JP3560367B2 - 携帯用掛台 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、携帯用の掛台に関し、更に詳述すると、取扱いが簡単で、保管や運搬に便利なように折畳みができ、しかも、頑丈で頻繁な使用に耐え且つ耐久性を有する携帯用の掛台に関する。
【0002】
本発明を実施する掛台は、引っかきや刻み目きずに対し抵抗を有するポリエチレン・プラスティックなどのプラスティック材料から、望ましくブロー成形したものである。
【0003】
本発明を実施する掛台は、選択された位置に配置される基台部分と、基台部分部分の上で伸縮自在に摺動される掲示部分とからなる。各部分は1つのユニットにブロー成形され、一体式の前部壁と後部壁、及び補強リブ、並びに壁部を互いに間隔関係におくように成形するスペーサとを有する。
【0004】
この新規な掛台は、ユニットを直立に保持し、掛台を安全な固定の選択された位置に組立てるために使用する組込み式脚部装置を具備する。装置には、その中に、マーカー、テープなどの筆記、掲示用具を使用、保管する手段と、規格用紙メモ帳、掛台パッド、綴じ合せた紙、及び類似のディスプレイ用具を収納する手段とが面倒なく使用できるように組込んである。
【0005】
主題の掛台は、扱いが簡単で長寿命を有する軽量で丈夫なユニットからなり、且つ軽量でバランスがとれた携帯用の全てが完備したユニットに折畳むことができる構成になっている。同掛台は、容易に積重ね、保管ができ、且つ同様な装置のように咬合部材を具備することによって保管や運搬、使用が容易となる。この新規な掛台は、床または卓上で使用することができ、使用目的に合せて完全に調整が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に列挙したごとき特性を具備する新規な携帯用掛台を提供することを目的としている。
【0007】
本発明の他の目的は、運搬と保管用に1部分が他部分内に伸縮自在に折畳めるようにされる基台部分と掲示部分とを掛台用に設けることである。
【0008】
本発明の他の目的は、新規な基台部分と新規な掲示部分からなり、各部分が一体式に補強され間隔をおいた壁部からなり、1部分が他部分中に摺動的に伸縮自在に適合するように構成した掛台を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、掛台を容易に迅速、能率的にまっすぐに組立てることができ、且つ掛台を直立姿勢に固定する新規な手段を包含する頑丈で、しかも折畳み式の掛台を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、掛台の付属品を収容する一体式仕切りを備え、同仕切りを掛台を使用しないときにたたみ、且つこれら付属用具の保管、運搬に用いるようにした携帯用の掛台を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、スライド式伸縮を容易にするためのガイドと傾斜面、及び掛台の一区画の不意な湾曲を防止するための支援構成物とを包含する掛台用の新規な補強構成物を提供することである。
【0012】
本発明の他の目的は、掛台の掲示部分上の綴じ合わせ紙に用いる新規な固定装置を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、ブロー成形手法によって耐性原料から無駄を省いて経済的に製造した新規な携帯用の掛台を提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、綴じ合せた紙をその上に固定するための特有の収納機構を包含する新規な携帯用の掛台を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、まっすぐな組立てと持ち運びに便利なように折畳んだとき重力の中心にあたる把持手段と携帯手段とを搭載した新規な携帯用の掛台を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、一方が他方と咬合して保管と運搬に便利なように重ねて収納できる特徴について説明した多部分から成る掛台を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、掛台構成物用の補強を設ける一方で同掛台の構成物を選択的摺動的に伸縮自在に折畳み且つ伸張する特有の軌道とチャネルとを包含する新規な掛台構成物を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、掛台を選択的に調整して所定の位置に組立てるために確実に動作する固定用と解放用の装置を提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、簡単且つ能率的で、製造と実際使用時に費用がかさまない新規な掛台を提供することである。
【0020】
本発明の前記目的及び他の目的と利益とは、添付の図面に関連する下記の説明により一層明白になろう。
本発明による携帯用掛台は、基台部分(11)と、基台部分(11)に対して入れ子式に係合されかつ掲示用具(P)を着脱可能に保持する保持装置(21)を有する掲示部分(12)とを備えいる。基台部分(11)は、基台部分(11)に着脱される折畳み可能に設けられかつ基台部分(11)を表面上に直立状態に保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)及び掲示部分(12)は、互いに伸張位置及び折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)及び掲示部分(12)は、脚部装置(18)が旋回し基台部分(11)に折り重なるとき、複数の選択された位置の一つの位置に基台部分(11)及び掲示部分(12)を固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を有する。協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)は、基台部分(11)を貫通する開口部(52)と、開口部(52)と掲示部分(12)にて整列するノッチ(55, 56)とを備え、協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)は、開口部(52)を通し且つ対応するノッチ(55, 56)内に移動して基台部分(11)及び掲示部分(12)を選択された位置内に脚部装置(18)の一部(51)を保持する関節式結合装置(27, 28, 29)とを備えている。
本発明の他の実施の形態では、軌道手段(50)を形成する面を有する基台部分(11)と、伸縮自在に基台部分(11)を内部に収容する掲示部分(12)と、基台部分(11)と掲示部分(12)を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置(51, 52,53, 54, 55, 56)と、基台部分(11)と掲示部分(12)が一方向に移動する間に基台部分(11)に対する掲示部分(12)の移動を制限し、他方向に移動するときは干渉を回避する傾斜面(40)と障害装置(57)とを備えている。掲示部分(12)は、掲示物(P)を支持する支持平坦面と、支持平坦面から離間して配置されかつ基台部分(11)の軌道装置(50)と咬合し軌道装置(50)上に伸縮自在に移動できる表面(48)とを備えている。基台部分(11)及び掲示部分(12)は、伸張位置と折畳み位置とに相対的に伸縮自在に移動できる。選択された伸張位置又は折畳み位置において掛台(10)を直立に保持する脚部装置(18)は、基台部分(11)と掲示部分(12)が選択された位置にあるとき、協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)と協働して基台部分(11)と掲示部分(12)を着脱可能に一体に固定する。
本発明の他の実施の形態は、基台部分(11)と、基台部分(11)に対し入れ子式に係合されかつ基台部分(11)の上部に着脱可能に保持する装置(48, 50)を有する掲示部分(12)と、基台部分(11)と掲示部分(12)を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を備えている。基台部分(11)は、基台部分(11)に対し近接又は離脱して折畳み可能に軸着されかつ表面上に直立状態に基台部分(11)を保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、相対的に伸張位置と折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)は、基台部分(11)に対して脚部装置(18)を折畳むときに、基台部分(11)の周辺面内部に入れ子式に脚部装置(18)を収容する溝(19)を備えている。伸張された脚部装置(18)は、複数の選択された位置の1つに位置に基台部分(11)を保持する手段(29)が設けられる。
本発明の他の実施の形態は、基台部分(11)と、基台部分(11)に対し入れ子式に係合されかつ基台部分(11)に着脱可能に固定する装置(48, 50)を有する掲示部分(12)とを備えている。基台部分(11)は、基台部分(11)に着脱されかつ折畳み可能に設けられかつ基台部分(11)を表面上に直立状態に保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、相対的に伸張位置及び折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)と掲示部分(12)は、脚部装置(18)が旋回し基台部分(11)に折り重なるとき基台部分(11)と掲示部分(12)を複数の選択された位置の一つの位置に固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)の少なくとも一つは、間隔を開けて離間する対向壁(16, 17, 37)を有する中空体を含み、対向壁(16, 17, 37)は補強凹所(31〜34)を有し且つ中空体の横への剛性を与えるために配列した壁面を有する。
本発明の他の実施の形態は、基台部分(11)と、基台部分(11)に係合されかつ掲示用具(P)を着脱可能に保持する保持装置(21)を有する掲示部分(12)とを備えている。基台部分(11)は、表面上に直立して基台部分(11)を保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、相対的に伸張位置及び折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)と掲示部分(12)は、複数の選択された位置の一つの位置に基台部分(11)と掲示部分(12)を固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、端部で閉じられかつ間隔を開けて離間する対向壁(16, 17, 37)を有する中空体を備え、対向壁(16, 17, 37)は中空体の横への剛性を与える補強凹所(31〜34)及び表面壁を有する。
【0021】
【実施例】
添付図面の図1ないし図5について説明する。掛台10は基台部分11と掲示部分12を備え、それらの上に会議場または集会場内の集合した人々に表示するため綴じ合せ紙Pが付着してあり、あるいは指示物が置いてある。
【0022】
より望ましいように基台部分11に間隔をおいた基部13と直立部材14を設け、双方をマーカーやテープなどを収納できるよう上部に形成した仕切り15によって橋絡してある。基台部分11に入れ子式に伸縮自在にしてあるのが掲示部分12であり、この基台部分は一体成形の前部壁と後部壁16と17とをそれぞれ備えている(図6、図7参照)。脚部18が基台部分11の後部壁17の対応する溝19内に折畳めるように配列してある。
【0023】
平型の掲示板20が掲示部分12の一方の面上にあって、筆記用綴じ合せ紙Pや他の掲示物を支えるようにしてある。バネ締付け組立体21を掲示板20の上側縁に固着し、綴じ合せ紙Pをバネ締付け組立体により掲示板20にクリップ留めして掲示板上に固定し、綴じ合せ紙のページを掲示板の頂部22越しにめくれるようにしてある。持上げハンドル23が掲示部分12の側縁24内に成型してあり、基台部分11に関し掲示部分を容易に均衡を保って持上げ且つ折畳めるようにしてある。
【0024】
脚部18は、管状且つU字形に好ましく形成してあり、直立側面部材26と橋絡する底部材25を備え、直立側面部材26は、短トグルリンク27aを貫通し後部壁と脚部にネジで好ましく取付けた上部トグル腕木組立体27によって基台部分11の後部壁17に枢着してある。
【0025】
側面脚部材26もまた、ねじで後部壁と脚部に好ましく取付け、長トグルリンク29を貫通する下部トグル腕木組立体28によって後部壁17に固着してあり長トグルリンク29は、図15で概略を示すように、掛台10の組立て及び保管中に基台部分11に対し脚部18を近接・離脱するように移動させるアークを形成する。図15は、後述する方法と目的のため脚部の端部51がアパーチュア52に対し出没関節運動をするとき、脚部が位置1から位置2及びその反対へそれぞれ矢印の方向へ移動する状態を叙述したものである。脚部側面部材26は一体型横断部材30をトグルリンク29の接合点に有し、組立て時に構造物に剛性を与えるように好ましく配置してある。
【0026】
基台部分の後部壁17はいくつかの凹所と突起を備えている。凹所31は掛台10を折畳むとき掛台のいずれかの側面から選択的に掛台を運ぶようにし、凹所32は掛台が折畳まれるとき脚部横断部材30によって直立姿勢に掛台を支えるようにする。凹所33は基台部分11に剛性を与え、且つ折畳み中、及び基台部分に関し掲示部分の伸張中に歪みを吸収する歪み吸収源33aを含有している。底部凹所34は脚部18を把持し、且つ組立て中に脚部の窪みから脚部18を引き離すようにする。脚部横断部材の突起35は、脚部が基台部分に対し脚部凹所19内に閉じられるとき脚部横断部材を30を適切に据付ける案内の役割を果たす。逆V字形の横断面を有する丸い突起36を、後部壁の下部側面を横切るように配列して壁17を補強している。
【0027】
掲示部分12に関連して、その後部壁37は前部壁と一体成形して掲示板20を形成し、後部壁は多数のリブ38と補強応力吸収源39を具備し、正面掲示板20と後部壁37に一定の間隔をおかせ、且つ基台部分11と掲示部分12の伸張時と折畳み時に応力を吸収する。リブ38の各側面と同リブ38の中に複数の傾斜面40があって掛台が組立てられるとき足部13の方向に急勾配のテーパと掲示板の頂部方向に比較的浅いテーパとを有するようになり、これらの斜面40それぞれの下に応力吸収源41がある。
【0028】
水平の棚状突起43が掲示板20の底縁に設けてあり掛台10を使用するときマーカーを均衡させる刃先の役割を果たし、且つこの棚状突起43は折畳まれたとき基台部分11の後部壁17の丸い突起36と咬合するようになる。掲示板頂部22の上部面は基台部分11の後部壁17上の突起43aと対応する凹所42を備えている。このように同様な掛台を咬合して積重ねることができ、運搬する間も積重ねたままの状態を保持できる。
【0029】
ばね締付け組立体21が掲示板20の前部壁にネジで好ましく取付けてあり、綴じ合せ紙内のドリル抜き穴Hが取付けられる自由端を有する標柱44を具備し、且つこのばね締付け組立体は、掲示板の面上に配列して綴じ合せ紙Pの上縁と裏当て46を保持する逆L字形の締付けプレート45を包含し、裏当て46は綴じ合せ紙上の締付けプレート45を裏当て46の方へ押圧するバネ47を備えている。
【0030】
図9ないし図11で示すように掲示部分12の後部壁37は、垂直方向に間隔をおいて配列した軌道48と隆起部49で形成し、基台部分11は、軌道48と隆起部49とに対応して咬合するように構成した内部縁部材50を具備することにより、掲示部分を上下するため掲示部分12に関し内部縁部材50に沿って掲示部分12を上方または下方へ滑動させる。
【0031】
図12と図13に関して説明する。基台部分11に関し掲示部分12を図1で示す広い床上の取付け位置、または図2で示す伸縮自在な卓上の取付け位置にそれぞれ固定する装置が設けてある。いずれの位置においても脚部18は、基台部分11に折畳まれるとき(図15参照)図12または図13で示す姿勢で、上部と下部の腕木27、28それぞれにより保持されるトグルリンク27aと29によって関節結合され、その結果、脚部側面部材26の端部51が基台部分11を通過するアパーチュア52を斜めに貫通してアパーチュアをクリアする上部壁54の角度的先細な壁53によりかかるようになる。
【0032】
掲示部分11の後部壁37は、2組のくさび形ノッチをその中に形成し、1組は掲示部分の後部壁37の頂部55の近傍に、他の1組は底部56の近傍にそれぞれ配列し、脚部端部51を収容するように垂直及び水平方向にそれぞれ整列しそれによって図12で示すように掲示部分を基台部分に関し卓上位置に(ノッチのトップセット55を用いて)固定し、または図13で示す床位置に(ノッチのボトムセット56を用いて)固定する。
【0033】
前述した基台部分11上で掲示部分12が下方にスライドするときの移動速度を落とすための傾斜面40に加え、バー材57をアパーチュア52上の、基台部分の前部壁16に形成することができ、且つ対応する隆起58を掲示部分の後部壁37内に形成して掲示部分12の基台部分11への下方移動に制限を加えることにより、図12、13で示すように、一旦調整した姿勢に両部分を保持できるように支援する。
【0034】
以下、本発明の好適な実施態様を例示する。
1. 基台部分を表面上にまっすぐに固定させるため該基台部分に対し近接、離脱する折畳み可能の脚部装置を有する基台部分と、前記基台部分と入れ子式に係合し且つ掲示用具をその上に着脱可能に固定する装置を有する掲示部分とからなり、前記両部分は互いに関し伸張姿勢と折畳み姿勢とに移動でき、前記両部分は前記脚部装置が旋回し前記基台部分に折り重なるとき前記両部分を複数の選択された位置の1つの位置に固定する協働咬合装置を有して成ることを特徴とする携帯用掛台。
【0035】
2. 前記両部分はそれぞれ一体成形のブロー成形プラスティック原料から形成されてなることを特徴とする前記1記載の携帯用掛台。
【0036】
3. 前記両部分は運搬と保管用に1つの掛台を他の掛台の上に積重ねるようにして同様の掛台をからみあわせる咬合装置を具備してなる前記1記載の掛台。
【0037】
4. 前記咬合装置は前記両部分の表面上に多数の突出部と凹所を構成することを特徴とする前記3記載の掛台。
【0038】
5.前記脚部装置は前記基台部分の溝内に枢着し重ねて収納できるU字形の脚部材からなることを特徴とする前記1記載の掛台。
【0039】
6. 前記枢着は前記脚部材を前記基台部分に接合するトグル腕木組立体を包含してなる前記5記載の掛台。
【0040】
7. 前記トグル腕木組立体は、前記咬合装置を作動する関節式アークを形成することを特徴としてなる前記5記載の掛台。
【0041】
8. 前記咬合装置は前記基台部分を貫通するアパーチュアと該アパーチュアと前記掲示部分内にて整列するノッチとを具備してなる前記1記載の掛台。
【0042】
9. 前記咬合装置は前記脚部装置の一部を前記アパーチュアを通し且つ対応するノッチ内に移動して前記両部分を選択された位置内に固着する関節式結合装置を備えてなる前記8記載の掛台。
【0043】
10. 前記基台部分は前記掛台が折畳み状態にあるときに把持できる一体式ハンドル装置を具備することを特徴とする前記1記載の掛台。
【0044】
11. 前記基台部分と前記脚部装置とは前記掛台が折畳み状態にあるときに把持できるハンドル装置を具備してなる前記1記載の掛台。
【0045】
12. 前記両部分の前記少なくとも一方は中空である前記1記載の掛台。
【0046】
13. 前記中空部分は該中空部分を補強するための補強リブと補強源装置とを具備することを特徴とする前記12記載の掛台。
【0047】
14. 前記掲示部分は前記基台部分上で脚部装置と対向する側に平らな黒板面を備えてなる前記1記載の掛台。
【0048】
15. 前記黒板面の中間に介在する前記掲示部分の縁に前記両部分を伸張及び折畳み状態に伸縮させるための対向する把持ハンドルを備えてなる前記14記載の掛台。
【0049】
16. 前記黒板面の縁の1つに表示用具を該黒板面に固定する締付け組立体を備えてなる前記14記載の掛台。
【0050】
17. 前記締付け組立体は前記黒板面に穴開けパッドを固着する支柱部品を具備してなる前記16記載の掛台。
【0051】
18. 前記締付け組立体は前記表示用具を適正位置に保持するため裏当て上に配列したクリップ部材を包含することを特徴とする前記16記載の掛台。
【0052】
19. 前記締付け組立体は前記クリップ部材と前記裏当ての間に間隔をおいて配置し前記クリップ部材を前記黒板面に押圧するバネ部材を具備してなる前記18記載の掛台。
【0053】
20. 前記基台部分は前記両部分が伸張したときに開き前記両部分が折畳み状態になったときに閉じる一体式の仕切りを備えることを特徴とする前記1記載の掛台。
【0054】
21. 掲示部分を伸縮自在にその中に収容する軌道手段を形成する面を備えた基台部分と、その上の指示を収納する平坦面と該平坦面から遠位で前記基台部分の軌道装置と咬合し該軌道装置上に伸縮自在に移動できる表面とを備える掲示部分とからなり、前記両部分は互いに関し伸張状態と折畳み状態とに伸縮自在に移動し得ることと、前記両部分を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置、及び前記両部分が一方の方向に移動する間前記掲示部分の前記基台部分についての移動を制限し前記両部分が他の方向に移動するときは干渉しないようにする傾斜面と障害装置とからなることを特徴とする携帯用掛台。
【0055】
22. 選択された伸張または折畳み状態において前記掛台を直立に保持する脚部装置を追加してなる前記21記載の掛台。
【0056】
23. 前記脚部装置は前記咬合装置と関連し前記両部分が選択された状態にあるとき該両部分を着脱可能に一緒に固定することを特徴とする前記22記載の掛台。
【0057】
【発明の効果】
また既述した方法によって、掲示部分11が基台部分12に対し下方に入れ子式に伸縮するとき、仕切り15は閉鎖して掲示部分により覆われる。このため、これらの仕切り内に保管された材料は、安全に保存、運搬されて掛台がまた必要とするときに再度使用できる。
【0058】
通常、掛台10は、既述したように脚部18が脚部凹所19に対し折畳まれ1つの掛台を次の掛台の上に水平に積上げて咬合させることにより安定性を保つ場合を除き、図2に示した姿勢で保管される。上方の掛台は積上げ堆積から取除かれ、その掲示部分12は床上使用の場合は図1で示すように伸張され、また、卓上使用の場合は図2で示すように入れ子式に伸縮されて脚部を基台部分11から折畳み、図12、13それぞれに示すように掲示部分と咬合した姿勢になる。床上の取付けから卓上取付けへの変更、またはその逆は、脚部端部51をわずかに折曲げてノッチ55または56をクリアし、掲示板20を上下に移動させ、脚部端部を対応するノッチに再度ロックすることによって容易に達成することができる。
【0059】
新規な掛台の好ましい実施態様を示したが、本発明の精神と範囲に背くことなく多くの修整及び変更を構成について行うことができる。従って、本発明が記述した構成のみに限定されることは、決して望ましいことではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する掛台の斜視図で、使用準備のできた掛台の伸張された姿勢を示す図である。
【図2】掛台を卓上で使用し、または保管、もしくは運搬するために折畳まれた(その際、脚部が基台部分から折曲げられる)場合を除き、図1の掛台の斜視図である。
【図3】図1で示した本発明を実施する掛台の拡大正面図である。
【図4】図3の掛台の上部掛台断面の一部を切り欠いた背面図である。
【図5】図3の掛台の脚部が伸張された側面図である。
【図6】図4の線6−6について掛台の基台部分の断面図である。
【図7】図4の線7−7について掛台の基台部分の別の断面図である。
【図8】図4の線8a−8aについて掛台の断面図である。
【図9】図4の線8a−8aに続く8b−8bについて掛台の断面図である(綴じ合せ紙締付け具は図示していない)。
【図10】図4の掛台の平面図である(綴じ合せ紙締付け具は図示していない)。
【図11】図4の線10−10について掛台の断面図である。
【図12】図4の線11−11に関する掛台の一部断面図である。
【図13】図2の卓上使用のため折畳まれた際の掛台の脚部固定用構造物の詳細断面図である。
【図14】図5の線13−13について伸張された姿勢を示す場合の掛台を除き、図12に類似した脚部固定用構造物の詳細断面図である。
【図15】掛台の掲示部分上部の綴じ合せ紙締付けと関連ばねクリップ構造物を示す部分詳細断面図である。
【図16】掛台の基台部分に関しトグルと脚部の移動の詳細概要図である。
【符号の説明】
10 掛台
11 基台部分
12 掲示部分
13 基部
14 直立部材
15 仕切り
16 基台部分前部壁
17 基台部分後部壁
18 脚部
19 溝
20 掲示板
21 ばね締付け組立体
22 掲示板頂部
23 持上げハンドル
24 掲示部分側縁
25 底部材
26 直立側面部材
27a 短トグルリンク
27 上部トグル腕木組立体
28 下部トグル腕木組立体
29 長トグルリンク
30 脚部横断部材
31、32、33、34、42 凹所
33a 応力吸収源
35、36 突起
37 掲示部分後部壁
38 リブ
39 補強応力吸収源
40 傾斜面
41 応力吸収源
43 棚場突起
43a 後部壁の突起
44 標柱
45 締付けプレート
46 裏当て
47 ばね
48 軌道
49 隆起部
50 内部縁部材
51 脚部の端部
52 アパーチュア
53 先細壁
54 上部壁
55 掲示部分後壁の頂部:ノッチのトップセット
56 掲示部分後壁の底部:ノッチのボトムセット
57 バー材
58 後部壁内の隆起
【産業上の利用分野】
本発明は、携帯用の掛台に関し、更に詳述すると、取扱いが簡単で、保管や運搬に便利なように折畳みができ、しかも、頑丈で頻繁な使用に耐え且つ耐久性を有する携帯用の掛台に関する。
【0002】
本発明を実施する掛台は、引っかきや刻み目きずに対し抵抗を有するポリエチレン・プラスティックなどのプラスティック材料から、望ましくブロー成形したものである。
【0003】
本発明を実施する掛台は、選択された位置に配置される基台部分と、基台部分部分の上で伸縮自在に摺動される掲示部分とからなる。各部分は1つのユニットにブロー成形され、一体式の前部壁と後部壁、及び補強リブ、並びに壁部を互いに間隔関係におくように成形するスペーサとを有する。
【0004】
この新規な掛台は、ユニットを直立に保持し、掛台を安全な固定の選択された位置に組立てるために使用する組込み式脚部装置を具備する。装置には、その中に、マーカー、テープなどの筆記、掲示用具を使用、保管する手段と、規格用紙メモ帳、掛台パッド、綴じ合せた紙、及び類似のディスプレイ用具を収納する手段とが面倒なく使用できるように組込んである。
【0005】
主題の掛台は、扱いが簡単で長寿命を有する軽量で丈夫なユニットからなり、且つ軽量でバランスがとれた携帯用の全てが完備したユニットに折畳むことができる構成になっている。同掛台は、容易に積重ね、保管ができ、且つ同様な装置のように咬合部材を具備することによって保管や運搬、使用が容易となる。この新規な掛台は、床または卓上で使用することができ、使用目的に合せて完全に調整が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に列挙したごとき特性を具備する新規な携帯用掛台を提供することを目的としている。
【0007】
本発明の他の目的は、運搬と保管用に1部分が他部分内に伸縮自在に折畳めるようにされる基台部分と掲示部分とを掛台用に設けることである。
【0008】
本発明の他の目的は、新規な基台部分と新規な掲示部分からなり、各部分が一体式に補強され間隔をおいた壁部からなり、1部分が他部分中に摺動的に伸縮自在に適合するように構成した掛台を提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、掛台を容易に迅速、能率的にまっすぐに組立てることができ、且つ掛台を直立姿勢に固定する新規な手段を包含する頑丈で、しかも折畳み式の掛台を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、掛台の付属品を収容する一体式仕切りを備え、同仕切りを掛台を使用しないときにたたみ、且つこれら付属用具の保管、運搬に用いるようにした携帯用の掛台を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、スライド式伸縮を容易にするためのガイドと傾斜面、及び掛台の一区画の不意な湾曲を防止するための支援構成物とを包含する掛台用の新規な補強構成物を提供することである。
【0012】
本発明の他の目的は、掛台の掲示部分上の綴じ合わせ紙に用いる新規な固定装置を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、ブロー成形手法によって耐性原料から無駄を省いて経済的に製造した新規な携帯用の掛台を提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、綴じ合せた紙をその上に固定するための特有の収納機構を包含する新規な携帯用の掛台を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、まっすぐな組立てと持ち運びに便利なように折畳んだとき重力の中心にあたる把持手段と携帯手段とを搭載した新規な携帯用の掛台を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、一方が他方と咬合して保管と運搬に便利なように重ねて収納できる特徴について説明した多部分から成る掛台を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、掛台構成物用の補強を設ける一方で同掛台の構成物を選択的摺動的に伸縮自在に折畳み且つ伸張する特有の軌道とチャネルとを包含する新規な掛台構成物を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、掛台を選択的に調整して所定の位置に組立てるために確実に動作する固定用と解放用の装置を提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、簡単且つ能率的で、製造と実際使用時に費用がかさまない新規な掛台を提供することである。
【0020】
本発明の前記目的及び他の目的と利益とは、添付の図面に関連する下記の説明により一層明白になろう。
本発明による携帯用掛台は、基台部分(11)と、基台部分(11)に対して入れ子式に係合されかつ掲示用具(P)を着脱可能に保持する保持装置(21)を有する掲示部分(12)とを備えいる。基台部分(11)は、基台部分(11)に着脱される折畳み可能に設けられかつ基台部分(11)を表面上に直立状態に保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)及び掲示部分(12)は、互いに伸張位置及び折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)及び掲示部分(12)は、脚部装置(18)が旋回し基台部分(11)に折り重なるとき、複数の選択された位置の一つの位置に基台部分(11)及び掲示部分(12)を固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を有する。協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)は、基台部分(11)を貫通する開口部(52)と、開口部(52)と掲示部分(12)にて整列するノッチ(55, 56)とを備え、協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)は、開口部(52)を通し且つ対応するノッチ(55, 56)内に移動して基台部分(11)及び掲示部分(12)を選択された位置内に脚部装置(18)の一部(51)を保持する関節式結合装置(27, 28, 29)とを備えている。
本発明の他の実施の形態では、軌道手段(50)を形成する面を有する基台部分(11)と、伸縮自在に基台部分(11)を内部に収容する掲示部分(12)と、基台部分(11)と掲示部分(12)を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置(51, 52,53, 54, 55, 56)と、基台部分(11)と掲示部分(12)が一方向に移動する間に基台部分(11)に対する掲示部分(12)の移動を制限し、他方向に移動するときは干渉を回避する傾斜面(40)と障害装置(57)とを備えている。掲示部分(12)は、掲示物(P)を支持する支持平坦面と、支持平坦面から離間して配置されかつ基台部分(11)の軌道装置(50)と咬合し軌道装置(50)上に伸縮自在に移動できる表面(48)とを備えている。基台部分(11)及び掲示部分(12)は、伸張位置と折畳み位置とに相対的に伸縮自在に移動できる。選択された伸張位置又は折畳み位置において掛台(10)を直立に保持する脚部装置(18)は、基台部分(11)と掲示部分(12)が選択された位置にあるとき、協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)と協働して基台部分(11)と掲示部分(12)を着脱可能に一体に固定する。
本発明の他の実施の形態は、基台部分(11)と、基台部分(11)に対し入れ子式に係合されかつ基台部分(11)の上部に着脱可能に保持する装置(48, 50)を有する掲示部分(12)と、基台部分(11)と掲示部分(12)を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を備えている。基台部分(11)は、基台部分(11)に対し近接又は離脱して折畳み可能に軸着されかつ表面上に直立状態に基台部分(11)を保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、相対的に伸張位置と折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)は、基台部分(11)に対して脚部装置(18)を折畳むときに、基台部分(11)の周辺面内部に入れ子式に脚部装置(18)を収容する溝(19)を備えている。伸張された脚部装置(18)は、複数の選択された位置の1つに位置に基台部分(11)を保持する手段(29)が設けられる。
本発明の他の実施の形態は、基台部分(11)と、基台部分(11)に対し入れ子式に係合されかつ基台部分(11)に着脱可能に固定する装置(48, 50)を有する掲示部分(12)とを備えている。基台部分(11)は、基台部分(11)に着脱されかつ折畳み可能に設けられかつ基台部分(11)を表面上に直立状態に保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、相対的に伸張位置及び折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)と掲示部分(12)は、脚部装置(18)が旋回し基台部分(11)に折り重なるとき基台部分(11)と掲示部分(12)を複数の選択された位置の一つの位置に固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)の少なくとも一つは、間隔を開けて離間する対向壁(16, 17, 37)を有する中空体を含み、対向壁(16, 17, 37)は補強凹所(31〜34)を有し且つ中空体の横への剛性を与えるために配列した壁面を有する。
本発明の他の実施の形態は、基台部分(11)と、基台部分(11)に係合されかつ掲示用具(P)を着脱可能に保持する保持装置(21)を有する掲示部分(12)とを備えている。基台部分(11)は、表面上に直立して基台部分(11)を保持する脚部装置(18)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、相対的に伸張位置及び折畳み位置とに移動できる。基台部分(11)と掲示部分(12)は、複数の選択された位置の一つの位置に基台部分(11)と掲示部分(12)を固定する協働咬合装置(51, 52, 53, 54, 55, 56)を有する。基台部分(11)と掲示部分(12)は、端部で閉じられかつ間隔を開けて離間する対向壁(16, 17, 37)を有する中空体を備え、対向壁(16, 17, 37)は中空体の横への剛性を与える補強凹所(31〜34)及び表面壁を有する。
【0021】
【実施例】
添付図面の図1ないし図5について説明する。掛台10は基台部分11と掲示部分12を備え、それらの上に会議場または集会場内の集合した人々に表示するため綴じ合せ紙Pが付着してあり、あるいは指示物が置いてある。
【0022】
より望ましいように基台部分11に間隔をおいた基部13と直立部材14を設け、双方をマーカーやテープなどを収納できるよう上部に形成した仕切り15によって橋絡してある。基台部分11に入れ子式に伸縮自在にしてあるのが掲示部分12であり、この基台部分は一体成形の前部壁と後部壁16と17とをそれぞれ備えている(図6、図7参照)。脚部18が基台部分11の後部壁17の対応する溝19内に折畳めるように配列してある。
【0023】
平型の掲示板20が掲示部分12の一方の面上にあって、筆記用綴じ合せ紙Pや他の掲示物を支えるようにしてある。バネ締付け組立体21を掲示板20の上側縁に固着し、綴じ合せ紙Pをバネ締付け組立体により掲示板20にクリップ留めして掲示板上に固定し、綴じ合せ紙のページを掲示板の頂部22越しにめくれるようにしてある。持上げハンドル23が掲示部分12の側縁24内に成型してあり、基台部分11に関し掲示部分を容易に均衡を保って持上げ且つ折畳めるようにしてある。
【0024】
脚部18は、管状且つU字形に好ましく形成してあり、直立側面部材26と橋絡する底部材25を備え、直立側面部材26は、短トグルリンク27aを貫通し後部壁と脚部にネジで好ましく取付けた上部トグル腕木組立体27によって基台部分11の後部壁17に枢着してある。
【0025】
側面脚部材26もまた、ねじで後部壁と脚部に好ましく取付け、長トグルリンク29を貫通する下部トグル腕木組立体28によって後部壁17に固着してあり長トグルリンク29は、図15で概略を示すように、掛台10の組立て及び保管中に基台部分11に対し脚部18を近接・離脱するように移動させるアークを形成する。図15は、後述する方法と目的のため脚部の端部51がアパーチュア52に対し出没関節運動をするとき、脚部が位置1から位置2及びその反対へそれぞれ矢印の方向へ移動する状態を叙述したものである。脚部側面部材26は一体型横断部材30をトグルリンク29の接合点に有し、組立て時に構造物に剛性を与えるように好ましく配置してある。
【0026】
基台部分の後部壁17はいくつかの凹所と突起を備えている。凹所31は掛台10を折畳むとき掛台のいずれかの側面から選択的に掛台を運ぶようにし、凹所32は掛台が折畳まれるとき脚部横断部材30によって直立姿勢に掛台を支えるようにする。凹所33は基台部分11に剛性を与え、且つ折畳み中、及び基台部分に関し掲示部分の伸張中に歪みを吸収する歪み吸収源33aを含有している。底部凹所34は脚部18を把持し、且つ組立て中に脚部の窪みから脚部18を引き離すようにする。脚部横断部材の突起35は、脚部が基台部分に対し脚部凹所19内に閉じられるとき脚部横断部材を30を適切に据付ける案内の役割を果たす。逆V字形の横断面を有する丸い突起36を、後部壁の下部側面を横切るように配列して壁17を補強している。
【0027】
掲示部分12に関連して、その後部壁37は前部壁と一体成形して掲示板20を形成し、後部壁は多数のリブ38と補強応力吸収源39を具備し、正面掲示板20と後部壁37に一定の間隔をおかせ、且つ基台部分11と掲示部分12の伸張時と折畳み時に応力を吸収する。リブ38の各側面と同リブ38の中に複数の傾斜面40があって掛台が組立てられるとき足部13の方向に急勾配のテーパと掲示板の頂部方向に比較的浅いテーパとを有するようになり、これらの斜面40それぞれの下に応力吸収源41がある。
【0028】
水平の棚状突起43が掲示板20の底縁に設けてあり掛台10を使用するときマーカーを均衡させる刃先の役割を果たし、且つこの棚状突起43は折畳まれたとき基台部分11の後部壁17の丸い突起36と咬合するようになる。掲示板頂部22の上部面は基台部分11の後部壁17上の突起43aと対応する凹所42を備えている。このように同様な掛台を咬合して積重ねることができ、運搬する間も積重ねたままの状態を保持できる。
【0029】
ばね締付け組立体21が掲示板20の前部壁にネジで好ましく取付けてあり、綴じ合せ紙内のドリル抜き穴Hが取付けられる自由端を有する標柱44を具備し、且つこのばね締付け組立体は、掲示板の面上に配列して綴じ合せ紙Pの上縁と裏当て46を保持する逆L字形の締付けプレート45を包含し、裏当て46は綴じ合せ紙上の締付けプレート45を裏当て46の方へ押圧するバネ47を備えている。
【0030】
図9ないし図11で示すように掲示部分12の後部壁37は、垂直方向に間隔をおいて配列した軌道48と隆起部49で形成し、基台部分11は、軌道48と隆起部49とに対応して咬合するように構成した内部縁部材50を具備することにより、掲示部分を上下するため掲示部分12に関し内部縁部材50に沿って掲示部分12を上方または下方へ滑動させる。
【0031】
図12と図13に関して説明する。基台部分11に関し掲示部分12を図1で示す広い床上の取付け位置、または図2で示す伸縮自在な卓上の取付け位置にそれぞれ固定する装置が設けてある。いずれの位置においても脚部18は、基台部分11に折畳まれるとき(図15参照)図12または図13で示す姿勢で、上部と下部の腕木27、28それぞれにより保持されるトグルリンク27aと29によって関節結合され、その結果、脚部側面部材26の端部51が基台部分11を通過するアパーチュア52を斜めに貫通してアパーチュアをクリアする上部壁54の角度的先細な壁53によりかかるようになる。
【0032】
掲示部分11の後部壁37は、2組のくさび形ノッチをその中に形成し、1組は掲示部分の後部壁37の頂部55の近傍に、他の1組は底部56の近傍にそれぞれ配列し、脚部端部51を収容するように垂直及び水平方向にそれぞれ整列しそれによって図12で示すように掲示部分を基台部分に関し卓上位置に(ノッチのトップセット55を用いて)固定し、または図13で示す床位置に(ノッチのボトムセット56を用いて)固定する。
【0033】
前述した基台部分11上で掲示部分12が下方にスライドするときの移動速度を落とすための傾斜面40に加え、バー材57をアパーチュア52上の、基台部分の前部壁16に形成することができ、且つ対応する隆起58を掲示部分の後部壁37内に形成して掲示部分12の基台部分11への下方移動に制限を加えることにより、図12、13で示すように、一旦調整した姿勢に両部分を保持できるように支援する。
【0034】
以下、本発明の好適な実施態様を例示する。
1. 基台部分を表面上にまっすぐに固定させるため該基台部分に対し近接、離脱する折畳み可能の脚部装置を有する基台部分と、前記基台部分と入れ子式に係合し且つ掲示用具をその上に着脱可能に固定する装置を有する掲示部分とからなり、前記両部分は互いに関し伸張姿勢と折畳み姿勢とに移動でき、前記両部分は前記脚部装置が旋回し前記基台部分に折り重なるとき前記両部分を複数の選択された位置の1つの位置に固定する協働咬合装置を有して成ることを特徴とする携帯用掛台。
【0035】
2. 前記両部分はそれぞれ一体成形のブロー成形プラスティック原料から形成されてなることを特徴とする前記1記載の携帯用掛台。
【0036】
3. 前記両部分は運搬と保管用に1つの掛台を他の掛台の上に積重ねるようにして同様の掛台をからみあわせる咬合装置を具備してなる前記1記載の掛台。
【0037】
4. 前記咬合装置は前記両部分の表面上に多数の突出部と凹所を構成することを特徴とする前記3記載の掛台。
【0038】
5.前記脚部装置は前記基台部分の溝内に枢着し重ねて収納できるU字形の脚部材からなることを特徴とする前記1記載の掛台。
【0039】
6. 前記枢着は前記脚部材を前記基台部分に接合するトグル腕木組立体を包含してなる前記5記載の掛台。
【0040】
7. 前記トグル腕木組立体は、前記咬合装置を作動する関節式アークを形成することを特徴としてなる前記5記載の掛台。
【0041】
8. 前記咬合装置は前記基台部分を貫通するアパーチュアと該アパーチュアと前記掲示部分内にて整列するノッチとを具備してなる前記1記載の掛台。
【0042】
9. 前記咬合装置は前記脚部装置の一部を前記アパーチュアを通し且つ対応するノッチ内に移動して前記両部分を選択された位置内に固着する関節式結合装置を備えてなる前記8記載の掛台。
【0043】
10. 前記基台部分は前記掛台が折畳み状態にあるときに把持できる一体式ハンドル装置を具備することを特徴とする前記1記載の掛台。
【0044】
11. 前記基台部分と前記脚部装置とは前記掛台が折畳み状態にあるときに把持できるハンドル装置を具備してなる前記1記載の掛台。
【0045】
12. 前記両部分の前記少なくとも一方は中空である前記1記載の掛台。
【0046】
13. 前記中空部分は該中空部分を補強するための補強リブと補強源装置とを具備することを特徴とする前記12記載の掛台。
【0047】
14. 前記掲示部分は前記基台部分上で脚部装置と対向する側に平らな黒板面を備えてなる前記1記載の掛台。
【0048】
15. 前記黒板面の中間に介在する前記掲示部分の縁に前記両部分を伸張及び折畳み状態に伸縮させるための対向する把持ハンドルを備えてなる前記14記載の掛台。
【0049】
16. 前記黒板面の縁の1つに表示用具を該黒板面に固定する締付け組立体を備えてなる前記14記載の掛台。
【0050】
17. 前記締付け組立体は前記黒板面に穴開けパッドを固着する支柱部品を具備してなる前記16記載の掛台。
【0051】
18. 前記締付け組立体は前記表示用具を適正位置に保持するため裏当て上に配列したクリップ部材を包含することを特徴とする前記16記載の掛台。
【0052】
19. 前記締付け組立体は前記クリップ部材と前記裏当ての間に間隔をおいて配置し前記クリップ部材を前記黒板面に押圧するバネ部材を具備してなる前記18記載の掛台。
【0053】
20. 前記基台部分は前記両部分が伸張したときに開き前記両部分が折畳み状態になったときに閉じる一体式の仕切りを備えることを特徴とする前記1記載の掛台。
【0054】
21. 掲示部分を伸縮自在にその中に収容する軌道手段を形成する面を備えた基台部分と、その上の指示を収納する平坦面と該平坦面から遠位で前記基台部分の軌道装置と咬合し該軌道装置上に伸縮自在に移動できる表面とを備える掲示部分とからなり、前記両部分は互いに関し伸張状態と折畳み状態とに伸縮自在に移動し得ることと、前記両部分を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置、及び前記両部分が一方の方向に移動する間前記掲示部分の前記基台部分についての移動を制限し前記両部分が他の方向に移動するときは干渉しないようにする傾斜面と障害装置とからなることを特徴とする携帯用掛台。
【0055】
22. 選択された伸張または折畳み状態において前記掛台を直立に保持する脚部装置を追加してなる前記21記載の掛台。
【0056】
23. 前記脚部装置は前記咬合装置と関連し前記両部分が選択された状態にあるとき該両部分を着脱可能に一緒に固定することを特徴とする前記22記載の掛台。
【0057】
【発明の効果】
また既述した方法によって、掲示部分11が基台部分12に対し下方に入れ子式に伸縮するとき、仕切り15は閉鎖して掲示部分により覆われる。このため、これらの仕切り内に保管された材料は、安全に保存、運搬されて掛台がまた必要とするときに再度使用できる。
【0058】
通常、掛台10は、既述したように脚部18が脚部凹所19に対し折畳まれ1つの掛台を次の掛台の上に水平に積上げて咬合させることにより安定性を保つ場合を除き、図2に示した姿勢で保管される。上方の掛台は積上げ堆積から取除かれ、その掲示部分12は床上使用の場合は図1で示すように伸張され、また、卓上使用の場合は図2で示すように入れ子式に伸縮されて脚部を基台部分11から折畳み、図12、13それぞれに示すように掲示部分と咬合した姿勢になる。床上の取付けから卓上取付けへの変更、またはその逆は、脚部端部51をわずかに折曲げてノッチ55または56をクリアし、掲示板20を上下に移動させ、脚部端部を対応するノッチに再度ロックすることによって容易に達成することができる。
【0059】
新規な掛台の好ましい実施態様を示したが、本発明の精神と範囲に背くことなく多くの修整及び変更を構成について行うことができる。従って、本発明が記述した構成のみに限定されることは、決して望ましいことではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する掛台の斜視図で、使用準備のできた掛台の伸張された姿勢を示す図である。
【図2】掛台を卓上で使用し、または保管、もしくは運搬するために折畳まれた(その際、脚部が基台部分から折曲げられる)場合を除き、図1の掛台の斜視図である。
【図3】図1で示した本発明を実施する掛台の拡大正面図である。
【図4】図3の掛台の上部掛台断面の一部を切り欠いた背面図である。
【図5】図3の掛台の脚部が伸張された側面図である。
【図6】図4の線6−6について掛台の基台部分の断面図である。
【図7】図4の線7−7について掛台の基台部分の別の断面図である。
【図8】図4の線8a−8aについて掛台の断面図である。
【図9】図4の線8a−8aに続く8b−8bについて掛台の断面図である(綴じ合せ紙締付け具は図示していない)。
【図10】図4の掛台の平面図である(綴じ合せ紙締付け具は図示していない)。
【図11】図4の線10−10について掛台の断面図である。
【図12】図4の線11−11に関する掛台の一部断面図である。
【図13】図2の卓上使用のため折畳まれた際の掛台の脚部固定用構造物の詳細断面図である。
【図14】図5の線13−13について伸張された姿勢を示す場合の掛台を除き、図12に類似した脚部固定用構造物の詳細断面図である。
【図15】掛台の掲示部分上部の綴じ合せ紙締付けと関連ばねクリップ構造物を示す部分詳細断面図である。
【図16】掛台の基台部分に関しトグルと脚部の移動の詳細概要図である。
【符号の説明】
10 掛台
11 基台部分
12 掲示部分
13 基部
14 直立部材
15 仕切り
16 基台部分前部壁
17 基台部分後部壁
18 脚部
19 溝
20 掲示板
21 ばね締付け組立体
22 掲示板頂部
23 持上げハンドル
24 掲示部分側縁
25 底部材
26 直立側面部材
27a 短トグルリンク
27 上部トグル腕木組立体
28 下部トグル腕木組立体
29 長トグルリンク
30 脚部横断部材
31、32、33、34、42 凹所
33a 応力吸収源
35、36 突起
37 掲示部分後部壁
38 リブ
39 補強応力吸収源
40 傾斜面
41 応力吸収源
43 棚場突起
43a 後部壁の突起
44 標柱
45 締付けプレート
46 裏当て
47 ばね
48 軌道
49 隆起部
50 内部縁部材
51 脚部の端部
52 アパーチュア
53 先細壁
54 上部壁
55 掲示部分後壁の頂部:ノッチのトップセット
56 掲示部分後壁の底部:ノッチのボトムセット
57 バー材
58 後部壁内の隆起
Claims (5)
- 基台部分と、基台部分に対して入れ子式に係合されかつ掲示用具を着脱可能に保持する保持装置を有する掲示部分とを備え、
基台部分は、基台部分に着脱される折畳み可能に設けられかつ基台部分を表面上に直立状態に保持する脚部装置を有し、
基台部分及び掲示部分は、互いに伸張位置及び折畳み位置とに移動でき、
基台部分及び掲示部分は、脚部装置が旋回し基台部分に折り重なるとき、複数の選択された位置の一つの位置に基台部分及び掲示部分を固定する協働咬合装置を有し、
協働咬合装置は、基台部分を貫通する開口部と、開口部と掲示部分にて整列するノッチとを備え、協働咬合装置は、開口部を通し且つ対応するノッチ内に移動して基台部分及び掲示部分を選択された位置内に脚部装置の一部を保持する関節式結合装置とを備えることを特徴とする携帯用掛台。 - 軌道手段を形成する面を有する基台部分と、伸縮自在に基台部分を内部に収容する掲示部分と、基台部分と掲示部分を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置と、基台部分と掲示部分が一方向に移動する間に基台部分に対する掲示部分の移動を制限し、他方向に移動するときは干渉を回避する傾斜面と障害装置とを備え、
掲示部分は、掲示物を支持する支持平坦面と、支持平坦面から離間して配置されかつ基台部分の軌道装置と咬合し軌道装置上に伸縮自在に移動できる表面とを備え、
基台部分及び掲示部分は、伸張位置と折畳み位置とに相対的に伸縮自在に移動でき、
選択された伸張位置又は折畳み位置において掛台を直立に保持する脚部装置は、基台部分と掲示部分が選択された位置にあるとき、協働咬合装置と協働して基台部分と掲示部分を着脱可能に一体に固定することを特徴とする携帯用掛台。 - 基台部分と、基台部分に対し入れ子式に係合されかつ基台部分の上部に着脱可能に保持する装置を有する掲示部分と、基台部分と掲示部分を複数の選択された位置の1つに固定する協働咬合装置を備え、
基台部分は、基台部分に対し近接又は離脱して折畳み可能に軸着されかつ表面上に直立状態に基台部分を保持する脚部装置を有し、
基台部分と掲示部分は、相対的に伸張位置と折畳み位置とに移動でき、
基台部分は、基台部分に対して脚部装置を折畳むときに、基台部分の周辺面内部に入れ子式に脚部装置を収容する溝を備え、
伸張された脚部装置は、複数の選択された位置の1つに位置に基台部分を保持する手段を備えたことを特徴とする携帯用掛台。 - 基台部分と、基台部分に対し入れ子式に係合されかつ基台部分に着脱可能に固定する装置を有する掲示部分とを備え、
基台部分は、基台部分に着脱されかつ折畳み可能に設けられかつ基台部分を表面上に直立状態に保持する脚部装置を有し、
基台部分と掲示部分は、相対的に伸張位置及び折畳み位置とに移動でき、
基台部分と掲示部分は、脚部装置が旋回し基台部分に折り重なるとき基台部分と掲示部分を複数の選択された位置の一つの位置に固定する協働咬合装置を有し、
基台部分と掲示部分の少なくとも一つは、間隔を開けて離間する対向壁を有する中空体を含み、対向壁は補強凹所を有し且つ中空体の横への剛性を与えるために配列した壁面を有することを特徴とする携帯用掛台。 - 基台部分と、基台部分に係合されかつ掲示用具を着脱可能に保持する保持装置を有する掲示部分とを備え、
基台部分は、表面上に直立して基台部分を保持する脚部装置を有し、
基台部分と掲示部分は、相対的に伸張位置及び折畳み位置とに移動でき、
基台部分と掲示部分は、複数の選択された位置の一つの位置に基台部分と掲示部分を固定する協働咬合装置を有し、
基台部分と掲示部分は、端部で閉じられかつ間隔を開けて離間する対向壁を有する中空体を備え、対向壁は中空体の横への剛性を与える補強凹所及び表面壁を有することを特徴とする携帯用掛台。
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