JP3565695B2 - ログペリオディックアンテナ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は通信、レーダ等に使用されるログペリオディックアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の誘電体基板上に形成されたダイポール素子アレイのログペリオディックアンテナ(以下、ログペリアンテナという)を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【0003】
図において、1は誘電体基板、23は誘電体基板1にストリップ線路で構成したログペリオディックアンテナパターン(以下、ログペリアンテナパターンという)で給電線路2a、2bとダイポール素子アレイ3a、3bを含む。4は同軸ケーブルで4aは中心導体、4bは内部誘電体、4cは外導体、7は中心導体4aと給電線路2bを接続する給電線、8は給電線路2aと同軸ケーブル4の外導体4cを接続する半田である。
【0004】
誘電体基板1上に構成されたログペリアンテナパターン23の給電方法は一般的には、ログペリアンテナパターン23の給電線路2a上に同軸ケーブル4の外導体4cを半田8により半田付けにより電気的に接続する。また、同軸ケーブル4の中心導体4aを誘電体基板1裏面の給電線路2bに給電線7で接続して給電を行っている。
【0005】
上記のような給電構造をとると、同軸ケーブルから給電線路である平行2線線路へ接続する場合、特別なバラン回路を必要とせずに平衡一不平衡変換を簡易に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の誘電体基板上に構成されたログペリアンテナは以上のように構成されていたので、同軸ケーブルすなわち同軸線路と給電線路の接触面積が小さく、互いの接続が電気的にも機械的にも不安定になり易い。その結果、強度の低下、アンテナの反射特性の劣化等を招いていた。
【0007】
さらに、給電線路幅が同軸線路の直径に対して十分に広くなければ半田寸け等の工作も困難である。これを改善するために同軸線路を細くすることは給電損失の増加を招き、また給電線路幅を広くすると給電線路の特性インピーダンスが変化し、アンテナの反射特性が劣化するなどの問題があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、給電線路と同軸線路の接続が安定した高品質のログペリアンテナを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるそれぞれ第1、第2のログペリオディックアンテナパターンが形成されたアンテナ部と、上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部の第1のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、を備え、上記給電部が、上記アンテナ部の第2のログペリオディックアンテナパターン側に積層された第2の誘電体基板と、この第2の誘電体基板のアンテナ部と反対側に形成された上記マイクロストリップ線路と、上記マイクロストリップ線路をログペリオディックアンテナパターン先端において上記第1のログペリオディックアンテナパターンに電気的に接続するための導電部材と、を設け、上記ログペリオディックアンテナパターン先端と反対側において、給電を行う同軸ケーブルが上記第2のログペリオディックアンテナパターンへこれのパターン面に垂直に上記第1の誘電体基板の第1のログペリオディックアンテナパターン側から接続され、上記同軸ケーブルの中心導体は上記第2の誘電体基板を貫通して上記マイクロストリップ線路に接続され、外導体は上記第2のログペリオディックアンテナパターンに接続されていることを特徴とするログペリオディックアンテナにある。
【0010】
またこの発明は、上記同軸ケーブルが上記第1の誘電体基板を表側から裏側に貫通し上記第2のログペリオディックアンテナパターンに外導体が接続されていることを特徴とする。
【0011】
またこの発明は、上記同軸ケーブルの外導体が上記第2のログペリオディックアンテナパターンに直接接続可能なように、上記第1の誘電体基板の該当部分に切り欠き部が設けられていることを特徴とする。
【0012】
またこの発明は、上記第1の誘電体基板の表裏のダイポール素子アレイの実行長と物理長が同じになるように、上記第1の誘電体基板の上記第2の誘電体基板と反対側に第3の誘電体基板を積層したことを特徴とする。
【0013】
またこの発明は、第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるそれぞれ第1、第2のログペリオディックアンテナパターンが形成されたアンテナ部と、上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部の第1のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、を備え、上記給電部が、中心導体としての上記マイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路の上下に設けられた上側でかつ上記第2のログペリオディックアンテナパターン側に積層された第2の誘電体基板および下側の第4の誘電体基板と、この第4の誘電体基板の上記マイクロストリップ線路と反対側に設けられたグランド板と、上記マイクロストリップ線路をログペリオディックアンテナパターン先端において上記第1のログペリオディックアンテナパターンに電気的に接続するための第1の導電部材と、上記第4の誘電体基板と第2の誘電体基板を介して上記グランド板と上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路を電気的に接続する第2の導電部材とで構成され矩形同軸線路を形成し、上記ログペリオディックアンテナパターン先端と反対側において、給電を行う同軸ケーブルが上記第2のログペリオディックアンテナパターンへこれのパターン面に垂直に上記第1の誘電体基板の第1のログペリオディックアンテナパターン側から接続され、上記同軸ケーブルの中心導体は上記第2の誘電体基板を貫通して上記マイクロストリップ線路に接続され、外導体は上記第2のログペリオディックアンテナパターンに接続されていることを特徴とするログペリオディックアンテナにある。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。図において、1は第1の誘電体基板、23はログペリアンテナパターンで、給電線路2a、2bとダイポール素子アレイ3a、3bを含む。9は第2の誘電体基板であり誘電体基板1と誘電体基板9は積層されている。
【0017】
10は誘電体基板9上に構成されグランド部を給電線路2bと共用するマイクロストリップ線路であり、11および12はマイクロストリップ線路10から給電線路2aに給電するためのスルーホールである。なお、スルーホール11および12は給電線路2bと電気的に絶縁されている。13はこのログペリアンテナに外部から接続する同軸ケーブルである。図中に表示していないが同軸ケーブル13の先には送信機、受信機等が接続される。
【0018】
同軸ケーブル13の外導体は給電線路2bに接続され中心導体はマイクロストリップ線路10に接続されている。また、第1の誘電体基板1およびログペリアンテナパターン23がアンテナ部を構成し、第2の誘電体基板9およびマイクロストリップ線路10が給電部を構成する。
【0019】
上記のように構成されたログペリアンテナは、給電線路2aへ接続するケーブルを給電線路2bへ半田付けする必要がない。さらに誘電体基板が積層されているため工作性が良く、構造上強度が不足することもない電気的に安定したログペリアンテナが得られる。
【0020】
実施の形態2.
図2はこの発明の別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この実施の形態では、上記実施の形態1において、第1の誘電体基板1に切り欠き部5を設け、同軸ケーブル13の外導体が直接、給電線路2bに接続できるようにしている。なお、給電線路2bおよびダイポール素子アレイ3bを第2の誘電体基板9側に形成してもよい。これによりログペリアンテナと同軸ケーブル13の接続を図2に示すように簡単な構造とすることができる。
【0021】
実施の形態3.
図3はこの発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この実施の形態では、例えば上記実施の形態1において、ダイポール素子アレイ3aと3bの実効長と物理長が同一になるように第3の誘電体基板14を第2の誘電体基板9と反対側に積層した。
【0022】
これにより、ダイポール素子アレイ3a、3bの実効長および物理長が同一になるので設計が容易となる。
【0023】
実施の形態4.
図4はこの発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この実施の形態では、上記実施の形態2において、第2の誘電体基板9を上側誘電体基板とし、さらに下側誘電体基板15、この誘電体基板15上のグランド板16、スルーホール17(導電部材)を設け、さらにマイクロストリップ線路10を中心導体18とすることで、これらによって給電線路2aへ接続する線路を矩形同軸線路として構成している。
【0024】
この実施の形態によれば、給電線路2aへ接続する線路は、中心導体18と給電線路2b、グランド板16およびスルーホール17で外導体を形成する矩形同軸線路となり、外来波の影響を受けにくい構造となる。
【0025】
参考例1.
図5はこの発明の参考例1によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。上記実施の形態1においては第1の誘電体基板1およびこれの表裏のログペリアンテナパターン23からなる1つのアンテナ部に給電するためのものであるが、図示のようにマイクロストリップ線路10の上下に第2の誘電体基板9を介してそれぞれ第1の誘電体基板1およびこれの表裏のログペリアンテナパターン23からなるアンテナ部を積層することにより、2つアンテナ部に同時に給電することも可能である。
【0026】
この参考例1によれば給電線路2aへ接続するマイクロストリップ線路10は給電線路2bをグランドとしてトリプレート線路を構成する。
【0027】
参考例2.
図6はこの発明の参考例2によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この参考例では上記実施の形態1における給電線路2aへ接続する線路を平行2線線路で構成した。
【0028】
すなわち、図示のように第1の誘電体基板1を上下2枚に分割された基板1a、1bからなるものとし、これらの2枚の基板1a、1bの間に給電部を構成する上記マイクロストリップ線路10に相当する平行2線線路を形成する2本のマイクロストリップ線路20を設け、一方を上側、他方を下側のログペリアンテナパターン23の給電線路2a、2bにそれぞれ給電線7で電気的に接続するようにしている。これにより、ログペリアンテナ全体の厚みを薄くできる。
【0029】
【発明の効果】
以上のようにこの発明では、第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるログペリオディックアンテナパターンがそれぞれ形成されたアンテナ部と、上記ログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、からなるログペリオディックアンテナとしたので、電気的にも機械的にも安定したログペリアンテナが得られる効果がある。
。
【0030】
またこの発明では、上記給電部を、上記アンテナ部に積層された第2の誘電体基板と、これのアンテナ部と反対側に形成された上記マイクロストリップ線路からなるようにしたので、電気的にも機械的にも安定したログペリアンテナが得られる効果がある。
【0031】
またこの発明では、上記第1の誘電体基板と第2の誘電体基板の間の上記ログペリオディックアンテナパターンに外部からの同軸ケーブルの外導体が直接接続可能なように、上記第1の誘電体基板の該当部分に切り欠き部を設けたので、ログペリアンテナと同軸ケーブルの接続を簡単な構造とすることができる。
【0032】
またこの発明では、上記第1の誘電体基板の表裏のダイポール素子アレイの実行長と物理長が同じになるように、上記第1の誘電体基板の上記第2の誘電体基板と反対側に第3の誘電体基板を積層したので、設計が容易となる。
【0033】
またこの発明では、上記給電部が、中心導体としての上記マイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路の上下に設けられた上側誘電体基板および下側誘電体基板と、この下側誘電体基板の上記マイクロストリップ線路と反対側に設けられたグランド板と、上記上側誘電体基板と下側誘電体基板を介して上記グランド板と上記第1の誘電体基板の給電部側の上記ログペリオディックアンテナパターンとを電気的に接続する導電部材と、で構成される矩形同軸線路からなるようにしたので、外来波の影響を受けにくい構造となる。
【0034】
また、上記給電部が、上記マイクロストリップ線路の上下に第2の誘電体基板それぞれ設け、これらの外側にそれぞれ上記アンテナ部を設けたので、2つアンテナ部に同時に給電することが可能である。
【0035】
また、上記アンテナ部の第1の誘電体基板が上下2枚に分割された基板からなり、これらの2枚の基板の間に上記給電部を構成する平行2線線路を形成する2本のマイクロストリップ線路が設けられ、上記2本のマイクロストリップ線路の一方が上記第1の誘電体基板上の一方のログペリオディックアンテナパターン、他方が他方のログペリオディックアンテナパターンのそれぞれ給電線路に電気的に接続されるようにしたので、ログペリアンテナ全体の厚みを薄くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図2】この発明の別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図3】この発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図4】この発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図5】この発明の参考例1によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図6】この発明の参考例2によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図7】従来のログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【発明の属する技術分野】
この発明は通信、レーダ等に使用されるログペリオディックアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の誘電体基板上に形成されたダイポール素子アレイのログペリオディックアンテナ(以下、ログペリアンテナという)を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【0003】
図において、1は誘電体基板、23は誘電体基板1にストリップ線路で構成したログペリオディックアンテナパターン(以下、ログペリアンテナパターンという)で給電線路2a、2bとダイポール素子アレイ3a、3bを含む。4は同軸ケーブルで4aは中心導体、4bは内部誘電体、4cは外導体、7は中心導体4aと給電線路2bを接続する給電線、8は給電線路2aと同軸ケーブル4の外導体4cを接続する半田である。
【0004】
誘電体基板1上に構成されたログペリアンテナパターン23の給電方法は一般的には、ログペリアンテナパターン23の給電線路2a上に同軸ケーブル4の外導体4cを半田8により半田付けにより電気的に接続する。また、同軸ケーブル4の中心導体4aを誘電体基板1裏面の給電線路2bに給電線7で接続して給電を行っている。
【0005】
上記のような給電構造をとると、同軸ケーブルから給電線路である平行2線線路へ接続する場合、特別なバラン回路を必要とせずに平衡一不平衡変換を簡易に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の誘電体基板上に構成されたログペリアンテナは以上のように構成されていたので、同軸ケーブルすなわち同軸線路と給電線路の接触面積が小さく、互いの接続が電気的にも機械的にも不安定になり易い。その結果、強度の低下、アンテナの反射特性の劣化等を招いていた。
【0007】
さらに、給電線路幅が同軸線路の直径に対して十分に広くなければ半田寸け等の工作も困難である。これを改善するために同軸線路を細くすることは給電損失の増加を招き、また給電線路幅を広くすると給電線路の特性インピーダンスが変化し、アンテナの反射特性が劣化するなどの問題があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、給電線路と同軸線路の接続が安定した高品質のログペリアンテナを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるそれぞれ第1、第2のログペリオディックアンテナパターンが形成されたアンテナ部と、上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部の第1のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、を備え、上記給電部が、上記アンテナ部の第2のログペリオディックアンテナパターン側に積層された第2の誘電体基板と、この第2の誘電体基板のアンテナ部と反対側に形成された上記マイクロストリップ線路と、上記マイクロストリップ線路をログペリオディックアンテナパターン先端において上記第1のログペリオディックアンテナパターンに電気的に接続するための導電部材と、を設け、上記ログペリオディックアンテナパターン先端と反対側において、給電を行う同軸ケーブルが上記第2のログペリオディックアンテナパターンへこれのパターン面に垂直に上記第1の誘電体基板の第1のログペリオディックアンテナパターン側から接続され、上記同軸ケーブルの中心導体は上記第2の誘電体基板を貫通して上記マイクロストリップ線路に接続され、外導体は上記第2のログペリオディックアンテナパターンに接続されていることを特徴とするログペリオディックアンテナにある。
【0010】
またこの発明は、上記同軸ケーブルが上記第1の誘電体基板を表側から裏側に貫通し上記第2のログペリオディックアンテナパターンに外導体が接続されていることを特徴とする。
【0011】
またこの発明は、上記同軸ケーブルの外導体が上記第2のログペリオディックアンテナパターンに直接接続可能なように、上記第1の誘電体基板の該当部分に切り欠き部が設けられていることを特徴とする。
【0012】
またこの発明は、上記第1の誘電体基板の表裏のダイポール素子アレイの実行長と物理長が同じになるように、上記第1の誘電体基板の上記第2の誘電体基板と反対側に第3の誘電体基板を積層したことを特徴とする。
【0013】
またこの発明は、第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるそれぞれ第1、第2のログペリオディックアンテナパターンが形成されたアンテナ部と、上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部の第1のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、を備え、上記給電部が、中心導体としての上記マイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路の上下に設けられた上側でかつ上記第2のログペリオディックアンテナパターン側に積層された第2の誘電体基板および下側の第4の誘電体基板と、この第4の誘電体基板の上記マイクロストリップ線路と反対側に設けられたグランド板と、上記マイクロストリップ線路をログペリオディックアンテナパターン先端において上記第1のログペリオディックアンテナパターンに電気的に接続するための第1の導電部材と、上記第4の誘電体基板と第2の誘電体基板を介して上記グランド板と上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路を電気的に接続する第2の導電部材とで構成され矩形同軸線路を形成し、上記ログペリオディックアンテナパターン先端と反対側において、給電を行う同軸ケーブルが上記第2のログペリオディックアンテナパターンへこれのパターン面に垂直に上記第1の誘電体基板の第1のログペリオディックアンテナパターン側から接続され、上記同軸ケーブルの中心導体は上記第2の誘電体基板を貫通して上記マイクロストリップ線路に接続され、外導体は上記第2のログペリオディックアンテナパターンに接続されていることを特徴とするログペリオディックアンテナにある。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。図において、1は第1の誘電体基板、23はログペリアンテナパターンで、給電線路2a、2bとダイポール素子アレイ3a、3bを含む。9は第2の誘電体基板であり誘電体基板1と誘電体基板9は積層されている。
【0017】
10は誘電体基板9上に構成されグランド部を給電線路2bと共用するマイクロストリップ線路であり、11および12はマイクロストリップ線路10から給電線路2aに給電するためのスルーホールである。なお、スルーホール11および12は給電線路2bと電気的に絶縁されている。13はこのログペリアンテナに外部から接続する同軸ケーブルである。図中に表示していないが同軸ケーブル13の先には送信機、受信機等が接続される。
【0018】
同軸ケーブル13の外導体は給電線路2bに接続され中心導体はマイクロストリップ線路10に接続されている。また、第1の誘電体基板1およびログペリアンテナパターン23がアンテナ部を構成し、第2の誘電体基板9およびマイクロストリップ線路10が給電部を構成する。
【0019】
上記のように構成されたログペリアンテナは、給電線路2aへ接続するケーブルを給電線路2bへ半田付けする必要がない。さらに誘電体基板が積層されているため工作性が良く、構造上強度が不足することもない電気的に安定したログペリアンテナが得られる。
【0020】
実施の形態2.
図2はこの発明の別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この実施の形態では、上記実施の形態1において、第1の誘電体基板1に切り欠き部5を設け、同軸ケーブル13の外導体が直接、給電線路2bに接続できるようにしている。なお、給電線路2bおよびダイポール素子アレイ3bを第2の誘電体基板9側に形成してもよい。これによりログペリアンテナと同軸ケーブル13の接続を図2に示すように簡単な構造とすることができる。
【0021】
実施の形態3.
図3はこの発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この実施の形態では、例えば上記実施の形態1において、ダイポール素子アレイ3aと3bの実効長と物理長が同一になるように第3の誘電体基板14を第2の誘電体基板9と反対側に積層した。
【0022】
これにより、ダイポール素子アレイ3a、3bの実効長および物理長が同一になるので設計が容易となる。
【0023】
実施の形態4.
図4はこの発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この実施の形態では、上記実施の形態2において、第2の誘電体基板9を上側誘電体基板とし、さらに下側誘電体基板15、この誘電体基板15上のグランド板16、スルーホール17(導電部材)を設け、さらにマイクロストリップ線路10を中心導体18とすることで、これらによって給電線路2aへ接続する線路を矩形同軸線路として構成している。
【0024】
この実施の形態によれば、給電線路2aへ接続する線路は、中心導体18と給電線路2b、グランド板16およびスルーホール17で外導体を形成する矩形同軸線路となり、外来波の影響を受けにくい構造となる。
【0025】
参考例1.
図5はこの発明の参考例1によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。上記実施の形態1においては第1の誘電体基板1およびこれの表裏のログペリアンテナパターン23からなる1つのアンテナ部に給電するためのものであるが、図示のようにマイクロストリップ線路10の上下に第2の誘電体基板9を介してそれぞれ第1の誘電体基板1およびこれの表裏のログペリアンテナパターン23からなるアンテナ部を積層することにより、2つアンテナ部に同時に給電することも可能である。
【0026】
この参考例1によれば給電線路2aへ接続するマイクロストリップ線路10は給電線路2bをグランドとしてトリプレート線路を構成する。
【0027】
参考例2.
図6はこの発明の参考例2によるログペリアンテナの構成を示すもので、(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。この参考例では上記実施の形態1における給電線路2aへ接続する線路を平行2線線路で構成した。
【0028】
すなわち、図示のように第1の誘電体基板1を上下2枚に分割された基板1a、1bからなるものとし、これらの2枚の基板1a、1bの間に給電部を構成する上記マイクロストリップ線路10に相当する平行2線線路を形成する2本のマイクロストリップ線路20を設け、一方を上側、他方を下側のログペリアンテナパターン23の給電線路2a、2bにそれぞれ給電線7で電気的に接続するようにしている。これにより、ログペリアンテナ全体の厚みを薄くできる。
【0029】
【発明の効果】
以上のようにこの発明では、第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるログペリオディックアンテナパターンがそれぞれ形成されたアンテナ部と、上記ログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、からなるログペリオディックアンテナとしたので、電気的にも機械的にも安定したログペリアンテナが得られる効果がある。
。
【0030】
またこの発明では、上記給電部を、上記アンテナ部に積層された第2の誘電体基板と、これのアンテナ部と反対側に形成された上記マイクロストリップ線路からなるようにしたので、電気的にも機械的にも安定したログペリアンテナが得られる効果がある。
【0031】
またこの発明では、上記第1の誘電体基板と第2の誘電体基板の間の上記ログペリオディックアンテナパターンに外部からの同軸ケーブルの外導体が直接接続可能なように、上記第1の誘電体基板の該当部分に切り欠き部を設けたので、ログペリアンテナと同軸ケーブルの接続を簡単な構造とすることができる。
【0032】
またこの発明では、上記第1の誘電体基板の表裏のダイポール素子アレイの実行長と物理長が同じになるように、上記第1の誘電体基板の上記第2の誘電体基板と反対側に第3の誘電体基板を積層したので、設計が容易となる。
【0033】
またこの発明では、上記給電部が、中心導体としての上記マイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路の上下に設けられた上側誘電体基板および下側誘電体基板と、この下側誘電体基板の上記マイクロストリップ線路と反対側に設けられたグランド板と、上記上側誘電体基板と下側誘電体基板を介して上記グランド板と上記第1の誘電体基板の給電部側の上記ログペリオディックアンテナパターンとを電気的に接続する導電部材と、で構成される矩形同軸線路からなるようにしたので、外来波の影響を受けにくい構造となる。
【0034】
また、上記給電部が、上記マイクロストリップ線路の上下に第2の誘電体基板それぞれ設け、これらの外側にそれぞれ上記アンテナ部を設けたので、2つアンテナ部に同時に給電することが可能である。
【0035】
また、上記アンテナ部の第1の誘電体基板が上下2枚に分割された基板からなり、これらの2枚の基板の間に上記給電部を構成する平行2線線路を形成する2本のマイクロストリップ線路が設けられ、上記2本のマイクロストリップ線路の一方が上記第1の誘電体基板上の一方のログペリオディックアンテナパターン、他方が他方のログペリオディックアンテナパターンのそれぞれ給電線路に電気的に接続されるようにしたので、ログペリアンテナ全体の厚みを薄くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図2】この発明の別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図3】この発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図4】この発明のさらに別の実施の形態によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図5】この発明の参考例1によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図6】この発明の参考例2によるログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
【図7】従来のログペリアンテナの構成を示す(a)は斜視図、(b)は透視側面図である。
Claims (5)
- 第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるそれぞれ第1、第2のログペリオディックアンテナパターンが形成されたアンテナ部と、
上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部の第1のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、
を備え、
上記給電部が、上記アンテナ部の第2のログペリオディックアンテナパターン側に積層された第2の誘電体基板と、この第2の誘電体基板のアンテナ部と反対側に形成された上記マイクロストリップ線路と、上記マイクロストリップ線路をログペリオディックアンテナパターン先端において上記第1のログペリオディックアンテナパターンに電気的に接続するための導電部材と、を設け、
上記ログペリオディックアンテナパターン先端と反対側において、給電を行う同軸ケーブルが上記第2のログペリオディックアンテナパターンへこれのパターン面に垂直に上記第1の誘電体基板の第1のログペリオディックアンテナパターン側から接続され、上記同軸ケーブルの中心導体は上記第2の誘電体基板を貫通して上記マイクロストリップ線路に接続され、外導体は上記第2のログペリオディックアンテナパターンに接続されていることを特徴とするログペリオディックアンテナ。 - 上記同軸ケーブルが上記第1の誘電体基板を表側から裏側に貫通し上記第2のログペリオディックアンテナパターンに外導体が接続されていることを特徴とする請求項1に記載のログペリオディックアンテナ。
- 上記同軸ケーブルの外導体が上記第2のログペリオディックアンテナパターンに直接接続可能なように、上記第1の誘電体基板の該当部分に切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のログペリオディックアンテナ。
- 上記第1の誘電体基板の表裏のダイポール素子アレイの実行長と物理長が同じになるように、上記第1の誘電体基板の上記第2の誘電体基板と反対側に第3の誘電体基板を積層したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のログペリオディックアンテナ。
- 第1の誘電体基板の表裏にストリップ線路で構成された給電線路およびダイポール素子アレイからなるそれぞれ第1、第2のログペリオディックアンテナパターンが形成されたアンテナ部と、
上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路をグランドとして共用したマイクロストリップ線路を含み、受信信号を外部に送ると共に外部からの送信信号を上記アンテナ部の第1のログペリオディックアンテナパターン先端に供給するための上記アンテナ部と積層された給電部と、
を備え、
上記給電部が、中心導体としての上記マイクロストリップ線路と、このマイクロストリップ線路の上下に設けられた上側でかつ上記第2のログペリオディックアンテナパターン側に積層された第2の誘電体基板および下側の第4の誘電体基板と、この第4の誘電体基板の上記マイクロストリップ線路と反対側に設けられたグランド板と、上記マイクロストリップ線路をログペリオディックアンテナパターン先端において上記第1のログペリオディックアンテナパターンに電気的に接続するための第1の導電部材と、上記第4の誘電体基板と第2の誘電体基板を介して上記グランド板と上記第2のログペリオディックアンテナパターンの給電線路を電気的に接続する第2の導電部材とで構成され矩形同軸線路を形成し、
上記ログペリオディックアンテナパターン先端と反対側において、給電を行う同軸ケーブルが上記第2のログペリオディックアンテナパターンへこれのパターン面に垂直に上記第1の誘電体基板の第1のログペリオディックアンテナパターン側から接続され、上記同軸ケーブルの中心導体は上記第2の誘電体基板を貫通して上記マイクロストリップ線路に接続され、外導体は上記第2のログペリオディックアンテナパターンに接続されていることを特徴とするログペリオディックアンテナ。
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