JP3561925B2 - 玉揚送機における導入樋 - Google Patents

玉揚送機における導入樋 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ島台長手方向に敷設されて使用済玉を回収する左右の回収樋から流入する玉を玉揚送機に供給する導入樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ島台に設置されるパチンコ機から排出された使用済玉を回収樋で回収し、その回収した玉をパチンコ島台中央に設置され且つ搬送ベルトを有する玉揚送機によって研磨しながら上方に揚送し、再度補給樋を介して各パチンコ機に供給する玉自動循環機構がパチンコ島台の内部に装備されている。そして、このような玉自動循環機構においては、玉の循環サイクルをスムーズ且つ迅速に行うために、左右の回収樋からパチンコ島台中央の玉揚送機への玉の供給を効率的に行う必要があった。そこで、本出願人は、先に特公平3−18909号(以下、先行技術という)で上記のような要望を満たす導入樋を提案した。そして、この導入樋は、玉揚送機の設置ベース板上に一体的に設けられると共に、その先端部分をV字状に湾曲させて左右の回収樋と接続させる構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、玉揚送機に使用される搬送ベルトは、ある程度の期間使用すると、摩耗したり、あるいは不慮の事故によって切断されたりして交換する必要が生ずるが、このような場合には、玉揚送機全体をパチンコ島台から引き出して搬送ベルトを交換し再度所定の位置に押し込む作業をしなければならない。この作業をする上で上記した先行技術において、導入樋と回収樋との間の接続を正確に且つ強固に行う必要があるため、押込作業時においては、一人の作業員が玉揚送機全体を押し込むようにして設置ベース板をスライドさせ、もう一人の作業員がパチンコ島台の反対側から導入樋と回収樋とが正確に合致するように声をかけながらスライド移動する作業員に指示を出し、更に導入樋と回収樋とが合致した状態でその接続状態を堅固にするため、接続補助具を取り付けていた。一方、引出作業時においては、パチンコ島台の反対側から接続補助具を取り外した後、玉揚送機全体を引き出すようにして設置ベース板をスライドさせていた。このように上記先行技術は、玉揚送機の出し入れの際に極めて面倒な作業をしなければならないという欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、玉揚送機の出入作業を容易に行うことが可能な玉揚送機における導入樋を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、
パチンコ島台長手方向に敷設されて使用済玉を回収する左右の回収樋から流入する玉を玉揚送機に供給する導入樋において、
前記回収樋の最低部には、回収された玉が落下する落下口を形成し、
前記導入樋は、前記落下口から落下する玉を受け止める玉受け部と、前記回収樋に当接して位置を合わせるための当接部と、前記玉受け部で受け止められた玉を前記玉揚送機下部の流入円弧樋に導く玉誘導樋と、が形成されると共に、前記玉揚送機に一体的に形成されて該玉揚送機のスライド移動に伴って前記回収樋に当接する位置と回収樋から離れた位置となるように構成され、
前記玉揚送機を前記回収樋に対して直交する方向から前記当接部が前記回収樋に当接する所定の位置にスライド移動させたとき、前記導入樋の前記玉受け部が前記回収樋の落下口の下方に挿入位置されることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
導入樋は、落下口から落下する玉を受け止める玉受け部と、回収樋に当接して位置を合わせるための当接部と、玉受け部で受け止められた玉を玉揚送機下部の流入円弧樋に導く玉誘導樋と、が形成されると共に、玉揚送機に一体的に形成されて該玉揚送機のスライド移動に伴って回収樋に当接する位置と回収樋から離れた位置となるように構成され、玉揚送機を回収樋に対して直交する方向から当接部が回収樋に当接する所定の位置にスライド移動させたとき、導入樋の玉受け部が回収樋の落下口の下方に挿入位置されるため、玉揚送機の出し入れ作業を導入樋の方向を気にすることなく行うことができる。このため、導入樋を回収樋の落下口の下方に接続状態で配置したり、パチンコ島台から取り出したりする作業を容易に行うことができる。また、導入樋を回収樋の落下口の下方に接続状態で配置する際には、玉揚送機を導入樋の当接部が回収樋に当接する位置まで移動させるだけで位置合わせが完了するため、導入樋と回収樋との位置合わせを容易に行うことができる。また、玉揚送機を導入樋の当接部が回収樋に当接する位置まで移動させるだけで玉受け部が回収樋の落下口の下方に挿入位置することとなるため、玉揚送機を出し入れする側から一人の作業員でも容易に玉揚送機の出し入れ作業及び導入樋の設置作業を行うことができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。まず、図7を参照して実施例に係る導入樋20が適用されるパチンコ島台1の構成について説明する。図7は、パチンコ島台1中央部分の内部の構造を示す概略斜視図である。図において、パチンコ島台1は、周知のように、多数の横桟2と縦桟3を骨組みして全体をほぼ直方体状に構成し、その長手方向の両側面に複数のパチンコ機(図示しない)を背向列設するものである。そして、パチンコ島台1のほぼ中央に玉揚送機10が立設されている。また、パチンコ島台1の下部であって玉揚送機10の左右には、当該パチンコ島台1で使用される多量のパチンコ玉を貯蔵する貯蔵タンク4が設置され、該貯蔵タンク4間に差し渡されるように回収樋5が接続されている。なお、この回収樋5は、図示しないがパチンコ島台1の端部まで延設されている。しかして、本実施例における貯蔵タンク4と回収樋5との関係は、以下の通りである。パチンコ島台1に設置されたパチンコ機から排出された使用済玉は、回収樋5を流下するが、その流下する玉が少なくなったときに貯蔵タンク4に貯蔵されていた玉が回収樋5に補給されるようになっている。つまり、パチンコ機から排出される使用済玉が充分あるときには、貯蔵タンク4に貯蔵されている玉が回収樋5に補充されることはなく、パチンコ機から排出される使用済玉が不足してきたときに、貯蔵タンク4に貯蔵されている玉が回収樋5に補充されるようになっている。
【0007】
上記した回収樋5の底面は、流下する玉がスムーズに流れるように簀の子状(図1参照)の傾斜底面となっており、その最低部には、長方形状の落下口6が開設されている。したがって、左右の回収樋5を流下してきた玉は、落下口6から下方に落下するが、その下方には、後述するように導入樋20の玉受け部31が位置して落下する玉を受け止め、玉揚送機10の下部に玉を導くようになっている。そこで、先に玉揚送機10の構成について説明すると、本実施例における玉揚送機10は、モータを内蔵した下部駆動プーリ13により無端状の搬送ベルト12が上下長手方向に立設される揚送筒11の両側に沿って回転駆動され、該搬送ベルト12の摩擦力により導入樋20及び流入円弧樋19(図4参照)を介して誘導された玉が揚送筒11の一面側に設けられる研磨布装着扉14に装着された研磨布(図示しない)に接触研磨させられながら上昇せしめられ、最終的に上端の排出口18から排出される。なお、搬送ベルト12は、揚送筒11の下方部に設けられるテンションローラ15によってベルトの張力が調節されている。また、揚送筒11は、設置ベース板17と一体的に形成される支持ボックス16の上部に立設されている。この支持ボックス16の内部に前記下部駆動プーリ13が回転自在に軸支されている。また、設置ベース板17は、玉揚送機10全体を支持するもので、床面に固定される所定の誘導レール(図示しない)に沿って設置ベース板17を移動させることにより、玉揚送機10全体をパチンコ島台1から引き出したり、あるいはパチンコ島台1の内部に押し込んだりすることができるものである。
【0008】
ところで、前記排出口18から排出された研磨済の玉は、図示しない上部貯留タンクに一時的に貯留され、その後、上部貯留タンクの底面に接続される補給樋(図示しない)から流出する。補給樋は、上部貯留タンクからパチンコ島台1の両端部に向かって傾斜状に設けられるもので、その途中に各パチンコ機に対応して設けられる分流器によって各パチンコ機の背面上部に設けられる周知の賞品玉タンクに供給される。また、上部貯留タンクの中程よりやや上部に還流パイプが接続されており、この還流パイプは、パチンコ機における賞品玉の使用が少なく、補給樋への玉の補給が必要なくなり、結果的に上部貯留タンクに貯留される玉数が多くなったとき、余剰の玉を前記貯蔵タンク4に還流するものである。
【0009】
上記のように構成されるパチンコ島台1においては、玉揚送機10によって研磨揚送された玉が補給樋を介して各パチンコ機に供給され、一方、各パチンコ機で使用された使用済の玉が回収樋5によって玉揚送機10に集められて再度研磨揚送されて補給樋に供給される。つまり、玉は、パチンコ島台1の内部で循環使用される。しかして、パチンコ島台1の端部から中央に向けて傾斜状に設置される左右の回収樋5と玉揚送機10の流入円弧樋19とを接続するためには、回収樋5と直交する方向であって流入円弧樋19の延長上に導入樋20を設ける必要がある。そこで、以下、図1乃至図6を参照して回収樋5と導入樋20との関係について説明する。図1及び図2は、回収樋5と導入樋20との関係を示す平面図であり、図3は、回収樋5と導入樋20との関係を示す部分斜視図であり、図4及び図5は、回収樋5と導入樋20との関係を示す側面図であり、図6は、導入樋20の分解斜視図である。
【0010】
図において、回収樋5と導入樋20とは、直交方向に回収樋5が上方となるように上下段差状に重複して配置され、その重複する部分の回収樋5に玉が導入樋20に落下する前記落下口6が形成されている。ところで、導入樋20は、図6に示すように、合成樹脂によって成形される下部導入樋21と上部導入樋22とから構成され、下部導入樋21に上部導入樋22を止着することにより、全体として導入樋20が一体的に構成されている。そこで、まず、下部導入樋21の構成について説明すると、下部導入樋21の上部には、玉の直径よりもやや大きな間隔で立設される複数の仕切り壁24を有する玉誘導樋23が設けられ、該玉誘導樋23がほぼL字状に形成される取付台25に取り付けられる。具体的な取付構造は、玉誘導樋23の上流側裏面を取付軸26(図4参照)によって回動可能に軸支し、玉誘導樋23の下流側の両サイドを傾斜調節ネジ27で支持されている。したがって、傾斜調節ネジ27を調節することにより、玉誘導樋23の最適な傾斜角度を調節することができる。なお、傾斜調節ネジ27には、コイルバネが周設されており、長期間経過しても調節した傾斜角度が正確に保持できるようになっていると共に、仮に玉誘導樋23の下端と流入円弧樋19との接続部で流下する玉が玉詰まり状態となってもコイルバネの弾性力によりその玉詰まり状態が解消されるようになっている。
【0011】
また、玉誘導樋23の下流側は、取付台25を前記設置ベース板17に固着したときに下部駆動プーリ13の外周面の形状に沿うように円弧状となっている。更に、玉誘導樋23の下流端裏面両サイドにフック状の係合片28が形成されており、図4に示すように、取付台25を設置ベース板17に固着したときに玉誘導樋23の下流端部と係合片28とによって流入円弧樋19の始端部を挾持する。これによって流入円弧樋19と導入樋20の下流部との接続が正確且つ確実に行われる。一方、玉誘導樋23の上流側には、上部導入樋22を接合するための接合部29が形成されている。この接合部29は、上部導入樋22の下流端部と重合するように段差状に形成されており、その段差状部の底面左右に接合穴30が穿設されている。
【0012】
上記した構成を有する下部導入樋21に接合される上部導入樋22においては、全体の形状が上方が開放したボックス状に形成され、その上面縁が前記回収樋5の外周と対面する対面直角部35となっており、その底面が傾斜状となっている。なお、対面直角部35の垂直部は、当接部35aとなっており、図2及び図5に示されるところから明らかなように、この当接部35aが回収樋5の前面側と当接することで導入樋20の位置を合わせることができる。そして、底面の上流部は、前記落下口6から落下する玉を受け止める玉受け部31となっており、その玉受け部31の下流側に前記仕切り壁24の始端部を構成する仕切り始端壁32が立設されている。この仕切り始端壁32は、ほぼ三角形状に形成されている。また、底面の下流部の前記接合穴30に対応する位置には、接合ピン33が挿入螺着し得るようになっている。更に、底面の裏面には、上部導入樋22を下部導入樋21に止着したときに前記取付台25の立壁に当接して玉受け部31にかかる加重を受け止める支え片34が垂下されている。
【0013】
上記のように構成される上部導入樋22の下流部を下部導入樋21の接合部29に重合させ、その状態で接合ピン33を接合穴30に螺着することにより、上部導入樋22と下部導入樋21とを一体的に組み付けることができ、そのように一体的に組み付けられた導入樋20は、その下流側に玉を一列に整列する複数の仕切り壁24(32)が立設され且つその上流側に回収樋5の落下口6から落下する玉を受け止める玉受け部31が形成された形態を有し、しかも取付台25が設置ベース板17に固着されるので、玉揚送機10に一体的に止着された状態となっている。
【0014】
しかして、玉揚送機10に一体的に止着される導入樋20の作用について図1と図2、及び図4と図5を参照して説明すると、通常の使用状態においては、図2及び図5に示すように、回収樋5の落下口6と導入樋20の玉受け部31とが上下方向に重複した状態となっている。このため、回収樋5を流下する使用済玉は、落下口6から玉受け部31に落下し、その後、仕切り壁24(32)によって整列せしめられて流入円弧樋19に導かれ、搬送ベルト12によって上昇せしめられる。また、落下口6と玉受け部31とが重複した状態においては、導入樋20の対面直角部35が回収樋5の前側面から底面にほぼ当接する状態となっているので、落下口6から落下する玉が外部に漏れることはない。
【0015】
一方、玉揚送機10の搬送ベルト12を交換する必要が生じた場合には、パチンコ島台1の一側面から玉揚送機10全体を引き出す作業が必要となるが、この場合には、導入樋20と回収樋5とが特別な接続補助具で接続されているわけではないので、玉揚送機10を引き出せば、設置ベース板17が床面に対してスライドして簡単に引き出すことができる(図1及び図4に示す状態)。そして、搬送ベルト12の交換作業が終了して再度玉揚送機10をパチンコ島台1の内部に収納する際には、玉揚送機10全体を押し込んで設置ベース板17を床面に対して所定の位置までスライドさせる。すると、導入樋20先端部の対面直角部35が前側面から底面にほぼ当接する状態(図2及び図5に示す状態)となって回収樋5の落下口6と導入樋20の玉受け部31とが玉の授受が可能な接続状態となる。そして、この接続状態において、特別な接続補助具を使用しなくても充分に堅固に且つ正確に接続状態を維持している。
【0016】
このように、本実施例においては、単に導入樋20の玉受け部31が回収樋5の落下口6の下方に挿入位置されるだけであるため、玉揚送機10を出し入れする際に特別な接続作業又は接続解除作業を必要とするものではなく、玉揚送機10を出し入れする側から一人の作業員で玉揚送機10の出入作業を行うことができる。特にパチンコ島台1の構成がパチンコ機を背向列設する形式ではなく、パチンコ機を一方側面だけに列設する島壁形式のパチンコ島台(遊技場内の壁に沿って設置される場合が多い)にあっては、従来玉揚送機10の出入作業のために、パチンコ島台の裏面と遊技場の壁との間に人が通れる通路を構成しなければならなかったが、本実施例のように構成することにより、その通路をなくして島壁形式のパチンコ島台を遊技場の壁に密着させて設置できるので、その分遊技場の床面を有効に利用することができる。
【0017】
なお、上記した実施例では、導入樋20を下部導入樋21と上部導入樋22とを一体的に組み付けて構成したものを示したが、これらを最初から一体成形して構成したものでも良いし、合成樹脂ではなく、他の素材(例えば、金属板)で構成したものでも良い。また、上記した実施例では、玉揚送機10を引き出すときに回収樋5の玉をストップさせる構造については説明しなかったが、玉揚送機10の引き出し作業に伴って自動的に落下口6を閉塞する構成としても良いし、あるいは、引出作業に着手する前にスイッチを押すことにより落下口6を閉塞する閉塞板を駆動させるか、あるいは回収樋5の玉の流下をせき止めるストッパー部材を駆動せしめるようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1に係る発明においては、パチンコ島台長手方向に敷設されて使用済玉を回収する左右の回収樋から流入する玉を玉揚送機に供給する導入樋において、導入樋は、落下口から落下する玉を受け止める玉受け部と、回収樋に当接して位置を合わせるための当接部と、玉受け部で受け止められた玉を玉揚送機下部の流入円弧樋に導く玉誘導樋と、が形成されると共に、玉揚送機に一体的に形成されて該玉揚送機のスライド移動に伴って回収樋に当接する位置と回収樋から離れた位置となるように構成され、玉揚送機を回収樋に対して直交する方向から当接部が回収樋に当接する所定の位置にスライド移動させたとき、導入樋の玉受け部が回収樋の落下口の下方に挿入位置されるため、玉揚送機の出し入れ作業を導入樋の方向を気にすることなく行うことができる。このため、導入樋を回収樋の落下口の下方に接続状態で配置したり、パチンコ島台から取り出したりする作業を容易に行うことができる。また、導入樋を回収樋の落下口の下方に接続状態で配置する際には、玉揚送機を導入樋の当接部が回収樋に当接する位置まで移動させるだけで位置合わせが完了するため、導入樋と回収樋との位置合わせを容易に行うことができる。また、玉揚送機を導入樋の当接部が回収樋に当接する位置まで移動させるだけで玉受け部が回収樋の落下口の下方に挿入位置することとなるため、玉揚送機を出し入れする側から一人の作業員でも容易に玉揚送機の出し入れ作業及び導入樋の設置作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回収樋と導入樋との関係を示す平面図である。
【図2】同じく回収樋と導入樋との関係を示す平面図である。
【図3】回収樋と導入樋との関係を示す部分斜視図である。
【図4】回収樋と導入樋との関係を示す側面図である。
【図5】回収樋と導入樋との関係を示す側面図である。
【図6】導入樋の分解斜視図である。
【図7】パチンコ島台中央部分の内部の構造を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台
5 回収樋
6 落下口
10 玉揚送機
12 搬送ベルト
13 下部駆動プーリ
16 支持ボックス
17 設置ベース板
19 流入円弧樋
20 導入樋
21 下部導入樋
22 上部導入樋
23 玉誘導樋
24 仕切り壁
25 取付台
26 取付軸
27 傾斜調節ネジ
28 係合片
31 玉受け部
32 仕切り始端壁
34 支え片
35 対面直角部
35a 当接部

Claims (1)

  1. パチンコ島台長手方向に敷設されて使用済玉を回収する左右の回収樋から流入する玉を玉揚送機に供給する導入樋において、
    前記回収樋の最低部には、回収された玉が落下する落下口を形成し、
    前記導入樋は、前記落下口から落下する玉を受け止める玉受け部と、前記回収樋に当接して位置を合わせるための当接部と、前記玉受け部で受け止められた玉を前記玉揚送機下部の流入円弧樋に導く玉誘導樋と、が形成されると共に、前記玉揚送機に一体的に形成されて該玉揚送機のスライド移動に伴って前記回収樋に当接する位置と回収樋から離れた位置となるように構成され、
    前記玉揚送機を前記回収樋に対して直交する方向から前記当接部が前記回収樋に当接する所定の位置にスライド移動させたとき、前記導入樋の前記玉受け部が前記回収樋の落下口の下方に挿入位置されることを特徴とする玉揚送機における導入樋。
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