JP3561293B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は画像処理装置に関する。さらに詳しくは、画像データをデジタル化してメモリに記憶したり、メモリに記憶されたデジタルの画像データをアナログ化しモニタに出力するばあいなどの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
入力された画像信号をモニタTVに表示するばあいに画像信号をデジタルの画像信号に変換してメモリに画像データとして記憶させ、たとえば階調濃度の変換やノイズ除去などの画像処理をし、その記憶されたメモリ内の画像データをさらにアナログの画像信号に変換してモニタに出力する方法がとられている。図4に画像信号をメモリに格納するばあいの画像信号とメモリマップ(メモリ内の記憶場所の割り当ての様子をあらわす模式図)を示す。メモリへのデータの書込み方は、モニタに画像を表示するための走査方法に依存し、その方法に2通りある。第1の方法はインターレス(飛越し走査)方式で、第2の方法はノンインターレス(順次走査)方式である。インターレスとは、走査線を1本おきに走査しその飛ばしたところを再度走査する、たとえば奇数ラインのみを走査し、ついで偶数ラインを走査する方法である(図4(a)参照)。一方、ノンインターレスとは、画面の左上を始点とし水平走査線を1本おきに上から順次走査する方法で、メモリへのデータの書込みも上から順である(図4(b)参照)。このメモリへの記憶の仕方は、画像の鮮明さの要求または画像処理のスピードの要求などに応じてノンインターレス方式またはインターレス方式が適宜選択されて用いられる。ここで、図4(a)のメモリの左側に記載されているH′00000、・・・、H′001FFなどは、アドレスを16進数表示したもので、一本のライン(水平方向)の画素情報が順次メモリに書き込まれることを示している。たとえば、H′00000、・・・、H′001FFはライン▲1▼(画面上の1番上または1番下)にある画素列の左からまたは右から順番に512個の画素分のアドレスで、これらのアドレスがライン▲1▼(奇数フィールド)のアドレスを示している。また図4(b)では奇数フィールドのみで水平方向の画素数が256個であるからたとえば、ライン▲1▼のアドレスはH′00000、・・・、H′000FFである。
【0003】
従来、このインターレス方式とノンインターレス方式とを選択できる画像処理装置として、2種類の構成が考えられている。第1の例として図5(a)に示されるように、ノンインターレス用アドレスカウンタ回路10とインターレス用アドレスカウンタ回路11の両方に画像入力信号が入力されるようにし、両回路10、11はノンインターレスまたはインターレスのアドレス切替部12で接続され、ノンインターレス用アドレスカウンタ回路10とインターレス用アドレスカウンタ回路11の回路選択を用途に応じて行い、選択した回路によりメモリ13に記憶させる。
【0004】
また、第2の例として、図5(b)に示されるように、前記の回路10、11を別々の基板で作製しておき、用途に応じた回路選択は、回路自体を入れ替えることで行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の第1の例の図5(a)に示される方法では一枚の基板に、あらかじめノンインターレス用アドレスカウンタ回路10とインターレス用アドレスカウンタ回路11の両方を搭載するため、回路を入れ替える必要はないが、基板サイズが大きくなるという問題がある。
【0006】
また、第2の例の図5(b)に示される方法では、第1の例に比べて基板サイズは小さくなるが、ノンインターレス用アドレス回路とインターレス用アドレス回路の基板を個別に作製する必要があるため、コストが高くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、ノンインターレス用アドレスカウンタ回路とインターレス用アドレスカウンタ回路を分けずに一つの回路で構成し、かつ、インターレスとノンインターレスの両方の走査方式を行うことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、ノンインターレス走査およびインターレス走査用の2種類のクロック周波数を選択する選択部と、
アドレスカウンタ回路をクリアするための同期信号およびインターレス走査時に奇数フィールド信号と偶数フィールド信号を識別するフィールド識別信号を発生させる同期信号分離回路と、
前記選択部により選択されたクロック周波数および前記同期信号が入力され、アドレスを出力するアドレスカウンタ回路と、
該アドレスカウンタ回路の出力端子画像データを一時的に記憶するメモリのアドレスバスとの接続を切り替えるアドレス切替部
とからなっている。
【0009】
前記アドレス切替部がノンインターレス用接続基板またはインターレス用接続基板が所望の接続のため挿入される構造であることが、容易に切替が行えるため好ましい。
【0010】
また、前記アドレス切替部はノンインターレス用配線およびインターレス用配線の両方が形成され、一方の配線が切断されることにより所望の接続をうる構造であってもよい。
【0011】
【作用】
本発明の画像処理装置によれば、インターレス用カウンタ回路とノンインターレス用カウンタ回路を共通にし、アドレス切替部でアドレスカウンタ回路の出力とメモリのアドレスバスとの接続を切り替えているため、カウンタ回路が1つで済み、小型の回路でインターレス走査とノンインターレス走査の両方式を行うことができる。
【0012】
【実施例】
つぎに、添付図面を参照しつつ本発明の画像処理装置を説明する。
【0013】
図1は本発明の画像処理装置の一実施例の回路説明のためのブロック図である。
【0014】
本発明のノンインターレス走査とインターレス走査の切替のための画像処理装置は、図1に示されるように、たとえばクロックパルスを発生させる発振回路4および分周回路3により生成されるnHzと1/2nHzの2種類のクロック周波数を選択する選択部2と、アドレスカウンタ回路をクリアするための同期信号V−SYNCおよびインターレス走査時に奇数フィールド信号と偶数フィールド信号を識別するフィールド識別信号ODD/EVENを発生させる同期信号分離回路5と、前記選択部2により選択されたクロック周波数および前記同期信号が入力され、アドレスを出力するアドレスカウンタ回路6と、アドレスカウンタ回路6の出力および前記フィールド識別信号ODD/EVENと画像データを記憶するメモリ9のアドレスバスA、A、・・・、A16との接続を切り替えるアドレス切替部1とからなっている。
【0015】
選択部2はたとえばピンとピンとを接続できるジャンパーや、内部を自由に変更できるプログラマブルロジックデバイス(PLD)などのICなどが用いられる。また、インターレス走査とノンインターレス走査に応じてnHzまたは1/2nHzのクロック周波数を選択する。周波数のnは、たとえば画像表示装置が白黒であるかカラーであるか、また縦方向の解像度、カラーサブキャリア周波数の整数倍などにより定まり、たとえば白黒の画面で縦方向の解像度が480本では、インターレスではnHz=12MHz、ノンインターレスでは1/2nHz=6MHzとなる。
【0016】
同期信号分離回路5は、たとえば水平同期信号発生回路と垂直同期信号発生回路とからなり、アドレスカウンタ回路6をクリアするための同期信号(以下、V−SYNC信号という)、およびインターレス走査をするときに、走査線の奇数と偶数を識別するためのフィールド識別信号(以下、ODD/EVEN信号という)とを発生する。
【0017】
アドレスカウンタ回路6は、たとえば図1に示されるように、4個の同期式カウンタ6a、6b、6c、6dが直列に接続されてカウントアップを行う。なお同期式カウンタ6a、・・・・のTおよびPはそれぞれイネーブル信号の入力端子で、Cはリップルキャリー端子で、CLRはクリア端子で同期信号V−SYNCが入力され、もう一方の入力には前述の選択部2からクロック周波数が入力される。その結果、クロックに応じて出力され、Q、Q、・・・にアドレス信号が出力される。
【0018】
アドレス切替部1は一端側にアドレスカウンタ回路6の各同期式カウンタ6a、6b、6c、6dの出力端子Q、Q、・・・と接続するための入力端子群7と、他端側にメモリ9のアドレスバスとの接続用出力端子群8をもち、出力端子群8はメモリ9のアドレスバスA0、A1、・・・、A16によりメモリ9の記憶場所と接続されている。アドレス切替部1はジャンパーピンからなっており、ジャンパーピン間の接続を変えることにより入力端子群7と出力端子群8との接続を切り替えたり、内部を自由に変更できるプログラマブルロジックデバイス(PLD)などのICを用いて切り替えることができる。このアドレス切替部1は、たとえばジャンパーをノンインターレス用に接続した基板とインターレス用に接続した基板、またはノンインターレス用に接続設定されたICとインターレス用に接続設定されたICをそれぞれ準備しておき、所望の接続の基板を挿入して切り替えられる構造にしたり、両接続パターンを形成しておき、一方のパターンを切断することにより所望の接続にできる構造にしたり、直接ジャンパーの接続やICの接続をハンダづけなどにより取り替えることにより所望の走査を選択できる。
【0019】
つぎにインターレス走査のばあいとノンインターレス走査のばあいのアドレス切替部1の接続例について、図2と図3を参照しながら説明する。
【0020】
図2は本発明の画像処理装置によりインターレス走査を選択したばあいの周波数の選択部2およびアドレス切替部1の接続例を示すブロック図である。インターレス走査方式では垂直、水平方向の画素数を512×512としているため、周波数はnHzを使用するように周波数の選択部2を接続する。画像ビデオ信号が入力されると同期信号分離回路5からV−SYNC信号とODD/EVEN信号を発生し、カウンタ回路6はV−SYNC信号でリセットされるとカウントアップする。カウンタ回路6の出力端子Q0、・・・、QGにそれぞれ接続されるアドレス切替部1の入力端子群7とメモリ9のアドレスバスA、A、・・・、A16との接続用出力端子群8はアドレス切替部1で図2のように接続されることにより、インターレスの働きをする。画像データはライン1、ライン2、・・・と走査線の上から順に並んでいるが、この回路はインターレス走査を行うので、最初に奇数のライン(走査線)、すなわちライン1、ライン3、・・・のみを走査し、つぎに偶数ラインであるライン2、ライン4、・・・を走査する。よって、メモリのアクセスの順はnを自然数とすると、ライン1、ライン3、・・・、ライン(2n−1)、ライン2、ライン4、・・・、ライン2nである。ODD/EVEN信号は図中のアドレスバスのA8に入力され、ODD/EVEN信号は奇数ラインでは0、偶数ラインでは1、すなわち奇数ラインではA8=0、偶数ラインではA8=1となり、メモリマップ上では走査と同じ順に1ラインおきにデータが格納される。
【0021】
図3はノンインターレス走査を選択したばあいの接続例を示すブロック図である。ノンインターレス走査では奇数ラインまたは偶数ラインのどちらか一方のみを使用するので、データ量の低減を図るため、たとえば垂直方向および水平方向の画素数を1/2、すなわち256×256にすることができる。水平画素数を1/2にするにはクロックの周波数を1/2にすればよく、図3の分周回路3の周波数n/2の方の出力を周波数の選択部2で選択する。画素数が少ないため、アドレスも少なくてよいので、使用するアドレスバスはA1、・・・、A14でよい。メモリマップ上のデータの格納の順番は、たとえば奇数ラインを使用したばあいにはライン1、ライン3、ライン5、・・・の順である。
【0022】
以上のように、本発明によれば、アドレス切替部と周波数選択のための周波数の選択部を用いることで、アドレスカウンタ回路を一つしか必要とせず、かつ容易な方法でインターレス走査とノンインターレス走査の両方を行うことができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明の画像処理装置は、アドレスカウンタ回路を一つしか必要とせず、安価で小型かつ簡単な構造で容易にインターレス走査とノンインターレス走査の両方式を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施例の回路構成を示す一部のブロック図である。
【図2】本発明の画像処理装置の一実施例を用いたインターレス走査を行うときの接続例を示すブロック図である。
【図3】本発明の画像処理装置の一実施例を用いたノンインターレス走査を行うときの接続例を示すブロック図である。
【図4】インターレス走査とノンインターレス走査のばあいでの画像信号とメモリマップへの書き込みの違いを示す図である。
【図5】従来の画像処理装置の一例を示す一部のブロック図である。
【符号の説明】
1 アドレス切替部
2 周波数の選択部
5 同期信号分離回路
6 アドレスカウンタ回路

Claims (3)

  1. ノンインターレス走査およびインターレス走査用の2種類のクロック周波数を選択する選択部と、
    アドレスカウンタ回路をクリアするための同期信号およびインターレス走査時に奇数フィールド信号と偶数フィールド信号を識別するフィールド識別信号を発生させる同期信号分離回路と、
    前記選択部により選択されたクロック周波数および前記同期信号が入力され、アドレスを出力するアドレスカウンタ回路と、
    該アドレスカウンタ回路の出力端子と画像データを一時的に記憶するメモリのアドレスバスとの接続を切り替えるアドレス切替部
    とからなる画像処理装置。
  2. 前記アドレス切替部がノンインターレス用接続基板またはインターレス用接続基板が所望の接続のため挿入される構造である請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記アドレス切替部がノンインターレス用配線とインターレス用配線の両方が形成され、一方の配線が切断されることにより所望の接続がなされる構造である請求項1記載の画像処理装置。
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