17及び押え板16を配置したことにより、使用者はどちらの方向からブラッシングしても、同一の癖直し効果を得ることができ、使い勝手を良くすることができるという利点もある。
【0015】
また、押え板16を以下の構成としたことで、癖直しをより効果的に行なうことができる。つまり、図3に示すように、押え板16の髪を押さえる平面部分をブリスル17の根元の底面よりも高い位置に形成してあるので、ブリスル17を通過した後の髪が押え板16に接触できなくなるという事態を回避でき、髪を押え板16にて確実にプレスして、加熱することができるものである。またこのとき、ブリスル17の先端を押え板16により形成される髪を押さえる面よりも高い位置に突出させてあるから、髪がブリスル17に櫛通しされる際に押え板16が邪魔になることがなく、すべてのブリスル17で髪を確実に捕らえることができる。また、ブリスル17及び押え板16の外側にブリスル17及び押え板16を通過した髪を押さえる突出部20が形成されており、この突出部20の高さを押え板16により形成される髪を押さえる面よりも低い位置(同一高さであってもよい。)に設定してあるので、押え板16を通過した髪が突出部20にて押さえられ、押え板16を通過した後での髪の曲がりを防止できるようなっており、さらにこの突出部20は隣合うブリスル17間にも形成されており、この突出部20は隣合うブリスル17同士をつなぐ形で配置され、ブリスル17を通過した後の髪の曲がりを防止できると同時に、ブリスル17の補強効果が得られるものである。
【0016】
また、本体1のスチーム噴出孔12が形成されている面を押え板16により形成される髪を押さえる面より低い位置(同一高さであってもよい。)に設定したことにより、スチーム噴出孔12が髪で塞がれてしまう心配がなくなり、さらに、本体1側の押え板16と基台7側の押え板16とはスチーム噴出孔12を囲む箱形状に形成されているので、スチームを押え板16間にこもらせることができ、スチームを漏れなく髪に与えることができる。さらに押え板16をブリスル17が形成されている面と一体形成することによって、押え板16とブリスル17とを同時に加熱することができ、癖直しをより効果的に行なうことができる。また、図1に示すように、押え板16の先端部16aを略曲面状に傾斜させたことにより、押え板16の先端部16aが滑らかな形状となり、髪を押え板16に引掛けることなく、本体1と基台7との間にスムーズに取り込むことができるという利点もある。なお、本体1側の一対の押え板16をスチーム噴出孔12を囲む位置で連続形成してもよく、この場合、押え板16を均一に加熱でき、髪に熱を均一に伝えることができるようになる。また、本体1側の押え板16と基台7側の押え板16との対向面の間に髪の厚みを考慮して数ミリ程度の隙間を設けておくことにより、押え板16の間でプレスされる髪を押え板16の間をつっかかることなくスムーズに通過させることができるようになる。
【0017】
一方、ブリスル17を以下のように構成したことで、癖直しをより効果的に行なうことができる。つまり、図1に示すように、各ブリスル17をスチーム噴出孔12を挟んで左右2列に配置すると共に、個々のブリスル17相互間に対向するブリスル17が入り込むようにすることによって、対向するブリスル17同士が互いにかみ合うことができ、ブリスル17間に髪を挟み込むことができなくなるのを防止することができる。なお、ブリスル17の配列は、図1の実施例に限られるものではなく、例えば本体1側の複数のブリスル17を前後左右に配列し、隣合う4本のブリスル17を1組として、四辺形の頂点となる位置に4本のブリスル17を夫々配設し、各ブリスル17の対角線の交点となる位置に、基台7側のブリスル17が挿入できるようにした場合でも、本体1側のブリスル17と基台7側のブリスル17とが互いにかみ合うことができ、髪を本体1側のブリスル17と基台7側のブリスル17とで両側から挟み込んで、髪を確実に捕らえることができるものである。なお、ブリスル17は基台7又は本体1のいずれか片側のみに配設するようにしてもよいが、ブリスル17の本数を増やしてブリスル17間の間隔を細かく設定し且つ髪が通る隙間をより小さくして髪をストレートに伸ばすことができる点を考慮して、ブリスル17を本体1と基台7の両側に配設するのが好ましい。この場合、図3に示すように、各ブリスル17の先端を、押え板16により形成される髪を押さえる面よりも高い位置に突出させることによって、髪がブリスル17に櫛通しされる際に押え板16が邪魔になることがなく、すべてのブリスル17で髪を確実に捕らえることができる。
【0018】
次に、ブラシ8を用いて毛髪の癖直しを行なう場合を説明する。
【0019】
図6に示すように、スチーム噴出孔12が設けられる本体1と対向する基台7に、スチーム噴出孔12から見て反対側の面にブラシ8を着脱自在に装着し、ブラシ8の筒部13を介して開口部14からスチームを噴出させることにより、ブラシ8で髪をブラッシングする際に、髪を挟み込むことが難しい頂頭部の髪を伸ばすことができる。このとき、スチーム噴出孔12の周囲にゴム等の弾性体23を設け、ブラシ8の筒部13に弾性体23を押圧する突起22を突設させてあるので、スチームの漏れを確実に防止できる。さらに、基台7には筒部13と係合する開口部(通気口)21が設けられており、この開口部21はブラシ8の非装着時には通常は閉じられ、ブラシ8を装着した時のみ開放されるようになっている。その方法として、例えばブラシ8を装着したときに筒部13に押圧されて開口部21を開き、ブラシ8が取外されたときに開口部21を閉じる弁機構を用いるようにしてもよく、これにより、ブラシ8を装着しないとき、つまり、ブリスル17間に髪を挟んでスチームを発生させるときに、基台7からスチームが漏れ出るのを防ぐことができる。
【0020】
ここで、押え板16は本体1のスチーム噴出孔12が形成されている面に一体形成されているので、スチーム噴出孔12が形成されている面も同時に加熱されるようになり、スチーム噴出孔12が形成されている面の表面側でスチームが結露するのを防止できる。また、基台7の開口部21がスチーム噴出孔12が占める面積より大きく形成されているので、開口部14が小さい場合に生じる開口部14付近でのスチームの結露を効果的に防止することができると共に、ブラシ8には本体1側のスチーム噴出孔12の占める面積よりも大きい単一のスチーム噴出用の開口部14を形成したから、例えば小さい複数の開口部を面に設けた場合のように、スチームを発生した場合に面が障害となった生じる結露の発生を防止することができる。そのうえ、開口部14に通じる筒部13の内壁面に開口面積が徐々に広くなる傾斜を設けたことにより、内壁面にスチームが通過する上で障害となる部分がなくなり、筒部13でのスチームの結露もまた効果的に防止することができるという利点がある。
【0021】
次に、ブラシ8の着脱方法を説明する。
【0022】
図5に示すように、本体1のタンク6の側端部には係合孔24が設けられ、ブラシ8の先端側に設けられたフック25が該係合孔24に係脱自在に引掛けられるようになっており、ブラシ8の先端側を基台7に押し当てることによってフック25が係合孔24に係合して、ブラシ8の先端側が本体1に係合されるようになっている。これらフック25と係合孔24は本体1の最先端側に位置しているので、髪を挟み込んで使用する際に邪魔にならなくなる。また、基台7の基端側には鉤部28付き操作子26がスライド自在に配設されると共に、ブラシ8の基端側には該鉤部28の先端部28aに係脱自在に引掛けられるフック27が設けられており、また操作子26はバネ30により先端側に向けて常にバネ付勢されており、ブラシ8の基端側を基台7に押し当てることによってフック27が操作子26の鉤部28の先端部28aにスライド係合して、ブラシ8の基端側が基台7に係合されるようになり、また、操作子26をバネ30のバネ力に抗して基端側に操作することにより、操作子26と一体に設けられている鉤部28の先端部28aがフック27から離脱して、ブラシ8の基端側を基台7から取外せるようになる。このときブラシ8の先端側のフック25は本体1側の係合孔24に引掛けられているにすぎないため、ブラシ8の先端側を本体1から取外すことができ、この結果、ブラシ8を本体1及び基台7から取外し可能となる。このとき、操作子26を使用時に手で支持する部分となるハンドル3側に設けてあるので、ブラシ8を外す際に手を持ち変える必要がなく、着脱の際にブラシ8を手で持つのと同一の操作でブラシ8の着脱を行なうことができ、操作性が良くなる。
【0023】
ここで、ブラシ8を装着した時には、操作子26の鉤部28がブラシ8のフック27でバネ30側に押圧され、鉤部28の基端部28bが本体1側の嵌合孔29とが嵌合する位置に操作子26が固定されるので、本体1と基台7とを閉じた状態でロックすることができ、ブラシ8の使用時に本体1と基台7とが開くことがない。一方、ブラシ8を取外した時には、ブラシ8のフック27による操作子26の鉤部28の押圧が解除され、操作子26はバネ30により本体1の嵌合孔39から外れる位置に固定されるので、本体1と基台
7との間に髪を挟み込んでストレートにしているときに、誤って本体1と基台7とが閉じた状態でロックされてしまうことがなく、安心して癖直しを行なうことができる。
【0024】
また、操作子26を規制するバネ30を省略して、操作子26を鉤部28が嵌合孔29から外れる位置と、鉤部28が嵌合孔29に嵌合する位置とでスライド自在にすることによって、ブラシ8の着脱操作と、本体1と基台7とを閉じた状態でロックする操作とを単一の操作子26で行なうことができる。つまりバネ30があると、操作子26はブラシ8の着脱操作に連動して本体1と基台7とを閉じた状態で自動的にロックされるものであるが、バネ30を無くすことで、ブラシ8が装着されていない場合に本体1と基台7とを閉じた状態でロックすることができると共に、操作子26の数が1つで済むので、構成の簡素化を図ることができる。
【0025】
(実施例2)
本発明の第2の実施例を図7に示す。本実施例ではブラシ8を基台7を介さずに本体1に直接固定したものであり、ブラシ8の着脱手段は、本体1のスチーム噴出孔12の近傍の両側にて押し込み自在に設けられた操作釦37と、この操作釦37を突出する方向にバネ付勢するバネ33と、ブラシ8側に設けられて操作釦37が係脱自在となったフック32とで構成され、ブラシ8を本体1に押し込むことにより操作釦37がブラシ8のフック32に嵌合して本体1とブラシ8とを固定し、且つ操作釦37をバネ33のバネ力に抗して押し込むことにより、操作釦37とフック32との嵌合状態が解除されてブラシ8が本体1から離脱自在となるようになっている。このようにブラシ8を基台7を介さずに本体1に直接固定することで、本体1のスチーム噴出孔12とブラシ8との間で行なわれる弾性材23と突起22(図5)とによるシールがより確実に漏れなく実施されるようになる。しかも、ブラシ8は長手方向の両端で本体1と固定されるのではなく、長手方向と直交する方向の両側で固定されるので、ブラシ8と本体1との固定、支持を行なう部分の距離が長手方向と直交する方向の両側で固定する場合と比較して短くなり、これにより、弾性材23に突起22(図5)が押されて生じる撓みが少なくて済み、より確実にシールを行なうことができるものである。
【0026】
図8は、ブラシ8に本体1の側面を覆う形状の側面壁36を設け、この側面壁36を本体1の背面よりも突出させた構造を示している。この場合、本体1を床面等に載置した場合、側面壁36によりスチーム噴出孔12の方向を固定でき、スチーム噴出孔12からのスチームが上方へ向けて障害なく通過する位置に向けることができ、周辺の物にスチームが当たることによる結露の発生を防止することができる。
【0027】
図9乃至図11は、ブラシ8の非装着時又は装着時における本体1と基台7との開閉状態を示している。ブラシ8の着脱係合部分として設けた本体1の最先端側の突出部分には本体1と基台7とを閉じた際に接する突起35が設けられ、本体1と基台7とを閉じた際に生じる位置ずれを突起35によって防止できるようになっている。これにより、基台7側のブリスル17と本体1側のブリスル17とが接触してかみ合わなくなる現象を防止して、本体1と基台7とを閉じた際に両者の位置ずれを防止できるものである。
【0028】
(実施例3)
本発明の第3の実施例を図12乃至図18に示す。
【0029】
従来のスチームヘアセッターでは、頭頂部付近の癖毛を伸ばしたり、毛髪の手入れをする場合には、別部品のブラシを取付けて使用しなければならないため、ブラシの取外しに手間がかかると共に、髪を押え板で挟み込んで使用する際にはブラシを適当な場所に保管するためのスペースを確保しなければならない。また、取外して保管されるために、ブラシが紛失するなどの問題もある。
【0030】
そこで、本実施例では、スチーム噴出孔12が設けられる本体1と対向する基台7に、本体1と基台7との回転軸41(図15)と直交する軸線を有する一対のブラシ回転軸42を基台7の長さ方向に沿って並設し、各ブラシ回転軸42にブラシ回転軸42を中心に回転自在となった左右一対のスイッチ部として機能する基台回転部43を夫々設けたものである。他の構成は図1の実施例と同様である。
【0031】
一対の基台回転部43は、左右対称構造を有しており、一方の基台回転部43について
説明する。基台回転部43の一側面には、図17に示すように、本体1のスチーム噴出孔12の近傍に配設されるブリスル17と対向するブリスル17が突設されており、基台回転部43の上記一側面と隣合う一方の他側面には本体1側のブリスル17が嵌合自在となった溝部44が凹設され、他方の他側面にはブラシ部8′のブラシブリスル8aが上記ブリスル17と直交する方向に突設され、更に上記溝部44を挟んでブリスル17とは反対側の部位に、ブラシブリスル8aの突出方向とは反対方向に突出するフック部45が突設されている。一方、本体1のヘッド部4の外側面には、上記フック部45の先端に設けた凸部45aと嵌合可能な凹部46が凹設されている。なお、スチーム噴出孔12が設けられた本体1とこれに対向する基台7とは回転軸41(図15)を介して開閉自在に取付けられると共に、回転軸41よりもタンク6方向にずれた位置に、本体1と基台7とを常に開放させる機能を有する回転バネ40が配設されている。
【0032】
次に動作を説明する。
【0033】
先ず、ブラシ部8′を用いて癖直しを行なう場合、図17に示すように、ブラシ部8′を起動させてブラッシングによる癖直しを行なう。つまり、本体1と基台7とを開いた状態で、基台回転部43を回転させてブラシブリスル8aをスチーム噴出孔12から見て反対側の面から突出させる(図17、図18(a)の状態)。このとき、基台回転部43に設けられたフック部45が本体1のヘッド部4の外側面に向けて突出する形となり、この状態で本体1と基台7とを閉じることにより、フック部45の先端の凸部45aが本体1側の凹部46に嵌合し、基台7と本体1とを閉じた状態で固定することができる。そして、基台回転部43間の開口部14からスチームを噴出させながら、頭頂部の髪をブラシブリスル8aでブラッシングすることにより、癖直しが難しい頭頂部の髪を伸ばすことができる。またこのとき、本体1側のブリスル17は基台7の基台回転部43に設けられた溝部44に嵌合される構造となっており、この嵌合によって使用中にフック部45が本体1の凹部46から容易に外れないようにでき、使い勝手が良いものである。
【0034】
一方、ブラシ部8′を使用しないで癖直しを行なう場合、図12〜図15に示すように、本体1と基台7とを開いた状態(図12の状態)とし、基台回転部43を回転させて基台7のブリスル17を本体1側のブリスル17と対向する位置に配置する(図14の状態)。このとき、基台回転部43に設けられたフック部45が基台回転部43の側方に向けて突出する形となり、この状態で本体1と基台7とを閉じてスチーム噴出孔12からスチームを噴出させることにより、押え板16,16間に髪を挟み込んで癖直しをすることができる。またこのとき、ブラシブリスル8aは基台回転部43間の開口部14に収納される構造となり、これによって使用中にブラシ部8′が邪魔にならないようにすることができる。
【0035】
このように基台7に配設したブラシ起倒用の基台回転部43を切り換えて、スチーム噴出孔12から見て反対側の面でブラシブリスル8aを起倒させるようにしたから、ブラシ部8′が必要な状況において別部材のブラシを持ってきたり、取付けたりする動作が必要でなくなり、髪を押え板16で挟み込んで使用する場合でも、ブラシ部8′を適当な場所に保管するためのスペースを確保したりする必要がなくなり、これに伴いブラシ部8′の紛失防止も図られ、携帯性に便利で、且つ操作性に優れたスチームヘアセッターを得ることができるという利点がある。
【0036】
(実施例4)
本発明の第4の実施例を図19乃至図22に示す。本実施例では、ブラシブリスル8aの起倒を、本体1に設けたブラシ回転軸50の軸まわりにブラシブリスル8aを回動させることにより行うものである。他の構成は図1の実施例と同様である。
【0037】
本体1のヘッド部4の両側面には左右一対のブラシ基台51が夫々配設され、各ブラシ基台51はブラシ回転軸50を中心としてヘッド部4に対して回転自在に支持されている。各ブラシ基台51の内側面には、図22に示すように、本体1側に設けた位置決め用凹所53に向けてバネ55によって一対の位置決め用突起54が弾入しており、ブラシ基台51が位置決めされている。
【0038】
通常の使用時には、図19及び図21(a)に示すように、ブラシ基台51のブリスル
17を基台7のブリスル17と対向する位置に配置することにより、通常の癖毛伸ばしを行うことができる。一方、頭頂部の使用に際しては、図20及び図21(b)に示すように、ブラシ基台51をブラシ回転軸50を中心に180°回転させることで、ブラシ基台51のブラシブリスル8aを基台7側に向けて配置することができ、ブラシブリスル8aによって頭頂部の癖毛直しを行うことができる。またこのとき、ブラシ基台51側に配置された位置決め用突起54がバネ55によって本体1側の位置決め用凹所53に押し付けられた構造となっているので、上記のようにブラシ基台51を180°回転させたとき、突起54と凹所53との嵌合によってブラシ基台51の位置決めがなされ、容易に切り換えて癖毛直し効果が得られるようになる。
【0039】
(実施例5)
本実施例では、図23及び図24に示すように、ブラシブリスル8aの起倒方向に回転自在となった回転操作部60の回転軸をブラシブリスル8aの基部に連結したものである。他の構成は図1の実施例と同様である。
【0040】
本体1のヘッド部4の両側面に回転操作部60を夫々設けてある。回転操作部60は、ブラシブリスル8aと同軸上に配置されてブラシブリスル8aの基端部を押圧駆動するカム61と、ブラシブリスル8aの基端部をカム61に常に接触させるためのバネ62と、ヘッド部4の外部から上記カム61を回転操作するための回転つまみ部63とで構成され、この回転つまみ部63を一方向に回転させることにより、ブラシブリスル8aと同軸上に配置されたカム61を回転つまみ部63と同方向に回転させて、ブラシブリスル8aを突出させることができ、且つ、回転つまみ部63を逆方向に回転させることにより、カム61が逆回転してブラシブリスル8aを収納することができる。従って、カム61の形状によりブラシブリスル8aの有効使用長を任意に可変でき、上記実施例4と同様、ブラシ部8′の突出又は収納を自由に切り替えることができるようになる。しかもブラシブリスル8aの基端部はバネ62により常にカム61と接触する構造となっており、ブラシブリスル8aの長さの可変がスムーズに行われるという利点がある。
【0041】
(実施例6)
本実施例では、図25に示すように、ブラシブリスル8aの起倒方向にスライド自在となったスライドレバー70をブラシブリスル8aの基部に連結したものである。本実施例では、ブラシブリスル8aが本体1のヘッド部4に設けた開口部から進退自在とされると共に、本体1のヘッド部4の両側面に、ブラシブリスル8aをスライドさせるためのスライドレバー70が配設されている。従って、スライドレバー70のスライド操作によってブラシブリスル8aの有効使用長を任意に可変できるようになり、しかもスライドレバー70の操作によってブラシブリスル8aの長さの可変をスムーズに行うことができるものである。
【0042】
(実施例7)
本実施例では、図26に示すように、本体1側に、本体1と基台7との閉時にブラシブリスル8aを起立方向に押圧し且つ本体1と基台7との開時に本体1側のブリスル17によってブラシブリスル8aの押圧を解除するようにしたものである。他の構成は図1の実施例と同様である。本実施例では、基台7内にブリスル17とブラシブリスル8aとが相反する方向に向いた状態で収納されると共に、バネ80によってブリスル17及びブラシブリスル8aは本体1側に向けて常にバネ付勢されている。従って、本体1と基台7とを閉じ合わせたときに本体1側のブリスル17がブラシブリスル8aを押し下げることにより、ブラシブリスル8aがスチーム噴出孔12から見て反対側の面から突出され、ブラシ部8′を使用できるようになり、また本体1と基台7とを開いた状態にすると、基台7内に配置されたバネ80がブラシブリスル8aを基台7に収納される方向に加重を加えるので、ブラシブリスル8aが基台7内に自動的に収納されるようになる。このように、基台7と本体1とを開閉するだけでブラシブリスル8aを使用又は収納状態に切り替えることができるので、上記実施例のような切り替え操作が必要でなくなり、使い勝手が一段と良くなる。
【0043】
尚、上記各実施例では、スチーム噴出孔12から外側に向けて押え板16とブリスル1
7とをこの順序で配置したが、これに限定されるものではなく、スチーム噴出孔12から外側に向けてブリスル17と押え板16とをこの順序で配置してもよく、この場合においても使用者はどちらの方向からブラッシングしても、同一の癖直し効果を得ることができるものである。
【0044】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明では、スチーム発生機構を内蔵した本体に対して開閉自在に基台を設け、本体の基台との対向面にスチームを噴出させるスチーム噴出孔を臨ませ、本体と基台との各対向面からそれぞれ他方の対向面に向けてブリスルをそれぞれ突設し、本体と基台との各対向面にブリスルの突出方向と略直角の面で毛髪を両側から挟持する押え板をそれぞれ設けたから、ブリスルによる癖伸ばしと押え板による毛伸ばしとを同時に行なうことができ、しかもブリスルと押え板とは癖毛を矯正する方向が略直角方向であるために、癖毛の任意の方向の曲がりや微妙な曲がりまで容易に矯正することができる。その結果、生まれながらの髪質による癖毛や、矯正が困難とされている癖毛を容易にストレートに伸ばすことができると共に、ストレートの状態を長く持続させることができ、しかも従来のヘアーアイロン等では挟み込むことが困難であった頂頭部付近の癖毛も容易に伸ばすことができ、さらに毛髪を傷めることなく癖毛をストレートに伸ばすことができるという効果を奏する。また、押え板の毛髪を押さえる平面部分がブリスルの根元よりもブリスルの突出先端側の位置に形成されたから、ブリスルを通過した後の毛髪が押え板に接触できなくなるという事態を回避でき、毛髪を押え板にて確実にプレスして、加熱することができるという効果を奏する。
【0045】
請求項2の発明では、請求項1のブリスルの先端は押え板により形成される毛髪を押さえる面よりも高い位置に突出して成るから、請求項1の効果に加えて、毛髪がブリスルに櫛通しされる際に押え板が邪魔になることがなく、すべてのブリスルで毛髪を確実に捕らえることができるようになる。
【0046】
請求項3の発明では、請求項1のブリスル及び押え板の外側にブリスル及び押え板を通過した毛髪を押さえる突出部を設け、この突出部の高さを押え板により形成される毛髪を押さえる面と同一高さ又はそれよりも低い位置に設定して成るから、請求項1の効果に加えて、ブリスル及び押え板を通過した毛髪が突出部にて押さえられることにより、突出部によってブリスル及び押え板を通過した毛髪が曲がるのを防止できる。
【0047】
請求項4の発明では、請求項1の隣合うブリスル同士をつなぐ突出部を設け、この突出部の高さを押え板により形成される毛髪を押さえる面と同じ高さ又はそれより低く設定して成るから、請求項1の効果に加えて、突出部によってブリスルを通過した後の髪の曲がりを防止できると同時に、ブリスルの補強効果が得られるものである。
【0048】
請求項5の発明では、請求項1のスチーム噴出孔の両側にブリスル及び押え板を設置し、押え板を加熱して熱板としたから、請求項1の効果に加えて、スチームを噴出するスチーム噴出孔の両側にブリスル及び押え板が配置されることで、使用者はどちらの方向からブラッシングしても、同一の癖直し効果を得ることができ、使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の本体と基台を閉じた状態の斜視図である。
【図3】同上のスチームヘアーセッターの側面断面図である。
【図4】同上の基台にブラシを装着した状態の斜視図である。
【図5】同上のスチームヘアーセッターの正面断面図である。
【図6】同上のブラシを装着した状態の側面断面図である。
【図7】(a)(b)は同上のブラシの着脱手段を本体の両側面に設けた場合を説明する側面断面図及び正面図である。
【図8】(a)(b)は同上の本体の背面に側面壁を突出させた場合を説明する正面図及び側面図である。
【図9】(a)(b)は同上のブラシを使用しない場合における本体と基台とを閉じた状態の側面図及び正面図である。
【図10】同上のブラシを使用しない場合における本体と基台とを開いた状態の正面図である。
【図11】(a)(b)は同上のブラシを装着した場合における本体と基台とを開いた状態の側面図及び正面図である。
【図12】本発明の更に他の実施例の斜視図である。
【図13】同上の本体と基台とを閉じ合わせた状態の斜視図である。
【図14】(a)(b)は癖直しを行う場合の動作説明図である。
【図15】同上の本体と基台とを開いた状態の一部断面側面図である。
【図16】同上のブラシブリスルを突出させた状態の斜視図である。
【図17】同上のブラシブリスルを突出させた状態の断面図である。
【図18】(a)はブラシブリスルを収納した状態の側面図、(b)はブラシブリスルを突出させた状態の要部側面図である。
【図19】(a)(b)は本発明の更に他の実施例を示す動作説明図である。
【図20】同上のブラシブリスルを突出させた状態の断面図である。
【図21】(a)はブラシブリスルを収納した状態の側面図、(b)はブラシブリスルを突出させた状態の要部側面図である。
【図22】同上のブラシ基台の回転機構を説明する断面図である。
【図23】(a)(b)は本発明の更に他の実施例の動作説明図である。
【図24】同上のスチームヘアセッターの斜視図である。
【図25】本発明の更に他の実施例の斜視図である。
【図26】本発明の更に他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
2 スチーム発生機構
12 スチーム噴出孔
17 ブリスル
16 押え板[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a steam hair setter for straightening habit hair, for example.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, one of the worries related to hair possessed by women is habitual hair, in which the hair has a specific curved shape depending on the individual hair quality. Such a habit hair has a natural hair quality, unlike a wave applied with a perm or the like, and is difficult to correct.
[0003]
Therefore, as a device for straightening habit hair, a hair iron that sandwiches hair with a hot plate is known.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the conventional hair iron corrects the hair habit by the surface of the hot plate, it cannot take a habit or bend in the same direction as the surface of the hot plate, and moreover, the conventional hair iron cannot In the hair pinching method, it is not possible to remove the habit of the top. In addition, some women with habit hair have their hair hammered by combing the hair with two brushes in between, but in this case, too, the habit in the same direction as the upright direction of the brush It is difficult to take, and the effect of maintaining the straight state is small.
[0005]
In addition, when the habit hair is supplied with water, the hair tends to be softened and stretched by the water. Therefore, it is effective to apply steam or the like to the hair to extend the habit hair.However, if the hair is allowed to dry naturally, the original habit occurs, so that the straight state cannot be maintained for a long time. is there. As a method of maintaining the straight state for a long time, there is a straight palmer, but there is a problem in that the hair is hurt by chemicals.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and an object of the present invention is to easily straighten habit hair due to inborn hair quality and habit hair that is difficult to correct. It is possible to maintain the straight state for a long time, and it is also possible to easily extend the habit hair near the top, which was difficult to pinch with conventional hair irons, etc., and to further reduce the habit hair without damaging the hair It is to provide a steam hair setter which can be straightened.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention providesA
[0008]
[Action]
According to the present invention, the
[0009]
【Example】
(Example 1)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.FIG.Shown in The steam hair setter of the present embodiment is shown in FIGS.FIG.As shown in FIG. 1, a main body 1 including a
[0010]
In FIG. 3, on the side of the
[0011]
Next, a method of correcting the habit without using the
[0012]
As shown in FIGS. 1 to 3, when the hair is sandwiched between the main body 1 and the
[0013]
As described above, the extension of the habit by the
[0014]
Moreover, by bringing the
[0015]
In addition, since the holding
[0016]
In addition, the surface of the main body 1 where the steam ejection holes 12 are formed is set at a position (may be the same height) lower than the surface of the body 1 that holds the hair formed by the holding
[0017]
On the other hand, by configuring the
[0018]
Next, a case in which the hair is corrected using the
[0019]
As shown in FIG. 6, a
[0020]
Here, since the
[0021]
Next, a method of attaching and detaching the
[0022]
As shown in FIG. 5, an
[0023]
Here, when the
When the hair is sandwiched between the
[0024]
In addition, the
[0025]
(Example 2)
FIG. 7 shows a second embodiment of the present invention. In this embodiment, the
[0026]
FIG. 8 shows a structure in which the
[0027]
9 to 11 show the open / closed state of the main body 1 and the
[0028]
(Example 3)
A third embodiment of the present invention is shown in FIGS.
[0029]
In conventional steam hair setters, if you want to extend the habit hair near the top of the head or care for the hair, you need to use a separate brush to use it. When the brush is used sandwiched between the presser plates, a space for storing the brush in an appropriate place must be secured. There is also a problem that the brush is lost because the brush is removed and stored.
[0030]
Therefore, in the present embodiment, a pair of brush rotary shafts having an axis perpendicular to the rotary shaft 41 (FIG. 15) of the main body 1 and the
[0031]
The pair of
explain. As shown in FIG. 17, a bristle 17 facing the
[0032]
Next, the operation will be described.
[0033]
First, in the case of using the brush unit 8 'to reshape, as shown in FIG. 17, the brush unit 8' is activated to reshape by brushing. In other words, with the main body 1 and the
[0034]
On the other hand, in the case where the habit is corrected without using the brush portion 8 ', as shown in FIGS. 12 to 15, the main body 1 and the
[0035]
As described above, the
[0036]
(Example 4)
A fourth embodiment of the present invention is shown in FIGS. In the present embodiment, the brush bristles 8a are raised and lowered by rotating the brush bristles 8a around an axis of a
[0037]
A pair of left and right brush bases 51 are respectively disposed on both side surfaces of the
[0038]
During normal use, as shown in FIGS. 19 and 21A, the bristle
By arranging the base 17 at a position facing the
[0039]
(Example 5)
In the present embodiment, as shown in FIGS. 23 and 24, the rotation shaft of the rotation operation unit 60 rotatable in the direction in which the brush bristles 8a are tilted is connected to the base of the brush bristles 8a. Other configurations are the same as those of the embodiment of FIG.
[0040]
The rotary operation units 60 are provided on both side surfaces of the
[0041]
(Example 6)
In the present embodiment, as shown in FIG. 25, a
[0042]
(Example 7)
In the present embodiment, as shown in FIG. 26, the brush bristles 8a are pressed toward the main body 1 in the upright direction when the main body 1 and the
[0043]
In each of the above embodiments, the
7 are arranged in this order, but the present invention is not limited to this, and the
[0044]
【The invention's effect】
As described above, in the invention of claim 1,A base that can be opened and closed freely with respect to the main body with a built-in steam generation mechanism, and a steam ejection hole for jetting steam faces the surface facing the base of the main body, and the other from each of the opposing surfaces of the main body and the base. The bristles protrude toward the opposing surfaces of the main body and the base, respectively, and the pressing plates for holding the hair from both sides on surfaces substantially perpendicular to the direction in which the bristles protrude are provided on the opposing surfaces of the main body and the base.Therefore, it is possible to simultaneously perform the extension of the habit by the bristles and the extension of the hairs by the presser plate, and since the direction in which the bristles and the presser plate are straightened is approximately a right angle, the curl in any direction can be bent. And even a slight bend can be straightened easily. As a result, it is possible to easily straighten the habit hair due to the natural hair quality and the habit hair that is difficult to correct, and it is possible to maintain the straight state for a long time. The hair can be easily extended near the top, which was difficult to pinch, and the hair can be straightened without damaging the hair.You. In addition, since the flat portion of the holding plate that holds the hair is formed at a position closer to the protruding tip end of the bristle than the base of the bristle, it is possible to avoid a situation in which the hair after passing through the bristle cannot contact the holding plate, thereby reducing the hair. This has the effect of being able to reliably press and heat with the holding plate.
[0045]
Claim 2According to the invention of claim 1, since the tip of the bristle of claim 1 is protruded to a position higher than the hair holding surface formed by the pressing plate, in addition to the effect of claim 1, when the hair is passed through the bristle, The presser plate does not get in the way, and the hair can be reliably caught by all the bristles.
[0046]
Claim 3According to the invention, a protrusion for holding the hair that has passed through the bristles and the holding plate is provided outside the bristle and the holding plate according to claim 1, and the height of the protrusion is the same as the height of the hair holding surface formed by the holding plate. In addition to the effect of claim 1, the hair that has passed through the bristles and the holding plate is pressed by the protrusions, so that the hair passes through the bristle and the holding plates by the protrusions. The curled hair can be prevented from bending.
[0047]
Claim 4In the invention of the present invention, since a protruding portion that connects adjacent bristles of claim 1 is provided, and the height of this protruding portion is set to be the same height or lower than the surface that holds the hair formed by the pressing plate, In addition to the effect of the first aspect, the projection can prevent the hair from being bent after passing through the bristle, and at the same time, obtain the bristle reinforcing effect.
[0048]
Claim 5According to the invention of claim 1, since the bristles and the holding plate are installed on both sides of the steam ejection hole of claim 1, and the holding plate is heated to be a hot plate, the steam ejection hole for ejecting steam is provided in addition to the effect of claim 1. The bristle and the presser plate are arranged on both sides of the device, so that the user can obtain the same reshaping effect even if brushing from either direction, and is easy to use.Become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state where the main body and the base are closed.
FIG. 3 is a side sectional view of the same steam hair setter.
FIG. 4 is a perspective view showing a state where a brush is mounted on the base.
FIG. 5 is a front sectional view of the same steam hair setter.
FIG. 6 is a side sectional view showing a state where the brush is mounted.
FIGS. 7 (a) and 7 (b) are a side sectional view and a front view illustrating a case where the same brush attaching / detaching means is provided on both side surfaces of the main body.
8 (a) and 8 (b) are a front view and a side view for explaining a case where a side wall is projected from the back surface of the main body of the above.
FIGS. 9A and 9B are a side view and a front view of a state where the main body and the base are closed when the brush is not used.
FIG. 10 is a front view showing a state where the main body and the base are opened when the brush is not used.
FIGS. 11A and 11B are a side view and a front view, respectively, showing a state where the main body and the base are opened when the brush is attached.
FIG. 12 is a perspective view of still another embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a perspective view showing a state where the main body and the base are closed together.
FIGS. 14A and 14B are explanatory diagrams of an operation in the case of performing a habit correction.
FIG. 15 is a partial cross-sectional side view showing a state where the main body and the base are opened.
FIG. 16 is a perspective view showing a state in which the brush bristles are protruded.
FIG. 17 is a sectional view showing a state in which the brush bristles are protruded.
18A is a side view showing a state in which the brush bristles are housed, and FIG. 18B is a side view showing a main part of the state in which the brush bristles are projected.
FIGS. 19 (a) and (b) are operation explanatory views showing still another embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a sectional view showing a state in which the brush bristles are protruded.
21A is a side view showing a state in which the brush bristles are housed, and FIG. 21B is a side view showing a main part in a state where the brush bristles are projected.
FIG. 22 is a cross-sectional view illustrating a rotation mechanism of the brush base according to the first embodiment.
FIGS. 23 (a) and (b) are explanatory diagrams of the operation of still another embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a perspective view of the same steam hair setter.
FIG. 25 is a perspective view of still another embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a sectional view of still another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
2 Steam generation mechanism
12 steam vents
17 Bristle
16 Holding plate
Claims (5)
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