JP3568442B2 - Riding paddy working machine - Google Patents

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JP3568442B2
JP3568442B2 JP2000004403A JP2000004403A JP3568442B2 JP 3568442 B2 JP3568442 B2 JP 3568442B2 JP 2000004403 A JP2000004403 A JP 2000004403A JP 2000004403 A JP2000004403 A JP 2000004403A JP 3568442 B2 JP3568442 B2 JP 3568442B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用型に構成された田植機や直播機などの水田作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような乗用型水田作業機は、走行機体の後部に苗植付装置や直播装置などの作業装置が連結されている。そのため、搭乗運転部の上方を覆うキャノピを設ける場合には、その支柱を、搭乗運転部からの作業装置に対する作業(水田作業機が田植機である場合は苗載台に対する苗補給作業などであり、直播機である場合は種貯留ホッパーに対する種補給作業などである)の邪魔にならないように、走行機体の前部側に立設するようにしている。又、機体の前後バランスの安定性の向上を図れるようにするために、走行機体の前部側にエンジンやミッションケースなどを配設するとともに、エンジンの上方に燃料タンクを配備するようにしている。
【0003】
そこで、従来の乗用型水田作業機では、例えば特開平10−229715号公報で開示されているように、キャノピの支柱を、エンジンや燃料タンクなどを覆うボンネット内を通して下方のミッションケースに連結するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術によると、キャノピの支柱をミッションケースに連結することによってキャノピの支持は強固に行えるものの、そのために、キャノピの支柱をボンネット内に通す必要が生じることから、ボンネット内における機器の配置が制約されるとともに、支柱が邪魔になってボンネット内の機器に対するメンテナンスが行い難くなっていた。
【0006】
ちなみに、キャノピの支柱をボンネット内に通さないようにするために、その支柱が連結される支持フレームを、エンジンを支持する前部フレームから横外側方に向けて延出することも考えられるが、この場合には、支持フレームが前部フレームに片持ち支持された状態になることから、キャノピの支持強度が低下する不都合を招くようになっていた。
【0008】
本発明の目的は、ボンネット内における機器の配置が制約される、あるいは、ボンネット内の機器に対するメンテナンスが行い難くなる、といった不都合を招くことなく、キャノピの支持を強固に行えるようにすることにある
【0009】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
記の目的を達成するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、走行機体の前部に搭載されたエンジンを支持する前後向きの前部フレームと左右向きの前車軸ケースとに亘って支持フレームを架設し、該支持フレームに、前記エンジンの後方に形成された搭乗運転部の上方を覆うキャノピの支柱を連結した。
【0010】
〔作用〕
上記請求項1記載の発明によると、キャノピの支柱を、前部フレームと前車軸ケースとに亘って架設された支持フレームに連結することによって、キャノピの支柱をボンネットの外側に立設することができるようになる。つまり、前述したキャノピの支柱をミッションケースに連結する従来技術のようにキャノピの支柱をボンネット内に通す必要がないことから、ボンネット内における機器の配置がキャノピの支柱によって制約される不都合を解消することができ、又、ボンネット内の機器に対するメンテナンスを行い易くすることができるようになる。
【0011】
しかも、その支持フレームは、本来より頑丈に組み付けられている前部フレームと前車軸ケースとに、それらに亘る両持ち状で強固に取り付けられるものであることから、キャノピの支持強度を十分に確保することができるようになる。
【0012】
〔効果〕
従って、ボンネット内における機器の配置が制約される、及び、ボンネット内の機器に対するメンテナンスが行い難くなる、といった不都合を招くことなく、キャノピの支持を強固にすることができるようになった。
【0013】
〔構成〕
記の目的を達成するため、本発明のうちの請求項2記載の発明では、走行機体の前部に搭載されたエンジンを支持する前後向きの前部フレームと左右向きの前車軸ケースとに亘って支持フレームを架設し、該支持フレームに、前記エンジンの後方に形成された搭乗運転部の上方を覆うキャノピの支柱を、前記搭乗運転部に対する機体前方位置からの乗降を可能にするように前記エンジンの横側方に配設された乗降ステップを挟む状態で連結した。
【0014】
〔作用〕
上記請求項2記載の発明によると、キャノピの支柱を、前部フレームと前車軸ケースとに亘って架設された支持フレームに連結することによって、キャノピの支柱をボンネットの外側に立設することができるようになる。つまり、前述したキャノピの支柱をミッションケースに連結する従来技術のようにキャノピの支柱をボンネット内に通す必要がないことから、ボンネット内における機器の配置がキャノピの支柱によって制約される不都合を解消することができ、又、ボンネット内の機器に対するメンテナンスを行い易くすることができるようになる。
【0015】
しかも、その支持フレームは、本来より頑丈に組み付けられている前部フレームと前車軸ケースとに、それらに亘る両持ち状で強固に取り付けられるものであることから、キャノピの支持強度を十分に確保することができるようになる。
【0016】
更に、キャノピの支柱を支持フレームに乗降ステップを挟む状態で連結することから、乗降ステップの支持強度をも高めることができるようになる。
【0017】
〔効果〕
従って、ボンネット内における機器の配置が制約される、及び、ボンネット内の機器に対するメンテナンスが行い難くなる、といった不都合を招くことなく、キャノピの支持を強固にすることができる上に、乗降ステップの支持強度の向上をも図れるようになった。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1には乗用型水田作業機の一例である乗用型田植機の全体側面が、図2には乗用型田植機の全体平面がそれぞれ示されており、この田植機は、乗用型に構成された走行機体1の後部に、油圧シリンダ2の作動で昇降揺動するリンク機構3を介して水田作業装置4の一例である苗植付装置4を昇降自在に連結し、かつ、施肥装置5を搭載することによって構成されている。
【0023】
図1〜3に示すように、走行機体1は、左右一対の主フレーム6、各主フレーム6の前端に連結されたミッションケース7、及び、ミッションケース7から前方に向けて延設された前部フレーム8、などからなる機体フレームA、並びに、前部フレーム8に載置支持されたエンジン9、エンジン9とミッションケース7との間に介装された静油圧式無段変速装置10、エンジン9からの動力を静油圧式無段変速装置10に伝達するベルト式伝動装置11、ミッションケース7から左右に向けて延設された左右一対の前車軸ケース12、各前車軸ケース12に支持された左右一対の前輪13、機体フレームAの後部に連結された後車軸ケース14、後車軸ケース14に支持された左右一対の後輪15、左右の前輪13を操向操作するステアリングホイール16、機体フレームAの後部上方に配備された運転座席17、及び、ステアリングホイール16や運転座席17などを備えてなる搭乗運転部Bの上方を覆うキャノピ18、などによって構成されている。
【0024】
図3に示すように、ミッションケース7の上部には、ステアリングホイール16のステアリング軸16aに連動する油圧式パワーステアリング用のトルクジェネレータ19が配備され、トルクジェネレータ19の上面には支持枠20が連結され、支持枠20にはステアリングホイール16を支持するハンドルポスト21が立設され、ハンドルポスト21には連結具22を介して操縦パネル23が連結されている。
【0025】
図3〜6に示すように、支持枠20から前上方に向けて略U字状の支持ステー24が延設されており、支持ステー24の左右の各延出端部24Aには、エンジン9の上方に配設される燃料タンク25を支持するブラケット26が溶接されている。左右の各ブラケット26には、燃料タンク25の支持部Cとなる第1貫通孔26Aと第1溶接ナット26B、エンジン9及び燃料タンク25の前方を開閉自在に覆う前部ボンネット27の揺動支点Pとなる支点ピン26C、及び、エンジン9及び燃料タンク25の後方を覆う後部ボンネット28の取付部Dとなる第2貫通孔26Dと第2溶接ナット26Eとが設けられている。つまり、燃料タンク25を支持する支持ステー24と左右のブラケット26とを、前部ボンネット27及び後部ボンネット28を取り付けるための取付部材に兼用させることから、構成の簡素化並びに製造コストの低減化を図れるようになっている。
【0026】
図4及び図5に示すように、支持枠20には、支持ステー24の基端部24Bに形成された位置決め用の左右一対の突起24aと係合する位置決め用の左右一対の孔20aが形成され、又、支持ステー24の各延出端部24Aには、各ブラケット26に形成された位置決め用の前後一対の突起26aと係合する位置決め用の前後一対の孔24bが形成されている。つまり、燃料タンク25、前部ボンネット27、及び後部ボンネット28を組み付ける際には、支持ステー24の各延出端部24Aに形成された各孔24bに対応するブラケット26の各突起26aを係合させた状態で支持ステー24の各延出端部24Aと対応するブラケット26とを溶接し、支持ステー24の突起24aを支持枠20の孔20aに係合させた状態で支持ステー24と支持枠20とをボルト連結した後に、左右の各ブラケット26に、燃料タンク25、前部ボンネット27、及び後部ボンネット28を連結することによって、燃料タンク25、前部ボンネット27、及び後部ボンネット28のそれぞれを、燃料タンク25が前後のボンネット27,28内の狭い空間に収まる状態で、かつ、前部ボンネット27の開閉揺動操作を円滑に行える状態に精度良く組み付けることができるようになっている。尚、図5に示す符号20b,24cは、支持枠20と支持ステー24とをボルト連結するために支持枠20及び支持ステー24のそれぞれに穿設された連結孔である。
【0027】
図1及び図2に示すように、前後のボンネット27,28の左右には、搭乗運転部Bの運転ステップ29に連なる乗降ステップ30が配設されており、これによって、走行機体1の前方の位置からでも搭乗運転部Bに対する乗降を行えるようになっている。又、キャノピ18における左右の支柱18Aは、左右の各乗降ステップ30の外側方に立設された予備苗載台31から苗植付装置4の苗載台32への苗補給の邪魔にならないように、走行機体1における左右の乗降ステップ30から立設されている。
【0028】
図6〜9に示すように、左右の各乗降ステップ30の下方にはパイプ材などからなる支持フレーム33が配設されており、この支持フレーム33は、その前端部33Aが前部フレーム8にボルト連結され、かつ、その後端部33Bが前車軸ケース12にUボルト34を介して連結され、更に、その前後中間部には、乗降ステップ30とキャノピ18の支柱18Aとが共締め連結される支持部33Cが備えられている。
【0029】
つまり、キャノピ18の支柱18Aを、本来より頑丈に組み付けられている前後向きの前部フレーム8と左右向きの各前車軸ケース12とに亘る両持ち状で強固に取り付けられた支持フレーム33に、左右の乗降ステップ30を挟む状態で連結するようにしていることから、キャノピ18の支持強度を十分に確保することができる上に乗降ステップ30の支持強度をも高めることができるようになっている。又、これによって、キャノピ18の支柱18Aが前後のボンネット27,28の横外側箇所に立設されるようになることから、例えば、キャノピ18の支柱18Aを、十分な支持強度を得るために前後のボンネット27,28内を通してミッションケース7や前部フレーム8に直結する場合に生じる、前後のボンネット27,28内におけるエンジン9や燃料タンク25などの配置がキャノピ18の支柱18Aによって制約される、といった不都合を解消することができるとともに、前後のボンネット27,28内のエンジン9などに対するメンテナンスを行い易くすることができるようになっている。更に、前車軸ケース12に対する支持フレーム33の連結をUボルト34を用いて行うことによって、前車軸ケース12に、支持フレーム33をボルト連結するための連結部を形成する必要がないことから、その分、前車軸ケース12を形成する上での容易化やコストの削減を図れるようになっている。
【0030】
尚、図3及び図6〜9に示す符号12Aは、各前車軸ケース12に対するUボルト34の位置ズレを防止するために各前車軸ケース12に上下一対ずつ突設された位置決め用の係合部であり、図3、図6及び図7に示す符号35は、左側の乗降ステップ30の下方に配備されたマフラであり、図6及び図8に示す符号36は、右側の乗降ステップ30の下方に配備されたバッテリである。
【0031】
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
▲1▼ 乗用型水田作業機としては、水田作業装置4の一例である直播装置が連結される乗用型直播機などであってもよい。
▲2▼ 各乗降ステップ30に開口を形成して、キャノピ18の支柱18Aを支持フレーム33の支持部33Cに直結するようにしてもよい。
▲3▼ 支持枠20と支持ステー24の位置決めを、支持枠20に形成した左右一対の突起と支持ステー24に形成した左右一対の孔との係合で行うようにしてもよく、又、支持ステー24と各ブラケット26の位置決めを、支持ステー24に形成した前後一対の突起と各ブラケット26に形成した前後一対の孔との係合で行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】乗用型田植機の全体平面図
【図3】燃料タンクと前後ボンネットの支持構造を示す田植機前半部の縦断側面図
【図4】支持枠と支持ステーとブラケットの位置決め構造を示す要部の側面図
【図5】支持枠と支持ステーとブラケットの位置決め構造を示す要部の平面図
【図6】キャノピの支持構造を示す田植機前半部の横断平面図
【図7】キャノピの支持構造を示す要部の縦断左側面図
【図8】キャノピの支持構造を示す要部の縦断右側面図
【図9】キャノピの支持構造を示す要部の斜視図
【符号の説明】
1 走行機体
8 前部フレーム
9 エンジン
12 前車軸ケース
18 キャノピ
18A 支柱
20 支持枠
20a 孔
21 ハンドルポスト
24 支持ステー
24a 突起
24b 孔
25 燃料タンク
26 ブラケット
26a 突起
27 前部ボンネット
28 後部ボンネット
30 乗降ステップ
33 支持フレーム
B 搭乗運転部
D 取付部
P 揺動支点
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a paddy field working machine such as a rice transplanter or a direct sowing machine configured as a riding type.
[0002]
[Prior art]
In the riding type paddy working machine as described above, working devices such as a seedling planting device and a direct sowing device are connected to a rear portion of the traveling machine body. Therefore, when providing a canopy that covers the upper part of the boarding operation unit, the support column is used for work on the working device from the boarding operation unit (for paddy seedling work, etc. when the paddy working machine is a rice transplanter, etc. In the case of a direct sowing machine, the operation is a seed replenishing operation for the seed storage hopper, etc.). In addition, in order to improve the stability of the front-rear balance of the aircraft, an engine and a transmission case are arranged on the front side of the traveling aircraft, and a fuel tank is arranged above the engine. .
[0003]
Therefore, in a conventional riding paddy working machine, as disclosed in, for example, JP-A-10-229715, a column of a canopy is connected to a lower transmission case through a hood covering an engine, a fuel tank, and the like. I was
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-mentioned prior art, although the canopy can be strongly supported by connecting the canopy support to the transmission case, it is necessary to pass the canopy support through the hood. In addition, the arrangement of the hood is restricted, and the pillars are in the way, making it difficult to maintain the equipment in the hood.
[0006]
By the way, in order to prevent the support of the canopy from passing through the hood, the support frame to which the support is connected may be extended laterally outward from the front frame that supports the engine, In this case, since the support frame is in a state of being cantilevered by the front frame, there is a problem in that the support strength of the canopy is reduced.
[0008]
The purpose of the present invention is placed constraints equipment in the hood, or becomes difficult to perform maintenance for the equipment in the hood, without causing inconvenience, in that allows for the support of the canopy firmly There is .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
〔Constitution〕
To achieve the above Symbol object, the invention of claim 1, wherein of the present invention includes a front frame of the front and rear direction for supporting an engine mounted on a front portion of the vehicle body and laterally extending front axle case A support frame was erected over the support frame, and a column of a canopy that covers an upper part of a riding operation unit formed behind the engine was connected to the support frame.
[0010]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, it is possible to connect the support of the canopy to the support frame provided over the front frame and the front axle case, so that the support of the canopy is erected outside the hood. become able to. In other words, since it is not necessary to pass the canopy strut through the bonnet unlike the related art in which the canopy strut is connected to the transmission case, the inconvenience in which the arrangement of devices in the bonnet is restricted by the canopy strut is eliminated. In addition, the maintenance of the equipment in the hood can be facilitated.
[0011]
In addition, the support frame is firmly attached to the front frame and the front axle case, which are more rigidly attached, in a two-sided manner, so that sufficient canopy support strength is secured. Will be able to
[0012]
〔effect〕
Therefore, the canopy can be firmly supported without inconveniences such as a restriction on the arrangement of the devices in the hood and a difficulty in performing maintenance on the devices in the hood.
[0013]
〔Constitution〕
To achieve the above Symbol object, the invention of claim 2, wherein one of the present invention includes a front frame of the front and rear direction for supporting an engine mounted on a front portion of the vehicle body and laterally extending front axle case A support frame is provided over the support frame, and a support column of a canopy that covers an upper part of the riding operation unit formed behind the engine is provided on the supporting frame so that the vehicle can get on and off from the forward position of the fuselage with respect to the riding operation unit. The engine was connected so as to sandwich the getting-in / out step disposed on the lateral side of the engine.
[0014]
[Action]
According to the second aspect of the present invention, it is possible to connect the support of the canopy to the support frame provided over the front frame and the front axle case, so that the support of the canopy is erected outside the hood. become able to. In other words, since there is no need to pass the canopy strut through the bonnet as in the prior art for connecting the canopy strut to the mission case, the inconvenience in which the arrangement of devices in the bonnet is restricted by the canopy strut is eliminated. In addition, the maintenance of the equipment in the hood can be facilitated.
[0015]
In addition, the support frame is firmly attached to the front frame and the front axle case, which are more rigidly attached, in a two-sided manner, so that sufficient canopy support strength is secured. Will be able to
[0016]
Further, since the canopy strut is connected to the support frame with the step of getting on and off, the supporting strength of the step of getting on and off can be increased.
[0017]
〔effect〕
Therefore, the canopy can be firmly supported without inconveniences such as the arrangement of the devices in the hood is restricted, and the maintenance of the devices in the hood becomes difficult, and the support of the getting on / off step is supported. The strength can be improved.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows an overall side view of a riding type rice transplanter, which is an example of a riding type rice field working machine, and FIG. 2 shows an overall plan view of the riding type rice transplanter. The rice transplanting machine is configured as a riding type. A seedling planting device 4, which is an example of a paddy field working device 4, is connected to a rear portion of the traveling machine body 1 via a link mechanism 3 that moves up and down by operation of a hydraulic cylinder 2 so as to be able to move up and down. It is configured by mounting.
[0023]
As shown in FIGS. 1 to 3, the traveling body 1 includes a pair of left and right main frames 6, a transmission case 7 connected to the front end of each main frame 6, and a front case extending forward from the transmission case 7. A body frame A including a front frame 8, an engine 9 mounted on and supported by the front frame 8, a hydrostatic continuously variable transmission 10 interposed between the engine 9 and the transmission case 7, an engine A belt-type transmission 11 for transmitting the power from the transmission 9 to the hydrostatic continuously variable transmission 10, a pair of left and right front axle cases 12 extending leftward and rightward from the transmission case 7, and supported by each front axle case 12. A pair of left and right front wheels 13, a rear axle case 14 connected to the rear of the body frame A, a pair of left and right rear wheels 15 supported by the rear axle case 14, and a steerin for steering the left and right front wheels 13. Wheel 16, the driver's seat 17 is deployed above the rear of the body frame A and is constituted by such as a canopy 18, which covers the upper side of the driver's portion B formed by and the like steering wheel 16 and the driver's seat 17.
[0024]
As shown in FIG. 3, a torque generator 19 for hydraulic power steering is provided above the transmission case 7 in conjunction with a steering shaft 16 a of the steering wheel 16, and a support frame 20 is connected to an upper surface of the torque generator 19. A handle post 21 for supporting the steering wheel 16 is erected on the support frame 20, and a control panel 23 is connected to the handle post 21 via a connector 22.
[0025]
As shown in FIGS. 3 to 6, a substantially U-shaped support stay 24 extends forward and upward from the support frame 20, and the left and right extending ends 24 </ b> A of the support stay 24 are provided with the engine 9. A bracket 26 for supporting a fuel tank 25 disposed above is welded. Each of the left and right brackets 26 has a first through hole 26A and a first welding nut 26B serving as a support portion C of the fuel tank 25, and a swing fulcrum of a front bonnet 27 that covers the front of the engine 9 and the fuel tank 25 so as to be openable and closable. A fulcrum pin 26C serving as P, a second through hole 26D serving as a mounting portion D of a rear bonnet 28 covering the rear of the engine 9 and the fuel tank 25, and a second welding nut 26E are provided. That is, the support stay 24 for supporting the fuel tank 25 and the left and right brackets 26 are also used as mounting members for mounting the front bonnet 27 and the rear bonnet 28, so that the configuration is simplified and the manufacturing cost is reduced. It can be planned.
[0026]
As shown in FIGS. 4 and 5, a pair of left and right positioning holes 20 a are formed in the support frame 20 to engage with a pair of left and right positioning projections 24 a formed on the base end portion 24 </ b> B of the support stay 24. Further, a pair of front and rear holes 24b for positioning are formed in each extended end 24A of the support stay 24 so as to engage with a pair of front and rear projections 26a for positioning formed on each bracket 26. That is, when assembling the fuel tank 25, the front bonnet 27, and the rear bonnet 28, the projections 26a of the bracket 26 corresponding to the holes 24b formed in the extension ends 24A of the support stay 24 are engaged. In this state, the extending ends 24A of the support stays 24 are welded to the corresponding brackets 26, and the projections 24a of the support stays 24 are engaged with the holes 20a of the support frame 20, and the support stays 24 and the support frame 24 are engaged. After connecting the fuel tank 25, the front bonnet 27, and the rear bonnet 28 to the left and right brackets 26, the fuel tank 25, the front bonnet 27, and the rear bonnet 28 are connected to the left and right brackets 26, respectively. In the state where the fuel tank 25 is accommodated in the narrow space between the front and rear bonnets 27 and 28, and the opening and closing swing operation of the front bonnet 27 is performed. So that the can be assembled accurately in a state smoothly perform the. Reference numerals 20b and 24c shown in FIG. 5 are connection holes formed in each of the support frame 20 and the support stay 24 for connecting the support frame 20 and the support stay 24 with bolts.
[0027]
As shown in FIGS. 1 and 2, on the left and right sides of the front and rear hoods 27 and 28, a getting-on / off step 30 that is continuous with the driving step 29 of the boarding operation unit B is provided. It is possible to get on and off the boarding operation section B even from the position. Also, the left and right columns 18A of the canopy 18 do not obstruct the supply of seedlings from the spare seedling table 31 erected outside the left and right getting on and off steps 30 to the seedling table 32 of the seedling planting apparatus 4. The vehicle body 1 is erected from right and left steps 30 of the vehicle body.
[0028]
As shown in FIGS. 6 to 9, a support frame 33 made of a pipe material or the like is provided below each of the left and right steps 30, and the front end portion 33 </ b> A of the support frame 33 is attached to the front frame 8. It is bolted and its rear end 33B is connected to the front axle case 12 via a U-bolt 34. Further, the front and rear intermediate portion thereof is jointly connected to the stepping-off step 30 and the column 18A of the canopy 18 together. A support portion 33C is provided.
[0029]
That is, the column 18A of the canopy 18 is attached to the support frame 33 that is firmly attached to the front frame 8 and the front axle case 12 that are both rigidly attached to each other. Since the left and right getting on and off steps 30 are sandwiched, the supporting strength of the canopy 18 can be sufficiently secured, and the supporting strength of the getting on and off steps 30 can be increased. . In addition, this allows the support 18A of the canopy 18 to be erected on the lateral outer sides of the front and rear bonnets 27 and 28. For example, the support 18A of the canopy 18 can be moved forward and backward to obtain a sufficient supporting strength. The arrangement of the engine 9 and the fuel tank 25 in the front and rear bonnets 27 and 28 caused by direct connection to the transmission case 7 and the front frame 8 through the inside of the hoods 27 and 28 is restricted by the column 18A of the canopy 18. The above-mentioned inconvenience can be eliminated, and maintenance of the engine 9 in the front and rear hoods 27 and 28 can be easily performed. Furthermore, by connecting the support frame 33 to the front axle case 12 using the U bolt 34, there is no need to form a connection portion for connecting the support frame 33 to the front axle case 12 by bolts. This facilitates the formation of the front axle case 12 and reduces costs.
[0030]
Reference numeral 12A shown in FIG. 3 and FIGS. 6 to 9 denotes a pair of upper and lower positioning engagements projecting from each front axle case 12 in order to prevent the U bolt 34 from being displaced with respect to each front axle case 12. 3, 6 and 7 is a muffler disposed below the left getting on / off step 30, and a reference numeral 36 shown in FIGS. 6 and 8 is a muffler on the right getting on / off step 30. It is a battery arranged below.
[0031]
[Another embodiment]
Hereinafter, other embodiments of the present invention will be listed.
(1) The riding type paddy working machine may be a riding type direct seeding machine to which a direct sowing device as an example of the paddy working device 4 is connected.
{Circle around (2)} An opening may be formed in each step 30 to directly connect the column 18A of the canopy 18 to the support portion 33C of the support frame 33.
(3) The positioning of the support frame 20 and the support stay 24 may be performed by engagement of a pair of left and right protrusions formed on the support frame 20 with a pair of left and right holes formed on the support stay 24. The positioning of the stay 24 and each bracket 26 may be performed by engagement of a pair of front and rear protrusions formed on the support stay 24 and a pair of front and rear holes formed on each bracket 26.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a riding type rice transplanter. FIG. 2 is an overall plan view of a riding type rice transplanter. FIG. 3 is a longitudinal sectional side view of a front half of the rice transplanter showing a support structure for a fuel tank and front and rear bonnets. Side view of a main part showing a positioning structure of a support frame, a support stay and a bracket [FIG. 5] A plan view of a main part showing a positioning structure of a support frame, a support stay and a bracket [FIG. 6] Rice transplanter showing a support structure of a canopy FIG. 7 is a longitudinal left side view of a main part showing a canopy support structure. FIG. 8 is a vertical right side view of a main part showing a canopy support structure. FIG. 9 shows a canopy support structure. Perspective view of main part [Explanation of reference numerals]
Reference Signs List 1 traveling body 8 front frame 9 engine 12 front axle case 18 canopy 18A column 20 support frame 20a hole 21 handle post 24 support stay 24a protrusion 24b hole 25 fuel tank 26 bracket 26a protrusion 27 front bonnet 28 rear bonnet 30 getting on / off step 33 Support frame B Boarding operation part D Mounting part P Swing fulcrum

Claims (2)

走行機体の前部に搭載されたエンジンを支持する前後向きの前部フレームと左右向きの前車軸ケースとに亘って支持フレームを架設し、該支持フレームに、前記エンジンの後方に形成された搭乗運転部の上方を覆うキャノピの支柱を連結してある乗用型水田作業機。A support frame is provided across a front-facing front frame supporting an engine mounted on a front part of the traveling body and a front-right axle case, and a riding frame formed behind the engine is mounted on the support frame. Ride-type paddy working machine with a canopy column that covers the upper part of the driving unit. 走行機体の前部に搭載されたエンジンを支持する前後向きの前部フレームと左右向きの前車軸ケースとに亘って支持フレームを架設し、該支持フレームに、前記エンジンの後方に形成された搭乗運転部の上方を覆うキャノピの支柱を、前記搭乗運転部に対する機体前方位置からの乗降を可能にするように前記エンジンの横側方に配設された乗降ステップを挟む状態で連結してある乗用型水田作業機。A support frame is provided across a front-facing front frame supporting an engine mounted on a front part of the traveling body and a front-right axle case, and a riding frame formed behind the engine is mounted on the support frame. Passenger having a canopy column that covers the upper part of the driving unit connected to the boarding operation unit so as to sandwich the step of getting in and out of the engine so as to be able to get on and off from the forward position of the fuselage. Type paddy working machine.
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