JP3563187B2 - Tire pressure detector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タイヤの共振周波数に基づいてタイヤの空気圧の状態を検知するタイヤ空気圧検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
安価で信頼性の高いタイヤ空気圧検知装置としては、特開平5−133831号公報に記載されているものがある。この開示例は、タイヤの振動周波数成分を含む信号からタイヤの共振周波数を抽出し、この共振周波数の変化から空気圧を検知するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このタイヤの振動周波数成分を含む信号にはタイヤの共振振動や、路面等からの外乱による振動などが存在する。車両が走行する場合、タイヤの共振振動は約40Hz付近に現れ、これを周波数解析(例えばFFT演算)することで共振周波数が求められ、その結果タイヤ空気圧が検知できる。しかし、前記信号には、路面等からの外乱による振動が多く存在し、前記40Hz付近の共振振動の強度と比較すると、路面等からの外乱による振動は無視できない程に大きい。その結果、外乱振動のランダムな信号の影響によって検出精度が低下するという問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題に着目してなされたものであって、その目的とするところは、路面等からの外乱による影響を排除し、タイヤ空気圧を精度良く検知することができるタイヤ空気圧検知装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
車両が走行する場合、タイヤの共振振動は一般に約40Hz付近に現れるが、その共振信号の振動強度は車両毎に所定の車輪速度で最大値を有し、この車輪速度から遠ざかるほど減少傾向を示す。より具体的には、図4に示すように、タイヤを含む振動系の共振振動のパワースペクトル(信号強度)のピーク値は、図中の車輪速度V0で最大値を呈し、同車輪速度V0から遠ざかるほど小さくなる。かかる場合、車輪速度V0から遠ざかり共振振動のパワースペクトルのピーク値が小さくなることは、路面等からの外乱(ノイズ)の影響を受け易いことを意味する。このことから、本発明では、タイヤの共振振動が発生し易い車輪速度帯(例えば、図4のVα〜Vβ)が存在することを見いだし、車輪速度に応じてタイヤの共振振動の信号に対する重み付け量を設定する。
【0006】
つまり、本発明のタイヤ空気圧検知装置では、車両走行時におけるタイヤの振動周波数成分を検出すると共に、タイヤ振動周波数成分の検出結果を用いて前記タイヤの共振周波数を演算する。さらに、前記演算されたタイヤの共振周波数に基づいて前記タイヤの空気圧を検知する。このとき、タイヤを含む振動系の共振振動のパワースペクトルのピーク値が最大値を呈する車輪速度V0を中心として、当該車輪速度に近づくほど大きくなる、重み付け量を設定する(重み付け量設定手段)。前記重み付け量設定手段により設定された重み付け量を用いて、その時のタイヤ振動周波数成分の検出結果に対して重み付け演算を実施する(重み付け演算手段)。さらに、前記重み付け量に応じた平均処理にて共振周波数を演算する(共振周波数演算手段)。
【0007】
上記構成によれば、路面等からの外乱による影響が少ない場合(車輪速度が図4のV0付近にある場合)には重み付け量が大きい値に設定され、同じく路面等からの外乱による影響が多い場合(車輪速度が図4のV0から遠ざかる場合)には重み付け量が小さい値に設定される。その結果、外乱等のノイズの影響が排除でき、タイヤ空気圧を精度良く検知することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
【0009】
図1は本実施の形態におけるタイヤ空気圧検知装置の全体構成を示す概略図である。本図に示すように、車両のタイヤ1a,1b,1c,1dの回転軸(図示せず)には、各々のタイヤ1a〜1dに対応する車輪速度センサ2a,2b,2c,2dが設けられており、同センサ2a〜2dはタイヤ1a〜1dの振動周波数成分を含む信号を出力する。より具体的には、各車輪速度センサ2a〜2dは、歯車3a,3b,3c,3d及びピックアップコイル4a,4b,4c,4dにて構成されている。歯車3a〜3dは、各タイヤ1a〜1dの回転軸に同軸に取り付けられており、円盤状の磁性体より成る。ピックアップコイル4a〜4dは、歯車3a〜3d、即ちタイヤ1a〜1dの回転速度に応じた周期を有する交流信号を出力する。
【0010】
車輪速度センサ2a〜2dから出力される交流信号は、波形整形回路、CPU,ROM,RAM等によりなる公知の電子制御装置(以下、ECUという)5に入力され、波形整形を含む所定の信号処理が行われる。この信号処理結果は、表示部6に入力され、表示部6は、各タイヤ1a〜1dの空気圧の状態を運転者に報知する。この表示部6は各タイヤ1a〜1dの空気圧の状態を独立に表示してもよいし、1つの警告ランプを設けて、いずれか1つのタイヤの空気圧が基準値以下になった時に点灯させて、それを警告するようにしてもよい。なお、本実施の形態では、車輪速度センサ2a〜2dが車両走行時におけるタイヤの振動周波数成分を検出する手段として構成されている。また、ECU5により重み付け量設定手段、重み付け演算手段、共振周波数演算手段、重み付け量加算手段及び共振周波数平均値演算手段が構成されている。
【0011】
図2は、ECU5の構成を作用毎に示す機能ブロック図であり、その概要を略述する。図2において、車輪速演算部11は車輪速度センサ2a〜2d(ピックアップコイル3a〜3d)から出力された交流信号を波形整形してパルス信号とすると共に、そのパルス間隔及びタイヤ径から車輪速度V〔km/h〕を演算する。なお、車輪速度Vは、車両走行方向に対するタイヤの進む速度であって、車体速度(車速)に一致する。
【0012】
また、周波数解析部12は、車輪速演算部11により演算された車輪速度Vに対して周波数解析(例えばFFT演算)を行って各周波数毎の信号強度を演算する。また、40Hz付近に現れるタイヤの共振周波数を算出する。重み付け量設定部13は、複数の重み付け量を予め有しており、車輪速度Vに応じて重み付け量を選択的に設定する。空気圧検知部14は、前記周波数解析部12により得られたタイヤの共振周波数(或いは、ばね定数)、及び前記重み付け量設定部13により設定された重み付け量に基づいてタイヤの空気圧を検知する。
【0013】
次に、上記の如く構成されるタイヤ空気圧検知装置の作用について、ECU5の処理動作を中心に詳しく説明する。図3はECU5により実行されるタイヤ空気圧判定ルーチンを示すフローチャートである。なお、ECU5は各タイヤ1a〜1dに対して同様の処理を行うため、ここではタイヤ1aに対する処理のみを示す。
【0014】
さて、図3のルーチンがスタートすると、ステップ101では、車輪速度センサ2aの検出信号に応じたパルス信号に対し、そのパルス間隔(回転角)をその所要時間で除算すると共にタイヤ径を乗算することにより車輪速度V〔km/h〕を演算する。ステップ102では、演算された車輪速度Vに対して周波数解析(FFT演算)を行って各周波数毎の信号強度を求める。ステップ103では、40Hz付近に現れるタイヤの共振振動を検出対象とすべく周波数範囲をf1〜f2とし、同f1〜f2の範囲内にて共振周波数Fkを求める。
【0015】
一方、一般にタイヤの共振振動は以下の特徴を有することが、本発明者の実験結果から確認された。即ち、図5に示すように、タイヤの共振振動は主として約40Hz付近に現れる。また、車輪速度Vの信号強度は図4のように、所定の車輪速度V0(本実施の形態では、50km/h)でピークとなり、V0以下又はV0以上の車輪速度においては減少傾向を示す。このことから、タイヤの共振振動は車輪速度と相関関係があり、共振振動の発生し易い車輪速度帯(Vα〜Vβ)が存在することを見い出した。
【0016】
言い加えれば、タイヤの振動周波数成分を含む信号には、路面等からの外乱による振動成分(ノイズ)も含まれる。このとき、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあれば、共振振動による車輪速度Vの信号強度は充分大きいため、路面等からの外乱による振動成分の影響を受けにくい。これに対して、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯から外れる場合には、共振振動による車輪速度Vの信号強度は小さくなるため、路面等からの外乱による振動成分の影響を大きく受けることになる。この時、得られる共振周波数Fkには路面などからの外乱振動によるランダムな信号の影響が大きく反映してしまい、そのため、安定したタイヤの共振振動による周波数が得られにくくなる。
【0017】
そこで、本実施の形態では、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあるか否かに応じて、共振周波数Fkに対して2種類の重み付け処理を行うこととした。つまり、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあれば、比較的大きな重み付け量Jαを設定し、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯になければ、比較的小さな重み付け量Jβを設定することとした(即ち、Jα>Jβ)。
【0018】
図3の処理で示せば、ステップ104では、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあるか否かを判別し、以下のステップ105〜108ではステップ104の判別結果に応じた重み付け演算を実施する。即ち、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあれば、ステップ104を肯定判別し、ステップ105で重み付け量を「Jα」とする。また、続くステップ106では、重み付け量Jαに基づいて前記ステップ103で抽出された共振周波数Fkに対して重み付け処理Fkn=Fk・Jαを行う。
【0019】
車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯になければ、ステップ104を否定判別し、ステップ107で重み付け量を「Jβ」とする(Jβ<Jα)。また、続くステップ108では、設定された重み付け量Jβに基づいて前記ステップ103で抽出された共振周波数Fkに対して重み付け処理Fkn=Fk・Jβを行う。このように、重み付け量は車輪速度が変わる度に設定変更される。
【0020】
重み付け演算の実施後において、ステップ109では、これまでに抽出された複数の共振周波数(Fk1〜Fkn)毎に設定した重み付け量(J1〜Jn)を全て加算し、それまでの総重み付け量Jtを算出する(Jt=J1+J2+J3+・・・+Jn)。また、ステップ110では、総重み付け量Jtが予め設定しておいた判定量Jrefよりも大きくなったか否かを判別し、総重み付け量Jtが判定量Jref以下であればステップ101に戻り前述のステップ101〜109を再度実行する。
【0021】
総重み付け量Jtが判定量Jrefよりも大きくなると、ステップ111に進み、重み付け処理後の共振周波数Fk1〜Fknを平均化処理することにより、所定回数における共振周波数の平均値Fkaveを算出する{Fkave=(Fk1+Fk2+Fk3+・・・+Fkn)/Jt}。
【0022】
その後、ステップ112では、図6に示す共振周波数と空気圧の関係から、前記ステップ111で検出した共振周波数Fkaveを基に空気圧Pを演算する。また、ステップ113では、求められた空気圧Pが予め設定された許容下限値Pd以下であるか否かを判別し、空気圧Pが許容下限値Pd以下であればステップ114に進み、表示部6より運転者に警報表示を行わせる。
【0023】
以上詳述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(a)路面等からの外乱による影響が少ない場合(車輪速度が図4のV0付近にある場合)には重み付け量を比較的大きい値「Jα」に設定し、同じく路面等からの外乱による影響が多い場合(車輪速度が図4のV0から遠ざかる場合)には重み付け量を比較的小さい値「Jβ」に設定するようにした。そして、前記重み付け量をその時の共振周波数に乗算して重み付け演算を行うようにした。その結果、外乱等のノイズの影響が排除でき、タイヤ空気圧を精度良く検知することが可能となる。
【0024】
(b)本実施の形態では、タイヤを含む振動系の共振振動のパワースペクトルのピーク値が最大値を呈する車輪速度V0を中心として複数の車輪速度帯(Vα〜Vβ)を設けると共に、同車輪速度帯とそれ以外とで2種類の重み付け量を用意し、その時の車輪速度に応じた重み付け量を選定するようにした。かかる場合、車輪速度が前記車輪速度帯(Vα〜Vβ)にあるか否かに応じて重み付け量を変更することにより、高精度なタイヤ空気圧検知をより簡易的な手法にて実現できる。
【0025】
(c)さらに、本実施の形態では、重み付け量を逐次加算し、その総和を用いてタイヤの共振周波数の平均値を演算した。そして、共振周波数の平均値からタイヤの空気圧を演算するようにした。この場合、重み付け演算を行わない場合に比べて、タイヤ空気圧の演算精度が高められる。
【0026】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。但し、本実施の形態の構成において、上述した第1の実施の形態と同等であるものについてはその説明を省略する。そして、以下には第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0027】
上記第1の実施の形態では、抽出された共振周波数に対して重み付け処理を行っていたが、本第2の実施の形態では、周波数解析により得られる周波数特性の波形に対して重み付け処理を実施する。以下、本実施の形態におけるタイヤ空気圧判定処理を図7のフローチャートに従って説明する。
【0028】
さて、図7のルーチンがスタートすると、ステップ201では車輪速度V〔km/h〕を演算し、続くステップ202では、演算された車輪速度Vに対して周波数解析(FFT演算)を行って各周波数毎の信号強度を求める。ステップ203では、f1〜f2の周波数範囲内にて共振周波数を抽出する以前の周波数特性波形Wkを求める。
【0029】
その後、ステップ204では、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあるか否かを判別し、以下のステップ205〜208ではステップ204の判別結果に応じた重み付け演算を実施する。即ち、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にあれば、ステップ204を肯定判別し、ステップ205で重み付け量を「Jα」とする。また、続くステップ206では、重み付け量Jαに基づいて前記ステップ203で抽出された周波数特性波形Wkに対して重み付け処理Wkn=Wk・Jαを行う。車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯になければ、ステップ204を否定判別し、ステップ207で重み付け量を「Jβ」とする(但し、Jβ<Jα)。また、続くステップ208では、設定された重み付け量Jβに基づいて前記ステップ203で抽出された周波数特性波形Wkに対して重み付け処理Wkn=Wk・Jβを行う。
【0030】
重み付け演算後において、ステップ209では、これまでに抽出された複数の周波数特性波形(Wk1〜Wkn)毎に設定した重み付け量(J1〜Jn)を全て加算し、それまでの総重み付け量Jtを算出する(Jt=J1+J2+J3+・・・+Jn)。また、ステップ210では、総重み付け量Jtが予め設定しておいた判定量Jrefよりも大きくなったか否かを判別し、総重み付け量Jtが判定量Jref以下であればステップ201に戻り前述のステップ201〜209を再度実行する。
【0031】
総重み付け量Jtが判定量Jrefよりも大きくなると、ステップ211に進み、重み付け処理後の周波数特性波形Wk1〜Wknを平均処理することにより、所定回数における平均周波数特性波形Wkaveを算出する{Wkave=(Wk1+Wk2+Wk3+・・・+Wkn)/Jt}。なお、前記ステップ206,208の重み付け処理、及びステップ211の平均周波数特性波形の算出処理に関する処理内容は図8に示す通りである。
【0032】
その後、ステップ212では、平均周波数特性波形Wkaveから平均共振周波数Fkaveを抽出し、続くステップ213では、図6に示す関係から平均共振周波数Fkaveを基に空気圧Pを演算する。また、ステップ214では、空気圧Pが予め設定された許容下限値Pd以下であるか否かを判別し、空気圧Pが許容下限値Pd以下であればステップ215に進み、表示部6より運転者に警報表示を行わせる。
【0033】
以上第2の実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様の作用・効果を得ることができ、結果として路面等からの外乱による影響を排除し、タイヤ空気圧を精度良く検知することができる。
【0034】
(第3の実施の形態)
以下、第3の実施の形態について、前述の第1,第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。上記第1,第2の実施の形態では、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にある場合には重み付け量を「Jα」、車輪速度VがVα〜Vβの車輪速度帯にない場合には重み付け量を「Jβ」とし、2種類の重み付け量を設定していたが、本第3の実施の形態では、その時々の車輪速度毎に応じてその度に異なる重み付け量を設定する。以下、図9に示すフローチャートを用いて本実施の形態の空気圧判定処理を説明する。
【0035】
要するに、図9のルーチンは、第1の実施の形態における図3のステップ104〜108をステップ301,302に置き換えたことが相違する。即ち、図9のステップ301では、図10に示す車輪速度と重み付け量の関係を用いて、その時の車輪速度Vに対応した重み付け量Jを設定する。ここで、図10では、タイヤを含む振動系の共振振動のパワースペクトルが最大値を呈する車輪速度V0を中心として、当該車輪速度V0にて最大の重み付け量(J=1)が設定されている。また、車輪速度V0から遠ざかるほど、重み付け量が小さくなるように設定されている。
【0036】
そして、続くステップ302では、ステップ103で抽出された共振周波数Fkに対して重み付け処理Fkn=Fk・Jを行う。他の処理は既述したため省略する。
【0037】
本第3の実施の形態においても、前記第1,第2の実施の形態と同様に、路面等からの外乱による影響を排除し、タイヤ空気圧を精度良く検知することができる。特に、本実施の形態では、重み付け量が精密に求められ、タイヤ空気圧の検知精度をより高めることが可能となる。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態の他に次の様態にて具体化できる。
(1)上記第1,第2の実施の形態では、車輪速度に応じて2種類の重み付け量を設定したが、これを変更してもよい。例えば前記図4のVα〜Vβの車輪速度帯において、それよりも幅の狭い車輪速度V0を中心とするVγ1〜Vγ2の車輪速度帯を設ける(図11参照)。そして、各々の車輪速度帯に応じて3種類の重み付け量を設定する。つまり、車輪速度VがVγ1〜Vγ2の車輪速度帯にある場合は、最も大きい重み付け量Jα’を与え、車輪速度VがVα〜Vγ1又はVγ2〜Vβの車輪速度帯にある場合は、中間の重み付け量Jβ’を与え、車輪速度VがVα以下又はVβ以上の車輪速度帯にある場合は、最も小さい重み付け量Jγ’を与える(即ち、Jα’>Jβ’>Jγ’)。かかる場合、より細かく重み付け量を設定することで、共振周波数の検出精度が向上する。他に4種類以上の車輪速度帯を設け、各々に異なる重み付け量を設定するようにしてもよい。
【0039】
(2)上記各実施の形態では、車輪速度センサ2a〜2dの検出結果から車輪速度(=車体速度〔km/h〕)を求め、同車輪速度に応じて重み付け量を設定するようにしたが、これを変更してもよい。例えば、タイヤ1a〜1dの回転速度〔deg/単位時間〕を求め、同回転速度に応じて重み付け量を設定するようにしてもよい。かかる場合、前記図4の横軸がタイヤの回転速度となり、共振振動のパワースペクトルのピーク値が最大値となる回転速度を基準に重み付け量が設定される。
【0040】
(3)上記各実施の形態では、重み付け量の値を特に指定しなかったが、例えば「Jα=1.0、Jβ=0」のように重み付け量を設定すれば、ノイズ成分の少ないデータ、即ち車輪速度帯Vα〜Vβの共振周波数データのみを用いて平均共振周波数Fkaveを算出することができる。
【0041】
(4)本発明におけるパワースペクトルとは、振動周波数成分の信号強度を示すためのものであって、それと同意に用いられる他の信号強度(エネルギスペクトルやインテンシティスペクラル等)を用いても上記実施の形態と同等の作用・効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるタイヤ空気圧検知装置の概要を示す構成図。
【図2】ECUの構成を作用毎に示す機能ブロック図。
【図3】第1の実施の形態におけるタイヤ空気圧判定ルーチンを示すフローチャート。
【図4】共振振動のパワースペクトルピークを車輪速度に対応させて示す線図。
【図5】車輪速度のパワースペクトルと周波数との関係を示す波形図。
【図6】共振周波数とタイヤ空気圧との関係を示す線図。
【図7】第2の実施の形態におけるタイヤ空気圧判定ルーチンを示すフローチャート。
【図8】周波数特性波形の重み付け処理を説明するための波形図。
【図9】第3の実施の形態におけるタイヤ空気圧判定ルーチンを示すフローチャート。
【図10】第3の実施の形態における重み付け量と車輪速度との関係を示す線図。
【図11】共振振動のパワースペクトルピークを車輪速度に対応させて示す線図。
【符号の説明】
1a〜1d…タイヤ、2a〜2d…車輪速度センサ、5…重み付け量設定手段,重み付け演算手段,共振周波数演算手段,重み付け量加算手段,共振周波数平均値演算手段としてのECU。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tire pressure detecting device that detects a state of a tire pressure based on a resonance frequency of the tire.
[0002]
[Prior art]
An inexpensive and highly reliable tire pressure detecting device is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-133831. In the disclosed example, a tire resonance frequency is extracted from a signal including a tire vibration frequency component, and air pressure is detected from a change in the resonance frequency.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The signal containing the vibration frequency component of the tire includes resonance vibration of the tire and vibration due to disturbance from a road surface or the like. When the vehicle travels, the resonance vibration of the tire appears at about 40 Hz, and the resonance frequency is obtained by performing frequency analysis (for example, FFT operation) on the resonance vibration. As a result, the tire pressure can be detected. However, the signal contains a large amount of vibration due to disturbance from the road surface or the like, and the vibration due to disturbance from the road surface or the like is so large that it cannot be ignored compared to the intensity of the resonance vibration at around 40 Hz. As a result, there is a problem that the detection accuracy is reduced due to the influence of random signals of disturbance vibration.
[0004]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to eliminate the influence of disturbance from a road surface or the like and to provide a tire pressure detection device capable of accurately detecting tire pressure. To provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
When a vehicle is running, the resonance vibration of the tire generally appears around 40 Hz, but the vibration intensity of the resonance signal has a maximum value at a predetermined wheel speed for each vehicle, and shows a decreasing tendency as the distance from the wheel speed increases. . More specifically, as shown in FIG. 4, the peak value of the power spectrum (signal intensity) of the resonance vibration of the vibration system including the tire exhibits a maximum value at the wheel speed V0 in the figure, The further away, the smaller. In such a case, a decrease in the peak value of the power spectrum of the resonance vibration away from the wheel speed V0 means that the vehicle is easily affected by disturbance (noise) from a road surface or the like. From this, the present invention finds that there is a wheel speed band (for example, Vα to Vβ in FIG. 4) in which resonance vibration of the tire is likely to occur, and weights the signal of the resonance vibration of the tire according to the wheel speed. Set.
[0006]
That is, the tire pressure detection device of the present invention detects the vibration frequency component of the tire when the vehicle is running, and calculates the resonance frequency of the tire using the detection result of the tire vibration frequency component. Further, the tire pressure is detected based on the calculated tire resonance frequency. At this time, a weighting amount is set such that the peak value of the power spectrum of the resonance vibration of the vibration system including the tire has a maximum value, and the weighting amount increases as the wheel speed approaches the wheel speed V0 (weighting amount setting means). Using the weighting amount set by the weighting amount setting means, a weighting calculation is performed on the detection result of the tire vibration frequency component at that time (weighting calculation means). Further, a resonance frequency is calculated by an averaging process according to the weighting amount (resonance frequency calculation means).
[0007]
According to the above configuration, when the influence of disturbance from the road surface or the like is small (when the wheel speed is near V0 in FIG. 4), the weighting amount is set to a large value, and similarly, the influence of disturbance from the road surface or the like is large. In this case (when the wheel speed moves away from V0 in FIG. 4), the weighting amount is set to a small value. As a result, the influence of noise such as disturbance can be eliminated, and the tire pressure can be accurately detected.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(First Embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0009]
FIG. 1 is a schematic diagram showing the overall configuration of the tire pressure detecting device according to the present embodiment. As shown in the figure,
[0010]
AC signals output from the
[0011]
FIG. 2 is a functional block diagram showing the configuration of the
[0012]
Further, the
[0013]
Next, the operation of the tire pressure detecting device configured as described above will be described in detail focusing on the processing operation of the
[0014]
When the routine shown in FIG. 3 starts, in
[0015]
On the other hand, it was confirmed from the experimental results of the present inventors that the resonance vibration of the tire generally has the following characteristics. That is, as shown in FIG. 5, the resonance vibration of the tire mainly appears at about 40 Hz. Further, as shown in FIG. 4, the signal intensity of the wheel speed V peaks at a predetermined wheel speed V0 (50 km / h in the present embodiment) and shows a decreasing tendency at a wheel speed equal to or lower than V0 or equal to or higher than V0. From this, it has been found that the resonance vibration of the tire has a correlation with the wheel speed, and there is a wheel speed band (Vα to Vβ) where resonance vibration is easily generated.
[0016]
In addition, the signal including the vibration frequency component of the tire also includes a vibration component (noise) due to disturbance from a road surface or the like. At this time, if the wheel speed V is in the wheel speed range of Vα to Vβ, the signal intensity of the wheel speed V due to the resonance vibration is sufficiently large, so that it is hardly affected by a vibration component due to disturbance from a road surface or the like. On the other hand, when the wheel speed V deviates from the wheel speed range of Vα to Vβ, the signal intensity of the wheel speed V due to the resonance vibration becomes small, so that it is greatly affected by the vibration component due to disturbance from the road surface or the like. become. At this time, the obtained resonance frequency Fk largely reflects the influence of a random signal due to disturbance vibration from a road surface or the like. Therefore, it is difficult to obtain a stable frequency due to resonance vibration of the tire.
[0017]
Therefore, in the present embodiment, two types of weighting processing are performed on the resonance frequency Fk depending on whether the wheel speed V is in the wheel speed range of Vα to Vβ. That is, if the wheel speed V is in the wheel speed band of Vα to Vβ, a relatively large weighting amount Jα is set. If the wheel speed V is not in the wheel speed band of Vα to Vβ, a relatively small weighting amount Jβ is set. (That is, Jα> Jβ).
[0018]
In the process of FIG. 3, in
[0019]
If the wheel speed V is not in the wheel speed range of Vα to Vβ, a negative determination is made in
[0020]
After the weighting calculation is performed, in
[0021]
If the total weight Jt is larger than the determination amount Jref, the process proceeds to step 111, where the resonance frequencies Fk1 to Fkn after the weighting process are averaged to calculate an average value Fkave of the resonance frequencies at a predetermined number of times. (Fk1 + Fk2 + Fk3 +... + Fkn) / Jt}.
[0022]
Thereafter, in
[0023]
According to the embodiment described in detail above, the following effects can be obtained.
(A) When the influence of disturbance from the road surface or the like is small (when the wheel speed is near V0 in FIG. 4), the weighting amount is set to a relatively large value “Jα”, and the influence of the disturbance from the road surface or the like is also used. When there is a large amount (when the wheel speed moves away from V0 in FIG. 4), the weighting amount is set to a relatively small value “Jβ”. Then, a weighting operation is performed by multiplying the resonance frequency at that time by the weighting amount. As a result, the influence of noise such as disturbance can be eliminated, and the tire pressure can be accurately detected.
[0024]
(B) In the present embodiment, a plurality of wheel speed bands (Vα to Vβ) are provided around the wheel speed V0 at which the peak value of the power spectrum of the resonance vibration of the vibration system including the tire exhibits the maximum value. Two kinds of weights are prepared for the speed zone and the other, and the weights according to the wheel speed at that time are selected. In such a case, by changing the weighting amount according to whether or not the wheel speed is in the wheel speed band (Vα to Vβ), highly accurate tire pressure detection can be realized by a simpler method.
[0025]
(C) Further, in the present embodiment, the weighting amounts are sequentially added, and the average value of the tire resonance frequencies is calculated using the sum. Then, the tire pressure is calculated from the average value of the resonance frequencies. In this case, the calculation accuracy of the tire air pressure is improved as compared with the case where the weighting calculation is not performed.
[0026]
(Second embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. However, in the configuration of the present embodiment, the description of the same components as those of the above-described first embodiment will be omitted. The following description focuses on the differences from the first embodiment.
[0027]
In the first embodiment, the weighting process is performed on the extracted resonance frequency. In the second embodiment, the weighting process is performed on the frequency characteristic waveform obtained by the frequency analysis. I do. Hereinafter, the tire pressure determination process in the present embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0028]
When the routine shown in FIG. 7 starts, a wheel speed V [km / h] is calculated in
[0029]
Thereafter, in
[0030]
After the weighting calculation, in
[0031]
When the total weighting amount Jt is larger than the determination amount Jref, the process proceeds to step 211, where the frequency characteristic waveforms Wk1 to Wkn after the weighting processing are averaged to calculate an average frequency characteristic waveform Wkave for a predetermined number of times {Wkave = ( Wk1 + Wk2 + Wk3 +... + Wkn) / Jt}. The contents of the weighting processing in
[0032]
Then, in
[0033]
As described above, also in the second embodiment, the same operation and effect as those in the first embodiment can be obtained, and as a result, the influence of disturbance from the road surface or the like can be eliminated, and the tire pressure can be accurately detected. Can be.
[0034]
(Third embodiment)
Hereinafter, the third embodiment will be described focusing on differences from the above-described first and second embodiments. In the first and second embodiments, when the wheel speed V is in the wheel speed band of Vα to Vβ, the weighting amount is “Jα”, and when the wheel speed V is not in the wheel speed band of Vα to Vβ, Sets the weighting amount to “Jβ” and sets two types of weighting amounts. In the third embodiment, different weighting amounts are set each time according to each wheel speed. Hereinafter, the air pressure determination process of the present embodiment will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0035]
In short, the routine shown in FIG. 9 is different from the first embodiment in that steps 104 to 108 in FIG. That is, in
[0036]
Then, in the
[0037]
Also in the third embodiment, similarly to the first and second embodiments, it is possible to exclude the influence of disturbance from the road surface or the like and accurately detect the tire air pressure. In particular, in the present embodiment, the weighting amount is precisely obtained, and the detection accuracy of the tire air pressure can be further improved.
[0038]
The present invention can be embodied in the following modes in addition to the above embodiment.
(1) In the first and second embodiments, two types of weights are set according to the wheel speeds, but these may be changed. For example, in the wheel speed range of Vα to Vβ in FIG. 4, a wheel speed band of Vγ1 to Vγ2 centered on a wheel speed V0 having a smaller width is provided (see FIG. 11). Then, three types of weights are set according to the respective wheel speed bands. That is, when the wheel speed V is in the wheel speed band of Vγ1 to Vγ2, the largest weighting amount Jα ′ is given, and when the wheel speed V is in the wheel speed band of Vα to Vγ1 or Vγ2 to Vβ, the intermediate weighting is applied. When the wheel speed V is in the wheel speed range equal to or lower than Vα or equal to or higher than Vβ, the smallest weight Jγ ′ is provided (that is, Jα ′> Jβ ′> Jγ ′). In such a case, by setting the weight more finely, the detection accuracy of the resonance frequency is improved. In addition, four or more types of wheel speed zones may be provided, and different weights may be set for each.
[0039]
(2) In the above embodiments, the wheel speed (= vehicle speed [km / h]) is obtained from the detection results of the
[0040]
(3) In the above embodiments, the value of the weighting amount is not particularly specified. However, if the weighting amount is set as, for example, “Jα = 1.0, Jβ = 0”, data having a small noise component can be obtained. That is, the average resonance frequency Fkave can be calculated using only the resonance frequency data of the wheel speed bands Vα to Vβ.
[0041]
(4) The power spectrum in the present invention is for indicating the signal strength of the vibration frequency component, and the above-mentioned power spectrum is used even when another signal strength (energy spectrum, intensity spectrum, etc.) used in agreement with the power spectrum is used. The same operation and effect as in the embodiment can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram illustrating an outline of a tire pressure detection device according to an embodiment of the invention.
FIG. 2 is a functional block diagram showing a configuration of an ECU for each operation.
FIG. 3 is a flowchart illustrating a tire air pressure determination routine according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a power spectrum peak of resonance vibration corresponding to a wheel speed.
FIG. 5 is a waveform diagram showing a relationship between a power spectrum of a wheel speed and a frequency.
FIG. 6 is a diagram showing a relationship between a resonance frequency and a tire pressure.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a tire air pressure determination routine according to the second embodiment.
FIG. 8 is a waveform chart for explaining weighting processing of a frequency characteristic waveform.
FIG. 9 is a flowchart illustrating a tire pressure determination routine according to a third embodiment.
FIG. 10 is a diagram illustrating a relationship between weighting amounts and wheel speeds according to a third embodiment.
FIG. 11 is a diagram showing a power spectrum peak of resonance vibration corresponding to a wheel speed.
[Explanation of symbols]
1a to 1d: tires, 2a to 2d: wheel speed sensors, 5: weighting amount setting means, weighting calculation means, resonance frequency calculation means, weighting amount addition means, ECU as resonance frequency average value calculation means.
Claims (3)
タイヤを含む振動系の共振振動のパワースペクトルのピーク値が最大値を呈する車輪速度を中心として、当該車輪速度に近づくほど大きくなる、重み付け量を設定する重み付け量設定手段と、
前記重み付け量設定手段により設定された重み付け量を用いて、その時のタイヤ振動周波数成分の検出結果に対して重み付け演算を実施する重み付け演算手段と、
前記重み付け量に応じた平均処理にて共振周波数を演算する共振周波数演算手段と
を備えることを特徴とするタイヤ空気圧検知装置。While detecting the vibration frequency component of the tire when the vehicle is traveling, the resonance frequency of the tire is calculated using the detection result of the tire vibration frequency component, and further, the air pressure of the tire is calculated based on the calculated resonance frequency of the tire. A tire pressure detection device for detecting
Weighting amount setting means for setting a weighting amount, which increases as the wheel speed approaches the wheel speed where the peak value of the power spectrum of the resonance vibration of the vibration system including the tire exhibits the maximum value, and approaches the wheel speed.
Using a weighting amount set by the weighting amount setting means, weighting calculating means for performing a weighting calculation on the detection result of the tire vibration frequency component at that time,
A tire frequency detecting device comprising: a resonance frequency calculating means for calculating a resonance frequency by an averaging process according to the weighting amount.
前記重み付け量の加算結果が所定値に達した際、その加算結果を用いて前記タイヤの共振周波数の平均値を演算する共振周波数平均値演算手段と
を備える請求項1又は2にタイヤ空気圧検知装置。Weighting amount adding means for sequentially adding the weighting amount,
The tire pressure detecting device according to claim 1 or 2, further comprising: resonance frequency average value calculating means for calculating an average value of the resonance frequency of the tire using the addition result when the result of adding the weight amount reaches a predetermined value. .
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