JP3558577B2 - 圧縮画像データ付音声ファイルおよびその生成・閲覧システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スチル力メラ等の組み込み機器等とパソコン等とを接続してファイルを閲覧するシステム、またはインターネット等を介して圧縮画像データ付音声ファイルをホームベージ上に閲覧表示するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファイルフォーマットに関しては、音声ファイルのDispチャンクに非圧縮形式のDIB(Device Independent BitMap)を用いて画像データを格納するものが知られている。また、特開平6−68652号公報にはファイルを独自のファイルフォーマットおよびハードウエアで管理するものが知られている。
【0003】
また、音声ファイルを閲覧、管理するためのファイル管理装置に関しては、音声ファイルと関連性のある縮小JPEG等の圧縮画像ファイルにリンクをかけて閲覧し、そのファイルをクリックすることにより音声ファイルにアクセスし、音を聞くものがある。このような例として、特開平11−355706号公報の請求項21、22、23等に上記の手順を説明する技術が記載されており、また、特開平6−105274号公報の請求項1、2等に上記の手順を説明する技術が記載されており、特開平10−145726号公報の請求項1にも上記の手順を説明する技術が記載されている。さらに、下記に示すように、一般的なHTML(Hyper Text Markup Language)記述を用いて上記と同様の処理を行わせることが可能である。
【0004】
<html>
<head>
<title>Linkage sample</title
</head>
<body>
<a href=“−−/test.wav”><img src=“−−/sound.jpg”></a>
</body>
</html>
特に、この記述の<a href=“−−/test.wav”><img src=“−−/sound.jpg”></a>の部分において、音声ファイル“test.wav”と縮小JPEG圧縮画像ファイル“sound.jpg”のタグのネステイングによって達成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のファイルフォーマットに関しては、Dispチャンク部分にDIBデータを格納するものは、DIBそのものが非圧縮データ形式であるため、ファイルサイズが大きくなってしまうという問題がある。また、特開平6−68652号公報に記載のものは、独自(業界標準でない)のファイルフォーマットで構成されるとともに、独自のハードウェア、記憶装置が用いられるため、いわゆる一般的なオブジェクトとしてコピー、削除、編集が可能なファイルフォーマット形式になっていないという問題がある。
【0006】
また、上記の音声ファイルを閲覧するためのファイル閲覧システムに関しては、特開平11−355706号公報、特開平11−355706号公報、特開平10−145726号公報、および上記HTML記述によるものはともに、物理的に2つのファイルが存在し、仮に、どちらか一方のファイルが何らかの操作や事故によって消されてしまった場合には、それらのファイルがリンクデータベースとして存在しているので、最早それを修復することが困難であるという問題がある。
【0007】
さらに、システムによってはシステムダウンを起こすことも懸念される。
【0008】
本発明の目的は、音声データおよび画像データを記憶するファイルのファイルフオーマットを極力縮小化し、縮小化されたファイルを用いることによって、電子スチルカメラやパソコン等の装置、さらにはネットワークにおけるデータ容量の負担を軽減することにある。さらに本発明の他の目的は、音声データおよび画像データに基づいて容易に圧縮画像データ付音声ファイルを生成し、また、生成された圧縮画像データ付音声ファイルから容易に音声付き画像を閲覧表示させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を提供するものである。
【0010】
第1の手段は、音声ファイルを、圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像データ付音声ファイルで構成する。
【0011】
第2の手段は、音声ファイルを生成するために、圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像データ付音声ファイルを生成する装置から構成する。
【0012】
第3の手段は、前記第2の手段に記載の装置と直接的または通信による間接的な手段により入力された前記圧縮画像データ付音声ファイルを管理する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置において、該ファイル管理装置を、特定ID情報を有するファイルを認識して該ファイルを入れた特殊フォルダを形成し表示する手段と、入力された前記圧縮画像データ付音声ファイルを前記表示された特殊フォルダ中においてリネーム処理する手段と、前記リネーム処理された圧縮画像データ付音声ファイルに基づいて、縮小画像化された音声付きサムネール画像群として閲覧表示する手段とから構成することを特徴とする。
【0013】
第4の手段は、音声ファイルを管理する管理システムとして、圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された縮小画像からなる画像データを包含する圧縮画像データ付音声ファイルを格納するサーバと、該サーバからネットワークを介して前記圧縮画像データ付音声ファイルを入力してホームページ上に描画する手段および描画された縮小画像データを一覧表示する手段とを有する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置とから構成する。
【0014】
第5の手段は、入力された映像データを圧縮処理する画像圧縮手段と、入力された音声データを圧縮処理する音声圧縮手段を備えた音声および画像処理装置において、前記圧縮処理された音声データの音声ファイル内に前記圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像データ付音声ファイルを生成する手段を備えることを特徴とする。
【0015】
第6の手段は、圧縮された画像データを伸長処理する画像データ伸長手段と、圧縮された音声データを伸長処理する音声データ伸長手段と、伸長された画像データと伸長された音声データに基づいて音声付き画像データを表示する閲覧表示手段とを備えた音声および画像信号処理装置において、圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像データ付音声ファイルを入力して、前記圧縮された画像データおよび前記圧縮された音声データとを生成する手段を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1乃至図9を用いて説明する。
【0017】
図1は、本実施形態に係る圧縮画像データ付音声ファイルを生成すると共に、圧縮画像データ付音声ファイルを用いて画像を閲覧する機能を備えた電子スチルカメラ等の音声および画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0018】
同図において、撮影された被写体像は、レンズ1およびその駆動装置によりCCD(撮影素子)2上に結像されて画像信号に変換される。撮像プロセス部3は、この画像信号に対してγ補正等の処理を施し、撮像プロセス部3から出力された画像信号は、A/D変換器4でデジタル信号に変換された後、画像データとしてフレームメモリ5に記録される。フレームメモリ5からは1枚の画面データを随時読み出し、音声・画像圧縮伸長部6により圧縮処理してメモリ7に記憶する。一方、マイク15より入力された音声データはA/D変換器14によりA/D変換が施された後、音声・画像圧縮伸長部6により圧縮処理されてメモリ7に記憶される。システムコントローラ12は、マイコンから構成され、本装置の全体制御を行うもので、シヤッター等のスイッチ13からの指示信号を受けると、各部に制御信号を送出する。信号処理部10はシステムコントローラ12との間で信号の授受を行い、CCD2、撮像プロセス部3、A/D変換器4、フレームメモリ5等に所定の信号を出力する。メモリ7に記憶された音声および画像圧縮データはシステムコントローラ12により、後述する図2および図3に示す音声ファイルフオーマットに従った画像圧縮データを包含した1つの圧縮画像データ付音声ファイルに形成される。その後、圧縮画像データ付音声ファイルはメモリ7からコネクタ8を介して記憶装置であるメモリカード9に記憶される。
【0019】
また、再生時は、圧縮画像データ付音声ファイルのデータはメモリカード9からコネクタ8を介してメモリ7に読み出される。メモリ7から読み出された圧縮画像データ付音声ファイルデータは、システムコントーローラ12により図2および図3の音声ファイルフオーマットに従い、画像圧縮データと音声圧縮データの格納位置が特定される。生成された音声圧縮データと画像圧縮データはそれぞれ音声・画像圧縮伸長部6に転送され伸長処理される。音声・画像圧縮伸長部6から伸長出力された音声データはD/A変換器16によりD/A変換された後スピーカ17等の音声出力手段に送出される。一方、音声・画像圧縮伸長部6から伸長出力された画像データはフレームメモリ5に転送され、フレームメモリ5から読み出された画像伸長データは、D/A変換器11によりアナログ信号に変換される。変換されたアナログ映像信号は、システムコントローラ12で制御される表示部18に映像信号として出力される。
【0020】
図2はメモリ7に形成される圧縮画像データ付音声ファイルのファイルフォーマットの一例を示す図であり、図3は図2に示すディスプレイチャンクヘッダー(Disp chunk Header)内のデータ領域に格納される圧縮画像データとしてのJPEGサムネールデータ(Thumbnil Data)のファイルフォーマットを示す図である。
【0021】
図2中の枠内Aに図3の構成がそっくり入る構成となる。なお、JPEGデータの総バイト数が奇数の場合には、EOF(0xFFD9)のすぐ後ろに1バイトデータを埋め込むことでWAVファイルとしてトータルのファイルバイト数が偶数になるようにするための手段が備えられている。
【0022】
図4は、メモリ7に記憶された音声および画像圧縮データから、システムコントローラ12の制御により、1つの圧縮画像データ付音声ファイルを生成する過程を説明するための図である。
【0023】
図4(a)、(b)は、それぞれメモリ7内に記憶されている内部の状態を示しており、同図の下から上方向にメモリアドレス大きくなっている。
【0024】
同図において、A_Sは音声圧縮データの格納先頭アドレス、A_Eは音声圧縮データの格納終了アドレス、I_Sは画像圧縮データの格納先頭アドレス、およびI_Eは画像圧縮データの格納終了アドレス、F_Sは音声ファイル先頭アドレス、F_Eは音声ファイル終了アドレスである。
【0025】
次に、撮影終了時における圧縮画像データ付音声ファイルの生成手順、および再生時の画像圧縮データおよび音声圧縮データの生成手順を図4を用いて説明する。
【0026】
はじめに、圧縮画像データ付音声ファイルの生成は、撮影終了後、音声・画像圧縮伸長部6により生成された音声圧縮データおよび画像圧縮データがメモリ7に図4(a)に示す形態で格納される。次に、画像圧縮データのデータサイズ等のへッダ情報を、図2および図3に示した圧縮画像データ付音声ファイルのファイルフォーマットに従って、音声圧縮データの終了位置A_Eを開始位置として位置イに生成する。次に、図4(a)に示す圧縮画像データを、先に生成したヘッダ情報の終了位置I_Sを開始位置として位置ロに移動する。次に、圧縮音声データの開始位置A_Sより前の位置に音声ファイルのファイルサイズ等のヘッダ情報を、図2に示した圧縮画像データ付音声ファイルのファイルフォーマットに従って位置ハに生成する。最後に、音声ファイル先頭アドレスF_Sから音声ファイル終了アドレスF_Eを出力してメモリカード9に格納する。
【0027】
また、再生時の画像圧縮データおよび音声圧縮データの生成は、図4(b)の状態で格納されている圧縮画像データ付音声ファイルをメモリカード9から読み出す。次に、音声ファイルヘッダ情報および画像データヘッダ情報を図2および図3に示すファイルフォーマットに従って解読し、音声圧縮データ開始位置A_S、音声圧縮データ終了位置A_E、画像圧縮データ開始位置I_S、画像圧縮データ終了位置I_Eを決定する。次に、決定された音声圧縮データ開始位置A_S、画像圧縮データ開始位置I_Sを始点として音声・画像圧縮伸長部6にそれぞれの圧縮データを転送することにより、音声データと同期した画像データの再生が可能となる。
【0028】
次に、圧縮画像データ付音声ファイル生成装置および圧縮画像データ付音声ファイルを閲覧する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置との関連について図5を用いて説明する。
【0029】
ここで、図5(a)は圧縮画像データ付音声ファイル生成機能を有する電子スチルカメラ等の圧縮画像データ付音声ファイル生成装置における各種ファイルに対するフォルダおよびファイル体系を示す図であり、図5(b)は圧縮画像データ付音声ファイル生成装置に接続されたパソコン等の圧縮画像データ付音声ファイル管理装置のソフトウェア構成を示す図である。
【0030】
図5(a)に示すように、圧縮画像データ付音声ファイル生成装置の記憶装置のルートには、ユニークなIDを使った“desktop.ini”を配置し、各種ファイルに対するフオルダの中に“desktop.ini”およびそのカテゴリーに格納されるフアイル群を保存する。ここでは、システムを認識させる“desktop.ini”は同一のファイルとし、“desktop.ini”はシステムが管理するそのファイルに独自の128bitコードのレジストリ情報を含んだ独自のファイルから構成する。“desktop.ini”はテキスト記述で下記に示すように定義されている。
【0031】
[.Shell Class Info]
CLSID2={1E522410−566D−11d3−A6E1−0080C83E25D1}
なお、ファイル属性は、隠し(Hidden)属性を持たせる必要がある。
【0032】
一方、圧縮画像データ付音声ファイル管理装置側では、図5(b)に示すソフトウェアに従って処理される。まず、ステップ1では、圧縮画像データ付音声ファイル生成装置からデータが読み込まれる。ステップ2では、読み込まれたドライブまたはフォルダ内に定義した“desktop.ini”を検出して、iniファイルをレジストリ情報に従って解析する。ステップ3では、desktopが定義したdesktopと一致しているかを判断し、一致していない場合は表示処理は行わない。一致している場合は次の3つの処理が行われる。第1の処理はフォルダアイコンを表示する処理であり、ステップ4において、アプリケーション閲覧ソフトが持っているリソースファイルとそれに適合したレジストリ値に記載した値とが一致したアイコンがあるかを検索する。ステップ5では、検索の結果、それに割り当てられたアイコンが仮想フオルダとしてアプリケーション閲覧ソフトのツリービューに表示される。第2の処理は、ステップ5で生成された仮想フオルダに対し、外部よりフアィルのドラッグインを行った際に、そのフオルダが管理しているフアィルである場合、ステップ6において、そのフオルダ内で定義しているファイル名にリネーム処理する処理である。第3の処理は、ステップ7において、“desktop.ini”の圧縮画像データ付音声ファイルを読み出し、その中からDispチャンクを見つけ出し、JPEGでコード処理を行い、ブラウザ内リストビューにサムネール情報を一覧表示する処理である。
【0033】
次に、圧縮画像データ付音声ファイル生成装置で生成された圧縮画像データ付音声ファイルのファイル管理装置における閲覧表示処理について図6を用いて説明する。
【0034】
ここで、図6(a)は圧縮画像データ付音声ファイルを生成し記憶する機能を有する電子スチルカメラ等の圧縮画像データ付音声ファイル生成装置を示し、図6(b)は圧縮画像データ付音声ファイル生成装置に接続されたパソコン等の圧縮画像データ付音声ファイル管理装置を示す。
【0035】
このファイル管理装置は、同図に示すように、圧縮画像データ付音声ファイル生成装置と直接的または通信による間接的な手段によりアクセス可能であり、読み込まれた圧縮画像データ付音声ファイルは所定の処理が施されて閲覧用画面にサムネール画像群からなる縮小JPEG圧縮画像群として表示される。
【0036】
この縮小JPEG圧縮画像群を閲覧することにより、音声ファイルがどのような時のデータか、また音声ファイルに録音されているアーティストがどのような人であるか等を画像を閲覧することにより容易に判断することができる。
【0037】
ここで、縮小画像のJPEG圧縮画像データの閲覧、音声ファイルを実行するための統合アプリケーションは実質的にはWindows(マイクロソフト社の登録商標で基本オペレーションシステム)のデスクトップを統合化したものを利用する。ファイルが保存されている保存元(内蔵記憶装置、リムーバブル記憶装置)には縮小JPEG圧縮画像データの閲覧時に、瞬時にファイルアクセスできるように、ファイル保存元に特殊なIDを記述したファイルを持たせ、前記の統合アプリケーションがそのIDを検知すると、図6(b)に示すように、保存元のファイル構造が多階層、単階層にかかわらずアプリケーションのデスクトップの直下に縮小JPEG圧縮画像付音声ファイルの単階層フォルダとして表示する。この特殊フォルダを直接アクセスすることにより、閲覧用画面に縮小されたJPEG圧縮画像データ付き音声ファイル内の縮小JPEG圧縮画像群を表示させることができる。なお、アプリケーションからはフオルダとして見たてることにより、OS管理のWindows Explorerからは見させなくし、矛盾を生じさせないという効果を持たせることができる。
【0038】
縮小JPEG圧縮画像群の閲覧用画面ヘの描画方法は、ファイル管理装置のデータ記憶装置に、圧縮画像データ付音声ファイルが図4(b)に示す状態で格納されているので、音声ファイルヘッダ情報および画像データヘッダ情報を、図2および図3のファイルフォーマットに従って解読し、画像圧縮データ開始位置I_S、画像圧縮データ終了位置I_Eを決定し、決定された画像圧縮データ開始位置I_Sを始点として画像データ伸長処理ファイルにデータを渡し、閲覧用画面に描画する。
【0039】
次に、図6と異なる形態で、圧縮画像データ付音声ファイルを閲覧表示する場合について図7を用いて説明する。
【0040】
ここで、図7(a)は生成された圧縮画像データ付音声ファイルを格納しているネットワーク上に接続されたサーバのホームページ用ファイル構造を示し、図7(b)は圧縮画像データ付音声ファイルデータをネットワークを介して入力されるパソコン等からなる圧縮画像データ付音声ファイル管理装置を示す。
【0041】
一般的にホームページ管理用サーバのファイル構成は、図7(a)に示すように、ルートフォルダの下に多階層フォルダ構造となっている。その中に、圧縮画像データ付音声ファイルを専用または共用フォルダの中に格納し、ファイル管理装置側では、図7(b)に示すように、HTMLファイル内でリンクをかけ、ブラウザの中でその映像部分のデータを閲覧できるように専用のプラグインモジュールを開発して提供することにより、圧縮画像データ付音声ファイルを活用することができる。
【0042】
なお、マイクロソフト社が開発したIntrenet Explorerのプラグインの場合は、図8に示すフォルダ内に専用のプラグインファイルをコピーすることにより、Internet Explorerとの連携が可能となる。他の実装方法としては、図9に示すようにCOM(Componet Object Model)を使った方法でもよく、この場合も専用のプラグインファイルが必要となる。
【0043】
【発明の効果】
前記第1と第2の手段によれば、ファイルフオーマットに関してはファイルサイズを最小限に押さえることができ、また、ファイルが圧縮形式で構成されるので、パソコン内や組み込み機器内で用いた場合には、データを処理する際にバスがオーバーロードすることがなく、またインターネット等において伝送容量の小さい回線で送っても、ファイル容量が小さく抑えられるので、容易に転送することが可能となる。
【0044】
前記第3の手段によれば、本発明に係る圧縮画像データ付音声ファイルをこの音声ファイルを生成した装置から入力して、ファイル管理装置において、容易に縮小化された音声付き画像を一覧表示させることができる。
【0045】
前記第4の手段によれば、インターネットホームページサーバーにおいて、本発明に係る圧縮画像データ付音声ファイルをファイル管理させることにより、ファイル管理に要する記憶容量を低減することができると共に、インターネットブラウザ等を利用して、容易にこの圧縮画像データ付音声ファイルにアクセスすることが可能となる。
【0046】
前記第5の手段によれば、電子スチルカメラ等の音声および画像処理装置において、取り込まれた音声データおよび画像データを用いて、容易に圧縮画像データ付音声ファイルを得ることができる。
【0047】
前記第6の手段によれば、電子スチルカメラ等の音声および画像処理装置において、入力された圧縮画像データ付音声ファイルを用いて、容易に音声付き画像を閲覧表示させることができ、音声録音時の撮影シーン等を容易に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧縮画像データ付音声ファイルを生成すると共に、圧縮画像データ付音声ファイルを用いて画像を閲覧する機能を備える電子スチルカメラ等の音声および画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すメモリ7に形成された圧縮画像データ付音声ファイルフォーマットの一例を示す図である。
【図3】図2に示すディスプレイチャンクヘッダー(Disp chunk Header)内のデータ領域に格納される圧縮画像データとしてのJPEGサムネールデータ(Thumbnil Data)のファイルフォーマットを示す図である。
【図4】図2に示すメモリ7に記憶された音声および画像圧縮データから、システムコントローラ12の制御により、1つの圧縮画像データ付音声ファイルを生成する過程を説明するための図である。
【図5】圧縮画像データ付音声ファイル生成装置および圧縮画像データ付音声ファイルを記憶し閲覧する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置との関連を説明するための図である。
【図6】圧縮画像データ付音声ファイル生成装置で生成された圧縮画像データ付音声ファイルのファイル管理装置における閲覧表示処理を説明するための図である。
【図7】圧縮画像データ付音声ファイルの管理システムにおける閲覧表示処理を説明するための図である。
【図8】プラグインモジュールを使用した記述例を示す図である。
【図9】COMオブジェクトを使用した記述例を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ
2 CCD
3 撮像プロセス部
4,14 A/D変換器
5 フレームメモリ
6 音声・画像圧縮伸長部
7 メモリ
8 コネクタ
9 メモリカード
10 信号処理部
11,16 D/A変換器
12 システムコントローラ
13 スイッチ
15 マイク
17 スピーカ
18 表示部
Claims (1)
- 圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像データ付音声ファイルを生成する圧縮画像データ付音声ファイル生成装置と直接的または通信による間接的な手段により入力された前記圧縮画像データ付音声ファイルを管理する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置であって、
特定ID情報を有するファイルを認識して該ファイルを入れた特殊フォルダを形成し表示する手段と、
入力された前記圧縮画像データ付音声ファイルを前記表示された特殊フォルダ中においてリネーム処理する手段と、
前記リネーム処理された圧縮画像データ付音声ファイルに基づいて、縮小画像化された音声付きサムネール画像群として閲覧表示する手段と、から構成されている
ことを特徴とする圧縮画像データ付音声ファイル管理装置。
Priority Applications (1)
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JP2000072677A JP3558577B2 (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 圧縮画像データ付音声ファイルおよびその生成・閲覧システム |
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Publications (2)
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JP3558577B2 true JP3558577B2 (ja) | 2004-08-25 |
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