JP3561784B2 - 手持ち式パンチ工具 - Google Patents

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文二男 橋本
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば配電盤などのように鋼板に所定形状の孔を明ける際に用いられるパンチ工具、殊に、先端にポンチとダイスとを具えた軸体を着脱自在に取り付けたラムを有するシリンダが工具の先部に配置され、前記ラムを工具本体に具えた油圧ポンプからの油圧によってシリンダ内へと引き込むことによって前記ポンチとダイスとの間に挟んだ板材に所定形状の孔を明けるための手持ち式パンチ工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように手動式の油圧ポンプ1aを内蔵するとともに、基端に握り部を有する固定ハンドル2aに前記油圧ポンプ1aを駆動させるための駆動ハンドル3aが軸着されて、先端にポンチ4aとダイス5aとを具えた軸体6aが着脱自在に取り付けられた油圧ポンプ1aからの圧油によって作動するラム7aを有するシリンダ8aが固定ハンドル1aの先端に具えられた構成を有し、ラム7aに取り付けられた軸体6aを油圧ポンプ1aによってシリンダ8a内へと引き込みポンチ4aとダイス5aとの間に挟んだ板材9aに所定形状の孔を明ける手持ち式のパンチ工具が知られている。
【0003】
ところが、前記図5に示した従来の手持ち式パンチ工具は、ポンチ4aとダイス5aを駆動させるシリンダ8aが固定されている。
【0004】
従って、組立前や取付前の板材9aに孔を明けるには支障ないが、既設箇所に孔を明ける場合には、板材9aの配置箇所や配置角度の点で施工が困難な場合が生じる。
【0005】
殊に、配電盤のように既設の器具や配線などがある場合に著しい。
【0006】
そこで、既設箇所に孔を明ける場合にも都合のよい手持ち式パンチ工具が、例えば実公平3−2336号公報に提示されている。
【0007】
この手持ち式パンチ工具は図6に示すように、シリンダ8aをL形腕部材10aを介して取り付けるとともに、L形腕部材10aの両端を固定ハンドル1aおよびシリンダ8aにそれぞれ回動自在とすることによりシリンダ8aを360度の範囲で位置を変化可能としてものである。
【0008】
しかしながら、前記図6に示した改良された手持ち式パンチ工具は、シリンダ8aがL形腕部材10aを介して取り付けられており、かなりの重量を有するシリンダ8が固定ハンドル1aの中心軸から偏位した軸線を中心として回動することになる。
【0009】
従って、工具全体の重量バランスが悪く、殊に、シリンダ8aがL形腕部材10aの外側へ回動させられた際には操作しにくい、という問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来の改良された手持ち式パンチ工具は、シリンダが固定ハンドルの中心軸から偏位した軸線を中心として回動することになり操作しにくい、という点である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、先端にポンチとダイスとを具えた軸体を着脱自在に取り付けられたラムを有するシリンダが工具本体の先部に配置され、前記ラムを前記工具本体に具えた油圧ポンプからの油圧によってシリンダ内へと引き込むことによって前記ポンチとダイスとの間に挟んだ板材に所定形状の孔を明ける手持ち式パンチ工具において、前記工具本体の先端に突出させた直線状の腕部材の先端に、前記腕部材の軸線に対して直角方向に延びるクランクが前記腕部材の軸線を中心として回動可能に取り付けられているとともに、前記クランクの先部に前記シリンダがその周側面において前記腕部材およびクランクの軸線に直角な方向へ延びる回転軸によって回動自在に取り付けられている構成を有し、シリンダを360度の範囲で位置を変化可能とすることは勿論のこと、シリンダを変位させても全体の重量バランスがよくきわめて操作のしやすい手持ち式パンチ工具を提供する、という目的を達成する。
【0012】
【作用】
シリンダを回転自在に取り付けたクランクを工具本体の先端に突出させた直線状の腕部材の先端に回動自在に取り付けて、シリンダを工具本体の先端に突出させた直線状の腕部材を中心として回動させることにより常に安定した状態に位置させる。
【0013】
【実施例】
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1乃至図4は、前記実施例と異なり工具本体1に電動式の油圧ポンプ(図示せず)を具えた本発明の一実施例を示すものであるが、電動式の油圧ポンプは従来周知であり、また、油圧ポンプからのシリンダ2への圧油の循環移送手段などは前記手動式のパンチ工具と同様の手段が実施可能であり、これらについての詳細な説明は省略する。
【0015】
本実施例は、油圧ポンプからの圧油によって作動するラム3を有するシリンダ2が工具本体1の先端に突出させた直線状の腕部材4の先端にこの腕部材4の軸線に対して直角方向に延びるクランク5が腕部材4の軸線を中心として回動可能に取り付けられているととも、クランク5の先部51にシリンダ2がその周側面21において腕部材4およびクランク5の軸線に直角な方向へ延びる回転軸6によって回動自在に取り付けられている。
【0016】
また、シリンダ2は、先端にポンチ7とダイス8とを具えた軸体9が着脱自在に取り付けられたラム10を有している。
【0017】
更に、腕部材4とクランク5との接合部には位置決め機構11が具えられている。
【0018】
この位置決め機構11は、腕部材4の接合面41にその中心軸を中心として所定の距離を有する円周上に、所定の間隔を有して形成された複数の穴42内に装備され弾発ばね12によりクランク5方向へ付勢されたボール13と、クランク5との接合面51に穴42に対応して円形に形成された複数個の半球状の座ぐり14とから構成される。
【0019】
上記の構成を有する本実施例は、前記従来例と同様に、ラム3に螺着された軸体9を工具本体1に内蔵された油圧ポンプによってシリンダ2内へと引き込み、ポンチ7とダイス8との間に挟んだ板材15に所定形状の孔を明けるものである。
【0020】
このとき、シリンダ2がクランク5への取付軸を中心として回動し(図示する矢印A方向)、更に、クランク5が工具本体1の先端に突出させた直線状の腕部材4の軸線を中心として回動する(図示する矢印B方向)ため、シリンダ2が工具本体1に対して360度の角度で変位することになり、配電盤のように既設の器具や配線などを施した既設箇所に孔を明ける場合であってもきわめて容易に穿孔作業をすることができるものである。
【0021】
殊に、シリンダ2は常に工具本体1の先端に突出させた直線状の腕部材4を中心として回動することになり、常に安定した状態に位置するため重量バランスがくずれることがなく作業が容易である。
【0022】
更に、本実施例は腕部材4とクランク5との接合部には位置決め機構11が具えられているため、シリンダ2が自重で勝手に変位する心配もない。
【0023】
尚、本実施例では電動式の油圧ポンプを具えた手持ち式パンチ工具について説明したが、従来の手動式の油圧ポンプを具えた手持ち式パンチ工具についても同様にして実施することができることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】
本発明によると、シリンダが工具本体に対して360度の角度で変位することになり、配電盤のように既設の器具や配線などを施した既設箇所に孔を明ける場合であってもきわめて容易に穿孔作業をすることができることは言うまでもなく、かなりの重量を有するシリンダが常に工具本体の先端に突出させた直線状の腕部材を中心として回動することになり、常に安定した状態に位置するため重量バランスがくずれることがなく作業がきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示した実施例におけるX−X線に沿う断面図である。
【図3】図1に示した実施例における要部を示す拡大断面図である。
【図4】図3のY−Y線に沿う断面拡大図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】異なる従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 工具本体
2 シリンダ
3 ラム
4 腕部材
5 クランク
6 回転軸
7 ポンチ
8 ダイス
9 軸体
15 板材
21 周側面

Claims (1)

  1. 先端にポンチとダイスとを具えた軸体を着脱自在に取り付けられたラムを有するシリンダが工具本体の先部に配置され、前記ラムを前記工具本体に具えた油圧ポンプからの油圧によってシリンダ内へと引き込むことによって前記ポンチとダイスとの間に挟んだ板材に所定形状の孔を明ける手持ち式パンチ工具において、前記工具本体の先端に突出させた直線状の腕部材の先端に、前記腕部材の軸線に対して直角方向に延びるクランクが前記腕部材の軸線を中心として回動可能に取り付けられているとともに、前記クランクの先部に前記シリンダがその周側面において前記腕部材およびクランクの軸線に直角な方向へ延びる回転軸によって回動自在に取り付けられていることを特徴とする手持ち式パンチ工具。
JP25246393A 1993-09-14 1993-09-14 手持ち式パンチ工具 Expired - Lifetime JP3561784B2 (ja)

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