JP3573211B2 - 血管または同様のものをはさみとめるための外科医用器械 - Google Patents

血管または同様のものをはさみとめるための外科医用器械 Download PDF

Info

Publication number
JP3573211B2
JP3573211B2 JP51538395A JP51538395A JP3573211B2 JP 3573211 B2 JP3573211 B2 JP 3573211B2 JP 51538395 A JP51538395 A JP 51538395A JP 51538395 A JP51538395 A JP 51538395A JP 3573211 B2 JP3573211 B2 JP 3573211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
clamping
thread
holder
jaw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51538395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09510881A (ja
Inventor
マテルン ウルリッヒ
Original Assignee
クリニクーム・デア・アルベルト−ルドヴィヒス−ウニヴェルジテート・フライブルク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クリニクーム・デア・アルベルト−ルドヴィヒス−ウニヴェルジテート・フライブルク filed Critical クリニクーム・デア・アルベルト−ルドヴィヒス−ウニヴェルジテート・フライブルク
Publication of JPH09510881A publication Critical patent/JPH09510881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3573211B2 publication Critical patent/JP3573211B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/12Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels, umbilical cord
    • A61B17/12009Implements for ligaturing other than by clamps or clips, e.g. using a loop with a slip knot
    • A61B17/12013Implements for ligaturing other than by clamps or clips, e.g. using a loop with a slip knot for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は、特に最小侵入外科学(minimalinvasive Chirurgie)で血管、中空器官または同様の身体部分を糸または綱(Zuegel)を用いてはさみとめる(結紮)ための外科医用器械に関する。
結紮、すなわち血管等の縛りとめでは血管に巻付けるためにいわゆる綱(Zuegel)として糸、プラスティックチューブまたはゴム糸が使用される。綱ははさみとめるべき血管の回りに巻付けられ、次いで結ばれる。
さらに縛りとめに締付け鉗子を使用する方法がある。しかし締付け鉗子は手術の場では障害であるので、短時間しか使用できない。開腹では結紮は比較的簡単に実施可能であるが、開腹しないでトロカールスリーブ(Trokarhuelse)を介して器械が挿入される場合にはかなりの問題が生じる、それというのも移動スペースがきわめて限られるからである。
その結果結紮を行うのにきわめて時間がかかる。また結紮後は結紮の張力(Ligaturzug)をもはや変更することができないのが欠点である。
WO90/06725から結紮システムが公知であり、このシステムはトロカールと一緒に使用可能であり、かつ糸を備えており、糸は端部でもって中空部内へ引込み可能であり、かつここで保持部材、特に係止成形部によって固定可能である。糸端を引込むためにはトロカールスリーブ内へ引込み可能である引張り部材が設けられており、この引張り部材でもって糸端を把持し、かつ引き締めて輪にすることができる。この構成でも結紮を緩めることは可能ではない。
したがって血管または同様のものを縛りとめる際に例えば血管の縫目が密であるかどうかを結紮を緩めることによっては確認することができない。そのために一時的な血管潅流または器官の一時的な潅流(Perfundieren)も簡単には可能ではない。このような場合には面倒なことは最初の結紮を切断し、次いで必要により新たな結紮を設けなければならない。
本発明の課題は、結紮の実施を著しく簡単化し、かつ短時間で行うことができる、冒頭に記載の形式の外科医用補助器械を見出すことである。これは特に最小侵入外科学およびトロカールスリーブ等を通過させる手術でも可能でなければならない。さらには結紮を一時的に緩め、かつ再度締付けることができなければならない。
この課題を解決するために本発明によれば、特に器械が糸ホルダを備えたおもり(plombe)並びにこのおもりと連結可能な、軸部形状のおもりホルダを備えており、かつおもりホルダがおもりの糸ホルダを開放ないしは閉鎖するために操作部材を備えていることが提案される。
この器械を用いて、おもりをおもりホルダによって遮断すべき血管の所へ移動させて、ここで血管を取巻いた糸をおもりによって締付け保持することによって簡単な形式で結紮を実施可能である。次いでおもりホルダは取外すことができ、その結果おもりホルダが手術の場で障害となることはない。他方おもりホルダは結紮を解除または緩めるために再度おもりと連結することができる。結紮の実施およびまた場合によるその除去はこの器械で特に迅速に実施することができ、このことは一連の手術で特に重要である。さらにきわめて狭い状況下における取扱いも問題なく可能であるのが有利である。
有利にはおもりホルダの操作部材が同時におもりと結合するための連結部材を形成している。この構成は器械の簡単な取扱いに寄与する。おもりホルダがおもりと連結されると同時に糸ホルダが開放位置に保持される。連結解除時には糸ホルダは自動的に締付け位置を取り、こうして間にある綱端部を固定保持する。綱端部を締付けないしは開放するのに付加的な操作はこの実施形では不要である。
本発明の構成によれば、おもりの糸ホルダが少なくとも1つの綱または糸の輪の端部を保持するための締付け部材を備えており、かつ有利には1つの糸端がおもりに固定され、かつ他端が締付け部材によって保持されることが提案される。したがって糸の自由端は先ずはさみとめるべき血管等の周囲に案内され、次いでおもりとおもりホルダとの分離後に締付け部材によってしっかりと保持される。
締付け部材は糸の緊張方向とは逆の方向に自動ロックするように構成されているかまたは配置されており、かつ締付け部材が締付け方向にばね負荷された締付けジョーを備えており、締付けジョーが互いに旋回可能に支承されており、かつ糸張力によって締付け方向に負荷可能であると、特に有利である。
締付け方向ないしは糸ホルダのこの構成によっておもりホルダの連結解除後も糸を依然として引張り、かつ緊張せしめることができ、糸張力を特に良好にその都度の要求に適合せしめることができる。
有利にはおもりは糸端のための特に中央の貫通路を有している。この貫通路によってルーズな糸端を輪を形成するために通過案内することができる。
おもりホルダ、特にその軸部が有利には中央の貫通路を有しており、この貫通路はおもりとおもりホルダとの連結時におもりの貫通路と整列するようになっており、かつこれらの貫通路を通過する、おもりホルダの外端から挿入可能であるつかみ鉗子が設けられていると有利である。
おもりホルダおよびおもりを通過案内されたつかみ鉗子等によってはさみとめるべき血管の周囲へ巻付けられた糸の自由端が把持され、かつ締付け装置を通過案内せしめられる。したがっておもりホルダの分離後糸端における張力によって輪の径を適切に調製することができる。
本発明の実施形によれば、おもりホルダが操作兼保持部材として鉗子形状のつかみジョーを備えており、つかみジョーが有利には内面でもっておもりの外郭にほぼ適合せしめられており、かつ閉鎖位置で糸の締付けを解除するために操作突出部を負荷する。おもりホルダはこれにより比較的小さな外郭横断面を有し、これにより例えばトロカールスリーブ内を良好に通過案内することができる。
本発明の他の実施形によれば、糸ホルダの締付け部材が拡開ジョーとして構成されており、かつ間に糸のために貫通路を有しており、移動可能な締付けスリーブと協働する締付け錐体が拡開ジョーの外側に設けられており、締付けスリーブが閉鎖方向にばね負荷されており、かつ締付け部材の開閉のためにおもりホルダのための作用部が締付け部材並びに締付け錐体に設けられている。
この場合糸の締付けは移動可能なばね負荷された締付けスリーブを用いて外側から締付け部材を負荷することによって行われる。
本発明の付加的な構成はその他の従属請求項に挙げられている。以下本発明の詳細が図面を基に説明される。
図1は本発明による、おもりとおもりホルダとを備えた器械の側面図であり、図2は図1で示されたおもりの拡大図であり、図3は糸ホルダが開いている状態の、図2に示されたおもりの端面図であり、図4はおもりのほぼ図3に相当する、ただし糸ホルダが閉じられている状態の端面図であり、図5はおもりホルダの内側の端部の側面図であり、かつ図6は図5にほぼ相当する、ただしつかみ鉗子がおもりホルダ内を通過案内されている状態の図である。
外科医用器械1(図1)は糸(綱)2を用いて血管または同様のものを締付けために使用され、かつ主に糸ホルダ4を備えたおもり3並びにこの図には部分的にしか示されていないおもりホルダ5を有している。
おもり3を締付けるべき血管6に位置決めするためにおもり3はおもりホルダと連結可能である。おもりホルダ5はそのためにつかみジョー7を備え、つかみジョーはグリッパのように開閉可能である。図1には開放位置ないしはつかみ位置のつかみジョー7が示されている、すなわちおもりホルダ5はつかみジョーでもっておもり3上へ移動せしめられる。
つかみジョー7は同時におもりの糸ホルダ4の開閉のための操作部材を成す。図示の実施例では糸ホルダ4は原則的にいわゆるカリー−鉗子(Curry−Klemme形式で構成されている。そのために締付け部材8が設けられている。締付け部材は旋回レバーとして構成され、かつ内端にばね負荷された締付けジョー9を有している。この締付けジョー9でもってこの間に存在する糸2が締付けられる。締付け部材8の位置と構成によって通過案内された糸2は自動ロック式に保持され、その結果糸は一方で矢印Pf1による緊張方向に締付け部材8を通すことができが、他方ではしかしこの緊張方向とは逆の方向では自動的に強まる糸の締付けが発生し、したがってより確実な保持が行われる。締付け部材8は締付けジョー端部においてゴムリング10によって負荷されるので、除荷された状態では図1に示された、締付け部材8の実線位置が得られる。
おもり3は中央の貫通路11を有し、この貫通路を通して糸端を案内することができ、糸端部は、次いでこの貫通路11内に入り込む締付けジョー9間をも延びることになる(図3および図4も参照)。他方の糸端12はおもり3に固定されており、そのためにおもりないしはその貫通路11を通って自由端が引張られると、輪が形成される。
旋回レバー形式の締付け部材8はおもり本体の壁内に旋回支承部13を有し、旋回支承部13はおもりケーシング内で締付け部材8のためのスリット状のポケット14を貫通している。
締付け部材はその締付けジョー9とは反対の側の端部に旋回支承部13の先へ突出した操作突出部15を有している。操作突出部は図1および図2に実線で示された締付け部材8の位置でおもり3の外郭よりも突出している(図3も参照)。
おもりホルダをつかみジョー7がおもり3上へ行くように移動させ、次いでつかみジョー7を図5に示された閉鎖位置へ移動せしめると、締付け部材8の操作突出部15は負荷されて、内方へ旋回してポケット14内へ納る。同時に糸ホルダ4がゴムリング10の復元力に抗して開かれる。締付け部材8のこの位置が図1と図2に1点鎖線で示されている。
つかみジョー7は自由端部に内向きの突出部16を有し、突出部はつかみジョー7の閉鎖位置ではおもり3のリングみぞ20内へ係合する。おもり3とおもりホルダ5とはこの位置で互いに連結される。
貫通路11は締付けジョー9の領域内に拡大部26を有し、そのために締付けジョー9の拡開のためおよび復元部材(ゴムリング10)のためにも十分なスペースが存在する。図3および図4から認められるように締付けジョー9の支承部から遠い方の端部に舌片状の付加成形部17が続いており、付加成形部はゴムリング10を受容するためのみぞ区分18を形成する。
図3および図4で貫通路11の他にもう1つの通路19が認められる。この通路を通って固定すべき糸端12が案内され、ここに場合により固定することができる。最も簡単な例では糸端12は下からおもり3ないしは通路19を挿通され、かつ他方の側で結ばれる。
おもりホルダ5は軸部形状に構成されていて、その都度の手術の状況に適合せしめられた長さを持つ。内端につかみジョー7として構成された、締付け部材8の操作突出部15の負荷のための操作部材が存在し、この操作部材は同時におもり3と結合するための連結部材を形成してもいる。結合のためにはつかみジョー7の突出部16がおもり3のリングみぞ20内へ係合する。おもりホルダ5の外側には図示されていないが、つかみジョー7の開閉のためのグリップ形式の操作部材が設けられていてよい。この運動のための伝達部材がおもりホルダ5の内部に延びている。おもりホルダ5は管形の軸部21を備えている。この管形の軸部21内に内管22が案内されており、内管は縦方向に移動可能である。この移動運動は外端から例えば適切なグリップ部材を用いて行われる。
特に図5から認められるように、つかみジョー7の旋回支承部27がこの内管22の内端に設けられている。内管22の旋回支承部27のあるこの端部は外管を成す軸部21のよりも若干突出している。
つかみジョー7は閉鎖位置(図5)で外郭において軸部21の延長部を成し、かつ縦方向にほぼ半割されたトラフ状の各管区分によって形成されている。旋回支承部27は軸部21の端部近くの中央縦平面の領域内にあり、そのためにつかみジョー7はグリップのようにつかみ位置へ旋回可能であり、これは図6に、かつ図5には1点鎖線で示されている。
このつかみ運動が内管22の縦方向移動の際に2つのつかみジョー7によって同期して行われるようにするためには、つかみジョー7は旋回支承部軸から側方へ距離を置いて引張り・押出しウエブ23(図1参照)と連結されており、引張り・押出しウエブ自体は他端で軸部21と結合されている。これによって、軸部21に対して相対的な内管22の移動の際につかみジョー7の開放旋回および閉鎖旋回が行われる強制制御が形成される。
つかみジョー7をつかみ位置(図6)へ旋回させるためには内管22が矢印Pf2の方向へ、すなわち内端の方へ若干移動せしめられ、その結果旋回支承部軸もさらに外方へ移動せしめられる。つかみジョー7は外面で、この例では、一方でつかみジョー7と、他方で軸部21に枢着された引張り・押出しウエブ23と関節的に結合されているので(図1)、旋回支承部27の外方への移動と同時につかみジョー7のつかみ位置への旋回が行われる。設けられた引張り・押出しウエブ23の代りに開放旋回運動に有効な引張り部材を設け、かつ閉鎖旋回運動のためには軸部とつかみジョーとの間に有効なストッパを設けることができる。
外科医用機器のおもり3は図1乃至図4に示すものに限定されるものではなく、図1乃至図4に示すおもり3に対して考えられる変化例(図示省略)では、おもりの糸ホルダは、拡開ジョーとして構成された締付け部材を備えている。この場合には、締付け部材は拡開ジョー間に糸のための貫通路を有している。拡開ジョーは締付け部材の開閉のために該拡開ジョーの外面に締付け錐体を有しており、締付け錐体は移動可能な環状の締付けスリーブと協働するようになっている。拡開ジョー形式の締付け部材は有利には、拡開ジョーの領域内に縦方向のスリットを形成され、かつ横断面で見て錐形に拡大されたスリーブから成っており、この場合該スリーブ上に環状の締付けスリーブが移動可能にかつ閉鎖方向にばね負荷されて支承されている。拡開ジョー形式の締付け部材を開閉するためには、おもりホルダの作用部として有利には拡開ジョー並びに締付けスリーブのほぼ軸方向に延びた延長部の端部に操作フランジを設けてあり、該動作フランジは締付け位置で互いに距離を置いて位置していて、おもりホルダの操作部材によって押圧力若しくは引張り力を受けるようになっている。
結紮は以下のようにして行われる:
出発位置でおもり3はおもりホルダ5と結合されており、かつつかみジョー7によって保持されている。糸2がその1端12でおもり3と結合されている。この器械構成を内側のおもり端部を先にして阻止すべき血管6の領域内へ移動させる。
おもりホルダ5の内管22は縦方向に貫通した中空部24を有しており、このことは図1および図2に1点鎖線で示されている。この中空部24およびおもりホルダとおもりとの連結位置で整列したおもりの貫通路11内を通ってつかみ鉗子25(図1、図2および図6)が案内されており、これでもって血管6の回りに巻かれた糸2の自由端部を把持することができる。この位置で締付け部材8の操作突出部15はつかみジョー7によって負荷されているので、締付けジョー9も図1、図2およびまた図4に1点鎖線で示されているように開放位置にある。したがってつかみ鉗子25はこの位置で支障なく器械内を通過案内され得る。
通過案内されたつかみ鉗子25によってつかまれた糸端は引続き引張られておもり3内を通過せしめられる。次いでおもりホルダ5はつかみジョー7の開放によっておもり3から分離することができ、その時に締付け部材8は自動的に締付け位置へ旋回し、かつ引張られた糸は締付けジョー9相互間に固く締付けられる。糸2はつかみ鉗子25でもって緊張させることができ、かつ糸張力をその都度の状況に適合せしめることができる。
他方糸ホルダ4の特別な構造(カリー−鉗子)によって、糸の緊張が緩むことは阻止される、それというのも締付け部材8が自動ロック式に作用するからである。適切な糸または綱の張力が得られると、締付けられた血管6の領域内にはおもり3しか残らない。
綱張力は必要により再び緩めることができる。それには図6に示されているように、おもり3内を通って引張られた糸端がおもりホルダ5内を通って案内されたつかみ鉗子25によってつかまれる。この場合若干緊張せしめられた糸がおもりホルダ5のための“案内ロープ”として役立ち、おもりホルダはつかみ鉗子およびこれによって保持された糸に沿って問題なく、迅速におもり3上へ移動せしめられる。
このおもりホルダ5を用いて締付け部材8が旋回せしめられ、その結果糸2は解放され、かつ例えば血管6の血流が可能である程度に緩めることができる。必要により引続き血管を締付けるための綱を再度引き締めることができる。
上述のようにつかみジョー7は閉鎖位置(図5)で軸部21の延長部を形成し、このつかみジョー7の領域においても横断面の拡大部はない。おもり3が受容され、連結されている状態でも器械1は全体的にほぼ滑らかな、すっきりとした管片を形成し、したがってトロカールスリーブを通す手術においても特に良好に使用可能である。

Claims (16)

  1. 管、中空器官または類似の身体部分を糸または綱を用いてはさみとめるための外科医用器械において、器械(1)が糸ホルダ(4)を有するおもり(3)並びにこのおもりと連結可能であるおもりホルダ(5)を備えており、かつ該おもりホルダがおもり糸ホルダを開放ないしは閉鎖のするための操作部材を備えていることを特徴とする、血管または同様のものをはさみとめるための外科医用器械。
  2. おもりホルダ(5)の操作部材が同時におもり(3)と結合するための連結部材を形成する、請求項1記載の器械。
  3. おもり(3)の糸ホルダ(4)が糸または綱の少なくとも1端を保持するための締付け部材を備えており、かつ有利には1つの糸端(12)がおもり(3)に固定されており、かつ糸の他端が締付け部材(8)によって保持されるようになっている、請求項1または2記載の器械。
  4. 締付け部材(8)が糸の緊張方向とは逆の方向に自動ロックするように構成ないしは配置されており、かつ締付け部材が締付け方向にばね負荷された締付けジョー(9)を備えており、該締付けジョーが互いに旋回可能に支承されており、かつ糸張力によって締付け方向に負荷可能である、請求項3記載の器械。
  5. 締付け部材(8)が、糸の締付けを緩めるためにおもりホルダ(5)の操作部材によって負荷可能である操作突出部(15)を備えている、請求項3または4記載の器械。
  6. おもり(3)が糸端ないしはつかみ部材(25)のための、有利には中央の貫通路(11)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の器械。
  7. おもりホルダが操作兼保持部材として鉗子形状のつかみジョー(7)を備えており、つかみジョーが有利には内面でもっておもり(3)の外郭にほぼ適合せしめられており、かつ閉鎖位置で糸の締付けを緩めるために操作突出部(15)を負荷するようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記載の器械。
  8. おもりホルダ(5)のつかみジョー(7)が軸部(21)の内側の端部に旋回可能に支承されており、かつおもりホルダの外側の端部につかみジョー(7)の開閉のための操作手段が設けられている、請求項7記載の器械。
  9. おもりホルダ(5)が有利には中央の貫通路(24)を有しており、該貫通路がおもり(3)とおもりホルダ(5)の連結位置でおもりの貫通路と整列するようになっており、かつこれらの貫通路を通る、おもりホルダ(5)の外側の端部から挿入可能であるつかみ鉗子(25)が設けられている、請求項1から8までのいずれか1項記載の器械。
  10. おもりホルダ(5)がつかみジョー(7)の開閉のための伝達部材および操作部材として有利には同軸的に軸部(21)内で案内された内管(22)を備えており、該内管の内側の端部につかみジョー()のための旋回支承部(27)が設けられており、かつつかみジョーに、旋回支承から側方へ距離を置いて案内されていて、外スリーブないしは外が判の軸部(21)と旋回可能に結合された引張り・押出しウエブ(23)が作用するようになっている、請求項8または9記載の器械。
  11. おもり(3)がほぼ円筒形状に、軸方向の、有利には中央の貫通路(11)を備えて構成されており、かつ締付け部材(8)が旋回可能に支承されており、かつその締付けジョー(9)でもって貫通路(11)の領域内に配置され、かつ有利にはその他方の操作突出部(15)を有する端部でもっておもり(3)の外郭よりも突出している、請求項1から10までのいずれか1項記載の器械。
  12. 締付け部材(8)が、少なくとも1つの、有利には付加成形部(17)のみぞ区分(18)内に支承されたゴムリング(10)または類似のものによって閉鎖位置ばね負荷されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の器械。
  13. おもり(3)がもう1つの、有利には中央の貫通路(11)に平行に延びる、糸の他端(12)のための通路(19)を有している、請求項1から12までのいずれか1項記載の器械。
  14. 糸ホルダ(が締付け部材(8)を備 えており、該締付け部材(8)が拡開ジョーとして構成されていて、しかも拡開ジョー間に糸のための貫通路を有しており、移動可能な環状の締付けスリーブと協働する締付け錐体が拡開ジョーの外面に設けられており、締付けスリーブが閉鎖方向にばね負荷されており、かつ締付け部材の開閉のためにおもりホルダの作用部が締付け部材並びに締付け錐体に設けられている、請求項1記載の器械。
  15. 糸ホルダが締付け部材として、拡開ジョーの領域内に縦方向のスリットを形成され、かつここに外郭の横断面で見て有利には錐形に拡大されたスリーブを備えており、該スリーブの上に環状の締付けスリーブが移動可能に支承されている、請求項14記載の器械。
  16. 拡開ジョーの1つ並びに締付けスリーブがおもりホルダの作用部としてほぼ軸方向に延びた延長部を有しており、該延長部の端部に有利には通過孔を備えた、締付け位置で互いに距離を置いて位置する操作フランジが存在する、請求項14または15記載の器械。
JP51538395A 1993-12-01 1994-11-26 血管または同様のものをはさみとめるための外科医用器械 Expired - Fee Related JP3573211B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4340821A DE4340821C1 (de) 1993-12-01 1993-12-01 Chirurgisches Instrument zum Abklemmen eines Gefäßes oder dergleichen
DE4340821.4 1993-12-01
PCT/EP1994/003916 WO1995015121A1 (de) 1993-12-01 1994-11-26 CHIRURGISCHES INSTRUMENT ZUM ABKLEMMEN EINES GEFÄssES ODER DERGLEICHEN

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09510881A JPH09510881A (ja) 1997-11-04
JP3573211B2 true JP3573211B2 (ja) 2004-10-06

Family

ID=6503829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51538395A Expired - Fee Related JP3573211B2 (ja) 1993-12-01 1994-11-26 血管または同様のものをはさみとめるための外科医用器械

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5725539A (ja)
EP (1) EP0731671B1 (ja)
JP (1) JP3573211B2 (ja)
AU (1) AU1067395A (ja)
DE (2) DE4340821C1 (ja)
WO (1) WO1995015121A1 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19534320C1 (de) * 1995-09-15 1997-02-27 Aesculap Ag Applikator zum Anlegen und Lösen eines chirurgischen Clips
US6641593B1 (en) 1998-06-03 2003-11-04 Coalescent Surgical, Inc. Tissue connector apparatus and methods
US6514265B2 (en) * 1999-03-01 2003-02-04 Coalescent Surgical, Inc. Tissue connector apparatus with cable release
US6945980B2 (en) * 1998-06-03 2005-09-20 Medtronic, Inc. Multiple loop tissue connector apparatus and methods
US6613059B2 (en) 1999-03-01 2003-09-02 Coalescent Surgical, Inc. Tissue connector apparatus and methods
US6607541B1 (en) * 1998-06-03 2003-08-19 Coalescent Surgical, Inc. Tissue connector apparatus and methods
US8118822B2 (en) 1999-03-01 2012-02-21 Medtronic, Inc. Bridge clip tissue connector apparatus and methods
US6695859B1 (en) 1999-04-05 2004-02-24 Coalescent Surgical, Inc. Apparatus and methods for anastomosis
US8529583B1 (en) 1999-09-03 2013-09-10 Medtronic, Inc. Surgical clip removal apparatus
US6926730B1 (en) 2000-10-10 2005-08-09 Medtronic, Inc. Minimally invasive valve repair procedure and apparatus
US6551332B1 (en) 2000-03-31 2003-04-22 Coalescent Surgical, Inc. Multiple bias surgical fastener
DE10054251B4 (de) * 2000-11-02 2006-06-01 Lucas Varity Gmbh Steuerventilgehäuse für einen Unterdruck-Bremskraftverstärker
FR2835734B1 (fr) * 2002-02-11 2004-10-29 Scient X Systeme de liaison entre une tige rachidienne et une barre transversale
US8066724B2 (en) 2002-09-12 2011-11-29 Medtronic, Inc. Anastomosis apparatus and methods
US8105345B2 (en) 2002-10-04 2012-01-31 Medtronic, Inc. Anastomosis apparatus and methods
US7182769B2 (en) 2003-07-25 2007-02-27 Medtronic, Inc. Sealing clip, delivery systems, and methods
US20050043749A1 (en) 2003-08-22 2005-02-24 Coalescent Surgical, Inc. Eversion apparatus and methods
US8394114B2 (en) 2003-09-26 2013-03-12 Medtronic, Inc. Surgical connection apparatus and methods
US7879047B2 (en) 2003-12-10 2011-02-01 Medtronic, Inc. Surgical connection apparatus and methods
US20060052818A1 (en) * 2004-09-08 2006-03-09 Drake Daniel H Surgical clamp and cutting blade
US20060229675A1 (en) * 2005-04-07 2006-10-12 Roberto Novoa Anchoring System for Valve Replacement
US8758405B2 (en) * 2006-03-23 2014-06-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc Suture tensioning device
WO2008005385A2 (en) 2006-06-30 2008-01-10 Cvdevices, Llc Atraumatic clamp
US9131939B1 (en) 2008-02-27 2015-09-15 Mitralign, Inc. Device for percutaneously delivering a cardiac implant through the application of direct actuation forces external to the body
US8177836B2 (en) 2008-03-10 2012-05-15 Medtronic, Inc. Apparatus and methods for minimally invasive valve repair
US8518060B2 (en) 2009-04-09 2013-08-27 Medtronic, Inc. Medical clip with radial tines, system and method of using same
US8668704B2 (en) 2009-04-24 2014-03-11 Medtronic, Inc. Medical clip with tines, system and method of using same
US8968336B2 (en) 2011-12-07 2015-03-03 Edwards Lifesciences Corporation Self-cinching surgical clips and delivery system
US9017347B2 (en) 2011-12-22 2015-04-28 Edwards Lifesciences Corporation Suture clip deployment devices
EP2628451B1 (en) 2012-02-16 2018-01-31 Cook Medical Technologies LLC Suture retention device
US10016193B2 (en) 2013-11-18 2018-07-10 Edwards Lifesciences Ag Multiple-firing crimp device and methods for using and manufacturing same
US9498202B2 (en) 2012-07-10 2016-11-22 Edwards Lifesciences Corporation Suture securement devices
US9592047B2 (en) 2012-12-21 2017-03-14 Edwards Lifesciences Corporation System for securing sutures
JP6345775B2 (ja) 2013-07-11 2018-06-20 エドワーズ ライフサイエンシーズ コーポレイションEdwards Lifesciences Corporation 結び目のない縫合糸留め具の据付システム
US10786244B2 (en) 2014-05-30 2020-09-29 Edwards Lifesciences Corporation Systems for securing sutures
CN112263293B (zh) 2014-12-10 2024-08-02 爱德华兹生命科学股份公司 多次发射固定装置及其使用和制造方法
SG11201705137PA (en) 2014-12-24 2017-07-28 Edwards Lifesciences Corp Suture clip deployment devices
US10470759B2 (en) 2015-03-16 2019-11-12 Edwards Lifesciences Corporation Suture securement devices
US10939905B2 (en) 2016-08-26 2021-03-09 Edwards Lifesciences Corporation Suture clips, deployment devices therefor, and methods of use
US10863980B2 (en) 2016-12-28 2020-12-15 Edwards Lifesciences Corporation Suture fastener having spaced-apart layers

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3504202A1 (de) * 1984-02-07 1985-08-29 Michael M. Dr. 2000 Wedel Schikorski Unterbindungsmaterial zum unterbinden von roehrenfoermigen organen im menschlichen oder tierischen koerper bei operativen eingriffen
FR2640131B1 (fr) * 1988-12-12 1991-03-29 Ethnor Ensemble a ligaturer pour chirurgie endoscopique, ligature et instrument de manipulation de ligature pour cet ensemble
US5336231A (en) * 1992-05-01 1994-08-09 Adair Edwin Lloyd Parallel channel fixation, repair and ligation suture device
US5207694A (en) * 1992-06-18 1993-05-04 Surgical Invent Ab Method for performing a surgical occlusion, and kit and applicator for carrying out the method
DE4228910C1 (en) * 1992-08-28 1993-06-24 Ethicon Gmbh & Co Kg, 2000 Norderstedt, De Cutting device for surgical instrument - involves end piece of object to be cut being drawn into instrument as far as thickened part of object which then locates in vicinity of instrument head
US5569274A (en) * 1993-02-22 1996-10-29 Heartport, Inc. Endoscopic vascular clamping system and method
US5454820A (en) * 1993-07-14 1995-10-03 Ethicon, Inc. Method of tying knots using a tube knot applicator

Also Published As

Publication number Publication date
WO1995015121A1 (de) 1995-06-08
DE4340821C1 (de) 1995-03-23
EP0731671B1 (de) 1998-04-01
US5725539A (en) 1998-03-10
JPH09510881A (ja) 1997-11-04
DE59405604D1 (de) 1998-05-07
EP0731671A1 (de) 1996-09-18
AU1067395A (en) 1995-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3573211B2 (ja) 血管または同様のものをはさみとめるための外科医用器械
US6086608A (en) Suture collet
US6228096B1 (en) Instrument and method for manipulating an operating member coupled to suture material while maintaining tension on the suture material
US5389103A (en) Surgical stitching apparatus
EP0799602B1 (en) Forceps
US5454821A (en) System for the application of knots in surgical suture material
CA2145314C (en) Suture grasping device
US6045561A (en) Surgical knot manipulator
US9101345B2 (en) Surgical guide and tissue anchor
AU635153B2 (en) A ligature-manipulating instrument for tightening a ligature
US6102920A (en) Needle grasping apparatus
US5601578A (en) Endoscopic suturing device
JP4266738B2 (ja) 結紮装置
US6200329B1 (en) Suture collet
JP6494660B2 (ja) 胃腸組織の折り畳みを固定するための装置
US20060206119A1 (en) Tying knots
JP2001502190A (ja) 縫合糸コレット
JPH05200033A (ja) エンドリゲーチヤーの適用のための腹腔鏡下器具
JPH04250153A (ja) 結紮挟子用の挟子装着具
WO1997030639A9 (en) Suture collet
JP2005329239A (ja) 医療用装置および生体組織用処置システム
CN110547834B (zh) 肌腱导引钳
CN213310023U (zh) 一种吻合夹套装及其内窥镜装置
JP3485608B2 (ja) 結紮器
JP3781450B2 (ja) 縫合・結紮器

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040107

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees