JP3566187B2 - フェルトニードル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特許請求の範囲の請求項1、請求項2又は請求項3に発明の上位概念として規定したように、チャック部分と、長手延在方向に沿って複数のフックを備えかつ前記チャック部分の直径よりも小さく形成された作業部分と、前記チャック部分と前記作業部分との間に形成された移行部分とから成る細長いニードル本体を有し、前記移行部分に、前記チャック部分の直径から前記作業部分の直径へ漸減する減径区域を形成した形式の、ニードルボードに固定するためのフェルトニードルに関する。
【0002】
【従来の技術】
フェルト製造の場合、バラバラにかつ無秩序に重なり合って位置する繊維はフェルト製造機械によって、多数穿穴された掻き取りプレートと、同じく穿穴されたベッドプレートとの間を通してガイドされる。この繊維混合物は、多数本の専用ニードル(フェルトニードル)によって反復穿刺される。フェルトニードルはその際に繊維相互を絡み合わせるので、繊維ウェッブは徐々に圧縮され、最終的に緊密なフェルトが製造される。繊維としては、天然繊維及び合成繊維以外にリサイクル繊維も使用されるが、該リサイクル繊維は概して、ニードルに固着して堆積物を形成する強い傾向を有している。
【0003】
繊維堆積物は、フェルト製造機械の或る運転時間を経た後に形成される。繊維堆積物は、ニードルが掻き取りプレートの穴を通って穿通できなくなるほどニードルに堆積することがある。この堆積物はニードル折損及び生産停止の要因となる。堆積プロセスが始まると直ちに、ニードル間の空気流動がネガティブな影響を受け、その結果、堆積が一層加速される。ニードルをクリーニングするためには生産は中断されねばならない。ニードルクリーニング時にはニードル折損が頻発する。
【0004】
ニードル加工プロセスによって繊維材料は固められる。ニードル加工の初期、つまりニードル加工前には繊維材料は比較的弛緩していて嵩高である。ニードルのステム区分又は中間区分が繊維材料内へ侵入すると、該ニードルはステム直径を有する穴又は作業部分の直径よりも大きな中間区分直径を有する穴を発生する。これによってフェルトの表面品質が劣化することになる。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許第1760440号明細書に基づいて、長い真直ぐなステムを有するフェルトニードルが公知であり、該ステムは、ニードルボード内にチャックするための上端部で屈曲されている。ステムは、下端部で先細にされ減径横断面を有しており、更にまた複数のフックを有している。このニードル区分が、繊維フリースをフェルト化するために働く作業部分を形成している。
【0006】
作業部分と、チャック部分として役立つ残りのステム部分との間の移行部は比較的急勾配を成している。
【0007】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3704471号明細書に基づいて、鉱物繊維フリースのニードル加工装置が公知になっている。ニードルボードに保持される複数本のフェルトニードルは、互いに平行にニードルボードから、掻き取りプレートの適当なオリフィスを通って延びている。該掻き取りプレートと、やはりフェルトニードル用にオリフィスを有するベッドプレートとの間には、ギャップが形成されており、該ギャップを通って繊維フリースがガイドされる。フェルトニードルは、上部を屈曲された比較的太い円筒形ステムを有し、該ステムの1区分がニードルボード内に保持されている。チャック部分と歯付き作業部分との間に移行域が形成されており、該移行域の長さはステム域の直径よりも僅かに大である。
【0008】
円筒形ステムの周面には堆積物が形成されることもある。
【0009】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2222881号明細書に基づいて公知になっているフォークニードルは、歯をもたない作業部分を有している。該作業部分は、円錐形中間域を介して円筒形ステムに接続している。前記作業部分はその外面を平滑に形成されており、かつその自由端部にだけ口状のフォークを有している。実施形態に応じて、程度の差こそあれ急勾配の移行域が円錐体の形で設けられている。
【0010】
フォークニードルは、固化された繊維フリースの表面構造を後続プロセスで形成するために使用される。該フォークニードルは、作業部分の無歯フランクが平滑であるために、繊維フリースから繊維を弛めて取り出すのには余り適していない。
【0011】
また歯付き作業部分を有するフェルトニードルが米国特許第3753412号明細書に基づいて公知である。各歯付き作業部分と円筒形ステムとの間には、比較的短く形成された移行部分が配置されている。
【0012】
歯付き作業部分を有するフェルトニードルは、繊維フリースから引き出された繊維をそのステムに蓄積させる傾向がある。該ステムは繊維のニードル加工時に部分的に、掻き取りプレートとベッドプレートとの間の作業空間内へ達する。引き出された繊維は、繊維リングの形の堆積物を形成し、前記繊維リングは、比較的細い作業部分から短い移行域を経て、ニードルボードと掻き取りプレートとの間の円筒形ステム域へシフトされる。このシフト時に繊維リングは拡張されて円筒形ステム域に緊締される。前記堆積物が許容可能な寸法を上回ると、フリース内へのニードル穿入が妨げられる。それというのはニードルボードを掻き取りプレートの近くへもはや申し分なく接近させることができないからである。従って使用繊維材料種に応じて時々クリーニング操作が必要になる。ニードルボードにはニードルが多数本保持されていることに基づいて、このようなクリーニングは厄介で時間がかかる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた従来技術を出発点とする本発明の課題は、フェルトニードルのクリーニングを容易にし、かつ/又はフェルトニードルの繊維蓄積傾向を低下させることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題は請求項1、請求項2又は請求項3の特徴部に記載した構成手段によって解決される。
【0015】
すなわち請求項1に記載の第1番目の発明よれば、チャック部分と、長手延在方向に沿って複数のフックを備えかつ前記チャック部分の直径よりも小さく形成された作業部分と、前記チャック部分と前記作業部分との間に形成された移行部分とから成る細長いニードル本体を有し、前記移行部分に、前記チャック部分の直径から前記作業部分の直径へ漸減する減径区域を形成した形式の、ニードルボードに固定するためのフェルトニードルにおいて、減径区域が全体として、作業部分の長さの2倍に等しいか又はそれ以上大きな長さを有している点にある。
【0016】
また請求項2に記載の第2番目の発明によれば、前記形式のフェルトニードルにおいて、前記減径区域が、ニードルボードの肉厚によって規定される長さのチャック部分から、作業部分に達するまで延びている点にある。
【0017】
更に請求項3に記載の第3番目の発明によれば、前記形式のフェルトニードルにおいて、前記減径区域が11mmよりも長い点にある。
【0018】
【発明の効果】
要するに本発明のフェルトニードルは、歯付き又はフック付き作業部分と、歯又はフックを有していないチャック部分との間に、比較的ほっそりとした移行部分もしくは移行区域が形成されており、この移行部分もしくは移行区域が、ニードルステム直径から作業部分の直径へ漸減する減径区域を有していることを特徴としている。必要に応じて複数の部分域に分割することもできる、この減径区域の長さは全体として、前記フック付き作業部分の長さの少なくとも2倍である。従って慣用のニードルボード肉厚の場合、移行部分の長さは、ニードルボードの当該肉厚よりも大である。更に前記移行部分は、ニードルボードと各作業部分との間の全空間を占めているのが有利である(請求項2参照)。これによって、フェルトニードルに沿って繊維屑堆積物を余り形成させない、ほっそりとした移行部分が得られる。繊維屑が堆積して形成される繊維屑リングは大抵の場合、緩慢にしか拡張しないので、フェルトニードルの移行部分にそれほど強く付着しない。たとえ堆積物が形成されたとしても、当該フェルトニードルのクリーニングは、細長い移行部分によって容易になる。フェルトニードルに付着する繊維屑リング及び、フェルトニードル間に位置する繊維堆積物は、フェルトニードルから容易に掻き取られ又は除去される。
【0019】
チャック部分の大きなステム直径から作業部分の小さな直径へ徐々に移行することに基づいて、フェルトニードルの折損特性及びフレキシビリティが著しく改善される。移行域における応力集中は避けられる。
【0020】
その結果、フェルトニードルの作業部分は慣用のフェルトニードルの場合よりも細長く形成することが可能になる。移行部分つまり減径区域は、11mmよりも長く、殊に有利には20mmよりも長い(請求項3及び請求項4参照)。
【0021】
更にまた、現存する多くのタイプのフェルトニードルは本発明のフェルトニードルによって代替されるのが有利と判った。本発明のフェルトニードルは、二分の一又は三分の一に減径されたフェルトニードルを代替することも可能である。従って顧客に供給するためにニードルメーカーによって準備すべき多様なニードルタイプ数が減少する。
【0022】
更なる利点は、ニードル加工時に掻き取りプレートとベッドプレートとの間の作業領域内に達するステム区域が、従来慣用のフェルトニードルに対比して僅かな直径を有していることである。これによって、該ステム区域によって製造フェルト内に発生される開口径は小さくなる。従ってフェルトの表面品質が改善される。
【0023】
移行部分は、一貫して円錐状に形成されているのが有利である。この円錐体は、直線的な截頭円錐体であることができる。これは、この移行部分の円錐母線が直線であることに他ならない。この円錐体はまた択一的に、非直線的な円錐形によって形成することもできる。移行部分の円錐母線はその場合、円弧状である。
【0024】
本発明のフェルトニードルでは、作業部分とチャック部分が互いに共軸に配置されているのが有利である。しかし又、必要に応じてこれとは異なることもできる。更にまた作業部分は一定の直径を有しているのが有利であり、かつ直径の変化無しに移行部分へ円滑に接続するのが同じく有利である。
【0025】
請求項2から容易に想到できるように移行部分は、ニードルボードと作業部分との間の全空間を占めている。該移行部分の全長は、ニードル寸法に基づいて、作業部分長さの2倍よりも小であってもよい。この場合フェルトニードルは、3つの領域、つまり作業部分と移行部分と、完全にニードルボード内に位置しているステム部分とから成っている。
【0026】
その場合、移行部分は、フェルトニードルを固定するために規定されたニードルボードの肉厚よりも長いのが有利である。移行部分の全長にも拘わらず、本発明の実施形態では移行部分は、ニードルボードで直接始まる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0028】
図1には繊維フリース用ニードル加工装置1が図示されている。該繊維フリース用ニードル加工装置1には、例えば偏心輪を介して駆動されて、二重矢印3の方向に往復運動を行なうニードルボード(針床)2が所属している。該ニードルボード2は、ニードル5を保持かつ支承するための複数の開口4を有している。複数本のニードル5は相互に間隔をおいてかつ平行に前記ニードルボード2から延在している。各ニードル5は、掻き取りプレート7内に複数形成された掻き取り開口6を通って突出している。掻き取りプレート7はベッドプレート8に対して若干の間隔をとって配置されており、かつ該ベッドプレートと相俟って中間スペース9を確定しており、該中間スペースを通って、ばらばらにかつ無秩序に位置している繊維が、図1に矢印11で示した方向に案内される。これらの繊維は案内プロセス中にニードル5の昇降運動によって固められて繊維フリースを形成する。
【0029】
ベッドプレート8内には複数の開口12が設けられており、この場合ベッドプレート8の各開口12は掻き取りプレート7の掻き取り開口6と軸整合している。
【0030】
複数本のニードル5は互いに等しく形成されており、かつ、ニードルボード2内に保持されたチャック部分14並びに、複数の逆鉤又はフック15を備えた作業部分16を夫々有している。チャック部分14と作業部分16との間には移行部分17が配置されている。該移行部分17はチャック部分14から作業部分16にまで達しており、しかも該移行部分17の始点は、ニードルボード2の直ぐ近傍に位置している。
【0031】
図2には諸ニードル部分相互間の割合を示すために1本のニードル5が図示されている。円筒形に形成されたチャック部分14は移行点18で移行部分17へ移行しており、該移行部分は細長い円錐体の形状を有している。移行部分17における直径は、移行点18で計測される大きな直径値から、作業部分16の始点となる移行点19で計測される小さな直径値へ漸減する。移行部分17は、ニードル5の縦軸線21に対して共軸に配置されており、かつ全体として、直径を適合させるための連繋区域を形成している。同じくチャック部分14及び作業部分16も縦軸線21に対して共軸に配置されている。該縦軸線21に沿って移行部分17の直径は連続的かつ一次関数的に漸減する。移行点18,19間で計測される移行部分17の長さは、作業部分16の長さ(つまり移行点19とニードル5の自由端に形成された尖端22との間の距離)の少なくとも2倍である。これによって移行部分17は著しく細長くスマートになり、いかなる段又は段差も有していない。
【0032】
繊維フリース用ニードル加工装置1の稼働態様は次の通りである。すなわち:運転中ばらばらの繊維は中間スペース9を通って案内される。ニードルボード2はその場合、ニードル5が中間スペース9の解放・突き刺しを周期的に行なうように、迅速な順序で二重矢印3の方向に往復動させられる。作業部分16のフック15はその際ばらばらの繊維を固めて1つの繊維フリースを形成する。この工程において、なお固化されていない繊維と接触する最初のニードルにとっては、個々の繊維フィラメントが連行されて掻き取り開口6を通って引張られかつニードル5に堆積するという危険がある。この堆積傾向は、本発明のニードル5では移行部分17を細長くスマートに形成することによって対処される。ニードル5は、少なくとも若干のフリース材料種の場合、特にリサイクル繊維の場合には、掻き取り開口6を通して比較的少量の繊維を引き通す。これによって、いずれにしても比較的少量の繊維屑が、ニードルボード2と掻き取りプレート7との間に捕集される。それにも拘わらずニードルボード2と掻き取りプレート7との間でニードル5に繊維堆積物が万一形成されるようなことがあっても、この繊維堆積物はほっそりした移行部分17から比較的容易に掻き取られる。これは特に、図1の図示とは異なって移行点18がニードルボード2の下面に直接位置している場合に当て嵌まる。
【0033】
図3には、ニードル5の幾分変形された実施形態が図示されている。移行部分7によって形成された領域は、2つの部分域17a,17bに分割されており、両部分域においてニードル5の直径は、ステム直径から作業部分直径に減少している。部分域17aがその場合移行点19に境を接しているのに対して、部分域17bは移行点18に境を接している。部分域17a,17b間には、円筒形中間区分17cが形成されている。この実施形態でも有利なことには、移行部分17がニードルボード2に直接続いて始まっており、つまり移行点18はニードルボード2の下面に面整合している。ニードル5の先細りが生じている両部分域17a,17bは、合算すれば、作業部分16の長さの2倍(つまり移行点19と尖端22との間の距離の2倍)に等しいか又はそれよりも大きい長さを有している。
【0034】
このことは、図4及び図5に示したニードル5の実施形態についても同等に当て嵌まる。前記の説明は相応に当て嵌まるが、但し書き付きである。各部分域17a,17bは夫々、1つの細い円錐体の外套面上に位置している。すなわち直径は両部分域17a,17bにおいて尖端22の方に向かって減少している。この減径は、図4に示した実施形態の場合、部分域17aについては一次関数的であるが、部分域17bについては一次関数的ではない。この一次関数的な減径は、図4の実施形態では、部分域17aについては当て嵌まるが、部分域17bについては当て嵌まらない。この部分域17bでは直径は移行点18を始点として尖端へ向かって先ず強く減少し、次いで弱く減少する。従ってこうして形成された円錐体は、曲線的に画成されている。このような曲線円錐体の形成を、部分域17aの円錐体に代えて、或いは、図2に示した実施形態の場合には移行部17におけるほっそりとした直線的な截頭円錐体に代えて、使用することも可能である。
【0035】
本発明のニードル5つまりフェルトニードルの場合、チャック部分14と作業部分16との間に、細長い截頭円錐体として形成された移行部分17が設けられている。この移行部分17の長さは、作業部分の長さの少なくとも2倍である。これによって、繊維フリースから繊維を引き抜いて堆積させることの少ない、著しくほっそりとした移行域が得られる。それでも万一繊維堆積物が形成された場合には、該繊維堆積物は容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェルト用ニードル加工装置の概略縦断面図である。
【図2】図1に示したフェルト用ニードル加工装置のフェルトニードルの概略側面図である。
【図3】図1に示したフェルトニードルの第1変化態様の概略側面図である。
【図4】図1に示したフェルトニードルの第2変化態様の概略側面図である。
【図5】図4に示したフェルトニードルの部分的な拡大側面図である。
【符号の説明】
1 繊維フリース用ニードル加工装置、 2 ニードルボード、 3 往復運動方向を示す二重矢印、 4 開口、 5 ニードル、 6 掻き取り開口、 7 掻き取りプレート、 8 ベッドプレート、 9 中間スペース、 11 案内方向を示す矢印、 12 開口、 14 チャック部分、 15 逆鉤又はフック、 16 作業部分、 17 移行部分、 17a,17b 円錐形部分域、 17c 円筒形中間区分、 18,19 移行点、 21 縦軸線、 22 尖端
Claims (12)
- チャック部分(14)と、長手延在方向に沿って複数のフック(15)を備えかつ前記チャック部分(14)の直径よりも小さく形成された作業部分(16)と、前記チャック部分(14)と前記作業部分(16)との間に形成された移行部分(17)とから成る細長いニードル本体を有し、前記移行部分(17)に、前記チャック部分(14)の直径から前記作業部分(16)の直径へ漸減する減径区域(17,17a,17b)を形成した形式の、ニードルボード(2)に固定するためのフェルトニードル(5)において、
減径区域(17,17a,17b)が全体として、作業部分(16)の長さの2倍に等しいか又はそれ以上大きな長さを有していることを特徴とする、フェルトニードル。 - 減径区域(17,17a,17b)が、ニードルボード(2)の肉厚によって規定される長さのチャック部分(14)から、作業部分(16)に達するまで延びている、請求項1記載のフェルトニードル。
- 減径区域(17)が11mmよりも長い、請求項1記載のフェルトニードル。
- 移行部分(17)が20mmよりも長い、請求項3記載のフェルトニードル。
- 移行部分(17,17a,17b)が円錐形に形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のフェルトニードル。
- 移行部分(17)が、少なくとも2つの円錐形部分域(17a,17b)に分割されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のフェルトニードル。
- 円錐形移行部分(17)又は円錐形部分域(17a,17b)が、直線的な円錐母線を有する截頭円錐体である、請求項5又は6記載のフェルトニードル。
- 円錐形移行部分(17)又は円錐形部分域(17a,17b)が、曲線状の円錐母線を有する截頭円錐体である、請求項5又は6記載のフェルトニードル。
- 作業部分(16)とチャック部分(14)が互いに共軸に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のフェルトニードル。
- 作業部分(16)が一定の直径を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のフェルトニードル。
- チャック部分(14)が一定の直径を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のフェルトニードル。
- チャック部分(14)と移行部分(17)が円形横断面を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のフェルトニードル。
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