JP3574551B2 - 情報抽出方法、情報抽出装置及び情報抽出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報抽出方法、情報抽出装置及び情報抽出プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを用いて、電子化された文書から必要な情報を自動抽出する技術に関し、詳しくは、電子メールなどの各種の通知文書から読み手にとって重要な情報を抽出する方法及びその装置、さらには情報抽出プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータを用いて、文書中から必要な情報を抽出する方法としては、形態素解析処理によって文書を単語に分割し情報を抽出する方法や、視覚的効果を持つ文書レイアウト情報を用いてパターンマッチングを行い情報を抽出する方法などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子メールの文書などは常に正しく文法通りに記述されるわけではないし、未知語や略語なども多く含まれていることが多い。そのような文書を対象として形態素解析を用いても、うまく解析処理ができない。また、膨大な数の辞書を逐一検索するため時間が掛かり、日々蓄積される大量の文書を一度に短時間で処理するには限界がある。一方、視覚的効果を持つ文書レイアウト情報を用いたパターンマッチングでは、レイアウト情報がある文書でなければ情報を抽出することができないという制約がある。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その目的は、各種の通知文書などについて、通知された内容からイベントの開催日時や開催場所など、その通知が含んでいる重要な情報であるイベント情報や受信した人が委託される行為の種別や期限などの委託行為情報を自動的に抽出することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、あらかじめ文書を記述する際に用いられる様々な言語的表現パターンやラベル表現パターンを記憶手段に格納しておき、入力された文書と前記言語的表現パターンやラベル表現パターンとのパターンマッチングにより、電子化された文書から読み手にとって必要とする情報を自動的に抽出するようにする
【0006】
本発明の一実施形態では、数字や記号から構成された日付や時間を表す日時表記パターン、日時に付加され日時を表現する日時表現パターン、場所に付加され場所を表現する場所表現パターン、イベントの通知の行為を表す通知表現パターン、イベント名を挙げて通知表現を補助する補助表現パターン、イベント名を修飾する修飾表現パターン、対象者を表す対象者表現パターン、視覚的効果を持つラベルを表すラベル表現パターン、相手に委託する行為を表す委託表現パターン、相手に委託する行為の期限を表す期限表現パターン、相手に委託する行為の期限の具体的な単語や日時を表す期限表記パターン、相手に委託する行為の対象物を表す対象物表現パターン、相手に委託する行為の手段を表す手段表現パターン、相手に委託する行為の連絡先を表す連絡先表現パターンなどを格納するパターン格納手段と、該パターン格納手段の各パターンと入力された文書とのパターンマッチングにより、イベントに関するイベント名を抽出するイベント名抽出手段、開催日時を抽出する日時抽出手段、開催場所を抽出する場所抽出手段、対象者を抽出する対象者抽出手段、視覚的効果を持つ任意のラベルを抽出するラベル抽出手段、イベントに関して委託された行為の種別、期限、連絡先、対象物、手段を抽出する委託行為抽出手段、及び、委託される行為の期限情報と通知文書作成日時とを照合し、文書の緊急の度合いを判断する緊急度判定手段などを備える
【0007】
さらに、本発明は、上記各手段の各処理プロセスを上記各パターンとともに情報抽出プログラムとして、あらかじめ記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
【0008】
例えば、会議の案内の通知を電子メールによって受信する場合について述べると、イベント名抽出手段は通知文書から通知表現パターン、補助パターン、修飾パターンを用いてイベント名を抽出し、日時抽出手段は日時表記パターンと日時表現パターンを用いてイベントの開催日時を抽出し、場所抽出手段は場所表現パターンを用いてイベントの開催場所を抽出し、対象者抽出手段は対象者表現パターンを用いてイベントの対象者を抽出する。ラベル抽出手段はラベル表現パターンを用いることによって任意のラベルの内容を抽出する。委託行為抽出手段は委託表現パターン、期限表現パターン、連絡先表現パターン、対象物表現パターン、手段表現パターンとを用いて受信した人が委託される行為の種別、期限、連絡先、対象物、手段を抽出する。緊急度判定手段は通知文書作成日時と委託された行為の期限とを照合することによって緊急の度合いを判定する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す全体的構成図である。図において、処理装置10は所謂コンピュータ本体であり、記憶装置20は内蔵ハードディスク、外付けハードディスク、その他の記憶装置である。ここで、処理装置10は、機能的に、全体を制御する制御手段100、抽出手段120及び緊急度判定手段130に大別され、抽出手段120は、イベント名抽出手段111、日時抽出手段112、場所抽出手段113、対象者抽出手段114、ラベル抽出手段115、委託行為抽出手段116で構成される。記憶装置20はパターン格納手段200、テーブル格納手段220に分かれ、パターン格納手段200には、日時表記パターン201、日時表現パターン202、場所表現パターン203、通知表現パターン204、対象者表現パターン205、ラベル表現パターン206、委託表現パターン207、期限表現パターン208、期限表記パターン209、連絡先表現パターン210補助表現パターン211、修飾表現パターン212、対象物表現パターン213及び手段表現パターン214が格納され、テーブル格納手段220には期限変換テーブル221と緊急度算出テーブル222が格納される。
【0010】
図2に、図1のパターン格納手段200の各表記・表現パターンの具体例を示し、図3に、テーブル格納手段220の各テーブルの具体例を示す。
【0011】
図1の抽出手段110の各手段111〜116は、制御手段100の制御下で、電子化文書を入力し、パターン格納手段200の各パターン201〜214とのパターンマッチングにより、イベント情報、委託行為情報、ラベル情報を抽出し出力する。例えば、イベント名抽出手段111、日時抽出手段112、場所抽出手段103は、パターン格納手段200にある通知表現パターン204、日時表記パターン201、日時表現パターン202、場所表現パターン203、補助表現パターン211、修飾表現パターン212によってパターンマッチングを行い、入力された電子化文書からイベントの名称、開催日時、開催場所のイベント情報を抽出する。対象者抽出手段114は、対象者表現パターン205によってパターンマッチングを行い、イベントの対象者を抽出する。ラベル抽出手段115は、ラベル表現パターン206によってパターンマッチッチングを行い、マッチしたキーワードの長さを記憶することによって、任意のラベル情報を抽出する。委託行為抽出手段116は、委託表現パターン207、期限表現パターン208、連絡先表現パターン210、対象物表現パターン213、手段表現パターン214によってパターンマッチングを行い、通知を受けた人が委託される行為の種別、期限、連絡先、対象物、手段の委託行為情報を抽出する。また、緊急度判定手段120は、期限変換テーブル221、緊急度算出テーブル222を用い、抽出手段110により抽出された、委託された行為の期限情報と文書作成日時を照合して、緊急度を判定し出力する。
【0012】
図4は開催場所抽出の流れ図、図5はイベント名抽出の流れ図である。図4と図5において、抽出手段110は、制御手段100の制御下で、図2に示すような日時表記パターン、日時表現パターン、場所表現パターン、通知表現パターン、補助表現パターン、修飾表現パターンを使い、イベント名抽出手段111、日時抽出手段112、場所抽出手段113によって、イベント名、イベントの開催日時、開催場所を抽出する。即ち、図4において、入力された電子化文書に通知表現パターンがあれば、それを含む一文を切り出し、文頭から通知表現パターンが見つかるまでパターンマッチッチングを行い、その文中に日時表記パターンがあるならば、直後に日時表現パターンがあるかどうかを調べる。日時表記パターンがなければ、イベント名抽出手段111を実行する。日時表現パターンがあれば、それが開始時間表現パターンであれば開始時間として、そうでなければ終了時間として日時表記パターンから抽出する。次に場所表現パターンがあるかどうかを調べ、あれば開催場所として抽出する。図5に示すように、イベント名抽出手段111は、補助表現パターンがあればそこまでを抽出してこれを保持し、パターンマッチングを先に進め、修飾表現パターンがあればさらに先に進め、これを通知表現パターンにマッチするまで繰り返し、最終的に抽出された情報をイベント名とする。
【0013】
図6は委託行為抽出の流れ図である。委託行為抽出手段116は、文書に図2に示す委託表現パターン、期限表現パターン、連絡先表現パターン、対象物表現パターン、手段表現パターンを使って、入力された電子化文書から、受信した人が委託される行為の種別、期限、連絡先、対象物、手段を抽出する。即ち、図6に示すように、入力文書に委託表現があれば、委託表現を含む文全体を切り出し、委託表現にマッチするまで文頭からパターンマッチングを行い、期限表記バターンと期限表現パターンがあれば期限情報を抽出する。連絡先表現パターンがあれば、連絡先情報を抽出する。対象物表現パターンがあれば、対象物情報を抽出する。手段表現パターンがあれば、手段情報を抽出する。
【0014】
図7は任意ラベル抽出の流れ図である。ラベル抽出手段115は、図2に示すようなラベル表現パターンを用いて、入力された電子化文書から任意のラベルを抽出する。即ち、図7に示すように、日時キーワードや場所キーワードにマッチする文字列があれば、それをラベルと見なし、文字列間にスペースの有無を調べる。スペースが含まれていれば、その文字列の長さを記憶し、ラベル表現パターンがある限り、保持しているラベルの長さとマッチする文字列をラベルとして抽出する。スペースが含まれていなければ、ラベル表現パターンがあるか調べ、あればラベルを抽出する。
【0015】
図1の緊急度判定手段120は、文書に付けられている日時情報と抽出手段110によって抽出された期限情報とを比較し差分を求める。そして、図3(a)に示すような期限変換テーブルに基づき、明示された時刻以外の期限情報を時刻に変換し、図3(b)に示すような緊急度算出テーブルに基づき、緊急度を算出し出力する。
【0016】
以下に、具体的処理例を示す。例えば、図8に示すサンプル文書1では、「あります」という通知表現にマッチするので、その一文を切り出し、文頭からパターンマッチングを行い、「12月10日(火)15:00」の文字列が日時表記パターンとマッチするため、直後を調べ、「〜」が開始表現パターンにマッチし、「16:30」が日時表記パターンとマッチし、直後の「に」が終了時間表現とマッチする。このため、これらの文字列を開始時間と終了時間として抽出する。この文字列の後に、「104C会議室で」において「で」という場所表現パターンにマッチするので、「104C会議室」を開催場所として抽出する。また、「ネットワーク利用促進のために」が「に」という修飾表現パターンにマッチするため、パターンマッチングを先へ進める。「イントラネット講習会が」で「が」という補助表現パターンにマッチするため、「イントラネット講習会」を抽出し、パターンマッチングを先に進める。「あります」は「あります」という通知表現にマッチするので、「イントラネット講習会」をイベント名として抽出する。また、イベントの対象者は、「知技G各位」に「各位」という対象者表現パターンがマッチするので、対象者を「知技G」として抽出する。ラベル表現パターンが見つからないので、ラベル情報はなしである。
【0017】
また、「受講実績と参加の可否(否の場合は理由を添えて)を小原まで11/18日中にご回答ください。」という部分が「回答」という委託表現パターンにマッチするので、この一文を切り出す。まず、「受講実績と参加の可否(否の場合は理由を添えて)を」の部分が「を」という対象物表現パターンにマッチするので、「受講実績と参加の可否(否の場合は理由を添えて)」を委託行為の対象物として抽出する。次に「小原まで」の部分が「まで」という連絡先表現パターンにマッチするので、「小原」を委託行為の連絡先として抽出する。最後に「11/18日中に」の部分が「中に」という期限表現パターンにマッチするので、「11/18日」を委託行為の期限として抽出する。
【0018】
緊急度判定では、文書作成日時が11月14日13時53分で、抽出された委託行為の期限情報が11月18日23時59分と変換され、両者の差分を取り、4日と20時間6分から、緊急度は一週間以内の0.4と算出される。
【0019】
次に、図9のサンプル文書2を用いて、ラベル情報の抽出について説明する。スペースを含むことを許した日時キーワードと場所キーワードでパターンマッチングを行うと、「日時」と「場所」が抽出され、ラベル表現パターンは「・」にマッチする。それぞれ「日 時」と「場 所」として表されており、キーワードの文字数はいずれも全角文字4文字分である。ラベル表現「・」と全角文字4文字分でパターンマッチを行い、「会費」「交通手段」「集合場所」「経路」「その他」という任意のラベルを抽出し、そのラベルに対応する情報を抽出する。
【0020】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、図1の抽出手段110の各手段111〜116及び緊急度判定手段120はまとめて情報抽出プログラムとして実現される。さらに、この情報抽出プログラムには、図2に示すような各表記・表現パターン及び図3(a)、(b)に示すような期限変換/緊急度算出テーブルを付加する。この各表記・表現パターン及び期限変換/緊急度算出テーブルの付加された情報抽出プログラムを、FD若しくはCD−ROM等の記録媒体にコンピュータで読み取り可能な形式で記録する。この記録媒体に記録された情報抽出プログラムをコンピュータにインストールすることで、図1に示すような構成がコンピュータ上に構築される。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、計算機の負荷を軽くして、より早く一度に、多量の電子化された文書から、重要な情報であるイベントの開催日時、開催場所、イベント名、対象者等のイベント情報、文書作成者が付けた任意のラベル情報、委託されている行為の種別、期限、連絡先、対象物、手段等の委託された情報、文書が持っている緊急性の一部又は全部を抽出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】パターン格納手段の各表現パターンの一例である。
【図3】期限変換テーブル、緊急度算出テーブルの一例である。
【図4】日時抽出と場所抽出の流れ図である。
【図5】イベント名抽出の流れ図である。
【図6】委託行為抽出の流れ図である。
【図7】ラベル抽出の流れ図である。
【図8】文書の一例である。
【図9】文書の他の一例である。
【符号の説明】
10 処理装置
100 制御手段
110 抽出手段
111 イベント名抽出手段
112 日時抽出手段
113 場所抽出手段
114 対象者抽出手段
115 ラベル抽出手段
116 委託行為抽出手段
120 緊急度判定手段
20 記憶装置
200 パターン格納手段
201 日時表記パターン
202 日時表現パターン
203 場所表現パターン
204 通知表現パターン
205 対象者表現パターン
206 ラベル表現パターン
207 委託表現パターン
208 期限表現パターン
209 期限表記パターン
210 連絡先表現パターン
211 補助表現パターン
212 修飾表現パターン
213 対象物表現パターン
214 手段表現パターン
220 テーブル格納手段
221 期限変換テーブル
222 緊急度算出テーブル

Claims (7)

  1. コンピュータを用いて、電子メールなどプレーンテキストで記述された電子化された文書から読み手にとって必要な情報を抽出する情報抽出方法であって、
    あらかじめ数字や記号から構成される日付や時間を表す日時表記パターン、日時に付加されることにより日時を表現する日時表現パターン、場所に付加されることにより場所を表現する場所表現パターン、イベントを通知する行為を表す通知表現パターン、文書の対象者を表す対象者表現パターン、視覚的効果を持たせるために項目化されたラベルを表すラベル表現パターン、相手に委託する行為を表す委託表現パターン、相手に委託する行為の期限を表す期限表現パターン、相手に委託する行為の連絡先を表す連絡先表現パターン、相手に委託する行為の対象物を表す対象物表現パターン、相手に委託する行為の手段を表す手段表現パターンの全部あるいは少なくとも期限表現パターンを含む一部パターンを記憶手段に格納しておき、
    前記記憶手段に格納された、各パターンと入力された文書とのパターンマッチングにより、あるイベントに関するイベント名、開催日時、開催場所、対象者の情報や、委託された行為の種別、期限、連絡先の全部あるいは少なくとも委託された行為の期限を含む一部情報を抽出するとともに、
    前記委託された行為の期限情報と入力された文書の文書作成日時を照合することによって、緊急の度合いを判定することを特徴とする情報抽出方法。
  2. 請求項1記載の情報抽出方法において、記憶手段に格納された期限表現パターンを用いてパターンマッチングすることによって、通知を受信した人が委託された行為の期限を抽出することを特徴とする情報抽出方法。
  3. 電子メールなどプレーンテキストで記述された電子化された文書から読み手にとって必要な情報を抽出する装置であり、
    数字や記号から構成される日付や時間を表す日時表記パターン、日時に付加されることにより日時を表現する日時表現パターン、場所に付加されることにより場所を表現する場所表現パターン、イベントを通知する行為を表す通知表現パターン、文書の対象者を表す対象者表現パターン、視覚的効果を持たせるために項目化されたラベルを表すラベル表現パターン、相手に委託する行為を表す委託表現パターン、相手に委託する行為の期限を表す期限表現パターン、相手に委託する行為の連絡先を表す連絡先表現パターン、相手に委託する行為の対象物を表す対象物表現パターン、相手に委託する行為の手段を表す手段表現パターンの全部あるいは少なくとも期限表現パターンを含む一部パターンを格納するパターン格納手段と、
    前記パターン格納手段に格納された、各パターンと入力された文書とのパターンマッチングにより、あるイベントに関するイベント名、開催日時、開催場所、対象者の情報や、委託された行為の種別、期限、連絡先の全部あるいは少なくとも委託された行為の期限を含む一部情報を抽出する抽出手段と、
    を有して、電子化された文書から読み手にとって必要とする情報を抽出する情報抽出装置であって、
    前記委託された行為の期限情報と入力された文書の文書作成日時を照合することによって、緊急の度合いを判定する緊急度判定手段をさらに有することを特徴とする情報抽出装置。
  4. 請求項3記載の情報抽出装置において、抽出手段は、パターン格納手段にある期限表現パターンを用いてパターンマッチングすることによって、通知を受信した人が委託された行為の期限を抽出することを特徴とする情報抽出装置。
  5. 電子メールなどプレーンテキストで記述された電子化された文書から読み手にとって必要な情報を抽出する情報抽出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    数字や記号から構成される日付や時間を表す日時表記パターン、日時に付加されることにより日時を表現する日時表現パターン、場所に付加されることにより場所を表現する場所表現パターン、イベントを通知する行為を表す通知表現パターン、文書の対象者を表す 対象者表現パターン、視覚的効果を持たせるために項目化されたラベルを表すラベル表現パターン、相手に委託する行為を表す委託表現パターン、相手に委託する行為の期限を表す期限表現パターン、相手に委託する行為の連絡先を表す連絡先表現パターン、相手に委託する行為の対象物を表す対象物表現パターン、相手に委託する行為の手段を表す手段表現パターンの全部あるいは少なくとも期限表現パターンを含む一部パターンを記録すると共に、
    各パターンと入力された文書とのパターンマッチングにより、あるイベントに関するイベント名、開催日時、開催場所、対象者の情報や、委託された行為の種別、期限、連絡先の全部あるいは少なくとも委託された行為の期限を含む一部情報を抽出する抽出プロセスと、
    前記委託された行為の期限情報と入力された文書の文書作成日時を照合することによって、緊急の度合いを判定する緊急度判定プロセスを記録してなる記録媒体。
  6. 請求項5記載の記録媒体において、抽出プロセスは、期限表現パターンを用いてパターンマッチングすることによって、通知を受信した人が委託された行為の期限を抽出するプロセスを有することを特徴とする記録媒体。
  7. 電子化された文書から読み手にとって必要な情報を抽出する情報抽出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    数字や記号から構成される日付や時間を表す日時表記パターン、日時に付加され日時を表現する日時表現パターン、場所に付加され場所を表現する場所表現パターン、イベントの通知の行為を表す通知表現パターン、イベント名を挙げて通知表現を補助する補助表現パターン、イベント名を修飾する修飾表現パターン、対象者を表す対象者表現パターン、視覚的効果を持つラベルを表すラベル表現パターン、相手に委託する行為を表す委託表現パターン、相手に委託する行為の期限を表す期限表現パターン、相手に委託する行為の期限の具体的な単語や日時を表す期限表記パターン、相手に委託する行為の対象物を表す対象物表現パターン、相手に委託する行為の手段を表す手段表現パターン、相手に委託する行為の連絡先を表す連絡先表現パターンを記録するとともに、
    各パターンと入力された文書とのパターンマッチングにより、イベントに関するイベント名を抽出するイベント名抽出プロセス、開催日時を抽出する日時抽出プロセス、開催場所を抽出する場所抽出プロセス、対象者を抽出する対象者抽出プロセス、視覚的効果を持つ任意のラベルを抽出するラベル抽出プロセス、イベントに関して委託された行為の種別、期限、連絡先、対象物、手段を抽出する委託行為抽出プロセス、及び、委託される行為の期限情報と通知文書作成日時とを照合し、文書の緊急の度合いを判断する緊急度判定プロセスを記録してなる記録媒体。
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