JP2001268502A - 圧縮画像データ付音声ファイルおよびその生成・閲覧システム - Google Patents

圧縮画像データ付音声ファイルおよびその生成・閲覧システム

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JP2001268502A
JP2001268502A JP2000072677A JP2000072677A JP2001268502A JP 2001268502 A JP2001268502 A JP 2001268502A JP 2000072677 A JP2000072677 A JP 2000072677A JP 2000072677 A JP2000072677 A JP 2000072677A JP 2001268502 A JP2001268502 A JP 2001268502A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声データおよび画像データを記憶するファ
イルのファイルフオーマットを極力縮小化するととも
に、また縮小化されたファイルを容易に生成し、生成さ
れたファイルから容易に音声付き画像を閲覧表示させる
こと。 【解決手段】 画像データ圧縮伸長手段と、音声データ
圧縮伸長手段と、画像データと音声データに基づいて音
声付き画像データを表示する閲覧表示手段を備えた音声
・画像処理装置において、圧縮処理された音声データの
音声ファイル内に圧縮処理された画像データを包含させ
た圧縮画像データ付音声ファイルを生成する手段と、前
記圧縮画像データ付音声ファイルを入力して、圧縮処理
された画像データおよび圧縮された音声データとを生成
する手段を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチル力メラ
等の組み込み機器等とパソコン等とを接続してファイル
を閲覧するシステム、またはインターネット等を介して
圧縮画像データ付音声ファイルをホームベージ上に閲覧
表示するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファイルフォーマットに関して
は、音声ファイルのDispチャンクに非圧縮形式のD
IB(Device Independent Bit
Map)を用いて画像データを格納するものが知られて
いる。また、特開平6−68652号公報にはファイル
を独自のファイルフォーマットおよびハードウエアで管
理するものが知られている。
【0003】また、音声ファイルを閲覧、管理するため
のファイル管理装置に関しては、音声ファイルと関連性
のある縮小JPEG等の圧縮画像ファイルにリンクをか
けて閲覧し、そのファイルをクリックすることにより音
声ファイルにアクセスし、音を聞くものがある。このよ
うな例として、特開平11−355706号公報の請求
項21、22、23等に上記の手順を説明する技術が記
載されており、また、特開平6−105274号公報の
請求項1、2等に上記の手順を説明する技術が記載され
ており、特開平10−145726号公報の請求項1に
も上記の手順を説明する技術が記載されている。さら
に、下記に示すように、一般的なHTML(Hyper
Text Markup Language)記述を
用いて上記と同様の処理を行わせることが可能である。
【0004】<html> <head> <title>Linkage sample</ti
tle </head> <body> <a href=“−−/test.wav”><im
g src=“−−/sound.jpg”></a> </body> </html> 特に、この記述の<a href=“−−/test.
wav”><imgsrc=“−−/sound.jp
g”></a>の部分において、音声ファイル“tes
t.wav”と縮小JPEG圧縮画像ファイル“sou
nd.jpg”のタグのネステイングによって達成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ファイルフォーマットに関しては、Dispチャンク部
分にDIBデータを格納するものは、DIBそのものが
非圧縮データ形式であるため、ファイルサイズが大きく
なってしまうという問題がある。また、特開平6−68
652号公報に記載のものは、独自(業界標準でない)
のファイルフォーマットで構成されるとともに、独自の
ハードウェア、記憶装置が用いられるため、いわゆる一
般的なオブジェクトとしてコピー、削除、編集が可能な
ファイルフォーマット形式になっていないという問題が
ある。
【0006】また、上記の音声ファイルを閲覧するため
のファイル閲覧システムに関しては、特開平11−35
5706号公報、特開平11−355706号公報、特
開平10−145726号公報、および上記HTML記
述によるものはともに、物理的に2つのファイルが存在
し、仮に、どちらか一方のファイルが何らかの操作や事
故によって消されてしまった場合には、それらのファイ
ルがリンクデータベースとして存在しているので、最早
それを修復することが困難であるという問題がある。
【0007】さらに、システムによってはシステムダウ
ンを起こすことも懸念される。
【0008】本発明の目的は、音声データおよび画像デ
ータを記憶するファイルのファイルフオーマットを極力
縮小化し、縮小化されたファイルを用いることによっ
て、電子スチルカメラやパソコン等の装置、さらにはネ
ットワークにおけるデータ容量の負担を軽減することに
ある。さらに本発明の他の目的は、音声データおよび画
像データに基づいて容易に圧縮画像データ付音声ファイ
ルを生成し、また、生成された圧縮画像データ付音声フ
ァイルから容易に音声付き画像を閲覧表示させることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を提供するものであ
る。
【0010】第1の手段は、音声ファイルを、圧縮処理
された音声ファイル内に圧縮処理された画像データを包
含させた圧縮画像データ付音声ファイルで構成する。
【0011】第2の手段は、音声ファイルを生成するた
めに、圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された
画像データを包含させた圧縮画像データ付音声ファイル
を生成する装置から構成する。
【0012】第3の手段は、前記第2の手段に記載の装
置と直接的または通信による間接的な手段により入力さ
れた前記圧縮画像データ付音声ファイルを管理する圧縮
画像データ付音声ファイル管理装置において、該ファイ
ル管理装置を、特定ID情報を有するファイルを認識し
て該ファイルを入れた特殊フォルダを形成し表示する手
段と、入力された前記圧縮画像データ付音声ファイルを
前記表示された特殊フォルダ中においてリネーム処理す
る手段と、前記リネーム処理された圧縮画像データ付音
声ファイルに基づいて、縮小画像化された音声付きサム
ネール画像群として閲覧表示する手段とから構成するこ
とを特徴とする。
【0013】第4の手段は、音声ファイルを管理する管
理システムとして、圧縮処理された音声ファイル内に圧
縮処理された縮小画像からなる画像データを包含する圧
縮画像データ付音声ファイルを格納するサーバと、該サ
ーバからネットワークを介して前記圧縮画像データ付音
声ファイルを入力してホームページ上に描画する手段お
よび描画された縮小画像データを一覧表示する手段とを
有する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置とから構
成する。
【0014】第5の手段は、入力された映像データを圧
縮処理する画像圧縮手段と、入力された音声データを圧
縮処理する音声圧縮手段を備えた音声および画像処理装
置において、前記圧縮処理された音声データの音声ファ
イル内に前記圧縮処理された画像データを包含させた圧
縮画像データ付音声ファイルを生成する手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0015】第6の手段は、圧縮された画像データを伸
長処理する画像データ伸長手段と、圧縮された音声デー
タを伸長処理する音声データ伸長手段と、伸長された画
像データと伸長された音声データに基づいて音声付き画
像データを表示する閲覧表示手段とを備えた音声および
画像信号処理装置において、圧縮処理された音声ファイ
ル内に圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像
データ付音声ファイルを入力して、前記圧縮された画像
データおよび前記圧縮された音声データとを生成する手
段を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
9を用いて説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る圧縮画像データ
付音声ファイルを生成すると共に、圧縮画像データ付音
声ファイルを用いて画像を閲覧する機能を備えた電子ス
チルカメラ等の音声および画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0018】同図において、撮影された被写体像は、レ
ンズ1およびその駆動装置によりCCD(撮影素子)2
上に結像されて画像信号に変換される。撮像プロセス部
3は、この画像信号に対してγ補正等の処理を施し、撮
像プロセス部3から出力された画像信号は、A/D変換
器4でデジタル信号に変換された後、画像データとして
フレームメモリ5に記録される。フレームメモリ5から
は1枚の画面データを随時読み出し、音声・画像圧縮伸
長部6により圧縮処理してメモリ7に記憶する。一方、
マイク15より入力された音声データはA/D変換器1
4によりA/D変換が施された後、音声・画像圧縮伸長
部6により圧縮処理されてメモリ7に記憶される。シス
テムコントローラ12は、マイコンから構成され、本装
置の全体制御を行うもので、シヤッター等のスイッチ1
3からの指示信号を受けると、各部に制御信号を送出す
る。信号処理部10はシステムコントローラ12との間
で信号の授受を行い、CCD2、撮像プロセス部3、A
/D変換器4、フレームメモリ5等に所定の信号を出力
する。メモリ7に記憶された音声および画像圧縮データ
はシステムコントローラ12により、後述する図2およ
び図3に示す音声ファイルフオーマットに従った画像圧
縮データを包含した1つの圧縮画像データ付音声ファイ
ルに形成される。その後、圧縮画像データ付音声ファイ
ルはメモリ7からコネクタ8を介して記憶装置であるメ
モリカード9に記憶される。
【0019】また、再生時は、圧縮画像データ付音声フ
ァイルのデータはメモリカード9からコネクタ8を介し
てメモリ7に読み出される。メモリ7から読み出された
圧縮画像データ付音声ファイルデータは、システムコン
トーローラ12により図2および図3の音声ファイルフ
オーマットに従い、画像圧縮データと音声圧縮データの
格納位置が特定される。生成された音声圧縮データと画
像圧縮データはそれぞれ音声・画像圧縮伸長部6に転送
され伸長処理される。音声・画像圧縮伸長部6から伸長
出力された音声データはD/A変換器16によりD/A
変換された後スピーカ17等の音声出力手段に送出され
る。一方、音声・画像圧縮伸長部6から伸長出力された
画像データはフレームメモリ5に転送され、フレームメ
モリ5から読み出された画像伸長データは、D/A変換
器11によりアナログ信号に変換される。変換されたア
ナログ映像信号は、システムコントローラ12で制御さ
れる表示部18に映像信号として出力される。
【0020】図2はメモリ7に形成される圧縮画像デー
タ付音声ファイルのファイルフォーマットの一例を示す
図であり、図3は図2に示すディスプレイチャンクヘッ
ダー(Disp chunk Header)内のデー
タ領域に格納される圧縮画像データとしてのJPEGサ
ムネールデータ(Thumbnil Data)のファ
イルフォーマットを示す図である。
【0021】図2中の枠内Aに図3の構成がそっくり入
る構成となる。なお、JPEGデータの総バイト数が奇
数の場合には、EOF(0xFFD9)のすぐ後ろに1
バイトデータを埋め込むことでWAVファイルとしてト
ータルのファイルバイト数が偶数になるようにするため
の手段が備えられている。
【0022】図4は、メモリ7に記憶された音声および
画像圧縮データから、システムコントローラ12の制御
により、1つの圧縮画像データ付音声ファイルを生成す
る過程を説明するための図である。
【0023】図4(a)、(b)は、それぞれメモリ7
内に記憶されている内部の状態を示しており、同図の下
から上方向にメモリアドレス大きくなっている。
【0024】同図において、A_Sは音声圧縮データの
格納先頭アドレス、A_Eは音声圧縮データの格納終了
アドレス、I_Sは画像圧縮データの格納先頭アドレ
ス、およびI_Eは画像圧縮データの格納終了アドレ
ス、F_Sは音声ファイル先頭アドレス、F_Eは音声
ファイル終了アドレスである。
【0025】次に、撮影終了時における圧縮画像データ
付音声ファイルの生成手順、および再生時の画像圧縮デ
ータおよび音声圧縮データの生成手順を図4を用いて説
明する。
【0026】はじめに、圧縮画像データ付音声ファイル
の生成は、撮影終了後、音声・画像圧縮伸長部6により
生成された音声圧縮データおよび画像圧縮データがメモ
リ7に図4(a)に示す形態で格納される。次に、画像
圧縮データのデータサイズ等のへッダ情報を、図2およ
び図3に示した圧縮画像データ付音声ファイルのファイ
ルフォーマットに従って、音声圧縮データの終了位置A
_Eを開始位置として位置イに生成する。次に、図4
(a)に示す圧縮画像データを、先に生成したヘッダ情
報の終了位置I_Sを開始位置として位置ロに移動す
る。次に、圧縮音声データの開始位置A_Sより前の位
置に音声ファイルのファイルサイズ等のヘッダ情報を、
図2に示した圧縮画像データ付音声ファイルのファイル
フォーマットに従って位置ハに生成する。最後に、音声
ファイル先頭アドレスF_Sから音声ファイル終了アド
レスF_Eを出力してメモリカード9に格納する。
【0027】また、再生時の画像圧縮データおよび音声
圧縮データの生成は、図4(b)の状態で格納されてい
る圧縮画像データ付音声ファイルをメモリカード9から
読み出す。次に、音声ファイルヘッダ情報および画像デ
ータヘッダ情報を図2および図3に示すファイルフォー
マットに従って解読し、音声圧縮データ開始位置A_
S、音声圧縮データ終了位置A_E、画像圧縮データ開
始位置I_S、画像圧縮データ終了位置I_Eを決定す
る。次に、決定された音声圧縮データ開始位置A_S、
画像圧縮データ開始位置I_Sを始点として音声・画像
圧縮伸長部6にそれぞれの圧縮データを転送することに
より、音声データと同期した画像データの再生が可能と
なる。
【0028】次に、圧縮画像データ付音声ファイル生成
装置および圧縮画像データ付音声ファイルを閲覧する圧
縮画像データ付音声ファイル管理装置との関連について
図5を用いて説明する。
【0029】ここで、図5(a)は圧縮画像データ付音
声ファイル生成機能を有する電子スチルカメラ等の圧縮
画像データ付音声ファイル生成装置における各種ファイ
ルに対するフォルダおよびファイル体系を示す図であ
り、図5(b)は圧縮画像データ付音声ファイル生成装
置に接続されたパソコン等の圧縮画像データ付音声ファ
イル管理装置のソフトウェア構成を示す図である。
【0030】図5(a)に示すように、圧縮画像データ
付音声ファイル生成装置の記憶装置のルートには、ユニ
ークなIDを使った“desktop.ini”を配置
し、各種ファイルに対するフオルダの中に“deskt
op.ini”およびそのカテゴリーに格納されるフア
イル群を保存する。ここでは、システムを認識させる
“desktop.ini”は同一のファイルとし、
“desktop.ini”はシステムが管理するその
ファイルに独自の128bitコードのレジストリ情報
を含んだ独自のファイルから構成する。“deskto
p.ini”はテキスト記述で下記に示すように定義さ
れている。
【0031】[.Shell Class Info] CLSID2={1E522410−566D−11d
3−A6E1−0080C83E25D1} なお、ファイル属性は、隠し(Hidden)属性を持
たせる必要がある。
【0032】一方、圧縮画像データ付音声ファイル管理
装置側では、図5(b)に示すソフトウェアに従って処
理される。まず、ステップ1では、圧縮画像データ付音
声ファイル生成装置からデータが読み込まれる。ステッ
プ2では、読み込まれたドライブまたはフォルダ内に定
義した“desktop.ini”を検出して、ini
ファイルをレジストリ情報に従って解析する。ステップ
3では、desktopが定義したdesktopと一
致しているかを判断し、一致していない場合は表示処理
は行わない。一致している場合は次の3つの処理が行わ
れる。第1の処理はフォルダアイコンを表示する処理で
あり、ステップ4において、アプリケーション閲覧ソフ
トが持っているリソースファイルとそれに適合したレジ
ストリ値に記載した値とが一致したアイコンがあるかを
検索する。ステップ5では、検索の結果、それに割り当
てられたアイコンが仮想フオルダとしてアプリケーショ
ン閲覧ソフトのツリービューに表示される。第2の処理
は、ステップ5で生成された仮想フオルダに対し、外部
よりフアィルのドラッグインを行った際に、そのフオル
ダが管理しているフアィルである場合、ステップ6にお
いて、そのフオルダ内で定義しているファイル名にリネ
ーム処理する処理である。第3の処理は、ステップ7に
おいて、“desktop.ini”の圧縮画像データ
付音声ファイルを読み出し、その中からDispチャン
クを見つけ出し、JPEGでコード処理を行い、ブラウ
ザ内リストビューにサムネール情報を一覧表示する処理
である。
【0033】次に、圧縮画像データ付音声ファイル生成
装置で生成された圧縮画像データ付音声ファイルのファ
イル管理装置における閲覧表示処理について図6を用い
て説明する。
【0034】ここで、図6(a)は圧縮画像データ付音
声ファイルを生成し記憶する機能を有する電子スチルカ
メラ等の圧縮画像データ付音声ファイル生成装置を示
し、図6(b)は圧縮画像データ付音声ファイル生成装
置に接続されたパソコン等の圧縮画像データ付音声ファ
イル管理装置を示す。
【0035】このファイル管理装置は、同図に示すよう
に、圧縮画像データ付音声ファイル生成装置と直接的ま
たは通信による間接的な手段によりアクセス可能であ
り、読み込まれた圧縮画像データ付音声ファイルは所定
の処理が施されて閲覧用画面にサムネール画像群からな
る縮小JPEG圧縮画像群として表示される。
【0036】この縮小JPEG圧縮画像群を閲覧するこ
とにより、音声ファイルがどのような時のデータか、ま
た音声ファイルに録音されているアーティストがどのよ
うな人であるか等を画像を閲覧することにより容易に判
断することができる。
【0037】ここで、縮小画像のJPEG圧縮画像デー
タの閲覧、音声ファイルを実行するための統合アプリケ
ーションは実質的にはWindows(マイクロソフト
社の登録商標で基本オペレーションシステム)のデスク
トップを統合化したものを利用する。ファイルが保存さ
れている保存元(内蔵記憶装置、リムーバブル記憶装
置)には縮小JPEG圧縮画像データの閲覧時に、瞬時
にファイルアクセスできるように、ファイル保存元に特
殊なIDを記述したファイルを持たせ、前記の統合アプ
リケーションがそのIDを検知すると、図6(b)に示
すように、保存元のファイル構造が多階層、単階層にか
かわらずアプリケーションのデスクトップの直下に縮小
JPEG圧縮画像付音声ファイルの単階層フォルダとし
て表示する。この特殊フォルダを直接アクセスすること
により、閲覧用画面に縮小されたJPEG圧縮画像デー
タ付き音声ファイル内の縮小JPEG圧縮画像群を表示
させることができる。なお、アプリケーションからはフ
オルダとして見たてることにより、OS管理のWind
ows Explorerからは見させなくし、矛盾を
生じさせないという効果を持たせることができる。
【0038】縮小JPEG圧縮画像群の閲覧用画面ヘの
描画方法は、ファイル管理装置のデータ記憶装置に、圧
縮画像データ付音声ファイルが図4(b)に示す状態で
格納されているので、音声ファイルヘッダ情報および画
像データヘッダ情報を、図2および図3のファイルフォ
ーマットに従って解読し、画像圧縮データ開始位置I_
S、画像圧縮データ終了位置I_Eを決定し、決定され
た画像圧縮データ開始位置I_Sを始点として画像デー
タ伸長処理ファイルにデータを渡し、閲覧用画面に描画
する。
【0039】次に、図6と異なる形態で、圧縮画像デー
タ付音声ファイルを閲覧表示する場合について図7を用
いて説明する。
【0040】ここで、図7(a)は生成された圧縮画像
データ付音声ファイルを格納しているネットワーク上に
接続されたサーバのホームページ用ファイル構造を示
し、図7(b)は圧縮画像データ付音声ファイルデータ
をネットワークを介して入力されるパソコン等からなる
圧縮画像データ付音声ファイル管理装置を示す。
【0041】一般的にホームページ管理用サーバのファ
イル構成は、図7(a)に示すように、ルートフォルダ
の下に多階層フォルダ構造となっている。その中に、圧
縮画像データ付音声ファイルを専用または共用フォルダ
の中に格納し、ファイル管理装置側では、図7(b)に
示すように、HTMLファイル内でリンクをかけ、ブラ
ウザの中でその映像部分のデータを閲覧できるように専
用のプラグインモジュールを開発して提供することによ
り、圧縮画像データ付音声ファイルを活用することがで
きる。
【0042】なお、マイクロソフト社が開発したInt
renet Explorerのプラグインの場合は、
図8に示すフォルダ内に専用のプラグインファイルをコ
ピーすることにより、Internet Explor
erとの連携が可能となる。他の実装方法としては、図
9に示すようにCOM(Componet Objec
t Model)を使った方法でもよく、この場合も専
用のプラグインファイルが必要となる。
【0043】
【発明の効果】本願請求項1および請求項2に記載の発
明によれば、ファイルフオーマットに関してはファイル
サイズを最小限に押さえることができ、また、ファイル
が圧縮形式で構成されるので、パソコン内や組み込み機
器内で用いた場合には、データを処理する際にバスがオ
ーバーロードすることがなく、またインターネット等に
おいて伝送容量の小さい回線で送っても、ファイル容量
が小さく抑えられるので、容易に転送することが可能と
なる。
【0044】本願請求項3に記載の発明によれば、本発
明に係る圧縮画像データ付音声ファイルをこの音声ファ
イルを生成した装置から入力して、ファイル管理装置に
おいて、容易に縮小化された音声付き画像を一覧表示さ
せることができる。
【0045】本願請求項4に記載の発明によれば、イン
ターネットホームページサーバーにおいて、本発明に係
る圧縮画像データ付音声ファイルをファイル管理させる
ことにより、ファイル管理に要する記憶容量を低減する
ことができると共に、インターネットブラウザ等を利用
して、容易にこの圧縮画像データ付音声ファイルにアク
セスすることが可能となる。
【0046】本願請求項5に記載の発明によれば、電子
スチルカメラ等の音声および画像処理装置において、取
り込まれた音声データおよび画像データを用いて、容易
に圧縮画像データ付音声ファイルを得ることができる。
【0047】本願請求項6に記載の発明によれば、電子
スチルカメラ等の音声および画像処理装置において、入
力された圧縮画像データ付音声ファイルを用いて、容易
に音声付き画像を閲覧表示させることができ、音声録音
時の撮影シーン等を容易に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧縮画像データ付音
声ファイルを生成すると共に、圧縮画像データ付音声フ
ァイルを用いて画像を閲覧する機能を備える電子スチル
カメラ等の音声および画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示すメモリ7に形成された圧縮画像デー
タ付音声ファイルフォーマットの一例を示す図である。
【図3】図2に示すディスプレイチャンクヘッダー(D
isp chunk Header)内のデータ領域に
格納される圧縮画像データとしてのJPEGサムネール
データ(Thumbnil Data)のファイルフォ
ーマットを示す図である。
【図4】図2に示すメモリ7に記憶された音声および画
像圧縮データから、システムコントローラ12の制御に
より、1つの圧縮画像データ付音声ファイルを生成する
過程を説明するための図である。
【図5】圧縮画像データ付音声ファイル生成装置および
圧縮画像データ付音声ファイルを記憶し閲覧する圧縮画
像データ付音声ファイル管理装置との関連を説明するた
めの図である。
【図6】圧縮画像データ付音声ファイル生成装置で生成
された圧縮画像データ付音声ファイルのファイル管理装
置における閲覧表示処理を説明するための図である。
【図7】圧縮画像データ付音声ファイルの管理システム
における閲覧表示処理を説明するための図である。
【図8】プラグインモジュールを使用した記述例を示す
図である。
【図9】COMオブジェクトを使用した記述例を示す図
である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 撮像プロセス部 4,14 A/D変換器 5 フレームメモリ 6 音声・画像圧縮伸長部 7 メモリ 8 コネクタ 9 メモリカード 10 信号処理部 11,16 D/A変換器 12 システムコントローラ 13 スイッチ 15 マイク 17 スピーカ 18 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA10 GB06 GB09 GB11 GB36 HA29 LA01 LA11 9A001 BB06 EE04 EE05 EE06 HH15 HH23 JJ25 JJ27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処
    理された画像データを包含させたことを特徴とする圧縮
    画像データ付音声ファイル。
  2. 【請求項2】 圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処
    理された画像データを包含させた圧縮画像データ付音声
    ファイルを生成することを特徴とする圧縮画像データ付
    音声ファイル生成装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の圧縮画像データ付音
    声ファイル生成装置と直接的または通信による間接的な
    手段により入力された前記圧縮画像データ付音声ファイ
    ルを管理する圧縮画像データ付音声ファイル管理装置に
    おいて、特定ID情報を有するファイルを認識して該フ
    ァイルを入れた特殊フォルダを形成し表示する手段と、
    入力された前記圧縮画像データ付音声ファイルを前記表
    示された特殊フォルダ中においてリネーム処理する手段
    と、前記リネーム処理された圧縮画像データ付音声ファ
    イルに基づいて、縮小画像化された音声付きサムネール
    画像群として閲覧表示する手段とから構成されているこ
    とを特徴とする圧縮画像データ付音声ファイル管理装
    置。
  4. 【請求項4】 圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処
    理された縮小画像からなる画像データを包含する圧縮画
    像データ付音声ファイルを格納するサーバと、該サーバ
    からネットワークを介して前記圧縮画像データ付音声フ
    ァイルを入力してホームページ上に描画する手段および
    描画された縮小画像データを一覧表示する手段とを有す
    る圧縮画像データ付音声ファイル管理装置とからなるこ
    とを特徴とする圧縮画像データ付音声ファイル管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 入力された映像データを圧縮処理する画
    像圧縮手段と、入力された音声データを圧縮処理する音
    声圧縮手段を備えた音声および画像処理装置において、 前記圧縮処理された音声データの音声ファイル内に前記
    圧縮処理された画像データを包含させた圧縮画像データ
    付音声ファイルを生成する手段を備えることを特徴とす
    る音声および画像処理装置。
  6. 【請求項6】 圧縮された画像データを伸長処理する画
    像データ伸長手段と、圧縮された音声データを伸長処理
    する音声データ伸長手段と、伸長された画像データと伸
    長された音声データに基づいて音声付き画像データを表
    示する閲覧表示手段とを備えた音声および画像信号処理
    装置において、 圧縮処理された音声ファイル内に圧縮処理された画像デ
    ータを包含させた圧縮画像データ付音声ファイルを入力
    して、前記圧縮された画像データおよび前記圧縮された
    音声データとを生成する手段を備えることを特徴とする
    音声および画像処理装置。
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