JP3580057B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像に応じた感光体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する画像形成装置に関し、特に感光体又は転写ベルトの上に形成されたトナー像の濃度を検出する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の画像形成装置としては、図15に示すようなカラー複写機が知られている。
図示したカラー複写機は、主として、原稿画像を読み取るスキャナー部51と、このスキャナー部51から出力された画像データに階調補正、色補正、精細度向上等の処理を施す画像処理部52と、この画像処理部52で処理された画像データにしたがってレーザ光を出射するROS(Raster Output Scanner) 光学部53と、最終的に画像を形成する画像形成部54とから構成されている。
【0003】
このうち、画像形成部54においては、ドラム型の感光体55の周囲に、その回転方向にしたがって帯電装置56、電位計57、ロータリー現像装置58、光センサ59、クリーナー装置60及び除電ランプ61が順に設けられている。また、ロータリー現像装置58には、Bk(ブラック),Y(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン)の各色の現像器にトナーを供給するトナーディスペンス装置62が付属されている。
【0004】
この画像形成部54では、周知のゼログラフィーの原理を利用して画像形成が行われる。すなわち、回転する感光体55の表面は帯電装置56により一様にプラス帯電され、ROS光学部53からのレーザ光により第一色目の静電潜像が形成される。この静電潜像に対しては、ロータリー現像装置58の第一色目(Bk)の現像器でマイナス電荷を帯びたブラックトナーが吸着され、これによって第一色目のトナー像が感光体55上に形成される。一方、用紙トレイ63に収容されている用紙(不図示)は用紙搬送装置64によって搬送され、転写ドラム65に巻き付けられる。そして、この巻き付けられた用紙の表面に、感光体55上のトナー像が転写コロトロン66により転写される。このとき、感光体55上に残ったトナーや電荷は、クリーナー装置60及び除電ランプ61によって取り除かれる。
【0005】
以後、上述した第一色目(Bk)と同様の手順で、第二色目(Y)、第三色目(M)、第四色目(C)まで計4色のトナー像が転写ドラム65上の用紙に順次転写される。そして各色の画像転写が全て終了すると、その段階で用紙は剥離コロトロン67により転写ドラム65から剥離され、さらに定着装置68に送られて画像の定着がなされる。これにより、用紙の表面には各色の画像を重ねたカラーコピー画像が形成される。なお、転写ドラム65の周囲に設けられている除電コロトロン69は、各色の画像転写後又は用紙剥離後に、用紙上及び転写ドラム65上の余分な電荷を除電するためのものである。
【0006】
ところで、この種のカラー複写機においては、トナー担持体となる感光体55の上に、予め決められたパターンでトナー像を形成するとともに、そのトナー像の濃度を光センサ59で検出し、その検出結果に基づいてトナー補給やその他の画像形成条件を制御することにより、用紙上のコピー濃度を所定の目標濃度に維持するようにしている。
【0007】
また、濃度検出のための光センサ59としては、図16に示すような反射型センサが採用されている。図示した光センサ59の構成では、筐体構造をなすセンサ本体70の内部に、発光ダイオード(LED)からなる発光素子71と、フォトトランジスタからなる受光素子72とが組み込まれている。この光センサ59の取り付けに際しては、反射面となる感光体55の下地面73に対して、発光素子71から光の入射角(α)と受光素子72への光の反射角(α)が同一角度になるよう、感光体55の下地面73との間に規定の距離(正反射受光距離)Lが確保され、これによって発光素子71から下地面73に照射した光の正反射光を受光素子72で受光し得る構成になっている。また、受光素子72が出来るだけ乱反射光を拾わないように、発光素子71及び受光素子72の光路径φa,φbが小さく設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来技術には、以下のような問題があった。
すなわち、画像形成動作時に感光体55の表面が擦られることで、その下地面73に傷が発生し、この傷が画像形成動作を繰り返すうちに徐々に増えていく。そうすると、下地面73の傷の影響により、発光素子71から照射した光の拡散反射率が増加するため、その分だけ受光素子72で受光される正反射光の光量が減少し、正確な濃度検出ができなくなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の画像形成装置では、トナー像が形成されるとともに、ループ状に張設されたベルト状のトナー担持体と、トナー像が形成されたトナー担持体に対して光を照射する発光手段と、この発光手段によってトナー担持体に照射された光の反射光を受光する受光手段とを有する光センサとトナー担持体を介して光センサと対向するようにトナー担持体の内側に配設されるとともに、トナー担持体の光の反射面を平面状態に支持しつつトナー担持体を光センサ側に押し出すことにより、トナー担持体と光センサとの相対距離を変化させる相対距離可変手段とを備えた構成となっている。
【0010】
上記構成からなる画像形成装置においては、トナー担持体の下地に入った傷の影響で、トナー担持体に照射された光の乱反射光が増加すると、これに対応して相対距離可変手段では、受光手段により受光される反射光の中の乱反射光量に対する正反射光量の割合が多くなるようにトナー担持体と受光手段との相対距離を変化させる。
これにより、トナー担持体の傷による乱反射光の増加分が打ち消されて、受光手段で受光される乱反射光の受光割合が一定のレベルに調整される。
【0011】
請求項記載の画像形成装置においては、トナー像が形成されるトナー担持体と、トナー像が形成されたトナー担持体に対して光を照射する発光手段と、この発光手段によってトナー担持体に照射された光の正反射光を受光する受光手段と、画像形成動作の繰り返しに伴うトナー担持体の傷による乱反射光の増加分を、トナー担持体の動作サイクル数又は画像形成処理枚数に基づいて求めるとともに、この乱反射光の増加による正反射光の減少分を補うように発光手段の発光量を増加させる光量可変手段とを備えた構成となっている。
【0012】
上記構成からなる画像形成装置においては、トナー担持体の下地に入った傷の影響で、トナー担持体に照射された光の乱反射光が増加すると、これに対応して光量可変手段では発光手段の発光量を増加させ、これによって光量の増加した正反射光を正反射受光手段が受光する。
これにより、トナー担持体の傷による正反射光の減少分が、発光手段での光量増加によって補われる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の第1実施形態を示すブロック図である。
本第1実施形態の画像形成装置は、主として、トナー像が形成されるトナー担持体としての転写ベルト1と、トナー像が形成された転写ベルト1に対して光を照射する発光素子(発光手段)2と、転写ベルト1に照射された光の反射光を受光する受光素子(受光手段)3と、転写ベルト1に照射された光の乱反射光が増加するほど、受光素子2によって受光される反射光の中の乱反射光量に対する正反射光量の割合が多くなるように転写ベルト1と受光素子3との相対距離を変化させる相対距離可変手段4とを備えた構成となっている。
【0014】
このうち、発光素子2及び受光素子3は、反射型の光センサ5を構成するもので、トナー担持体となる転写ベルト1に対しては、その下地面(後述)に対向する状態で配設されている。ちなみに、受光手段である受光素子3は、光センサ5と一体構造をなすものであることから、本第1実施形態では「転写ベルト1と受光素子3との相対距離」を「転写ベルト1と光センサ5との相対距離」に置き換えて説明することとする。
【0015】
相対距離可変手段4は、実際に転写ベルト1と受光素子3(光センサ5)との相対距離を変化させるためのメカ機構となる駆動ユニット6と、この駆動ユニット6に駆動信号を与える駆動回路7と、この駆動回路7を介して駆動ユニット6の動作を制御する制御部8とによって構成されている。また、制御部8には、コピー枚数(画像形成処理枚数)をカウントする枚数カウンタ9が接続されるとともに、駆動ユニット6の動作を制御するうえで必要となる制御用データが設定されている。
【0016】
図2は本第1実施形態における主要部の配置状態を示す概略図である。
図2においては、感光体(ドラム)11の周囲に、帯電装置12及び現像装置13が設けられている。また、感光体11の下端外周面には転写ベルト1の一部が圧接している。この転写ベルト1は、3つのローラ14a,14b,14cによってループ状に張設されている。また、転写ベルト1の内側には上述した駆動ユニット6が配設されており、この駆動ユニット6に対向する状態で転写ベルト1の外側に光センサ5が配設されている。この状態では、光センサ5が転写ベルト1の画像形成面(トナー像が形成される面)に対向し、その反対側の非画像形成面に駆動ユニット6が対向している。さらに、転写ベルト1を支持する3つのローラ14a,14b,14cのうち、いずれか一つのローラは、図示せぬバネ部材の付勢力によって転写ベルト1に適度な張力を付与しており、濃度検出に際して駆動ユニット6が転写ベルト1を光センサ5側に押し出した際には、その押し出し動作に連動してローラ位置がベルト内方に変位するようになっている。
【0017】
ここで、周知のゼログラフィープロセスでは、第1のステップとして、帯電装置12により感光体11の表面を一様にプラスに帯電する。次に、第2のステップとして、プラス帯電された感光体11の表面にレーザ光を照射する。このとき、レーザ光が当たった部分は電気抵抗が減ってプラス帯電が逃げ、レーザ光が当たらない文字や像の部分だけにプラス帯電が残る。これにより、感光体11の表面には、プラス電荷を帯びた静電潜像が形成される。次に、第3のステップとして、マイナス電荷を帯びた微粉末のトナーを現像装置13が感光体11の表面に供給する。これにより、プラス電荷を帯びた静電潜像だけにトナーが吸着し、これによって感光体11上にトナー像が形成される。次に、第4のステップとして、感光体11上に形成されたトナー像を一旦転写ベルト1に転写し、さらに転写ベルト11に転写したトナー像を用紙の上に転写する。そして最終的には、用紙に転写したトナー像を図示せぬ定着装置にて加熱・加圧し、用紙上に定着させる。
【0018】
次に、本第1実施形態で採用した光センサ5の具体的な構成について図3を参照しつつ説明する。
図示した光センサ5においては、筐体構造をなすセンサ本体15の内部に、発光ダイオードからなる発光素子2と、フォトトランジスタからなる受光素子3とが組み込まれている。この光センサ5は、先にも述べたように転写ベルト1の画像形成面、つまり実際にトナー像が形成される下地面16に対向して配設されている。また、従来の場合には受光素子3が出来るだけ乱反射光を拾わないように、発光素子2及び受光素子3の各光路径を小さく設定していたが、本第1実施形態の場合には受光素子3に乱反射光が入り込み易いように、発光素子2及び受光素子3の各光路径を広めに設定してある。
【0019】
ここで、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lを規定の正反射受光距離に設定した場合は、下地面16からの正反射光の光軸F上に受光素子3が存在するため、下地面16からの正反射光を受光素子3で最も効率良く受光できる状態となる。これに対して、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lを上述した規定距離よりも長く設定した場合(下地面16が図中Luの位置に存在する場合)、或いは短く設定した場合(下地面16が図中Ldの位置に存在する場合)は、いずれも下地面16からの正反射光の光軸F,F上から受光素子3がずれた状態となるため、受光素子3における正反射光の受光割合が低下して、逆に乱反射光の受光割合が増加することになる。このことは、一つの受光素子3であっても、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lに応じて正反射光と乱反射光の両方を検出できることを示唆している。
【0020】
続いて、本第1実施形態における駆動ユニット6のメカ構成につき、図4を参照しつつ説明する。
図示した駆動ユニット6は、濃度検出に際して、転写ベルト1と光センサ5との相対距離を変化させるべく、トナー担持体となる転写ベルト1を光センサ5側に押し出すもので、主として、駆動源となるパルスモータ17と、このパルスモータ17にネジ18にて固定されたガイド部材19と、このガイド部材19にスライド自在に嵌合されたローラ支持部材20と、このローラ支持部材20の先端部に回転自在に装着された一対の押出ローラ21とから構成されている。
【0021】
パルスモータ17は、上述した駆動回路7(図1参照)から与えられる駆動パルスにしたがって回転駆動するもので、そのモータ軸にはウォームギヤ22が装着されている。このウォームギヤ22は、ローラ支持部材20の内周面に形成されたインナーギヤ23に噛み合っている。また、パルスモータ17に固定されたガイド部材19は、その軸方向(図中上下方向)に沿ってローラ支持部材20をスライド自在に案内支持している。
【0022】
上記構成からなる駆動ユニット6では、パルスモータ17の駆動によってウォームギヤ22が回転すると、その回転量及び回転方向にしたがってウォームギヤとインナーギヤ23との噛み合い位置が軸方向にずれる。これにより、ローラ支持部材20はガイド部材19に案内されながら軸方向に移動するため、これと一体になって一対の押出ローラ21も移動する。このとき、一対の押出ローラ21は、先の図2に示すように転写ベルト1の内側に対向状態で配設されていることから、この転写ベルト1の非画像形成面に対して進退移動することになる。
【0023】
次に、駆動ユニット6の動作を制御するうえで必要となる制御用データについて説明する。先ず、トナー担持体である転写ベルト1に傷が発生すると、その傷の度合いに応じて乱反射光が増加することから、本出願人は転写ベルト1の傷レベルと画像処理枚数(コピー枚数)との相関を調べてみた。そうしたところ、図5に示すような結果が得られた。図5においては、転写ベルト1の傷レベルを縦軸、コピー枚数を横軸にとり、傷レベルについてはその度合いが最もひどい状態を「レベル5」とし、傷の無い新品の状態を「レベル0」としている。図から明らかなように、転写ベルト1の傷レベルは、コピー枚数が増えるにしたがって徐々に高くなり、コピー枚数が7000枚以降は「レベル5」で推移している。
【0024】
このことから本第1実施形態では、転写ベルト1の傷による乱反射光の増加分を、コピー枚数に基づいて求めることとし、上述した制御用データについてはコピー枚数に関連付けて設定するようにした。具体的には、図6に示すように、コピー枚数が増えるにしたがって、転写ベルト1と光センサ5との相対距離が段階的に大きくなるように設定し、コピー枚数が7000枚以降はいずれも同一距離(5.5mm)になるように設定した。こうした相対距離の設定値は、図5に示す傷レベルとコピー枚数の相関曲線に対応しており、また相対距離の最大設定値である5.5mmという数値は、図3において下地面16からの正反射光を受光素子3で最も効率良く受光し得る距離、つまり規定の正反射受光距離に相当するものである。こうした相対距離の設定データは、上述したパルスモータ17を駆動するためのデータに変換され、この変換されたデータがコピー枚数と対応付けられて制御部8(図1参照)に与えられている。
【0025】
なお、図6においては、コピー枚数を一様に1000枚単位で10段階に分けるようにしたが、この分け方については任意に設定することができる。例えば、上述よりも細かく500枚単位で分けるようにしたり、或いは傷レベルの変動が比較的小さい0〜3999枚の範囲では1000枚単位で分け、傷レベルの変動が大きい4000〜6999枚の範囲では500枚単位で分けるなど種々の形態が考えられる。
【0026】
続いて、本第1実施形態の画像形成装置における濃度検出時の動作について説明する。
先ず、濃度検出に際しては、枚数カウンタ9でカウントされているコピー枚数が制御部8によって読み出され、さらにその読み出されたコピー枚数に対応する制御用データがメモリ等から呼び出される。こうして呼び出された制御用データは制御部8から駆動回路7に出力され、この制御用データに基づいて駆動回路7が駆動ユニット6に駆動パルスを与える。これにより駆動ユニット6では、駆動回路7から与えられた駆動パルスにしたがってパルスモータ17が回転駆動するため、これに連動して一対の押出ローラ21が転写ベルト1に向けて進出する。このとき、一対の押出ローラ21は転写ベルト1の非画像形成面に同時に接触し、そのまま転写ベルト1を所定量だけ光センサ5側に押し出す。これにより、転写ベルト1と光センサ5との間には、上記制御用データに基づく相対距離Lが確保される。
【0027】
また、転写ベルト1に対しては、上述したゼルグラフィープロセスにしたがって感光体11上に形成されたトナー像(濃度検出用のパターン画像)が転写され、このトナー像が光センサ5との対向位置に到達した時点で、上述のごとく駆動ユニット6により設定された相対距離Lをもって光センサ5によりトナー像の濃度検出が行われる。
【0028】
ここで、駆動ユニット6により設定される転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lは、上述のごとく枚数カウンタ9から読み出されたコピー枚数に対応したものとなる。すなわち、枚数カウンタ9から読み出されたコピー枚数が0〜999枚の範囲にあった場合、つまり転写ベルト1が傷の無い新品の状態又はそれに近い状態であった場合は、図6の設定条件にしたがって上記相対距離Lが3.0mmに設定される。この3.0mmという設定値は、図3に当てはめて考えると、正反射光が効率良く受光される転写ベルト1の下地面16の位置に対して、実際に設定された下地面16の位置が図中Ld側に存在し、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lが規定の正反射受光距離よりも短い条件で設定されることを示している。
【0029】
その後、通常の画像形成動作の繰り返しにより、枚数カウンタ9でのカウント値が加算され、濃度検出に際して読み出されたコピー枚数が1000〜1999枚の範囲になると、駆動ユニット6により設定される転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lが、それまでの3.0mmから3.2mmに変更される。このことを図3に当てはめて考えると、先述の3.0mmという設定条件に比較して、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lが規定の正反射受光距離に0.2mmだけ近づいたことを示している。
以後、濃度検出に際して枚数カウンタ9から読み出されたコピー枚数が増えるにしたがい、駆動ユニット6によって設定される転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lは次第に規定の正反射受光距離に近づいていき、コピー枚数が7000枚以上となった時点で、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lが規定の正反射受光距離、つまり5.5mmに設定されるようになる。
【0030】
このように本第1実施形態の画像形成装置では、転写ベルト1が新品の状態であっても、予め転写ベルト1に傷がついた状態と同等のレベルで受光素子3に乱反射光が取り込まれるように、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lを規定の正反射受光距離からずらして設定しておき、転写ベルト1の傷がひどくなる(コピー枚数が増える)にしたがって、受光素子3に乱反射光が入り難くなる、つまり受光素子3で受光される反射光の中の乱反射光量に対する正反射光量の割合が多くなるように、相対距離可変手段4が転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lを規定の正反射受光距離に徐々に近づけるように制御することから、転写ベルト1の傷による乱反射光の増加分を、転写ベルト1と光センサ5との相対距離Lの変化によって打ち消し、受光素子3で受光される乱反射光の受光割合を一定のレベルに調整することができる。その結果、転写ベルト1の傷の影響を受けることなく、トナー像の濃度を正確に検出することが可能となる。
【0031】
また、濃度検出に際しては、光センサ5を転写ベルト1側に進退移動させることで両者の相対距離Lを変化させることも可能であるが、そうした場合はベルト走行時における転写ベルト1の振動によって上記相対距離Lが微妙に変化し、その影響でセンサ出力も図7の破線曲線で示すように変動してしまう。
これに対して、上述のように駆動ユニット6によって転写ベルト1を光センサ5側に押し出し、これによって両者間の相対距離Lを変化させた場合は、ベルト走行時における転写ベルト1の振動が駆動ユニット6で抑えられるため、図7の実線曲線で示すように安定したセンサ出力を得ることができる。
【0032】
さらに、駆動ユニット6の構成としても、例えば図8(a),(b)に示すように、一個の押出ローラ21で転写ベルト1を押し出すようにすると、以下のような不具合を招く。すなわち、光センサ5から出射された光の反射面(転写ベルト1の下地面)が押出ローラ21の外周面に沿って曲面状態に支持されるため、押出ローラ21の位置によって光の反射角が大きく変わってしまい、正確な濃度検出ができなくなってしまう。これに対して、上述のように一対の押出ローラ21によって転写ベルト1を押し出すようにすれば、図9(a),(b)に示すように、光の反射面となる転写ベルト1の下地面が押出ローラ21の位置によらず常に平面状態に支持されるようになるため、上述のような不具合を回避することができる。
【0033】
加えて、従来ではトナー担持体に対して光センサが規定の正反射受光距離を隔てた位置に固定状態で取り付けられ、これによって光センサが常にトナー担持体に近接した状態に保持されていたため、トナーの付着によるセンサ汚れが発生していたが、本第1実施形態では、濃度検出に際してのみ、駆動ユニット6によって転写ベルト1を光センサ5側に押し出すようにしているため、通常の画像形成時には光センサ5が転写ベルト1から十分に離間した状態に保持される。したがって、トナーの付着によるセンサ汚れについても防止することが可能となる。
【0034】
さらに、トナー担持体の傷による乱反射光の増加分についても、例えば光センサ5の構成として、上述した発光素子2及び受光素子3の他に、拡散反射率を検出するための乱反射受光素子(不図示)を付設し、その乱反射受光素子の検出結果に基づいて求めるようにしてもよいが、そうした場合はセンサの外形寸法が大きくなるうえに、画像形成装置のコストアップを招くことから、上述のごとく画像形成装置の保守・管理用として既設されている枚数カウンタ9を利用し、そこでカウントされるコピー枚数(画像形成処理枚数)に基づいて求める方が好適である。
【0035】
なお、上記第1実施形態においては、転写ベルト1上に形成されたトナー像の濃度を光センサ5で検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、トナー担持体である感光体11(図2参照)上に形成されたトナー像の濃度を反射型の光センサで検出する場合にも適用可能である。但し、その場合は、トナー担持体となる感光体11に対して、図示せぬ駆動系により光センサを進退移動可能に支持し、濃度検出に際して、感光体11側に光センサを進出させることで両者間の相対距離を変化させることになる。
【0036】
また、上記第1実施形態では、トナー担持体に照射された光の乱反射光の増加分を、枚数カウンタ9でカウントされるコピー枚数(画像形成処理枚数)に基づいて求めるようにしたが、これ以外にも、トナー担持体(転写ベルト1、感光体11)の動作サイクルカウント数に基づいて求めるようにしてもよい。
【0037】
図10は本発明に係る画像形成装置の第2実施形態を示すブロック図である。本第2実施形態の画像形成装置は、主として、トナー像が形成されるトナー担持体30と、トナー像が形成されたトナー担持体30に対して光を照射する発光素子(発光手段)31と、トナー担持体30に照射された光の乱反射光が増加するほど、発光素子31の発光量を増加させる光量可変手段32と、この光量可変手段32により光量が増加された光の正反射光を受光する受光素子(正反射受光手段)33とを備えた構成となっている。
【0038】
このうち、発光素子31及び受光素子33は、図11に示すように、反射型の光センサ34を構成するもので、筐体構造をなすセンサ本体35の内部にそれぞれ所定の角度で組み込まれている。この光センサ34は、トナー担持体30の画像形成面、つまり実際にトナー像が形成されるトナー担持体30の下地面36に対向する状態で配設されている。また、発光素子31から照射された光の正反射光が受光素子34で受光されるように、トナー担持体30(下地面36)と光センサ34との相対距離Lが規定値(正反射受光距離)に設定されている。さらに、受光素子33が出来るだけ乱反射光を拾わないように、発光素子31及び受光素子33の光路径φa,φbが小さく設定されている。
【0039】
光量可変手段32は、上記発光素子31に駆動信号を与える駆動回路37と、この駆動回路37を介して発光素子31の発光量を制御する制御部38とによって構成されている。また、制御部38には、コピー枚数(画像形成処理枚数)をカウントする枚数カウンタ39と、濃度検出パターンとなるトナー像の階調値を検出する階調検出部40とが接続され、これらの枚数カウンタ39及び階調検出部40から得られる情報を基に制御部38が発光素子31での発光量を制御する構成となっている。
【0040】
ここで、トナー担持体30に光を照射した際の拡散反射率は該トナー担持体30の傷の度合いに応じて高くなり、またトナー担持体30の傷レベルは先の図5に示したようにコピー枚数の増加とともに高まることから、本第2実施形態においても、トナー担持体30の傷による乱反射光の増加分を、枚数カウンタ39でカウントされるコピー枚数に基づいて求めることにした。なお、乱反射光の増加分については、上記第1実施形態と同様に、トナー担持体30の動作サイクルカウント数に基づいて求めるようにしてもよい。
【0041】
また、トナー担持体30に傷がある場合と傷が無い場合での濃度検出値は、図12に示すように、トナー像の階調レベルが大きい(トナー像が濃い)場合は、傷による影響をほとんど受けないが、トナー像の階調レベルが小さい(トナー像が薄い)場合は、傷による影響を受けて濃度検出結果に誤差が生じる。特に、光センサ34の環境特性変化や汚れの影響を補正するために、トナー像形成領域からの反射光量と非トナー像形成領域(トナー像が形成されていないトナー担持体の下地面)からの反射光量の比をもって濃度検出を行う場合には、トナー担持体30の傷による濃度検出値の誤差が顕著になって現れる。
【0042】
こうした理由から本第2実施形態においては、濃度検出に際して、トナー担持体30に形成されたトナー像の階調値を階調検出部40で検出し、そこで検出されたトナー像の階調レベルと上記枚数カウンタ39を介して得られるコピー枚数の双方に基づいて、発光素子31での発光光量を制御部38で制御することにした。
【0043】
具体的な濃度検出時の動作にあたっては、先ず制御部38が、枚数カウンタ39でカウントされているコピー枚数を読み出すとともに、濃度検出のためにトナー担持体30に形成されたトナー像の階調データを階調検出部40から取得する。次に、トナー担持体30に形成された濃度検出用のトナー像が光センサ34との対向位置に到達すると、そのトナー像の濃度が光センサ34によって検出される。その際、制御部38では、枚数カウンタ39から得られたコピー枚数の情報と、階調検出部40から得られたトナー像の階調レベルとに基づいて、光センサ34における発光素子31の発光量を調整する。
具体的には、例えば駆動回路37から駆動パルスを与えて発光素子31を発光させる駆動方式を採った場合、図13に示すように、発光素子31の発光量を減少させるときはパルス幅を狭くし、発光量を増加させるときはパルス幅を広くするといった具合に、駆動パルスのパルス幅(デューティでも可)を変えることで発光素子31での発光量を調整する。
【0044】
図14は濃度検出時における発光量の設定データの一例を示す図である。
図示のように、トナー担持体30に傷の無い状態、つまり枚数カウンタ39でのカウント値が0枚のときは、階調検出部40によって検出されるトナー像の階調レベルに関わらず、発光素子31の発光量は一定のレベルに設定される。
その後、通常の画像形成動作の繰り返しによってトナー担持体30に傷が発生し、その傷レベルが枚数カウンタ39でのカウント値の増加とともにレベル▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼のように徐々に高まっていくと、それにつれて発光素子31の発光量も徐々に増加するように設定される。その際、各々の傷レベル(▲1▼,▲2▼,▲3▼,▲4▼,▲5▼)での発光量は、階調検出部40によって検出されるトナー像の階調レベルに応じて、トナー担持体30の傷の影響を受けやすい低階調のトナー像に対する発光量が多くなるように設定される。
【0045】
このように本第2実施形態においては、トナー担持体30の下地に入った傷の影響により、発光素子31からトナー担持体30に照射された光の乱反射光が増加する場合であっても、これに対応して光量可変手段32が発光素子31の発光量を増加させるべく光量調整するため、この光量調整された光の正反射光を受光素子33で受光することにより、トナー担持体30の傷による正反射光の減少分が、発光素子31での光量増加によって補われるようになる。したがって、トナー担持体30の傷の影響を受けることなく、画像濃度を正確に検出することが可能となる。また、発光素子31での発光量の調整に際しては、階調検出部40で検出されるトナー像の階調レベルにも対応させて補正するようにしたので、トナー像の階調レベルによる濃度検出誤差についても解消することができる。
【0046】
なお、発光素子31での光量を調整する具体的な手段としては、発光素子31に流れる電流値を変えるといった手段も考えられるが、光量切り替え時の応答速度の点では本形態例のようにパルス幅を変えるなどの手段を採用した方が好適である。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の画像形成装置によれば、トナー担持体の下地に入った傷の影響で、トナー担持体に照射された光の乱反射光が増加した場合であっても、それに対応したかたちで、受光手段により受光される反射光の中の乱反射光量に対する正反射光量の割合が多くなるように相対距離可変手段がトナー担持体と受光手段との相対距離を変化させる構成となっているため、トナー担持体の傷の度合いに関係なく、受光手段で受光される乱反射光の受光割合を一定のレベルに調整することができる。その結果、トナー担持体の傷の影響を受けることなく、トナー像の濃度を正確に検出することが可能となる。
【0048】
請求項5記載の画像形成装置によれば、トナー担持体の下地に入った傷の影響で、トナー担持体に照射された光の乱反射光が増加した場合であっても、これに対応したかたちで光量可変手段が発光手段の発光量を増加させ、さらに光量の増加した正反射光を正反射受光手段が受光する構成となっているため、トナー担持体の傷による正反射光の減少分を発光手段での光量増加によって補うことができる。その結果、上記同様にトナー担持体の傷の影響を受けることなく、トナー像の濃度を正確に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における主要部の配置状態を示す概略図である。
【図3】第1実施形態におけるセンサ構成を説明する図である。
【図4】駆動ユニットのメカ構成を説明する図である。
【図5】傷レベルとコピー枚数の相関図である。
【図6】第1実施形態における相対距離の設定例を示す図である。
【図7】ベルト振動によるセンサ出力の変動具合を示す図である。
【図8】一個の押出ローラによるベルト支持状態を説明する図である。
【図9】一対の押出ローラによるベルト支持状態を説明する図である。
【図10】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態を示すブロック図である。
【図11】第2実施形態におけるセンサ構成を説明する図である。
【図12】トナー像の階調レベルと濃度検出値の関係を示す図である。
【図13】発光量調整の具体例を示す図である。
【図14】第2実施形態における発光量の設定例を示す図である。
【図15】カラー複写機の全体構成図である。
【図16】従来のセンサ構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 転写ベルト(トナー担持体)
2 発光素子(発光手段)
3 受光素子(受光手段)
4 相対距離可変手段
5 光センサ
6 駆動ユニット
9 枚数カウンタ
21 押出ローラ
31 発光素子(発光手段)
32 光量可変手段
33 受光素子(正反射受光手段)
39 枚数カウンタ
40 階調検出部

Claims (5)

  1. トナー像が形成されるとともに、ループ状に張設されたベルト状のトナー担持体と、
    前記トナー像が形成されたトナー担持体に対して光を照射する発光手段と、当該発光手段によって前記トナー担持体に照射された光の反射光を受光する受光手段とを有する光センサと
    前記トナー担持体を介して前記光センサと対向するように前記トナー担持体の内側に配設されるとともに、前記トナー担持体の光の反射面を平面状態に支持しつつ前記トナー担持体を前記光センサ側に押し出すことにより、前記トナー担持体と前記光センサとの相対距離を変化させる相対距離可変手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記相対距離可変手段は、画像形成動作の繰り返しに伴う前記トナー担持体の傷による乱反射光の増加分を、前記トナー担持体の動作サイクル数又は画像形成処理枚数に基づいて求めるとともに、この乱反射光の増加分を打ち消すように前記トナー担持体と前記光センサとの相対距離を規定の正反射距離に近づける方向で変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記相対距離可変手段は、前記トナー担持体の非画像形成面に対して進退可能な一対の押出ローラを有する駆動ユニットを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. トナー像が形成されるトナー担持体と、
    前記トナー像が形成されたトナー担持体に対して光を照射する発光手段と、
    前記発光手段によって前記トナー担持体に照射された光の正反射光を受光する受光手段と、
    画像形成動作の繰り返しに伴う前記トナー担持体の傷による乱反射光の増加分を、前記トナー担持体の動作サイクル数又は画像形成処理枚数に基づいて求めるとともに、この乱反射光の増加による正反射光の減少分を補うように前記発光手段の発光量を増加させる光量可変手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記光量可変手段は、前記乱反射光の増加分と前記トナー像の階調レベルとに応じて前記発光手段での発光量を増加させる
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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