JP3565322B2 - 光結合素子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソリッドステートリレーなどの光結合素子に関し、特に任意のタイミングでオフの制御ができる光結合素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のソリッドステートリレー900は、図9に示すように、電気信号を光に変換する発光素子901(主にガリウムひ素LEDや、ガリウムアルミニウムひ素LED)と、光を電気信号に変換する受光素子902(主にフォトトライアック)およびその受光素子902に接統される駆動用トライアック903を組み合わせた構造となっている。
【0003】
発光素子901に入カ電流が印加されると、受光素子902が動作し、その受光素子902が躯動用トライアック903を点弧することにより駆動用トライアック903がオン状熊へと移行する。
【0004】
ソリッドステートリレー900は一度オンするとその直後に入カ電流をオフさせても、駆動用トライアック903に流れている負荷電流が0になるまでオン状態を保ち続ける(ソリッドステートリレーの基本動作)。
【0005】
ソリッドステートリレー900を動作させる方法の一つとして、位相制御があるが、この位相制御は入力電流を印加するタイミングにより駆動用トライアック903がオンする領域を調節し、負荷電流を制御するものであり、基本的に入力電流の印加タイミング次第で任意の負荷制御が可能である(図10)。
【0006】
ここで、図10(b)に示すように全波オン状態に比べ半分の電力で負荷を動作させる場合を考える。全波オン状態に比べ半分の電力で負荷を動作させるには、入力電流の印加タイミングを負荷電流波形の90°および270°位相に設定してやればよい。
【0007】
図11に示すように、この時、負荷電流はピーク値となっているため、負荷の種類によってはオン直後に流れる突入電流がかなり大きくなってしまい、ソリッドステートリレー900に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0008】
また、位相制御においても、一度、駆動用トライアック903がオンするとその直後に入力電流をオフさせても、駆動用トライアック903に流れている負荷電流が0になるまでソリッドステートリレー900はオン状態を保ち続ける。
【0009】
そのため、図12に示すように、特に誘導性負荷のように電源電圧に対し負荷電流位相がずれる負荷においては、ソリッドステートリレーのオフ時にソリッドステートリレー900に急峻な電圧が印加され、転流失敗を引き起こす可能性がある。
【0010】
このように、位相制御を行なう場合でも、一度駆動用トライアック903がオンすると駆動用トライアック903に流れている負荷電流が0になるまでオン状態を保ち続けるというソリッドステートリレー900の特性があるために、入力電流の印加タイミングや負荷の種類によっては上記のような課題が生じる。
【0011】
また、従来のソリッドステートリレー900には、周囲温度などが極端に上昇した時に強制的にソリッドステートリレー900をオフさせる機能がついていない。製品の安全性がますます叫ばれている昨今、異常時にはデバイスをオフさせる機能が付加されていることが望まれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
先に述べたように、位相制御を行なう場合においても、一度駆動用トライアック903がオンすると駆動用トライアック903に流れている負荷電流が0になるまでオン状態を保ち続けるというソリッドステートリレー900の特性があるために、入力電流の印加タイミングや負荷の種類によっては突入電流の増加や転流失敗等の課題が生じる。
【0013】
本発明の目的は、突入電流の増加や転流失敗を防ぐことができる光結合素子を提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、オフタイミングを任意に設定できる光結合素子を提供することにある。
【0015】
本発明のさらに他の目的は、周囲温度が極端に上昇するなどの異常時には、強制的にオフさせることができる光結合素子を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光結合素子は、駆動用トライアックと、前記駆動用トライアックに直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子とを備え、前記駆動素子は、ノーマリーオンのMOSFETと前記MOSFETを制御する発光素子とを含み、前記駆動素子は、前記発光素子に接続される温度検出手段をさらに備え、前記駆動素子は、前記温度検出手段が異常温度を検出した場合に前記発光素子に入力電流が流れることにより、前記MOSFETがオフされるように構成されており、通常のオフ動作時は前記駆動素子をオフさせるタイミングを出力側の電源電圧における0V付近の位相に同期させることにより上記目的が達成される。
前記光結合素子は、ソリッドステートリレーであってもよい。
前記温度検出手段は、負の温度係数を有する抵抗素子を含んでもよい。
前記光結合素子は、前記駆動用トライアックに対応する更なる発光素子と、前記発光素子と前記更なる発光素子とに接続される集積回路とをさらに備え、前記集積回路は、遅延機能を有してもよい。
前記駆動素子は、複数個であってもよい。
【0025】
本発明のある局面に従えば、ソリッドステートリレーをオンさせる時は、発光ダイオードに入力電流を印加して駆動用トライアックを動作させる。その後、デバイスをオフさせる島は、ノーマリーオンの駆動素子にトリガをかけてオフさせる。これにより、オンタイミングだけでなくオフタイミングについても、任意に設定することが可能になる。
【0026】
本発明の他の局面に従えば、ソリッドステートリレーをオンさせる時は、受光素子・駆動用トライアック側の発光ダイオードに入力電流を印加して駆動用トライアックを動作させる。その後、任意のタイミングでオフさせる時は、MOSFET側の発光ダイオードに入力電流を印加してノーマリーオンのMOSFETをオフさせる。これにより、オンタイミングだけでなくオフタイミングについても、任意に設定することが可能になる。
【0027】
本発明のさらに他の局面に従えば、ソリッドステートリレーをオンさせる時は、発光ダイオードに入力電流を印加して駆動用トライアックを動作させる。その後、任意のタイミングでオフさせる時は、ノーマリーオンのメカリレーにトリガをかけてオフさせる。これにより、オンタイミングだけでなくオフタイミングについても、任意に設定することが可能になる。
【0028】
本発明のさらに他の局面に従えば、オフ時にソリッドステートリレーに急峻な電圧が印加されるのを防止することができ、その結果、ソリッドステートリレーの転流失敗を防ぐことができる。
【0029】
本発明のさらに他の局面に従えば、周囲温度が極端に上昇するなどの異常時に、MOSFETを制御する発光ダイオードに入力電流が流れるように設定しておけば、ノーマリーオンのMOSFETがオフし、強制的にデバイスをオフさせることができる。これにより、高温時のデバイスの異常動作を防ぐことができる。
【0030】
本発明のさらに他の局面に従えば、周囲温度が極端に上昇するなどの異常時に、負の温度係数を持つ抵抗素子の抵抗値が下がり、ノーマリーオンのMOSFETをオフさせるのに十分な入力電流が流れるようにしておけば、強制的にデバイスをオフさせることができる。これにより、高温時のデバイスの異常動作を防ぐことができる。
【0031】
本発明のさらに他の局面に従えば、位相制御を行なう際、遅延時間の幅だけ安定してデバイスをオンさせることができ、機器の設計を容易にすることができる。
【0032】
本発明のさらに他の局面に従えば、駆動用トライアックに直列にノーマリーオンの駆動素子を複数個接続することを特徴とした光結合素子が提案される。
【0033】
たとえば、図7のように、駆動用トライアックに直列にノーマリーオンの駆動素子を2個接続することを考える。ここで、1個のノーマリーオンの駆動素子をデバイスのオフ制御用、また、残る1個を異常加熱時のデバイス動作の強制遮断用に設定する。このように考えると、任意のタイミングでオン、オフの制御ができる、しかも、デバイスが異常加熱した場合に強制的にオフさせることができるデバイスが考えられる。
【0034】
以下作用について説明する。
【0035】
本発明によれば、ソリッドステートリレーなどの光結合素子に関し、任意のタイミングで、オンだけでなくオフの制御もできるデバイスを考えることができる。その結果、位相制御を行なう際、オン,オフのタイミングを調節することにより、ある決まった電力で負荷を動作させる場合でも、突入電流が小さい、かつ、転流失敗を防ぐことのできるオン、オフタイミングを選んで設定することが可能になる。
【0036】
また、周囲温度が極端に上昇するなどの異常時に、強制的にデバイスをオフさせることができ、これにより、高温時のデバイスの異常動作を防ぐことが可能になる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るソリッドステートリレー100を図1に示す。ソリッドステートリレー100は、発光ダイオード101と受光素子(フォトトライアック)102と駆動用トライアック103と制限抵抗104と駆動用トライアック103に直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子105とを備える。
【0038】
電源電圧に対し90°近く電流位相がずれた誘導性負荷において、全波オン時に比べ半分の電力で負荷を動作させる場合を考える。
【0039】
従来のソリッドステートリレー900で位相制御を行なう場合は図8(a)に示すように、電流波形位相の90°付近のタイミングt1、t2、t3およびt4で入力電流を印加し、ソリッドステートリレー900を動作させる。
【0040】
この時、負荷電流LI1はピーク値付近となっているため、突入電流がかなり大きくなってしまいデバイスに悪影響を及ぼすおそれがある。また、オフ時は電源電圧DV1がピーク値付近となっているため、ソリッドステートリレー900が(dv/dt)c特性により、転流失敗を引き起こすおそれがある。
【0041】
図8(b)を参照して、本実施の形態によるソリッドステートリレー100で同様に全波オン時に比べ半分の電力で負荷を動作させる場合を考える。
【0042】
ここで、電流波形位相が0°付近のタイミングt5、t6、t7およびt8で駆動用トライアック103をオンさせるための入力電流I5、I6、IおよびI8を印加し、90°付近のタイミングt9、t10、t11およびt12でノーマリーオンの駆動素子105をオフさせるためトリガTG9、TG10、TG11およびTG12を入れることとする。
【0043】
このように設定すれば、オン制御時の負荷電流LI2の電流位相は0°付近であるため突入電流をおさえることができ、また、オフ制御時は電源電圧DV2の位相が0°付近となっているため、テバイスに急峻な過電圧がかからず、転流失敗を防ぐことができる。
【0044】
このように、任意のタイミングでオフの制御ができるソリッドステートリレー100を考えることにより、安定した負荷動作を得ることが可能となる。
【0045】
図2は、本実施の形態による、ノーマリーオンの駆動素子をMOSFETとしたソリッドステートリレー200の構造を示す。図1を参照して前述した本実施の形態によるソリッドステートリレー100の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素に関する説明は省略する。
【0046】
駆動用トライアック103に直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子105Aは、発光ダイオード101AとノーマリーオンのMOSFET205とを含む。
【0047】
ソリッドステートリレー200をオンさせる時は、受光素子102・駆動用トライアック103側の発光ダイオード101に入力電流を印加して駆動用トライアック103を動作させる。その後、任意のタイミングでオフさせる時は、MOSFET205側の発光ダイオード101Aに入力電流を印加してノーマリーオンのMOSFET205をオフさせる。
【0048】
これにより、オンタイミングだけでなくオフタイミングについても、任意に設定することが可能になる。
【0049】
図3は、本実施の形態による、ノーマリーオンの駆動素子をメカリレーとしたソリッドステートリレー300の構造を示す。図1を参照して前述した本実施の形態によるソリッドステートリレー100の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素に関する説明は省略する。
【0050】
駆動用トライアック103に直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子105Bは、メカリレー305を含む。
【0051】
ソリッドステートリレー300をオンさせる時は、発光ダイオード101に入力電流を印加して駆動用トライアック103を動作させる。その後、任意のタイミングでオフさせる時は、ノーマリーオンのメカリレー305にトリガをかけてオフさせる。
【0052】
これにより、オンタイミングだけでなくオフタイミングについても、任意に設定することが可能になる。
【0053】
図4は、本実施の形態による、MOSFETを制御する発光ダイオード側に温度検出回路を設けたソリッドステートリレー400の構造を示す。図1を参照して前述した本実施の形態によるソリッドステートリレー100の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。これらの構成要素に関する説明は省略する。
【0054】
駆動用トライアック103に直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子105Aは、発光ダイオード101AとノーマリーオンのMOSFET205とを含む。発光ダイオード101Aは、MOSFET205を制御する。
【0055】
ソリッドステートリレー400は、発光ダイオード101Aに接続される温度検出回路406をさらに備える。
【0056】
周囲温度が極端に上昇するなどの異常時に、MOSFET205を制御する発光ダイオード101Aに入力電流が流れるように設定しておけば、ノーマリーオンのMOSFET205がオフし、強制的にソリッドステートリレー400をオフさせることができる。これにより、高温時のソリッドステートリレー400の異常動作を防ぐことができる。
【0057】
図5は、本実施の形態による、発光ダイオードに直列に負の温度係数を持つ抵抗素子を接続したソリッドステートリレー500の構造を示す。
【0058】
駆動用トライアック103に直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子105Aは、発光ダイオード101AとノーマリーオンのMOSFET205とを含む。発光ダイオード101Aは、MOSFET205を制御する。
【0059】
ソリッドステートリレー500は、発光ダイオード101Aに直列に接続される抵抗素子507をさらに備える。抵抗素子507は、負の温度係数を有する。
【0060】
周囲温度が極端に上昇するなどの異常時に、負の温度係数を持つ抵抗素子507の抵抗値が下がり、ノーマリーオンのMOSFET205をオフさせるのに十分な入力電流が流れるようにしておけば、強制的にソリッドステートリレー500をオフさせることができる。これにより、高温時のソリッドステートリレー500の異常動作を防ぐことができる。
【0061】
図6は、本実施の形態による、駆動用トライアック側の発光ダイオードとノーマリーオンの駆動素子側の発光ダイオードを遅延機能を持つICを介して接続したソリッドステートリレー600の構造を示す。
【0062】
駆動用トライアック103に直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子105Aは、発光ダイオード101AとノーマリーオンのMOSFET205とを含む。発光ダイオード101Aは、MOSFET205を制御する。
【0063】
ソリッドステートリレー600は、発光ダイオード101と発光ダイオード101Aとに接続される集積回路608とをさらに備え、集積回路608は、遅延機能を有する。
【0064】
これにより、位相制御を行なう際、集積回路608の遅延時間の幅だけ安定してソリッドステートリレー600をオンさせることができ、機器の設計を容易にすることができる。
【0065】
図7は、本実施の形態による、駆動用トライアックに直列にノーマリーオンの駆動素子を複数個接続したソリッドステートリレー700の構造を示す。
【0066】
ソリッドステートリレー700は、駆動用トライアック103に直列に接続される複数個のノーマリーオンの駆動素子105を備える。
【0067】
たとえば、図7のように、駆動用トライアック103に直列にノーマリーオンの駆動素子105を2個接続することを考える。ここで、1個のノーマリーオンの駆動素子をデバイスのオフ制御用、また、残る1個を異常加熱時のデバイス動作の強制遮断用に設定する。
【0068】
このように考えると、任意のタイミングでオン、オフの制御ができる、しかも、ソリッドステートリレー700が異常加熱した場合に強制的にオフさせることができるデバイスが考えられる。
【0069】
なお、本実施の形態では、2個の駆動素子105を接続する例を挙げて説明したが本発明はこれに限定されない。3個以上の駆動素子105が駆動用トライアック103に接続されてもよい。
【0070】
本実施の形態では、ソリッドステートリレーの例を挙げて説明したが本発明はこれに限定されない。本発明は、フォトサイリスタ、フォトトライアックカプラ等の、駆動素子としてサイリスタまたはトライアックを有する光結合素子に対しても適用され得る。
【0071】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、突入電流の増加や転流失敗を防ぐことができる光結合素子を提供することができる。
【0072】
また本発明によれば、オフタイミングを任意に設定できる光結合素子を提供することができる。
【0073】
さらに本発明によれば、周囲温度が極端に上昇するなどの異常時には、強制的にオフさせることができる光結合素子を提供することができる。
【0074】
即ち、ソリッドステートリレーなどの光結合素子に関し、任意のタイミングでオン時だけでなくオフの制御もできるデバイスを提案することにより、位相制御による負荷動作の際、突入電流の増加や転流失敗を防ぐことができる。また、周囲温度が極端に上昇するなどの異常時にデバイスを強制的にオフさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による、駆動用トライアックに直列にノーマリーオンの駆動素子を接続したソリッドステートリレーの構造図。
【図2】本実施の形態による、ノーマリーオンの駆動素子をMOSFETとしたソリッドステートリレーの構造図。
【図3】本実施の形態による、ノーマリーオンの駆動素子をメカリレーとしたソリッドステートリレーの構造図。
【図4】本実施の形態による、MOSFETを制御する発光ダイオード側に温度検出回路を設けたソリッドステートリレーの構造図。
【図5】本実施の形態による、発光ダイオードに直列に負の温度係数を持つ抵抗素子を接続したソリッドステートリレーの構造図。
【図6】本実施の形態による、駆動用トライアック側の発光ダイオードとノーマリーオンの駆動素子側の発光ダイオードを遅延機能を持つICを介して接続したソリッドステートリレーの構造図。
【図7】本実施の形態による、駆動用トライアックに直列にノーマリーオンの駆動素子を複数個接続したソリッドステートリレーの構造図。
【図8】本実施の形態による、位相制御での負荷動作の際、突入電流の増加や転流失敗を防ぐことができる位相制御波形を示すグラフ。
【図9】従来のソリッドステートリレーの構造図。
【図10】従来のソリッドステートリレーでの位相制御波形を示すグラフ。
【図11】従来のソリッドステートリレーでの位相制御時の突入電流波形を示すグラフ。
【図12】従来のソリッドステートリレーでの転流失敗波形を示すグラフ。
【符号の説明】
100 ソリッドステートリレー
101 発光素子
102 受光素子
103 駆動用トライアック
105 駆動素子

Claims (5)

  1. 駆動用トライアックと、
    前記駆動用トライアックに直列に接続されるノーマリーオンの駆動素子と
    を備え、
    前記駆動素子は、ノーマリーオンのMOSFETと前記MOSFETを制御する発光素子とを含み、
    前記駆動素子は、前記発光素子に接続される温度検出手段をさらに備え、
    前記駆動素子は、前記温度検出手段が異常温度を検出した場合に前記発光素子に入力電流が流れることにより、前記MOSFETがオフされるように構成されており、
    通常のオフ動作時は前記駆動素子をオフさせるタイミングを出力側の電源電圧における0V付近の位相に同期させることとした光結合素子。
  2. 前記光結合素子は、ソリッドステートリレーである、請求項1に記載の光結合素子。
  3. 前記温度検出手段は、負の温度係数を有する抵抗素子を含む、請求項1に記載の光結合素子。
  4. 前記光結合素子は、
    前記駆動用トライアックに対応する更なる発光素子と、
    前記発光素子と前記更なる発光素子とに接続される集積回路と
    をさらに備え、
    前記集積回路は、遅延機能を有する、請求項1に記載の光結合素子。
  5. 前記駆動素子は、複数個である、請求項1に記載の光結合素子。
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