JP3578732B2 - Threshing equipment sorting equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン搭載用などの脱穀装置の選別装置で、詳しくは、シーブケースに、並置してチャフシーブを構成する複数のチャフリップ板のそれぞれを上端で横向き軸芯周りに揺動自在に枢支連結するとともに、これらチャフリップ板を一体揺動する状態に連動連結して、チャフリップ板の揺動で前記チャフシーブの開度を変更するように構成し、前記チャフリップ板と一体揺動するピンに係合してチャフリップ板の大開度側への揺動を規制する規制レバーを揺動位置変更固定自在に設けてこの規制レバーの揺動位置変更によりチャフシーブの最大開度を調整するように構成し、前記規制レバーとピンとの間に前記チャフシーブを閉じ側に揺動付勢するスプリングを介装してチャフシーブに作用する処理物重量により開度を自動変更するように構成してある装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の選別装置では、特開平10−155346号公報などで見られるように、つまり、図8に示すように、規制レバー33を開度最大調整位置に揺動位置させた状態でスプリング31による付勢力Fをチャフリップ板17Aに対して直交する方向よりも大きく傾いた方向でピン32に作用させるようにスプリング31を設け、つまり、スプリング31による付勢力Fの作用方向とチャフリップ板17Aの成す角度θを90度よりも大部小さく設定し、このスプリング31による付勢力Fを調整できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術によるときは、図8に示すように、規制レバー33を開度最小調整位置に揺動位置させた場合、付勢力Fの作用方向とチャフリップ板17Aとの成す角度θが非常に小さくなって付勢力Fがほとんどチャフリップ板17Aに沿った方向でピン32に作用することになって付勢力Fの分力であるチャフリップ板17Aの揺動方向の揺動力fが極端に小さくなる傾向があった。このことは、規制レバー33を開度最小調整位置に揺動位置させたときには、処理物量の少しの増大でチャフシーブ17の開度が最大になるということで、処理物重量の変動に基づいて開度が自動変更されることが少なくて常時、開度が最大になっている機会が多くなる傾向を生む。
【0004】
ところで、上記従来の技術は、2条刈りや3条刈りなど処理物量が少なくて比較的処理物量の変動幅が小さい小型コンバインの脱穀装置用として開発されたものであって、処理物量が多くて処理物量の変動幅が大きい大型脱穀装置に適用した場合には、前記の傾向が大きくなる。
そこで、スプリングの付勢力を調整することにより、処理物量の変動が大きくても、規制レバーを開度最小調整状態にさせた際の処理物重量に応答した開度の自動調整を的確に行おうとするのであるが、この場合には、規制レバーによる最大開度の調整を行う度にスプリングの付勢力を調整する必要があるから、作業性が悪い。
【0005】
本発明の目的は、スプリングの付勢力の調整を必要とすることなく、規制レバーを開度最小調整状態にさせた際にも処理物重量に見合った開度となるように所期の自動開度調整を良好に行えるようにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明による脱穀装置の選別装置の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0007】
〔特徴〕
シーブケースに、並置してチャフシーブを構成する複数のチャフリップ板をそれぞれの上端で横向き軸芯周りに揺動自在に枢支連結するとともに、これらチャフリップ板を一体揺動する状態に連動連結して、チャフリップ板の揺動で前記チャフシーブの開度を変更するように構成し、前記チャフリップ板と一体揺動するピンに係合してチャフリップ板の大開度側への揺動を規制する規制レバーを揺動位置変更固定自在に設けてこの規制レバーの揺動位置変更によりチャフシーブの最大開度を調整するように構成し、前記規制レバーとピンとの間に前記チャフシーブを閉じ側に揺動付勢するスプリングを介装してチャフシーブに作用する処理物重量により開度を自動変更するように構成してある脱穀装置の選別装置であって、前記規制レバーを開度最大調整位置に揺動位置させた状態でスプリングによる付勢力をチャフリップ板に対してほぼ直交する方向でピンに作用させる状態に前記スプリングを設けてある点にある。
【0008】
〔作用〕
図7に示すように、規制レバーを開度最大調整位置に揺動位置させた状態でスプリング31による付勢力Fをチャフリップ板17Aに対してほぼ直交する方向でピン32に作用させるように前記スプリング31を設けてあるから、規制レバー33を開度最小調整位置に揺動位置させた状態においても、チャフリップ板17Aと付勢力Fの作用方向との成す角度θを十分に確保して、付勢力Fの揺動方向の分力である揺動力fが小さくなることを抑制できることで揺動力fを十分なものとすることができる。
【0009】
〔効果〕
従って、スプリングによる付勢力を調整することなく、規制レバーを開度最小調整位置に揺動位置させた状態においても揺動力を十分に確保できることで処理物量が大きく変動するにかかわらず処理物重量によるチャフシーブの開度の自動変更を確実、良好に行わせて、所期の選別性能を向上することができるようになった。
【0010】
【発明の実施の形態】
コンバインは、図1に示すように、左右一対のクローラ式走行装置Aで走行する走行機体Bの前部に刈取部Cを昇降可能に連結し、走行機体Bに脱穀装置D及び穀粒タンクEを搭載するとともに、穀粒タンクEの前方箇所に搭乗運転部Fを形成することによって構成されている。
【0011】
図2に示すように、前記脱穀装置Dは、その左側部に配備されたフィードチェーン1により横向き姿勢で挾持搬送される刈取穀稈の穂先側に対して脱穀処理を施す脱穀部D1と、この脱穀部D1からの処理物に対して選別処理を施す選別部D2と、この選別部D2にて選別された処理物のうちの1番物を回収する1番物回収部9と、2番物を回収する2番物回収部10とを備えている。
【0012】
前記脱穀部D1は、前後向きの横軸芯P1周りに回転駆動される扱胴2と、この扱胴2の下部側に配備された受網3と、この受網3の後方に形成された送塵口4とを備えており、前記扱胴2がフィードチェーン1により挾持搬送される刈取穀稈から穀粒を分離して単粒化し、その単粒化した穀粒や切れワラなどを受網3から選別部D2に漏下させるとともに、受網3から漏下しなかった穀粒や切れワラなどを送塵口4から選別部D2に排出するようになっている。
【0013】
前記選別部D2は、前側の左右両側部が左右向きの横軸芯P2周りに前後揺動可能な支持アーム5に吊り下げ支持された状態で前記受網3の下方に配設されたシーブケース6と、このシーブケース6の前下方に配設された唐箕7とを備えており、前記シーブケース6が、その後部に配設された偏芯式駆動機構8の作動で揺動駆動されることによって前記脱穀部D1からの処理物に対して篩い選別を施すとともに、前記唐箕7が、シーブケース6に向けて選別風を供給することによって、シーブケース6により篩い選別される処理物に対して風力選別を行うようになっている。
そして、これらの選別作動によって、脱穀部D1からの処理物を、1番物としての穀粒と、2番物としての穀粒と切れワラなどとの混在物と、3番物としての切れワラなどとに選別するようになっている。
【0014】
前記1番物回収部9は、回収した1番物を、その底部に左右向きに配備された1番スクリュー11によって、その右端に連通接続された揚送スクリュー12(図1参照)に向けて搬送するよう構成されている。
前記2番物回収部10は、回収した2番物を、その底部に左右向きに配備された2番スクリュー13によって、その右端に連通接続された2番還元スクリュー14に向けて搬送するよう構成されている。
【0015】
なお、前記揚送スクリュー12は、1番スクリュー11にて搬送された1番物を揚送して前記穀粒タンクEに対して上方から供給するように構成されている。また、前記2番還元スクリュー14は、2番スクリュー13にて搬送された2番物を揚送して前記シーブケース6に還元するよう構成されている。
【0016】
図2及び図3に示すように、前記シーブケース6は、上部前端に配備された第1グレンパン15と、この第1グレンパン15の後端に連なる状態で後方に向けて延設された複数の第1篩線16と、これら第1篩線16の下方から後方に向けて延出する状態で配設された第1チャフシーブ17と、この第1チャフシーブ17の後半部上方に配設された第2グレンパン18と、この第2グレンパン18から後方に向けて延設された第1ストローラック19及び複数の第2篩線20と、前記第1チャフシーブ17の後端に連なる状態で配設された第2チャフシーブ21と、この第2チャフシーブ21の後端に連なる状態で配備された第2ストローラック22と、前記第1チャフシーブ17の前部下方に配備された第3グレンパン23と、この第3グレンパン23の後端に連なる状態で配設されたグレンシーブ24とを備えている。
かつ、シーブケース6のうち前記第1チャフシーブ17の前方箇所には、第1風路25を介して供給される前記唐箕7からの選別風を前記第1篩線16に向けて流動させる第1開口6Aと、第2風路26を介して供給される唐箕7からの選別風を前記第1チャフシーブ17に向けて流動させる第2開口6Bとが形成されている。
【0017】
前記第1グレンパン15は、前記受網3の前半部から漏下した処理物を受け止めて比重差選別しながら後方に向けて移送するようになっている。
前記第1篩線16は、受網3の前後中間部から漏下した処理物と第1グレンパン15により移送された処理物の中から比重の重い穀粒などを粗選別して漏下させながら、残りの処理物を後方に向けて移送するようになっている。
前記第1チャフシーブ17は、受網3の後部から漏下した処理物と前記第1篩線16を経由した処理物の中から穀粒などを粗選別して漏下させながら、残りの処理物を後方に向けて移送するようになっている。
前記第1ストローラック19は、前記送塵口4から排出された処理物の中から穀粒などを篩い選別して漏下させるとともに、残りの処理物を後方に向けて移送するようになっている。
前記第2グレンパン18は、前記第1ストローラック19を漏下した処理物を比重差選別しながら後方に向けて移送するようになっている。
前記第2篩線20は、前記第2グレンパン18により移送された処理物と第1ストローラック19を経由した処理物の中から穀粒などを粗選別して漏下させながら、残りの処理物を後上方に向けて移送するようになっている。
前記第2チャフシーブ21は、前記第1チャフシーブ17により移送された処理物と前記第2篩線20から漏下した処理物の中から穀粒などを粗選別して2番物回収部10に漏下させるとともに、残りの処理物を後方に向けて移送するようになっている。
前記第2ストローラック22は、前記第2篩線20及び第2チャフシーブ21により移送された処理物の中から穀粒などを篩い選別して2番物回収部10に漏下させるとともに、残りの比重の軽い切れワラなどを後方に向けて移送して機外に排出するようになっている。
前記第3グレンパン23は、前記第1チャフシーブ17の前部から漏下した処理物を比重差選別しながら後方に向けて移送するようになっている。
前記グレンシーブ24は、前記第3グレンパン23により移送された処理物と第1チャフシーブ17の後部側から漏下した処理物の中から穀粒を精選別して1番物回収部9に漏下させるとともに、残りの処理物を後方に向けて移送して2番物回収部10に供給するようになっている。
【0018】
図2及び図3中の27は、前記第2篩線20から漏下した処理物の第1開口6Aからの流出を防止する流出防止板であり、28は、前記第1チャフシーブ17に向けての選別風の流動を許容しながら第1チャフシーブ17の前端部から漏下した処理物の第2開口6Bからの流出を防止する多孔板である。
【0019】
図3〜図6に示すように、前記第1チャフシーブ17は、前後方向に所定間隔を隔てて並置される複数のチャフリップ板17Aをそれぞれ上端で横軸芯P3周りで揺動自在に第1連結部材29を介して前記シーブケース6の左右両側壁6Cに枢支連結するとともに、これらチャフリップ板17Aを第2連結部材30にて一体揺動する状態に連動連結して、チャフリップ板17Aの一体揺動で開度を変更するように構成されている。
又、第1チャフシーブ17は、チャフリップ板17Aを閉じ側に弾性付勢する引っ張りコイルスプリング利用のスプリング31を備えている。つまり、上に堆積する処理物量が多くなって重量が大きくなるほど、その重量により処理物重量にほぼ比例する状態で開度を大きくするとともに、上に堆積する処理物量が少なくなって重量が小さくなるほど、スプリング31による付勢力により処理物重量にほぼ比例する状態で小さくする形態で処理物重量により開度を自動変更するように構成されている。
【0020】
前記第2連結部材30において、所定のチャフリップ板17Aの遊端左側部に連結されるピン32には、その左端部側が第2連結部材30から左外側方に向けて延出する長尺のものが採用されている。一方、シーブケース6の左側壁6Cには、第1チャフシーブ17の開閉動作に伴うピン32の移動を許容する長孔6aが形成されている。
前記長孔6aは、長尺のピン32が装着されたチャフリップ板17Aの揺動支点である横軸芯P3を中心とした円弧状に形成されており、その上端にピン32が接当する状態では第1チャフシーブ17が最小開度状態(ほぼ全閉状態)になり、又、その下端にピン32が接当する状態では第1チャフシーブ17が最大開度状態(全開状態)になるように、第1チャフシーブ17の開閉動作に伴うピン32の移動を規制するようになっている。
【0021】
そして、前記シーブケース6における左側壁6Cの横外側には、第1チャフシーブ17の最大開度を設定する、つまり、チャフリップ板17Aの大開度側への揺動を規制するための規制レバー33が配備されている。
【0022】
前記シーブケース6の左側壁6Cにおいて、所定のチャフリップ板17Aを横軸芯P3周りに揺動自在に支持する第1連結部材29の支軸34と長孔6aとの間における所定位置には、前記規制レバー33を横軸芯P4周りに揺動操作可能に支持する支点ピン6bが突設されている。前記規制レバー33の揺動支点側箇所には、第1チャフシーブ17の開閉動作に伴うピン32の移動を許容する長孔33aが形成されている。
【0023】
そして、前記スプリング31は、規制レバー33に屈曲形成された支持片33Aと前記ピン32とに亘って掛け渡されている。
【0024】
シーブケース6の左側壁6Cには、横外側方に向けて弾性変形可能な規制レバー33の遊端に形成された係合孔33bとの係合で規制レバー33を所望の操作位置に固定保持する6つの係合突起6cが所定ピッチで突設されている。
つまり、規制レバー33の係合孔33bをいずれかの係合突起6cに係合させると、その操作位置に応じたシーブケース6側の長孔6aと規制レバー33の長孔33aとの重なり具合が現出されて、所定のチャフリップ板17Aにおける左側のピン32の移動範囲が制限されるようになっている。換言すれば、規制レバー33は、第1チャフシーブ17の最小開度をも規制するものである。
【0025】
前記第1チャフシーブ17の最小開度は、規制レバー33の係合孔33bを前上方側の係合突起6cに係合させるほど小さい開度に設定することができ、又、規制レバー33の係合孔33bを後下方側の係合突起6cに係合させるほど大きい開度に設定することができるようになっている。
【0026】
図3〜5に示すように、シーブケース6の左外側には、所定のチャフリップ板17Aに左側のピン32を介して連結されるとともに、シーブケース6の左側壁6Cに突設された支点ピン6bに横軸芯P4周りに揺動可能に支持されることで、所定のチャフリップ板17Aの延出方向と逆方向に延出する状態となって、シーブケース6の揺動に伴うチャフリップ板17A群の自重揺動を阻止するカウンタウェイト35が配設されている。
【0027】
なお、図4及び図5中の35aは、前記第1チャフシーブ17の開度が変更されるのに伴って、支点位置の異なる所定のチャフリップ板17Aとカウンタウェイト35とが連動揺動する際に、それらを連結するピン32のカウンタウェイト35に対する変位を許容するように、カウンタウェイト35における所定のチャフリップ板17Aとの連結部に形成された長孔である。
【0028】
図3に示すように、規制レバー33及び各係合突起6cは脱穀装置Dの左側壁に形成された点検口36に臨むようになっており、この点検口36から、収穫する作物の種類や濡れ具合などに応じた第1チャフシーブ17の最大開度を設定するための規制レバー33の各係合突起6cに対する係合位置の変更操作を容易に行えるようになっている。
【0029】
そして、前記スプリング31は、図7の(ハ)に示すように、規制レバー33を開度最大調整位置に揺動させた状態で付勢力Fをチャフリップ板17Aに対してほぼ直交する方向でピン32に作用させるように設けられている。つまり、規制レバー33を開度最大位置に揺動位置させた状態では、チャフリップ板17Aと付勢力Fの作用方向との成す角度θがほぼ90度となっている。
従って、図7に示すように、規制レバー33を開度中間調整位置はもちろん開度最小調整位置に揺動位置させても前記の角度θを十分大きなものに維持することができ、その結果、付勢力Fの揺動方向の分力である揺動力fを十分に確保することができるのである。
【0030】
〔別実施形態〕
上記実施の形態では、規制レバー33による最大開度調整位置を複数段階に変更するようにしたが、規制レバー33の最大開度調整位置を無段階に変更するようにして実施しても良い。
【0031】
上記実施の形態では、スプリング31として引っ張りコイルスプリングを設けたが、スプリング31としては圧縮コイルスプリングであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】脱穀装置の縦断側面図
【図3】要部の縦断側面図
【図4】第1チャフシーブと規制レバーとの関係を示す展開縦断側面図
【図5】第1チャフシーブ要部の横断平面図
【図6】第1チャフシーブ要部の縦断正面図
【図7】規制レバーが各開度調整位置に揺動位置した状態での付勢力とチャフリップ板及び揺動力との関係図
【図8】従来の技術における規制レバーが各開度調整位置に揺動位置した状態での付勢力とチャフリップ板及び揺動力との関係図
【符号の説明】
6 シーブケース
17 チャフシーブ
17A チャフリップ板
P3 横向き軸芯
32 ピン
33 規制レバー
31 スプリング
F 付勢力[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sorting device for a threshing device for mounting a combine or the like, and more specifically, a plurality of chaflip plates, which are juxtaposed to form a chaff sheave, are swingably pivoted around a horizontal axis at an upper end thereof in a sheave case. In addition to supporting and linking, these chaff flip plates are interlockingly connected in a state of swinging integrally, so that the opening degree of the chaff sheave is changed by swinging of the chaff flip plate, and swings together with the chaff flip plate. A restricting lever that engages with the pin and restricts the swing of the chaff flip plate to the large opening side is provided so as to be fixed in a freely changing swing position, and the maximum opening of the chaff sheave is adjusted by changing the swing position of the regulating lever. The opening is automatically changed by the weight of the processed material acting on the chaff sheave by interposing a spring between the regulating lever and the pin that urges the chaff sheave to the closing side. An apparatus that is configured to.
[0002]
[Prior art]
In the conventional sorting apparatus, as seen in Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-155346, that is, as shown in FIG. The
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-mentioned conventional technique, as shown in FIG. 8, when the
[0004]
By the way, the above-mentioned conventional technology is developed for a small-size combine threshing apparatus having a small amount of processed material such as two-row cutting and three-row cutting and having a relatively small fluctuation width of the processed material. When applied to a large threshing apparatus in which the fluctuation amount of the processed material is large, the above tendency becomes large.
Therefore, by adjusting the biasing force of the spring, even if there is a large variation in the amount of the processed material, it is desired to accurately perform the automatic adjustment of the opening in response to the weight of the processed material when the regulating lever is in the minimum opening adjustment state. However, in this case, it is necessary to adjust the biasing force of the spring each time the maximum opening is adjusted by the regulating lever, so that the workability is poor.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a desired automatic opening so that even when the regulating lever is set to the minimum opening adjustment state, the opening can be adjusted to the weight of the processed material without adjusting the urging force of the spring. The point is that the degree adjustment can be performed well.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The features, operations and effects of the sorting apparatus for a threshing apparatus according to the present invention according to claim 1 are as follows.
[0007]
〔Characteristic〕
A plurality of chaflip plates, which are juxtaposed to constitute a chaff sheave, are pivotally connected to the sheave case at their upper ends so as to be swingable around a horizontal axis, and these chafflip plates are interlockingly connected so as to swing together. The opening of the chaff sheave is changed by swinging the chaff flip plate, and the swing of the chaff flip plate is restricted by engaging with a pin that swings integrally with the chaff flip plate. The restricting lever is provided so as to be capable of changing the pivoting position so that the maximum opening degree of the chief sheave is adjusted by changing the pivoting position of the restricting lever. A sorting device for a threshing device configured to automatically change an opening degree by a weight of a processed material acting on a chaff sheave with a spring being urged, wherein the regulating lever is Lies in that is provided with the spring in a state to act on the pin in a direction substantially orthogonal to the biasing force against the tea flip board in a state of being swung position to degrees maximum adjustment position by the spring.
[0008]
[Action]
As shown in FIG. 7, the urging force F of the
[0009]
〔effect〕
Therefore, the swinging force can be sufficiently secured even in the state where the regulating lever is swung to the minimum opening adjustment position without adjusting the urging force of the spring. The automatic change of the opening of the chaff sheave can be performed reliably and satisfactorily, and the desired sorting performance can be improved.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIG. 1, the combine connects a cutting unit C to a front part of a traveling machine body B traveling by a pair of right and left crawler traveling machines A so as to be able to move up and down, and a threshing device D and a grain tank E And a boarding operation section F is formed at the front of the grain tank E.
[0011]
As shown in FIG. 2, the threshing device D includes a threshing unit D1 that performs threshing on the ears of a harvested grain culm that is nipped and conveyed in a lateral orientation by a feed chain 1 disposed on the left side thereof. A sorting unit D2 that performs a sorting process on the processed product from the threshing unit D1, a first product collection unit 9 that collects the first product among the processed products sorted by the sorting unit D2, and a second product And a second
[0012]
The threshing unit D1 is formed on the handling
[0013]
The sorting unit D2 is a sheave case disposed below the receiving net 3 in a state where the left and right sides on the front side are suspended and supported by a
Then, by these sorting operations, the processed material from the threshing unit D1 is converted into a grain as the first product, a mixture of the grain as the second product and the straw, and a straw as the third product. And so on.
[0014]
The first product recovery section 9 directs the recovered first product to a lifting screw 12 (see FIG. 1) that is connected to the right end thereof by a first screw 11 that is provided at the bottom thereof in a left-right direction. It is configured to be transported.
The second
[0015]
In addition, the said lifting
[0016]
As shown in FIGS. 2 and 3, the
In the
[0017]
The
The
The
The
The
The second sieving wire 20 roughly separates grains and the like from the processed material transferred by the
The
The
The
The
[0018]
[0019]
As shown in FIGS. 3 to 6, the
Further, the
[0020]
In the second connecting
The
[0021]
A restricting
[0022]
On the
[0023]
The
[0024]
On the
That is, when the engaging
[0025]
The minimum opening of the first
[0026]
As shown in FIGS. 3 to 5, on the left outer side of the
[0027]
It should be noted that a
[0028]
As shown in FIG. 3, the regulating
[0029]
Then, as shown in FIG. 7C, the
Therefore, as shown in FIG. 7, even if the regulating
[0030]
[Another embodiment]
In the above-described embodiment, the maximum opening adjustment position of the
[0031]
In the above embodiment, a tension coil spring is provided as the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a combine. FIG. 2 is a vertical side view of a threshing device. FIG. 3 is a vertical side view of a main part. FIG. 4 is a developed vertical side view showing a relationship between a first chaff sheave and a regulating lever. 5 is a cross-sectional plan view of the main portion of the first chaff sheave. FIG. 6 is a vertical sectional front view of the main portion of the first chaff sheave. FIG. FIG. 8 is a diagram showing the relationship between the urging force, the chaflip plate, and the oscillating force when the regulating lever in the related art is oscillated at each opening adjustment position.
6
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