JP3584225B2

JP3584225B2 - Dry jointer

Info

Publication number: JP3584225B2
Application number: JP2001250264A
Authority: JP
Inventors: 真人小笠原; 章洋藤原
Original assignee: Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd
Current assignee: KMEW Co Ltd
Priority date: 2001-06-18
Filing date: 2001-08-21
Publication date: 2004-11-04
Anticipated expiration: 2021-08-21
Also published as: JP2003074130A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、乾式目地ジョイナーに関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、挿入施工時に外装材相互の接合部に円滑に挿入することができ、かつ、挿入施工後の防水性、意匠性も優れた乾式目地ジョイナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、住宅等の建物においては、例えば、図５に例示したように、外壁材等の外装材（ア）、（ア）相互の接合部（イ）に乾式目地ジョイナー（ウ）を挿入施工していた。
【０００３】
また、上記乾式目地ジョイナー（ウ）は、対向する垂直板（エ）、（エ）を底板部（オ）に立設して嵌着溝（カ）を形成してなるベース目地材（キ）と、該ベース目地材（キ）の嵌着溝（カ）に嵌入する凸条（ク）を長尺板状のシール部（ケ）に垂設してなるトップ目地材（コ）とからなり、挿入施工に際しては、外装材（ア）、（ア）相互の接合部（イ）底部にベース目地材（キ）の底板部（オ）を配設し、該ベース目地材（キ）の嵌着溝（カ）にトップ目地材（コ）の凸条（ク）を強制的に嵌入することによって、外装材（ア）、（ア）の木口面（サ）、（サ）間にシール部（ケ）を挿入施工し、トップ目地材（コ）のシール部（ケ）によって、外装材（ア）、（ア）相互の接合部（イ）への雨水の侵入を防止していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図５に例示したような従来の乾式目地ジョイナー（ウ）においては、挿入施工時に外装材（ア）の木口面（サ）とトップ目地材（コ）のシール部（ケ）との摩擦が大きいため、外装材（ア）、（ア）の木口面（サ）、（サ）間にシール部（ケ）を円滑に挿入することができないという問題があり、かつ、長尺板状のシール部（ケ）によって雨水の侵入を防止しているため、外装材（ア）の木口面（サ）とシール部（ケ）との接触面積が小さく、挿入施工後の防水性の点でも満足すべきものであるとは云い難く、また、防水性を高めるために外装材（ア）、（ア）の木口面（サ）、（サ）間にシール部（ケ）を強制的に挿入した時に、長尺板状のシール部（ケ）表面が断面Ｕ字状に湾曲するため、外観が悪くなり、挿入施工後の意匠性の点でも問題があった。
【０００５】
この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、挿入施工時に外装材相互の接合部に円滑に挿入することができ、かつ、挿入施工後の防水性、意匠性も優れた乾式目地ジョイナーを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、第１の発明は、対向する垂直板を底板部に立設して嵌着溝を形成してなるベース目地材と、該ベース目地材の嵌着溝に嵌入する凸条を筒形中空状のシール部に垂設すると共に、シール部のシール面にシリコン系被覆層を形成し、かつ、シール部の下端部を目地幅に合わせて肉厚に形成してなるトップ目地材とからなることを特徴とする乾式目地ジョイナーを提供する。
【０００７】
また、第２の発明は、挿入施工時にシール部が外装材の表面側端部を覆うように変形自在な筒形中空状に形成してなる前記いずれかの乾式目地ジョイナーを、第３の発明は、下端部が挿入施工時の挿入深さに合致するように外装材の木口面と当接するシール部のシール面にシリコン系被覆層を形成してなる前記いずれかの乾式目地ジョイナーを、第４の発明は、シール部の内周面部に目地幅に合わせて変形させる折曲用溝を形成してなる前記いずれかの乾式目地ジョイナーを、第５の発明は、筒形中空状のシール部を、長手方向全長にわたる１本の空洞を設け、かつ、空洞の底部に補強用柱体を立設して形成してなる前記いずれかの乾式目地ジョイナーを、第６の発明は、補強用柱体の頂部を、空洞の内周面部と分離して立設してなる前記の乾式目地ジョイナーを提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は、上記の通りの特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態について説明する。
【０００９】
図１は、この出願の発明の一実施例を例示した断面図である。
【００１０】
図１に示したように、この出願の発明の乾式目地ジョイナー（１）は、ベース目地材（２）とトップ目地材（３）とからなる。ベース目地材（２）は、例えば、目地幅（Ｗ）に合わせて対向する垂直板（２１）、（２１）を底板部（２２）の中央部に立設して嵌着溝（２３）を形成することによって、硬度７０°程度の硬質塩化ビニル樹脂等の硬質合成樹脂よりなるベース目地材本体を形成し、さらに必要に応じて、該ベース目地材本体の各垂直板（２１）、（２１）の外側の底板部（２２）表面の側端縁部内方および側端縁部の全長にわたって硬度９０°程度の軟質塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂よりなる防水突起（２４）および防水舌片（２５）を突設してなる長尺体よりなるものである。トップ目地材（３）は、例えば、上記ベース目地材（２）の嵌着溝（２３）に弾性を利用して強制的に嵌入する凸条（３１）を筒形中空状のシール部（３２）に垂設することによって、硬度７０°程度のＥＰＤＭ（Ｅｔｈｙｌｅｎｅ−Ｐｒｏｐｙｌｅｎｅ−Ｄｉｅｎｅ−Ｍｅｔｈｙｌｅｎｅｒｕｂｂｅｒ：エチレン・プロピレン共重合ゴム）等の弾性材料よりなるトップ目地材本体を形成すると共に、シール部（３２）のシール面〔後述する図２に示す外装材（４）の木口面（４１）に当接する面〕にシリコン系樹脂を被着することによって、硬度７０°程度のシリコン系被覆層（３３）を形成してなる長尺体よりなるものである。なお、筒形中空状のシール部（３２）を形成する場合には、例えば、長手方向全長にわたる複数本の空洞（３２１）〔図１においては、左右両側に２本の空洞（３２１）、（３２１）〕を設けて筒形中空状のシール部（３２）を形成しても良いし、１本の空洞を設けて筒形中空状のシール部を形成しても良い。ただし、１本の空洞を設けて筒形中空状のシール部を形成する場合には、例えば、空洞がつぶれたり、へこんだりするのを防止するために、後述する図４に示したように空洞（３２１）の底部に補強用柱体（７）を立設したり、空洞の内周面部、周壁内部等に補強材を設けたりして適度な剛性を付与するのが好ましい。また、シール部（３２）のシール面にシリコン系被覆層（３３）を形成する場合には、例えば、シール部（３２）のシール面から表面にわたってシリコン系被覆層（３３）を形成し、かつ、シリコン系被覆層（３３）に所望のイメージ色の着色を施すと、目地部の外観を向上させることができるので好ましい。また、シール部（３２）の基部にグラスファイバー等よりなる芯材（３４）を全長にわたって埋設すると、シール部（３２）の防水性を保持しつつ適度な剛性を付与することができるので好ましい。
【００１１】
図２は、上記この出願の発明の一実施例の挿入施工状態を例示した断面図であり、（ａ）は挿入施工開始時の状態、（ｂ）は挿入施工後の状態、（ｃ）は挿入施工経年後の状態を示している。
【００１２】
図２に示したように、この出願の発明の乾式目地ジョイナー（１）は、挿入施工に際して、外装材（４）、（４）相互の接合部（５）底部にベース目地材（２）の底板部（２２）を配設し、一方の外装材（４）の木口面（４１）を一方の垂直板（２１）の外側面に当接して取り付けた後、ベース目地材（２）の嵌着溝（２３）にトップ目地材（３）の凸条（３１）を所望の深さまで強制的に嵌入することによって、シール部（３２）を強制的に挿入し〔図２（ａ）〕、次いで、該トップ目地材（３）のシール部（３２）のシール面に他方の外装材（４）の木口面（４１）を当接、押圧することによって、挿入施工を完了する〔図２（ｂ）〕。ただし、上記挿入施工に際して、隣り合う両方の外装材（４）、（４）をベース目地材（２）の垂直板（２１）、（２１）の外側面に当接して取り付けた後、ベース目地材（２）の嵌着溝（２３）にトップ目地材（３）の凸条（３１）を強制的に嵌入することによって、外装材（４）、（４）の木口面（４１）、（４１）間にシール部（３２）を強制的に挿入して挿入施工を行っても良い。
【００１３】
以上の通り、この出願の発明の乾式目地ジョイナー（１）においては、挿入施工時に外装材（４）の木口面（４１）と当接するシール部（３２）のシール面に摩擦の少ないシリコン系被覆層（３３）を形成しているので、外装材（４）、（４）の木口面（４１）、（４１）間にシール部（３２）を円滑に挿入することができ、従って、挿入施工時に外装材（４）、（４）相互の接合部（５）に円滑に挿入することができ、また、シール部（３２）が筒形中空状であるので、挿入施工した時に、図２（ｂ）に示したように変形して外装材（４）の木口面（４１）に当接するため、外装材（４）の木口面（４１）とシール部（３２）との接触面積が大きくなり、優れた防水性を発揮する。また、図１に示したように、ベース目地材（２）の底板部（２２）表面に防水突起（２４）および防水舌片（２５）を突設した場合には、図２（ｂ）に示したように、上記シール部（３２）の防水性による一次防水に加えて、防水突起（２４）が外装材（４）裏面に当接密着すると共に、防水舌片（２５）が変形して外装材（４）裏面に押圧密着することによって、二次防水が行える。また、図２（ａ）、（ｂ）に示したように、ベース目地材（２）の底板部（２２）を配設する下地面に、透湿防水シート、防水テープ等の防水材料（６）を張設した場合には、該防水材料（６）による防水性によって三次防水が行える。また、図２（ｂ）に示したように、挿入施工直後における外装材（４）、（４）相互の接合部（５）の目地幅（Ｗ）は通常１０ｍｍ程度であるが、図２（ｃ）に示すように、挿入施工経年後（例えば、１０年後）における外装材（４）、（４）相互の接合部（５）の目地幅（Ｗ）は１５ｍｍ程度に拡大する。しかしながら、シール部（３２）がかかる拡大に追従して変形するため、挿入施工経年後においても防水性が損われるおそれがない。また、挿入施工した時に、シール部（３２）が図２（ｂ）に示すように変形してシール部（３２）表面が略平面状になるため、外観が損われるおそれもなく、挿入施工後の意匠性も優れている。
【００１４】
また、図１に示したように、点線の範囲内にあるトップ目地材（３）のシール部（３２）の下端部（３２２）を目地幅（Ｗ）に合わせて肉厚に形成した場合には、図２（ｂ）に例示したように、シール部（３２）の下端部（３２２）を外装材（４）、（４）相互の接合部（５）に正確に位置決めして挿入することができる。
【００１５】
また、図２（ｂ）に示したように、挿入施工時にシール部（３２）が外装材（４）の表面側に僅かに突出して表面側端部（４２）を覆うように変形自在な筒形中空状に形成した場合には、外装材（４）の木口面（４１）がシール部（３２）によって完全に隠ぺいされるため、外装材（４）の表面側端部（４２）に木口面（４１）が露出して外観が損われるおそれがない。
【００１６】
また、図２（ｂ）に示したように、下端部（３３１）が挿入施工時の挿入深さに合致するようにシリコン系被覆層（３３）を形成した場合には、シリコン系被覆層（３３）の下端部（３３１）を、挿入深さを把握する起算点用目印にして挿入することができるため、簡単、正確に挿入することができる。
【００１７】
図３は、この出願の発明の異った実施例を例示した断面図である。
【００１８】
図３に示したように、トップ目地材（３）の筒形中空状のシール部（３２）の空洞（３２１）の内周面部全長にわたって、図２（ｂ）に示した目地幅（Ｗ）に合わせて変形させる折曲誘導用の折曲用溝（３２３）を複数個〔図３においては、各空洞（３２１）の内周面上下部に２個〕形成した場合には、図２（ｂ）に示したようにシール部（３２）を挿入施工する際に、折曲用溝（３２３）を折れ点にして円滑に折曲変形させて挿入することができ、特に、図１と同様にして、シール部（３２）の下端部（３２２）を図２（ｂ）に示した目地幅（Ｗ）に合わせて肉厚に形成すると共に、図３に示したようにシール部（３２）の内周面部に目地幅（Ｗ）に合わせて変形させる折曲用溝（３２３）を形成した場合には、目地幅（Ｗ）に合わせて形成したシール部（３２）の肉厚の下端部（３２２）および折曲用溝（３２３）の相乗作用によって、シール部（３２）を目地幅（Ｗ）に合わせて正確に位置決めしつつ円滑に変形させて均密に挿入することができる。
【００１９】
図４は、この出願の発明のさらに異った実施例を例示した断面図である。
【００２０】
図４に示したように、トップ目地材（３）の筒形中空状のシール部（３２）を形成するに際して、長手方向全長にわたる１本の空洞（３２１）を設け、かつ、空洞（３２１）の底部、好ましくは、凸条（３１）に対応する底部中央の長手方向全長にわたって、連続的または断続的に補強用柱体（７）を突設して筒形中空状のシール部（３２）を形成した場合には、図２（ｂ）に示したようにシール部（３２）を挿入施工する際に、空洞（３２１）がつぶれたり、へこんだりするのを防止し、適度な剛性を付与して円滑に挿入施工することができ、挿入施工後の外観を良好に保つことができる。
【００２１】
また、図４に示したように、補強用柱体（７）を立設するに際して、補強用柱体（７）の頂部と空洞（３２１）の内周面部との間に間隙（８）を設けたり〔または間隙（８）を設けずに分断したり〕することによって、補強用柱体（７）の頂部を、空洞（３２１）の内周面部と分離して立設した場合には、図２（ｂ）に示したようにシール部（３２）を挿入施工する際に、補強用柱体（７）の補強効果、すなわち、空洞（３２１）のつぶれ防止効果、へこみ防止効果を損うことなく、補強用柱体（７）の頂部が柔軟に追従、移動してさらに円滑に挿入施工することができる。
【００２２】
勿論、この出願の発明は、以上の実施形態によって限定されるものではなく、ベース目地材、トップ目地材等の形状、大きさ、材質等の細部については、様々な態様が可能であることは云うまでもない。
【００２３】
そこで、以下に実施例を示し、この出願の発明についてさらに詳しく説明する。
【００２４】
【実施例】
図１に示した乾式目地ジョイナー（１）を使用し、図２（ｂ）に示したように、トップ目地材（３）のシール部（３２）で一次防水し、ベース目地材（２）の防水突起（２４）および防水舌片（２５）で二次防水し、防水材料（６）で三次防水して防水性能を測定したところ、表１のような結果が得られた。
【００２５】
【表１】

上記の結果から明らかなように、風速１５、２０ｍ／ｓの強風下においても、外装材（４）裏面に水のにじみ出しが認められる程度の防水性を発揮し、風速３０、４０、５０ｍ／ｓの台風並みの条件下において、水の流れ出しが認められる程度であり、勿論、何れの風圧においても、防水材料（６）（防水シート）裏面には漏水は全く認められなかった。
【００２６】
【発明の効果】
以上詳しく説明した通り、この出願の発明によって、挿入施工時に外装材相互の接合部に円滑に挿入することができ、かつ、挿入施工後の防水性、意匠性も優れた乾式目地ジョイナーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この出願の発明の一実施例を例示した断面図である。
【図２】（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は同上実施例の挿入施工状態を例示した断面図である。
【図３】この出願の発明の異った実施例を例示した断面図である。
【図４】この出願の発明のさらに異った実施例を例示した断面図である。
【図５】従来の乾式目地ジョイナーの挿入施工状態を例示した断面図である。
【符号の説明】
１乾式目地ジョイナー
２ベース目地材
２１垂直板
２２底板部
２３嵌着溝
２４防水突起
２５防水舌片
３トップ目地材
３１凸条
３２シール部
３２１空洞
３２２下端部
３２３折曲用溝
３３シリコン系被覆層
３３１下端部
３４芯材
４外装材
４１木口面
４２表面側端部
５接合部
６防水材料
７補強用柱体
８間隙
Ｗ目地幅[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The invention of this application relates to a dry jointer. More specifically, the invention of this application relates to a dry jointer that can be smoothly inserted into a joint between exterior materials at the time of insertion, and has excellent waterproofness and design after the insertion.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a building such as a house, for example, as shown in FIG. 5, a dry jointer (c) is inserted into an exterior material (a) such as an outer wall material, and (a) a joint (a) between each other. I was
[0003]
Further, the dry jointer (c) is a base joint material (g) in which opposed vertical plates (d) and (d) are erected on a bottom plate portion (e) to form a fitting groove (f). And a top joint material (U) in which a protruding ridge (h) to be fitted into the fitting groove (f) of the base joint material (g) is vertically provided on a long plate-shaped seal portion (k). At the time of insertion work, a bottom plate (e) of a base joint material (g) is arranged at the joint (a) of the exterior material (a) and (a) mutual joint, and the base joint material (g) is fitted. By forcibly fitting the ridges (h) of the top joint material (h) into the landing grooves (h), the sealing portion between the exterior materials (h), (h), the groin surface (h), and (h) (G) was inserted, and the seal portion (g) of the top joint material (g) prevented rainwater from entering the joint (a) between the exterior material (a) and (a).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional dry jointer (c) as exemplified in FIG. 5, friction between the cleave surface (sa) of the exterior material (a) and the seal portion (k) of the top joint material (c) during insertion work. Is large, there is a problem that it is not possible to insert the seal part (K) smoothly between the exterior materials (A), (A), and (K). Since the seal part prevents rainwater from entering, the contact area between the outer edge of the exterior material (A) and the seal part (K) is small, and it is satisfactory in terms of waterproofness after insertion. It is difficult to say that it should be used. Also, in order to enhance the waterproofness, when the seal part (K) is forcibly inserted between the exterior materials (A), (A) Since the surface of the long plate-shaped sealing part (k) is curved in a U-shaped cross section, the appearance becomes poor and There is also a problem in terms of Takumi property.
[0005]
The invention of this application has been made in view of the circumstances as described above, and can be smoothly inserted into a joint between exterior materials at the time of insertion work, and also has a waterproof property and a design property after the insertion work. The purpose is to provide an excellent dry jointer.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention of this application has been made in order to solve the above-mentioned problems, and a first invention is a base joint material in which opposed vertical plates are erected on a bottom plate portion to form fitting grooves. And a ridge that fits into the fitting groove of the base joint material is vertically provided on the cylindrical hollow sealing portion, and a silicon-based coating layer is formed on the sealing surface of the sealing portion. And a top joint material formed to have a thickness corresponding to the joint width .
[0007]
The second invention provides the dry joint joiner according to any one of the third inventions, wherein the seal portion is formed into a cylindrical hollow shape which is deformable so as to cover an end portion on the surface side of the exterior material during insertion work. The dry joint filler of any one of the above, wherein a silicon-based coating layer is formed on a sealing surface of a sealing portion that comes into contact with a lip end of the exterior material so that a lower end portion matches an insertion depth at the time of insertion work . 4 of invention, the one of a dry joint Joyner obtained by forming a bending groove to deform to fit the joint width at the inner peripheral surface of the seal portion, the fifth invention, the tubular hollow sealing portion and the one cavity of the over the entire length in the longitudinal direction is provided, and the either dry joint Joyner obtained by forming erected reinforcing pillar at the bottom of the cavity, the sixth aspect of the present invention, the reinforcing posts the top of the body, formed by projecting while separated from the inner surface of the cavity above the To provide a Shikimoku land Joiner.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention of this application has the features as described above, and embodiments thereof will be described below.
[0009]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating an embodiment of the present invention.
[0010]
As shown in FIG. 1, the dry jointer (1) of the invention of this application includes a base joint material (2) and a top joint material (3). The base joint material (2) is provided with, for example, vertical plates (21) and (21) opposed to each other in accordance with the joint width (W) in the center of the bottom plate portion (22) to form a fitting groove (23). By forming, a base joint material main body made of a hard synthetic resin such as a hard vinyl chloride resin having a hardness of about 70 ° is formed, and if necessary, each vertical plate (21), (21) of the base joint material main body is formed. ) And a waterproof tongue piece (24) made of a soft synthetic resin such as a soft vinyl chloride resin having a hardness of about 90 ° over the entire length of the inside of the side edge of the surface of the bottom plate (22) and the entire length of the side edge. 25) is formed of a long body protruding. The top joint material (3) includes, for example, a convex ridge (31) which is forcibly fitted into the fitting groove (23) of the base joint material (2) by utilizing elasticity, and has a cylindrical hollow seal portion (32). ) To form a top joint material main body made of an elastic material such as EPDM (Ethylene-Propylene-Diene-Methylene rubber) having a hardness of about 70 ° and a seal portion (32). ), A silicon-based resin is applied to the sealing surface [the surface that comes into contact with the lip end surface (41) of the exterior material (4) shown in FIG. Is formed from a long body. In the case where the cylindrical hollow seal portion (32) is formed, for example, a plurality of cavities (321) over the entire length in the longitudinal direction (in FIG. 1, two cavities (321), ( 321)] may be provided to form a cylindrical hollow seal portion (32), or a single cavity may be provided to form a cylindrical hollow seal portion. However, when one hollow is provided to form a cylindrical hollow seal portion, for example, in order to prevent the hollow from being crushed or dented, as shown in FIG. It is preferable to provide an appropriate rigidity by erecting a reinforcing pillar (7) at the bottom of (321) or providing a reinforcing material on the inner peripheral surface of the cavity, inside the peripheral wall, or the like. When the silicon-based coating layer (33) is formed on the sealing surface of the sealing portion (32), for example, the silicon-based coating layer (33) is formed from the sealing surface of the sealing portion (32) to the surface. It is preferable to apply a desired image color to the silicon-based coating layer (33) because the appearance of joints can be improved. It is preferable to embed a core material (34) made of glass fiber or the like over the entire length of the base portion of the seal portion (32) because appropriate rigidity can be imparted while maintaining the waterproofness of the seal portion (32).
[0011]
FIGS. 2A and 2B are cross-sectional views illustrating an insertion work state according to an embodiment of the present invention, wherein FIG. 2A shows a state at the start of the insertion work, FIG. 2B shows a state after the insertion work, and FIG. This shows the state after the insertion work has passed.
[0012]
As shown in FIG. 2, the dry jointer (1) according to the invention of the present application provides a joint (5) between the exterior materials (4) and (4) at the bottom of the base joint material (2) at the time of insertion work. A bottom plate part (22) is provided, and the lip end (41) of one exterior material (4) abuts against the outer surface of one vertical plate (21). By forcibly fitting the ridge (31) of the top joint material (3) to the desired depth to the fitting groove (23), the seal portion (32) is forcibly inserted (FIG. 2A), Next, the insertion work is completed by abutting and pressing the wooden surface (41) of the other exterior material (4) against the sealing surface of the sealing portion (32) of the top joint material (3) [FIG. b)). However, at the time of the above-mentioned insertion work, after adjoining both exterior materials (4) and (4) in contact with the outer surfaces of the vertical plates (21) and (21) of the base joint material (2), the base joint is installed. By forcibly fitting the ridges (31) of the top jointing material (3) into the fitting grooves (23) of the material (2), the exterior materials (4) and (4) have a lip surface (41), (4). The insertion work may be performed by forcibly inserting the seal portion (32) between 41).
[0013]
As described above, in the dry jointer (1) of the invention of the present application, the silicon-based coating with little friction is applied to the sealing surface of the sealing portion (32) which comes into contact with the lip end (41) of the exterior material (4) during insertion work. Since the layer (33) is formed, the seal part (32) can be smoothly inserted between the exterior materials (4) and (4), and the sealing part (32) can be smoothly inserted. In some cases, it can be smoothly inserted into the joint (5) between the exterior materials (4) and (4), and since the sealing portion (32) has a cylindrical hollow shape, when the insertion is performed, FIG. As shown in (b), since it is deformed and comes into contact with the lip edge (41) of the exterior material (4), the contact area between the lip edge (41) of the exterior material (4) and the sealing portion (32) increases. Demonstrate excellent waterproofness. In addition, as shown in FIG. 1, when a waterproof projection (24) and a waterproof tongue (25) are protrudingly provided on the surface of the bottom plate (22) of the base joint material (2), FIG. As shown, in addition to the primary waterproofing due to the waterproofness of the seal portion (32), the waterproof projection (24) comes into contact with and adheres to the back surface of the exterior material (4), and the waterproof tongue (25) is deformed. The secondary waterproofing can be performed by pressing and adhering to the back surface of the exterior material (4). As shown in FIGS. 2A and 2B, a waterproof material (6) such as a moisture-permeable waterproof sheet or a waterproof tape is provided on the base surface of the base joint material (2) where the bottom plate (22) is provided. ), Tertiary waterproofing can be performed by the waterproof property of the waterproof material (6). Further, as shown in FIG. 2B, the joint width (W) of the joint (5) between the exterior materials (4) and (4) immediately after the insertion work is usually about 10 mm. As shown in c), the joint width (W) of the joints (5) between the exterior materials (4) and (4) after the insertion work (for example, 10 years later) is increased to about 15 mm. However, since the seal portion (32) is deformed following the enlargement, there is no possibility that the waterproofness is impaired even after many years of the insertion work. In addition, when the insertion is performed, the seal portion (32) is deformed as shown in FIG. 2 (b) and the surface of the seal portion (32) becomes substantially flat. Is also excellent in design.
[0014]
Further, as shown in FIG. 1, when the lower end portion (322) of the seal portion (32) of the top joint material (3) within the range of the dotted line is formed to be thicker in accordance with the joint width (W). As shown in FIG. 2B, the lower end (322) of the seal portion (32) is accurately positioned and inserted into the joint (5) between the exterior materials (4) and (4). Can be.
[0015]
Further, as shown in FIG. 2B, a deformable cylinder in which the sealing portion (32) slightly projects to the surface side of the exterior material (4) and covers the front end portion (42) at the time of insertion work. When formed in a hollow shape, the lip end (41) of the exterior material (4) is completely hidden by the seal portion (32), so that the front end (42) of the exterior material (4) has a lip end. There is no possibility that the surface (41) is exposed and the appearance is impaired.
[0016]
In addition, as shown in FIG. 2B, when the silicon-based coating layer (33) is formed so that the lower end (331) matches the insertion depth at the time of insertion, the silicon-based coating layer (33) is formed. Since the lower end (331) of 33) can be inserted as a mark for a starting point for grasping the insertion depth, it can be inserted simply and accurately.
[0017]
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating another embodiment of the present invention.
[0018]
As shown in FIG. 3, the joint width (W) shown in FIG. 2B over the entire length of the inner peripheral surface of the cavity (321) of the cylindrical hollow seal portion (32) of the top joint material (3). In the case where a plurality of bending grooves (323) for guiding bending, which are deformed in accordance with (2) in FIG. 3, are formed in the upper and lower portions of the inner peripheral surface of each cavity (321), FIG. As shown in b), when inserting the seal portion (32), the sealing portion (32) can be smoothly bent and inserted with the bending groove (323) as a break point. Then, the lower end portion (322) of the seal portion (32) is formed thick to match the joint width (W) shown in FIG. 2B, and the seal portion (32) as shown in FIG. When the bending groove (323) for deforming according to the joint width (W) is formed on the inner peripheral surface of the, the shape is adjusted to the joint width (W). Due to the synergistic action of the lower end portion (322) of the thickened seal portion (32) and the bent groove (323), the seal portion (32) is smoothly positioned while being accurately positioned in accordance with the joint width (W). It can be inserted densely.
[0019]
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating still another embodiment of the invention of this application.
[0020]
As shown in FIG. 4, when forming the cylindrical hollow seal portion (32) of the top joint material (3), one cavity (321) is provided over the entire length in the longitudinal direction, and the cavity (321) The reinforcing column (7) projects continuously or intermittently over the entire length in the longitudinal direction of the bottom, preferably the center of the bottom corresponding to the ridge (31), and the cylindrical hollow sealing portion (32). When the seal is formed by inserting the seal portion (32) as shown in FIG. 2B, the cavity (321) is prevented from being crushed or dented, and has an appropriate rigidity. As a result, it is possible to smoothly perform the insertion work, and it is possible to maintain a good appearance after the insertion work.
[0021]
As shown in FIG. 4, when the reinforcing pillar (7) is erected, a gap (8) is formed between the top of the reinforcing pillar (7) and the inner peripheral surface of the cavity (321). In the case where the top of the reinforcing column (7) is separated from the inner peripheral surface of the cavity (321) by being provided or [or divided without providing the gap (8)], As shown in FIG. 2 (b), when inserting the seal portion (32), the reinforcing effect of the reinforcing column (7), that is, the effect of preventing the collapse of the cavity (321) and the effect of preventing dents are impaired. Without this, the top portion of the reinforcing pillar (7) can flexibly follow and move, and can be inserted more smoothly.
[0022]
Of course, the invention of this application is not limited by the above embodiments, and various details are possible for the shape, size, material, and the like of the base joint material, the top joint material, and the like. Needless to say.
[0023]
Then, an example is shown below and the invention of this application will be described in more detail.
[0024]
【Example】
Using the dry jointer (1) shown in FIG. 1, as shown in FIG. 2 (b), primary sealing is performed by the seal portion (32) of the top joint material (3), and the base joint material (2) is waterproofed. When the waterproof performance was measured by secondary waterproofing with the waterproof projections (24) and waterproof tongue pieces (25) and tertiary waterproofing with the waterproof material (6), the results as shown in Table 1 were obtained.
[0025]
[Table 1]

As is evident from the above results, even under strong winds at wind speeds of 15 and 20 m / s, the waterproofing effect is exhibited to the extent that water seepage can be seen on the back surface of the exterior material (4), and the wind speeds are 30, 40 and 50 m / s. Under conditions similar to those of typhoon s, the flow of water was only observed, and of course, at any wind pressure, no water leakage was observed on the back surface of the waterproof material (6) (waterproof sheet).
[0026]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the invention of this application, it is possible to obtain a dry jointer that can be smoothly inserted into a joint between exterior materials at the time of insertion work, and has excellent waterproofness and design properties after the insertion work. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating an embodiment of the present invention.
2 (a), 2 (b) and 2 (c) are cross-sectional views illustrating an insertion work state of the embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating another embodiment of the invention of this application.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating still another embodiment of the present invention;
FIG. 5 is a cross-sectional view exemplifying a state of insertion of a conventional dry jointer.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Dry jointer 2 Joiner base material 21 Vertical plate 22 Bottom plate part 23 Fitting groove 24 Waterproof projection 25 Waterproof tongue 3 Top joint material 31 Convex ridge 32 Seal part 321 Cavity 322 Lower end part 323 Bending groove 33 Silicon-based coating layer 331 Lower end part 34 Core material 4 Exterior material 41 Wood end surface 42 Front end 5 Joint 6 Waterproof material 7 Reinforcing column 8 Gap W Joint width

Claims

A base joint member formed by fitting an opposed vertical plate to the bottom plate portion to form a fitting groove, and a ridge fitted into the fitting groove of the base joint material are vertically provided on a cylindrical hollow seal portion. And a top joint material formed by forming a silicon-based coating layer on the seal surface of the seal portion and forming the lower end portion of the seal portion to have a large thickness in accordance with the joint width. .

The dry jointer according to claim 1 , wherein the seal portion is formed into a deformable cylindrical hollow shape so as to cover an end portion on the surface side of the exterior material during insertion work .

The dry jointer according to claim 1 or 2 , wherein a silicon-based coating layer is formed on a sealing surface of a sealing portion that comes into contact with a groin surface of the exterior material so that a lower end portion of the sealing member matches an insertion depth at the time of insertion .

The dry jointer according to any one of claims 1 to 3, wherein a bending groove that is deformed in accordance with the joint width is formed in an inner peripheral surface portion of the seal portion .

5. The dry type according to any one of claims 1 to 4, wherein the cylindrical hollow seal portion is formed by providing one cavity over the entire length in the longitudinal direction, and forming a reinforcing column at the bottom of the cavity. Jointer joiner.

6. The dry jointer according to claim 5 , wherein a top portion of the reinforcing pillar is provided upright separately from an inner peripheral surface of the cavity .