JP3566624B2 - タバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダント - Google Patents
タバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダント Download PDFInfo
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙巻きタバコのニコチン、タール等の除去フィルタ用吸い口部材を利用したペンダントに関する。
【０００２】
【従来の技術】
最近、タバコ喫煙による健康影響に対する関心が世界的に高まりつつあり、その対策の一環として、タバコに含有される有害ニコチン、タール等の除去用フィルタも多種市販されている。
【０００３】
これらのフィルタは何れも、タバコの吸い口を有するフィルタ容器にニコチン、タール等の吸収剤が封入され、これに市販紙巻きタバコの一端部を挿入して、所定回数反覆喫煙できるようにしたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のフィルタにタバコを取り付けて喫煙する姿は、一般的に、いかにも風情がなく、特に若い女性には好まれず、利用者は少なかった。この傾向は女性に限らず、一般的傾向であった。
【０００５】
本発明は、以上のような事情にかんがみてなされたもので、喫煙するときは、タバコフィルタ用吸い口部材を喫煙具として使用することができ、喫煙中は脚部によりタバコの先端部を持ち上げた状態で一時的に安全に机上等に載置することができ、喫煙しないときは、ペンダントとして使用できるタバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダントを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明が提供するタバコフィルタ吸い口部材を利用したペンダントは、両端部にそれぞれ、略偏平の吸い口部と、タバコフィルタ挿入部を設けた略円筒形の本体と、前記本体のタバコフィルタ挿入部寄りの下面部に設けた左右一対の穴付き脚と、前記本体の上面部に配設した趣味的な立体的装飾部材とよりなるタバコ用吸い口部材と、この部材を首に掛けて吊り下げるために前記穴付き脚の穴に通して取り付けた吊り具とより構成したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】
本発明によれば、タバコフィルタ用吸い口部材を喫煙具として使用することができ、喫煙しているときは、灰皿等がないときでも、一時的に安全に机上等に載置することができる。
【０００８】
喫煙しないときは、タバコフィルタ用吸い口部材をペンダントの装飾部材として利用できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【００１０】
【実施例】
図１は、実施例のペンダントのタバコフィルタ用吸い口部材にフィルタ付きタバコを装填して点火したものを、机上に載置した状態を示す側面図、図２は図１のタバコフィルタ用吸い口部材に吊り具を取り付けて構成した実施例のペンダントを示す正面図である。
【００１１】
図１において、本実施例におけるタバコフィルタ用の吸い口部材１は、純銀製で、本体２と左右一対の穴３ａ付脚３と立体的な装飾部４（実施例では蛇）より構成されている。本体２は、一端に吸い口部５、他端にフィルタ挿入部６とフィルタ係止具９を備えている。Ｆは市販のフィルタ、Ｔは紙巻きタバコであり、Ｄは机上を示す。図２のＰは、タバコフィルタ用吸い口部材１を首に掛けるための吊り具（ひも、チェーン等）で、脚３の穴３ａに通して取り付けられている。
【００１２】
図３は、本体２の細部構造を示し、同図（ａ），（ｂ）及び（ｃ）は、それぞれ側面図、上面図及び正面図を示す。
【００１３】
図３において、本体２は略円筒形で、一端の吸い口部５は上下が略平坦で、断面が矩形で端部に向けて徐々に絞られた形状になっており、他端はフィルタＦの円筒形の挿入部６となっている。挿入部６は、固定の上半円弧部と、下半円弧状の係止片７とで構成され、係止片７が（ｃ）図に示すようにヒンジ８部を中心に回動して開放されてフィルタＦの挿入を容易する。フィルタＦの吸い口部を本体２挿入した後、係止片７の先端部に設けた係止具９を前記挿入部６端部の突起１０に係止固定するように構成されている。
【００１４】
なお、上記フィルタ挿入固定方法は、上記係止具手段のみに限定されるものでなく、他の係止機構もしくは適切な弾性体を利用する方法であってもよい。
【００１５】
また、この吸い口部材の材質は、本実施例では純銀製であるが、もちろんこれのみに限定されるものでなく、他の金属、合金もしくは合成樹脂であってもよい。
【００１６】
さらにまた、趣味的な装飾部４の意匠は全く自由であり、それぞれ好みの動植物、もしくは例えば航空機模型等であっても差し支えない。
【００１７】
また、フィルタ係止片７、係止具９等の構成は、図例のみに限定されるものでなく、適切な弾性部材を使用する等、優美さを損わない他の意匠であっても差し支えない。
【００１８】
図４は、前記実施例の脚３の変形例である一対の脚３Ａ，３Ｂを示す。
【００１９】
この一対の脚３Ａ，３Ｂは実質的に同一の対称外形を有し、一方のキーホルダ構成を有する脚３Ｂは、一般市販のキーホルダ構成と同様に、操作片１２によりコイルばね１３により伸縮して、それぞれ閉鎖／開放可能のキーホルダバー１１を備えて、複数のキーＫを保持することができるように構成したものである。
【００２０】
図４の例は、一方の脚３Ｂのみにこのキーホルダ機構を適用したものであるが、より多数のキーを保持する場合は、双方の脚に適用し得ることはもちろんである。
【００２１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、喫煙するときは、タバコフィルタ用吸い口部材 を喫煙具として使用することができ、喫煙中は、着火したタバコを一時的に安全に机上に載置することができて便利である。
【００２２】
また、喫煙しないとき、タバコフィルタ用吸い口部材をペンダントの装飾部材として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例のペンダントにおけるタバコフィルタ用吸い口部材の側面図
【図２】実施例のペンダントの正面図
【図３】実施例のペンダントにおけるタバコフィルタ用吸い口部材の細部構成を示し、（ａ）は側面図、（ｂ）は上面図、（ｃ）は正面図
【図４】実施例のキーホルダ脚部説明図で、（ａ）は脚部斜視図、（ｂ）は要部拡大図
【符号の説明】
１ 吸い口部材
２ 本体
３Ａ，３Ｂ 脚
３ａ 穴
４ 装飾部
５ 吸い口部
６ 挿入部
７ 係止片
８ ヒンジ
９ フィルタ係止具
１０ 突起
１１ キーホルダバー
１２ 操作片
１３ コイルばね
Ｄ 机上
Ｆ フィルタ
Ｋ キー
Ｐ 吊り具
Ｔ 紙巻きタバコ
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙巻きタバコのニコチン、タール等の除去フィルタ用吸い口部材を利用したペンダントに関する。
【０００２】
【従来の技術】
最近、タバコ喫煙による健康影響に対する関心が世界的に高まりつつあり、その対策の一環として、タバコに含有される有害ニコチン、タール等の除去用フィルタも多種市販されている。
【０００３】
これらのフィルタは何れも、タバコの吸い口を有するフィルタ容器にニコチン、タール等の吸収剤が封入され、これに市販紙巻きタバコの一端部を挿入して、所定回数反覆喫煙できるようにしたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のフィルタにタバコを取り付けて喫煙する姿は、一般的に、いかにも風情がなく、特に若い女性には好まれず、利用者は少なかった。この傾向は女性に限らず、一般的傾向であった。
【０００５】
本発明は、以上のような事情にかんがみてなされたもので、喫煙するときは、タバコフィルタ用吸い口部材を喫煙具として使用することができ、喫煙中は脚部によりタバコの先端部を持ち上げた状態で一時的に安全に机上等に載置することができ、喫煙しないときは、ペンダントとして使用できるタバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダントを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明が提供するタバコフィルタ吸い口部材を利用したペンダントは、両端部にそれぞれ、略偏平の吸い口部と、タバコフィルタ挿入部を設けた略円筒形の本体と、前記本体のタバコフィルタ挿入部寄りの下面部に設けた左右一対の穴付き脚と、前記本体の上面部に配設した趣味的な立体的装飾部材とよりなるタバコ用吸い口部材と、この部材を首に掛けて吊り下げるために前記穴付き脚の穴に通して取り付けた吊り具とより構成したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】
本発明によれば、タバコフィルタ用吸い口部材を喫煙具として使用することができ、喫煙しているときは、灰皿等がないときでも、一時的に安全に机上等に載置することができる。
【０００８】
喫煙しないときは、タバコフィルタ用吸い口部材をペンダントの装飾部材として利用できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
【００１０】
【実施例】
図１は、実施例のペンダントのタバコフィルタ用吸い口部材にフィルタ付きタバコを装填して点火したものを、机上に載置した状態を示す側面図、図２は図１のタバコフィルタ用吸い口部材に吊り具を取り付けて構成した実施例のペンダントを示す正面図である。
【００１１】
図１において、本実施例におけるタバコフィルタ用の吸い口部材１は、純銀製で、本体２と左右一対の穴３ａ付脚３と立体的な装飾部４（実施例では蛇）より構成されている。本体２は、一端に吸い口部５、他端にフィルタ挿入部６とフィルタ係止具９を備えている。Ｆは市販のフィルタ、Ｔは紙巻きタバコであり、Ｄは机上を示す。図２のＰは、タバコフィルタ用吸い口部材１を首に掛けるための吊り具（ひも、チェーン等）で、脚３の穴３ａに通して取り付けられている。
【００１２】
図３は、本体２の細部構造を示し、同図（ａ），（ｂ）及び（ｃ）は、それぞれ側面図、上面図及び正面図を示す。
【００１３】
図３において、本体２は略円筒形で、一端の吸い口部５は上下が略平坦で、断面が矩形で端部に向けて徐々に絞られた形状になっており、他端はフィルタＦの円筒形の挿入部６となっている。挿入部６は、固定の上半円弧部と、下半円弧状の係止片７とで構成され、係止片７が（ｃ）図に示すようにヒンジ８部を中心に回動して開放されてフィルタＦの挿入を容易する。フィルタＦの吸い口部を本体２挿入した後、係止片７の先端部に設けた係止具９を前記挿入部６端部の突起１０に係止固定するように構成されている。
【００１４】
なお、上記フィルタ挿入固定方法は、上記係止具手段のみに限定されるものでなく、他の係止機構もしくは適切な弾性体を利用する方法であってもよい。
【００１５】
また、この吸い口部材の材質は、本実施例では純銀製であるが、もちろんこれのみに限定されるものでなく、他の金属、合金もしくは合成樹脂であってもよい。
【００１６】
さらにまた、趣味的な装飾部４の意匠は全く自由であり、それぞれ好みの動植物、もしくは例えば航空機模型等であっても差し支えない。
【００１７】
また、フィルタ係止片７、係止具９等の構成は、図例のみに限定されるものでなく、適切な弾性部材を使用する等、優美さを損わない他の意匠であっても差し支えない。
【００１８】
図４は、前記実施例の脚３の変形例である一対の脚３Ａ，３Ｂを示す。
【００１９】
この一対の脚３Ａ，３Ｂは実質的に同一の対称外形を有し、一方のキーホルダ構成を有する脚３Ｂは、一般市販のキーホルダ構成と同様に、操作片１２によりコイルばね１３により伸縮して、それぞれ閉鎖／開放可能のキーホルダバー１１を備えて、複数のキーＫを保持することができるように構成したものである。
【００２０】
図４の例は、一方の脚３Ｂのみにこのキーホルダ機構を適用したものであるが、より多数のキーを保持する場合は、双方の脚に適用し得ることはもちろんである。
【００２１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、喫煙するときは、タバコフィルタ用吸い口部材 を喫煙具として使用することができ、喫煙中は、着火したタバコを一時的に安全に机上に載置することができて便利である。
【００２２】
また、喫煙しないとき、タバコフィルタ用吸い口部材をペンダントの装飾部材として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例のペンダントにおけるタバコフィルタ用吸い口部材の側面図
【図２】実施例のペンダントの正面図
【図３】実施例のペンダントにおけるタバコフィルタ用吸い口部材の細部構成を示し、（ａ）は側面図、（ｂ）は上面図、（ｃ）は正面図
【図４】実施例のキーホルダ脚部説明図で、（ａ）は脚部斜視図、（ｂ）は要部拡大図
【符号の説明】
１ 吸い口部材
２ 本体
３Ａ，３Ｂ 脚
３ａ 穴
４ 装飾部
５ 吸い口部
６ 挿入部
７ 係止片
８ ヒンジ
９ フィルタ係止具
１０ 突起
１１ キーホルダバー
１２ 操作片
１３ コイルばね
Ｄ 机上
Ｆ フィルタ
Ｋ キー
Ｐ 吊り具
Ｔ 紙巻きタバコ
Claims (1)
- 両端部にそれぞれ、略偏平の吸い口部と、タバコフィルタ挿入部を設けた略円筒形の本体と、前記本体のタバコフィルタ挿入部寄りの下面部に設けた左右一対の穴付き脚と、前記本体の上面部に配設した趣味的な立体的装飾部材とよりなるタバコ用吸い口部材と、この部材を首に掛けて吊り下げるために前記穴付き脚の穴に通して取り付けた吊り具とより構成したことを特徴とするタバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000136887A JP3566624B2 (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | タバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000136887A JP3566624B2 (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | タバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001321148A JP2001321148A (ja) | 2001-11-20 |
| JP3566624B2 true JP3566624B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=18644761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000136887A Expired - Fee Related JP3566624B2 (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | タバコフィルタ用吸い口部材を利用したペンダント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3566624B2 (ja) |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000136887A patent/JP3566624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001321148A (ja) | 2001-11-20 |
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