JP3571458B2 - 自動二輪車の積載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロントフォークの前部に荷物,カバン等の物品を積載可能とした自動二輪車の積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、商用,ビジネス用自動二輪車では、フロントフォークの前部に荷物やカバン等を積載する積載装置を配置する場合がある。この種の積載装置として、従来、側面視でL字状をなす物品載置用キャリアをフロントフォークの前輪上方に配置固定し、該キャリアの上部に荷物,カバンの把手を掛止するフックを固定した構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の積載装置では、大きめの荷物やカバンを積載する際にフックが邪魔になる場合があるという問題がある。
【0004】
本発明は、大きさ,形状の異なる物品にも対応でき、用途を拡大できる自動二輪車の積載装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、フロントフォークの前輪上方に配設された物品搭載用キャリアと、該キャリアの上側に配設された物品掛止用フックとを備えた自動二輪車の積載装置において、該自動二輪車は、上記キャリアの上方にヘッドライトを備えており、上記キャリアは、上記フロントフォーク側に背もたれ部を備え、該背もたれ部の上端には延長部が上方に延長形成され、該延長部に上記ヘッドライトが固定されており、上記フックは、上記フロントフォーク寄り部分をヒンジとして略水平の使用時位置と上記ヘッドライトの下側空間の収納時位置との間で上下方向に可倒となっていることを特徴としている。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1において、上記フックの使用時位置が前後方向に進退可能となっていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、請求項1の発明の一実施形態による自動二輪車の積載装置を説明するための図であり、図1は自動二輪車の側面図,図2,図3はそれぞれ積載装置の側面図,正面図、図4〜図6はそれぞれフックの斜視図,側面図,平面図である。
【0009】
図1において、1は本実施形態装置が適用された自動二輪車であり、これの車体フレーム2はアンダボーン型のもので、該車体フレーム2の前部にはフロントカバー3が、中央部にはサイドカバー4が、また後部にはリヤフェンダ5がそれぞれ配設されている。また上記車体フレーム2の略中央下部にはエンジンユニット7が搭載されており、上部にはシート8が配置されている。このシート8後部のリヤフェンダ5の上部にはリヤキャリア9が配設されている。なお、6は後輪である。
【0010】
上記車体フレーム2の前端にはヘッドパイプ10が接続されており、該ヘッドパイプ10にはフロントフォーク11が左, 右に操向自在可能に軸支されている。このフロントフォーク11の下端には前輪12が軸支されており、上端には正面視で大略U字状の操向ハンドル13が固定されている。
【0011】
そして上記フロントフォーク11の前輪12上方に本実施形態の特徴をなす積載装置15が配設されている。この積載装置15は側面視で大略L字状の物品搭載用キャリア16と、該キャリア16の上部に配設された物品掛止用フック17とから構成されている。
【0012】
上記キャリア16は、図2,図3に示すように、金属製丸棒を載置部16aと背持たれ部16bとからなる側面視L字状に屈曲加工して形成されたものである。該背持たれ部16bの下部,及び上部はブラケット18,18を介して上記フロントフォーク11にボルト締め固定されている。また上記背持たれ部16bの左, 右両端は上方に延長形成されており、該延長部16cにはヘッドライト19がボルト締め固定されている。
【0013】
上記フック17は、図4〜図6に示すように、背板20aと左, 右アーム部20b,20bとを一体形成してなる略コ字状の取付けブラケット20と、該左, 右アーム部20b間に架け渡して配設された1本のフックバー21とから構成されており、上記背板20aは上記キャリア16とともに上記ブラケット18を介してフロントフォーク11にボルト17aで締結固定されている。なお、ボルト17aの取付穴20cは上,下2組に設けられており、これによりフック17の上下高さ位置を調整可能となっている。
【0014】
上記フックバー21の両端部には回動部材26,26が溶接固定されており、該回動部材26は上記左, 右のアーム部20b,20bにカラー22を介在させてボルト23により回動可能に支持されている。このカラー22にはコイルばね24が装着されており、上記ボルト23を締め付けることによりコイルばね24が上記回動部材26とアーム部20bとの間で回転に対するフリクションとして作用する。これによりフックバー21はこれの後部のフロントフォーク11寄り部分をヒンジとして略水平の使用時位置Aと、斜め後方の収納時位置Bとの間で上下方向に回動可能となっており、かつ振動によりがたつくのを防止している。なお、図6において、左側のボルト23は完全に締め込まれており、右側のボルト23は締め込み前の状態となっている。
【0015】
上記フックバー21は収納時には上記ヘッドライト19の下側空間内に収納される(図2参照)。また上記フックバー21の左, 右両端部は内側に屈曲形成されており、該各屈曲部21bは上記アーム部20bの下面に当接して該フックバー21を使用時位置Aに保持するストッパとして機能するようになっている。
【0016】
次に本発明の作用効果について説明する。
本実施形態の積載装置15は、例えばビジネスカバン25をキャリア16に載置するとともにフックバー21を使用時位置Aに倒して該カバン25の把手25aを掛止する。このようにフックバー21を使用時位置Aと収納時位置Bとの間で回動可能としたので、小型の物品の場合はフックバー21を使用時位置Aに倒して掛止でき、かつより大きな物品の場合はフックバー21を収納時位置Bに収納することにより該フックバー21が邪魔になることはなく、各種の物品を支障なくキャリアに積載できる。なお、この場合には、物品をキャリアにゴム紐等で固定することとなる。
【0017】
また上記フックバー21の収納時にはヘッドライト19の下側の空間に該フックバー21が位置するように構成したので、該ヘッドライト19下側の空き空間を有効利用して収納できる。さらに上記フックバー21を1本の棒材を大略コ字形に屈曲させた形状としたので、左, 右方向の外力に対する強度,剛性を高めることができ、左右別体で構成する場合に比べてフックバー21の径を細くして軽量化を図ることかできるとともに、カバン15等を確実に掛止できる。
【0018】
また、旋回時には横方向力が作用するが、本実施形態では、フックバー21を平面視コ字状とし、上下方向に回動可能としたので、横方向力に対しては回動することはなく、かつ剛性自体も高くなっており、物品が横方向にずれたりすることもない。
【0020】
また上記実施形態では、フックバー21を上下方向に回動可能としたが、このフックバーを上下方向に回動可能とするとともに、使用時位置Aにおけるフックバー21を前後方向に進退可能に構成しても良く、このようにしたのが請求項2の発明である。
【0021】
さらにまた、上記フックバー21の使用時位置を、上下方向,あるいは前後方向に複数段階に調整可能としても良い。このようにした場合には、大きさ等の異なる多種多用な荷物,カバンに対応でき、適用範囲をさらに拡大できる。さらに上記フックバー21を下向きに回動させて収納してもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明に係る自動二輪車の積載装置によれば、フックを略水平の使用時位置と収納時位置との間で上下方向に可倒としたので、大きめの物品を搭載する場合には上記フックを収納することによりフックが邪魔になることはなく、各種の大きさ,形状の物品を支障なく積載でき、用途を拡大できる効果がある。
【0023】
また、上記フックの収納時位置をヘッドライトの下側空間としたので、ヘッドライト下側の空き空間を利用して収納できる効果がある。
【0024】
請求項2の発明では、上記フックの使用時位置を前後方向に進退可能としたので、用途をさらに拡大できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施形態による積載装置が採用された自動二輪車の側面図である。
【図2】上記積載装置の側面図である。
【図3】上記積載装置の正面図である。
【図4】上記積載装置のフックの斜視図である。
【図5】上記フックの側面図である。
【図6】上記フックの平面図である。

Claims (2)

  1. フロントフォークの前輪上方に配設された物品搭載用キャリアと、該キャリアの上側に配設された物品掛止用フックとを備えた自動二輪車の積載装置において、該自動二輪車は、上記キャリアの上方にヘッドライトを備えており、上記キャリアは、上記フロントフォーク側に背もたれ部を備え、該背もたれ部の上端には延長部が上方に延長形成され、該延長部に上記ヘッドライトが固定されており、上記フックは、上記フロントフォーク寄り部分をヒンジとして略水平の使用時位置と上記ヘッドライトの下側空間の収納時位置との間で上下方向に可倒となっていることを特徴とする自動二輪車の積載装置。
  2. 請求項1において、上記フックの使用時位置が前後方向に進退可能となっていることを特徴とする自動二輪車の積載装置。
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