JP3575470B2 - Spinning method and apparatus - Google Patents
Spinning method and apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP3575470B2 JP3575470B2 JP2002073711A JP2002073711A JP3575470B2 JP 3575470 B2 JP3575470 B2 JP 3575470B2 JP 2002073711 A JP2002073711 A JP 2002073711A JP 2002073711 A JP2002073711 A JP 2002073711A JP 3575470 B2 JP3575470 B2 JP 3575470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spinning
- yarn
- draft
- draft ratio
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/02—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by a fluid, e.g. air vortex
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H15/00—Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing
- D01H15/002—Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing for false-twisting spinning machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラフト装置によりドラフトされた繊維束に、旋回気流を作用させて加撚することにより紡績糸を製造する紡績方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、種糸或いは親糸と称される糸を、旋回気流を発生させるノズル部材や中空ガイド軸体等からなる紡績部材に挿通することなく、紡績部材に、ドラフト装置によりドラフトされた繊維束を供給するだけで、紡績部材のノズル部材と中空ガイド軸体に形成された補助ノズルとにより糸を生成して糸出しを行い(後述の糸出し紡績)、その後、紡績部材により生成された糸と巻き取りパッケージに連なる糸とを、糸継ぎ装置により糸継ぎすることにより、紡績開始時や、糸切れが発生した後の紡績の再開を行うようにした紡績方法及びその装置が知られている(特開2001−40532号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の紡績方法及びその装置においては、上記糸出し紡績、即ち、糸切れ後の紡績の再開を、より確実なものとするために、即ち、糸出し紡績時における、上記ノズル部材と補助ノズルからの気流を、充分に且つより確実に、繊維束に作用させる必要がある。従って、紡績装置の糸切れ後の紡績の再開作業又は紡績開始の際の糸出し紡績時の紡出速度は、前述の点を考慮して設定されるため、通常の紡出速度が、前記糸出し紡績の紡出速度により制限され、紡績装置の紡出速度の高速化に対応することができないという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、上述した従来の紡績方法及びその装置が有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、供給されるスライバーを所定のドラフト比によりドラフトした後に、ノズル孔を有するノズル部材と中空ガイド軸体とからなる紡績部材による通常の紡績状態においては、前記ノズル部材の旋回気流を使用して糸を生成するとともに、糸継ぎ作業の際には、前記旋回気流に加えて、中空ガイド軸体に形成された補助ノズルから、糸通路内に圧縮空気を噴射させることにより、中空ガイド軸体の先端に形成された開口から糸排出口に向けて吸引力を発生させ、糸出し紡績を行うようにした紡績方法において、第1には、上記糸出し紡績の際のドラフト比を、通常の紡績状態におけるドラフト比と変更し、糸出し紡績終了後に、前記変更されたドラフト比を、通常の紡績状態におけるドラフト比に戻すようにしたものであり、第2には、上記糸出し紡績により出された糸端を捕捉し、糸継ぎ装置に導入するための紡績部材側糸捕捉手段が、糸出し紡績により紡出された糸端を捕捉した後、変更されたドラフト比を、通常の紡績状態におけるドラフト比に戻すようにしたものである。
【0006】
また、供給されるスライバーをドラフトするドラフト装置、ノズル部材と中空ガイド軸体とからなる紡績部材を有する紡績装置において、第1には、通常の紡績状態における前記ドラフト装置のドラフト比を、糸出し紡績の際に変更するためのドラフト比変更手段及び変更されたドラフト比を通常の紡績状態におけるドラフト比に戻す手段を配設したものであり、第2には、糸継ぎ装置と、上記糸出し紡績された糸端を捕捉し、糸継ぎ装置に導入するための紡績部材側糸捕捉手段とを備え、該糸捕捉手段が糸出し紡績された糸端を捕捉した後、変更されたドラフト比を、通常の紡績状態におけるドラフト比に戻す手段を配設したものであり、第3には、上記ドラフト装置、紡績部材を備えた紡績ユニットを複数並設し、ドラフト装置は、回転速度の異なる複数のドラフトローラーにより構成されるものであり、前記複数のローラーのうち、少なくとも1つのローラーを、紡績ユニット毎に駆動するモーターにより駆動させるとともに、前記モーターの回転速度を紡績ユニット毎に制御する制御手段を配設したものである。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】
先ず最初に、図1及び図2を用いて、本発明の紡績装置を構成する紡績ユニットの概略について説明する。
【0009】
1は、ケンス2に収容されてい繊維束であり、Dは、複数のドラフトローラーにより構成され、バックローラー3、サードローラー4、エプロンベルト5aが装架されたセカンドローラー5及びフロントローラー6からなる、一例としての4線式のドラフト装置である。Sは、後述する紡績部材であり、7は、ニップローラー7aとデリベリーローラー7bとからなる糸送り部材である。8は、糸継ぎ作業の際に、紡績が再開された紡績部材Sから排出される糸を、一時的に貯留するためのスラックチューブであり、9は、ヤーンクリアラーである。
【0010】
10は、ボビンホルダー11に支持されたボビン12に巻回されたパッケージであり、パッケージ10は、その表面に、フリクションローラー13が当接することにより、回転されるように構成されている。14は、図示されていない綾振り装置の綾振りガイドである。そして、ボビンホルダー11に支持されたボビン12やフリクションローラー13や綾振りガイド14等により巻取り部材Wが構成されている。
【0011】
ケンス2から、ガイドバー15を経て引き出された繊維束1は、ドラフト装置Dによりドラフトされた後、紡績部材Sに入り糸に生成される。その後、紡績部材Sから排出された糸Yは、糸送り部材7を構成するニップローラー7aとデリベリーローラー7bとにより挟持されて、パッケージ10方向に送られる。そして、綾振りガイド14により綾振りされながら、フリクションローラー13に当接し、回転しているパッケージ10に巻き取られるように構成されている。
【0012】
上述したような、ドラフト装置D、紡績部材S、糸送り部材7、スラックチューブ8、ヤーンクリアラー9及び巻取り部材W等により構成されている紡績ユニットUが、図2に示されているように、機台Fに沿って、多数、並設されて紡績装置が構成されている。
【0013】
図2に示すように、E1は、紡績装置の一方の端部に配設された原動機ボックスであり、E2は、紡績装置のもう一方の端部に配設されたブロワーボックスである。Aは、糸継ぎ台車であり、糸継ぎ台車Aは、紡績装置の長手方向に沿って配設されたレールR上を走行するように構成されている。糸継ぎ台車Aには、紡績部材側糸捕捉手段としての公知のサクションノズルa1や、ノッタ又はスプライサ等の公知の糸継ぎ装置a2や、パッケージ側糸捕捉手段としての公知のサクションマウスa3等が配設されている。
【0014】
次に、図3を用いて、紡績部材Sについて説明する。
【0015】
図3に示すように、16は、ドラフト装置Dによりドラフトされた繊維束1を導入する導入孔16aと繊維束1の流路上に配設されたニードル16bとを有する繊維導入ブロックであり、繊維導入ブロック16は、ノズル部材17の先端に形成された取付孔17aに嵌入されている。繊維導入ブロック16が嵌入されている取付孔17aの下流側(図3において下側)には、繊維導入ブロック16から遠ざかる方向に末広り状に傾斜した内周壁17bを有する、略円錐台状の空間部17cが形成されている。17dは、繊維導入ブロック16付近に位置するノズル部材17に形成された複数のノズル孔であり、17eは、ノズル孔17dを囲むように、エア通路17e1が形成された圧縮空気供給部材であり、圧縮空気供給部材17eは、図示されていない圧縮空気供給源に連結されている。
【0016】
17fは、ノズル部材17の筒部17gに形成された吸引孔であり、吸引孔17gには、図示されていない空気吸引源に接続されているパイプ18が連接されている。
【0017】
19は、中空ガイド軸体であり、中空ガイド軸体19は、円錐台状の先端部19aと、環状の内部空気通路19bを有する筒体部19cとを有しており、中空ガイド軸体19の軸線に沿って糸通路19dが形成されている。内部空気通路19bと糸通路19dとは、補助ノズル19eにより連結されており、また、内部空気通路19bには、筒体部19cに形成された透孔19fに連結された連結具20を介して、図示されていない圧縮空気供給源に接続されたパイプ21が連結されている。なお、補助ノズル19eは、筒体部19cに形成された透孔19fより、先端部19a側に位置するように構成されている。圧縮空気供給源からの圧縮空気は、連結具20及びパイプ21を介して、内部空気通路19bに入り、その後、補助ノズル19eから噴射されて、中空ガイド軸体19に形成された糸通路19dに入り、中空ガイド軸体19の先端部19aと反対側に位置する糸排出口19g方向に向かって流れるように構成されている。
【0018】
中空ガイド軸体19は、軸体取付け部材22に形成された取付孔22aに嵌入されており、軸体取付け部材22は、その嵌合部22bを、ノズル部材17の筒部17gに嵌合することにより、ノズル部材17と合体するように構成されている。また、中空ガイド軸体19の円錐台状の先端部19aは、ノズル部材17の略円錐台状の空間部17c内に配置されているとともに、先端部19aが、繊維導入ブロック16に取着されているニードル16bと対向するように配置されている。
【0019】
次に、上述した構成を有する紡績装置を構成する紡績ユニットによる糸Yの生成過程について概説する。
【0020】
ケンス2から引き出されドラフト装置Dに供給された繊維束1は、ドラフト装置Dにより所定のドラフト比にてドラフトされた後、ノズル部材17のノズル孔17dから噴射される噴射空気の作用で発生している繊維導入ブロック16の導入孔16a付近の吸引空気流によって、導入孔16aに入り、その後、ニードル16bの周囲に沿って送られ、ノズル部材17に形成された空間部17cのうち、中空ガイド軸体19の先端部19aと繊維導入ブロック16との間に位置する紡績室17c1に入る。
【0021】
紡績室17c1内に吸い込まれた繊維束1を構成する繊維は、ノズル孔17dから噴射され中空ガイド軸体19の先端部19a付近において高速で旋回している旋回気流の作用を受け、繊維束1から分離されながら、一部が反転し、中空ガイド軸体19の先端部19a外周に巻き付き、更に、生成過程にある糸Yの周囲を振り回されながら、その外周に巻き付いて旋回気流の方向に加撚される。また、旋回気流により掛けられた一部の撚りは、フロントローラ−6方向へ伝播しようとするが、ニードル16bによってその伝播が阻止されるので、フロントローラ−6から送りだされる繊維束1が上記の撚りによって撚られるようなことはない。旋回気流により加撚された繊維は、芯繊維と、芯繊維に巻き付けられた巻き付き繊維とからなる実撚り状の糸Yに順次生成され、中空ガイド軸体19の糸通路19dを通り、糸排出口19gから排出される。このような、通常の糸Yの生成過程においては、圧縮空気供給源から、パイプ21及び連結部材20を経て、中空ガイド軸体19の内部空気通路19bには圧縮空気は供給されておらず、従って、補助ノズル19eから、糸通路19d内に圧縮空気は供給されていない。
【0022】
通常の紡績状態において、中空ガイド軸体19の糸通路19dを通り、糸排出口19gから出た糸Yは、糸送り部材7を構成するニップローラー7aとデリベリーローラ−7bとにより挟持されて、パッケージ10方向に送られ、その後、綾振りガイド14により綾振りされながら、フリクションローラ−13に当接し、回転しているパッケージ10に巻き取られる。
【0023】
次に、上述した構成を有する紡績装置の糸継ぎ作業について説明する。
【0024】
紡績開始時、又は、糸切れが発生した際には、バックローラー3及びサードローラー4が停止され、従って、繊維束1は、停止したサードローラー4と、常時、回転しているセカンドローラ−5との間で切断され、繊維束1の先端部は、停止しているサードローラー4により把持されている。糸継ぎ作業の際には、繊維束1を、バックローラー3及びサードローラー4を再駆動させることにより送り出すとともに、常時、回転駆動されているセカンドローラー5及びフロントローラー6を経て、紡績部材Sに供給する。停止していたドラフト装置Dの駆動再開とともに、ノズル部材17のノズル孔17d及び中空ガイド軸体19の補助ノズル19eから圧縮空気の噴射を開始する。即ち、糸継ぎ作業時には、ノズル部材17のノズル孔17dから圧縮空気が噴射されているとともに、圧縮空気用供給源からパイプ21及び連結具20を経て、中空ガイド軸体19の内部空気通路19bに圧縮空気が供給されており、従って、補助ノズル19eからも通路19d内に圧縮空気が噴射されている。
【0025】
ノズル部材17のノズル孔17dから噴射される圧縮空気は、旋回しながら繊維束1の送り方向に流れるため、繊維導入ブロック16の導入孔16aに導入された繊維束1は、この旋回気流により、緩い仮撚り状態にされながら、ニードル16bを経て、中空ガイド軸体19の先端部19a付近に送られる。また、補助ノズル19eから噴射している圧縮空気は、中空ガイド軸体19に形成された糸通路19dに沿って、旋回気流を形成しながら流れるとともに、中空ガイド軸体19の先端部19aに形成された開口19h付近に、吸引方向(中空ガイド軸体19内へ向かう方向)の空気の流れを発生させる。これにより、繊維束1を、連続的に、中空ガイド軸体19の糸通路19d内に引き込むことができる。
【0026】
中空ガイド軸体19の先端部19aに形成された開口19h付近に送られた仮撚り状態の繊維束1は、開口19hから糸通路19dに吸引される。そして、繊維束1は、糸通路19d内において、補助ノズル19eから噴射されている圧縮空気により発生している旋回気流にさらされることになる。ノズル部材17のノズル孔17dから噴射されている圧縮空気により、紡績室17c1内で発生している旋回気流と、中空ガイド軸体19の補助ノズル19eから噴射されている圧縮空気により、中空ガイド軸体19の糸通路19d内で発生している旋回気流とにより、緩い仮撚り状態の繊維束1は、結束繊維状の糸(結束糸)に紡績されながら、中空ガイド軸体19の糸排出口19gから排出されることになる。
【0027】
上述したように、糸切れ後に、バックローラー3及びサードローラー4を再駆動させて、繊維束1の送りを再開し、ノズル部材17のノズル孔17dから噴射されている圧縮空気及び中空ガイド軸体19に形成された補助ノズル19eから噴射されている圧縮空気とにより、結束繊維状の糸を紡績する状態を、糸出し紡績と称する。
【0028】
上述した糸出し紡績後、適当な時間経過後、中空ガイド軸体19の内部空気通路19bへの圧縮空気供給源からの圧縮空気の供給を停止して、補助ノズル19eからの糸通路19d内への圧縮空気の噴射を停止することにより、中空ガイド軸体19内の旋回気流は消えて、通常の紡績状態に戻ることになる。
【0029】
上述したようにして、紡績が再開され生成された糸Yは、糸継ぎ作業を行う紡績ユニットUの位置で停止している糸継ぎ台車Aに配設されているとともに、中空ガイド軸体19の糸排出口19g付近の位置まで回動可能な公知のサクションノズルa1の上方への回動により吸引され、その後、サクションノズルa1の下方への回動に伴い、糸継ぎ台車Aに配設されている公知の糸継ぎ装置a2へ導入される。サクションノズルa1により糸継ぎ装置a2へ案内される途中で、糸Yは、糸送り部材7を構成するニップローラー7aとデリベリーローラー7bとに挟持される。一方、パッケージ10に巻き込まれた糸Yの終端部分は、糸継ぎ台車Aに配設されている公知のサクションマウスa3により吸引され、その後、サクションマウスa3の上方への回動に伴い、上記の糸継ぎ装置a2に導入される。そして、紡績部材Sにより生成された糸Yとパッケージ10から引き出された糸Yとが糸継ぎ装置c2に導入された後、糸継ぎ装置c2を駆動して、双方の糸Yを継なぎ、糸継ぎ作業が終了することになる。この糸継ぎ作業中に生成される余分な糸Yは、公知のように、スラックチューブ8に、一旦、貯留されることになる。
【0030】
次に、図2及び図4を用いて、ドラフト装置D、紡績部材S、糸送り部材7、ヤーンクリアラー9及び巻取り部材W等の作動や駆動制御について説明する。
【0031】
M1は、紡績ユニットU毎に配設された、バックローラー3とサードローラー4を駆動するための単錘駆動モーターであり、バックローラー3に取着されたプーリ3aとサードローラー4ーに取着されたプーリー4aと単錘駆動モーターM1の出力軸に取着されたプーリーm1との間に無端ベルトb1を張設することにより、バックローラー3及びサードローラー4が回転駆動されるように構成されている。単錘駆動モーターM1は、モータードライバーMD1を介して、上位コントローラーとしての中央制御装置C1により、紡績ユニット毎に制御されるように構成されている。
【0032】
M2は、変速機T1を介して、セカンドローラー5を回転駆動するとともに、フロントローラー6、糸送り部材7を構成するデリベリローラー7b及びフリクションローラー13を、それぞれ回転駆動する共通モーターであり、この共通モーターM2は、原動機ボックスE1内に、1個、配設されており、紡績装置を構成する複数の紡績ユニットUに対して共通のものである。この共通モーターM2は、モータードライバーMD2を介して、原動機ボックスE1内に、配設された上位コントローラーとしての中央制御装置C2により制御されるように構成されている。そして、中央制御装置C2の指令により、モータードライバーMD2を介して共通モーターM2が加減速された場合には、セカンドローラー5、フロントローラー6、糸送り部材7及びフリクションローラー13が、所定の回転速度比を維持したまま同期状態で制御されるように構成されている。これにより、バックローラー3、サードローラー4とセカンドローラー5とフロントローラー6との間で各々回転速度を異ならせていることにより、所定のドラフト比によるドラフトが可能になる。
【0033】
ところで、主として、フロントローラー6から排出され、紡績部材Sに供給される繊維量によって、生成される糸の太さ(番手)が決まることになるが、従来の紡績装置においては、紡績装置の糸継ぎ作業においても、通常の糸生成作業における場合と同じ繊維量が、ドラフト装置Dから紡績部材Sに供給されていた。しかしながら、継ぎ作業における糸出し紡績の際に、紡績部材Sに供給される繊維束1の量が適切でないと、糸出し紡績が失敗することになる。例えば、細番手の紡績糸Yを生成している過程において、糸切れが発生した場合には、通常の細番手の糸生成作業と同じ繊維量を、紡績部材Sに供給して、上述した糸出し紡績を行うと、繊維量が少ないために、紡績条件によっては、糸出し紡績時の結束糸の生成において、繊維を結束させるのに必要な繊維量を満たしておらず、糸出し紡績における糸生成が失敗することになる。例えば、高速で糸出し紡績を行う際、繊維が旋回気流にさらされる時間が短い上に、上述したような理由から、充分な繊維の結束が得られにくく、生成された糸が下流側へ紡出されるのに耐えうる強力を備えていないからである。逆に、太番手を生成している過程において、糸切れが発生した場合には、通常の太番手の糸生成作業と同じ繊維量を、紡績部材Sに供給して、上述した糸出し紡績を行うと、繊維量が多すぎて、紡績部材Sの中空ガイド軸体19の開口19hに繊維が詰まって、糸出し紡績における糸生成が失敗することになる。
【0034】
以下に、主として、図4及び糸継ぎ作業時における単錘駆動モーターM1の回転速度と時間の関係を示す図5を用いて、上述した糸出し紡績の成功率を向上させるための、本発明の実施例における糸継ぎ作業について説明する。
【0035】
生成された糸Yにスラブ等の太い部分や細い部分等の欠陥部分が存在した場合には、この欠陥部分は、ヤーンクリアラー9により検出され、欠陥部分が検出された糸Yは、カッターにより切断され、切断されたパッケージ10側の糸Yは、パッケージ10に巻き取られる。ヤーンクリアラー9による糸欠陥部分検出信号は、図4に示されているように、中央制御装置C1に入力される。この糸欠陥部分検出信号に基づいて、モータードライバーMD1を介して、中央制御装置C1により、単錘駆動モーターM1の駆動が停止されると、バックローラー3及びサードローラー4の回転が停止され、常時、回転しているセカンドローラー5とサードローラー4との間で、繊維束1が切断される(図5の時間T1)。常時回転しているセカンドローラー5とフロントローラー6から送り出された繊維束1は、依然として、駆動している紡績部材Sに供給され糸Yに生成されるとともに、生成された糸Yは、カッターの直ぐ上流側にある図示しないダクトに吸引され除去されることになる。その後、紡績部材Sを構成するノズル部材17に形成されたノズル孔17dからの圧縮空気の噴出が停止され、紡績部材Sの作動が停止されるとともに、パッケージ10を、フリクションローラー13から離反させて、パッケージ10の回転を停止する。
【0036】
その後、上述した糸出し紡績を行うことになるが、例えば、細番手の糸Yを生成している過程において、糸切れが発生した場合に、通常の細番手の糸生成作業と同じ繊維量を供給して、上述した糸出し紡績を行うと、紡績部材Sへの繊維量が少ないために、糸出し紡績が失敗する場合があるので、本実施例においては、紡績に再開の際には、中央制御装置C1から、モータードライバーMD1を介して、バックローラー3及びサードローラー4を回転駆動する単錘駆動モーターM1の回転数を通常紡績時よりも上げることにより、ドラフト装置Dのドラフト比を下げ、紡績部材Sへ供給する繊維量を増加する。これは、通常紡績においては、バックローラー3、サードローラー4の回転速度よりも、セカンドローラー5の回転速度は高速であり、且つ、セカンドローラー5の回転速度よりも、フロントローラー6の回転速度が高速となっているためである。特にセカンドローラー5とフロントローラー6との回転速度の差は他よりも大きく設定されている。
【0037】
停止しているサードローラー4によりその先端が把持されている繊維束1を、中央制御装置C1からの指令により、バックローラー3及びサードローラー4を再駆動させることにより送り出すとともに(図5の時間T2)、上述したように、中央制御装置C1からの指令により、通常の紡績状態より、バックローラー3及びサードローラー4を高速で回転させて、ドラフト装置Dのドラフト比を下げ、セカンドローラー5及びフロントローラー6を経て、紡績部材Sに、通常の糸生成過程より多い繊維を供給する(図5の時間T3)。停止していたドラフト装置Dの駆動再開と略同時に、紡績部材Sを構成するノズル部材17に形成されたノズル孔17dからの圧縮空気の噴出を再開するとともに、中空ガイド軸体19に形成された補助ノズル19eから圧縮空気を噴出させて、上述したような糸出し紡績を行う。
【0038】
糸出し紡績により生成された糸Yは、中空ガイド軸体19の糸排出口19gから排出されるとともに、上方への回動により糸排出口19g付近に位置し、糸継ぎ台車Aに配設されたサクションノズルa1に吸引され、糸Yが捕捉される(図5の時間T4)。その後、サクションノズルa1の下方への回動に伴い、サクションノズルa1に吸引捕捉されている糸Yは、糸継ぎ台車Aに配設されている糸継ぎ装置a2へ導入されるとともに、サクションノズルa1により糸継ぎ装置a2へ案内される途中で、糸Yは、糸送り部材7を構成するニップローラー7aとデリベリーローラー7bとに挟持されて、糸Yの送りが開始され、糸Yの安定した送り出しが行われる(図5の時間T5)。
【0039】
また、上述したサクションノズルa1による糸Yの糸継ぎ装置a2への導入作業と並行して、同じく、糸継ぎ台車Aに配設されているのサクションマウスa3の吸引口を、図示されていない逆転ローラーにより巻き取り方向とは反対方向に回転しているパッケージ10に接近させて、パッケージ10に巻き込まれた糸Yを吸引するとともに、サクションマウスa3を上方に回動させて、糸Yを糸継ぎ装置a2に導入する。そして、紡績部材Sにより生成された糸Yと、パッケージ10から引き出された糸Yとが糸継ぎ装置a2に導入された後、糸継ぎ装置a2を駆動して、双方の糸Yを継なぎ、糸継ぎ装置a2による糸継ぎ作業が終了することになる(図5の時間T8)。なお、糸継ぎ作業中の余分な糸Yは、上述したスラックチューブ8に、一時的に、貯留れることになる。また、変更されたドラフト比に基づいて生成された太い糸部分は、糸継ぎ装置a2の糸継ぎ作業中に廃棄されるので、このような太い糸部分が、パッケージ10に巻き込まれるようなことはない。
【0040】
上述した糸出し紡績中においても、通常の紡績過程と同様に、共通モーターM2により回転駆動されるセカンドローラー5、フロントローラー6、糸送り部材7及びフリクションローラー13は、同期するように制御されている。
【0041】
上述した糸出し紡績過程において、変更されたドラフト比を、通常のドラフト比に戻すタイミングとしては、糸出し紡績が完了した時点で(図5の時間T6)、変更されたドラフト比を、通常のドラフト比に戻すことが好ましい。上述した時間T2と時間T6との間で、糸出し紡績が行われ、その後、時間T6で、補助ノズル19eからの空気噴射が停止されて、通常の実撚り状の紡績が再開されることになる。また、糸出し紡績が完了したかどうかは、中空ガイド軸体19の糸排出口19gに糸検出センサーを配設し、糸検出センサーの糸検出信号を、中央制御装置C1に送信し、この糸検出信号に基づいて、モータードライバーMD1を介して、単錘駆動モーターM1の回転を、通常の糸生成過程における回転速度に戻す(図5の時間T7)。また、図5の時間T7のタイミングを決定するために、中空ガイド軸体19の糸排出口19gに糸検出センサーを設ける代わりに、サクションノズルa1に、糸検出センサーを配設することもできる。これにより、より確実に糸出し紡績と、該紡績により紡出された糸の捕捉が成功したことを検出できる。更に、より簡便で、実用的な手段としては、上記のような糸検出センサーを配設することなく、糸出し紡績の際に、中空ガイド軸体19の糸排出口19gから排出された糸Yを、糸排出口19g付近に位置したサクションノズルa1が吸引捕捉した後、このサクションノズルa1を下方に回動させる時点、或いは、その直後に、変更されたドラフト比を、通常のドラフト比に戻すように構成することもできる。上記のように構成することにより、変更されたドラフト比に基づいて生成される太い糸部分(図5の時間T3〜時間T7の間)を可能な限り短くすることができ、このような太い糸部分が、全て廃棄されきれずに糸継ぎに使用され、パッケージ10に巻き込まれるようなことを防止することができる。
【0042】
また、通常の糸生成過程において、太番手の糸Yを紡績している際に、糸切れが発生した場合には、通常の太番手の糸生成作業と同じ繊維量を供給して、上述した糸出し紡績を行うと、紡績部材Sへ供給される繊維量が多いために、紡績部材Sを構成する中空ガイド軸体19の開口19hに繊維が詰まって、糸出し紡績が失敗する場合があるので、このような場合には、紡績の再開の際には、中央制御装置C1から、モータードライバーMD1を介して、単錘駆動モーターM1の回転数を下げることにより、ドラフト装置Dのドラフト比を上げ、紡績部材Sへ供給する繊維量を減少させる。紡績部材Sへ供給する繊維量を減少させること以外は、上述した実施例と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0043】
上述したように、糸出し紡績の際に、ドラフト装置Dを構成するバックローラー3及びサードローラー4の回転速度を制御して、ドラフト装置Dのドラフト比を変更することにより、紡績部材Sへ供給する繊維量を適量に調整することにより、糸出し紡績の成功率を向上させることができる。
【0044】
また、フロントローラー6の回転速度を制御することなく、バックローラー3及びサードローラー4の回転速度を制御することにより、ドラフト比を変更するように構成したので、糸Yの紡出速度が変わることがないので、通常紡績時の紡出速度を高速にしても糸出し紡績の成功率を向上させることができる。紡出速度の変更に基づいて、セカンドローラー5、フロントローラー6、糸送り部材7及びフリクションローラー13を、同期制御している共通モーターM2の回転数を変更する必要がない。従って、安定した状態で、糸出し紡績を行うことができるとともに、紡績装置の制御が簡素化できる。
【0045】
上述した実施例には、糸出し紡績の際に、バックローラー3及びサードローラー4を回転駆動する単錘駆動モーターM1の回転速度を、中央制御装置C1の指令により変更するようにした例が示されているが、バックローラー3及びサードローラー4を、原動機ボックスE1内に配設された共通モーターM2により回転駆動し、フロントローラー6を、単錘駆動モーターM1により回転駆動するように構成することもできる。この場合には、中央制御装置C1の指令により、単錘駆動モーターM1の回転速度を上げて、フロントローラー6の回転速度を上げることにより、ドラフト装置Dのドラフト比を上げることができ、また、逆に、単錘駆動モーターM1の回転速度を下げて、フロントローラー6の回転速度を下げることにより、ドラフト装置Dのドラフト比を下げることができる。これは、通常紡績においては、バックローラー3、サードローラー4の回転速度よりも、セカンドローラー5の回転速度は高速であり、且つ、セカンドローラー5の回転速度よりも、フロントローラー6の回転速度が高速となっているためである。特にセカンドローラー5とフロントローラー6との回転速度の差は他よりも大きく設定されている。
【0046】
これにより、特に、細番手の糸Yを紡績している際、糸出し紡績において、単錘駆動モーターM1の回転速度を下げてドラフト装置Dのドラフト比を下げる場合、糸出し紡績時の番手を太番手にできるとともに、紡出速度を低速にできるので、より確実に、ノズル孔17d、補助ノズル19eの旋回気流を繊維束に作用させることができ、糸出し紡績の成功率をより向上させることができる。
【0047】
上述したように、フロントローラー6の回転速度を変えることにより、ドラフト装置Dのドラフト比を変更した場合には、紡績部材Sの紡出速度(糸生成速度)が、通常の紡績状態とは異なることになるので、このような場合には、モータードライバーMD1の指令により、セカンドローラー5、糸送り部材7及びフリクションローラー13の回転速度を変更して、セカンドローラー5、フロントローラー6、糸送り部材7及びフリクションローラー13が、同期状態で制御されるように構成する。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0049】
糸出し紡績の際のドラフト比を、通常の紡績状態におけるドラフト比と、適宜、変更するように構成したので、糸出し紡績における糸の生成を確実に行うことができ、従って、糸継ぎの成功率が向上する。
【0050】
紡績部材側糸捕捉手段が糸出し紡績後の糸を捕捉した後に、変更されたドラフト比を、通常の紡績状態におけるドラフト比に戻すようにしたので、糸出し紡績時に生成される異構造の糸が、パッケージに巻き取られるようなことを防止することができる。
【0051】
ドラフト装置を構成する回転速度の異なる複数のドラフトローラーのうち、少なくとも1つのローラーを、紡績ユニット毎に駆動するモーターにより駆動させるとともに、前記モーターの回転速度を紡績ユニット毎に制御する制御手段を配設したので、前記ローラーの回転速度を変えることにより、ドラフト比を変更するように構成したので、糸の紡出速度が変わることがなく、従って、糸送り部材や巻取り部材等の制御変更を行う必要がなく、よって、安定した状態で、糸出し紡績を行うことができるとともに、紡績装置の制御が簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の紡績装置を構成する紡績ユニットの斜視図である。
【図2】図2は本発明の紡績装置及び糸継ぎ台車の概略正面図である。
【図3】図3は本発明の紡績装置を構成する紡績部材の側断面図である。
【図4】図4は本発明の紡績装置の制御ブロック等を含む模式図的な概略側面図である。
【図5】図5は糸継ぎ作業時における単錘駆動モーターの回転速度と時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
A・・・・・・・・・・糸継ぎ台車
D・・・・・・・・・・ドラフト装置
S・・・・・・・・・・紡績部材
1・・・・・・・・・・繊維束
7・・・・・・・・・・糸送り部材
10・・・・・・・・・パッケージ
17・・・・・・・・・ノズル部材
19・・・・・・・・・中空ガイド軸体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a spinning method for producing a spun yarn by twisting a fiber bundle drafted by a draft device by applying a swirling airflow thereto, and to a spinning method therefor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a fiber bundle drafted by a draft device is passed through a spinning member without inserting a yarn called a seed yarn or a parent yarn through a spinning member including a nozzle member or a hollow guide shaft body that generates a swirling airflow. By simply supplying the yarn, the yarn is generated by the nozzle member of the spinning member and the auxiliary nozzle formed on the hollow guide shaft, and the yarn is yarn-outputted (yarn spinning described later). 2. Description of the Related Art There is known a spinning method and a spinning method in which a spun yarn is spliced with a yarn connected to a winding package by a splicing device to restart spinning at the start of spinning or after the occurrence of a yarn breakage. JP-A-2001-40532).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional spinning method and apparatus, the above-described yarn feeding spinning, that is, in order to more reliably restart the spinning after the yarn breakage, that is, the above-described nozzle member and the auxiliary during the yarn feeding spinning. It is necessary to sufficiently and more reliably apply the airflow from the nozzle to the fiber bundle. Therefore, the spinning speed at the time of the yarn spinning at the time of the spinning restart operation or the start of the spinning after the yarn breakage of the spinning device is set in consideration of the above-described point. There is a problem that the spinning speed is limited by the spinning speed of the spinning and cannot cope with an increase in spinning speed of the spinning device.
[0004]
An object of the present invention is to solve the problems of the above-described conventional spinning method and apparatus.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, in order to achieve the above-described object, after drafting the supplied sliver at a predetermined draft ratio, in a normal spinning state by a spinning member including a nozzle member having a nozzle hole and a hollow guide shaft. In addition to generating the yarn using the swirling airflow of the nozzle member, during the splicing operation, in addition to the swirling airflow, compressed air flows into the yarn passage from an auxiliary nozzle formed in the hollow guide shaft. In the spinning method in which a suction force is generated from an opening formed at the tip of the hollow guide shaft body toward the yarn discharge port by injecting the yarn to perform the yarn spinning, first, the yarn spinning is performed. The draft ratio at the time of spinning is changed to the draft ratio in a normal spinning state, and after the yarn spinning is finished, the changed draft ratio is returned to the draft ratio in the normal spinning state. Secondly, a spinning member-side yarn catching means for catching the yarn end spouted by the yarn spun spinning and introducing the yarn end into the piecing device is provided by a yarn spun spun yarn. After capturing the end, the changed draft ratio is returned to the draft ratio in a normal spinning state.
[0006]
Further, in a drafting device for drafting a sliver to be supplied, and a spinning device having a spinning member including a nozzle member and a hollow guide shaft, firstly, a draft ratio of the draft device in a normal spinning state is set to a yarn take-out. Draft ratio changing means for changing at the time of spinning and means for returning the changed draft ratio to the draft ratio in a normal spinning state are provided. A spun member side yarn catching means for catching the spun yarn end and introducing it to the piecing apparatus, and after the yarn catching means catches the yarn end spun yarn end, the changed draft ratio is changed. Thirdly, a means for returning to a draft ratio in a normal spinning state is provided. Thirdly, the draft device and a plurality of spinning units each having a spinning member are arranged in parallel, and the draft device rotates. A plurality of draft rollers having different degrees, and at least one of the plurality of rollers is driven by a motor that drives each spinning unit, and the rotation speed of the motor is changed for each spinning unit. A control means for controlling is provided.
[0007]
【Example】
Hereinafter, an example of the present invention will be described. However, the present invention is not limited to the example without departing from the spirit of the present invention.
[0008]
First, an outline of a spinning unit constituting a spinning apparatus of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
[0009]
1 is a fiber bundle housed in a can 2 and D is constituted by a plurality of draft rollers, and comprises a
[0010]
[0011]
The
[0012]
As shown in FIG. 2, the spinning unit U configured by the draft device D, the spinning member S, the yarn feeding member 7, the
[0013]
As shown in FIG. 2, E1 is a motor box provided at one end of the spinning device, and E2 is a blower box provided at the other end of the spinning device. A is a piecing truck, and the piecing truck A is configured to run on a rail R provided along the longitudinal direction of the spinning device. The piecing truck A is provided with a known suction nozzle a1 as a spinning member-side yarn capturing means, a known piecing device a2 such as a knotter or a splicer, and a known suction mouth a3 as a package-side yarn capturing means. Is established.
[0014]
Next, the spinning member S will be described with reference to FIG.
[0015]
As shown in FIG. 3,
[0016]
17f is a suction hole formed in the cylindrical portion 17g of the
[0017]
[0018]
The hollow
[0019]
Next, an outline of a process of generating the yarn Y by the spinning unit included in the spinning device having the above-described configuration will be described.
[0020]
The
[0021]
The fibers constituting the
[0022]
In the normal spinning state, the yarn Y that has passed through the yarn passage 19d of the hollow
[0023]
Next, a piecing operation of the spinning device having the above-described configuration will be described.
[0024]
At the start of spinning or when a yarn breakage occurs, the
[0025]
The compressed air ejected from the nozzle hole 17d of the
[0026]
The
[0027]
As described above, after the yarn breakage, the
[0028]
After an appropriate time elapses after the above-described yarn feeding spinning, the supply of the compressed air from the compressed air supply source to the internal air passage 19b of the
[0029]
As described above, the yarn Y that has been spun and restarted is disposed on the piecing carriage A that is stopped at the position of the spinning unit U that performs the piecing operation. It is sucked by the upward rotation of a known suction nozzle a1 that can rotate to a position near the yarn discharge port 19g, and is then disposed on the piecing truck A with the downward rotation of the suction nozzle a1. Into the known piecing apparatus a2. While being guided to the piecing device a2 by the suction nozzle a1, the yarn Y is sandwiched between a nip roller 7a and a delivery roller 7b that constitute the yarn feeding member 7. On the other hand, the end portion of the yarn Y entangled in the
[0030]
Next, the operation and drive control of the draft device D, the spinning member S, the yarn feeding member 7, the yarn clearer 9, the winding member W, and the like will be described with reference to FIGS.
[0031]
M1 is a single spindle drive motor provided for each spinning unit U for driving the
[0032]
M2 is a common motor that rotationally drives the second roller 5 via the transmission T1, and also rotationally drives the front roller 6, the delivery roller 7b and the friction roller 13 that constitute the yarn feeding member 7, respectively. One common motor M2 is provided in the motor box E1, and is common to a plurality of spinning units U constituting the spinning device. The common motor M2 is configured to be controlled by a central controller C2 as a higher-level controller disposed in the motor box E1 via a motor driver MD2. When the common motor M2 is accelerated or decelerated via the motor driver MD2 according to a command from the central control device C2, the second roller 5, the front roller 6, the yarn feeding member 7, and the friction roller 13 rotate at a predetermined rotational speed. It is configured to be controlled in a synchronized state while maintaining the ratio. With this, the rotation speeds of the
[0033]
By the way, the thickness (count) of the generated yarn is mainly determined by the amount of fiber discharged from the front roller 6 and supplied to the spinning member S. In a conventional spinning device, the yarn of the spinning device is used. Also in the splicing operation, the same fiber amount as in the normal yarn generating operation was supplied from the draft device D to the spinning member S. However, if the amount of the
[0034]
The following is an explanation of the present invention for improving the success rate of the above-described yarn feeding spinning, mainly with reference to FIG. 4 and FIG. 5 showing the relationship between the rotation speed of the single spindle drive motor M1 and time during the piecing operation. The piecing operation in the embodiment will be described.
[0035]
If the generated yarn Y has a defective portion such as a thick portion or a thin portion such as a slab, the defective portion is detected by the yarn clearer 9, and the yarn Y in which the defective portion is detected is cut by a cutter. The cut yarn Y on the side of the
[0036]
Thereafter, the above-described yarn feeding spinning is performed. For example, in the process of generating the fine-count yarn Y, if a yarn break occurs, the same fiber amount as in a normal fine-count yarn generation operation is used. When supplying and performing the above-described yarn-out spinning, the yarn-out spinning may fail because the amount of fiber to the spinning member S is small, so in the present embodiment, when restarting the spinning, The draft ratio of the draft device D is reduced by increasing the number of revolutions of the single spindle drive motor M1 for rotating the
[0037]
The
[0038]
The yarn Y generated by the yarn feeding spinning is discharged from the yarn discharge port 19g of the hollow
[0039]
In addition, in parallel with the above-mentioned operation of introducing the yarn Y into the piecing apparatus a2 by the suction nozzle a1, the suction port of the suction mouth a3 provided on the piecing carriage A is also rotated in a reverse direction (not shown). The roller Y is moved closer to the
[0040]
During the above-described yarn feeding spinning, similarly to the normal spinning process, the second roller 5, the front roller 6, the yarn feeding member 7, and the friction roller 13 driven to rotate by the common motor M2 are controlled to be synchronized. I have.
[0041]
In the above-described yarn feeding spinning process, the changed draft ratio is returned to the normal draft ratio at the time when the yarn feeding spinning is completed (time T6 in FIG. 5). It is preferable to return to the draft ratio. Between the time T2 and the time T6 described above, the yarn spinning is performed, and thereafter, at the time T6, the air injection from the auxiliary nozzle 19e is stopped, and the normal real twist spinning is restarted. Become. In addition, whether or not the yarn feeding spinning is completed is determined by arranging a yarn detection sensor at the yarn discharge port 19g of the hollow
[0042]
Further, in the normal yarn generation process, when the yarn breakage occurs during spinning of the thick yarn Y, the same fiber amount as in the normal thick yarn generation operation is supplied, and the above-described operation is performed. When the yarn feeding spinning is performed, since the amount of fiber supplied to the spinning member S is large, the fiber is clogged in the opening 19h of the hollow
[0043]
As described above, during the yarn feeding spinning, the rotation speed of the
[0044]
Further, since the draft ratio is changed by controlling the rotation speeds of the
[0045]
In the embodiment described above, an example is shown in which the rotation speed of the single spindle drive motor M1 for rotating and driving the
[0046]
Thereby, especially when spinning the fine yarn Y, when the spinning speed of the single spindle drive motor M1 is reduced to lower the draft ratio of the draft device D in the yarn spinning spinning, the yarn spinning speed during the yarn spinning is reduced. Since the spinning speed can be reduced while the spinning speed can be reduced, the swirling airflow of the nozzle hole 17d and the auxiliary nozzle 19e can more reliably act on the fiber bundle, and the success rate of the yarn spinning can be further improved. Can be.
[0047]
As described above, when the draft ratio of the draft device D is changed by changing the rotation speed of the front roller 6, the spinning speed (yarn generation speed) of the spinning member S is different from the normal spinning state. In such a case, the rotation speed of the second roller 5, the yarn feeding member 7, and the friction roller 13 is changed by a command from the motor driver MD1, and the second roller 5, the front roller 6, the yarn feeding member 7 and the friction roller 13 are configured to be controlled in a synchronized state.
[0048]
【The invention's effect】
Since the present invention has the configuration described above, the following effects can be obtained.
[0049]
Since the draft ratio at the time of the yarn spinning is appropriately changed from the draft ratio in the normal spinning state, it is possible to surely generate the yarn at the yarn spinning, and thus to succeed in splicing. The rate is improved.
[0050]
Since the changed draft ratio is returned to the draft ratio in the normal spinning state after the spinning member-side yarn catching means captures the yarn after the yarn spinning, the yarn having a different structure generated at the time of yarn spinning. However, it can be prevented from being wound up in a package.
[0051]
At least one of a plurality of draft rollers constituting the draft device having different rotation speeds is driven by a motor that drives each spinning unit, and a control unit that controls the rotation speed of the motor for each spinning unit is provided. Since the draft ratio is changed by changing the rotation speed of the roller, the yarn spinning speed does not change.Therefore, the control change of the yarn feeding member, the winding member, and the like can be performed. It is not necessary to perform the spinning, so that the yarn spinning can be performed in a stable state, and the control of the spinning device can be simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a spinning unit constituting a spinning apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a schematic front view of a spinning device and a piecing cart according to the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view of a spinning member constituting the spinning device of the present invention.
FIG. 4 is a schematic schematic side view including a control block and the like of the spinning device of the present invention.
FIG. 5 is a graph showing the relationship between the rotation speed of a single spindle drive motor and time during the piecing operation.
[Explanation of symbols]
A ............. Splice bogie
D Draft device
S ......... Spinning member
1 ... Fiber bundle
7 ... Thread feeder
10 Package
17 ... Nozzle member
19 ... hollow guide shaft
Claims (5)
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002073711A JP3575470B2 (en) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | Spinning method and apparatus |
DE2003609233 DE60309233T3 (en) | 2002-03-18 | 2003-03-10 | Spinning process and spinning machine |
EP03005279A EP1347085B2 (en) | 2002-03-18 | 2003-03-10 | Vortex spinning method and apparatus |
CNB03121696XA CN1332084C (en) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | Textile method and its equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002073711A JP3575470B2 (en) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | Spinning method and apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278035A JP2003278035A (en) | 2003-10-02 |
JP3575470B2 true JP3575470B2 (en) | 2004-10-13 |
Family
ID=27785144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002073711A Expired - Fee Related JP3575470B2 (en) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | Spinning method and apparatus |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1347085B2 (en) |
JP (1) | JP3575470B2 (en) |
CN (1) | CN1332084C (en) |
DE (1) | DE60309233T3 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105256417A (en) * | 2014-07-10 | 2016-01-20 | 村田机械株式会社 | Spinning machine and spinning method |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007023488B4 (en) * | 2007-05-19 | 2014-06-12 | Saurer Germany Gmbh & Co. Kg | Air spinning machine |
JP5029146B2 (en) * | 2007-06-04 | 2012-09-19 | 村田機械株式会社 | Spinning equipment |
CN102304788B (en) * | 2007-06-04 | 2014-07-30 | 村田机械株式会社 | Spinning device |
DE102008006379A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-07-30 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Air-jet spinning device for use in production of yarn, has cladding gap downstream to plane, in which air flow initially withdrawing from nozzles impinges housing part surface, where gap width suddenly increases and is in specific range |
JP5924860B2 (en) * | 2010-12-03 | 2016-05-25 | 株式会社豊田自動織機 | Control method and control device for drafting device in pre-spinning process |
JP2013067882A (en) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Murata Mach Ltd | Yarn winding machine, and method of producing spun yarn |
KR101406500B1 (en) | 2013-03-11 | 2014-06-11 | 삼일방 (주) | Process of producing aramid air-jet belnded spun yarn having exellent appearance and friction resistance |
KR101432928B1 (en) | 2013-03-11 | 2014-08-21 | 삼일방 (주) | Process of producing polyester/lyocell air-jet belnded spun yarn having exellent sweat-absorbing and rapid-drying and antibacterial property |
JP2016023391A (en) | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 村田機械株式会社 | Spinning machine and spinning method |
KR101819111B1 (en) | 2016-02-05 | 2018-01-16 | 삼일방 (주) | Manufacturing Method Of High Twist Airjet Spun Yarn Having Excellent Uniformity, Stress And Strain, Friction Resistance |
JP2018090923A (en) * | 2016-12-01 | 2018-06-14 | 村田機械株式会社 | Spinning machine and spinning method |
JP2019026981A (en) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 村田機械株式会社 | Air spinning machine and display control method |
EP3505661A1 (en) * | 2017-12-28 | 2019-07-03 | Murata Machinery, Ltd. | Spinning machine and spinning method |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5022123A (en) * | 1988-09-29 | 1991-06-11 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Draft mechanism having roller pairs connected to draft ratio controlled motors by timing belts |
US5524427A (en) * | 1992-11-10 | 1996-06-11 | Howa Machinery, Ltd. | Method and apparatus for piecing slivers in a spinning machine by throttling in a nozzle |
JP3480079B2 (en) * | 1994-10-24 | 2003-12-15 | 株式会社豊田自動織機 | Starting method and starting control device for spinning machine |
JPH09111546A (en) * | 1995-10-12 | 1997-04-28 | Murata Mach Ltd | Spinning machinery |
DE19917968B4 (en) † | 1999-04-21 | 2007-08-23 | Saurer Gmbh & Co. Kg | Service unit for a textile machine producing cross-wound bobbins |
DE60009402T2 (en) * | 1999-07-28 | 2005-03-10 | Murata Kikai K.K. | Spinning device and spinning process |
EP1219737B2 (en) † | 2000-12-22 | 2012-01-18 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Procedure for piecing up or joining a yarn created in a spinning station, said spinning station being equiped to carry out the procedure |
JP2003166132A (en) † | 2001-11-28 | 2003-06-13 | Murata Mach Ltd | Spinning machinery and spinning method |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002073711A patent/JP3575470B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-10 DE DE2003609233 patent/DE60309233T3/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-10 EP EP03005279A patent/EP1347085B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-18 CN CNB03121696XA patent/CN1332084C/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105256417A (en) * | 2014-07-10 | 2016-01-20 | 村田机械株式会社 | Spinning machine and spinning method |
CN105256417B (en) * | 2014-07-10 | 2018-11-27 | 村田机械株式会社 | Spinning machinery and Yarn spinning method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003278035A (en) | 2003-10-02 |
CN1445394A (en) | 2003-10-01 |
EP1347085B1 (en) | 2006-10-25 |
DE60309233T3 (en) | 2010-12-30 |
EP1347085A3 (en) | 2004-01-14 |
EP1347085B2 (en) | 2010-04-21 |
CN1332084C (en) | 2007-08-15 |
DE60309233T2 (en) | 2007-09-06 |
EP1347085A2 (en) | 2003-09-24 |
DE60309233D1 (en) | 2006-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4801146B2 (en) | Spinning resumption method, spinning apparatus and jet spinning machine in a jet spinning machine | |
US5511373A (en) | Method and apparatus for piecing a sliver and at least one of a leading yarn and a bobbin yarn | |
JP3575470B2 (en) | Spinning method and apparatus | |
JP2002069760A (en) | Production apparatus and method for core yarn | |
EP2727870A2 (en) | Yarn winding machine and yarn winding method | |
CN109385703B (en) | Rotor spinning machine | |
JPH089815B2 (en) | Method and device for restarting spinning of a spinning device operated by a pneumatic twisting mechanism | |
JPH09302538A (en) | Piecing of spinning machinery and apparatus therefor | |
EP1316631B1 (en) | Spinning device and spinning method | |
JPH0247316A (en) | Production of yarn | |
CN108625003B (en) | Spinning frame | |
JP2017071865A (en) | Spinning machine | |
CN108286093B (en) | Spinning machine | |
JP2016166067A (en) | Ending device, spinning machine and automatic winder | |
JP2001159039A (en) | Piecing device | |
JP3341726B2 (en) | Spinning equipment | |
JP2003278034A (en) | Spinning device | |
JP3128040B2 (en) | Spinning machine piecing device | |
JP2001146646A (en) | Method for spinning | |
JP2003268637A (en) | Spinning device and yarn ending method | |
JP3341732B2 (en) | Pneumatic spinning apparatus and splicing method thereof | |
CN118422388A (en) | Spinning machine and spinning method | |
JP2626500B2 (en) | Splicing method for spinning device | |
JPH09268446A (en) | Piecing in fine spinning frame | |
CN114575005A (en) | Spinning machine and spinning method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040615 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |