JP3561973B2 - Electronic musical instrument - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、磁気ディスクやメモリカード等の外部記憶媒体に記憶されている楽音情報に基づき演奏を行う電子楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気ディスクやメモリカード等の外部記憶媒体に音色を制御する音色情報(ボイスデータ)や、メロディ、伴奏、リズム等の演奏を制御する演奏情報(ソングデータ)を記憶させておき、演奏させたい曲に応じた音色情報や演奏情報を電子楽器の内部記憶手段にロードして演奏を行うようにした電子楽器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子楽器においては、外部記憶媒体に記憶されている楽音情報を用いて演奏を行う場合、まず、ディスク等の外部記憶媒体を電子楽器に装着し、パネルスイッチを操作して転送(ロード)指示を行うことにより、外部記憶媒体に記憶されている楽音情報を選択的に電子楽器の内部記憶手段に転送(ロード)して書き込み、さらに、パネルスイッチを操作して内部記憶手段に書き込まれた楽音情報に基づいて楽音の生成を指示するといった複数の操作を行うことにより、自動演奏を行う必要があるという問題点があった。
特に、ステージ等で外部記憶媒体として複数枚のディスクを準備した場合などは、各ディスク毎にどの楽音情報を読み出すか注意を払う必要があり、ユーザに大きな負担となっていた。
【0004】
そこで、本発明は煩雑な複数の操作を行うことなく外部記憶媒体を電子楽器に装着するだけで、外部記憶媒体に記憶されている所定の楽音情報を電子楽器の内部記憶手段に自動的にロードすることのできる電子楽器を提供することを目的としている。
さらに、本発明は外部記憶媒体を電子楽器に装着するだけで、外部記憶媒体から電子楽器の内部記憶手段にロードされた楽音情報に基づいて自動演奏を自動的に実行することのできる電子楽器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の電子楽器は、演奏情報と音色情報からなる楽音情報を複数記憶している記憶媒体を装着可能な装着手段と、楽音情報が書き込まれる記憶手段と、前記記憶媒体に記憶されている楽音情報を選択的に読み出し前記記憶手段に書き込む転送モードとして、演奏情報のみを転送する転送モードと演奏情報と音色情報とを転送する転送モードとを少なくとも有する転送手段と、前記記憶手段に書き込まれた前記楽音情報に基づいて楽音を生成する楽音生成手段と、前記記憶媒体が前記装着手段に装着された時の動作を指示する制御データを発生する制御手段とを備え、前記転送手段は、前記記憶媒体が前記装着手段に装着されたことが検出された時に、前記制御手段より発生される前記制御データにより指示された転送モードに応じて自動的に前記記憶媒体から楽音情報を構成している演奏情報および音色情報選択的に読出し、前記記憶手段に書き込むようにようにしたものである。
【0006】
また前記電子楽器において、前記記憶媒体として複数の記憶媒体が用意され、前記制御手段において各記憶媒体ごとに異なる制御データが発生されるようにしてもよく、前記制御データに自動演奏を自動的に開始するか否かを指示するデータが含まれており、該データに従って、前記記憶媒体から読み出された楽音情報の前記記憶手段への書き込みに続いて、書き込まれた前記楽音情報内の演奏情報に基づいて前記楽音生成手段が楽音を生成し、自動演奏を開始するようにしてもよいものである。
【0007】
【作用】
本発明によれば、外部記憶媒体の電子楽器への装着時に自動的にディスク等の外部記憶媒体から電子楽器の内部記憶手段に楽音情報をロードするようにしたので、煩雑な操作を行うことなく必要な楽音情報を電子楽器の内部記憶手段に記憶することができる。
また、外部記憶媒体の電子楽器への装着時に自動的にディスク等の外部記憶媒体から電子楽器の内部メモリに楽音情報をロードした後、ロードした楽音情報に基づいて自動演奏を行うようにしたので、煩雑な複数の操作を行うことなくディスク等の外部記憶媒体を電子楽器へ装着するだけで、自動的に自動演奏を実行することができる。
【0008】
【実施例】
本発明の実施例の電子楽器の構成を示すブロック図を図1に示す。
この図において、1はプログラムを実行してパネルスイッチ処理、音色の設定、楽音信号の発生等を制御するマイクロコンピュータ(CPU)、2はCPU1が実行するプログラムを記憶した制御プログラムエリアと、プリセットボイスエリア等からなるROM(Read Only Memory)、3はソングデータとボイスデータとからなる演奏データを複数曲記憶するエリア等からなる第1内部メモリ(RAM1:Ramom Access Memory )、4はプログラムの実行に利用されるワークエリアと、セットアップデータエリア、ユーザの設定した音色を記憶するボイスエリア等からなる第2内部メモリ(RAM2)、5は第2内部メモリ4(RAM2)をバックアップするバックアップ電源、6は楽音情報を記憶している外部ディスク7をドライブするディスクドライブ(DD)である。
【0009】
さらに、8は各種情報が表示される液晶等からなる表示部8−1と、表示画面やモード等を選択するスイッチ部8−2からなるパネル部、9は演奏操作子であるキーボード、10は楽音波形信号を発生する音源、音源から発生された楽音波形信号の倍音比率を所望の特性で変更するフィルタ部、楽音波形信号の振幅エンベロープを所望の特性に変更するエンベロープ制御部、楽音波形信号にリバーブ,トレモロなどの効果を付与する効果付与部と、各楽音波形信号の混合率およびトータル音量を変更制御する音量レベル制御部等からなる楽音生成部(TG)、11は楽音生成部10により生成された楽音信号をアナログ信号に変換すると共に、増幅して放音するサウンドシステム(SS)、12は前記した各部を相互接続するアドレス・データバスである。
【0010】
このように構成された電子楽器において、バックアップ電源5によりバックアップされている第2内部メモリ4(RAM2)に記憶されているセットアップデータ中のオートロードフラグが「オン」とされている場合には、電子楽器に楽音情報の記憶されている外部ディスク7を電子楽器に装着すると、CPU1がDD6を制御して外部ディスク7よりオートロードデータを読み込み、オートロードデータにより指定された楽音情報を外部ディスク7から読出すようにする。読出された楽音情報は、CPU1の制御の下で第1内部メモリ3(RAM1)に自動的に記憶される。
また、オートロードデータにより電子楽器のモードが自動演奏モードと指定されている場合は、第1内部メモリ3(RAM1)に自動的にロードされた楽音情報の中の演奏データに基づいて、楽音生成部(TG)10が楽音信号を発生し、サウンドシステム11から再生楽音が自動的に発音される。
なお、オートロードフラグは、パネル部8の表示部8−1の表示画面を見ながらスイッチ部8−2を操作してユーザが任意に設定することができる。
【0011】
次に、ROM2、第1内部メモリ3(RAM1)、第2内部メモリ4(RAM2)のそれぞれのメモリマップを図2に示す。
図2(a)はROM2のメモリマップであり、CPU1の制御プログラムエリアと、プリセットボイスPVエリアと、その他のデータエリアとから構成されている。
図2(b)は第1内部メモリ3(RAM1)のメモリマップであり、ソングデータSD1,SD2,SD3・・・エリアと、ボイスデータVD1,VD2,VD3・・・エリアと、その他のデータエリアとから構成されている。なお、ソングデータSD1に対応する複数音色分の音色データがボイスデータVD1であり、ソングデータSD1とボイスデータVD1とで1曲分の演奏データとされている。
【0012】
また、図2(c)は第2内部メモリ4(RAM2)のメモリマップであり、CPU1のワークエリアWAと、外部ディスク7を電子楽器に装着した時に使用するオートロードフラグを含むセットアップデータSUエリア、ユーザの設定した複数音色分の音色データであるボイスデータVD0エリアと、その他のデータエリアとから構成されている。
なお、各ソングデータSDi中での音色指定では対応するボイスデータVDiに替えてプリセットボイスデータPVやRAM2に記憶されているボイスデータVD0を指定して使用することもできる。
さらに、外部ディスク7を電子楽器に装着すると、バックアップされているRAM2のセットアップデータSUエリアからオートロードフラグ(ALF)が読出され、セットアップデータSU中のオートロードフラグの指示が自動ロードとされている場合は、外部ディスク7に記憶されているオートロードデータ(ALD)により指定される演奏データが、外部ディスク7から読出されて図2(b)に示すようにRAM1に書き込まれるようになる。この処理はCPU1の制御の下で実行される。
【0013】
次に、CPU1のメインルーチンのフローチャートを図3に示す。
このメインルーチンは電子楽器の電源が投入されると開始され、ステップS10にて各種レジスタ等のリセット等の初期設定が行われ、外部ディスク7が電子楽器に装着されているか否かがステップS20にて検出される。ここで、外部ディスク7が装着されていないと検出された場合はそのままステップS50に進むが、外部ディスク7が電子楽器に装着されていると検出された場合は、バックアップされている内部メモリ4(RAM2)のセットアップデータエリア中のオートロードフラグ(ALF)が「1」とされているか否かがステップS30にて検出される。そして、ALFが「0」の場合はそのままステップS50に進むが、ALFが「1」と検出された場合は、後述するオートロード処理がステップS40にて実行される。
【0014】
次いで、押鍵の検出等の鍵処理がステップS50にて実行され、モードスイッチ(SW)処理がステップS60にて実行される。このモードスイッチ処理では、パネル部8に設けられている各モードスイッチの状態を検出し、操作のあったモードスイッチに対応するモードの番号を動作モード(OM)として設定する。但し、いずれのモードスイッチも操作されなかった場合は過去に設定された動作モード(OM)の値を保持するようにされる。
そして、モードが「0」と設定されるとステップS70にてステップS80に分岐されてソング処理が実行され、同様にモードが「1」と設定されるとステップS90に分岐されてボイス処理が実行され、同様にモードが「2」と設定されるとステップS100に分岐されてセットアップ処理が実行され、同様にモードが「3」と設定されるとステップS110に分岐されてその他処理(ディスク処理等)が実行される。
【0015】
前記ステップS80にて実行されるソング処理では、シーケンサ関連の処理である演奏データのエディット処理が行われ、曲毎の演奏データのコピーや一部削除、音高の修正等が行われる。また、ソングの選択や各種パラメータの設定、プレイやエディットのポインタ設定もこのモードで実行される。また、ステップS90にて実行されるボイス処理ではボイスデータの選択等の音色のエディット等が行われる。さらに、ステップS100にて実行されるセットアップ処理では、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)の受信チャンネルの設定等が行われる。
【0016】
さらにまた、ステップS110のその他処理(ディスク処理等)にてはモード「0」で作成した演奏データや、モード「1」で作成したボイスデータの外部ディスク7へのセーブ、および外部ディスク7からのロードが実行されるが、この場合1曲の演奏データのみ、演奏データを構成しているソングデータのみ、全ての曲の演奏データ等を指示してセーブすることができる。さらに、後述するオートロード時に必要な各種パラメータを設定する処理も行っている。
これらのモードの処理の実行が終了すると、ステップS120に進んでその他の処理が実行されるが、このその他の処理では自動演奏・自動伴奏処理が行われて、ステップS50に戻り、ステップS50ないしステップS120の処理が循環して行われる。
【0017】
なお、前記したモード「0」〜モード「3」の各ルーチンの中には、そのモードに関連したパラメータを指定してその数値を設定する「パラメータ入力」のイベントルーチンが含まれている。このパラメータとしては、ソング処理モードではソングデータSD、ボイス処理モードではボイスデータVD、セットアップモードではセットアップデータSU中のパラメータのいずれかが指定される。
なお、前記ステップS120で実行されるその他の処理は動作モード(OM)に関わりなく実行することが可能である。
【0018】
次に、パネル部8に設けられているオートロードスイッチを操作した時に実行されるオートロードスイッチ(SW)イベントルーチンのフローチャートを図4に示す。
オートロードスイッチを操作して、このルーチンがスタートすると、ステップS200にて反転ALFがALFとされ、ALFに応じて「オン」,「オフ」が表示部8−1に表示されてこのルーチンは終了する。
このように、オートロードスイッチを操作するごとにALFが反転され、「1」と「0」が交互に設定されて、「オン」と「オフ」とが交互に表示されるようになる。
【0019】
また、ディスク7を電子楽器に挿入した時に実行されるディスク挿入イベントルーチンのフローチャートを図5に示す。
外部ディスク7を電子楽器に装着すると、このルーチンがスタートされ、ステップS300にて外部ディスク7のディレクトリが読み込まれて表示部8−1に表示される。次いで、外部ディスク7に記憶されているオートロードデータ(ALD)がステップS310にて読み込まれ、オートロードフラグ(ALF)が「1」とステップS320にて検出されると、オートロード処理がステップS330にて実行されて、このルーチンは終了する。また、オートロードフラグ(ALF)が「1」でないとステップS320にて検出されると、このルーチンはそのまま終了する。
このように、オートロード処理は電源投入時だけではなく、外部ディスク7を電子楽器に装着するごとに実行される処理である。
【0020】
次に、パネル8に設けられたスイッチ部8−2の操作に応じて、オートロード時に必要な各種パラメータを設定するオートロード設定イベントルーチンのフローチャートを図6に示す。
オートロード設定イベントルーチンがスタートされると、外部ディスク7が電子楽器に装着されているか否かがステップS400にて検出され、外部ディスク7が装着されていない場合は、そのままこのルーチンは終了するが、外部ディスク7が電子楽器に装着されていると検出されると、各種オートロード(AL)パラメータがステップS410にて設定される。次いで、外部ディスク中のオートロードデータ(ALD)ファイルが、設定されたALパラメータにより書き換えられ、このルーチンは終了する。
【0021】
なお、オートロードデータ(ALD)は、自動ロードするファイルのタイプ(LFT)、自動ロードするファイルのナンバ(LFN)、およびロードされたソングデータのうちの1つを指定するソング番号指定情報、指定された該ソングデータを再生開始するか否か指示するプレイ指示情報、複数の曲の演奏順序を指定するソングチェイン情報、演奏する音色を指定するボイス番号指定情報、デバイス番号,送受信オン/オフ,各種変換テーブル,送受信フィルタ等を指定するMIDIセットアップ情報、基本ピッチの調整を行うマスターチューニング設定情報、移調を指示するノートシフト情報、コントローラをMIDIのコントロール番号の何番に割り当てるかを指示するコントローラアサイン情報等のオートロード実行時の各種設定情報から構成されている。
【0022】
なお、LFTとしては「0」〜「2」が設定され、「0」に設定されると、指定された1曲分のソングデータSDとボイスデータVDの情報を記録したファイルが自動ロードされ、「1」に設定されると、指定された1曲分のソングデータSDの情報を記録したファイルが自動ロードされ、「2」に設定されると、指定された複数曲分のボイスデータVDとソングデータSDの情報を記録したファイルが自動ロードされる。
また、LFNとして設定されたファイルナンバnは、LFTで指定されたファイルのうちの個々のファイルを示す番号とされる。
なお、複数のファイルを指定して自動ロードできるようにしてもよい。
【0023】
次に、オートロード処理のフローチャートを図7に示す。
電源が投入されたり、外部ディスク7が電子楽器に装着されたりして、オートロード処理がスタートされると、すでに読み込まれているALD中のLFTとLFNでオートロード(AL)指定されたファイルがステップS500にて読み込まれ、次いでLFT,LFN,ソング番号情報,プレイ指示情報を除くパラメータで指定されたその他のオートロード(AL)設定処理がステップS510にて実行される。続いて実行される処理は設定されたソング番号情報およびプレイ指示情報に基づいて実行される処理である。
【0024】
すなわち、ソング番号が指定されているか否かがステップS520にて検出され、ソング番号が指定されていると検出されると、プレイに備えて指定された番号のソングの再生準備がステップS530にて実行される。
そこで、プレイ指示情報によりプレイが指示されたとステップS540にて検出されると、前記再生準備されたソングの再生をステップS550にて実行する。この場合、楽音は楽音生成部10にて生成されて、サウンドシステム11に供給されて発音される。そして、ソング番号が指定されているとステップS520にて検出されない場合と同様に、この処理は終了する。
【0025】
以上説明したように本発明においては、自動ロードを行うかどうかを第2内部メモリに設定し、どのファイルをロードするか、ロードした後ただちに再生するか、等を指示する制御データを装着することのできる記憶媒体に設定しておく。そして、電子楽器の電源がオンされている状態において、記憶媒体を電子楽器に装着する場合は、記憶媒体の装着時にその検出が行われ、その設定に従って記憶媒体より指定されたデータをロードしたり、ロードしたデータに基づく動作を行うようにする。よって、煩雑な操作をしなくとも記憶媒体を電子楽器に装着するだけで記憶媒体に記憶されたデータに基づいた演奏を行うことができる。

【0026】
また、電子楽器の電源がオフされた状態において、記憶媒体を電子楽器に装着した場合は、電子楽器の電源がオンされた時に、記憶媒体の装着の検出が実行され、前記設定に従って記憶媒体より指定されたデータをロードしたり、ロードしたデータに基づく動作を行うようにする。したがって、前記と同様に、煩雑な操作をしなくとも外部記憶媒体を電子楽器に装着するだけで記憶媒体に記憶されたデータに基づいた演奏を行うことができる。
なお、記憶媒体毎に異なる制御データを記憶させるようにすると、制御手段は記憶媒体から制御データを読み出した時に、その制御データに基づいて異なる制御を行うことができ、記憶媒体毎に自動ロードの態様を異ならせることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上のように、外部記憶媒体の電子楽器への装着時に自動的にディスク等の外部記憶媒体から電子楽器の内部記憶手段に楽音情報をロードするようにしたので、煩雑な操作を行うことなく必要な楽音情報を電子楽器の内部記憶手段に記憶することができる。
また、外部記憶媒体の電子楽器への装着時に自動的にディスク等の外部記憶媒体から電子楽器の内部メモリに楽音情報をロードした後、ロードした楽音情報に基づいて自動演奏を行うようにしたので、煩雑な複数の操作を行うことなく外部記憶媒体を電子楽器へ装着するだけで自動演奏を行うことができる。
また、本発明の実施例においては第2内部メモリだけをバックアップしているが、小記憶容量とされているため大容量の電池やキャパシタを用いることなくバックアップすることができるので、そのコストアップを最小限に止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子楽器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のROMと内部メモリのメモリマップを示す図である。
【図3】本発明の電子楽器のメインルーチンのフローチャートである。
【図4】本発明の電子楽器のオートロードスイッチオンイベントルーチンのフローチャートである。
【図5】本発明の電子楽器のディスク挿入イベントルーチンのフローチャートである。
【図6】本発明の電子楽器のオートロード設定イベントルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の電子楽器のオートロード処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU、2 ROM、3 第1内部メモリ(RAM1)、4 第2内部メモリ(RAM2)、5 バックアップ電源、6 ディスクドライブ、7 外部ディスク、8 パネル部、8ー1 表示部、8−2 スイッチ部、9 キーボード、10 楽音生成部、11 サウンドシステム、SD ソングデータ、VD ボイスデータ、ALF オートロードフラグ、OM 動作モード、ALD オートロードデータ、LFT ロードファイルタイプ、LFN ロードファイルナンバ
[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an electronic musical instrument that performs based on musical tone information stored in an external storage medium such as a magnetic disk and a memory card.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, timbre information (voice data) for controlling timbre and performance information (song data) for controlling performance such as melody, accompaniment, rhythm, and the like are stored in an external storage medium such as a magnetic disk or a memory card, and played. 2. Description of the Related Art There is known an electronic musical instrument in which timbre information and performance information corresponding to a desired tune are loaded into an internal storage means of the electronic musical instrument to perform a performance.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In a conventional electronic musical instrument, when performing using musical tone information stored in an external storage medium, first, an external storage medium such as a disk is mounted on the electronic musical instrument, and a panel switch is operated to transfer (load). By giving an instruction, the musical tone information stored in the external storage medium is selectively transferred (loaded) to the internal storage means of the electronic musical instrument and written therein, and further written into the internal storage means by operating the panel switch. There has been a problem that it is necessary to perform an automatic performance by performing a plurality of operations such as instructing generation of a musical tone based on musical tone information.
In particular, when a plurality of disks are prepared as an external storage medium on a stage or the like, it is necessary to pay attention to which musical sound information is read for each disk, which is a heavy burden on the user.
[0004]
Therefore, the present invention automatically loads predetermined musical tone information stored in the external storage medium into the internal storage means of the electronic musical instrument simply by attaching the external storage medium to the electronic musical instrument without performing a plurality of complicated operations. It is an object of the present invention to provide an electronic musical instrument capable of performing such operations.
Further, the present invention provides an electronic musical instrument capable of automatically executing an automatic performance based on the musical tone information loaded from the external storage medium into the internal storage means of the electronic musical instrument only by attaching the external storage medium to the electronic musical instrument. It is intended to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an electronic musical instrument according to the present invention includes a mounting unit capable of mounting a storage medium storing a plurality of musical information including performance information and timbre information; a storage unit in which musical information is written; as transfer mode the music information in the storage medium are stored selectively reads and writes to the storage means, having at least transferring means and a transfer mode for transferring a transfer mode and the performance information and tone color information to be transferred only performance information And a tone generating means for generating a tone based on the tone information written in the storage means, and a control means for generating control data for instructing an operation when the storage medium is mounted on the mounting means. wherein the transfer means, when said storage medium is attached to the mounting means is detected, instruction is by the control data generated from said control means Selectively reads the performance information and tone color information constituting the music information automatically from the storage medium in accordance with the transfer mode, in which as to write in the storage means.
[0006]
In the electronic musical instrument, the plurality of storage media as a storage medium is provided, may also be different control data for each storage medium in the control means is generated, automatically automatic performance to the control data Data for instructing whether or not to start, and according to the data, following the writing of the tone information read out from the storage medium to the storage means, the performance information in the written tone information is written. , The musical tone generating means may generate a musical tone and start an automatic performance.
[0007]
[Action]
According to the present invention, the tone information is automatically loaded from the external storage medium such as a disk to the internal storage means of the electronic musical instrument when the external storage medium is mounted on the electronic musical instrument, so that complicated operations are not performed. Necessary musical sound information can be stored in the internal storage means of the electronic musical instrument.
Also, when the external storage medium is loaded into the electronic musical instrument, the musical information is automatically loaded from the external storage medium such as a disc into the internal memory of the electronic musical instrument, and then the automatic performance is performed based on the loaded musical information. The automatic performance can be automatically executed simply by attaching an external storage medium such as a disk to the electronic musical instrument without performing a plurality of complicated operations.
[0008]
【Example】
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an electronic musical instrument according to an embodiment of the present invention.
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a microcomputer (CPU) for executing a program to control panel switch processing, tone setting, generation of a tone signal, etc., and 2 a control program area storing a program executed by the CPU 1; A ROM (Read Only Memory) composed of areas and the like, a first internal memory (RAM1: Ramom Access Memory) composed of an area for storing a plurality of pieces of performance data composed of song data and voice data, and a ROM 4 for executing a program A second internal memory (RAM2) comprising a work area to be used, a setup data area, a voice area for storing a tone set by the user, a backup power supply for backing up the second internal memory 4 (RAM2), a backup power supply 6 Stores music information Is a disk drive that drives the part disc 7 (DD).
[0009]
Further, reference numeral 8 denotes a display unit 8-1 composed of a liquid crystal or the like on which various information is displayed, and a panel unit composed of a switch unit 8-2 for selecting a display screen or a mode. A sound source that generates a tone waveform signal, a filter unit that changes a harmonic ratio of the tone waveform signal generated from the sound source with desired characteristics, an envelope control unit that changes an amplitude envelope of the tone waveform signal to a desired characteristic, a tone waveform signal A tone generation unit (TG) 11 including an effect imparting unit for imparting effects such as reverb and tremolo, and a volume level control unit for changing and controlling the mixing ratio and total volume of each musical tone waveform signal. The sound system (SS) 12 converts the tone signal into an analog signal, and amplifies and emits the sound signal. A bus.
[0010]
In the electronic musical instrument configured as described above, when the auto load flag in the setup data stored in the second internal memory 4 (RAM 2) backed up by the backup power supply 5 is set to “ON”, When an external disk 7 in which tone information is stored in the electronic musical instrument is mounted on the electronic musical instrument, the CPU 1 controls the DD 6 to read the autoload data from the external disk 7 and store the tone information specified by the autoload data in the external disk 7. Read from. The read musical sound information is automatically stored in the first internal memory 3 (RAM1) under the control of the CPU1.
When the mode of the electronic musical instrument is designated as the automatic performance mode by the auto load data, the tone generation is performed based on the performance data in the tone information automatically loaded into the first internal memory 3 (RAM1). The section (TG) 10 generates a tone signal, and the reproduced tone is automatically generated from the sound system 11.
The user can arbitrarily set the auto load flag by operating the switch unit 8-2 while watching the display screen of the display unit 8-1 of the panel unit 8.
[0011]
Next, FIG. 2 shows a memory map of each of the ROM 2, the first internal memory 3 (RAM1), and the second internal memory 4 (RAM2).
FIG. 2A is a memory map of the ROM 2, which includes a control program area of the CPU 1, a preset voice PV area, and other data areas.
FIG. 2B is a memory map of the first internal memory 3 (RAM1), which includes song data SD1, SD2, SD3... Area, voice data VD1, VD2, VD3. It is composed of The tone data for a plurality of tones corresponding to the song data SD1 is the voice data VD1, and the song data SD1 and the voice data VD1 constitute performance data for one song.
[0012]
FIG. 2C is a memory map of the second internal memory 4 (RAM2). The work area WA of the CPU 1 and the setup data SU area including an auto load flag used when the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument. , A voice data VD0 area as tone data for a plurality of tone colors set by the user, and other data areas.
Note that, in the tone color specification in each song data SDi, the preset voice data PV or the voice data VD0 stored in the RAM 2 can be specified and used instead of the corresponding voice data VDi.
Further, when the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument, the auto load flag (ALF) is read from the backed up setup data SU area of the RAM 2, and the instruction of the auto load flag in the setup data SU is automatically loaded. In this case, the performance data specified by the auto load data (ALD) stored in the external disk 7 is read from the external disk 7 and written into the RAM 1 as shown in FIG. This process is executed under the control of the CPU 1.
[0013]
Next, a flowchart of the main routine of the CPU 1 is shown in FIG.
This main routine is started when the power of the electronic musical instrument is turned on. Initial settings such as resetting of various registers are performed in step S10, and whether or not the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument is determined in step S20. Detected. Here, if it is detected that the external disk 7 is not mounted, the process proceeds directly to step S50, but if it is detected that the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument, the internal memory 4 ( It is detected in step S30 whether or not the auto load flag (ALF) in the setup data area of the RAM 2) is set to "1". If the ALF is "0", the process directly proceeds to step S50, but if the ALF is detected as "1", an auto-load process described later is executed in step S40.
[0014]
Next, key processing such as key press detection is performed in step S50, and mode switch (SW) processing is performed in step S60. In this mode switch processing, the state of each mode switch provided on the panel unit 8 is detected, and the mode number corresponding to the operated mode switch is set as the operation mode (OM). However, when none of the mode switches is operated, the value of the operation mode (OM) set in the past is held.
If the mode is set to "0", the process branches to step S80 in step S70 to execute the song processing. Similarly, if the mode is set to "1", the process branches to step S90 to execute the voice processing. Similarly, if the mode is set to "2", the process branches to step S100 to execute the setup process. Similarly, if the mode is set to "3", the process branches to step S110 to perform other processes (such as disk processing). ) Is executed.
[0015]
In the song processing executed in step S80, performance data editing processing, which is processing related to the sequencer, is performed, and performance data for each music piece is copied, partially deleted, and pitches are corrected. In this mode, selection of a song, setting of various parameters, and setting of pointers for play and edit are also executed. In the voice processing executed in step S90, tone color editing such as selection of voice data is performed. Further, in the setup process executed in step S100, setting of a MIDI (Musical Instrument Digital Interface) reception channel and the like are performed.
[0016]
Furthermore, in the other processes (disk processing, etc.) of step S110, the performance data created in mode "0" and the voice data created in mode "1" are saved to the external disk 7, and the data from the external disk 7 Loading is performed. In this case, only the performance data of one song, only the song data constituting the performance data, and the performance data of all the songs can be designated and saved. Further, a process for setting various parameters required at the time of an auto load described later is also performed.
When the execution of the processes in these modes is completed, the process proceeds to step S120 to execute other processes. In the other processes, an automatic performance / automatic accompaniment process is performed, and the process returns to step S50 and returns to step S50 to step S50. The process of S120 is performed in a cyclic manner.
[0017]
Each of the routines of the modes “0” to “3” includes an event routine of “parameter input” for designating a parameter related to the mode and setting the numerical value. As this parameter, one of the song data SD in the song processing mode, the voice data VD in the voice processing mode, and the parameter in the setup data SU in the setup mode is specified.
The other processes executed in step S120 can be executed regardless of the operation mode (OM).
[0018]
Next, FIG. 4 shows a flowchart of an auto load switch (SW) event routine executed when the auto load switch provided on the panel section 8 is operated.
When this routine is started by operating the auto load switch, the inverted ALF is set to the ALF in step S200, "ON" and "OFF" are displayed on the display section 8-1 according to the ALF, and the routine ends. I do.
As described above, every time the auto load switch is operated, the ALF is inverted, "1" and "0" are set alternately, and "ON" and "OFF" are displayed alternately.
[0019]
FIG. 5 shows a flowchart of a disc insertion event routine executed when the disc 7 is inserted into the electronic musical instrument.
When the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument, this routine is started. In step S300, the directory of the external disk 7 is read and displayed on the display unit 8-1. Next, the auto load data (ALD) stored in the external disk 7 is read in step S310, and when the auto load flag (ALF) is detected as “1” in step S320, the auto load processing is performed in step S330. And this routine ends. If it is detected in step S320 that the auto load flag (ALF) is not "1", this routine ends.
As described above, the auto load process is executed not only when the power is turned on, but also every time the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument.
[0020]
Next, FIG. 6 shows a flowchart of an autoload setting event routine for setting various parameters required at the time of autoloading according to the operation of the switch section 8-2 provided on the panel 8.
When the auto load setting event routine is started, it is detected in step S400 whether or not the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument. If the external disk 7 is not mounted, this routine ends as it is. When it is detected that the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument, various auto load (AL) parameters are set in step S410. Next, the auto load data (ALD) file in the external disk is rewritten by the set AL parameter, and this routine ends.
[0021]
The auto load data (ALD) includes a type of the file to be automatically loaded (LFT), a number of the file to be automatically loaded (LFN), and song number designation information for designating one of the loaded song data. Play instruction information for instructing whether or not the reproduced song data is to be reproduced, song chain information for designating a performance order of a plurality of songs, voice number designation information for designating a tone to be played, device number, transmission / reception on / off, MIDI setup information for specifying various conversion tables, transmission / reception filters, etc., master tuning setting information for adjusting basic pitch, note shift information for instructing transposition, and controller assignment for indicating to which MIDI control number the controller is assigned. Various setting information when executing auto load of information etc. It is constructed from.
[0022]
In addition, "0" to "2" are set as the LFT, and when the LFT is set to "0", a file in which the information of the song data SD and the voice data VD for one designated song is recorded is automatically loaded. When set to "1", a file in which information of the song data SD for one designated song is recorded is automatically loaded, and when set to "2", the voice data VD for a plurality of designated songs is stored. A file in which information of the song data SD is recorded is automatically loaded.
The file number n set as the LFT is a number indicating an individual file among the files specified by the LFT.
It should be noted that a plurality of files may be designated and automatically loaded.
[0023]
Next, FIG. 7 shows a flowchart of the auto load process.
When the power is turned on, the external disk 7 is mounted on the electronic musical instrument, and the auto load process is started, the file specified by the auto load (AL) by the LFT and LFN in the already read ALD is read. It is read in at step S500, and then other autoload (AL) setting processing specified by parameters excluding LFT, LFN, song number information, and play instruction information is executed at step S510. Subsequent processing is processing performed based on the set song number information and play instruction information.
[0024]
That is, it is detected in step S520 whether or not a song number has been designated, and if it is detected that the song number has been designated, preparation for reproduction of the song with the designated number is made in step S530 in preparation for play. Be executed.
Therefore, when it is detected in step S540 that the play is instructed by the play instruction information, the reproduction of the prepared song is executed in step S550. In this case, the musical sound is generated by the musical sound generator 10 and supplied to the sound system 11 to be generated. Then, if the song number is specified, this process ends as in the case where it is not detected in step S520.
[0025]
As described above, in the present invention, whether or not to perform automatic loading is set in the second internal memory, and control data indicating which file is to be loaded, whether or not to play immediately after loading, and the like are attached . Set to a storage medium that can be used. When the storage medium is mounted on the electronic musical instrument while the power of the electronic musical instrument is turned on, the detection is performed when the storage medium is mounted, and the specified data is loaded from the storage medium according to the setting. The operation based on the loaded data is performed. Therefore, the performance based on the data stored in the storage medium can be performed only by attaching the storage medium to the electronic musical instrument without performing a complicated operation.

[0026]
Further, when the storage medium is mounted on the electronic musical instrument in a state where the power of the electronic musical instrument is turned off, the mounting of the storage medium is detected when the power of the electronic musical instrument is turned on. Loads specified data and performs operations based on the loaded data. Therefore, as described above, the performance based on the data stored in the storage medium can be performed only by attaching the external storage medium to the electronic musical instrument without performing a complicated operation.
If different control data is stored for each storage medium, the control means can perform different control based on the control data when the control data is read from the storage medium, and can perform automatic loading for each storage medium. Embodiments can vary.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the present invention automatically loads the tone information from the external storage medium such as a disk to the internal storage means of the electronic musical instrument when the external storage medium is mounted on the electronic musical instrument. Necessary musical tone information can be stored in the internal storage means of the electronic musical instrument without any need.
Also, when the external storage medium is loaded into the electronic musical instrument, the musical information is automatically loaded from the external storage medium such as a disc into the internal memory of the electronic musical instrument, and then the automatic performance is performed based on the loaded musical information. The automatic performance can be performed simply by attaching the external storage medium to the electronic musical instrument without performing a plurality of complicated operations.
Further, in the embodiment of the present invention, only the second internal memory is backed up. However, since the storage capacity is small, the backup can be performed without using a large-capacity battery or a capacitor. Can be minimized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of an electronic musical instrument according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a memory map of a ROM and an internal memory according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart of a main routine of the electronic musical instrument of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of an auto load switch-on event routine of the electronic musical instrument of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart of a disc insertion event routine of the electronic musical instrument of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart of an auto load setting event routine of the electronic musical instrument according to the present invention.
FIG. 7 is a flowchart of an automatic loading process of the electronic musical instrument of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 CPU, 2 ROM, 3 first internal memory (RAM1), 4 second internal memory (RAM2), 5 backup power supply, 6 disk drive, 7 external disk, 8 panel unit, 8-1 display unit, 8-2 switch Part, 9 keyboard, 10 tone generator, 11 sound system, SD song data, VD voice data, ALF auto load flag, OM operation mode, ALD auto load data, LFT load file type, LFN load file number

Claims (3)

演奏情報と音色情報からなる楽音情報を複数記憶している記憶媒体を装着可能な装着手段と、
楽音情報が書き込まれる記憶手段と、
前記記憶媒体に記憶されている楽音情報を選択的に読み出し前記記憶手段に書き込む転送モードとして、演奏情報のみを転送する転送モードと演奏情報と音色情報とを転送する転送モードとを少なくとも有する転送手段と、
前記記憶手段に書き込まれた前記楽音情報に基づいて楽音を生成する楽音生成手段と、
前記記憶媒体が前記装着手段に装着された時の動作を指示する制御データを発生する制御手段とを備え、
前記転送手段は、前記記憶媒体が前記装着手段に装着されたことが検出された時に、前記制御手段より発生される前記制御データにより指示された転送モードに応じて自動的に前記記憶媒体から楽音情報を構成している演奏情報および音色情報選択的に読出し、前記記憶手段に書き込むようにしたことを特徴とする電子楽器。
Mounting means capable of mounting a storage medium storing a plurality of musical tone information comprising performance information and tone color information ;
Storage means for storing musical tone information;
As the transfer mode for writing to said storage means selectively reads the musical tone information stored in the storage medium, the transfer having at least a transfer mode for transferring a transfer mode and the performance information and tone color information to be transferred only performance information Means,
Tone generating means for generating a tone based on the tone information written in the storage means,
Control means for generating control data for instructing an operation when the storage medium is mounted on the mounting means,
The transfer means automatically detects a tone from the storage medium in response to a transfer mode instructed by the control data generated by the control means when it is detected that the storage medium is mounted on the mounting means. An electronic musical instrument characterized in that performance information and timbre information constituting information are selectively read out and written into the storage means.
前記記憶媒体として複数の記憶媒体が用意され、前記制御手段において各記憶媒体ごとに異なる制御データが発生されることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。It said storage plurality of storage media are provided as a medium, an electronic musical instrument according to claim 1, wherein the different control data for each storage medium in said control means, characterized in that it is generated. 前記制御データに自動演奏を自動的に開始するか否かを指示するデータが含まれており、該データに従って、前記記憶媒体から読み出された楽音情報の前記記憶手段への書き込みに続いて、書き込まれた前記楽音情報内の演奏情報に基づいて前記楽音生成手段が楽音を生成し、自動演奏を開始することを特徴とする請求項1あるいは2記載の電子楽器。The control data includes data for instructing whether to automatically start automatic performance or not, and according to the data, following the writing of the tone information read from the storage medium to the storage unit, 3. The electronic musical instrument according to claim 1, wherein the musical tone generating means generates a musical tone based on the written performance information in the musical tone information and starts an automatic performance.
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