JP3557062B2 - 低ビットレート画像通信システムおよび低ビットレート画像通信センタ装置および低ビットレート画像通信方法 - Google Patents
低ビットレート画像通信システムおよび低ビットレート画像通信センタ装置および低ビットレート画像通信方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、低ビットレートで情報のやり取りを行う電子手帳やページャを含む携帯端末サービスやインターネットを用いたサービスにおいて、マルチメディア情報を提供する低ビットレート画像通信システムおよび低ビットレート画像通信センタ装置および低ビットレート画像通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来では文字を送信するだけであり、その時の送り手側の感情表現まで送信することは考慮されておらず、困難であった。また、静止画像や動画を送信するには回線が細いため、映像の品質として満足の行くものを送ることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、360 ×240 画素の大きさを持つ画像を転送する場合を考える。1画素にn bit を割り当てるとすると、データ量は86400 ×n bit となる。ページャを例にとると、通信レートは2400 bpsとなる。これで上記の画像の転送時間を計算すると、
非圧縮の場合 86400×n /2400=36×n 秒
となる。2値表示(n=1)としても、36秒もかかってしまう。また、JPEGのように圧縮できるものを用いる場合でも、
1 /20の圧縮率 86400×n /20/2400=1.8 ×n 秒
となる。256 色表示(n=8)とすると、14.4秒かかるため、リアルタイムを要求されるサービスには用いることができない。
【0004】
モデムを例にとると、現在の通信レートの最大量は38400 bps となる。これで非圧縮の場合における上記の画像の転送時間を計算すると、
86400 ×n /38400 =2.25×n 秒
となる。画面表示はほとんどがカラーであることを考えると、16色表示(n=4)としても、9秒もかかってしまう。
【0005】
本発明は、送り手側の感情が受け手側に伝わらないという点を解決し、面と向かって話しているような感覚をもたらす低ビットレート画像通信を、リアルタイムに提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
文字と記号の組み合わせにより作成されたピースマークであれば、7個を最大個数とすれば、データ量は7 ×8 =56 bitとなり、ページャで転送するには0.03秒もあれば十分である。また、似顔絵といった線画を用いる場合には、顔を150 点で表現したと仮定すると、すべて座標値を持つため、初期のデータ量は150 ×2 ×8 =2400 bitとなる。これに面の塗りつぶしの情報などを付加したと仮定して、毎回線画のデータを送ったとしても、モデムであれば、1秒間に約10回程度の顔の情報を送信することが可能となる。また、目や口の移動などといった顔の部分のみの変更箇所のデータを転送するのであれば、送信しなければならない座標値数は150 点よりもはるかに少なくなるため、リアルタイムを保証することが可能となる。
【0007】
また、感情表現を顔の部品の移動量で記述することにより、データの圧縮をはかることも可能となる。例えば、受け手側で送り手側の画像データベースを持っている場合には、送り手側からは感情のパターンを送信する。受け手側では指示されたパターンから、顔部品を移動させて該当する表情を作成する。すなわち、送り手側から来るデータは指示データのみであり、このデータ量としては数バイト程度を見ておけばよい。逆に、送り手側で画像データベースを持っている場合には、作成登録部で自分の感性にあった感情に対する表情を作成することができる。各々の感情に対する顔部品の移動量のデータを受け手側に送ることにより、送り手側が希望する画像を受け手側端末に表示することが可能となる。
【0008】
本発明は、低ビットレート画像通信において、文字列に加えて、ピースマークや似顔絵といった線画も一緒になったサービスを提供するようにし、かつ音声や映像から感情を取り出して似顔絵を感情に合わせて変形させる、という機能も提供する。従来の技術とは送り手側の感情表現を受け側に伝えることが可能となるという点が異なる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、低ビットレート画像通信を実現するシステム構成図を示す。
【0010】
図中の符号1は送り手側端末、2は受け手側端末、3は回線を表している。また、11はデータ入力部、12は画像データ作成登録部、13は画像データベース、14はデータ送信部を示し、21はデータ受信部、22は画像駆動部、23はデータ表示部を示す。
【0011】
例えば電子手帳やページャを含む携帯端末サービスやインターネットを用いたサービスに対応して、送り手側端末1に、さまざまなデータを入力するデータ入力部11、相手端末に表示したい画像データを作成して登録する画像データ作成登録部12、作成した画像データを格納しておく画像データベース13、データを受け手側端末に送信するデータ送信部14がもうけられる。また受け手側端末2には、送られてきたデータを格納するデータ受信部21、画像データを動かすための画像駆動部22、動かした画像データを出力するためのデータ表示部23がもうけられる。
【0012】
図1の場合には画像データベース13が送り手側端末1にもうけられている。
図2は、低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図を示す。
【0013】
図中の符号1,2,3,11,14,21,22,23は図1に対応しており、24は画像データ作成登録部、25は画像データベースを示す。
例えば電子手帳やページャを含む携帯端末サービスやインターネットを用いたサービスに対応して、送り手側端末1に、さまざまなデータを入力するデータ入力部11、データを受け手側端末に送信するデータ送信部14がもうけられる。また受け手側端末2には、送られてきたデータを格納するデータ受信部21、画像データを動かすための画像駆動部22、動かした画像データを出力するデータ表示部23、自分の端末に表示したい画像データを作成して登録する画像データ作成登録部24、画像データを格納しておく画像データベース25がもうけられる。
【0014】
図2の場合には画像データベース25が受け手側端末2にもうけられている。
図3は、低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図を示す。
【0015】
図中の符号は図1および図2に対応している。
例えば電子手帳やページャを含む携帯端末サービスやインターネットを用いたサービスに対応して、送り手側端末1に、さまざまなデータを入力するデータ入力部11、相手端末に表示したい画像データを作成して登録する画像データ作成登録部12、作成した画像データを格納しておく画像データベース13、データを受け手側端末に送信するデータ送信部14がもうけられる。また受け手側端末2には、送られてきたデータを格納するデータ受信部21、画像データを動かすための画像駆動部22、動かした画像データを出力するデータ表示部23、自分の端末に表示したい画像データを作成して登録する画像データ作成登録部24、画像データを格納しておく画像データベース25がもうけられる。
【0016】
図3の場合には例えば基準の顔データを送り手側から送り、受け手側でその基準の顔データに多少の変化を加えて表示するようにする。
図4は、低ビットレート画像通信を実現する本発明のシステム構成図を示す。
【0017】
図中の符号1,2,3,11,14,21,22,23は図1や図2に対応しており、4はセンタ、41は利用者管理テーブル、42は画像データ作成登録部、43は画像データベースを示す。
【0018】
例えば電子手帳やページャを含む携帯端末サービスやインターネットを用いたサービスに対応して、センタ4に、サービスを利用する利用者のリストや現在の接続の状態を管理する利用者管理テーブル41、受け手側端末に表示したい画像データを作成して登録する画像データ作成登録部42、作成した画像データを格納しておく画像データベース43がもうけられる。また送り手側端末1には、さまざまなデータを入力するデータ入力部11、データを受け手側端末に送信するデータ送信部14がもうけられる。更に受け手側端末2には、送られてきたデータを格納するデータ受信部21、画像データを動かすための画像駆動部22、動かした画像データを出力するためのデータ表示部23がもうけられる。
【0019】
図4の場合には、画像データベース43がセンタ4にもうけられている。
図5は、低ビットレート画像通信を表現する他のシステム構成図を示す。
図中の符号1,2,3,11,12,13,14,21,22,23,24,25は図1および図2に対応しており、15は音声入力部、16は音声特徴抽出部、26は音声出力部を表している。
【0020】
図5の全体構成は図3に対応している。ただ図5においては、送り手側端末1に、音声入力部15と、入力された音声から当該音声を発した人の感情を抽出する音声特徴抽出部16をもち、受け手側端末2に音声出力部26をもつ。
【0021】
図5の場合には、送り手側端末1において、音声を発した人の感情を当該音声から抽出して、受け手側端末2に送り、受け手側端末2において当該感情に対応した画像や音声を発するようにしている。
【0022】
図6は、低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図を示す。
図中の符号1,2,3,11,12,13,14,21,22,23,24,25は図1および図2に対応しており、17は映像入力部、18は映像特徴抽出部を示す。
【0023】
図6の全体構成は図3に対応している。ただ図6においては、送り手側端末1に、映像入力部17と、映像特徴抽出部18をもつ。図6の場合には、図5の場合に変えて、送り手の顔などを映像入力部17で映し取り、当該送り手の感情を映像特徴抽出部18で抽出する。受け手側端末2においては、当該感情を表す情報を受信して当該情報に対応した形で画像データを表示する。
【0024】
図7は、低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図を示す。図中の符号は図5および図6に対応しており、図7のシステム構成は図5と図6とを結合した構成に相当している。
【0025】
図8は、処理シーケンスの一例を示す。図8の場合には、図4に示すセンタ4内に顔データが登録されている場合に対応している。図中の「利用者A」は送り手側端末1における利用者であり、「センタ」は図4に示すセンタ4であり、「テーブル」は図4に示す利用者管理テーブル41であり、「利用者B」は受け手側端末2における利用者である。
【0026】
(8−1):利用者Aは利用者Bへの接続要求を行う。
(8−2):センタは利用者管理テーブルに対して利用者A,Bについての顔データの有無の問い合わせを行う(後述する第1表参照)。
【0027】
(8−3):センタは、利用者Aからの接続要求を利用者Bに対して行う。
(8−4):センタは、利用者Bから接続OKを受け取る。
(8−5):テーブル上に利用者Aや利用者Bの顔データが登録されている場合には、画像データベース(43)に登録されている顔データを受け取る。登録されていない場合には、任意の(デフォルトの)顔データを受け取る。
【0028】
(8−6):センタは、利用者A側に対して利用者Bの顔データを送信し、利用者B側に対して利用者Aの顔データを送信する。
(8−7):利用者Aから文字列データが送られてくると、センタは必要に応じて当該文字列データに対応した形の他の(他人のではなく)顔データを選択する。
【0029】
(8−8):センタは、文字列データと顔データとを利用者Bに対して送信する。
(8−9):利用者Bから文字列データが送られてくると、センタは必要に応じて当該文字列データに対応した形の他の(他人のではなく)顔データを選択する。
【0030】
(8−10): センタは、文字列データと顔データとを利用者Aに対して送信する。
(8−11): 以下同様の交信が行われ、利用者Aが切断要求を発したとき、センタは、利用者Aからの切断要求を利用者Bに対して発する。
【0031】
(8−12): 利用者Bから切断OKがくると、センタは、利用者Aと利用者Bとに対して切断を行う。
図9は処理シーケンスの他の例を示す。図9の場合には、各利用者端末内に顔データが登録されている場合に対応している。
【0032】
(9−1):利用者Aは利用者Bへの接続要求を行う。利用者Bからは接続OKをとる。
(9−2):利用者Aは、利用者管理テーブルに対して、利用者Bの顔データが登録されているか否かを問い合わせる。YESの場合には登録されている顔データを用い、NOの場合にはデフォルトの顔データを用いる。即ち、自端末の画面に表示する。
【0033】
(9−3):同様に、利用者Bは、利用者管理テーブルに対して、利用者Aの顔データが登録されているか否かを問い合わせる。YESの場合には登録されている顔データを用い、NOの場合にはデフォルトの顔データを用いる。即ち、自端末の画面に表示する。
【0034】
(9−4):利用者Aは、必要に応じて利用者Aの顔データを交替させつつ、文字列データと顔データとを利用者Bに送る。
(9−5):利用者Bは、必要に応じて利用者Bの顔データを交替させつつ、文字列データと顔データとを利用者Aに送る。
【0035】
(9−6):同様の交信を行った上で、利用者Aが切断要求を発し利用者Bが切断OKを出すと、利用者Aが回線を切断する。
図10は処理シーケンスの他の例を示す。図10の場合にはセンタの画像データベースに表情パターン(顔データと、当該顔に表情を与えるもの)を登録している場合に対応している。
【0036】
(10−1): 利用者Aは利用者Bへの接続要求を行う。
(10−2): センタは利用者管理テーブルに対して利用者A,Bについての顔データの有無の問い合わせを行う。
【0037】
(10−3): センタは、利用者Aからの接続要求を利用者Bに対して行う。
(10−4): センタは、利用者Bからの接続OKを受け取る。
(10−5): テーブル上に利用者Aや利用者Bの顔データが登録されている場合には、画像データベースに登録されている顔データを受け取る。登録されていない場合には、任意の(デフォルトの)顔データを受け取る。
【0038】
(10−6): センタは、利用者A側に対して利用者Bの顔データを送信する。またセンタは、利用者B側に対して利用者Aの顔データを送信する。
(10−7): 利用者Aから文字列データと表情パターンとが送られてくると、センタは、利用者Aについての指定された表情をもつ顔データを選択する。
【0039】
(10−8): センタは、文字列データと顔データとを利用者Bに対して送信する。
(10−9): 利用者Bから文字列データと表情パターンとが送られてくると、センタは、利用者Bについての指定された表情をもつ顔データを選択する。
【0040】
(10−10):センタは、文字列データと顔データとを利用者Bに対して送信する。
(10−11):以下同様の交信が行われ、利用者Aが切断要求を発したときセンタは、利用者Aからの切断要求を利用者Bに対して発する。
【0041】
(10−12):利用者Bからの切断OKがくると、センタは、利用者Aと利用者Bとに対して切断を行う。
図11は処理シーケンスの他の例を示す。図11の場合には、各利用者端末内に表情パターンが登録されている場合に対応している。
【0042】
(11−1): 利用者Aは利用者Bへの接続要求を行う。利用者Bからは接続OKをとる。
(11−2): 利用者Aは、利用者管理テーブルに対して、利用者Bの顔データが登録されているか否かを問い合わせる。YESの場合には登録されている顔データを用い、NOの場合にはデフォルトの顔データを用いる。即ち、自端末の画面に表示する。
【0043】
(11−3): 同様に、利用者Bは、利用者管理テーブルに対して、利用者Aの顔データが登録されているか否かを問い合わせる。YESの場合には登録されている顔データを用い、NOの場合にはデフォルトの顔データを用いる。即ち、自端末の画面に表示する。
【0044】
(11−4): 利用者Aは、必要に応じて利用者Aについての指定された表情パターンをもつ顔データを選択し、文字列データと顔データとを利用者Bに送る。
(11−5): 利用者Bは、必要に応じて利用者Bについての指定された表情パターンをもつ顔データを選択し、文字列データと顔データとを利用者Aに送る。
【0045】
(11−6): 同様の交信を行った上で、利用者Aが切断要求を発し利用者Bが切断OKを出すと、利用者Aが回線を切断する。
図12は処理シーケンスの他の例を示す。図12の場合にはセンタの画像データベースに表情パターン(顔を表現するに必要な目や鼻などの顔部品)を登録している場合に対応している。
【0046】
(12−1): 利用者Aは利用者Bへの接続要求を行う。
(12−2): センタは利用者管理テーブルに対して利用者A,Bについての顔データの有無の問い合わせを行う。
【0047】
(12−3): センタは、利用者Aからの接続要求を利用者Bに対して行う。
(12−4): センタは、利用者Bからの接続OKを受け取る。
(12−5): テーブル上に利用者Aや利用者Bの顔データが登録されている場合には、登録されている顔データと、顔部品の所定位置からの移動量とを受け取る。登録されていない場合には、デフォルトの顔データと顔部品の移動量とを受け取る。
【0048】
(12−6): センタは、利用者A側に対して利用者Bの顔データを送信する。またセンタは、利用者B側に対して利用者Aの顔データを送信する。
(12−7): 利用者Aから文字列データと表情パターンとが送られてくると、センタは、利用者Aについての指定された表情をもつための顔部品の移動量を選択する。
【0049】
(12−8): センタは、文字列データと顔部品の移動量とを利用者Bに対して送信する。利用者Bにおいては顔部品の移動量に対応して構築した利用者Aの顔を表示する。
【0050】
(12−9): 利用者Bから文字列データと表情パターンとが送られてくると、センタは、利用者Bについての指定された表情をもつための顔部品の移動量を選択する。
【0051】
(12−10):センタは、文字列データと顔部品の移動量とを利用者Aに対して送信する。利用者Aにおいては顔部品の移動量に対応して構築した利用者Bの顔を表示する。
【0052】
(12−11):同様の交信を行った上で、利用者Aが切断要求を発し利用者Bが切断OKを出すと、センタは、利用者Aと利用者Bとに対して切断を行う。
図13は処理シーケンスの他の例を示す。図13の場合には、各利用者端末内に表情パターン(顔部品)を登録している場合に対応している。
【0053】
(13−1): 利用者Aは利用者Bへの接続要求を行う。利用者Bからは接続OKをとる。
(13−2): 利用者Aは、利用者管理テーブルに対して、利用者Bの顔データが登録されているか否かを問い合わせる。YESの場合には、登録されている顔データと顔部品の所定位置からの移動量を受け取る。NOの場合には、デフォルトの顔データと顔部品の移動量とを受け取る。
【0054】
(13−3): 同様に、利用者Bは、利用者管理テーブルに対して、利用者Aの顔データが登録されているか否かを問い合わせる。YESの場合には、登録されている顔データと顔部品の所定位置からの移動量を受け取る。NOの場合には、デフォルトの顔データと顔部品の移動量とを受け取る。
【0055】
(13−4): 利用者Aは、必要に応じて利用者Aについての指定された表情をもつための顔部品の移動量を決定する。
(13−5): 利用者Aは、文字列データと顔部品の移動量とを利用者Bに対して送信する。利用者Bにおいては顔部品の移動量に対応して構築した利用者Aの顔を表示する。
【0056】
(13−6): 利用者Bは、必要に応じて利用者Bについての指定された表情をもつための顔部品の移動量を決定する。
(13−7): 利用者Bは、文字列データと顔部品の移動量とを利用者Aに対して送信する。利用者Aにおいては顔部品の移動量に対応して構築した利用者Bの顔を表示する。
【0057】
(13−8): 同様の交信を行った上で、利用者Aが切断要求を発し利用者Bが切断OKを出すと、利用者Aが回線を切断する。
以下、実施の形態について述べてゆく。
〔実施例1〕
サービスを提供するセンタには、サービスを利用する利用者情報などを利用者管理テーブルに登録し、また画像データベースにはあらかじめ利用者が希望する顔のデータ(ピースマークや似顔絵など)を登録しておく。第1表に利用者管理テーブルを示し、
【0058】
【表1】
【0059】
第2表に画像データベースに格納されている顔のデータを示す。
【0060】
【表2】
【0061】
第1表においては、利用者IDに対応して、利用者情報(氏名、住所、電話番号)と、データベースに対する接続の状態を管理する接続先有無と、顔データ格納位置とが記述されている。また第2表においては、利用者IDに対応して、顔データと顔データをどの順に表示するかを指示する表示順とが記述されている。
【0062】
利用するときに、送り手側からの利用者IDにより顔データを特定し、受け手側の端末に送信する。また、顔データを複数登録しておく場合には、図14に示すように、受け手側端末に顔データをどのような順番で表示するかを記述することにより、サービスに幅を持たせることが可能となる。
〔実施例2〕
自端末内に自分の顔データを登録しておく。すなわち、第2表に示す画像データベースを自端末に保有するということである。利用するときに、顔データを送る。この場合、実施例1の場合とは異なり、サービスはセンタを介さない。
〔実施例3〕
サービスを利用する利用者情報などを利用者管理テーブルに登録し、サービスを提供するセンタにある画像データベースにはあらかじめ感情にあった文字と記号で作成したピースマークを登録しておく。第3表に示す画像データベースにデータを格納する。
【0063】
【表3】
【0064】
第3表においては、喜びとか悲しみとかの感情表現に対応して、表示すべきピースマークを記述している。
利用するときに、送り手側は送信する文字列とともに表情パターンを示す情報も送信する。センタ側は送信文より、表情パターンの情報を取り出し、受け手側の端末に文字列とともに指定された表情をもつピースマークを送信する。この場合各々の感情表現に対して複数のピースマークが登録されるため、受け手側の端末には、ランダムにピースマークを変えて表示することで、サービスに幅を持たせることが可能となる。
〔実施例4〕
自端末内に感情にあった文字と記号で作成したピークマークを登録しておく。すなわち、第3表に示す画像データベースを自端末に保有するということである。利用するときに、送り手は自分の感情を表現するピースマークを送信する。この場合、実施例3の場合とは異なり、サービスはセンタを介さない。同じ感情に登録されているピースマークを、ある間隔において送信することにより、受け手側の端末には、ランダムにピースマークを変えて表示することで、サービスに幅を持たせることが可能となる。
〔実施例5〕
サービスを提供するセンタには、サービスを利用する利用者情報などを利用者管理テーブルに登録し、利用者の似顔絵を基にして、あらかじめ感情にあった似顔絵のバリエーションを登録しておく。第4表に示す画像データベースにデータを格納する。
【0065】
【表4】
【0066】
第4表においては、利用者IDに対応して、基準の顔データと、基準へ顔データを変化させた感情1に該当する顔データならびに当該感情1の場合の表示順と、感情2に該当する顔データならびに感情2の場合の表示順と・・・・・が記述されている。
【0067】
複数登録されている場合は、実施例1に示したのと同じ方法で、受け手側端末に表示させる。利用するときに、送り手側は表情パターンの情報を送信する。センタ側は送られてきた表情パターンの情報から、受け手側の端末に指定された表情をもつ似顔絵を送信する。
〔実施例6〕
似顔絵を基にして、自端末内に感情にあった似顔絵のバリエーションを登録しておく。すなわち、第4表に示す画像データベースを自端末に保有するということである。利用するときに、送り手は自分の感情を表現する顔の表情データを送信する。この場合、実施例5の場合とは異なり、サービスはセンタを介さない。
〔実施例7〕
サービスを提供するセンタにはサービスを利用する利用者情報などを利用者管理テーブルに登録し、あらかじめサービスを利用する利用者の似顔絵を登録しておく。第5表に示す画像データベースにデータを格納する。
【0068】
【表5】
【0069】
第5表においては、利用者IDに対応して基準の顔データが記述されている。
これを画像データベースにより管理し、送り手側と受け手側の番号より、各々の端末に表示する似顔絵を決定する。登録されていない場合は、デフォルトで表示する絵をあらかじめ決めておくことにより、対応する。その処理の流れを図15に示す。
【0070】
(1) ステップS1…利用者Aから利用者Bへのアクセス要求を行う。
(2) ステップS2…利用者AのIDが、画像データベースにあるか否かを調べる。
【0071】
(3) ステップS3…YESの場合、利用者Aの似顔絵を選択する。
(4) ステップS4…NOの場合、任意の顔の似顔絵を選択する。
(5) ステップS5…利用者BのIDが、画像データベースにあるか否かを調べる。
【0072】
(6) ステップS6…YESの場合、利用者Bの似顔絵を選択する。
(7) ステップS7…NOの場合、任意の顔の似顔絵を選択する。
人間の表情を分類し、顔部品の移動量など定量的なものを決めておく。これらの対応付けは、第6表に示すような感情表現テーブルで管理される。
【0073】
【表6】
【0074】
第6表においては、夫々の感情に対応して、「右目上部」「右目下部」「左目上部」「左目下部」・・・・などの当該感情を表現する上で好ましい移動量が記述されている。
【0075】
登録された絵を元にして前に決めた顔部品を移動し、各々の表情を作成しておく。送り手側には表情のパターンを通知しておく。利用するときに、送り手側は送信する文字列とともに表情パターンも送信する。センタ側は表情パターンを取り出し、受け手側の端末に文字列とともに指定された表情をもつ似顔絵を送信する。
〔実施例8〕
センタを介さないシステムの場合には、自分の似顔絵は自端末内に登録する。第5表に示す画像データベースにより、各々の表情を自端末において作成する。送り手側には表情のパターンの一覧を見えるようにしておく。利用するときに、送り手側は送信する際に表情パターンを指定し、受け手側の端末に登録された表情を持つ似顔絵を送信する。
〔実施例9〕
〔実施例7〕において、送り手側には感情表現のパターンを通知しておく。サービスを利用するときに、送り手側は感情表現パターンを送信する。センタ側は送られてきた感情表現パターンより、受け手側の端末に指定された感情表現を送信する。受け手側の端末で指定された感情表現に合うように、あらかじめ送信された送り手側の似顔絵から顔部品を移動させて表現を実現する。
〔実施例10〕
サービスを提供するセンタにはサービスを利用する利用者情報などを利用者管理テーブルに登録し、あらかじめサービスを利用する利用者の似顔絵を登録しておく。人間の表情を分類し、顔部品の移動量など定量的なものを決めておく。登録された絵を元にして前に決めた顔部品を移動し、各々の表情を作成しておく。基準となる音声もあらかじめ利用者に入力してもらい、そのデータを基に、音声の特徴の初期値を取り出しておく。入力された音声の特徴から、感情を取り出し、受け手側の端末に指定された表情をもつ似顔絵を送信する。
〔実施例11〕
〔実施例10〕において、入力された音声の特徴から、当該音声を発している人の感情を抽出し、受け手側の端末に指定された感情表現を送信する。受け手側の端末で指定された感情表現に合うように、あらかじめ送信された送り手側の似顔絵から顔部品を移動させて表現を実現する。
〔実施例12〕
〔実施例8〕において、登録された絵を元にして前に決めた顔部品を移動し、各々の表情を作成しておく。基準となる音声をあらかじめ自端末に入力し、そのデータを基に、音声の特徴の初期値を取り出しておく。入力された音声の特徴から、感情を取り出し、受け手側の端末に指定された表情をもつ似顔絵を送信する。受け手側の端末で指定された感情表現に合うように、あらかじめ送信された送り手側の似顔絵から顔部品を移動させて表現を実現する。
〔実施例13〕
サービスを提供するセンタにはサービスを利用する利用者情報などを利用者管理テーブルに登録し、あらかじめサービスを利用する利用者の似顔絵を登録しておく。人間の表情を分類し、顔部品の移動量など定量的なものを決めておく。登録された絵を元にして前に決めた顔部品を移動し、各々の表情を作成しておく。基準となる映像をあらかじめ利用者に入力してもらい、そのデータを基に、利用者の映像の特徴の初期値を取り出しておく。入力された映像の顔の表情や動作から、感情を取り出し、受け手側の端末に指定された表情をもつ似顔絵を送信する。
〔実施例14〕
〔実施例13〕において、入力された映像の顔の表情や動作から、感情を抽出し、受け手側の端末に指定された感情表現を送信する。受け手側の端末で指定された感情表現に合うように、あらかじめ送信された送り手側の似顔絵から顔部品を移動させて表現を実現する。
〔実施例15〕
〔実施例8〕において、登録された絵を元にして前に決めた顔部品を移動し、各々の表情を作成しておく。基準となる映像をあらかじめ自端末に入力し、そのデータを基に、利用者の映像の特徴の初期値を取り出しておく。入力された映像の顔の表情や動作から、感情を取り出し、受け手側の端末に指定された表情をもつ似顔絵を送信する。受け手側の端末で指定された感情表現に合うように、あらかじめ送信された送り手側の似顔絵から顔部品を移動させて表現を実現する。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、低ビットレート画像通信において文字列に加えて感情表現を送る、あるいは送られてくる音声情報から感情を取り出して、それをリアルタイムに受け手の端末に表示することにより、送り手側の意図をより明確に受け手側に伝えることが可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】低ビットレート画像通信を実現するシステム構成図である。
【図2】低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図である。
【図3】低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図である。
【図4】低ビットレート画像通信を実現する本発明のシステム構成図である。
【図5】低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図である。
【図6】低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図である。
【図7】低ビットレート画像通信を実現する他のシステム構成図である。
【図8】処理シーケンスの一例を示す。
【図9】処理シーケンスの他の例を示す。
【図10】処理シーケンスの他の例を示す。
【図11】処理シーケンスの他の例を示す。
【図12】処理シーケンスの他の例を示す。
【図13】処理シーケンスの他の例を示す。
【図14】表示候補が複数ある顔データの表示順の一例を示す。
【図15】似顔絵選択アルゴリズムの例を示す。
Claims (9)
- 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現するシステムであって、
前記受け手側端末に表示する顔データを作成/登録する画像データ作成登録部と、
前記顔データを格納しておく画像データベースと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有するセンタ装置と、
前記顔データに対応する文字列データを入力するデータ入力部と、
前記文字列データを前記センタ装置に送信するデータ送信部と
を有する、前記利用者中の送り手に対応する送り手側端末と、
前記センタ装置から送られてきた顔データを格納するデータ受信部と、
前記顔データを出力するためのデータ表示部と、
前記顔データを前記データ表示部に表示する画像駆動部と
を有する前記受け手側端末と、
を備え、
前記センタ装置は、前記送り手側端末から受信した前記文字列データに対応した顔データを前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データから選択し、該顔データを前記受け手側端末に送信するように構成されている
ことを特徴とする低ビットレート画像通信システム。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現するシステムであって、
前記受け手側端末に表示する顔データを作成/登録する画像データ作成登録部と、
前記顔データを格納しておく画像データベースと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有するセンタ装置と、
表情パターンを示すデータを入力するデータ入力部と、
前記表情パターンを示すデータを前記センタ装置に送信するデータ送信部と
を有する、前記利用者中の送り手に対応する送り手側端末と、
前記センタ装置から送られてきた顔データを格納するデータ受信部と、
前記顔データを出力するためのデータ表示部と、
前記顔データを前記データ表示部に表示する画像駆動部と
を有する前記受け手側端末と、
を備え、
前記センタ装置は、前記送り手側端末から受信した前記表情パターンを示すデータによって指定された表情を持つ顔データを前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データから選択し、該顔データを前記受け手側端末に送信するように構成されている
ことを特徴とする低ビットレート画像通信システム。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現するシステムであって、
前記受け手側端末に表示する基準の顔データを作成/登録する画像データ作成登録部と、
前記顔データを格納しておく画像データベースと、
表情と顔部品の移動量との対応付けを管理する感情表現テーブルと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有するセンタ装置と、
表情パターンを示すデータを入力するデータ入力部と、
前記表情パターンを示すデータを前記センタ装置に送信するデータ送信部と
を有する、前記利用者中の送り手に対応する送り手側端末と、
前記センタ装置から送られてきた顔データと顔部品の移動量とを格納するデータ受信部と、
前記顔データから前記顔部品の移動量に対応した顔データを構築する画像駆動部と、
前記構築された顔データを出力するためのデータ表示部と
を有する前記受け手側端末と、
を備え、
前記センタ装置は、前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データを前記受け手側端末に送信するとともに、前記送り手側端末から受信した前記表情パターンを示すデータによって指定された表情を持つための顔部品の移動量を前記感情表現テーブルから選択し、該顔部品の移動量を前記受け手側端末に送信するように構成されている
ことを特徴とする低ビットレート画像通信システム。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現するセンタ装置であって、
前記受け手側端末に表示する顔データを作成/登録する画像データ作成登録部と、
前記顔データを格納しておく画像データベースと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有し、
前記サービスを利用する利用者中の送り手に対応する送り手側端末から受信した文字列データに対応した顔データを前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データから選択し、該顔データを前記受け手側端末に送信するように構成されている
ことを特徴とする低ビットレート画像通信センタ装置。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現するセンタ装置であって、
前記受け手側端末に表示する顔データを作成/登録する画像データ作成登録部と、
前記顔データを格納しておく画像データベースと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有し、
前記サービスを利用する利用者中の送り手に対応する送り手側端末から受信した表情パターンを示すデータによって指定された表情を持つ顔データを前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データから選択し、該顔データを前記受け手側端末に送信するように構成されている
ことを特徴とする低ビットレート画像通信センタ装置。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現するセンタ装置であって、
前記受け手側端末に表示する基準の顔データを作成/登録する画像データ作成登録部と、
前記顔データを格納しておく画像データベースと、
表情と顔部品の移動量との対応付けを管理する感情表現テーブルと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有し、
画像データベースに登録されている、前記サービスを利用する利用者中の送り手の顔データを前記受け手側端末に送信するとともに、前記送り手に対応する送り手側端末から受信した表情パターンを示すデータによって指定された表情を持つための顔部品の移動量を前記感情表現テーブルから選択し、該顔部品の移動量を前記受け手側端末に送信するように構成されている
ことを特徴とする低ビットレート画像通信センタ装置。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現する、
当該受け手側端末に表示する顔データを格納しておく画像データベースと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有するセンタ装置における画像通信方法であって、
前記顔データを作成し、該顔データを前記画像データベースに登録する段階と、
前記サービスを利用する利用者中の送り手に対応する送り手側端末から前記顔データに対応する文字列データを受信する段階と、
前記送り手側端末から受信した前記文字列データに対応した顔データを前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データから選択する段階と、
該顔データを前記受け手側端末に送信する段階と
を有することを特徴とする低ビットレート画像通信方法。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現する、
当該受け手側端末に表示する顔データを格納しておく画像データベースと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有するセンタ装置における画像通信方法であって、
前記顔データを作成し、該顔データを前記画像データベースに登録する段階と、
前記サービスを利用する利用者中の送り手に対応する送り手側端末から表情パターンを示すデータを受信する段階と、
前記送り手側端末から受信した前記表情パターンを示すデータによって指定された表情を持つ顔データを前記画像データベースに登録されている前記送り手の顔データから選択する段階と、
該顔データを前記受け手側端末に送信する段階と
を有することを特徴とする低ビットレート画像通信方法。 - 電子手帳やページャを含む携帯端末あるいはインターネットを用いて、サービスを利用する利用者中の受け手に対応する受け手側端末に顔データを表示可能な画像通信サービスを実現する、
当該受け手側端末に表示する基準の顔データを格納しておく画像データベースと、
表情と顔部品の移動量との対応付けを管理する感情表現テーブルと、
前記サービスを利用する利用者の、利用者ID、現在の接続先、および顔データの前記画像データベースにおける格納位置を管理する利用者管理テーブルと
を有するセンタ装置における画像通信方法であって、
前記顔データを作成し、該顔データを前記画像データベースに登録する段階と、
前記画像データベースに登録されている、前記サービスを利用する利用者中の送り手の顔データを前記受け手側端末に送信する段階と、
前記送り手に対応する送り手側端末から表情パターンを示すデータを受信する段階と、
前記送り手側端末から受信した前記表情パターンを示すデータによって指定された表情を持つための顔部品の移動量を前記感情表現テーブルから選択する段階と、
該顔部品の移動量を前記受け手側端末に送信する段階と
を有することを特徴とする低ビットレート画像通信方法。
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