JP3559370B2 - 水浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水浄化装置に関し、詳しくは湖沼、河川、修景池や親水公園の人工池への使用に適する光触媒活性による酸化分解作用を応用した処理効率の良好な水浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
湖沼、河川、修景池や親水公園の人工池、水路の水質浄化方法としては、現在、生物処理、ろ過、紫外線酸化、オゾン酸化等の方法が用いられている。しかしながら、紫外線酸化、オゾン酸化などは、高いエネルギーを投入する必要があり、生物処理やろ過においては、所望の処理能力を維持するための雰囲気の制御やろ材の浄化などのメンテナンスが必要であり、しかも、いずれの方法も人工池の如きBOD値10mg/リットル以下の低濃度汚濁に対しては高濃度時に比べて処理効率が低いという問題があり、また、汚濁の程度は低いが処理対象となる水が大量にある湖沼や河川の水に対しては初期設備コストや処理コストが高くなるという問題があった。
【0003】
特に、修景池で魚介類を飼育する場合には、魚介類の排泄物に含まれる有機物、栄養塩によって藻類が発生したり、水中アンモニア濃度が上昇して、水質の汚濁、臭気の発生が生じて、魚介類にも悪影響を及ぼす虞がある。しかしながら、殺藻剤などの薬剤は魚介類への影響が強いため使用することができず、有効な水浄化処理方法は見いだされていない。
【0004】
また、水遊びが可能な都市型の親水公園の人工池や水路においては、清潔で安全な水質が保たれることが重要であり、このため薬剤等による水処理は不適とされていた。
【0005】
一方、酸化チタン等の光触媒活性を有する物質(以下、適宜光触媒と称する)に紫外線を照射すると強力な酸化能を有するラジカルが生成され、このラジカルにより液体及び気体中の被酸化物質が酸化されることが知られている。
【0006】
この光触媒活性を応用して流体の浄化処理を行うことが提案されており、例えば、特公平4−54511号には、流体の浄化方法として、酸化チタンを透光性の物質により多孔性の塊状体とし、流体中に分散させ、紫外線照射により光分解する方法が記載されている。この方法によればバインダーにより酸化チタンを塊状にするため、光触媒反応に係る表面積が減少し、反応効率が悪いという問題がある。
【0007】
また、流出油の処理方法として用いられる酸化チタン等の光触媒を塗布したガラスビーズを水中に散布す方法も提案されているが、使用した光触媒を回収することができず、ガラスビーズそのものによる二次汚染やコストが高い等の問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、修景池や親水公園の人工池、水路等に好適に使用される、簡単な構造であり、安全性が高く、水の浄化処理効率が良好で、しかも、エネルギーの供給や煩雑なメンテナンスを必要としない低ランニングコストの水浄化装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討の結果、光触媒活性を有する物質(以下、適宜、光触媒と称する)を紐状又は中空チューブ状の支持体、好ましくは支持体表面、に担持させた材料を使用することにより、前記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成した。
【0010】
本発明の請求項1に係る水浄化装置は、紐状又は中空チューブ状の形状を有する支持体に、光触媒活性を有する物質を担持させ、その両端を枠体に固定した成形体と、成形体と固着された浮遊体と、を備えた水浄化装置であって、該浮遊体が水面に浮遊したとき、該成形体が水深2mm〜10cmで水中に位置するように該成形体と該浮遊体とを固着した、ことを特徴とする。
【0011】
前記前記光触媒活性を有する物質を担持させた支持体が水面と略平行になるように枠体に固着されていることが効果の観点から好ましい。
【0012】
また、前記支持体の材料は、ガラス、繊維、合成樹脂、セラミック、ゼオライト、活性炭から選択されることが好ましく、前記紐状の支持体は、糸状、ロープ状、又は、テープ状の形状をなすことが好ましい。
【0013】
この装置によれば、修景池等の水中の汚染物質を酸化チタン等の光触媒と接触させ、太陽光の照射によって反応させるため、反応速度が速く高効率的に光触媒反応を行うことができる。この反応により、水中の被酸化物質の酸化によるCODの削減、水中に発生したアンモニアの硝化、大腸菌などの菌類の殺菌などが行われ、池、水路等の水を、他からエネルギーを供給することなく、常に効率的に浄化処理することができる。
【0014】
本発明の請求項2に係る水浄化装置においては、前記光触媒を担持した成形体が、水深2mm〜10cmに位置するように固着され、且つ、前記光触媒活性を有する物質を担持させた支持体が水面と略平行になるように枠体に固着されるため、光触媒に照射する太陽光の強度が好適な範囲に保持され、また、水との接触状態も良好であり、光触媒反応効率の向上を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は実施例1の水浄化装置10の構成を示す概略斜視図である。
【0016】
図1の水浄化装置10は、紐状の形状を有する支持体であるグラスファイバー製のロープ12を枠体14に網状に固定した成形体16と、成形体16に固着された浮遊体である合成樹脂製の中空球体18とで構成されている。
【0017】
前記成形体16と中空球体18とは、合成樹脂製の柱部20を介して固着されている。
【0018】
グラスファイバー製のロープ12表面には光触媒活性を有する物質である酸化チタン粉末22が担持されている。
【0019】
図2は、実施例1の水浄化装置10を水中に配置した状態を示す概略断面図である。合成樹脂製の中空球体18が水面に浮遊し、柱部20を介して中空球体18に固着されている成形体16は水中に位置している。
【0020】
ここで、水面から水中に位置する成形体16までの距離(図2中、dで表される)、即ち、水深は2mmから10cm程度であることが好ましい。成形体16が水深2mmよりも浅いところに位置していると、条件によっては成形体16を構成する光触媒を担持させた網状のグラスファイバーロープ12が水面に露出することになり、光触媒反応効率上好ましくない。また、成形体16が水深10cmより深いところに位置すると、光触媒表面に到達する太陽光に含まれる有効な波長の紫外線が減衰され、光触媒反応効率が低下する。
【0021】
即ち、光触媒反応を効率よく行うためには、光触媒表面に到達する紫外線(例えば、波長360nm)は0.1mW/cm以上であることが好ましく、太陽光の晴天時における前記波長の紫外線の照度は約5mW/cmであることから、前記範囲が決定される。
【0022】
成形体16の水中における位置(水深)は、浮遊体18の水面での浮遊状態、成形体16と浮遊体18との距離などにより、調整することができる。この調整は、通常、成形体16と浮遊体18とを固着する柱部20の長さ、成形体16の重量などにより調整することができる。また、成形体16と浮遊体18との固着は、必ずしも柱部20を介さなくてもよく、水面から水中の成形体16までの距離dが前記好ましい範囲にあれば、図3の概略断面図に示すように、成形体16と浮遊体18とが直接固着されていてもよい。
【0023】
ここで、浮遊体18として用いられているのは合成樹脂製の中空球体であるが、成形体16を水面下の好適な位置に保持できるものであれば、その大きさ、形状、素材に特に制限はなく、合成樹脂製の他、ガラス、セラミック等無機材料製の中空体でもよく、比重の軽い材料、例えば、発泡スチロール、木材等で形成されていてもよい。
【0024】
この水浄化装置10を湖沼や河川に配置することにより、水面近傍に位置するグラスファイバーロープ12に担持された酸化チタン粉体22表面と水との接触面において、太陽光の紫外線による光触媒反応が起こり、TCE、PCE、アンモニアなどの汚染物質の分解や殺菌が行われる。
【0025】
本実施例1のように光触媒を担持したロープ12が網状に固定されていると、水の動きの大きなところでは網状の部分で水が攪拌された状態になり、処理対象水と光触媒22との接触頻度が向上するとともに、光触媒反応に必要な酸素の大気中からの溶け込み、光触媒22表面と被処理水との接触、分解生成物の離脱が促進され、反応効率の低下を防ぐことができる。さらに、網状の形態は、ねじれや曲げなどの外的応力に対しての強度が高いため好ましい。この特徴は、例えば、格子状の形態でも同様に発現される。
【0026】
水浄化装置10の大きさに特に制限はないが、1個あたりの反応効率及び持ち運び性を考慮すれば、成形体16の枠体14が2m×4m程度のものが使用性が良好である。
【0027】
この水浄化装置10は湖沼や河川の広さ、汚染の状態などにより複数個連結して使用してもよい。また、河川等では流失を防止するため、ロープ等で岸に繋ぎ止めて利用してもよい。
(実施例2)
図4は実施例2の水浄化装置24の構成を示す概略斜視図である。
【0028】
本実施例2においては、光触媒22は、広幅のテープ状の支持体26の表面に担持されており、テープ状の支持体26は、平行に配置され、枠体14に両端を固定されている他は、実施例1と同様である。
【0029】
この成形体の態様によれば、受光面積が大きくとれ、成形も簡単に行うことができる。このテープ状の支持体26の幅や固定間隔は処理対象水の汚染状態などにより選択することができるが、通常は幅1〜20cm程度のものが好適に用いられる。
(実施例3)
図5は実施例3の水浄化装置28の構成を示す概略斜視図である。
【0030】
本実施例3においては、光触媒22は、ガラス又は多孔質セラミック製の直径2〜30mm程度の中空チューブ形の支持体30の表面に担持されており、この中空チューブ形の支持体30は、中空部にワイヤー32を通した形で固定され、ワイヤー32は、平行に配置され、枠体14に両端を固定されている他は、実施例1と同様である。
【0031】
処理対象水の水面に浮遊物が多く存在する場合には、通常の支持体であると、光触媒22表面に浮遊物が付着し、光触媒反応効率が低下する場合があるが、本実施例3の如く回転可能に固定された中空チューブ状支持体30に光触媒22を担持させることにより、回転の摩擦で浮遊物の光触媒22表面への付着を防止することができる。この回転可能に固定された中空チューブ形の支持体30の大きさや配置密度は目的に応じて任意に選択することができる。
【0032】
これらの処理装置10、24、28においては、光触媒として酸化チタンを使用しているが、光触媒はこれに制限されるものなく、例えば、特公平2−9850号の記載の如き光触媒活性を有する物質として公知の物質を任意に使用することができる。光触媒のなかでも、酸化チタン、酸化鉄、酸化タングステン、酸化亜鉛、チタン酸ストロンチウム等が代表的なものとして広く知られており、これらのうち、光触媒活性効果、安全性及びコストの観点、及び、水中のリン酸化合物を吸着する観点からは、各実施例に使用されている酸化チタンが好ましい。
【0033】
また、これら光触媒の光触媒活性を向上させるために、これらと共存して、光触媒反応において還元反応サイトになりうる金属、例えば、白金、金、パラジウム、銀、銅、ニッケル、コバルトからなる群から選択される金属、好ましくは、白金、金、パラジウム、銀等を併用することもできる。
【0034】
光触媒を担持させる支持体としては、紐状又は中空チューブ状に成形でき、光触媒反応によって劣化せず、且つ、耐久性があって加工しやすい物質を任意に使用することができる。耐久性及びファイバー状に加工して表面積を大きくとりうる観点からは、本実施例のガラスを原料とするグラスファイバーが最適であるが、その他、繊維、合成樹脂、セラミック、ゼオライト、活性炭などを好適なものとして使用することができる。繊維としては、耐久性に優れた炭素繊維、合成繊維などが好適なものとして挙げられる。また、セラミックとしては、表面積を大きくとりうるという観点から多孔質セラミックを用いることが好ましい。
【0035】
処理対象水にやや濁りがあり、太陽光の吸収が大きい場合には、支持体の材料として透明なガラスやグラスファイバーを用いて、入射した光をガラス内部で散乱させ、深部まで光触媒反応を有効に行わせしめることが好ましい。処理対象水の被酸化物濃度が高い場合には、ゼオライトや活性炭を添加して光触媒を固定化することにより、被酸化物質を吸着、濃縮し、除去速度の向上を図ることが好ましい。また、銅や鉄を微量添加することにより光触媒反応を促進させることもできる。
【0036】
これらの材料はフィラメント状若しくはファイバー状に加工して、それを単糸、撚り合わせ糸、引き揃え糸等の糸状として用いることができる。またさらに、それらの糸を数本寄り合わせてロープ状に加工したり、それらの糸を織って幅広のテープ状に加工して使用することができる。また、合成樹脂などでは、フィルム状に成形してそれを紐状、テープ状に切断して用いることもできる。
【0037】
また、ガラス、セラミック等の無機材料や合成樹脂は、前記紐状、テープ状に加えて中空チューブ状に成形して用いることもできる。
【0038】
支持体の形状は、なるべく表面積を多くとりうるものが好ましく、その観点からはモノフィラメントやフィルムを切断してなるテープ状のものよりも、撚り糸状、ロープ状や、織物からなるものが好ましく、ミクロ的に見れば細かなひげ状の繊維が枝状に出ている形状のものがより好ましい。また、固体材料の場合は、表面に微細な凹凸を有するものや多空質のものを好適な例として挙げることができる。これらは、目的に応じて任意に選択することができる。
【0039】
支持体表面に酸化チタン被膜を形成させる方法としては、公知の方法を任意に用いることができ、例えば、酸化チタンゾルを支持体上にスピンコーティング、ディップコーティング等によって塗布して所望により焼成する方法、フィルム状に成形した酸化チタンを支持体上に接着する方法等を使用することができる。
【0040】
また、酸化チタン被膜を形成させる別の方法としては、紫外線照射条件下で酸化チタンスラリー(酸化チタン粉末を10〜20g/リットルの濃度で水に分散させたもの)を噴霧し、乾燥、焼成する方法が挙げられる。
【0041】
これらの紐状、中空チューブ状に加工され、表面に光触媒を担持した支持体は、適当な枠体に固定されて用いられる。枠体の素材は、水中で使用される場合の耐久性と強度の要求を満たせば特に制限はなく、防錆処理した金属、耐水性、耐候性の良好な合成樹脂などの公知の素材を用いることができる。
【0042】
支持体の枠体への固定は、受光面を効率よくとるという観点から、支持体同志を編み織りして網状として固定する方法、縦横に平行に格子状として固定する方法、幅広のテープ状の支持体を平行に配置して固定する方法、中空チューブ状の支持体の中空部に針金などを通して、針金を枠体に固定することにより、中空チューブ状の支持体を回転可能に固定する方法等が挙げられる。
【0043】
この水浄化装置においては、光触媒自体が汚れ付着防止性や殺菌性を有するためメンテナンスは殆ど不要であるが、酸化チタン被膜に物理的な汚れの付着等による光触媒活性の低下が認められた場合には、水浄化装置を一旦回収し、光触媒表面を洗浄するメンテナンスを適宜行うことが効果的の観点から好ましい。
【0044】
また、本発明の水浄化装置には、太陽光をより効率的に光触媒表面に集光するためのリフレクターの如き反射集光板を水面の好適な位置に固着して使用することができる。さらに、光触媒反応の効率化の観点から、太陽光が照射されないときでも浄化機能を持続させるために、ブラックライトなどの紫外線光源を配置して用いてもよい。
【0045】
本発明の水浄化装置は、景勝池、人工池に適用する際にはこれらを単独で或いは複数個連結させて、水面に浮遊させて用いればよく、河川、人工小川、水路に用いる場合には、流失を防止するため、護岸などにロープで固定して用いてもよい。
【0046】
本発明の水浄化装置は、適用される環境、汚染状態、例えば、魚類等の生物の有無、利用者の数などによって要求される処理能力に対して好適な態様を選択することができる。
【0047】
処理能力に適合する態様は、例えば、水浄化装置の大きさ、支持体の形状、用いる光触媒の種類、光触媒を担持させた支持体の配置密度などを調製することにより、好適な条件を達成しうる。
【0048】
本発明の水浄化装置は、修景池や親水公園の人工池、人工小川、水路等、高い水質と安全性を要求される全ての分野で利用することができ、特に、水量が多く汚染濃度の低い水系で好適に利用することができる。
【0049】
本発明の水浄化装置は、前記の如く構造が簡単であり、このため、装置の配置、回収、撤去を簡単に行うことができ、エネルギーの供給や煩雑なメンテナンスが不要で、安全性が高いことから、応用の範囲は広い。
【0050】
【発明の効果】
本発明の水浄化装置は、修景池や親水公園の人工池、水路等に好適に使用され、安全性が高く、簡単な構造であり、水の浄化処理効率が良好で、しかも、高いエネルギーの供給や煩雑なメンテナンスを必要としないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の水浄化装置の概要を示す斜視図である。
【図2】実施例1の水浄化装置を水中に配置した状態を示す概略断面図である。
【図3】浮遊体と成形体とを直接固着した水浄化装置を水中に配置した状態を示す概略断面図である。
【図4】実施例2の水浄化装置の概要を示す斜視図である。
【図5】実施例3の水浄化装置の概要を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 水浄化装置
12 グラスファイバーロープ(支持体)
14 枠体
16 成形体
18 浮遊体
22 酸化チタン(光触媒活性を有する物質)
24 水浄化装置
26 テープ状の支持体
28 水浄化装置
30 中空チューブ状の支持体
32 ワイヤー

Claims (9)

  1. 紐状又は中空チューブ状の形状を有する支持体に光触媒活性を有する物質を担持させ、その両端を枠体に固定した成形体と、成形体と固着された複数の浮遊体と、を備えた水浄化装置であって、
    該浮遊体が水面に浮遊したとき、該成形体が水深2mm〜10cmで水中に位置するように該成形体と該浮遊体との距離が等間隔になるように互いに固着した、ことを特徴とする水浄化装置。
  2. 前記成形体と前記浮遊体とが、柱部を介して等間隔になるように固着されていることを特徴とする請求項1記載の水浄化装置。
  3. 前記成形体と前記浮遊体とが、等間隔になるように直接固着されていることを特徴とする請求項1記載の水浄化装置。
  4. 前記光触媒活性を有する物質を担持させた支持体が水面と略平行になるように枠体に固着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の水浄化装置。
  5. 前記支持体が、ガラス、繊維、合成樹脂、セラミック、ゼオライト、活性炭から選択されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の水浄化装置。
  6. 前記紐状の支持体が、糸状、ロープ状、又は、テープ状の形状をなすことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の水浄化装置。
  7. 前記光触媒を担持した紐状の支持体が、枠体に網状に複数本固定されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の水浄化装置。
  8. 前記光触媒を担持した紐状の支持体が、枠体に略平行に複数本固定されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の水浄化装置。
  9. 前記光触媒を担持した中空チューブ形の支持体が、中空部にワイヤーを通した形で平行に配置され、枠体に両端を固定されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の水浄化装置。
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